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常に最高を更新中!挑戦を恐れない新進気鋭の実力派バンド「totemぽぉる」の裏側に迫る
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常に最高を更新中!挑戦を恐れない新進気鋭の実力派バンド「totemぽぉる」の裏側に迫る

2022年に開催されたロックバンドオーディション『Brand-New Band Story』にて、GEN(04 Limited Sazabys)や Hiro(MY FIRST STORY)といった名だたるアーティストの満場一致で優勝をおさめ、メジャーデビューを果たした「totemぽぉる」。 今後さらなる活躍が期待される彼らの知られざる裏側は、どんな姿なのだろうか。 3月上旬、先輩バンドである FOMARE を追って札幌に滞在していたメンバー3人への独占インタビューにて迫りたい。

その擦り合せがバンドになっていく

今回のインタビュー取材の冒頭では、まず totemぽぉる が創り出す楽曲の制作方法について伺ってみた。 ―――今までに素敵な楽曲を数々リリースされていますが、普段の楽曲制作はどのように行っているんですか? 蘇我(Vo)自分が曲を作ってきて、こんなの作りたいって言うことが多いんですけど、最近はセッションも取り入れてます。歌詞は本や映画から着想を得ることが多いですね。小さい頃から本を読むのが好きで。 totemぽぉる が作る楽曲の歌詞からは、確かにその片鱗が見て取れ、爆音をかき鳴らして歌う想いは、ストレートながらも、その言い回しはどこか詩的な作品が多い。その絶妙なバランスが、彼らの魅力なのかもしれない。 楽曲『夕方エンジェル』では、「炭酸みたいな君の憂鬱は ぼくの脳みそを溶かすモルヒネだ」という歌詞も綴られており、クセになる言い回しに才能を感じる。 炭酸みたいな君の憂鬱は ぼくの脳みそを溶かすモルヒネだ 楽曲『夕方エンジェル』より 次に、もう一歩踏み込んだ質問を投げかけてみた。 ―――楽曲を作る上で一貫した方向性や、ライブを通して伝えたいメッセージはありますか? 蘇我(Vo)人を元気にさせるような曲を作りたいですねやっぱり。僕はあまり失敗を失敗と思ってなくて、今自分が最高な状態であれば全てが必然だったって信じられるんじゃないかって。いつだって自分は最高なんだよってことを伝えたいです。 栗原(Dr)ライブを見て、今までの生活のちょっとした空白が埋まるようなライブをしたいです。音楽を聴いた人の生活の一部になっていくみたいな。 関野(Ba)音楽を聴いた人にとにかく楽しくなって欲しいです。元気になって欲しい。 確かに、totemぽぉるの楽曲は常に底抜けに明るい訳ではない。が、悲観的という訳でもない。いつだって等身大の姿を歌い、それすら「最高だ」とリスナーを抱きしめて肯定してくれるような力があるのだ。 特に、昨年リリースされた『LOVE』には、totemぽぉるのそのスタンスが顕著に表れている。ぜひMVとあわせて聴いてみて欲しい。 もしこんな世界が優しくなったら君も明日から元気になれるかな ねぇずっと僕らは間違ってないからさ 誰にも負けちゃだめだよ 楽曲『LOVE』より ここまでのインタビューでは、真剣に、そして生き生きと音楽を楽しんでいる彼らの様子が伝わってきた。そんな totemぽぉる だが、楽曲制作において壁にぶつかることはあるのだろうか。 ―――普段、楽曲制作で悩むことはありますか? 蘇我(Vo)それはもういっぱいあります(笑)。楽曲を良くしようとすればするほど、歌詞とかメロディーに対する言葉の入れ方とか考える事も増えていって。でも、バンドでスタジオに入った時、何となしに出てきたフレーズや、決めのおかずが良かったりするんですよね。 ―――最初の原型から完成する曲が変わることもあるんですか? 蘇我(Vo)めちゃくちゃあります。バンドマジックというか、バンドの強みというか。バンドだからこそ、自分のイメージと違う方向に楽曲が行って、その擦り合わせがバンドになって良い曲ができるんじゃないんですかね。 最初の質問では、蘇我は原型を自分が作ることが多いと語ってくれた。その過程で悩むことも多々あるが、そんな時こそ1人ではなく複数人で制作に取り組むことができるバンドの強みが生きてくるようだ。全員で良い楽曲を作っていこうというバンドの姿勢が垣間見えた瞬間だった。

その瞬間の最高を目指して

さらに、ライブでの様子について尋ねてみた。 ―――totemぽぉるのライブは、演者も観客もとても熱いことが特徴の一つだと思います。ライブをする上でどんなことを大切にしていますか? 蘇我(Vo)その瞬間その瞬間を大切にしたいです。対バンや観客の雰囲気もみて、その場が一番楽しくなるように。ちょっとずれちゃったりもするけど、そのずれもライブなのかなって。ライブの完成度より、その瞬間瞬間で最高なことを重視してます。 栗原(Dr)ドラマーやリズム隊はやっぱり出音だと思うんですよね。楽しくさせたいのが前提なんですけど、でも棘は持つようにしてます。まけねぇよ!ぐらいの感じですね。俺が一番良い音出してやるって気持ちが音にも全面に出てますね。 関野(Ba)やる側も見る側も楽しむのがライブだと思っていて。高校生の頃はミスをすると落ち込んで保守的なライブに走ってしまうこともあったんですけど、最近はミスしても楽しいです。ミスした時の顔ってダイレクトに伝わるんですよ。とにかく楽しむことを大切にして、そしたらお客さんにもその楽しさが伝わるんです。 筆者自身もロックバンドのライブにはよく観客として足を運ぶのだが、ライブの醍醐味については同意見だ。 もちろん、生で素晴らしい技術の歌や演奏が聴けることも魅力の一つだが、その日のコンディションや観客の雰囲気など、様々な予測不可能な要因によってライブの様子は変わってくる。 どんなアーティストにも共通することだが、こうすれば必ずライブが成功するという答えが無い中で、常にその場のベストを尽くすことに意味があると言えるのだろう。

最大の武器は「ぶっ飛んでいる」こと

また、totemぽぉる のメンバー自身が考える彼らの強みや特徴についても考えも伺ってみた。 ―――全力を出し尽くす熱いライブや、特徴的な楽曲などtotemぽぉるには魅力が沢山ありますが、自分たちの最大の武器は何だと思いますか? 蘇我(Vo)ぶっ飛んでいるところだと思ってます(笑)。ギャンブルでいったらオッズが高い方に全部ベットしちゃうような、思い切りの良さが武器じゃないですかね。 ―――「ぶっ飛んでいる」と言えば、皆さんは今、対バン後も先輩バンド FOMARE のツアーに付いて行かれて、全国各地を回っていますよね? (※ FOMAREが、2024年1月にリリースした新アルバム『be with you』ツアーの神奈川公演、静岡公演に、totemぽぉるは対バン相手として呼ばれていた) 蘇我(Vo)下手したら先輩に迷惑がかかっちゃうし、自分たちのやらなきゃいけないこともあるし、勿論お金もかかるじゃないですか。でも平成初期のバンドってそういうことをしているイメージがあるんです。昔出来たんだったら今も出来るでしょマインドで。今回ってお金も無くて移動も辛いけど、各地でスタジオに入ってメンバーとの時間も増えてグルーブが生まれて、全部が無駄じゃなくて。音楽に還元できるようになったらいいなって思ってます。 ―――何かその中で印象に残っていることはありましたか? 蘇我(Vo)FOMARE ツアーの金沢編に飛び入り参加させてもらったことです。その前が富山で、Hawaiian6 との対バンだったんですけど、俺が打ち上げに参加させてもらっていて。ドラムの畑野さんに「せっかく来てやる気があるならやってみろよ」って言ってもらえたんです。怖いじゃないですか。けど、ここで引き下がったら意味が無いって思って、「できます」って。 15分だけだったけど、全力出しすぎて汗だくでした。 ―――お二人は何か武器だと思う部分はありますか? 栗原(Dr)ぶっ飛んでいるからこそリアルでしかないところですかね。リアルしか見せられない、嘘がつけない、一番リアルです(笑)。ひけらかそうとしている訳じゃないですけど、カッコいい所もカッコ悪い所も全部見せる等身大なバンドってのが武器です。 関野(Ba)三人が同じ方向を向いているところですね。FOMARE に付いていくことも満場一致で決まったんです。普通だったら誰かしら渋るじゃないですか。だから、三人だったら今後もやっていけるって思います。 3人揃って「ぶっ飛んでいる」ことが武器と捉える totemぽぉる。 口だけでなく、実際に行動でそれを体現する三人なら、他のバンドには出来ないことでも成し遂げてしまうと思わせられる、そんな雰囲気が3人からは感じられた。 ―――最後に、今後挑戦してみたいことや目標はありますか? 蘇我(Vo)変わった曲を作りたいです。今まではストレートな曲が多かったですけど、今までにない自分を見つけたいですね。行ける時は遠くまで言ってその街の曲を書いたり、色んなジャンルに手を出すと言うより、深堀りしていって新しい自分を見つける作業みたいな感じですかね。あとは一貫して、バンドの顔になる曲を作りたいです。今年! 栗原(Dr)でっかいところに立ちたいですね。そこに立ってライブをしたら、どんなに気持ちが良いんだろうって気になります。個人的には富士山にも登りたいです(笑)。 関野(Ba)47都道府県ツアーとかしてみたいです。その場所にちなんだアーティストを対バンで読んだりして。あとは地元栃木のベリテンライブにも出たいです。栃木と言えば totemぽぉる いるよねって言われるようになりたいですね。

インタビューを振り返って

今回のインタビューを通し伝わってきたのは、バンド活動に対する真摯な姿勢と熱い想い、そして何よりメンバー3人の関係性の良さだった。誰か一人が突っ走ること無く、全員揃って同じ方向に向かって同じ気持ちで進んでいるバンドは、決して多くは無いだろう。 10代・20代の若者世代にこそ、「totemぽぉる」の楽曲を聴いてみて欲しい。 彼らの姿と音楽に、きっと勇気づけられる人は多いのではないだろうか。

リリース情報

SINGLE作品:LOVE 2023/09/06 (Wed) RELEASE COKM-44588 1.LOVE 2.夕方エンジェル 各配信サイト:https://lnk.to/totempole_LOVE

関連リンク

公式サイト:https://totem-pole.com/ YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/channel/UCmSn1SPXQnL56tJ5VDRAYVQ X(Twitter):https://twitter.com/boron_boron4649 Instagram:https://www.instagram.com/totempole2022/
耳心地の良さが特徴 レゲエがルーツの次世代バンド・ASOUNDとは
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耳心地の良さが特徴 レゲエがルーツの次世代バンド・ASOUNDとは

2020年コロナ禍に突如結成され、音楽界に頭角を表した次世代バンドASOUND(アサウンド)。 レゲエを中心にR&BやJazzをクロスオーバーさせ、一つのジャンルに囚われない自由でオリジナルな音を紡ぐ。 ”その時にやりたい曲を自分たちのスタイルでやる。”をモットーに、カメレオンのように毎回バンドの雰囲気をガラッと変え、彼らにしかできないモダンなサウンドを巧みに生み出す。 コアなファン層からポップミュージック・リスナーまで、多くの人がASOUNDの音楽に魅せられているという。 昨年の9月にリリースされたシングルでは日本のラッパー・鎮座DOPENESSをフューチャリングに迎えた「Meditation feat. 鎮座DOPENESS」をリリースしており、着実に知名度をあげている。 ASOUND「Meditation feat. 鎮座DOPENESS」ライブパフォーマンス動画: 今回の記事では、そんな誰が聴いても”かっこいい”と感じるサウンドを奏でる今の時代の新鋭バンドをご紹介しよう。

メンバーの共通言語はレゲエ

ASOUNDのメンバーは4人で構成されている。 NY留学を経験済みで圧倒的な歌唱力を持つボーカル・ARIWAを筆頭に、数々のバンドをこなしてきたステージ経験豊富なキーボーディスト・Couta、音楽専門学校を卒業しトラックメイクもこなす多才なベーシスト・Soma、そして齢18歳にしてワールドツアー経験済みの実力派ドラマー・Manaw。 それぞれが高いスキルと豊富な経験値を積んでおり、総合的に見てもレベルの高いバンドとなっている。 まだ全員が20代前半という若い世代だが、メンバーの共通点として挙げられるのは彼らの世代には少し珍しくも思えるレゲエだという。 ARIWAの母親は1980年代前半にガールズバンドの先駆けとしてデビューしたバンド・元ZELDAのサヨコ、そしてドラマーManauはアイヌ伝統を現代に繋ぐバンド・OKI DUB AINU BANDのOKIを父に持つ。 現役又は元ミュージシャンの親のもとに生まれた共通のバックボーンを持ち合わせるメンバーもいることから、親世代に混じってバンド活動をしたり、親の影響で家でよくレゲエが流れていることがあったそうだ。 数少ないルーツレゲエをやる同世代が出会い、そこに独自の多様な音楽性を混ぜ込んだことで、今のASOUNDが結成された。

ASOUNDが創り出す多彩な”音楽体験”

化学反応のように次から次へと独創性に富んだ音楽を生み出すのがASOUNDスタイル。 コロナ禍に結成されたことから、最初のライブは無観客での配信型に。しかしその一方で、制作により専念できたという。 2021年にリリースした1本目のEP『Feel it』では、レゲエをベースにR&Bやヒップホップを自然に吸収させた豪華な5曲を収録している。 2本目のEP『オリジナル』は2023年に発表され、その際にはメジャー・デビューも果たした。本作もレゲエを基調としたR&B、ラテン、ファンク、ハウスなどのテイストが足されたオリジナリティ満載の作品に仕上がっている。 タイトル曲の「オリジナル」は、世界でやっていきたいからこそ日本人であることに誇りを持ちたいという想いから、あえてカタカナを使っているという。曲一つ一つに彼らの音楽に対する愛を感じることができるのも魅力的だ。 「オリジナル」のMVでは、ASOUNDが開く音楽パーティーに男女構わず友人たちが集まり、ダンスフロアで音楽を全身で感じながら身近でパフォーマンスを楽しむ様子が収められている。 この曲を聴けばあなたもMVに出演している一員のようにASOUNDのミュージックに心躍るだろう。 ASOUND「オリジナル」MV:

ASOUNDに魅せられたあなたへ

東京、神奈川を中心に精力的に活動しているASOUNDは、2022年に『FUJI ROCK FESTIVAL』にも出演を果たすなど間違いなく成果を見せている。 細かい音楽知識の有無に関係なく、多くの人々に愛される敷居の低いポップな音楽を作っていきたいとも意気込んでいる彼らが、2024年はどんな音楽を届けてくれるのだろう。 公式のホームページにてライブ出演情報が続々と更新されているので、この機会に一度生で見てみたいという人へ是非チェックして欲しい。

ライブ情報

頂 -ITADAKI- THE FINAL

日程:2024年6月1日(土)静岡県 吉田公園特設ステージ Open:9:30 / Start:11:00 2024年6月2日(日)静岡県 吉田公園特設ステージ Open:9:30 / Start:10:00 ※ ASOUNDは6月1日(土) 11:00頃出演予定

DEAD POP FESTiVAL 2024

日程:2024年6月29日(土)・6月30日(日) 神奈川県川崎市 東扇島東公園 特設会場 Open:9:00 / Start:11:30 ※ ASOUNDはDAY2(6/30)に出演予定

JOIN ALIVE2024

日程:2024年7月13日(土) / 14日(日)  いわみざわ公園〈野外音楽堂キタオン&北海道グリーンランド遊園地〉 Open:9:00 / Start:11:00 / Finish:21:30予定 ※雨天決行 ※ ASOUNDは7/14(日)に出演予定 チケット情報など詳しくはHPへ:https://www.asound-music.com/live/
こんなバンドを求めていた! 2023年結成の新生バンド『LET ME KNOW』
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こんなバンドを求めていた! 2023年結成の新生バンド『LET ME KNOW』

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2024年、次にくるバンドは絶対これだと思わせるバンドがいる。昨年11月に結成されたばかりの3人組ノスタルジックモダンロックバンド『LET ME KNOW(レットミーノウ)』だ。 つい先日リリースした3rd Singleの「偽愛とハイボール」が半端ないと今話題になっている。 メンバーはボーカルのMatty、ギターのKen_M、ドラムスのLyo。 中でもボーカルの甘いハスキーボイスと共に生み出される、どこか懐かしくも新しい雰囲気が特徴的である。 ルーツとしては新旧のインディーロック、ニューウェーブ、そしてブリットポップを取り入れており、それらが組み合わさった彼らの音楽は、日本の音楽シーンに真新しいサウンドを誕生させたのではないだろうか。

中でも3rd Single『偽愛とハイボール』の勢いが凄い?

結成されてまだ間もないが、今着実に人気上昇中のLET ME KNOW。 2024年2月21日に1st Digital Single「LAD 浪漫’s」をリリースしたのち、すぐに2nd Digital Single「1800」を3月6日に配信スタートさせた。 立て続けにシングルを展開している彼らがつい先日、4月3日に3本目のシングル「偽愛とハイボール」をリリース!そして同時に、この楽曲がAマッソ・加納愛子脚本の連続ドラマ『スナック女子にハイボールを』の主題歌として起用されることを発表した。 「偽愛とハイボール」Youtubeリンク: ドラマHP:https://www.ctv.co.jp/sna-high/

既にSNSで話題の曲に

ボーカル・Mattyのインスタグラムでは、ライブで披露した「偽愛とハイボール」のパフォーマンス切り抜き動画がたくさん視聴されており、中には360万回以上の再生回数を記録したものも。 Mattyのインスタグラムより:https://www.instagram.com/reel/C5DnAcfvvlQ/?igsh=eGlxcDVnNjcxM2tr 曲が始まると、Aメロからサビのようにキャッチーなメロディーが歌われており、聴いた瞬間に釘付け状態になってしまう。 どこか昭和っぽいノスタルジックな色が曲全体を通して感じられ、そこに今っぽいロックサウンドが足されることで、彼らなりの”新しい”が曲の中に存在しているように思う。中毒性のあるメロディーは頭から離れず、何度も再生ボタンを押してしまう。

ワンマンライブのチケットはもう完売

そんな勢いに乗ってきているLET ME KNOWは、今年の5月31日(金)に原宿 RUIDOにて初のワンマンライブが決定している。 しかしチケットはなんと完売済みであり、彼らの人気が今絶賛鰻上りなことを示している。 ライブ当日は、会場にてオリジナル手売りチケットが販売されるとのことで、チケット予約のチャンスを逃してしまった方も、この際にライブに足を運んでみたいと思った方にもぜひお勧めしたい。 『LET ME KNOW ONE MAN LIVE 2024 -Nostalgic Modern-』 日時:2024年5月31日(金) OPEN 18:30 / START 19:00 会場:原宿 RUIDO (東京都) 今回は、新生ノスタルジックモダンロックバンド LET ME KNOWについてご紹介した。 彼らの旅はまだ始まったばかり、2024年をどのように躍進していくのか、彼らの活躍から目が離せないところだ。
大阪発ちょーかわいいバンド「三四少女」、楽曲「ユートピア」をリリース
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大阪発ちょーかわいいバンド「三四少女」、楽曲「ユートピア」をリリース

川田羽撫子(ボーカル/ギター)、たみ(ギター)、さっちゅー(ベース)、あんどりゅー(ドラム)からなる、大阪出身の男女混合4人組ロック・バンド、三四少女(サンスーガール)。 2021年10月にSNSを通じて知り合い結成。2022年3月にバンド始動し、2023年3月4日(サンスーの日)に自主制作盤1st EP『創刊号』をリリース。同年に行われた『マイナビ 閃光ライオット2023』では決勝に選出。惜しくもグランプリは逃がすも、強烈なインパクトでその名を全国に知らしめた。 そんな彼女たちがバンド始動からちょうど2年目となる本日3月26日に新曲「ユートピア」を緊急リリースした。

関西エリアを飛び出してのライブ活動も

この楽曲は昨年12月に自身初となるミュージック・ビデオとしてYouTubeにて先行で公開。可愛くてポップな世界観と耳に残る印象的なサウンドで、ほぼ無名ながらわずか2か月の期間で10万回再生を超え話題となった楽曲だ。 三四少女は関西を中心に精力的にライブ活動を行っており、今年の3月4日には2回目となる自主企画ライブ「三四計画」を開催。大阪のバンドを中心に合計12組が終結。中には今年の「R-1グランプリ 2024」で話題となったアマチュア芸人「どくさいスイッチ企画」も参加し、平日にも関わらず大成功に終えた。 今後は3月30日に大阪・心斎橋エリアで開催されるサーキット・イベント「3・30ササレの日。2024」に出演するほか、4月7日に仙台で開催される「GOOD KURU.#11」@仙台darwin、4月13日には東京・下北沢にて開催されるサーキット・イベント「KNOCKOUT FES 2023 spring」など、関西エリアを飛び出してのライブ活動が決まっている。 三四少女の今後の活動に、ぜひ注目してみよう。

リリース情報

三四少女(読み:サンスーガール) 新曲「ユートピア」 2024年3月26日 配信スタート URL:https://lnkfi.re/C9id5zZz ミュージックビデオ:
KOTORI、2020年に必聴のバンドは彼らだ!
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KOTORI、2020年に必聴のバンドは彼らだ!

◆ KOTORI、2020年に必聴のバンドは彼らだ! 2014年、埼玉県越谷市にて結成した「KOTORI」というバンドをご存知であろうか、2020年、必聴とも言えるバンドであり、最近は活躍の幅も広がっている。 彼らの楽曲「トーキョーナイトダイブ」は彼らの代表曲であろう。埼玉から上京してきた東京について歌ったものだが、優しいメロディーラインと包み込むようなギターの音作り、ボーカルの横山優也の歌声は心を落ち着かせるものがある。歌詞通り、「眠れない夜」に聴くのがオススメだ。 他にも、「オリオン」、「RED」、「ジャズマスター」といった楽曲は、KOTORIではバラードにあたるであろう。だが、曲調的にはバラードであっても、それだけではない。所々で歪みを効かせるギター、早まるドラムのビート、叙情的な歌詞、歌声などは聴くものを引き込ませ、圧倒させる。 こういったように、一般的にはKOTORIはロックバンドの中でも、比較的インディーな、落ち着いた楽曲の方が印象が強いかもしれない。だが、彼らの魅力はバラードには止まらない。実にロックで、パンクな顔を彼らはもっている。 「素晴らしい世界」、「Blue」、「1995」、「EVERGREEN」などはまさしくロックバンド然とした、男らしいロックサウンドが魅力的だ。ジャキジャキしたギターの音作り、ボーカルの横山優也がそれに乗せて歌うことで生み出されるアンサンブルは素晴らしいものがある。その熱々とした感情、熱量は、イヤホンを通して出る音源からも十分に伝わるものがある。 ◆ 2020年、KOTORIは"バズる”? 2020年になって早々、彼らの活動は精力的だ。1月6日にはZepp Nagoyaにて、先日まで日本に来てツアーを行なっていたSUM41のサポートアクトを務めた。 そして、1月10日。昨年10月から行なっていた彼らの2nd full album「REVIVAL」のリリースツアーのファイナル公演を赤坂マイナビBLITZにおいて開催した。当公演はソールドアウトとなっている。すでに1,000人規模のライブハウスをソールドアウトさせるほどの実力をもつKOTORI、すでに人気バンドといって良いだろう。当ツアーでは多くの地方のライブハウスにも訪れている。 他にも、「Hump back」や「SIX LOUNGE」のような人気バンドのツアーにも参戦することが発表されている。精力的なライブ活動の中で、彼らのことを知る機会、人が多い2020年になることであろう。 ◆ 2019年末、幕張・REDLINE。彼らの契機に? 2019年末、幕張メッセにて行われた「REDLINE ALL THE BEST 2019」にKOTORIは出演した。もともとインディーズバンドをブッキングするイベントだが、昨年は10周年ということもあり、「My Hair is Bad」、「クリープハイプ」のようなアリーナクラスの大人気バンド。 「MAN WITH A MISSION」、「04 Limited Sazabys」、「SiM」のように同じくアリーナクラスの動員を誇るバンドであり、ラウドロック系のフェスにも多く出演しているアーティストなどが多く出演していた。 KOTORIは、RIOT STAGEという、いわゆるサブステージでの出演となったが、ライブは多くの人が溢れるほど人が詰め寄り、普段のKOTORIのライブでは珍しい、ダイバーが多く出るほどの盛り上がりであった。これを機に多くの人にバンドの存在、実力を知らしめたKOTORI、これがまた1つ躍動のきっかけとなるのではないか。 --- 運営: Evening Music Records株式会社
伝説のロックバンド・クイーン(Queen)の軌跡をたどる展覧会が3都市で開催。3メンバーからのコメントも到着!
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伝説のロックバンド・クイーン(Queen)の軌跡をたどる展覧会が3都市で開催。3メンバーからのコメントも到着!

◆ 伝説のロックバンド・クイーン(Queen)の軌跡をたどる展覧会が3都市で開催。3メンバーからのコメントも到着! 「We Are the Champions」や「Bohemian Rhapsody」、「We Will Rock You」などのヒット曲で知られるイギリスのロックバンド、クイーン(QUEEN)の軌跡をたどる『QUEEN EXHIBITION JAPAN ~Bohemian Rhapsody~Supported by 集英社(クイーン エキシビジョン ジャパン ~ボヘミアン ラプソディ~)』と題した展覧会が2020年1/15(水)から東京・神奈川・大阪の3都市で順次開催されることが発表されました。 ◆ クイーン(Queen)の展覧会の見どころは!? 展覧会の内容は、1971年のバンド結成から1992年に開催されたフレディ追悼のトリビュートライブまでの歴史をたどっていくというもの。実物衣装やポスター、舞台裏の貴重写真など、ここでしか見られないプレミアムな展示品が見ることができます! また、公式サイトには、3メンバーのコメントが綴られました。 「クイーン展を楽しんでくれると嬉しい。そして、僕たちをより身近に感じてくれたらと思う」 --- ブライアン・メイ 「クイーン・ファンは、きっと良い意味で凄くビックリするんじゃないかな」 --- ロジャー・テイラー 「日本のみなさんと一緒にこの喜びを分かち合えることを、僕は光栄に思ってます」 --- アダム・ランバート 開催日時: 『東京』 会場:日本橋高島屋(東京都中央区日本橋2-4-1) 期間:2020年1月15日(水)~1月27日(月) 開催時間:10:30~19:30(最終入場19:00) ※最終日1月27日は18時閉場(最終入場17:30) 『横浜』 会場:アソビル(神奈川県横浜市西区高島2-14-9 アソビル) 期間:2020年1月30日(木)~3月22日(日) 開催時間:10:00~21:00(最終入場20:30) ※最終日3月22日は18時閉場(最終入場17:30) 『大阪』 会場:大阪高島屋(大阪府大阪市中央区難波5-1-5) 期間:2020年3月25日(水)~4月6日(月) 開催時間:10:00~20:00(最終入場19:30) ※最終日4月6日は17時閉場(最終入場16:30) ◆ クイーン(Queen)来日ツアーも見逃せない! 今は亡きフレディ・マーキュリーに代わってボーカルのアダム・ランバートが加わった「クイーン+アダム・ランバート」による来日ツアー『QUEEN+ADAM LAMBERT – THE RHAPSODY TOUR』が1月25日から開催されます。現在、追加で各公演のサイド席のチケットを販売中です。クイーンの伝説を体験できる最後のチャンスです、ぜひお見逃しなく! 開催: 2020年1月25日(土)at 埼玉 さいたまスーパーアリーナ 2020年1月26日(日)at 埼玉 さいたまスーパーアリーナ 2020年1月28日(火)at 大阪 京セラドーム大阪 2020年1月30日(木)at 名古屋 ナゴヤドーム 詳細は公式HPにてご覧ください。 公式HP: www.creativeman.co.jp/artist/2020/01queen/ 参考URL: https://www.queen-exhibition.jp/ http://www.creativeman.co.jp/artist/2020/01queen/ --- 運営会社: Evening Music Records株式会社
BUMP OF CHICKEN、35万人を載せたライブツアー”aurora arc”遂に終焉
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BUMP OF CHICKEN、35万人を載せたライブツアー”aurora arc”遂に終焉

2019年7月12日埼玉メットライフドームでの公演を皮切りに、約4ヶ月間に渡り開催されたアルバムツアー”aurora arc”が遂に終結しました。計18公演・総動員人数35万人にも登ったこのツアーの締めくくりとなったのは、11月3日、11月4日の東京ドーム公演。二日間で10万人もの観客を動員しました。バンド結成から23年間にわたる彼らの”音楽の旅”と、年月が経っても変わらないBUMP OF CHICKENらしさを科学します。 ◆ “魔法のみたいな夜だった” ライブハウスとドームでの公演を織り交ぜるスケジュールとなった今回のツアー。各公演のセットリストも、過去の楽曲/新アルバム中の楽曲を組み合わせるなど、彼らの辿ってきた軌跡を大切にするライブツアーとなりました。最終公演のアンコール後には、ステージ上に一人残ったVo./Gt藤原さんが、ライブを振り返って「魔法みたいな夜だった」と発言する場面も見られました。 「未来は何があるかわからないし、つらくてしんどい時が来るかもしれないけど、そういうときに力になれるように。今日の歌声を思い出せなくても、俺たちが歌って思い出す手伝いをするよ。どこにいようと俺たちの音楽はお前のことを絶対に一人にしないから」と観客との心の距離を大切にする藤くんらしいメッセージも発せられました。 【11月4日 東京ドーム公演セットリスト】 1.aurora arc 2.Aurora 3.虹を待つ人 4.天体観測 5.シリウス 6.車輪の唄 7.Butterfly 8.記念撮影 9.話がしたいよ 10.真っ赤な空を見ただろうか 11.リボン 12,aurora arc 13.望遠のマーチ 14.GO 15.Spica 16.ray 17.新世界 18.supernova 19.流れ星の正体 20.バイバイサンキュー 21,ガラスのブルース 22.スノースマイル 23.花の名 参照: https://natalie.mu/music/news/354089 ◆ リスナーと距離を離さない、”普通の人間”としての音楽を徹底する BUMP OF CHICKENのライブには老若男女様々な人が集います。有名になっても、曲調や楽器の編成が変わっても、変わらず多くのファンを魅了する理由は”日常で感じた葛藤や怒り、表現できない気持ちを綺麗に代弁してくれる”ところにあるでしょう。 あくまでリスナー一人一人の等身大で、気持ちを綴る。今回のaurora arkツアーでは、過去の曲(真っ赤な空をいただろうか、天体観測、ガラスのブルースなど)から最新アルバム曲までを満遍なく演奏し、バラエティ豊かなセットリストが組まれました。しかし、どの曲にも一貫したメッセージがある。ここがBUMP OF CHICKENのすごいところ。”温かい気持ちになるのはなぜだろう””人と心が通じ合った時や大切な人ができた時はどのような気持ちになるのだろう”こうした、誰もが感じる心の動きを彼ららしく表現してくれました。 ドーム公演の際には、ライブハウスを連想させるような簡素な作りのサブステージも設置され、結成当時からの気持ちを忘れないという彼らの哲学を実感させられました。 有名になっても離れないでいてくれるバンド、BUMP OF CHICKENのこれからの活躍に期待です。 運営会社: Evening Music Records株式会社
きのこ帝国のフロントマン 佐藤千亜妃が、11/13に1stソロアルバムで楽曲リリース!活動休止中のバンドに注目が集まる
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きのこ帝国のフロントマン 佐藤千亜妃が、11/13に1stソロアルバムで楽曲リリース!活動休止中のバンドに注目が集まる

活動休止中のバンド、きのこ帝国フロントマンの佐藤千亜妃さんが11月13日に1stソロアルバム「PLANET」をリリースします。アルバムには、CMタイアップや映画の主題歌として好評を博した「Lovin’You」「大キライ」や、砂原良徳氏プロデュースでリリースした初のソロ作品「Summer Gate」など全12曲が収録されています。 【アルバム収録曲】 1 STAR 2 FAKE/romance 3 空から落ちる星のように 4 You Make Me Happy 5 大キライ 6 lak 7 Summer Gate 8 Lovin’ You 9 Spangle 10 面 11 キスをする 12 PLANET 【DVD収録曲】”STUDIO LIVE” 空から落ちる星のように 大キライ 面 キスをする 参照: https://skream.jp/news/2019/10/chiaki_sato_1st_solo_album_details.php ◆ アルバム制作に04 Limited Sazabysも参加…? 10~20代の間で人気を誇る4ピースロックバンド、04 Limited Sazabysもアルバム制作に参加しました。 一曲目「STAR」ではアレンジと演奏で参加し、Ba/VoのGENはコーラスも務めました。新曲「STAR」は10月29日FM802「EVENING TAP」にて初オンエアされ、30日にはiTunes、レコチョクほか主要音楽配信サイト・各種サブスクリプションサービスで先行配信されることが決定しています。佐藤千亜妃さんのゆったりした歌声とフォーリミの勢いある演奏がどのように融合していくのか、乞うご期待です! ◆ 佐藤千亜妃の今後の活動はいかに…? アルバム発売後は、12月からワンマン公演を行うことが決定しています。公演タイトルは、「空から落ちる星のように」。アルバム曲が多く披露されると思われます。こちらのライブにも期待が高まりますね! ・12月6日(金) ワンマン公演「空から落ちる星のように」盛岡Club Change WAVE ・12月9日(木) ワンマン公演「空から落ちる星のように」日本橋三井ホール 佐藤千亜妃公式サイトはこちら↓ https://www.universal-music.co.jp/chiaki-sato/ きのこ帝国/佐藤千亜妃に関する過去の記事はこちら↓ https://evening-mashup.com/archives/29455 運営会社: Evening Music Records株式会社
ヒプノシスマイク「どついたれ本舗」CD情報が公開!サブスクで聴ける?
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ヒプノシスマイク「どついたれ本舗」CD情報が公開!サブスクで聴ける?

いま最も話題の男性声優ラップバトルプロジェクト、"ヒプマイ"ことヒプノシスマイク。既存のイケブクロ、ヨコハマ、シブヤ、シンジュクディビジョンに加えて9月にオオサカ、ナゴヤの2つのグループが追加されることが決定し、さらに盛り上がりを見せています。
徳間ジャパンコミュニケーションズ所属の「人間椅子」 2020年に初の海外ライブツアーを開催か!! おすすめの70年代風ブリティッシュ・ハードロックの音楽とは…
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徳間ジャパンコミュニケーションズ所属の「人間椅子」 2020年に初の海外ライブツアーを開催か!! おすすめの70年代風ブリティッシュ・ハードロックの音楽とは…

人間椅子が2020年2月に、初の海外ツアー「NINGEN ISU EU TOUR 2020」を開催することが発表されました。 今年結成30周年を迎える人間椅子は、2020年2月19日にベルリン、20日にボーフム、21日にロンドンと、2国3か所を回る海外ツアーを開催します。自身初となる海外ツアーに向けて、公式ホームページからコメントが発表されています。 「バンド生活30年、ついに海外に行ける運びとなりました。 ロックの本場にご恩返しをすべく、また日本男児の心意気を見せるべく、褌を締め直して行って参ります」(和嶋慎治) 「ドイツとイギリスのお客さんに喜んでもらえるよう、いつも通りのライブをしてきます」(鈴木研一) 「ずっと切望してきた、海外公演!嬉しい!嬉しすぎる!気合い入れて叩いてくるぜ!」(ナカジマノブ) 引用元: http://ningen-isu.com/news/?id=8990 なお、人間椅子といえば、TBS系列「三宅裕司のいかすバンド天国」に出演したことで、1990年代初期に人気を博したバンドです。その後、人気の浮き沈みを経験しますが、2010年頃から再び人気に火が付き始めました。 また、今年5月にYouTubeに投稿された楽曲「無情のスキャット」の再生回数は260万回(2019年10月13日時点)を越えており、海外からのコメントも多く寄せられています。この楽曲はアルバム「新青年」に収録されています。 ベストアルバム発売&記念ツアー開催も... また、結成30周年を記念したベストアルバムの発売も決定しています。「人間椅子名作選 三十周年記念ベスト盤」と題し、2019年12月11日(水)に発売予定です。新曲を含めた28曲2枚組CDでの発売とのこと。往年のファンはもちろん、最近知ったという方でも十分満足のできる作品であること間違いなしです! そして、今回のベストアルバムを記念したツアー「バンド生活三十年~人間椅子三十周年記念ワンマンツアー」の開催も決定しています。アルバムと合わせてチェックしておきたいですね。 ツアー日程 11/26 (火) 仙台 CLUB JUNK BOX 11/28 (木) 札幌 cube garden 11/30 (土) 弘前 Magnet 12/4 (水) 博多 DRUM Be-1 12/7 (土) 名古屋 Electric Lady Land 12/9 (月) 大阪 umeda TRAD 12/13 (金) 中野 サンプラザホール 最後になりますが、今後の海外からの注目をはじめ、個性的な曲と技術の高さが再認識されている人間椅子。今後どのような活躍を見せてくれるのか、目が離せませんね。
ソニー・ミュージックレーベルズ所属 BURNOUT SYNDROMESの楽曲も…過去から学ぶ、再解釈ソングを作る現代アーティストに注目せよ!
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ソニー・ミュージックレーベルズ所属 BURNOUT SYNDROMESの楽曲も…過去から学ぶ、再解釈ソングを作る現代アーティストに注目せよ!

音楽制作・発信手段の多様化によって、音楽ジャンルの幅は大きく広がっています。EDMや融合的なジャンルの確立など革新的な音楽を作るアーティストも数多くいる一方で、過去の作品からヒントを得て製作する流れもあるようです。 今回は過去の文学作品の再解釈によって楽曲を制作しているアーティストに注目して見ました。 ◆ 文學ロックの王道、BURNOUT SYNDROMESとは... 2005年に結成され、大阪・新世界を中心に活動するロックバンド、BURNOUT SYNDROMES。文學作品をモチーフにした楽曲を多く制作し、日本語の響き、美しさを重視したロックバンドです。 過去の文學作品の持つ独自の美しさとメロディーの調和を突き詰めている彼らの楽曲はリスナーの想像力を掻き立てます。 2015年に5月にリリースされた楽曲「文學少女」の中では、「限りなく透明に近いブルー」「雪国」「羅生門」など様々な文學小説の一節が登場します。過去の作品とリンクさせることで、通常一曲5分の中では収まりきらないような大きな世界を見ることができます。 BURNOUT SYNDROMESの公式サイトはこちら↓ https://burnoutsyndromes.com/news/3/?range=future_event_end_time&sort=asc ◆ サントリーが徒然草の再解釈ソングを制作する企画を実施 今年4月には、サントリー食品の新商品プロモーションとしてフジファブリック・崎山蒼志・tofubeats・Saucy Dog・ネクライトーキーが徒然草の再解釈ソングを作成しました。 徒然草の持つ、”ありのままに自分らしく生きよう”というメッセージをそれぞれのアーティストが解釈し直し、楽曲やミュージックビデオに反映しています。作品中の別の箇所をそれぞれのアーティストが担当し、各々一つの楽曲にメッセージをまとめる形で作品を作ります。 一つの作品の再解釈なのにもかかわらず曲調に大きな違いが出ていたり、メッセージの反映の仕方が個性的だったりと、それぞれのアーティストの”違い”を見ることができることもこの企画の趣深い所です。同じ作品を見つめていても、違った言葉が紡がれていく。新しい解釈が生まれる。これが音楽の、芸術の本質かもしれませんね。 それぞれのアーティストの楽曲はyoutubeからミュージックビデオとともに視聴することができます。 ◆ 再解釈ソングならではの良さもある... 楽曲と文学作品をリンクさせて考えることで、アーティストのメッセージをより深く受け取ることができる。これが再解釈ソングならではの良さです。 通常、一つの楽曲を聴く時には、良さを”メロディー” “ハーモニー” “リズム” “歌詞” のいづれかから判断しますが、過去の文学作品を参照している楽曲の場合、”文学作品とのリンク”という要素が加わります。 また、今回のサントリーの徒然草再解釈企画のように、一つの作品を複数のアーティストが解釈していく場合、アーティストごとの解釈・表現の違いを味わうこともできるのです。 運営会社: Evening Music Records株式会社
参加型から”共創型”ヘ?成長する音楽ライブ市場のイマに迫る!共創型ライブを手がけるアーティストも…
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参加型から”共創型”ヘ?成長する音楽ライブ市場のイマに迫る!共創型ライブを手がけるアーティストも…

サブスクリプションサービスの増加によりCDの売り上げが減少するなど、縮小していると思われる音楽市場ですが、ライブ市場はまだまだ堅調です。 一般社団法人コンサートプロモーターズ協会が行なっているライブ市場調査によるとライブ公演数・入場者数共に増加傾向にあり、年間売上額においては2000年時と比較して約4倍にまで伸びています。 ◆ 音楽ライブの在り方が大きく変化している!? 一人で音楽を聴いている時とは違った価値をいかにして出すことができるか。音楽ライブを製作する上での一番のポイントはここにあります。 近年では、アーティスト(音楽の提供者)と観客(音楽の享受者)という関係を超えて、ライブ会場にいる全員で音楽に参加する、オリジナリティあふれる演出で臨場感を高めるといった工夫がなされるようになりました。以下のような、個性あふれるライブも登場しています。 -ライブ参加者が発信者となる”体験 “の提供 株式会社ハイネケン・キリンが実施している、最新テクノロジーを使用した新しい体験型音楽アクティビティ。配布されたアイウェアを装着し、ライブに参加する。会場内のモーションカメラの前で踊るとスクリーン内のキャラクターが動きに合わせて踊り出します。 参照: https://www.nomooo.jp/column/99007/ -音楽の共有感覚をより強めるライブ・サイレントフェス 専用のワイヤレスヘッドホンを装着し、流れてきた音楽に合わせて自由にしむ「サイレントディスコ」を用い行われる新しいシチュエーションの音楽空間を作り出し、ライブで自分らしく音楽を楽しめない でも誰かと音楽を楽しみたい!そんなニーズに応えます。また、音楽を共有している集団とそうでない集団の境界をよりはっきりさせることで、ライブに参加している人同士の共有感をより強めることに成功しています。 参照: https://silent-it.com -観客も音楽ライブに参加する・音を体感するライブ Music Festival, teamLab Jungle 音楽に合わせて光と映像によって演出される幻想的な空間の中で、踊る・音を奏でる・体験を作る というジャンル・形式横断型の音楽フェスティバル。参加者も子供から大人まで様々で、世代を超えて楽しめるイベントです。 参照: https://www.teamlab.art/jp/w/teamlabmusicfestival2016 これらもユニークで、観客としては大満足のイベントですが、それらと一線を画す新感覚ライブが存在するのです。 ◆ “参加型”を凌駕するアーティスト、平沢進のライブ、ココがすごい!! -平沢進とは? 1954年生まれのミュージシャン。1989年にソロ活動を開始してからは、レーザー光を操作することによって楽曲を演奏したり(レーザーハープ)、ライブ中に金属を削って音を出すなど”魅せる”ライブを数多く行なっています。また、インタラクティブ・ライブといったロールプレイングゲーム型のライブも行なっており、多くの観客を魅了しています。 -ライブそのものを観客と作っていく”インタラクティブライブ”がスゴい!
 平沢進のライブには、通常のライブ(セットリストに沿って演奏する)の他に、インタラクティブ・ライブというものがあります。インタラクティブ・ライブは物語を持ち、オーディエンスの選択によりセットリストや結末が変わるのです。また、在宅でライブ映像を見ている人もオンライン上で物語の進行に関わることができ、まさに大人数で作るロールプレイングライブといった感じでしょうか。 ストーリー性・演出ともにクオリティーが高いことでも有名で、2002年におこなわれたライブはデジタルコンテンツグランプリ・経済産業大臣賞(大賞)”を受賞しました。 運営会社: Evening Music Records株式会社