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特集:目指すは世界!生粋のギャルディーバ Alice Peraltaの魅力を裏話トークと共に徹底解剖
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特集:目指すは世界!生粋のギャルディーバ Alice Peraltaの魅力を裏話トークと共に徹底解剖

そのパワフルさとポジティブ思考は、まさに誰もが認める存在。そこに洗練された圧倒的な歌唱力が合わさり、自身を “ギャルディーバ” として掲げるアーティストとして注目されているAlice Peralta(読み:アリス・ペラルタ)。 グアム人の父と日本人の母を持ち、幼い頃からブラックミュージックをルーツとしてきた彼女は、R&Bを中心にHIPHOPやPOPSといった幅広い音楽で人々を魅了してきた。 目指すべき舞台は、もちろん世界。今回は、そんな魅力満載のアーティスト Alice Peraltaを知り尽くすべく、独占インタビューを行った。 取材の中では、ソロアーティストとしての音楽にかける想いや楽曲制作秘話だけでなく、一人の人間としての等身大の姿を自身の音楽に反映させた裏話にも迫ることが出来た。 本記事では、Alice Peraltaの魅力の秘密や素顔をお届けしていきたい。

ただのギャルじゃないのがAlice Peralta

インタビュー取材の冒頭では、まず自身の音楽ジャンルやルーツについて伺ってみた。 ーーーR&B、HIPHOP、POPSなど幅広いジャンルを手掛けられていますが、楽曲のインスピレーションはどのようなルーツからきているのでしょうか? Alice Peralta(以下、Alice):小学生2年生の時に見た「天使にラブソングを2」のローリン・ヒルを見た時にうわぁー!って衝撃を受けたんです。そこからマライア・キャリー、ビヨンセ、デスティニーズ・チャイルドやクリスティーナ・アギレラを見始めるようになったのが、自分のルーツであると思います。 幼い頃から洋楽を中心に聴いていたというAlice。 世界的なポップスターアイコンとして活躍するアーティストの曲を何度も練習したり、パフォーマンス中のキャラクターや振る舞いといったところでも影響を受けているのだそう。 しかし、ただの真似事ではなく一人のアーティストとしてのこだわりがあると語っていた。 Alice:ただ、Alice Peraltaとしては ”踊れるR&B” を作るって事にこだわってますね。R&Bっていうとチルなイメージだったりミドルバラードを想像する人が多いと思うんですけど、その中でもAliceは ”踊れるR&B” を表現していきたいって思ってます。 ジャンル一つをとっても様々な形が存在する今、彼女のオリジナリティを主張するハングリーな姿勢は、アーティストとしてのカリスマ性を垣間見せた瞬間だった。 楽曲『OPEN』では、まさにイントロからビートに乗りたくなってしまうような、お洒落でかっこいいR&Bサウンドが展開される。そのパワフルな歌い出しにぜひ「これはやられた」と感じてほしい。 Alice Peralta『OPEN』MV: https://youtu.be/0JevjvC4ilE?si=S0W-Lr0sRpZuBUzK 次に、気になるキャッチーな二つ名「#ギャルディーバ」について、質問を投げかけてみた。 ーーー「#ギャルディーバ」っていうキャッチコピーが生まれた経緯には、どんなものがあったのですか? Alice:世界的なアーティストになるっていうゴールは常にあるんですけど、メジャーデビューしてから14年が経って、その中でAlice Peraltaっていうアーティストについて何度も試行錯誤してきたんです。でも、失敗や壁を乗り越える経験を経たからこそ、ここ最近やっと見えてきた自分の良さとかもあって。それを「#ギャルディーバ」として表しています。 幼い頃からディーバ(歌姫)でありたいという気持ちがあった上に、自身は生まれた時からギャルだったと語っていたAlice。 また、生まれ育ってきた日本のカルチャーを背負いながら活動していきたいという想いもあるらしく、色々な経験を経てたどり着いたそのキャッチコピーは、まさに Alice本人を体現するようなものになっていた。 Alice:スポットライトを浴びるのが難しいこの業界で生きていくってなった時に、「ギャルって言っても、ただのギャルじゃないからね」みたいな(笑)。やっぱりギャルって、一度これだって決めた夢を諦めないみたいなマインドの部分があると思っていて。そこに歌の努力も惜しまないディーバとしての自分でもありたいって思ったら、この言葉に辿り着きました。 小さな頃から見据える方向は変えずに、夢に向かって直向きに走り続けるAlice。そんな彼女の音楽に対するまっすぐな志と覚悟を感じる事ができたように思う。 自分自身を一人のアーティストとして客観的に捉え、何度も己と向き合ってきた彼女だからこそ、Aliceだけが持つ唯一無二を見つけ出せたのではないだろうか。

クリエイティビティに富んだ日々と仲間

さらには、普段どのように楽曲制作に取り組んでいるのか尋ねてみた。 ーーー作詞や作曲にも携わられているようですが、楽曲制作はどのように行っていますか? Alice:自分の心が大きく動くことがあったら、うわぁーっと一気に取り組んだりします。最近はSNSでトレンドを抑えたりすることも多くて、インスピレーションをたくさん受けています。おかげでメモ帳は常にパンパンです(笑)。 他にも、寝ようと思った矢先にアイデアが浮かんでしまってそこからデスクに向かう...なんて日もあるそう。眠たいけど寝れない...みたいな日が多いです(笑)。と笑顔を見せながら語っていた。 ーーー楽曲制作時は基本的に一人で行うのですか? Alice:前までは基本的に一人で作っていたんですけど、楽曲『OPEN』からは制作チームと一緒に作っていて、プロデューサーのKyteと色々とブラッシュアップしながらやっていくのがメインになってますね。 ーーー公式YouTubeにもAliceさんとKyteさんの対談動画が載せられていましたよね。お二人の相性の良さが全面に感じられました。 Alice:見てくださったんですね!嬉し〜(笑)。そうなんです、Kyteはアーティストとしても素晴らしい上に、お互いにルーツとかツボの部分が一緒で。私にとっては当たり前すぎて気づけていない面も、プロデューサーの視点でいっぱい引き出してくれるんです。ニコイチでやっていくことで、KyteがAlice Peraltaをより作品に生きるように落とし込んでくれるので、とても心地よく制作できているなって感じます。 AliceとプロデューサーKyteの対談動画: https://youtu.be/0Zzj_tiT1tk?si=4SUf36TUvl2WM0jT 有能な製作陣をチームに携えているAliceだが、個人ではないからこそ生じる困難もあるのだそう。 Alice:制作中にAliceがやりたい方向性とはちょっと違うかなと感じた時に、その思いを言語化するのが難しい時があります。でも基本的には、チームの皆はAliceのやりたいことを理解して支えていてくれるので、アーティスト個人としてちゃんと言語化していくってところが大事かなって思いますね。 レコーディングの際にも、プロデューサーのKyteからもう少し難易度上げてみようかという風に言われることも少なくないと語っていたAlice。毎回何かに挑戦して成長ができることにも喜びを感じているのだとか。 また、ミックスやマスタリングにも細かいところまでこだわっているようで、Alice本人がチームと団結して良いものを創り上げていくという姿勢からは、プロフェッショナルの雰囲気が感じられた。

苦しいことも全て音楽に変えていく

話を伺っていくなかで、Aliceの作品には知られざるストーリーが隠されていたことも判明した。それには自身のリアルでの経験が深く関係していたという。 Alice:『NIGHTMARE』『OPEN』『PRIORITY』っていう流れで楽曲をリリースしたんですけど、実はこれらの歌詞は同時期に書いていたもので。当時とても辛い事があった時に、それを『NIGHTMARE』として表現したんです。つまんない夢見たわ!って感じで乗り越えられたことを、次に『OPEN』としてリリースして、『PRIORITY』も皆んなに自分のPriorityを大事にしなよっていうメッセージを込めて書きました(笑)。 楽曲自体は、どれもシングルとしてリリースしたものであるが、それらは作品として一つのストーリーのようなものになっていると語ったAlice。楽曲を聴いてくれるリスナーへ向けて、彼女なりの伝え方で伝える強い想いがそこにはあった。 Alice:それぞれの楽曲のリリース時期や内容も、ランダムじゃなくてちゃんとそこにつながる経緯とか想いがあるんですよね。そういうものを感じ取って貰えたら嬉しいです。 また、楽曲『NIGHTMARE』を制作するにあたって立ち向かった困難とは一体どんなものだったのかも尋ねてみると、Aliceの過去の出来事について真剣な眼差しで赤裸々に語ってくれた。 Alice:2022年のコロナの時期に、オーストラリアからオファーがあって。世界に出るチャンスだと思って、実際に現地に行って制作に取り組んだりしたんですけど、思っていたものと全く違う結果になってしまって。ぶっちゃけて言うと、人生で初めてPTSDになってしまったんですね。どう立ち直ればいいか分からないくらい苦しくなっちゃって。 当時のことを思い出しながら話すAliceの姿は、先程見せていた底なしに明るい彼女とはまた違った印象だったが、そこにはAliceが一人の人間としてファンへ向けた、やさしい本心が感じられた。

どんなことがあっても音楽にできるって気づいた

Alice:これを曲にしたらきっと誰かが救われるって思って、そう思ったらどんどん心が軽くなっていって。自分が好きで始めた音楽だけれど、結局私自身も音楽に救われているなって感じました。 自身の苦しい経験でさえも音楽にして、それで誰かが助かったと思ってもらえるようなものが作れたら...と考えることで踏ん張ることが出来たと語ったAlice。 まさに彼女らしいポジティブな考え方で大きな壁を乗り越えたその姿には、アーティストとして、そして一人の人間としての芯の強さが感じられた。 ーーー最後に、今後のビジョンはどんなものか教えてください。 Alice:Alice Peralta = ギャルディーバ、としてやっていくっていう、明確なビジョンが出来たのは大きいと思いますね。実は今ものすごい量の楽曲を作っているので、もう少ししたらリリースラッシュが来ると思います(笑)。あとやっぱり海外に向けて、世界的なアーティストになる夢を本格的に叶えていく活動をしていきたいですね。 シンガーとしてだけでなく、世界的に大人気のゲーム『スプラトゥーン』に登場するテンタクルズのイイダ役として歌と声をも担当しているAlice。これからもっと世界に羽ばたいていくであろう彼女の活躍から、今後も目を離さずに追っていきたい。 Alice Peralta メッセージ: 「きっかけはゲームでも、ギャルっぽい見た目でも、音楽でも、どんな形でもいいのでAlice Peraltaを知っていただけたのなら、皆さんの人生に寄り添っていけるようなエンターテインメントを音楽で届けていきたいって思っていますので、ぜひ注目してついて来て欲しいです!」

インタビューを振り返って

インタビューの中で、様々な場面でポジティブなギャルマインドを見せてくれたAliceだが、その中にも垣間見える彼女の等身大のやさしさが Alice Peralta の魅力をより強調していた。 終始屈託のない笑顔で人を魅了する彼女の人柄と、音楽をするべくして生まれたディーバの熱い想いが、Alice Peralta を他とは違うユニークなアーティストとして確立しているのだろう。 10代・20代の若者世代にこそ、Alice Peraltaの楽曲で日常を彩ってほしい。 メッセージ性の強い彼女の楽曲は、きっとあなたに寄り添い、毎日をポジティブにしてくれるだろう。

リリース情報

Alice Peralta 「Fruit Sundae (2024)」 2024年6月21日 リリース 収録曲: MELON -2024 PEACH -2024 BLUEBERRY -2024 PINEAPPLE -2024 CHOCOLATE -2024 リンクはこちら:https://aliceperalta.lnk.to/FruitSundae2024
常に最高を更新中!挑戦を恐れない新進気鋭の実力派バンド「totemぽぉる」の裏側に迫る
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常に最高を更新中!挑戦を恐れない新進気鋭の実力派バンド「totemぽぉる」の裏側に迫る

2022年に開催されたロックバンドオーディション『Brand-New Band Story』にて、GEN(04 Limited Sazabys)や Hiro(MY FIRST STORY)といった名だたるアーティストの満場一致で優勝をおさめ、メジャーデビューを果たした「totemぽぉる」。 今後さらなる活躍が期待される彼らの知られざる裏側は、どんな姿なのだろうか。 3月上旬、先輩バンドである FOMARE を追って札幌に滞在していたメンバー3人への独占インタビューにて迫りたい。

その擦り合せがバンドになっていく

今回のインタビュー取材の冒頭では、まず totemぽぉる が創り出す楽曲の制作方法について伺ってみた。 ―――今までに素敵な楽曲を数々リリースされていますが、普段の楽曲制作はどのように行っているんですか? 蘇我(Vo)自分が曲を作ってきて、こんなの作りたいって言うことが多いんですけど、最近はセッションも取り入れてます。歌詞は本や映画から着想を得ることが多いですね。小さい頃から本を読むのが好きで。 totemぽぉる が作る楽曲の歌詞からは、確かにその片鱗が見て取れ、爆音をかき鳴らして歌う想いは、ストレートながらも、その言い回しはどこか詩的な作品が多い。その絶妙なバランスが、彼らの魅力なのかもしれない。 楽曲『夕方エンジェル』では、「炭酸みたいな君の憂鬱は ぼくの脳みそを溶かすモルヒネだ」という歌詞も綴られており、クセになる言い回しに才能を感じる。 炭酸みたいな君の憂鬱は ぼくの脳みそを溶かすモルヒネだ 楽曲『夕方エンジェル』より 次に、もう一歩踏み込んだ質問を投げかけてみた。 ―――楽曲を作る上で一貫した方向性や、ライブを通して伝えたいメッセージはありますか? 蘇我(Vo)人を元気にさせるような曲を作りたいですねやっぱり。僕はあまり失敗を失敗と思ってなくて、今自分が最高な状態であれば全てが必然だったって信じられるんじゃないかって。いつだって自分は最高なんだよってことを伝えたいです。 栗原(Dr)ライブを見て、今までの生活のちょっとした空白が埋まるようなライブをしたいです。音楽を聴いた人の生活の一部になっていくみたいな。 関野(Ba)音楽を聴いた人にとにかく楽しくなって欲しいです。元気になって欲しい。 確かに、totemぽぉるの楽曲は常に底抜けに明るい訳ではない。が、悲観的という訳でもない。いつだって等身大の姿を歌い、それすら「最高だ」とリスナーを抱きしめて肯定してくれるような力があるのだ。 特に、昨年リリースされた『LOVE』には、totemぽぉるのそのスタンスが顕著に表れている。ぜひMVとあわせて聴いてみて欲しい。 もしこんな世界が優しくなったら君も明日から元気になれるかな ねぇずっと僕らは間違ってないからさ 誰にも負けちゃだめだよ 楽曲『LOVE』より ここまでのインタビューでは、真剣に、そして生き生きと音楽を楽しんでいる彼らの様子が伝わってきた。そんな totemぽぉる だが、楽曲制作において壁にぶつかることはあるのだろうか。 ―――普段、楽曲制作で悩むことはありますか? 蘇我(Vo)それはもういっぱいあります(笑)。楽曲を良くしようとすればするほど、歌詞とかメロディーに対する言葉の入れ方とか考える事も増えていって。でも、バンドでスタジオに入った時、何となしに出てきたフレーズや、決めのおかずが良かったりするんですよね。 ―――最初の原型から完成する曲が変わることもあるんですか? 蘇我(Vo)めちゃくちゃあります。バンドマジックというか、バンドの強みというか。バンドだからこそ、自分のイメージと違う方向に楽曲が行って、その擦り合わせがバンドになって良い曲ができるんじゃないんですかね。 最初の質問では、蘇我は原型を自分が作ることが多いと語ってくれた。その過程で悩むことも多々あるが、そんな時こそ1人ではなく複数人で制作に取り組むことができるバンドの強みが生きてくるようだ。全員で良い楽曲を作っていこうというバンドの姿勢が垣間見えた瞬間だった。

その瞬間の最高を目指して

さらに、ライブでの様子について尋ねてみた。 ―――totemぽぉるのライブは、演者も観客もとても熱いことが特徴の一つだと思います。ライブをする上でどんなことを大切にしていますか? 蘇我(Vo)その瞬間その瞬間を大切にしたいです。対バンや観客の雰囲気もみて、その場が一番楽しくなるように。ちょっとずれちゃったりもするけど、そのずれもライブなのかなって。ライブの完成度より、その瞬間瞬間で最高なことを重視してます。 栗原(Dr)ドラマーやリズム隊はやっぱり出音だと思うんですよね。楽しくさせたいのが前提なんですけど、でも棘は持つようにしてます。まけねぇよ!ぐらいの感じですね。俺が一番良い音出してやるって気持ちが音にも全面に出てますね。 関野(Ba)やる側も見る側も楽しむのがライブだと思っていて。高校生の頃はミスをすると落ち込んで保守的なライブに走ってしまうこともあったんですけど、最近はミスしても楽しいです。ミスした時の顔ってダイレクトに伝わるんですよ。とにかく楽しむことを大切にして、そしたらお客さんにもその楽しさが伝わるんです。 筆者自身もロックバンドのライブにはよく観客として足を運ぶのだが、ライブの醍醐味については同意見だ。 もちろん、生で素晴らしい技術の歌や演奏が聴けることも魅力の一つだが、その日のコンディションや観客の雰囲気など、様々な予測不可能な要因によってライブの様子は変わってくる。 どんなアーティストにも共通することだが、こうすれば必ずライブが成功するという答えが無い中で、常にその場のベストを尽くすことに意味があると言えるのだろう。

最大の武器は「ぶっ飛んでいる」こと

また、totemぽぉる のメンバー自身が考える彼らの強みや特徴についても考えも伺ってみた。 ―――全力を出し尽くす熱いライブや、特徴的な楽曲などtotemぽぉるには魅力が沢山ありますが、自分たちの最大の武器は何だと思いますか? 蘇我(Vo)ぶっ飛んでいるところだと思ってます(笑)。ギャンブルでいったらオッズが高い方に全部ベットしちゃうような、思い切りの良さが武器じゃないですかね。 ―――「ぶっ飛んでいる」と言えば、皆さんは今、対バン後も先輩バンド FOMARE のツアーに付いて行かれて、全国各地を回っていますよね? (※ FOMAREが、2024年1月にリリースした新アルバム『be with you』ツアーの神奈川公演、静岡公演に、totemぽぉるは対バン相手として呼ばれていた) 蘇我(Vo)下手したら先輩に迷惑がかかっちゃうし、自分たちのやらなきゃいけないこともあるし、勿論お金もかかるじゃないですか。でも平成初期のバンドってそういうことをしているイメージがあるんです。昔出来たんだったら今も出来るでしょマインドで。今回ってお金も無くて移動も辛いけど、各地でスタジオに入ってメンバーとの時間も増えてグルーブが生まれて、全部が無駄じゃなくて。音楽に還元できるようになったらいいなって思ってます。 ―――何かその中で印象に残っていることはありましたか? 蘇我(Vo)FOMARE ツアーの金沢編に飛び入り参加させてもらったことです。その前が富山で、Hawaiian6 との対バンだったんですけど、俺が打ち上げに参加させてもらっていて。ドラムの畑野さんに「せっかく来てやる気があるならやってみろよ」って言ってもらえたんです。怖いじゃないですか。けど、ここで引き下がったら意味が無いって思って、「できます」って。 15分だけだったけど、全力出しすぎて汗だくでした。 ―――お二人は何か武器だと思う部分はありますか? 栗原(Dr)ぶっ飛んでいるからこそリアルでしかないところですかね。リアルしか見せられない、嘘がつけない、一番リアルです(笑)。ひけらかそうとしている訳じゃないですけど、カッコいい所もカッコ悪い所も全部見せる等身大なバンドってのが武器です。 関野(Ba)三人が同じ方向を向いているところですね。FOMARE に付いていくことも満場一致で決まったんです。普通だったら誰かしら渋るじゃないですか。だから、三人だったら今後もやっていけるって思います。 3人揃って「ぶっ飛んでいる」ことが武器と捉える totemぽぉる。 口だけでなく、実際に行動でそれを体現する三人なら、他のバンドには出来ないことでも成し遂げてしまうと思わせられる、そんな雰囲気が3人からは感じられた。 ―――最後に、今後挑戦してみたいことや目標はありますか? 蘇我(Vo)変わった曲を作りたいです。今まではストレートな曲が多かったですけど、今までにない自分を見つけたいですね。行ける時は遠くまで言ってその街の曲を書いたり、色んなジャンルに手を出すと言うより、深堀りしていって新しい自分を見つける作業みたいな感じですかね。あとは一貫して、バンドの顔になる曲を作りたいです。今年! 栗原(Dr)でっかいところに立ちたいですね。そこに立ってライブをしたら、どんなに気持ちが良いんだろうって気になります。個人的には富士山にも登りたいです(笑)。 関野(Ba)47都道府県ツアーとかしてみたいです。その場所にちなんだアーティストを対バンで読んだりして。あとは地元栃木のベリテンライブにも出たいです。栃木と言えば totemぽぉる いるよねって言われるようになりたいですね。

インタビューを振り返って

今回のインタビューを通し伝わってきたのは、バンド活動に対する真摯な姿勢と熱い想い、そして何よりメンバー3人の関係性の良さだった。誰か一人が突っ走ること無く、全員揃って同じ方向に向かって同じ気持ちで進んでいるバンドは、決して多くは無いだろう。 10代・20代の若者世代にこそ、「totemぽぉる」の楽曲を聴いてみて欲しい。 彼らの姿と音楽に、きっと勇気づけられる人は多いのではないだろうか。

リリース情報

SINGLE作品:LOVE 2023/09/06 (Wed) RELEASE COKM-44588 1.LOVE 2.夕方エンジェル 各配信サイト:https://lnk.to/totempole_LOVE

関連リンク

公式サイト:https://totem-pole.com/ YouTubeアカウント:https://www.youtube.com/channel/UCmSn1SPXQnL56tJ5VDRAYVQ X(Twitter):https://twitter.com/boron_boron4649 Instagram:https://www.instagram.com/totempole2022/
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Information  メディアライターを募集。企画・取材・ライティング経験を獲得公開日:2024年2月6日 Evening Music Records Inc.(本社:東京都港区北青山一丁目3番1号 アールキューブ青 ...