Bon Iver(ボン・イヴェール)来日公演チケットが完売!2020年、国内で洋楽が盛り上がる!?
◆ Bon Iver(ボン・イヴェール)来日公演チケットが完売!2020年、国内で洋楽が盛り上がる!?
アメリカのウィスコンシン出身のシンガー・ソング・ライター、ジャスティン・ヴァーノンによるプロジェクトである「Bon iver」の来日公演が決定している。
近年の日本においての洋楽アーティスト公園といえば、チケットはソールドアウトどころか当日になっても会場はガラガラだったなんてことがある。昨日さいたまスーパーアリーナで公演を行ったU2、近日来日予定のQueen+Adam Lambertなど長いキャリアで日本でも人気を誇るアーティストはチケットを売り切っているのだが、3000人以下規模のライブハウスなどで公演を行う洋楽アーティストは、動員に手こずっているケースが多いように感じる。
そういった状況の中でBon iverの来日公演がソールドアウトとなったのは、非常に国内の音楽市場的にも良い傾向ではないだろうか。Bon iverは確かな実力を誇るアーティストである。2008年のデビュー・アルバム「For,Emma,Forever Ago」を発表して以降、今日まで立て続けにアルバムをリリースしている。2ndアルバムの「Bon Iver」は全米チャート2位/全英チャート4位を記録、2012年の第54回グラミー最優秀新人賞・最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム賞の2冠も達成している。
◆ 実力のあるアーティストなら、必ず日本で通用する!?
実はBon iver、2016年に初来日公演を行った時も東京公演のみではあるが、ソールドアウトを果たしている。そして最新作の「i,i(アイ・アイ)」を引っさげての今回の来日公演に臨むわけだが、今回は全公演がソールドアウトとなっているのはとても見事なことであろう。
Bon iverは日本においてはお茶の間に浸透するわけだはなく、あくまで音楽好きの間で人気があるというのが現状ではあるかもしれない。だが、Zepp tokyoほどの規模のライブハウスをソールドアウトさせるのは日本の人気アーティストでも容易いことではない。Bon iverは確かな実力があることを見て取れる。
未だ日本では国内の音楽は盛り上がりを見せているが、洋楽アーティストはなかなか国内のヒットチャートには食い込んでこない。実に、今の日本の音楽市場の売上の9割は国内の音楽であり、洋楽は1割程度であるという。今一度、洋楽が日本で盛り上がれば日本の音楽市場はもっと活性化するのではないか。
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「amo」で姿を変えたBring me the horizon。消えたデスコアの面影
◆ 「amo」で姿を変えたBring me the horizon。消えたデスコアの面影...
イギリスのシェフィールドを拠点にして活動しているロックバンド、Bring me the horizon。
2004年に結成した彼らはすでに15年以上のキャリアを残しており、長期で人気を誇り続けるバンドである。日本でもその人気は絶大であり、音楽性はもちろんのこと、ボーカルのオリバー・サイクスをはじめとしたメンバーの派手なビジュアルから若者を中心に人気がある。
そんな彼らの音楽性の原点は、メタルコア・デスコア。初期のアルバムである「Suicide Season」、「Count Your Blessings」、「There Is a Hell Believe Me・・・」などオリバー・サイクスのはち切れそうなシャウト、デスボイス。チューニングを何段階も落とした弦楽器、フロアのハードーコアモッシュを誘うビートなどいわゆる「激しい」音楽をやっていた。Bring me the horizionといえばそんなイメージという人も多いであろう。
だが、ここ数年の彼らの作品はだいぶ変わってきている。2013年リリースの「Sempiternal」から徐々に変化してきているだろうか、当アルバム収録の「Can You Feel My Heart」、「The House of Wolves」、「Shadow Moses」などはまだライブでも演奏されることが多いが、全面的にガツガツした印象を持つアルバムであり、いわゆる初期のBring me the horizonらしいアルバムとも言えよう。
その次作、2015年リリースの「That's the Spirit」ではシンセサイザー、打ち込みをふんだんに利用しポストロック、EDMの要素が入ってきている。「Happy Song」、「Throne」、「Drown(New)」なども今のライブでも定番曲であるが、だいぶ前作とは様子が異なった楽曲であり、より大衆が聴きやすくなった印象がある。
そして最新作、2019年リリースの「amo」。もうこうなってくると全くの別物だ。それまで前作でもありそうで、初期のBring me the horizon感があるのは「MANTRA」、「wonderful life」くらいであろうか。「medicine」、「mother tongue」などを初めて聴いた時は、本当にBring me the horizonなのだろうかと、困惑した人も多いことであろう。
◆ そういえばONE OK ROCKも似たような変化を...
「ロックは時代遅れ」なんてよく言われたりする今日この頃。世界の大型音楽フェスでもブッキングされるのはEDM、ヒップホップ、ポップスといったロックバンドではないアーティストが多くなっている。(最も、2020年のコーチェラにはRage against the Machineがヘッドライナーとして出演するものの、他の2日はトラヴィス・スコットと、フランク・オーシャンというヒップホップアーティストである。)
そういえば、日本で大人気、海外でも積極的にツアーを行なっているロックバンド「ONE OK ROCK」もBring me the horizonと似たような道を辿っている。ONE OK ROCKも当初は歌ものであり、パンクの要素がある楽曲を多く演奏していたが、最新作「Eye of the Storm」はもうロックの要素なんて一つもない、カントリーミュージックのような楽曲も収録されている。
ロックからポップから転向するのは一種の流行りなのであろうか、確かに世間の流行の流れからしても、ロックバンドなんてもう古いのかもしれないのだが...
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EXOのチェン(Chen)が結婚を発表…!? 相手は一般女性で、同時に妊娠もカミングアウト
◆ EXOのチェン(Chen)が結婚を発表...!? 相手は一般女性で、同時に妊娠もカミングアウト
韓国の人気男性アイドルグループEXO(エクソ)のメンバーであるチェン(27)が結婚することを発表した。所属グループ内では最初の既婚者となることを認める形となることを、所属事務所であるSMエンタテインメントが1月13日発表した。
また、お相手となる女性は一般女性とのことで、諸々を非公開で進めることも発表しており、グループでの活動は今後も継続していく方針だと言う。EXOのチェンは、所属事務所及びファンクラブを通し、直筆の手紙を公開する形で真剣な姿勢とファンへの気遣いを見せているようだ。以下が直筆の手紙の内容だ。
Hello, this is Chen.
I have something to say to my fans, so I wrote this letter. I don’t know how to start, so I am very nervous. I wanted to be the first one to tell my fans who I love so much, so I am leaving this post even with my lacking sentences.
I have a girlfriend who I want to be with for the rest of my life.
I was worried and concerned with what would happen with my decision, but I wanted to let everyone know early so my members, the company, my agency, and especially my fans who are proud of me wouldn’t be surprised by the sudden news, so I talked it out with my agency and the members.
こんにちは、チェンです。
親愛なるファンの皆さんに言いたいことがあるので、この手紙を書きました。始め方がわからず、とても緊張しています。
ファンの皆さんには、最初に私が現在好きである人のことを話したかったので、文章が拙いですがこの手紙を書きました。
私は、現在残りの人生でずっと一緒にいたいガールフレンドがいます。 私はこの決断で起こることを心配してきましたが、メンバー、事務所、関係会社、親愛なるファンの皆さんが突然のニュースに驚かないように、早くみんなに知らせたかった。そのため、私はどう対応すべきかを事務所の方やメンバーの皆と相談してきました。
※ 上記は、 一部意訳を含みます。
◆ EXOのチェンが結婚妊娠する形となったファンの反応は...
韓国芸能界だけではないが、通常アイドルグループにおける恋愛発表だけでも所属事務所側は神経をすり減らすことが多い。と言うのも、ファンの捉え方によっては、アイドルグループがひしめく状況の中で、グループ全体の人気が低迷することや、動向次第では活動自体が難しくなるケースも起こりうる。
そんな中、EXOと言う人気グループにおいて、結婚だけでなく妊娠まで発表することは非常に勇気のいる行動だったであろうことが推察できる。日本のファンからの真理としては、そこまで大きな問題には発展しないであろうが、韓国のファンの間では、当恋愛事情に関する話題に関しては良くも悪くも反応が多い傾向にあるため、事務所側も非常にセンシティブにならざるを得ないのだ。
最近では、TWICEのモモが、SUPER JUNIORのキム・ヒチョルとの交際をオープンにしたことが話題となったが、意外にもファンの反応は穏やかだったようにも感じられた。このため、最近では、ファン側もグループメンバーの交際に関しては認めるような傾向にはなってきているようだ。ただ、今回は結婚だけでなく妊娠も同時に発表する形となっているので、ファンの間では諸論巻き起こりそうではある。
ただ、そもそも芸能活動と言う、いわゆるショービジネスの世界に生きているプロである前提はあるのだが、筆者としては恋愛と言う観点では本人とグループ内関係者の意思で発表されたのであれば、異論はないようにも思えるところだ。皆さんの気持ちはどうだろうか。
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Linkin Park(リンキン・パーク)、もう彼らの活動は見られないのか?
1996年にアメリカ合衆国にて結成されたロックバンド、Linkin Park。世界中ではもちろんのこと、日本でも絶大な人気を誇るバンドだ。クリエイティブマン主催の夏の代表的音楽フェス「SUMMER SONIC」にも何回かヘッドライナーとして出演していた経験を持ち...
Oasis(オアシス)、再結成は全てノエル・ギャラガー次第か…!?
◆ Oasis(オアシス)、再結成は全てノエル・ギャラガー次第か...!?
「Oasis」いうまでもなく世界のビックバンドである。そして世界一のお騒がせバンドであり、多くの人を困惑させ続けている。
彼らの実績は、誰も文句をつけれないほどに確かなものがある。これまでの全世界でのトータルセールス実に5000万枚以上。1994年の「Definitely Maybe」、「(What's the Story)Morning Glory?」は音楽史に残る名盤。それらに収録されている「Rock 'N' Roll Star」、「Live Forever」、「Supersonic」、「Wonderwall」、「Some Might Say」などはリアム・ギャラガーが自身のソロ活動におけるライブでも、未だに歌っている。筆者は2018年に日本武道館でのリアム・ギャラガーの公演を観にいった。上述した楽曲をいずれも演奏しており、Oasisそのものであった。
一方、ノエル・ギャラガーが自身のソロプロジェクトとして活動している「Noel Gallagher's High Flying Birds」は2019年、そしてその前の2018年にも来日している。筆者は2018年のSUMMER SONICでノエルを見たのだが、「Don't Look Back In Anger」、「LIttle by Little」などOasisの代表曲をセットリストに組み入れていた。
これらのことか言えるのは、結局両者とも「Oasis」というバンドからは縁を切っていないのだ。
◆ まだ時間はかかっても、再結成はあり得る?
上述したようにリアムもノエルも、未だに自身のライブでは「Oasis」の楽曲を演奏している。両者とも「Oasis」というバンドをリスペクトしていることには間違いない。
バンド解散の理由も、単純に言えばノエルとリアムのいわゆる兄弟喧嘩である。おそらく世界一の兄弟喧嘩であろう。それによって世界中の人が困惑し、残念な思いをしているのだから。amazon prime等で視聴できる彼らのドキュメンタリー「オアシス:スーパーソニック」でもその兄弟喧嘩の様子が見て取れる。ぜひ、チェックしてほしい。
また、「NME 」というイギリスの音楽総合サイトにおいては、「Oasis」の再結成をめぐる動向についてリアム、ノエル双方に積極的にインタビューを行っており、随時彼らの動向を報道している。日本語版のサイトもあり、Twitterアカウントもあるので是非そちらも随時チェックしてほしい。
再結成の実現性について、未だに不透明なままであるが、世界中の多くの人がそれを待ち望んでいるのは間違いない。私もその一人である。とは言え、それを多くの人が待ち望むあまり、メディアからの追求にノエル、リアム当事者たちはうんざりしているかもしれないが...
◆ 2020年、クリエイティブマンが主催「Super Sonic」...
これは余談ではあるが、毎年夏フェスでお馴染みの「SUMMER SONIC」を運営しているクリエイティブマンが、2020年の9月に今年限定のスペシャルフェス「SUPER SONIC」を開催すると発表している。
ラインナップなどまだ詳細は発表されていないが、ついつい「SUPER SONIC」というタイトルから、あのバンドを連想してしまう...
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横浜町田発!「Made in Me.」2020年は彼らを聴くべき!
◆ 横浜町田発!「Made in Me.」2020年は彼らを聴くべき!
音楽好きの皆様には、ぜひ「Made in Me.」というバンドに注目してほしい。東京と神奈川の間にある町田にて、精力的に活動を行なっている4人組ロックバンドである。
彼らの楽曲はかつての「渋谷系」などを彷彿とさせるであろうか、サブカルチャーな匂いがまた、とても大きな魅力を解き放つバンドである。ゆるいビートの上に、ボーカルの彦がのせるラップ調のリリック、いわゆるミクスチャーロックとも言える要素を持っており、一度聴けば心に刺さる。
SNSでの活動も印象的だ。 Twitterのバンド公式アカウントでは、Made in Me.をメンションしたツイートを積極的に、リツイート、いいね、などをして自身についての客観的な評価を随時拡散している。その行為には、まだMade in Me.を知らない人たちに、新たに知ってもらうという広告の効果もあれば、実際にリスナーがどういった楽曲を聴いて、どう行った楽曲をいいと思っているのか、また、どういったところが好きなのか、といった細部までそのリスナー達のツイートから理解することができる。
もちろん、ライブの告知もツイッターを通して積極的に行なっており、彼らの精力的な活動が目に見えるようになっている。
そんなMade in Me.。2020年に入って着々とその知名度を上げてきているのだ。
◆ 先日、地上波番組「環七フィーバーず NEO」出演!
実は、Made in Me.は先日1月11日8(土)に、地上波の番組に出演している。「環七フィーバーズ NEO」という番組である。
当番組のコンセプトは「次世代の音楽シーンを担うアーティストを紹介、応援していく音楽番組 アーティストの魅力を最大限に伝えていくオリジナルコンテンツ "FEVER LIVE"シーンの最前線で活躍中のキーマンのオススメ音楽を紹介する "FEVER'S CHOICE" さあ、時代が変わる瞬間を見届けよう」というもの。
まさに、今活動を盛んに行なっている、Made in Me.が出演するべくして出演したといっても良いだろう。地上波の出演も果たした彼らは、2020年どういったステップアップを成し遂げるのか、非常に楽しみである。同時に、彼らは音楽サブスクリプションサービスにて、自身の楽曲を100曲配信するというプロジェクトを進行している。魅力溢れる彼らの楽曲が配信されるのが毎回楽しみとなりそうである。
また、先日Made in Me.が出演した「環七フィーバーズ NEO」は、番組のオフィシャルYoutubeにてアーカイブ配信を行なっている。ぜひチェックしてほしい。
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SixTONESのリーダーが高地優吾に決定!! 「嵐にしやがれ」の番組内でメンバーによる多数決で決まる…
◆ SixTONESのリーダーが高地優吾に決定!! 「嵐にしやがれ」の番組内でメンバーによる多数決で決まる...
2020年1月11日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で、「SixTONES & Snow Man記念館」が放送された、SixTONESのリーダーが番組内で決まった。
「SixTONES & Snow Man記念館」のパートには、1月22日に同時デビューするSixTONESとSnow Manが登場した。
その中で、Snow Manのリーダーは岩本照だが、SixTONESのリーダーはまだ決まっていないとのこと。その流れから、嵐の大野智の一言である「リーダー作っちゃいなよ」からSixTONEのリーダーを番組内で決める流れになった。櫻井翔からは、過去の少年隊の番組内で、嵐も同様にリーダーを決める流れとなったことを補足し、この場を借りて同じ流れを作ったと伝えた。
◆ リーダーに決まった高地優吾だが...
番組内で、高地優吾がリーダーに決まった訳だが、その流れは秀逸だった。嵐の大野智がリーダーとは「何もしないこと」というような発言をし、「逆にできる?」と二宮和也がSixTONESに迫る一幕があった。
その後、SixTONESメンバーで多数決でリーダーを決める際に、高地優吾以外のメンバー全員が彼をリーダーと指名することになった。SixTONEメンバーの田中は、その理由を「何もしないのは、高地が一番うまいから」と持論を展開。それに返す形で、高地も「そういうリーダーで良いなら...」と決定したのだ。何とあっさり決まる形何だろう...と思うかも知れないが、メンバー一致の決定であれば、全く問題ないことなのだろう。
◆ 次回の嵐にしやがれは...
なお、2020年1月18日(土)21:00〜放送予定の次回「嵐にしやがれ」では、「何でもない日常をスペシャルに!世の中どうでもいい真実を嵐が体を張って解き明かす!」というテーマでお送りする予定だ。山田涼介らも出演するコーナーも用意されており、気になるところだ。
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KOTORI、2020年に必聴のバンドは彼らだ!
◆ KOTORI、2020年に必聴のバンドは彼らだ!
2014年、埼玉県越谷市にて結成した「KOTORI」というバンドをご存知であろうか、2020年、必聴とも言えるバンドであり、最近は活躍の幅も広がっている。
彼らの楽曲「トーキョーナイトダイブ」は彼らの代表曲であろう。埼玉から上京してきた東京について歌ったものだが、優しいメロディーラインと包み込むようなギターの音作り、ボーカルの横山優也の歌声は心を落ち着かせるものがある。歌詞通り、「眠れない夜」に聴くのがオススメだ。
他にも、「オリオン」、「RED」、「ジャズマスター」といった楽曲は、KOTORIではバラードにあたるであろう。だが、曲調的にはバラードであっても、それだけではない。所々で歪みを効かせるギター、早まるドラムのビート、叙情的な歌詞、歌声などは聴くものを引き込ませ、圧倒させる。
こういったように、一般的にはKOTORIはロックバンドの中でも、比較的インディーな、落ち着いた楽曲の方が印象が強いかもしれない。だが、彼らの魅力はバラードには止まらない。実にロックで、パンクな顔を彼らはもっている。
「素晴らしい世界」、「Blue」、「1995」、「EVERGREEN」などはまさしくロックバンド然とした、男らしいロックサウンドが魅力的だ。ジャキジャキしたギターの音作り、ボーカルの横山優也がそれに乗せて歌うことで生み出されるアンサンブルは素晴らしいものがある。その熱々とした感情、熱量は、イヤホンを通して出る音源からも十分に伝わるものがある。
◆ 2020年、KOTORIは"バズる”?
2020年になって早々、彼らの活動は精力的だ。1月6日にはZepp Nagoyaにて、先日まで日本に来てツアーを行なっていたSUM41のサポートアクトを務めた。
そして、1月10日。昨年10月から行なっていた彼らの2nd full album「REVIVAL」のリリースツアーのファイナル公演を赤坂マイナビBLITZにおいて開催した。当公演はソールドアウトとなっている。すでに1,000人規模のライブハウスをソールドアウトさせるほどの実力をもつKOTORI、すでに人気バンドといって良いだろう。当ツアーでは多くの地方のライブハウスにも訪れている。
他にも、「Hump back」や「SIX LOUNGE」のような人気バンドのツアーにも参戦することが発表されている。精力的なライブ活動の中で、彼らのことを知る機会、人が多い2020年になることであろう。
◆ 2019年末、幕張・REDLINE。彼らの契機に?
2019年末、幕張メッセにて行われた「REDLINE ALL THE BEST 2019」にKOTORIは出演した。もともとインディーズバンドをブッキングするイベントだが、昨年は10周年ということもあり、「My Hair is Bad」、「クリープハイプ」のようなアリーナクラスの大人気バンド。
「MAN WITH A MISSION」、「04 Limited Sazabys」、「SiM」のように同じくアリーナクラスの動員を誇るバンドであり、ラウドロック系のフェスにも多く出演しているアーティストなどが多く出演していた。
KOTORIは、RIOT STAGEという、いわゆるサブステージでの出演となったが、ライブは多くの人が溢れるほど人が詰め寄り、普段のKOTORIのライブでは珍しい、ダイバーが多く出るほどの盛り上がりであった。これを機に多くの人にバンドの存在、実力を知らしめたKOTORI、これがまた1つ躍動のきっかけとなるのではないか。
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下北沢に新ライブハウス「Flowers Loft」オープン!今後、ライブハウスは増えるのか?
◆ 下北沢に新ライブハウス「Flowers Loft」オープン!今後、ライブハウスは増えるのか?
近日、昨年11月にオープンした、下北沢の新ランドマークビル「SHIMOKITA FRONT」の地下1階にて、新ライブハウス「Flowers Loft」がオープンすることが発表された。
これは新宿・歌舞伎町に在する老舗ライブハウス「新宿LOFT」や「下北沢SHELTER」、「ロフトプラスワン」などを運営するロフトプロジェクトによるライブハウスである。
こけら落とし公演は2月2日、いとうせいこう is the poet ( ITP)、Mars89が担う。その他続々と注目のイベントが決まっている。2月11日にはKEUMURI、 POTSHOT、 DUCK MISSILEによるスリーマン公演。2月25のNewspeak、ravenkneeのツーマン公演。3月14日のRadio Carolineなど、注目イベントが目白押しである。
◆ 今後のライブハウス業界、増える?減る?
最近、急激とは言わないものの、ライブハウスというのは増えている。昨年も8月23日に「Veats Shibuya」がオープンしている。これは渋谷センター街の中の、商業施設「グランド東京渋谷」の地下1階と2階に在するものであり、いわゆる一等地である。それも音楽という文化が常に伴ってきて、ライブハウスも多く存在する渋谷という街の中である。
だが実際、ライブハウスが増えているのに対し、減っている数の方が多いのではないだろうか。
確かに、ライブハウスの数はちょっと多くなりすぎていた感がある。それも1極集中という感がある。例えば上述した下北沢、渋谷といった音楽が歴史的に盛んな街には多くライブハウスが存在するのだが、そうでもない街には、からっきしライブハウスなんて存在しない。地方をのぞいてみれば、その状況をもっと理解することができる。動員力があって、全国ツアーを回れるほどの力があるアーティストがツアーで地方を回るとき、だいたい「この地域ならこのライブハウス」といったおきまりのような場所が存在する。それであっても、地方では動員がなり難しかったりする。
上述した「Veats Shibuya」も、レコード会社「ビクターエンタテイメント」が運営するライブハウスであり、下北沢に新オープンする「Flowers Loft」も長年ライブハウス経営を行ってきたロフトワンプロジェクトが運営するものである。
こういったようにこれから新しくライブハウスを経営するには、すでにキャリアとある程度の資金力がある法人ではないと難しいのであろうか。現実的に、ライブハウスも「遊び場」としてカルチャーを形成してきた歴史を持つが、運営がうまくいかないと閉店になってしまう。
だが、今後の日本において音楽という文化が創造され続けるには、やはりライブハウスという「遊び場」があり続けて欲しいと考える。そして上記においても触れたように、地方など、これまでライブハウスがなかった地域にももっとライブハウスが増えてきたら面白いのではないか。そうなってくれば、「音楽のために上京」といった概念から、各地方で実力を持ったアーティストが溢れている、なんて未来も見えてくる。そうなってくれば、日本の今後の音楽の文化、音楽業界も盛り上がるのではないか。
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ジャスティン・ビーバー、新曲「Yummy」のミュージックビデオで驚愕!? ピンクヘアがクールな理由
◆ジャスティン・ビーバー、新曲「Yummy」のミュージックビデオで驚愕!? ピンクヘアがクールな理由
ジャスティン・ビーバーが本格的に活動を再開したようだ。
2020年に新アルバムをリリースし、今年の1月3日には新曲「Yummy」リリース、新ツアー開催、新ドキュメンタリー公開など重大発表をし、2020年に本格始動することを明らかにしている。
13歳で敏腕マネージャーのスクーター・ブラウンにそのずば抜けた歌唱力を見出され、世界を飛び回ってきたジャスティンも、今年で25歳を迎える。昨年までは深刻なうつ病や、2020年に入ってからはインスタグラムでライム病であることを告白しており、ここ数年は彼にとっても非常に苦しい時間であったことが見て取れる。有名になることの代償。とでも言えるだろうか。
そんな彼も、ヘイリー・ビーバー(旧性:ヘイリー・ボールドウィン)に出会い、彼女との結婚生活の中から少しずつ芸能活動を再開するまでの活力を取り戻しつつあるようだ。そんなジャスティンの復活第1弾とでも言える位置付けの楽曲が「Yummy」だ。
ジャスティンは、新曲「Yummy」のミュージックビデオの中では、彼の今現しうる世界観をフルに表現している。Music Videoや楽曲自体は、R&B調の楽曲で「君はとってもおいしいんだ/言ってくれればすぐにでも飛んでいくよ/ベイビー、夜でも昼でも」と甘い言葉をロマンチックに紡いでおり、妻でモデルのヘイリー・ビーバーにインスパイアされたラブソングであると本人も明かしている。
◆ピンクの髪に、ピンクのパーカーも着こなすアーティスト性
Music Videoで特に印象的なのは、やはり「ピンク色」であることだろう。
何がピンク色かと言えば、ジャスティンの全てだ。髪と服だ。うっすら女性感を漂わせる化粧もしている。一歩間違えば、カムバックしたジャスティンも何か方向性を間違えた...!?と言われるのではと思えるような印象もあるが、そこはやはりSNSフォロワー1億人を超える世界のスーパースター。きっちりR&Bのカッコ良い作品に仕上げてきている。
結婚を機に、何か女性的な要素やラブソング的な要素も自身のアートワークに取り込みつつ、生粋の歌声はまさに健在であり、それらが組み合わさると絶妙なバランスで作品として仕上がる。そんな感じだ。
この「Yummy」という作品も、パッと見ると、何気なくメロウな曲調の楽曲を歌っている印象だが、それだけではインパクトが足りない。だが、カッコ良さやアーティストとしての魅了できるポイントは失わないレベル感で、いわゆる「ハズし」のポイントを創ってきているので、なぜか絶妙なバランスでカッコ良いと感じるのだろう。プロデュースの感性すごいな。という感じだ。
また、このMusic Videoの中で、ジャスティンが表現した髪をピンクに染めたことが話題となってる。これは、あくまで「Yummy」のMusic Videoの撮影のためだったようだが、非常に印象的なルックスだ。ジャスティンだからこそできるヘアスタイルなのかも...と言えるかも知れないが、一つの作品において同曲をクールに魅せる工夫が見られる。
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Mr.Children(ミスターチルドレン)。両A面シングル発売決定!
◆ Mr.Children(ミスターチルドレン)。両A面シングル発売決定!
Mr.Chidrenが、新曲「君と重ねたモノローグ」、「Birthday」の2曲を収録した両A面シングルを3月4日にリリースすることを発表した。実にキャリア30周年を目前とした彼らだが、昨年「重力と呼吸」をリリースしてから、早速2020年も新曲のリリースが決定しているとは、常に前に進み続ける彼らの姿はとても頼もしく、かっこいい。
もともと、比較的タイアップには積極的は印象のあるMr.Childrenだが今回の新曲のタイアップのタイトルは「映画 ドラえもん のび太の新恐竜」というように、これまでにはあまり縁の深いイメージのない国民的作品「ドラえもん」とのコラボである。
お互い長いキャリアを誇るという点で共通している「ドラえもん」と「Mr.Children」。この2つがコラボすることの相乗効果は大きいものがありそうだ。「ドラえもん」はいうまでもなく少年少女を中心に人気があるタイトル、その映画にMr.Childrenがタイアップをすることで、今一度彼らの名が世間に広まることが期待できる。一ファンとしてはとても嬉しいことである。
◆ 日本の音楽シーンを牽引し続けるMr.Children。今後の行方は?
Mr.Childrenは、まるで若手バンドであるかのように、新しいことに挑戦し続け、躍進し続けるバンドである。
昨年にリリースしたアルバム「重力と呼吸」はそれまでにない、ロックバンド然とした、熱く、男らしさを全面に出し切ったアルバムである。長年彼らの楽曲を聴き続けてきたリスナーの中には、少し困惑した人もいるくらいではなかろうか?だが、そういったサプライジングな面こそが彼らの魅力ではないか。そのアルバムを引っさげて彼らはキャリア初の海外でのワンマン公演を開催した。実際に筆者は台湾の台北アリーナにて行われた公演を観にいった。お客さんの割合はちょうど日本人と現地の方が半分ずつくらいであろうか、そしてMr.Childrenのライブでは珍しいアリーナスタンディングである。自由に飛び跳ねる多くのファンの姿が印象的であった。
今やMr.Childrenは、日本のみならず、海外でも多くのファンを擁するビッグバンドである。いったい彼らはここからどこまで躍進し続けるのか、一ファンとして楽しみにしたい。
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SUM41が来日ツアー開催中、日本で冷めないパンクの熱
◆ SUM41が来日ツアー開催中、日本で冷めないパンクの熱
カナダのオントリオ州のエイジャックス出身のパンクロックバンド、SUM41がただいま来日ツアーを行なっている。1996年に結成した彼らは、世界でビッグセールを記録し続け、日本でも変わらず絶大な人気を誇るバンドだ。
筆者は残念ながら今回のツアーには参加できないのだが、セットリストを見ると青春の1ページとも言える思い出の曲がたくさん演奏されているようで、とても興奮している。SUM41は昨年度、幕張メッセで行われた「Download Festival Japan 2019」にも出演しており、2年連続の来日となっている。私はそこで初めてSUM41のライブを見た。良き思い出である。
◆ 「パンク」ってもう古い?
現在進行形で大人気を誇るSUM41。彼らのみならず、パンクバンドの代表格である「Green Day」も3月には来日公演を予定している。「The Offspring」も、今年のDownload Festival Japanに出演予定である。
人気の振れ幅が大きいアーティストもたくさん存在する中で、どうして彼らのような「パンク」バンドは人気があり続けるのだろうか?大ヒットを記録したSUM41の「Underclass Hero」も、Green Dayの「Dookie」もリリースされたのはもう何十年も前である。
それでも、当時の曲が今ライブで演奏されても盛り上がるのは、そういった曲たちがアンセムとなっているからであろう。パンク全盛期を彩ったblink-182やGreen Day、その次世代バンドとも言われるAll Time Lowだって、若い世代にも、リアルタイムで聴いていたおじさん世代にも突き刺さる楽曲がある。
「パンク」がもつ楽曲の力強さはどの世代にも通じるものがある、「パンク」の熱はいつになっても冷めやらないのだ。
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