©︎ Factor Metal [CC BY]
Knotfest Japan2020開催決定。毎年春の恒例となるか?
Seigo Ando( Evening Music Records )
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本記事はEVENINGニュース記事です
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これまで日本にて2回開催されたSlipknotが主催する音楽フェス「Knotfest japan」が実に4年ぶりに開催されることが決定した。会場はこれまで同様に千葉の幕張メッセ、2日間にわたって開催されるのも従来と同様である。
Knotfest Japanは、過去2回の開催いずれにおいても相当数の動員を記録しており、興行的にも成功を収めていると言える音楽フェスである。主催でありヘッドライナーであるSlipknotはキャリアも長く、SUMMER SONICヘの出演経験もあるなど日本においても人気は高い。
メタルというややニッチなジャンルではあるものの、確かな動員力を誇るSlipknot、そしてKnotfest Japan、それらが日本において成功し続けている理由について本記事では分析していきたいと考える。
Knotfestが日本で成功する理由とは?
Knotfest Japan2020の出演アーティストは、現在第5弾まで発表されている。
1日目と2日目に共通しているのが国内アーティストが多く出演することである。1日目には、MAN WITH A MiSSION、BABYMETAL、Survive Said The Prophet、浜田麻里。2日目にはマキシマム ザ ホルモン、coldrain、Crossfaith、Fear,and Loathing in Las Vegasが決定している。その数は海外アーティストを上回る。国内音楽フェスでも多くの動員を誇るアーティスト、すでにワンマンライブをアリーナクラスのキャパで開催する動員力があるアーティストが多く決まっているので、言うなればややミーハーな層にチケットを捌く戦略であろうことが予測できる。
そういったミーハー層である程度動員を確保した上で、Knotfestの本筋とも言えるニッチ層のアーティストのブッキングも見られる、1日目にはANTHRAX、2日目にはMARILYN MANSON、SUICIDE SILENCEなど、21世紀以前の音楽シーンを賑わせたアーティストが出演する。
Knotfest Japanは、アーティストのブッキングが上手いのであろう。ミーハー層とニッチ層の両方のニーズに応えたブッキングをしており、結果的に多くの動員を記録することができるのだ。
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Knotfest Japanの他に、昨年度に引き続きDownload Festival Japanの開催も決定している。ややギャンブル要素のある海外アーティストの招聘しての音楽フェスだが、今後の日本の音楽市場の活性には、海外の音楽無しにしては考えられないであろう。今後の輸入型音楽フェスの定着に期待したい。
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