Quote source: http://she-s.info
SHE’S、2020年に東名阪Zepp公演。今年最も注目のアーティスト!?
Seigo Ando( Evening Music Records )
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本記事はEVENINGニュース記事です
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「聴けば、きっと囚われる。旋律に愛されたバンド。」これは、SHE’Sのキャッチコピーである。まさにその通りだと、私は思う。
SHE’Sの特徴は、ロックバンドという体制でありながらも、美しいメロディー、オーケストラばりの壮大な音楽を奏でていることである。ボーカルの井上竜馬はライブ中、多くの楽曲においてピアノを弾きながら歌っている、ロックバンドの中では珍しい編成であろう。
そんな彼らは、ストリングスやホーン隊を取り入れた11人編成にてライブを行うイベント「Sinfonia “Chronicle” ♯1」を2019年に開催している。彼らの楽曲の特徴を最大限に生かすべく、開催されたイベントであるといえよう。
こういったように、彼らはどこか、普通のロックバンドとは一線を画すオリジナリティを持ったバンドである。
女性のみではない、男性も必見のバンド!?
SHE’Sの爽やかで心地よいメロディー、井上竜馬の透き通る甘い歌声、どちらかというとターゲットは女性のイメージが強い。彼らの楽曲のPVにおいても、毎回モデルの女性を起用しており、そこからはある程度のバンドの方向性が見えて来る。
だがここで私が言いたいのは、決してSHE’Sは女性ウケを狙ってばかりのバンドではないということである。
「Save me」、「Flare」などロックサウンドを全開にしつつ、ピアノを基調としたメロディーを混合させた楽曲など、彼らでこそできる魅力的なサウンドでありとても男らしさを感じる。「Curtain call」はギターの歪みの音作り、コード進行からしてもあのOasisを連想させるような、男臭さがとても魅力的である。「Ghost」はギターの服部栞汰が奏でる曲後半でのギターソロが素晴らしい、あの壮大なギターソロはまるでQueenのブライアン・メイである。
こういったようにSHE’Sというバンドは非常に奥が深い、ピアノロックバンドというオリジナリティを基に、そこからどんな音楽性も生み出し続けているのだ。
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