SUM41が来日ツアー開催中、日本で冷めないパンクの熱
Seigo Ando( Evening Music Records )
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カナダのオントリオ州のエイジャックス出身のパンクロックバンド、SUM41がただいま来日ツアーを行なっている。1996年に結成した彼らは、世界でビッグセールを記録し続け、日本でも変わらず絶大な人気を誇るバンドだ。
筆者は残念ながら今回のツアーには参加できないのだが、セットリストを見ると青春の1ページとも言える思い出の曲がたくさん演奏されているようで、とても興奮している。SUM41は昨年度、幕張メッセで行われた「Download Festival Japan 2019」にも出演しており、2年連続の来日となっている。私はそこで初めてSUM41のライブを見た。良き思い出である。
「パンク」ってもう古い?
現在進行形で大人気を誇るSUM41。彼らのみならず、パンクバンドの代表格である「Green Day」も3月には来日公演を予定している。「The Offspring」も、今年のDownload Festival Japanに出演予定である。
人気の振れ幅が大きいアーティストもたくさん存在する中で、どうして彼らのような「パンク」バンドは人気があり続けるのだろうか?大ヒットを記録したSUM41の「Underclass Hero」も、Green Dayの「Dookie」もリリースされたのはもう何十年も前である。
それでも、当時の曲が今ライブで演奏されても盛り上がるのは、そういった曲たちがアンセムとなっているからであろう。パンク全盛期を彩ったblink-182やGreen Day、その次世代バンドとも言われるAll Time Lowだって、若い世代にも、リアルタイムで聴いていたおじさん世代にも突き刺さる楽曲がある。
「パンク」がもつ楽曲の力強さはどの世代にも通じるものがある、「パンク」の熱はいつになっても冷めやらないのだ。
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