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カルロス・ゴーン

レバノンに出国したカルロス・ゴーン被告。レバノン検察が事情聴取か…
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レバノンに出国したカルロス・ゴーン被告。レバノン検察が事情聴取か…

◆ レバノンに出国したカルロス・ゴーン被告。レバノン検察が事情聴取か... 2019年末の保釈中に、日本からレバノンに逃亡した日産自動車(Nissan Motor)元会長のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)被告が、来週中にレバノン検察に出頭を求められる見通しのようだ。(AFP BB News参照) 他メディアでも報道されているが、レバノン政府側の見解としては、ゴーン被告は合法的にレバノンへ入国し、さらに同国と日本が犯罪人引き渡し協定を結んでいないことを強調していた。 AFPによると、国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)がゴーン被告に対し「赤手配書」を出したことにより、ゴーン被告に事情聴取の必要性が浮上してきたようだ。(但し、この赤手配書は、送還や身柄引き渡しなどの法的措置が取られる可能性のある人物について、暫定的に身柄を拘束するよう各国警察に求める文書のようで、逮捕令状ではない。) 事情聴取が来週早々に実施される予定であることを考慮すると、ゴーン被告としても今後の動向における重要な局面であることは間違いない。 --- 運営: Evening Music Records株式会社
カルロス・ゴーンの逃亡劇はどのようにして起こったのか…国際手配書をレバノン当局が受領した今後の動きとは…(動画有り)
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カルロス・ゴーンの逃亡劇はどのようにして起こったのか…国際手配書をレバノン当局が受領した今後の動きとは…(動画有り)

◆ カルロス・ゴーンの逃亡劇はどのようにして起こったのか...国際手配書をレバノン当局が受領した今後の動きとは...(動画有り) 億万長者かつ日産自動車の元会長で、金融商品取引法違反などの罪で起訴され保釈中だったゴーン被告(65)は、2019年の年末に日本からレバノンへ違法出国を果たした。今回の一連の騒動は、国家間レベルで解決せねばならない多様な問題を孕んでいる。 本事件について、実業家でもありYouTuberでもある堀江貴文氏は以下のように動画で配信をしている。 ◆ 保釈中の監視体制が付く中での国外逃亡... ゴーン被告は2019年3月、保釈保証金10億円を納付し、逮捕から108目に一度保釈されたものの、2019年4月に新たに会社法違反(特別背任)の疑いで再逮捕され、再び勾留されていた。そして同月下旬、保釈保証金5億円を納付し保釈された。 この時の保釈の条件には、 ゴーン被告の住宅の入り口を、カメラで24時間監視することが含まれるており、さらに、使用できるパソコンは弁護士事務所の1台に限定され、携帯電話も1機に制限されるなど、通信面で厳しい制限も課されていた。勿論だが、海外への渡航も禁止されていた。そんな中でのレバノンへの出国だったため、弁護団も全く気づかない、まさに寝耳に水という状態の中での報道だった。 また、すでに各種メディアによる報道で話題となっている「楽器ケースに隠れ出国」したという事実にも驚きを隠せないところだ。ゴーン被告の妻であるキャロル氏は、夫がどのように日本から逃れたのかについて詳細を明かすことは拒否しているが、ゴーン被告がまさにスパイ映画さながらの変装をするのは、あり得ない話ではない。2019年3月の保釈時には、報道陣を撒くためにマスクをつけ、作業員姿に変装して東京拘置所を後にしているなど、まさに伏木とも言えるような動きが垣間見えていた。この時すぐにゴーン被告だとバレてしまったが、今回の出国時には誰にも気付かれることなく、ひっそりと日本を後にしたのだ。 ◆ 今後予期される国際的な司法取引とは... 日本からは国際司法取引としてのゴーン被告の引き渡しが、レバノン当局へも行われており、まさに現在進行形でゴーン被告に関する調査や各国への引き渡し要請を実施中だが、レバノンやフランスから身柄引き渡しがなされる可能性は極めて低いだろう。日本的な感覚からは想像しにくいかも知れないが、フランスは自国民を他国へ引き渡しようなことは行わない方針を国家レベルで提示しているし(ゴーン被告はフランス国籍も所有しており、一フランス国民に当たるため)、レバノンではゴーン被告は英雄であり経済的な成功者であることは事実であり、そのような人材を他国へ引き渡すような方向には動きづらいことが想定される。 寧ろ今後予期されるのは、日本の司法制度に関する国際的な追求であったり、人質司法という旧態然とした日本の司法制度に矛先が向けられる可能性も高い。勿論、ゴーン被告が行った保釈期間中の海外逃亡は法的にも許されることではないが、勝ち目のない勝負を挑むほど、元ルノーと日産自動車のCEOの目算は甘くはないだろう。 国際問題にも発展しかねない事案なだけにあり、慎重かつ適切な対応が求められるのはいうまでもない。 --- 運営: Evening Music Records株式会社