ライブハウスは悪者?コロナウイルス拡大による”風評被害”について考える
昨今の新型コロナウイルスの世界的拡大を受けて、日本でもそれらに関する報道は相次いでいる。そんな中で先日、大阪のライブハウスでコロナウイルスの感染者が出たという。
そういった状況の中で巷では「ライブハウスは危険」、「ライブハウスは感染源」というような"風評被害のようなものがウイルスよろしく蔓延している。地上波のニュース番組でも「ライブハウスには立ち入らないでほしい」というような趣旨の報道がされているのを見つけた、まさに今、ライブハウスは世間から悪者あつかいされている。
今回の、その風評被害は決して全くのデマではない。事実として感染した方はライブハウスにいたことが確認されているわけで、それが感染の原因の1つだとして捉えるのは何も理不尽なことではないだろう。だがあくまでも、考えられる原因の1つではないだろうか?
感染した方はライブハウス以外にも、帰路に着くまでに様々な場所に訪れているということも考えられる。何かしらの交通機関を利用したとも十分に考えられる。その中で、ライブハウスだけに原因を特定している点では、少し理不尽さも感じる。
◆世間から見て、もともとライブハウスはどういう存在だった?
そもそも、ライブハウスってどういう存在だっただろうか?
Zepp Tokyoや豊洲PITのような、アリーナクラスのアーティストが頻繁にライブを行うような大箱は比較的には世間からは”迎合”されているというか、オーバーグラウンドで認められているような印象はある。そもそもそう言った大箱は世間的にはライブハウスとして枠組みされていないような印象を持つ。
昨今、風評被害を受けているライブハウスはまさに感染者が出たような、キャパが狭い小箱であろう。
それらは上記のライブハウスと比較してかなりアンダーグラウンドなものであり、一般世間では、「治安が悪い」、「臭い」、「汚い」などと言った悪いイメージがなんとなく持たれがちであったというような印象を受ける。今回の風評被害が起こっているのは、そう言ったもともとあった悪いイメージが、感染者が出たという事実が起こったことによってより表面的になったことが原因と考える。
感染者が出たことによって、元からライブハウスに対して良いイメージを持っていなかった人たちは「やっぱりライブハウスって....」というように、イメージが悪いものであることを再認識したことであろう。だが実際に、上述したことのようにライブハウスは世間的に大衆に迎合されていたわけではなく、アンダーグラウンドなもので、言ってしまえば物好きが集まる場所である。
その事実がある中で、本当にライブハウスが好きな人ならば、今ある風評被害なんてある意味気に留めなくても良いのではないか?ライブハウスにいる人間というものは皆、好きでその場所にいるのである。それは自分の興味の赴くままに、他人の目なんて気にしないというような精神があった上でのことだろうと思う。
世間の風評被害に対して、多くのライブハウスは敵対的に見てしまっているような印象が、あくまで個人的ではあるものの、実際にその印象はある。もっと本当の自分を思い出して、強気でいてもいいのではないか?という気にもなるのだ。
◆この状況を脱するのも、音楽の力が必要なはず。
ライブハウスに対する世間の風評被害の最中、その中で必死にもがいてイベントを敢行するライブハウス、アーティストは多く存在する。誰だって泥臭くやっていて、自分たちができることでこの状況を脱しようとしているのだ。
ライブハウスはこの先一生、全員に理解されるなんてことはないと思う。彼らの多くは決して認められたくて音楽をやっているわけでない、自分のためにやっているのだ。
そう言った野心を理解できる人だけが集まる。そう言ったライブハウスでこれからもあり続ければ良いのではないだろうか。
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運営:Evening Music Records株式会社
ライブの撮影禁止は日本の文化の良い所!?賛否両論のテーマに迫る。
◆ライブの撮影禁止は日本の文化の良い所!?賛否両論のテーマに迫る。
日本のアーティストのライブといえば基本的には撮影禁止である。これは日本においてはずっとそうであり、当たり前のようにも思われているが、海外では逆に撮影をすることがスタンダードであったりもする。
日本のアーティストの撮影禁止については長い間賛否両論ある。SNSが普及した現代ではライブの様子を撮影して、それをシェアするというスタイルは世界で多く見られ、実際の映像を残すという思い出作りの一環にもなっている。日本では撮影は禁止のため、実際の様子、感想などを映像ではなく文面で、SNSでシェアする例がよく見られる。確かに実際のライブの模様を映像として手元に残せるのは魅力的であるが、ライブ中撮影に必死になってみんながおとなしく立ったままでいるのも考えものだ。
先日、ONE OK ROCKがライブ中に一曲だけ撮影を許可するというシーンがあった。実際にその模様を撮影するファンが多くいたが、皆撮影に必死になってじっとしていた。その様子にTakaは撮影を許可することへの不満をMCで訴えた。アーティスト側からすれば、ライブ中に客からただカメラを向けられているのを見るのはテンションがさがるようである。撮影をしても良いが、撮影をするなら暴れながら撮ってくれという訴え方もしており、アーティスト側の心情が知れた大事なメッセージであると言える。
◆今後も日本では撮影禁止?
今後、日本において撮影が許可されるようになるのであろうか。
coldrainのように自らライブでの撮影許可を出すバンドもいるが、当分のところは撮影は禁止であるのがスタンダードありそうだ。
日本のライブにおいて撮影が禁止であるというのが、一つの文化であり、日本の良いところでもあるのではないだろうか。一瞬であり、二度とないライブの瞬間を目に焼き付け、全身で体感するという様子は素晴らしいものがある。海外アーティストが日本でライブを行うとき、そういった日本のオーディエンスに感動するアーティストも多いという。良い文化は、継続されていくべきだとも考える。
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運営:Evening Music Records株式会社
BUMP OF CHICKEN、35万人を載せたライブツアー”aurora arc”遂に終焉
2019年7月12日埼玉メットライフドームでの公演を皮切りに、約4ヶ月間に渡り開催されたアルバムツアー”aurora arc”が遂に終結しました。計18公演・総動員人数35万人にも登ったこのツアーの締めくくりとなったのは、11月3日、11月4日の東京ドーム公演。二日間で10万人もの観客を動員しました。バンド結成から23年間にわたる彼らの”音楽の旅”と、年月が経っても変わらないBUMP OF CHICKENらしさを科学します。
◆ “魔法のみたいな夜だった”
ライブハウスとドームでの公演を織り交ぜるスケジュールとなった今回のツアー。各公演のセットリストも、過去の楽曲/新アルバム中の楽曲を組み合わせるなど、彼らの辿ってきた軌跡を大切にするライブツアーとなりました。最終公演のアンコール後には、ステージ上に一人残ったVo./Gt藤原さんが、ライブを振り返って「魔法みたいな夜だった」と発言する場面も見られました。
「未来は何があるかわからないし、つらくてしんどい時が来るかもしれないけど、そういうときに力になれるように。今日の歌声を思い出せなくても、俺たちが歌って思い出す手伝いをするよ。どこにいようと俺たちの音楽はお前のことを絶対に一人にしないから」と観客との心の距離を大切にする藤くんらしいメッセージも発せられました。
【11月4日 東京ドーム公演セットリスト】
1.aurora arc
2.Aurora
3.虹を待つ人
4.天体観測
5.シリウス
6.車輪の唄
7.Butterfly
8.記念撮影
9.話がしたいよ
10.真っ赤な空を見ただろうか
11.リボン
12,aurora arc
13.望遠のマーチ
14.GO
15.Spica
16.ray
17.新世界
18.supernova
19.流れ星の正体
20.バイバイサンキュー
21,ガラスのブルース
22.スノースマイル
23.花の名
参照: https://natalie.mu/music/news/354089
◆ リスナーと距離を離さない、”普通の人間”としての音楽を徹底する
BUMP OF CHICKENのライブには老若男女様々な人が集います。有名になっても、曲調や楽器の編成が変わっても、変わらず多くのファンを魅了する理由は”日常で感じた葛藤や怒り、表現できない気持ちを綺麗に代弁してくれる”ところにあるでしょう。
あくまでリスナー一人一人の等身大で、気持ちを綴る。今回のaurora arkツアーでは、過去の曲(真っ赤な空をいただろうか、天体観測、ガラスのブルースなど)から最新アルバム曲までを満遍なく演奏し、バラエティ豊かなセットリストが組まれました。しかし、どの曲にも一貫したメッセージがある。ここがBUMP OF CHICKENのすごいところ。”温かい気持ちになるのはなぜだろう””人と心が通じ合った時や大切な人ができた時はどのような気持ちになるのだろう”こうした、誰もが感じる心の動きを彼ららしく表現してくれました。
ドーム公演の際には、ライブハウスを連想させるような簡素な作りのサブステージも設置され、結成当時からの気持ちを忘れないという彼らの哲学を実感させられました。
有名になっても離れないでいてくれるバンド、BUMP OF CHICKENのこれからの活躍に期待です。
運営会社: Evening Music Records株式会社
徳間ジャパンコミュニケーションズ所属の「人間椅子」 2020年に初の海外ライブツアーを開催か!! おすすめの70年代風ブリティッシュ・ハードロックの音楽とは…
人間椅子が2020年2月に、初の海外ツアー「NINGEN ISU EU TOUR 2020」を開催することが発表されました。
今年結成30周年を迎える人間椅子は、2020年2月19日にベルリン、20日にボーフム、21日にロンドンと、2国3か所を回る海外ツアーを開催します。自身初となる海外ツアーに向けて、公式ホームページからコメントが発表されています。
「バンド生活30年、ついに海外に行ける運びとなりました。
ロックの本場にご恩返しをすべく、また日本男児の心意気を見せるべく、褌を締め直して行って参ります」(和嶋慎治)
「ドイツとイギリスのお客さんに喜んでもらえるよう、いつも通りのライブをしてきます」(鈴木研一)
「ずっと切望してきた、海外公演!嬉しい!嬉しすぎる!気合い入れて叩いてくるぜ!」(ナカジマノブ)
引用元: http://ningen-isu.com/news/?id=8990
なお、人間椅子といえば、TBS系列「三宅裕司のいかすバンド天国」に出演したことで、1990年代初期に人気を博したバンドです。その後、人気の浮き沈みを経験しますが、2010年頃から再び人気に火が付き始めました。
また、今年5月にYouTubeに投稿された楽曲「無情のスキャット」の再生回数は260万回(2019年10月13日時点)を越えており、海外からのコメントも多く寄せられています。この楽曲はアルバム「新青年」に収録されています。
ベストアルバム発売&記念ツアー開催も...
また、結成30周年を記念したベストアルバムの発売も決定しています。「人間椅子名作選 三十周年記念ベスト盤」と題し、2019年12月11日(水)に発売予定です。新曲を含めた28曲2枚組CDでの発売とのこと。往年のファンはもちろん、最近知ったという方でも十分満足のできる作品であること間違いなしです!
そして、今回のベストアルバムを記念したツアー「バンド生活三十年~人間椅子三十周年記念ワンマンツアー」の開催も決定しています。アルバムと合わせてチェックしておきたいですね。
ツアー日程
11/26 (火) 仙台 CLUB JUNK BOX
11/28 (木) 札幌 cube garden
11/30 (土) 弘前 Magnet
12/4 (水) 博多 DRUM Be-1
12/7 (土) 名古屋 Electric Lady Land
12/9 (月) 大阪 umeda TRAD
12/13 (金) 中野 サンプラザホール
最後になりますが、今後の海外からの注目をはじめ、個性的な曲と技術の高さが再認識されている人間椅子。今後どのような活躍を見せてくれるのか、目が離せませんね。
KING RECORDSからリリースの上坂すみれ、4thアルバム「NEO PROPAGANDA」が遂に発売決定!2019年 ライブツアー開催も!
声優・上坂すみれ4枚目となるフルアルバム「NEO PROPAGANDA」が、KING RECORDSより2020年1月22日(水)に発売されることが発表されました。
前作アルバム「ノーフューチャーバカンス」から約1年5ヵ月振りの発売となり、新録10曲とのことです。上坂すみれ公式Twitterでは...“新たな世界を切り開くアルバムになると思います。期待していて下さい”(引用元: https://twitter.com/uesaka_official/status/1180469199136706561)
...とツイートしており、早くも発売を楽しみにしているファンを虜にしています。
上坂さんの楽曲は、ロックからテクノから様々なジャンルの音楽を取り入れた、他の声優と比べてアーティスト色の強さが際立っているのが特徴です。各ジャンルの大御所が楽曲制作に携わることが多く、音楽ファンからも一目置かれています。そんな中発売される4thアルバム「NEO PROPAGANDA」も注目の的となりそうです。
販売形態
【初回限定盤A】CD+Blu-ray
品番:KICS-93891
¥3,600 + tax
【初回限定盤B】CD+PHOTOBOOK
品番:KICS-93892
¥3,600 + tax
【初回限定盤A】CD
品番:KICS-3891
¥3,000 + tax
※CDの収録内容は共通となります。
また、アルバム発売を記念して、リリースイベント「ガリガリ大学入学試験」の開催も決定しています。対象店舗にて配布される”入学願書”を貰ってイベントに応募できます。詳しくは、上坂すみれ公式ホームページから確認できますので、要チェックです。
上坂すみれ公式HP:http://king-cr.jp/artist/uesakasumire/news/
上坂すみれの2020年春 ライブツアーも開催決定!
また、2020年にライブツアーが開催されることも発表されました。2020年3月から4都市6公演を回る、自身最大規模となるツアーです。なんと、ファイナル公演は東京・TOKYO DOME CITY HALLでの開催となります!チケット情報など、今後の詳細については上坂すみれ公式ホームページをチェックです。
公演日程・会場
・2020年3月20日(金 祝)・3月21日(土):埼玉 サンシティホール越谷 大ホール
・2020年3月28日(土)・3月29日(日):大阪 NHK大阪ホール
・2020年4月5日(日):愛知 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
・2020年4月19日(日):東京 TOKYO DOME CITY HALL
参考:
http://king-cr.jp/artist/uesakasumire/news/
https://twitter.com/uesaka_official
ソニー・ミュージックレーベルズ所属 BURNOUT SYNDROMESの楽曲も…過去から学ぶ、再解釈ソングを作る現代アーティストに注目せよ!
音楽制作・発信手段の多様化によって、音楽ジャンルの幅は大きく広がっています。EDMや融合的なジャンルの確立など革新的な音楽を作るアーティストも数多くいる一方で、過去の作品からヒントを得て製作する流れもあるようです。
今回は過去の文学作品の再解釈によって楽曲を制作しているアーティストに注目して見ました。
◆ 文學ロックの王道、BURNOUT SYNDROMESとは...
2005年に結成され、大阪・新世界を中心に活動するロックバンド、BURNOUT SYNDROMES。文學作品をモチーフにした楽曲を多く制作し、日本語の響き、美しさを重視したロックバンドです。
過去の文學作品の持つ独自の美しさとメロディーの調和を突き詰めている彼らの楽曲はリスナーの想像力を掻き立てます。
2015年に5月にリリースされた楽曲「文學少女」の中では、「限りなく透明に近いブルー」「雪国」「羅生門」など様々な文學小説の一節が登場します。過去の作品とリンクさせることで、通常一曲5分の中では収まりきらないような大きな世界を見ることができます。
BURNOUT SYNDROMESの公式サイトはこちら↓
https://burnoutsyndromes.com/news/3/?range=future_event_end_time&sort=asc
◆ サントリーが徒然草の再解釈ソングを制作する企画を実施
今年4月には、サントリー食品の新商品プロモーションとしてフジファブリック・崎山蒼志・tofubeats・Saucy Dog・ネクライトーキーが徒然草の再解釈ソングを作成しました。
徒然草の持つ、”ありのままに自分らしく生きよう”というメッセージをそれぞれのアーティストが解釈し直し、楽曲やミュージックビデオに反映しています。作品中の別の箇所をそれぞれのアーティストが担当し、各々一つの楽曲にメッセージをまとめる形で作品を作ります。
一つの作品の再解釈なのにもかかわらず曲調に大きな違いが出ていたり、メッセージの反映の仕方が個性的だったりと、それぞれのアーティストの”違い”を見ることができることもこの企画の趣深い所です。同じ作品を見つめていても、違った言葉が紡がれていく。新しい解釈が生まれる。これが音楽の、芸術の本質かもしれませんね。
それぞれのアーティストの楽曲はyoutubeからミュージックビデオとともに視聴することができます。
◆ 再解釈ソングならではの良さもある...
楽曲と文学作品をリンクさせて考えることで、アーティストのメッセージをより深く受け取ることができる。これが再解釈ソングならではの良さです。
通常、一つの楽曲を聴く時には、良さを”メロディー” “ハーモニー” “リズム” “歌詞” のいづれかから判断しますが、過去の文学作品を参照している楽曲の場合、”文学作品とのリンク”という要素が加わります。
また、今回のサントリーの徒然草再解釈企画のように、一つの作品を複数のアーティストが解釈していく場合、アーティストごとの解釈・表現の違いを味わうこともできるのです。
運営会社: Evening Music Records株式会社
参加型から”共創型”ヘ?成長する音楽ライブ市場のイマに迫る!共創型ライブを手がけるアーティストも…
サブスクリプションサービスの増加によりCDの売り上げが減少するなど、縮小していると思われる音楽市場ですが、ライブ市場はまだまだ堅調です。
一般社団法人コンサートプロモーターズ協会が行なっているライブ市場調査によるとライブ公演数・入場者数共に増加傾向にあり、年間売上額においては2000年時と比較して約4倍にまで伸びています。
◆ 音楽ライブの在り方が大きく変化している!?
一人で音楽を聴いている時とは違った価値をいかにして出すことができるか。音楽ライブを製作する上での一番のポイントはここにあります。
近年では、アーティスト(音楽の提供者)と観客(音楽の享受者)という関係を超えて、ライブ会場にいる全員で音楽に参加する、オリジナリティあふれる演出で臨場感を高めるといった工夫がなされるようになりました。以下のような、個性あふれるライブも登場しています。
-ライブ参加者が発信者となる”体験 “の提供
株式会社ハイネケン・キリンが実施している、最新テクノロジーを使用した新しい体験型音楽アクティビティ。配布されたアイウェアを装着し、ライブに参加する。会場内のモーションカメラの前で踊るとスクリーン内のキャラクターが動きに合わせて踊り出します。
参照: https://www.nomooo.jp/column/99007/
-音楽の共有感覚をより強めるライブ・サイレントフェス
専用のワイヤレスヘッドホンを装着し、流れてきた音楽に合わせて自由にしむ「サイレントディスコ」を用い行われる新しいシチュエーションの音楽空間を作り出し、ライブで自分らしく音楽を楽しめない でも誰かと音楽を楽しみたい!そんなニーズに応えます。また、音楽を共有している集団とそうでない集団の境界をよりはっきりさせることで、ライブに参加している人同士の共有感をより強めることに成功しています。
参照: https://silent-it.com
-観客も音楽ライブに参加する・音を体感するライブ Music Festival, teamLab Jungle
音楽に合わせて光と映像によって演出される幻想的な空間の中で、踊る・音を奏でる・体験を作る というジャンル・形式横断型の音楽フェスティバル。参加者も子供から大人まで様々で、世代を超えて楽しめるイベントです。
参照: https://www.teamlab.art/jp/w/teamlabmusicfestival2016
これらもユニークで、観客としては大満足のイベントですが、それらと一線を画す新感覚ライブが存在するのです。
◆ “参加型”を凌駕するアーティスト、平沢進のライブ、ココがすごい!!
-平沢進とは?
1954年生まれのミュージシャン。1989年にソロ活動を開始してからは、レーザー光を操作することによって楽曲を演奏したり(レーザーハープ)、ライブ中に金属を削って音を出すなど”魅せる”ライブを数多く行なっています。また、インタラクティブ・ライブといったロールプレイングゲーム型のライブも行なっており、多くの観客を魅了しています。
-ライブそのものを観客と作っていく”インタラクティブライブ”がスゴい!
平沢進のライブには、通常のライブ(セットリストに沿って演奏する)の他に、インタラクティブ・ライブというものがあります。インタラクティブ・ライブは物語を持ち、オーディエンスの選択によりセットリストや結末が変わるのです。また、在宅でライブ映像を見ている人もオンライン上で物語の進行に関わることができ、まさに大人数で作るロールプレイングライブといった感じでしょうか。
ストーリー性・演出ともにクオリティーが高いことでも有名で、2002年におこなわれたライブはデジタルコンテンツグランプリ・経済産業大臣賞(大賞)”を受賞しました。
運営会社: Evening Music Records株式会社
SUPER SHOW7が映像化!スーパージュニアのライブが見れる!
スーパージュニアが2019年3月6日に自身のライブBlu-ray&DVD『SUPER JUNIOR WORLD TOUR SUPER SHOW7 in JAPAN』をリリースしました。これまでに3度のアジアツアーと3度のワールドツアーを行っているスーパーエンターテイナーショーである「SUPER SHOW...