新型コロナウイルスで存続困難にならないために、元ZOZO 前澤友作が考える飲食店が今できることとは…
世界的に猛威を奮う新型コロナウイルス。
アメリカでは2020年4月19日時点で死亡者数が20,000名を超えており、イタリアなどの他のヨーロッパ諸国を含め、世界的に猛威を奮っている。日本においてもその影響は計り知れず、緊急事態宣言が発表され、各都道府県において外出自粛要請や店舗においては営業自粛の要請が発表されている。
その様な状況の中、ビジネス的に死活問題レベルの影響を受けているのが、飲食店だろう。最近ではテイクアウト市場の広がりを背景に、いわゆる3密の状態を回避した形態での料理の提供を実現することが可能となってきてはいるが、やはり売上の多くは実際の店舗における飲食物の提供から構成される店舗が多いのも事実だ。
この様な場合、特に、テイクアウトなどの提供形態を過去取ってこなかった飲食店舗においては、新型コロナウイルスの影響を直に受けてしまい、キャッシュに余裕のない店舗の場合は約1〜2ヶ月の営業自粛の期間に、固定費部分の支払いが滞らなくなってしまい営業停止に追い込まれるケースが散見されている。
もちろん国としても、各種融資制度を特別枠として提供するなど対策を講じているが、全ての飲食店舗をカバーするには難しい面もあるのも事実だ。
では、この様な場合において、飲食店オーナーが今取るべき行動は何だろうか?
▼ 元ZOZO 前澤友作のアイデアとは...
元ZOZOの代表取締役で、今でも世界的な影響力の強い前澤友作 氏がふっとTwitterで呟いたのが、以下のツイートだ。
新型コロナウイルスが世界的に流行する中において、今飲食店経営者が取るべき行動について語られており、"なるほど"と思わせられる様なコメントや、自らの店舗の状況を赤裸々に呟くツイートが見られ、話題を読んでいる。
https://twitter.com/yousuck2020/status/1251703852560089090
▼ 新型コロナウイルスをビジネス的な転換点と捉える
恐らく多くの飲食店オーナーにとっては、新型コロナウイルスはビジネス的に考えるとリスクの要素でしかないだろうが、そこは元ZOZOの代表取締役だ。ビジネス的な転換点と捉えるというのだ。
具体的には、この状況下において借りることができる資金を限りなく準備した上で、飲食店のビジネス以外にも新たに勝機となるビジネスを立ち上げるべきというのだ。これには一理あるとも言える。また、既存の飲食店ビジネスも、新規ビジネスも先行かない場合には、新型コロナウイルスの影響により借入資金の返却が最悪できない場合もあるが、これは仕方ないと持論を展開している。
コメント欄には「コロナのせいだから、借りた金返さないの?www 斬新だわあ〜www」と言ったコメントも見られた。新型コロナウイルスは、今ば天変地異的などうしようもない要因に該当するレベルなので、嘆くことよりもまずはチャンスとなる機会を手繰り寄せるための準備を、柔軟な発想で探し続ける姿勢が必要ということだろうか。
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新型コロナ特集: COVID-19感染の早期収束を目指した今見るべき動画コンテンツを掲載…
2020年4月4日時点において、世界的にも猛威を奮っている新型コロナウイルス(COVID-19)。今、アメリカやイタリア等の欧米を中心に、その死亡者数が爆発的に増加し、パンデミックを起こしてしまっているが、日本は今その瀬戸際にあると言って良い。今回は、そんな重要な局面を迎える中、是非見ておくべきリ動画コンテンツをと届したい。
※ 当サイトへ掲載している動画内の情報は、各動画投稿者の発信する情報に基づいたものであり、医学的根拠に基づくものではない点は予めご了承ください。
https://youtu.be/poN_Mf1BaGg
▼ ニューヨークの新型コロナウイルスの状況は...
日本では、若年層の外出や新型コロナウイルスに対する認識自体の甘さが指摘されるケースが目立つが、リアルな認識が欠如している可能性が高い。実際にニューヨークにおける感染の状況やリアルな声は以下の動画で非常によく分かる。米国ではマスクをつける習慣が全くない国家だが、その認識が変化してきている等、逼迫した様子がうかがえる。日本国内においても、不要不急の外出を控える要望が出ているが、改めて認識を正すべきではないだろうか。
https://youtu.be/OHc8cfwn1ag
▼ 医学的な見地からの新型コロナウイルスとは...
実際に、堀江貴文さんが自身のYouTubeチャンネルにおいて、米国国立衛生研究所 アレルギー感染症研究所 博士研究員(National Institutes of Health: NIH)でウイルス学・免疫学の研究をされている峰 宗太郎(みね そうたろう)先生に、新型コロナウイルスについて解説をいただいた動画を投稿している。非常に参考になる動画であるので、是非チェックして欲しい。世界の新型コロナウイルスの感染状況においても、パンデミック一歩手前で踏みとどまっている日本だからこそ、今一度気を引き締めて、日常の生活で感染防止策を主体的に実践して欲しい。
https://youtu.be/xDBtQCQ6fWk
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新型コロナウイルスで死去した志村けんが残した、意外な音楽の功績とは…
世界中で新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を奮う中、今週世間の注目を集めたのは志村けんだった。
すでに周知の事実となってしまった志村けんの新型コロナウイルスによる死去だが、筆者を含め日本だけでなく海外メディアでも取り上げられる程、多方面に驚きと哀しみを与えている。本記事ではそんな志村けんが音楽業界に残してくれた意外な功績をお届けしていきたい。
2020年3月29日、新型コロナウイルスに感染し、都内の病院に入院し治療を受けていたコメディアンの志村けんさんが午後11時頃になくなった。享年70歳だったが、訃報を聞くにはまだ早い年齢でもあり、世間に彼のコロナウイルス感染の情報が入ってから約2週間程での突然の知らせだったため、多くの驚きの声があがったのも事実だ。
所属事務所によると3月25日にコロナウイルスへの感染を公表した後、東京都内の病院で治療を継続していたが、わずかに及ばず...と言う状況だった様だ。
志村けんと聞いて、多くの方は日本の一大コメディアンで、知らない人はいないであろう程の人気を誇る。それは、長い世代お笑いの世界の最前線を走り続けてきたからの結果でもあるのだろう。特に、彼の出世作と言える民放の公開バラエティー番組「8時だョ!全員集合」では、持ちネタの「東村山音頭」や、チョビひげ姿で加藤茶さんと踊る「ヒゲダンス」などを披露し、一躍人気メンバーとなり、それから常に不動の人気を誇ってきたと言える。まさに、日本のコメディアアンとして最高峰の人材だった。
新型コロナウイルスによる志村けんと言う人物がいなくなった事実は、非常に哀しく、大きな損失でもあるが、そんな彼の音楽業界との関わりについて触れていきたい。
▼ 志村けんの音楽的な功績とは...
志村けんと聞くと、コメディアンとしてのイメージが強いと思うが、彼のルーツは意外にも音楽にもある様だ。
若い世代は今や知ることはないかも知れないが、志村けんが加入する前の初期の「ザ・ドリフターズ」は音楽バンドとして世間に売り出しをしており、1966年にザ・ビートルズが来日公演を実施する際に、その前座を務めたこともある程の存在だった。
その後、紆余曲折もありコミックバンドとしての色合いが強まって来た結果、1970年には『ドリフのズンドコ節』が大ヒットした。世間的には、この頃からの印象が残っていると言えるだろう。また、志村けんが正式メンバーとなった1974年の当時、ドリフは人気番組『8時だョ!全員集合』(TBS系)でコントグループとして大ブレイクしており、その流れでコメディアンの世界での存在感は拡大してきたと言えるだろう。ただ、その様な状況下でも、1980年代初頭まではドリフターズは定期的にシングル楽曲を発表していたと言うから驚きだ。
さらに、志村けんは、ドリフターズではキーボードやギターを担当していた。他のメンバーとは違い、最初からお笑いの世界を志していたが、一方では芸能界でも屈指のソウルやファンク代表される「黒人音楽」の愛好家だったのだ。1970年代後半~1980年代初頭には、音楽雑誌にソウルミュージックのレコード評を毎号、寄稿していた経歴もあるなど、その音楽好きの姿勢がうかがえる。
世間的なメディアに登場する際には、剽軽な面を見せることでコメディアンとしてプロの姿勢を貫いてきたが、実際には、芸能は勿論、音楽の領域にまでも知見の深いマルチな才能を持っていた稀有な存在だったと言えるだろう。
▼ 新型コロナウイルスに対して考えるべきことは...
本記事を執筆している2020年4月4日時点では、日本のおける新型コロナウイルスの捉え方は、海外と比較すると、まだまだ甘い様な雰囲気が漂っていると言えそうだ。
志村けんさんと言う、日本国民にとって非常に親近感のある芸能人が感染により亡くなったと言う状況下においても、まだ警鐘がなっているとは言えない様な雰囲気だ。勿論、東京都では外出自粛の呼びかけがなされるなど、対応策としての具体的な動きは出てきているものの、いまだ世界各国と比較すると、PCR検査により確定された感染者数や死者数はまだ少ないと言う状況だ。
この数値は、PCR検査自体が必要数実施されていないことによるものだと言う指摘も多いが、それを抜きにしても、日本国内の雰囲気はどこか人事である感覚を拭い切れていない様だ。
この週末も外出自粛は続いているが、東京都内でも確かに人数は普段と比べると少なく感じる場所もあるが、都内のカフェなどには通常時と変わらない程の賑わいを見せているなど、自粛はあくまでムードであると言わんばかりの状況だ。過度な自粛や買い占めは好ましいとは言えないが、自衛的な考えや自らの体調が優れない場合は自宅待機の上、検査を早期に受けるなど、一人一人の感染拡大を防止する主体的な動きがなされるべきであろう。
志村けんさんの訃報は哀しく、ただただ残念な事実だが、彼が残してくれた功績やその影響力から、私たち日本人は学び、世界においても感染拡大を防止できたと言う結果を残すべきではないだろうか。
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新型コロナウイルスによるイベント規制の中、音楽業界ができることは…
新型コロナウイルスの影響を受けて、多くのイベントは政府からの要請を受けて延期・中止の決定が相次いでいる。
この状況の中で、多くの音楽ファンはフラストレーションを溜めていることであろう。普通なら非日常空間であるライブハウスやイベントに行って日頃のフラストレーションを発散するのが常であるはずなのに、その手段を失ってしまっているのはとてもむずかゆい気持ちである。
この事態がいつ収束するか定かでないのも一つ今後の不安を煽る要素となっており、とにかく今はなすすべがないという状況でもある。
大阪のとあるライブハウス利用者からコロナウイルス感染者が出たこともあり、一部ライブハウスや音楽に対するパッシング、風評被害なども起きており、今音楽全体は窮地に立たされているといっても良いかもしれない。多くの人が言うようには、「音楽はとは娯楽の一種、エンターテイメントの枠組みであり不要不急のものであり、多くのイベントが規制されていようと知ったこっちゃない」といった趣旨の言い分が見受けられる。
この状況の中で、私たち、そして音楽業界は何ができるであろうか?
◆アーティストの過去発売DVD無料配信、無観客ライブなどその手立ては様々....
イベントができないということなら、他の手段を探すしかない。
音楽業界はこれまでかつてないシーンに対面しているのだ。何と言っても、ここ数年でそのビジネス規模を拡大させてきたイベント事業ができないということは、大きな痛手ある。
ここ数年のストリーミングサービスの普及の影響で、フィジカル音源の売り上げが著しく減少したことにより楽曲での全体の売り上げが下がっていた中、それに相反してイベントでの売り上げは伸びてきており、音楽業界において一つ光が差していた最中であったのだ。
今できることの手立てとして、数々のアーティストが無観客ライブを行うなどしている。NUMBER GIRLやBAD HOPの無観客ライブは多くの反響を呼び、印象に残っている人も多いのではないだろうか。
他にも、Youtubeなど動画媒体において、過去のライブ映像や発売していた DVDの映像を無料で配信するなどしているアーティストもいる。こんな時だからこそ、できること、思いつけることがあるのだ。
アーティスト個人で、直接顔を合わせられないファンとのコミュニケーションを図っている例もある。先日、Coldplayのボーカルであるクリス・マーティンは自身のinstagramにおいてインスタライブを行い、そこで集まるファンからのコメントの中からリクエストがあった楽曲をソロで弾き語るなどといったサービスを行なっていた。
こういったものは非常にレアであり、こういう時だからこそできること、見れるものでもある。
音楽は、直接的にウイルスに打ち勝つことはできないかもしれない。しかし、個々人は今できることをやっている。音楽業界、そして音楽ファン一人一人が現状と向き合って、最適解を見出しながら進んでいく必要があるのだ。
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オアシス再結成へ、リアムが再結成を打診…新型コロナでイベントも?
オアシス再結成へ、リアムが再結成を打診...新型コロナでイベントも?
世界中にパンデミック現象を起こしている新型コロナウイルス。これにより世界中の多くの人が苦しんでいる中で、イギリスの国民的ロックバンド・オアシスのボーカル、リアム・ギャラガーが兄であるノエル・ギャラガーに、オアシス再結成を打診しているという。 オアシスは2009年、リアムとノエルの間での兄弟喧嘩が原因となって、今日まで活動休止を続けている。 リアムが今回再結成を打診しているのは、今新型コロナウイルスの影響の最中で、問題解決の手助けのためのチャリティーコンサートを行い、そこでオアシスとして出演することを考えているのだという。リアムによれば、あくまでオアシスの再結成は1度だけ、つまりそのチャリティーコンサートでのみライブを行うということである。 リアムの気持ちの奥底としては、本当はオアシスを再結成して今後もツアーなどを行なっていくというような本格的な活動をしたいと考えているのかもしれないが、今回はあくまでノエルを説得するために一度限りの再結成として提案しているのだと考えられる。ライブハウスは悪者?コロナウイルス拡大による”風評被害”について考える
昨今の新型コロナウイルスの世界的拡大を受けて、日本でもそれらに関する報道は相次いでいる。そんな中で先日、大阪のライブハウスでコロナウイルスの感染者が出たという。
そういった状況の中で巷では「ライブハウスは危険」、「ライブハウスは感染源」というような"風評被害のようなものがウイルスよろしく蔓延している。地上波のニュース番組でも「ライブハウスには立ち入らないでほしい」というような趣旨の報道がされているのを見つけた、まさに今、ライブハウスは世間から悪者あつかいされている。
今回の、その風評被害は決して全くのデマではない。事実として感染した方はライブハウスにいたことが確認されているわけで、それが感染の原因の1つだとして捉えるのは何も理不尽なことではないだろう。だがあくまでも、考えられる原因の1つではないだろうか?
感染した方はライブハウス以外にも、帰路に着くまでに様々な場所に訪れているということも考えられる。何かしらの交通機関を利用したとも十分に考えられる。その中で、ライブハウスだけに原因を特定している点では、少し理不尽さも感じる。
◆世間から見て、もともとライブハウスはどういう存在だった?
そもそも、ライブハウスってどういう存在だっただろうか?
Zepp Tokyoや豊洲PITのような、アリーナクラスのアーティストが頻繁にライブを行うような大箱は比較的には世間からは”迎合”されているというか、オーバーグラウンドで認められているような印象はある。そもそもそう言った大箱は世間的にはライブハウスとして枠組みされていないような印象を持つ。
昨今、風評被害を受けているライブハウスはまさに感染者が出たような、キャパが狭い小箱であろう。
それらは上記のライブハウスと比較してかなりアンダーグラウンドなものであり、一般世間では、「治安が悪い」、「臭い」、「汚い」などと言った悪いイメージがなんとなく持たれがちであったというような印象を受ける。今回の風評被害が起こっているのは、そう言ったもともとあった悪いイメージが、感染者が出たという事実が起こったことによってより表面的になったことが原因と考える。
感染者が出たことによって、元からライブハウスに対して良いイメージを持っていなかった人たちは「やっぱりライブハウスって....」というように、イメージが悪いものであることを再認識したことであろう。だが実際に、上述したことのようにライブハウスは世間的に大衆に迎合されていたわけではなく、アンダーグラウンドなもので、言ってしまえば物好きが集まる場所である。
その事実がある中で、本当にライブハウスが好きな人ならば、今ある風評被害なんてある意味気に留めなくても良いのではないか?ライブハウスにいる人間というものは皆、好きでその場所にいるのである。それは自分の興味の赴くままに、他人の目なんて気にしないというような精神があった上でのことだろうと思う。
世間の風評被害に対して、多くのライブハウスは敵対的に見てしまっているような印象が、あくまで個人的ではあるものの、実際にその印象はある。もっと本当の自分を思い出して、強気でいてもいいのではないか?という気にもなるのだ。
◆この状況を脱するのも、音楽の力が必要なはず。
ライブハウスに対する世間の風評被害の最中、その中で必死にもがいてイベントを敢行するライブハウス、アーティストは多く存在する。誰だって泥臭くやっていて、自分たちができることでこの状況を脱しようとしているのだ。
ライブハウスはこの先一生、全員に理解されるなんてことはないと思う。彼らの多くは決して認められたくて音楽をやっているわけでない、自分のためにやっているのだ。
そう言った野心を理解できる人だけが集まる。そう言ったライブハウスでこれからもあり続ければ良いのではないだろうか。
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高まるコロナウイルスの影響。各イベントの開催の是非について考える
武漢で発生した新型肺炎を伴うコロナウイルス。今でも連日の報道で、それについてのニュースを目にしないことはない。コロナウイルスの感染者は日本でも増えてきており、それは北海道から沖縄まで、各所で広がってきておりとても他人事とは思えない状況になってきている。
そんなコロナウイルスの影響は、エンタメ業界にも渡っている。すでに複数の海外アーティストは来日公演の予定を延期、またはキャンセルをする自体が続いており、3月に公演を控えているアーティストも、開催の是非について検討している最中であろう。
最もこのコロナウイルスの蔓延状況がいつ落ち着くかも定かではないため、今年夏に控える東京オリンピックにも影響が及ぶ可能性があるのではないかと考えることもできる。そうなってくれば、毎年恒例の音楽フェスのFUJI ROCKや、SUMMER SONICの特別版として今年は開催されるSUPER SONICの開催についても懸念が広がるばかりだ。
コロナウイルスによって大打撃を食らいかねないエンタメ業界が今なお抱いている葛藤について、本稿では考えていきたい。
◆コロナウイルスの影響による公演中止は、保険がおりない!?
コロナウイルスの影響の最中ですでにイベントの開催中止を発表する事例が相次ぐ中、なかなか開催の是非について決断を下すことができていない事例も多くある。それには一つ、大きな理由があるのだ。
それは、今回のコロナウイルスを理由としてイベントを中止した場合に興行中止保険が下りないということである。
参考として図にも示している通り、保険適用外の例として「感染症の発生、発生のおそれ」というように記載されている。イベントを中止にするという決断ができないでいる理由の大きなものとしてはこういったことが挙げられるだろうと考えられる。
他の観点で見て少し怖いと思うのが、イベントを中止にしたことを賞賛する風潮が高まっているように思えることだ。確かに、こういった現状の中で経営的にも赤字を覚悟してのイベント中止という素早い判断はまさしく英断とも言え、それに拍手を送りたくなる気持ちもすごく理解できる。
だが実際に、例えば政府から全てのイベントを中止するという指令が出ているわけでもないため、今の所は各事業者にその判断権が委ねられている。なので、開催の是非の判断をくすぶっているからといって、そのイベント自体を批判する理由にはならないのである。
感染症の流行の中でやや自粛ムードになりがちであるエンタメ業界だが、ひとまずは各事業者の判断に着目し、早くこの状況が収まりイベントが楽しめる状況になることを願うばかりである。
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