世界を熱狂させる「K-POP」を支える戦略的なマーケティングとは
音楽業界はSNSの普及やデジタルの発展によって年々複雑さが増している中、ユニークで新しい発想を取り入れたプロモーションが世界各地で行われ、マーケティングがより重要な役割を果たすようになった。
特に、K-POPは巧みなマーケティング戦略で世界に市場を拡大していることで有名である。韓国関税庁によると、音楽関連の韓国で生産されたCDとDVDの輸出額は、2020年の1~11月に約180億と前年同期比で95%増となった。日本国内の音楽市場においても「NiziU」や「JO1」といった日本版K-POPグループが参入するなど、KPOPという音楽のエンターテイメント・コンテンツは大きな輸出産業として世界中で認知され、大きな成果を生んでいる。
本稿では、そんなK-POPのマーケティングについて成功事例を2つ取り上げたい。1点目としては「世界進出志向の明確なターゲティングと計画的な戦略」による成功事例を、2点目としては「顧客への高関与ルートの構築」による成功事例を紹介していきたい。
▼ 1. 世界市場志向の明確なターゲティングと計画的な戦略による成功事例
世界市場志向のメンバー選定やコンセプト設計:
韓国の音楽ビジネスは、以前から日本と比較して国内市場が小さかったため、海外マーケットに市場を拡大する必要があった。そのため、最初のメンバー選定やコンセプト設計の段階から国内市場ではなく、グローバル市場を目指している。例えば、「BLACKPINK」は、アメリカのHIP HOP的な格好良さを求める若者向けのコンセプトが設定され、楽曲もラップやクールな曲調が多い。さらに、メンバー構成もタイ出身や韓国系オーストラリア人など多様性やグローバル色が際立っている。
非言語コミュニケーションの高いスキル:
また、非言語コミュニケーションである高いダンススキルやハイクオリティーなMV(Music Video)によって、非韓国語圏の人々でも視覚的に楽しめる工夫が施されている。K-POPのMVは色鮮やかなセットが特徴的で、何年もかけて物語が展開され、小さな仕掛けが散りばめられているため、新曲のMVが公開されるたびに伏線の謎を考察するのがK-POPのMVの醍醐味になっている。
鋭い戦略眼:
さらに、注目すべきはスマートフォンが普及したタイミングで、SNS事業を展開し始めていたという事実である。「BTS」が所属するBig Hit Entertainment(現HYBE)は、YouTubeが海外で認知され始めたタイミングで、SNSの普及によって多くの人が孤立する時代がくることを予測し、人々の寂しさに寄り添える環境を作ることを目指した。その手段としてSNSの公式アカウントを開設したのだ。音楽ビジネスを、“音楽を創っている産業” という「マーケティング近視眼」で捉えるのではなく、長期的な視野で事業を展開し、SNSを通じて世界にパフォーマンスを発信したことが現在のKPOPの人気に繋がったと考えられる。
▼ 2. 顧客への高関与ルートの構築による成功事例
2020年、日本国内で話題を呼んだ『Nizi Project』:
ここではデビューを決定づけるオーディション番組、そしてS N Sの更新頻度に注目した。2020年1月から放送された、韓国の大手音楽事務所JYPエンターテインメントとソニーミュージックによるオーディションプロジェクト『Nizi Project』は、国内でも大きな話題を呼んだ。プロデューサー J.Y. Parkの指導方針やキャラクターも人気を集め、同番組から誕生したグループNiziUのプレデビュー曲『Make you happy』は、オリコン週間デジタルランキングで初登場1位を獲得した。
誰もが自分の「推し」に出会い、応援できる『PRODUCE 101』:
さらに、2016年に韓国で始まったオーディション番組『PRODUCE 101』では、101人の練習生の中から視聴者が「国民プロデューサー」として自分の「推し」に投票し、11人に絞りこまれるオーディション形式が話題を集めた。このプロデュースシリーズは、日本や中国などにも輸出され、JO1をはじめ新たな次世代アイドルグループが次々と誕生している。オーディション番組を通じて、視聴者は練習生が驚きの才能を開花させる瞬間や成長する瞬間に立ち会うことができ、自ずと練習生の人間性に惹かれていく。つまり、オーディション番組を用いたプロデュース方法によって消費者の製品関与を効果的に高めることができたのだ。
ファンの日常を彩るSNS:
さらに、デビューを果たしたグループの多くは、SNSを活用したクロスメディア・マーケティングを通して、ファンと親密に交流するのだ。アーティストが日常やオフの姿を投稿したり、ファンの投稿にリプライを直接返したりすることで、アーティストとファンの障壁が薄くなり、ファンは日常的にアーティストに関与することになる。また、従来のSNSにとどまらず、BTSは「Weverse」を、SMエンターテイメントに所属するアーティストは「Lysn」というコミュニティ・アプリを活用して、世界中のファンに「親しみやすさ」を伝えている。これらの結果としてファンのエンゲージメントが日々高まり、コア顧客を獲得していくことに成功したのだ。
最後に...
今回取り上げた事例以外にも、K-POPはユニークで奇想天外な発想のマーケティング手法を用いて、世界を魅了し続けている。K-POPのコンテンツを楽しみながら、どのような仕掛けがあるのかを少し考えてみるだけでも新たな発見があるかも知れない。K-POP界では今後も新たなオーディション番組が控えており、世界的なアーティストを世の中に生み出していくだろう。
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BTS「I NEED U」韓国リリース首位獲得から6年間で成し得たコトとは…
韓国のBig Hit Entertainment所属のBTS(防弾少年団)は、今や世界的な名声を得たグローバルアーティストだ。
アジア圏のアーティストとして史上初、全米の「ビルボード200」チャートで2作連続1位を記録するなど、名実ともにその人気を欲しいままにしている人気アーティストだ。彼らは、ここまで名声を得ることができた理由はいくつかあるが、いわゆる歌って踊るアイドルグループで止まるのではなく、メンバー全員が作詞作曲までを自ら行い、リリースする楽曲に積極的に介入することで知られる。謂わば、アーティスト兼プロデューサーとも言える様な役割を主体的にこなすと言うマルチな才能を持ったグループと言える。
BTSが、韓国の音楽番組チャートで初めて首位を獲得したのは「I NEED U」と言う楽曲だ。同曲は、2015年4月に韓国でリリースされ、各音楽番組で1位となるなど大きな反響を呼び、"終わりに向かって堕落する愛を捕まえようと焦る心を表現している。「I NEED U」のリリースからは、2021年の現在では約6年間が経過しているのだが、彼らがこの6年間で成し得た功績とはどの様なコトがあるだろうか...?
▼ 世界で最も権威のあるビルボードチャートでの功績
まず、BTS(防弾少年団)の最大の功績としては、アメリカでもっとも権威ある週間アルバムチャートチャート「ビルボード」で、2018年5月に防弾少年団のアルバム『LOVE YOURSELF 轉 'Tear'』が初登場1位を獲得したことが挙げられるだろう。
今まで韓国のアーティストで世界的な人気を得たアーティストは、BIGBANGなどを初め存在していたが、実績としてそのトップの成果を得たのは、BTSが最初である。
これは、アジア及び韓国人アーティストで初めて成し遂げた偉業として世界中でニュースとなり、さらに、その3ヶ月後に発売された『LOVE YOURSELF 結 'Answer'』で2度目のビルボード初登場1位となったことで、自ら作った記録を更新したと言う逸話付きだ。また、全米1位の歌姫ホールジーや、世界的DJであるスティーブ・アオキなどとのコラボ楽曲のリリースや、世界的な影響力の強いジャスティン・ビーバーとの交流など、全米アーティストも注目するK-POPグループに登りつめた。
当初は、ここまでの展開を誰しも予期し得なかった速度で人気が拡大していった訳だが、それを成立させた戦略は「グローバル視点」と「楽曲の良さ」であると言える。
▼ 「グローバル視点」と「楽曲の良さ」とは
各種メディアで取り上げられているが、韓国の音楽はグローバル視点だ。
これは良くも悪くも、音楽事務所が最初から、韓国の国内音楽マーケットだけでなく世界の市場を視野に入れたプランを考え動いていると言う事になるのだが、BTSの成功要因のひとつに間違いなく入ってくる要素だ。世界の音楽マーケットは、2018年時点では米国が1位、日本が2位、3位がイギリスと言う状況で、韓国は6位である。世界的に見れば、韓国の音楽市場は成長マーケットであるが発展途上的であり、より大きな成果を得るのであれば米国や日本の市場を狙うのが定石なのだ。
このため、韓国の音楽プロデューサーは、各国で好まれる音楽的な特徴を研究し、最新リリース曲にも反映させることに加え、マーケティング観点ではSNSを駆使し、現地法人スタッフなどを中心に自然な形でアーティストが認知される環境を整えている。さらに、アーティストの教育においても、養成所に入った段階からダンス・ボーカルスキルに加え、語学教育にも力を入れるのだ。
そして、次に、楽曲の良さが挙げられる。
これは世界の音楽トレンドに即した原曲レベルでの良さも勿論あるが、各国の言語翻訳版のリリースやMVの展開などにもその対応が見て取れる。アーティストとしては、ボーカル・ダンスレッスンに、各国の言語パートを覚えたり、ステージングの打ち合わせなど、枚挙にいとまの無い忙しさとなるだろうが、その細かい努力が結果にも繋がっている。
なお、昨年末にリリースされたBTSのニューアルバム『BE (Deluxe Edition)』は、最も「BTS」らしい音楽が収められた作品となっている。 "新しい日常の中でも私たちの人生は続く" というBTS自身のストーリーから始まり、ファンと世界へ向けた癒しの言葉を伝えるアルバムとなっており、彼らのこの6年間の活動の結晶が詰まっていると言えるだろう。
グローバルアーティストとしての楽曲の世界にぜひ浸ってみて欲しい。
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韓国の人気芸能事務所へ入るには…? BTS(防弾少年団)のRMから考察してみたポイントとは…
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韓国の人気芸能事務所へ入るには...? BTS(防弾少年団)のRMから考察してみたポイントとは...
BTSのアルバム「BE」が米ビルボード・アルバム・チャートである "Billboard 200" で初登場1位を獲得するなど、世界的なアーティストとしてのポジションも名実ともに手に入れることになった韓国のアーティスト。
世界のメジャーレコード会社からも、そのダンスの完成度や緻密な戦略に基づき制作された楽曲など、一目を置かれる存在となったK-POP業界だが、彼らの活動や戦略をマネージメントする韓国の人気芸能事務所はどのような状況になっているのでしょうか。
本記事では、事業規模の大きな芸能事務所や、韓国芸能界へのオーディション情報を掲載しているので、K-POP音楽に関心のある方や韓国の芸能事務所への所属をひとつの目標に活動されている方は参考にしてみてください。
まず、韓国の主要な芸能事務所について一覧掲載いたします。
・woollimエンターテインメント ・CUBEエンターテインメント ・STARSHIPエンターテインメント ・FNCエンターテインメント ・YGエンターテインメント ・Pledisエンターテインメント ・SMエンターテインメント ・JYPエンターテインメント ・Big Hitエンターテインメント
※ 掲載順不同。上記クリックで事務所サイトへ遷移します。
▼ 芸能デビューに向けてスキルを磨くには...
また、芸能デビューに向けて必要なスキルや素養は、芸能プロダクションや事務所、そして、プロデューサー単位で判断基準が異なるため、絶対的にこの基準を超えていればデビューが出来るというものはありません。しかし、デビューの可能性をより高めるという意味で、日常的なスキル向上のための活動は必要になってきます。
IU、新生事務所に移籍後も『第35回ゴールデンディスクアワード』で元気な姿を見せる…
先日、“12年来の友人”であるマネージャーが設立した新事務所への移籍を発表したIUが、第35回ゴールデンディスクアワードの大賞を受賞した。
1月6日に、IUは2008年のデビューからともに歩んできたペ・ジョンハン代表が新しく設立した「EDAMエンターテインメント」と専属契約を結んだことが発表されていた。「EDAMエンターテインメント」は、これまでの所属会社「KakaoM」の持分投資を通じて系列会社となったとのことだ。「KakaoM」側は、「EDAMエンターテインメント」が安定的に成長できるよう支援する方針を示しており、「KakaoM」に元いたIUのスタッフ達も「EDAMエンターテインメント」に異動している。
そのような動きがあった中だが、本授賞式で3年ぶりに大賞を受賞したIUは、自身の公式Instagramを更新している。可愛らしさと凛とした姿が垣間見られるオフショットや、大賞のトロフィーを手にとり喜んでいる様子などをアップしている。(関連画像やInstagramは、EVENINGサイトページの末尾に掲載)
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韓国ドラマ「梨泰院クラス」挿入歌を歌うGaho(ガホ)が注目される訳とは…
『梨泰院クラス』(イテウォンクラス)は、韓国のケーブルテレビ局JTBCにて2020年1月31日〜3月21日まで放送されたテレビドラマだ。韓国ソウルの飲食店激戦区・梨泰院(イテウォン)を舞台に、飲食業界での成功を目指して仲間と共に奮闘する若者たちを描いており、韓国だけでなく、世界的なヒット作となった。
本作は、2020年のコロナ禍の巣篭もり需要とも合間り、ビデオオンデマンドサービスであるNetflixにて公開されて以降、日本だけでなく世界にも配信され注目を集めた。内容としては、主人公 パク・セロイの「15年間に渡る復讐劇」を描いたドラマなのだが、彼の自信の信条を貫き小さな飲食店を自ら企業し経営していくひたむきな姿勢や、Wヒロインであるチョ・イソとオ・スアが描く揺れ動く三角関係の行方も、視聴者の感情移入を誘うものとなっている。最終回の視聴率は16.5%を記録し、JTBCの過去実績の中でも歴代3位、韓国のケーブルテレビ史上においても7位の大ヒット作となった。
また、この梨泰院クラスの挿入歌「Start Over(시작)」を歌ったGaho(ガホ)も同時に注目を集めることになったシンガーソングライターだ。
▼ Gaho(ガホ)とは...
同作の挿入歌を担当したGaho(ガホ)は、2018年の正式デビュー後、バラードや R&Bを中心に幅広いジャンルの楽曲を手掛け、「梨泰院クラス」の他にも「皇后の品格」「私の恋したテリウス」「時間」「秘密の森2」など、数々の人気韓国ドラマの挿入歌を担当しており、高音が印象的な心に響く歌声でファンを魅了する実力派シンガーだ。
彼の歌唱力はこちらの動画を見れば分かるだろう。(YouTube動画: https://youtu.be/o99aQZ62nCQ )綺麗な高音と、スッと入ってくる様なメロディラインが特徴で、韓国ミュージックとしてのメロディアスな部分の良さを凝縮したボーカルが魅力と言えるだろう。また、梨泰院クラスのドラマイメージともリンクする楽曲の印象も、ファンの心を捉えたひとつの要因でもあるだろう。同動画は、現在 1,500万超の再生数を記録している。
また、彼のカバー曲にも注目だ。こちらの動画は、BTSの「Life Goes On」をカバーしたYouTube動画だが、Gahoの自然に聴き入ってしまうボーカルでしっとりと歌い上げられた楽曲には、何か別の曲を聴いている様な一種の "新しさ" を感じてしまう。(YouTube動画: https://youtu.be/FvW7q2vWD3Y )
まだ、ドラマをご覧になられていない方は、Gahoの楽曲とともに是非その世界観を味わってみて欲しい。
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『SMTOWN LIVE』無料コンサート、全世界186カ国、計3,583万ストリーミング。韓国オンラインコンサート史上最大記録
『SMTOWN LIVE』が新年初日、全世界「お茶の間最前列」を熱くした。
『SMTOWN LIVE “Culture Humanity”』は、2021年1月1日(金)午後1時(日本時間)からNaver V LIVEをはじめ、YouTube、Twitter、Facebook、TikTokなど各種プラットフォームを介して全世界に無料中継され、186カ国から約3,583万ストリーミングを記録し、爆発的な注目を集め、日本だけでなく、世界のTwitterでもトレンド入りを連発した。
これは、韓国のオンラインコンサート史上最大視聴数値記録で、SM所属アーティストたちのグローバルな人気とパワーを改めて実感する結果である。
この日の公演の火ぶたを切ったオープニング映像には、イ・スマン総括プロデューサーが直接登場、「音楽には障壁がない。言語なしで私達が疎通することができ、お互いに、そして、それぞれが大きな慰めと癒しになることもある。SMENTERTAINMENTと私は皆さんにそんな音楽をプレゼントしようと努力している」とSMプロデュースシステムの基盤であるCT(Culture Technology)の核心が「Humanity」と強調し、「今日の無料コンサートは、今一緒にいるSM ENTERTAINMENTのファンの方々のヒューマニティを祝福するためである。よりよい世界のためにお互いに配慮し、謙虚に、そして愛となる(be kind、be humble、be the love)」というメッセージを伝えて目を引いた。
▼ SHINeeの2021年カムバックを予告する映像も公開
続いてNCT DREAMの「Ridin’」を皮切りにWayV「Take Off」、NCT 127「Punch」、Red Velvet「Bad Boy」と「Peek-A-Boo」、カイ「Mmmh」と「Reason」、テミン「Criminal」と「IDEA:理想」、SUPER JUNIOR-D&E「Growing Pains」、SuperM「100」、ベクヒョン「Candy」、KANGTA「Cough Syrup」など鮮やかなラインナップの多彩な舞台が休む暇なく広がって視線をひきつけた。
加えて、aespa「Black Mamba」、NCT DREAM「Déjà Vu」、NCT U「Make a Wish(Birthday Song)」、「90’s Love」、Red Velvet「Psycho」、SuperM「One(Monster&Infinity)」、テヨン「Happy 」と「What Do I Call You」、SUPER JUNIOR「SUPER CLAP」と「2YA2YAO!」、東方神起「運命(The Chance of Love)」と「Dream」など、様々なヒット曲のステージ、ベクヒョン「UN Village( feat. NCT MARK)」、GINJO「The Riot(feat. WayV TEN x XIAOJUN)」、Raiden「Yours(feat. aespa WINTER)」、IMLAY「Asteroid(feat. WayV YANGYANG)」などコラボステージまで全39曲の舞台で観客を熱狂させた。
また、完全体となって戻ってくるSHINeeの2021年カムバックを予告する映像も公開し、Twitterでも瞬く間にトレンド入り、WayV「Take Off」の舞台の画面を突き抜けて飛んで行くような飛行機からSuperM「Better Days」の温かい雰囲気の温室、SUPER JUNIOR-KRY 「When We Were Us(青く光る季節)」の緑の森、東方神起「Why?(Keep Your Head Down)」の燃える廃墟とヘリコプター、NCT 127「英雄; Kick It」の圧倒的存在感を見せた龍など鮮やかなAR(拡張現実)技術とグラフィック効果がミックスされた豊かな見どころもこのライブの魅力を倍増させた。
▼ 少女時代 テヨンのコメントも...
少女時代のテヨンは「人との付き合いがどれだけ大切かを感じることができたし、家族と過ごす時間がより増えた年だと思う。Covid-19により不便で大変だったが、非対面の公演がトレンドになり「SMTOWN LIVE」公演チケッティングに苦労せず、全世界で誰でも見ることができるようになったと思う」と述べ、東方神起のユンホも「いつもそれがあるときはよく分からなかった平凡な瞬間が、大事で切なく感じられた。2021年には、前年に学んだ平凡のことの大切さを忘れず、すべての瞬間に感謝しながら、より頑張ってやっていきたい」と話すなど、アーティストたちも、グローバルな音楽ファンを温かく励ますコメントで特別なファンへの愛情を示すコメントを送った。
公演終盤には全出演陣が一緒に、希望と、ファンへの応援の気持ち、そして新年の挨拶を盛り込んだこの公演の為の「Hope」の映像で最後を飾り、アフターステージにRaiden、GINJO、IMLAYなどの世界的に注目を集めているDJがSMアーティストのヒット曲をリミックスしたセットリストで楽しいEDM DJ Setを披露、たとえオフラインで会えなくても、誰もが一緒に楽しむ、真のミュージックフェスティバルの場を完成した。
イソンス、タクヨンジュンSM共同代表は「K-POPは、単に音楽ではなく、生活の中に近く位置し、感情を分かち合い、意思疎通する媒介である。Covid-19パンデミックで大変だった2020年を過ごし、そして今、新年を迎え、困難な時期を過ごしてきた全世界にいるK-POPファンの方々を応援して、より良い未来のための明るい希望とエネルギーを送りたいと思い、今回の無料公演を準備した」と企画意図を明らかにした。
オフラインを超えた真のグローバルK-POPフェスティバルとなった今公演。
「SMTOWN LIVE」は、2008年からソウル、NY、LA、パリ、東京、大阪、北京、上海、バンコク、シンガポール、ドバイなど世界の主要都市で大盛況のうちに開催され、数々の記録を打ち立てて話題を集めたことがある。SM ENTERTAINMENTの繰り出すエンターテインメントにこれからもワクワクさせられる1年になるに違いない。
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Spotifyが2021年前半に韓国でサービス開始することで変わるコトとは…
2020年12月17日に、Spotify(NYSE:SPOT)は、2021年前半に韓国でサービスを開始すると発表した。
今回のサービスローンチにより、世界で最も人気のあるオーディオストリーミングサブスクリプションサービスであるSpotifyが、韓国のリスナーでも利用できる事になる。韓国の音楽業界からは、BIGBANGやBTSに代表される様に、世界の音楽シーンに認められるアーティストが輩出されて久しいが、Spotifyが韓国国内でサービス展開を始めるのは今回からとなる。これにより世界中のSpotifyの3億2,000万人のリスナーに韓国リスナーがリーチできるようになり、世界中のアーティストや音楽にも新たな繋がりを提供する事になる。
10年前のグローバル視点の音楽市場とは異なり、現在、韓国の音楽マーケットは世界で最も急速に成長している主要な音楽市場の1つとなっており、世界で6番目に大きい音楽市場でもある。今やSpotifyとしても重要な戦略拠点市場となっている韓国だが、今回のローンチにより変わる事とは何だろうか...?
Spotifyの最高フリーミアムビジネスオフィサーであるAlexNorströmは、「Spotifyは長年韓国音楽業界のパートナーです。K-POPのジャンルをSpotifyサービス内で世界各国へ届け、アジアから米国・南米・ヨーロッパ・中東に至るまで、世界中でそのジャンルを広めてきました。大切な地元のパートナーと協力して、より多くの韓国のアーティストを発見し、韓国や世界中のファンとつながることを楽しみにしています。」と述べている。
Spotifyが、韓国国内の音楽リスナーにより利用される様になる事で、さらにグローバル視点でのK-POPの人気が拡大する事が期待出来る。Spotifyはサブスクリプションサービスであるが、音楽クリエイターやリスナー同士の繋がりも同時に提供している。韓国のアーティストはすでに世界的な市民権を得ていると言えるが、今回のローンチにより更にグローバル的な音楽文化の交流が促進される可能性が期待でき、結果的に世界基準でヒット作となる音楽作品が創出される機会が広がるかも知れない。
実際に、Spotify社のデータでは、K-Popリスニングのシェアは、過去6年間で2,000%以上増加している言う。この流れが加速する事で、更にリスナーを魅了する楽曲が生まれる可能性が期待できる。
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ソンモ(ex.超新星)オンラインクリスマスイベントを韓国から開催‼
元超新星のソンモが、12月24日にオンラインでのクリスマスイベント「Noël pour Juliet(SUNGMO CHRISTMAS PARTY)」を開催。新型コロナウィルスの影響による渡航制限のため、無観客でのクリスマスイベントを韓国から日本のファンに向けてストリーミング配信を行った。当日はライブと、オンラインサイン会を実施し、約500人のファンが参加した。
ソロデビュー曲「Butterfly韓国語バージョン」でライブがスタート。Juliet(ソンモのファンの愛称)にはおなじみのコン・テユ氏をMCに迎え、「今日はクリスマスイブということで皆さんと楽しい時間を過ごしたいと思います。是非コメントを送ってください」とメッセージを送り、2曲目には本日12/24から配信開始となった「I Remember韓国語バージョン」を披露。ソンモからJulietへの感謝の気持ちを歌に込めたクリスマスプレゼントとなった。
中盤では「A Step」「I Remember」などを作曲したキム・チャンヒョク氏がゲストとして登場し、「A step」、コブクロのカバー「永遠にともに」の2曲を歌い、美しいハーモニーでファンを魅了した。
また、トークコーナーではクリスマスイブということでケーキが用意され、サンタの衣装をまとったソンモがワインで乾杯し、「来年はJulietと直接クリスマスイブを迎えたい!」という気持ちを込めてBoAのカバー「メリクリ」を披露。雪が降る映像の演出とともにイベントはクリスマスムードに包まれた。
「本日はJulietの皆さんとクリスマスイブを過ごせてとても保本日嬉しかったです。応援してくれて、愛してくれてありがとう。また来年も笑顔で会いたいと思いますので今後ともよろしくお願いします!」と想いを伝え、最後に「みんな一緒に歌って!」とアップテンポなナンバー「Only you」でイベントを締めくくった。
今回のクリスマスイベントに関して「直接会えないのは残念でしたがみなさんのおかげで思い出になるクリスマスイブになりました!僕とデートしてくれてありがとう、楽しかったです!Julietしか勝たん❤️、I Remember韓国語バージョンもよろしくお願いします!」とコメントした。
イベントライブは12月25日19時からも開催される。また、オンラインサイン会を26日、27日に実施する予定だ。気になる方はチェックしてみて欲しい。
■ ライブ詳細
http://fancafe.jp/shop/item.php?it_id=1605496316
■ オンラインサイン会詳細
http://fancafe.jp/shop/list.php?ca_id=10e0
* ソンモ配信シングル「I Remember 韓国語バージョン」12/24より配信スタート
テイチクエンタテインメント
http://www.teichiku.co.jp/artist/sungmo/
※ ソンモのファンコミュニティ「Romeo&Juliet」がOPEN!
よりファンの皆さんとの交流を深めるための、SNSやファンクラブ“Juliet”とはまた違ったコンテンツをお届けします。詳細はこちら
https://fanicon.net/fancommunities/3080
JAPAN OFFICIAL FAN CLUB SITE
https://sungmofc.com/
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韓国芸能界でコロナ拡大か。TWICEやSEVENTEENで隔離や出演中止が…
韓国芸能界で、新型コロナウイルス感染症の拡大が確認されている。
人気歌手やアイドルグループのメンバーにも感染が確認され、テレビ番組への出演や隔離を余儀ざるを得ない状況となっている。
12月の初旬に、韓国人気女性歌手であるチョンハが、新型コロナウイルスに感染したことが発表されるなど、芸能界での著名人の感染が目立つ様になっていた。彼女の所属事務所であるMNHエンターテインメントは、12月7日にチョンハ自身から新型コロナウイルス感染者と接触したことの報告があったため、PCR検査を受けたところ陽性であることが分かったとのことだ。
実際に、韓国では2020年11月初旬から新型コロナウイルス感染症の患者数が急増しており、10〜11月初旬までは1日の感染者数は100名未満の水準だったが、12月17日時点では1日で1,062名と感染の拡大状況が分かる様な状況となっている。約10倍の感染者数の規模であるのでその深刻さが分かるだろう。
また、日本でも人気の女性アイドルグループ「TWICE(トゥワイス)」の日本人メンバーであるサナもPCR検査を受けており、ファンの間でも心配の声が上がっていた。検査結果では、サナは陰性だったが、濃厚接触者のため2週間の隔離が必要となっており、活動自体にも影響が出ていることは言うまでもない。
さらに、韓国のボーイズアイドルグループである「SEVENTEEN(セブンティーン)」も、12月18日放送の「2020 KBS歌謡祭」を急遽欠席し、メンバー全員がPCR検査を受けることになった。所属事務所の説明によると、新型コロナウイルス感染者が、SEVENTEENメンバーと同時刻に美容院を訪れていた様で、全メンバーが自主的にPCR検査を受けることになった様だ。
加えて、女性アイドルグループ「EVERGLOW(エバーグロー)」でもメンバー2人が新型コロナウイルスに感染したほか、芸能人のマネジャーにも感染が拡大するなど、業界自体においても影響が拡大している。
▼ 感染の封じ込めは効果を出せるか...
世界的に第3波とも言える感染流行を示している新型コロナウイルスだが、2020年末においては各国ともに厳戒態勢を敷いてきている。
韓国の文大統領は12月13日に、今年2月以来となる緊急会議を招集し「コロナ拡散阻止に向け、絶体絶命の危機だ。K防疫の成否をかける」と述べており、コロナウイルスの感染者は、南東部大邱で集団感染が起きた2月の第1波や夏の第2波よりも深刻であることの見解を示している。また、医療崩壊の危機も、感染者の70~80%が集中するソウルなどの首都圏において特に高まっている様で、一部の医療機関では隔離病室が不足し、患者の他地域への搬送が行われている状況だ。この為、韓国政府は14日に、医療支援のため軍の医官や特殊部隊員ら400人以上を保健所などに投入し対応を急いでいる。
また、日本においてもその感染状況は拡大しており、12月17日時点では3,199名の新規患者が確認されている。総人口が異なることや検査状況も異なる為、この数だけで全ては語れないが感染拡大が起きているのは分かるところだ。
新型コロナウイルスの感染拡大は、芸能界の話だけではないが、年末に感染防止に歯止めをかけるための適切な行動が必要だ。
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韓国ボーイズグループ、Stray Kidsとは? 次世代NO.1と言われる彼らの魅力とは…
Stary Kids(ストレイキッズ)というグループをご存知だろうか。
彼らは韓国の男性アイドルグループである。
JYPエンターテインメントとMnetが作成したサバイバル番組「Stray Kids」の放送から始まり、参加者9人全員のデビューが決定した。そして、2018年3月26日にミニアルバム『I am NOT』で正式にデビューした。
Stray Kidsはリーダーのバンチャンによって集められ、サバイバル番組というものの、最初からメンバーが決まった状態で “全員" でデビューを目指す”というスタイルで行われた。
とは言えど、サバイバル番組であるため、脱落の危機というものはもちろん存在する...。
途中2人のメンバーの脱落があったものの、最終的に全員無事デビューを果たしたのである。
現在、メンバーはバンチャン・リノ・チャンビン・ヒョンジン・ハン・フィリックス・スンミン・アイエンの8人だ。
また、2020年には新韓流グローバルホットトレンド賞を受賞するなど快挙を成し遂げ、現在ミニアルバムを6作品(プレデビューアルバム含む)、フルアルバムを1作品、リパッケージアルバムを1作品、スペシャルアルバムを1作品リリースしている彼ら。
さらに驚いたのが、メンバー自身が作詞・作曲・プロデュースを行なっているということだ。彼らの最大の武器とも言えるだろう。
Stray Kidsの楽曲のクオリティは非常に高い。
◆ 個性爆発?ジャンル多彩なStray Kidsの楽曲たち
彼らの楽曲はHip-HopからEDM、力強くカッコいい曲、ポップでキャッチーな曲、切ない曲... などジャンルは多岐にわたる。
現在23個のMVを公開しているStray Kids。
いくつかピックアップしてみた。
【District9】
https://youtu.be/u6unJQownW4
“全てひっくり返す”というサビの叫ぶ感じと力強いトラックが凄くカッコいい楽曲だ。“俺たちは俺たちの区域を守る” といった歌詞に込められたメッセージが非常に心打たれる様だ。また、途中の怒濤のラップと曲のテンポ感も非常に良い。
【My Pace】
https://youtu.be/pok5yDw77uM
出だしのイントロがクセになる楽曲だ。“他の人と比べないで自分のままで良いんだよ” といったポジティブなメッセージが明るく前向きになれるチューンだ。
【MIROH】
https://youtu.be/Dab4EENTW5I
サビが縦ノリになるようなダンスナンバーだ。“もっと上に行く” という彼らの情熱的な想いが歌詞に込められている楽曲だ。
【神메뉴】
https://youtu.be/TQTlCHxyuu8
自分たちの音楽を “料理” に比喩している楽曲だ。韓国アーティストが多数の楽曲をリリースしているが、中々見ないテーマである。曲中の “DU DU DU DU DU DU” という部分は振り付けも歌もクセになる。
【Back Door】
https://youtu.be/X-uJtV8ScYk
最近公開されたMVであり、ドアをノックする独特の振り付けが斬新なアイデアである。“関係者以外立ち入り禁止” というサビの歌詞とノリノリのEDM楽曲として中毒性が満載の仕上がりである。MVの演出も、明確に世界観があって素晴らしい出来だ。他の楽曲も同様だが、Stray Kidsの楽曲は色んな効果音やサウンドが用いられていて面白いものだ。
【SLUMP】
https://youtu.be/T7DY0FXJV18
今、日本の音楽ファンの間でも人気の音楽チャンネル〈THE FIRST TAKE〉に出演したStray Kids。日本語ver.での見事なパフォーマンスを見せた。
2020年には日本デビューを果たした彼ら。日本では勿論、世界でも今以上に活躍していくだろう。
Stray Kidsの今後の動向に注目していきたい。
◆ Stray Kids の情報はこちら
彼らの最新情報は以下からチェックできる。気になる方は要チェックだ。
※ オフィシャルサイト: https://www.straykidsjapan.com/
※ Twitter: https://twitter.com/stray_kids_jp
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韓国発の世界的スター BTSがビルボードチャート初登場で1位!トップスピードで駆け抜ける彼らの偉大さ
韓国のカルチャーが今、世界を席巻している。
その立役者としてあげられるのは、いうまでもなくBTS(防弾少年団)であろう。ここ数十年においては日本でも、韓流ブームなどがあったように、韓国のカルチャーはアジア圏を中心に広まっていた。
だが、そういった韓国のカルチャーは、アジア圏を飛び越えていくことはなかった。
しかし、2010年代になって突如現れたBTS(防弾少年団)は、例のように日本でブームを呼び起こしたことに加えて、世界をも揺るがせることに成功した。
彼らの新曲「Dynamite」は、ついに世界で権威あるビルボードチャートでも初登場1位を達成した。もはや、誰もが認める世界的アーティストとなったBTS(防弾少年団)。
彼らの勢いはもはやとどまることを知らないものとなっている。
◆ 新曲「Dyanamite」はそれまでのBTSとは別物?新しい顔を覗かせるBTSの可能性は無限大か。
BTS(防弾少年団)は、一般的なイメージで言えば、韓国のボーイズアイドルグループという括りで当てはめられるだろう。そして、彼らの音楽はジャンルで言えばヒップホップの色が濃い。ダンスミュージックをベースにして、ヒップホップをエッセンスとして加えた音楽はこれまで多くの人を魅了してきた。
だが、今回の新曲「Dynamite」は、今までのBTS(防弾少年団)とは一線を画している印象がある。
曲調としては、今までよりもさらにライトに、ポップ調になったダンスミュージックと言ったところであろうか。
バブリーな豪勢さを感じさせつつも、誰もが口ずさめるような親しみやすさを感じさせるこの曲は、これまでのBTS(防弾少年団)にはなかった新しい一面を見出すことができる。ヒップホップだけが彼らがなす音楽ではなく、あらゆるジャンルの楽曲をも表現できることを示している様だ。
今、世界で最も勢いがあるといっても過言ではないBTS(防弾少年団)は、今後も韓国のカルチャー史に残るような活躍を果たしていくに違いない。韓国では、他にもBLACKPINKなどのグループもまた世界で人気を集めていて、同じくものすごい勢いで躍進している。
今後、世界規模で、韓国のカルチャーは重要トピックとなるだろう。
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メディア運営:Evening Music Records株式会社
日本で高まるシティポップへの熱。それは韓国でも同様か?アジア圏で共通する音楽の波。その要因は?
日本と韓国、この2国の関係性というものは簡潔に論じることは到底不可能なことである。それほど日本と韓国とはある意味で親密な、関係を長い歴史にわたって築いている。
それは音楽という、いわゆる文化交流においても言えることである。
日本において韓流ブームが最初に訪れてから、もうすぐで20年も経とうとしている。韓国ドラマ「冬のソナタ」は当時の日本においては爆発的なブームを果たし、大変な話題となった。
それ以降も、BTSの世界的ヒットなど、特に韓国の文化の波及は近年になってその勢いを増しているようにも思われる。NETFLIXオリジナルのドラマである「梨泰院クラス」「愛の不時着」もまた大変なヒットを記録しており、社会現象伴っている。
なかなかアジア圏の音楽などは、世界圏で受け入れられにくいものがあったのだが、韓国はそれを物ともしていない。
今後も韓国発のヒットメーカーは確実に現れるであろう。それがどういうものなのか、それは現段階では神のみぞ知るというところであろうか。
◆ 日本で人気の高まるシティ・ポップ。韓国でも同様のムーブメントが...
今日本で人気が沸騰している音楽ジャンル、それはシティ・ポップであろう。
特に、こういった音楽は若者世代の間で人気を集めており、ファッション性も高いことが人気の要因ともなっている。今やサブスクリプションサービスの普及によって、誰もが新しい音楽にリーチしやすくなった。そういった進化に伴って、人々は聴く音楽をもファッションの一部として捉えるようになり、おしゃれできどれる音楽の需要は近年でとても高まっているのだ。
そして、それは韓国においても同じであるという。比較的日本でおなじみの台湾アーティスト・落日飛車など、韓国、そしてそれ以外のアジア圏地域でもシティ・ポップバンドは続々と増えている。
サブスクリプションサービスの普及は世界的であることから、これはある意味では世界共通のプラットフォームが作り上げられたとも言えよう。
今後、世界を通じて同じようなムーブメントが起こるということも考えられる。
シティ・ポップという音楽もまた、今後のメジャーシーンで耳にする機会が増えるだろう。
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