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BABYMONSTERなど4月のカムバも豊作!今注目のK-POPヨジャドル
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BABYMONSTERなど4月のカムバも豊作!今注目のK-POPヨジャドル

今、絶賛賑わっているK-POP界では、ILLITの大々的なデビューが話題となったが、他にも注目のアーティストたちが新しい楽曲を提げて次々にカムバックしている。 どのグループも気になるところだが、今回はその中でも今絶対に知っておくべき女性アーティストたちを紹介したい。

BABYMONSTER 「SHEESH」

つい先日4月2日にリリースされ、YouTubeでは既に1億回の再生数を突破した今回の楽曲。 「SHEESH」は、1stミニアルバム「BABYMONS7ER」のタイトル曲であり、前回までの活動では不参加となっていたメンバーのアヒョンが参加し、正式に7人体制で臨むカムバックした楽曲だ。 Music Video: 韓国三代大型事務所の一つ、YGエンターテインメントに所属しており、BLACKPINKの妹分グループとして知られているBABYMONSTER(ベイビーモンスター)。 本楽曲では、そのYGならではの強気なヒップホップサウンドが最大限に生かされ、”完全体のBABYMONSTER、ここに現る。” といった攻めの姿勢が表されている。 タイトルに用いられている”Sheesh”という英語は、何かに驚いた時や感心した時に使われる感嘆詞であり、世界が今BABYMONSTERに”sheesh”と驚かされるときだ、という思いが込められているらしい。

BABYMONSTER プロフィール

韓国人3人(アヒョン、ラミ、ロラ)、タイ人2人(パリタ、チキタ)、日本人2人(ルカ、アサ)の計7人の多国籍ガールズグループ。 4年間の専門的なトレーニングを受けた後、YouTubeにて配信していたドキュメンタリーシリーズ「Last Evaluation」を経て最終的に7人構成でグループを結成。 ボーカル、ダンス、ラップ、ビジュアル、どこを取ってもレベルが非常に高く、BLACKPINKの後釜として、世界からも大きな注目を集めている。 Official site: https://yg-babymonster-official.jp/

KISS OF LIFE 「Midas Touch」

今までのKISS OF LIFEとはまた一味違った姿を披露した今回の楽曲。先日4月3日に発表され、YouTube上にもミュージックビデオを公開している。 Music Video: 4人のメンバーそれぞれが楽曲の雰囲気に合わせた衣装に身を包み、エレガントでセクシーキュートなビジュアルを魅せている。 2000年代を今風にオマージュした”Y2K”が流行っている昨今だが、この曲にはその頃を彷彿とさせるテイストが多く含まれているように感じる。まさに今のヒットを上手く狙いに行った一曲。 Midas touchとはギリシャ神話のミダス王が触れたものを全て黄金にしてしまう力を持っていたとされることからできた言葉。MVの中でもKISS OF LIFEのメンバーが触れたことで黄金に変わってしまう人が登場する。 MVのセットや衣装からは、2009年にリリースされたLady Marmalade(クリスティーナ・アギレラ、マイア、リル・キム、ピンク)の雰囲気がどこか感じられ、曲とMVどちらも2000年代を意識したのではないかと思われる。

KISS OF LIFE プロフィール

昨年、2023年にデビューしたS2エンターテインメント事務所所属の4人組韓国ガールズグループ。 メンバーは画像左から順にナッティ、ハヌル、ジュリー、ベル。 一作目のミニアルバム『KISS OF LIFE』では、それぞれの個人スキルが高過ぎる新人アーティストとして一躍話題になった。二作目の『Born to be XX』ではパワフルなステージパフォーマンスが注目を集め、年末の多様なアーティストが集う場でも圧巻のステージを披露した。 個人の個性が存分に生かされたソロ曲も人気を誇っており、今後は彼女たちの強みでもあるライブパフォーマンスがより期待されている。 KISS OF LIFE Official site: https://kissoflife-official.com/
K-POP界に新たな新星現る!超大型新人ガールズグループ「ILLIT」の魅力とは
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K-POP界に新たな新星現る!超大型新人ガールズグループ「ILLIT」の魅力とは

昨今、各SNSで話題となっている新生K-POPガールズアイドルグループ「ILLIT(アイリット)」の魅力がスゴいと噂になっている。 2024年3月25日に1枚目のミニアルバム「SUPER REAL ME」のリリースと共にデビューを果たしたILLITは5人組の韓国アイドルグループである。 メンバーは韓国人メンバーのユナ(윤아)、ミンジュ(민주)、ウォンヒ(원희)と日本人メンバーのモカ(모카)、イロハ(이로하)で構成されている。2023年に放送されていたガールズグループサバイバル番組「R U Next?」を経て形成された本グループは、現在HYBE LABELSの傘下であるBELIFT LABに所属しており、今の韓国音楽シーンを彩る「SEVENTEEN」や「LE SSERAFIM」、他にもたくさんの有名アーティストやグループを手掛けるHYBE LABESの末妹グループとして、ILLITは今絶賛注目の的となっている。 今回のアルバムに収録されている楽曲の一つ「Magnetic」のパフォーマンス映像が公開されると、各メディアで「全員完璧な新人グループの誕生」「新曲なのに完成度が高すぎる」とたちまち話題になった。 パフォーマンス動画: 公式ミュージックビデオ:

「Magnetic」がデビュー曲として完璧すぎる理由

今回のデビュー曲「Magnetic」では、クールに振る舞いたくても好きな人の前では気持ちを隠せず、磁石がくっ付き合うように心が吸い寄せられてしまう女の子の恋心が描かれている。 淡い紫や白を基調としたセットや衣装が用いられ、「かわいい」コンセプトを強調しつつ、いき過ぎていないメンバーのヘアセットや、疾走感がありつつ軽くてポップなサウンドが施された楽曲が「クール」な部分を表しており、また新しいガールズコンセプトが登場したように思われる。 特にリズミカルで中毒性のあるサビ部分でのダンスが良すぎるとダンスカバー動画を投稿する人が続出している。 YouTube Short動画:https://youtube.com/shorts/WXmyVjUY1uA?si=a3IoRVAbXDRVbHD3 新人のデビュー曲として、楽曲、コンセプト、ダンスコレオグラフィーがそれぞれここまで上手く合わされば、完璧という二文字が浮かび上がってくるのも納得だろう。 それだけにとどまらず、個人のビジュアルそしてダンスや歌唱スキルを合わせてもやはり総合的にレベルが高く、その芸術点の高さに魅了されるファンも多いのではないだろうか。 Spotifyリンク:

気になる彼女たちの「これから」

そんな華々しいデビューを果たした彼女らだが、その直前にはなんとフランスのパリで開催されたファッションウィークに招待され、『Acne Studios FW24 Show』にて正式デビュー前の初お披露目を果たしている。 韓国国内に限らず、日本を超えて世界をマーケットに売り出していくHYBEの強気な姿勢が伺える。 既に海外ファン層も多く付いており、TikTokでは「#illit」というハッシュタグがとても多く使用され再生回数は2億回を突破。ILLITの時代が今、キテいる!と誰しもが感じているに違いない。 彼女たちを一目見てみたい!そんな方々へ日本での最新活動情報をいち早くシェアしていこう。 『Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER』へ出演決定 開催日時:2024年5月3日(金・祝) 開場13:00/開演14:30(予定) 開催場所:国立代々木競技場第一体育館 イベント公式HP:https://girls-award.com/ イベント公式SNS:https://twitter.com/GirlsAward ILLITが今後音楽業界にどんな風を巻き起こしてくれるのか、ますます期待は高まるばかりである。彼女たちのこれからの活躍に世界は目が離せない
aespa(エスパ)、初旅行に密着リアルバラエティがDVDリリース決定
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aespa(エスパ)、初旅行に密着リアルバラエティがDVDリリース決定

グローバルに活躍している4人組グループaespa。 記念すべきの初旅行に密着し、キュートで初々しい4人の魅力が満載の韓国制作のリアルバラエティDVD「aespaのSynk Road」 の発売が決定した。 旅行の舞台は美しい自然と青い海が綺麗な韓国・カンウォンド<東海&平昌> オーシャンビューなキャンピングや、神秘的な自然と共にするアクティビティにもチャレンジし、彼女たちの全てが詰まったリアルで愉快な2泊3日の旅行記となっている。 ティザー映像も公開となったので、素の彼女たちの魅力が詰まった映像をぜひチェックしてみよう。

関連情報

2024年6月19日(水)Release 「aespaのSynk Road」 ご予約はこちらから:https://aespa.lnk.to/aespa_Synkroad
SMTOWNライブ、aespa・RIIZEなど出演!NCT WISH日韓同時デビュー
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SMTOWNライブ、aespa・RIIZEなど出演!NCT WISH日韓同時デビュー

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撮影:髙村祐介, 釘野孝宏

 

SMTOWNライブ、aespa・RIIZEなど出演!NCT WISH日韓同時デビュー

 

SM ENTERTAINMENTのアーティストが一同に会するSMTOWN LIVE。今回で通算20回目となる公演「SMTOWN LIVE 2024 SMCU PALACE@TOKYO」が、2月21日と22日の2日間、東京ドームで開催された。

 

そのオープニングを飾ったのは、日本で2月28日に「WISH」をリリースする、NCT最後の個別グループ・NCT WISH。昨年7月から9月にかけて放送されたプレデビューリアリティ番組「NCT Universe:LASTART」を通して結成されたグループだけに、既に日本でも人気沸騰中。メンバーの顔がモニターに映し出された瞬間に客席から大きな歓声が上がっていた。

 

そしてビートの効いた「NASA」とプレデビュー曲「Hands Up」をパフォーマンスすると、その歓声は高まるばかり。とても鮮烈な日本初ステージを果たしたのだ。

 

さらに日本開催のSMTOWN LIVEに初登場となったのが、昨年9月4日に正式デビューしたRIIZE。デビュー曲「Get A Guitar」はもちろん、1月に配信がスタートしたメロディアスな楽曲「Love119 (Japanese Ver.)」も観客が大合唱。彼らの人気の高さを証明してみせた。

 

 

著名アーティストも次々と登場

 

そんなフレッシュな魅力を炸裂させたグループがいる一方、長いキャリアを持つアーティストも次々と登場。

 

SMTOWN LIVEへの出演は8年ぶりだというチョウミはウニョク(SUPER JUNIOR)と「Mañana (Our Drama) (Feat. EUNHYUK)」を、さらにリョウク(SUPER JUNIOR)と「Starry Night (With RYEOWOOK)」をコラボレーション。久しぶりのステージで変わらぬ歌唱力を披露した...

 

 

 

 

韓国 ITZY、2nd ワールドツアー「BORN TO BE」の開催を発表!
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韓国 ITZY、2nd ワールドツアー「BORN TO BE」の開催を発表!

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『2PM』『TWICE』『Stray Kids』『NiziU』など数々の有名アーティストを輩出させたJYPエンターテインメントより2019年2月に韓国からデビューした、5人組グローバルグループ『ITZY』(読み方:イッチ)。 日本では昨年10月にITZY JAPAN 1st Album 『RINGO』を発売、2024年1月8日には韓国にてでカムバックをした。 そして、本日待望の2ND WORLD TOUR が発表された。2月24日ソウル公演を皮切りに、8月まで約6か月間で世界27都市をまわる最大級のコンサートが展開される。日本公演は5月18日(土)、19日(日)東京・国立代々木第一体育館にて公演決定だ。 昨年2月に日本で開催されたITZY THE 1ST WORLD TOUR以来、約1年3か月振りの公演におおきく成長したITZYへの期待が高まっている。

ライブ情報

《公演概要》 2024年5月18日(土) 東京・国立代々木第一体育館  開場17:00 開演18:00 2024年5月19日(日) 東京・国立代々木第一体育館  開場15:30 開演16:30 《チケット販売情報》 ■ 最速先行(MIDZY JAPAN W会員先行)2024年1月31日(水)10:00~2月8日(木)23:59    ■ 2次先行(MIDZY JAPAN会員先行)2024年2月9日(金)10:00~2月13日(火)23:59 ■ 3次先行(MIDZY JAPAN MOBILE会員先行)2024年2月14日(水)10:00~2月18日(日)23:59 チケット受付詳細はITZY 2ND WORLD TOUR in JAPAN特設サイトをご覧ください。 https://www.itzyjapan.com/feature/2nd_worldtour_BORNTOBE -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
TuneCore、韓国の音楽ストリーミングサービス Melonへ楽曲提供を開始
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TuneCore、韓国の音楽ストリーミングサービス Melonへ楽曲提供を開始

音楽デジタルディストリビューションサービス TuneCore Japanが、韓国カカオエンターテインメントの音楽ストリーミング配信サービス「Melon」へ楽曲の提供を開始した。 「Melon」は韓国においてトップシェアを誇る韓国最大級の音楽ストリーミング配信サービスで、韓国の音楽マーケットにおいて非常に多くのリスナーへ音楽を届けている。 TuneCore Japanの韓国発音楽ストリーミング配信サービスの追加は、今年3月の「FLO」に続くものとなっており、近年さらなる盛り上がりを見せるアジア圏の音楽シーンに対して、今回の「Melon」の追加が、日本のインディペンデントアーティストの楽曲がより広まることに期待が集まっている。 なお、アーティストは、すでにTuneCore Japanを通して配信している楽曲においては追加料金なしに「Melon」へ追加配信することが可能となっている。 配信先の追加方法: https://support.tunecore.co.jp/hc/ja/articles/360007272011 詳細: https://www.tunecore.co.jp/news/453 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/ インターンシップ募集:https://evening-mashup.com/home/music-intern
ちゃんみな、一発撮りで韓国の人気YouTube番組『Killing Verse』に出演
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ちゃんみな、一発撮りで韓国の人気YouTube番組『Killing Verse』に出演

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ちゃんみなが、チャンネル登録者数200万人を超える韓国の音楽YouTubeチャンネルDingo Freestyleが誇る人気番組『Killing Verse』に日本人アーティストして初出演を果たし、本日動画が公開された。 YouTube動画: 本チャンネルはメドレー形式のライブ歌唱を“一発撮り”かつ“ノーカット”で披露し、アーティストの高いラップスキルや歌唱力を臨場感たっぷりに楽しめる番組。これまでCLやZICO、CRUSHなど多くの人気アーティストが出演している番組である。 日本と韓国にバックグラウンドを持ち、日・韓・英の3言語を操るちゃんみなは、2022年に韓国語楽曲「Don’t go feat. ASH ISLAND」で韓国デビュー、先月11月24日(金)には韓国3rdシングルである「Biscuit」をリリースし、渋谷の街中で撮影したコンセプトビデオとともに反響を得ている。 公開された動画では、これまでリリースした韓国語楽曲の披露に加え、国を超えて愛されている代表曲「Never Grow Up」や「美人」、韓国国内でも人気の高い「ボイスメモ No. 5」など計8曲を披露。そして映像としては初公開となる「Biscuit」を披露している。 約2年ぶりの全国ツアー『AREA OF DIAMOND 2』が、12月17日(日)仙台公演を皮切りに、絶賛開催中のちゃんみな。来年3月には初の単独海外公演を台湾・香港・韓国で控えているなど、ますますグローバルな活躍が期待される。その勢いから来年も目が離せない。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/ インターンシップ募集:https://evening-mashup.com/home/music-intern
世界を熱狂させる「K-POP」を支える戦略的なマーケティングとは
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世界を熱狂させる「K-POP」を支える戦略的なマーケティングとは

音楽業界はSNSの普及やデジタルの発展によって年々複雑さが増している中、ユニークで新しい発想を取り入れたプロモーションが世界各地で行われ、マーケティングがより重要な役割を果たすようになった。 特に、K-POPは巧みなマーケティング戦略で世界に市場を拡大していることで有名である。韓国関税庁によると、音楽関連の韓国で生産されたCDとDVDの輸出額は、2020年の1~11月に約180億と前年同期比で95%増となった。日本国内の音楽市場においても「NiziU」や「JO1」といった日本版K-POPグループが参入するなど、KPOPという音楽のエンターテイメント・コンテンツは大きな輸出産業として世界中で認知され、大きな成果を生んでいる。 本稿では、そんなK-POPのマーケティングについて成功事例を2つ取り上げたい。1点目としては「世界進出志向の明確なターゲティングと計画的な戦略」による成功事例を、2点目としては「顧客への高関与ルートの構築」による成功事例を紹介していきたい。 ▼ 1. 世界市場志向の明確なターゲティングと計画的な戦略による成功事例 世界市場志向のメンバー選定やコンセプト設計: 韓国の音楽ビジネスは、以前から日本と比較して国内市場が小さかったため、海外マーケットに市場を拡大する必要があった。そのため、最初のメンバー選定やコンセプト設計の段階から国内市場ではなく、グローバル市場を目指している。例えば、「BLACKPINK」は、アメリカのHIP HOP的な格好良さを求める若者向けのコンセプトが設定され、楽曲もラップやクールな曲調が多い。さらに、メンバー構成もタイ出身や韓国系オーストラリア人など多様性やグローバル色が際立っている。 非言語コミュニケーションの高いスキル: また、非言語コミュニケーションである高いダンススキルやハイクオリティーなMV(Music Video)によって、非韓国語圏の人々でも視覚的に楽しめる工夫が施されている。K-POPのMVは色鮮やかなセットが特徴的で、何年もかけて物語が展開され、小さな仕掛けが散りばめられているため、新曲のMVが公開されるたびに伏線の謎を考察するのがK-POPのMVの醍醐味になっている。 鋭い戦略眼: さらに、注目すべきはスマートフォンが普及したタイミングで、SNS事業を展開し始めていたという事実である。「BTS」が所属するBig Hit Entertainment(現HYBE)は、YouTubeが海外で認知され始めたタイミングで、SNSの普及によって多くの人が孤立する時代がくることを予測し、人々の寂しさに寄り添える環境を作ることを目指した。その手段としてSNSの公式アカウントを開設したのだ。音楽ビジネスを、“音楽を創っている産業” という「マーケティング近視眼」で捉えるのではなく、長期的な視野で事業を展開し、SNSを通じて世界にパフォーマンスを発信したことが現在のKPOPの人気に繋がったと考えられる。 ▼ 2. 顧客への高関与ルートの構築による成功事例 2020年、日本国内で話題を呼んだ『Nizi Project』: ここではデビューを決定づけるオーディション番組、そしてS N Sの更新頻度に注目した。2020年1月から放送された、韓国の大手音楽事務所JYPエンターテインメントとソニーミュージックによるオーディションプロジェクト『Nizi Project』は、国内でも大きな話題を呼んだ。プロデューサー J.Y. Parkの指導方針やキャラクターも人気を集め、同番組から誕生したグループNiziUのプレデビュー曲『Make you happy』は、オリコン週間デジタルランキングで初登場1位を獲得した。 誰もが自分の「推し」に出会い、応援できる『PRODUCE 101』: さらに、2016年に韓国で始まったオーディション番組『PRODUCE 101』では、101人の練習生の中から視聴者が「国民プロデューサー」として自分の「推し」に投票し、11人に絞りこまれるオーディション形式が話題を集めた。このプロデュースシリーズは、日本や中国などにも輸出され、JO1をはじめ新たな次世代アイドルグループが次々と誕生している。オーディション番組を通じて、視聴者は練習生が驚きの才能を開花させる瞬間や成長する瞬間に立ち会うことができ、自ずと練習生の人間性に惹かれていく。つまり、オーディション番組を用いたプロデュース方法によって消費者の製品関与を効果的に高めることができたのだ。 ファンの日常を彩るSNS: さらに、デビューを果たしたグループの多くは、SNSを活用したクロスメディア・マーケティングを通して、ファンと親密に交流するのだ。アーティストが日常やオフの姿を投稿したり、ファンの投稿にリプライを直接返したりすることで、アーティストとファンの障壁が薄くなり、ファンは日常的にアーティストに関与することになる。また、従来のSNSにとどまらず、BTSは「Weverse」を、SMエンターテイメントに所属するアーティストは「Lysn」というコミュニティ・アプリを活用して、世界中のファンに「親しみやすさ」を伝えている。これらの結果としてファンのエンゲージメントが日々高まり、コア顧客を獲得していくことに成功したのだ。 最後に... 今回取り上げた事例以外にも、K-POPはユニークで奇想天外な発想のマーケティング手法を用いて、世界を魅了し続けている。K-POPのコンテンツを楽しみながら、どのような仕掛けがあるのかを少し考えてみるだけでも新たな発見があるかも知れない。K-POP界では今後も新たなオーディション番組が控えており、世界的なアーティストを世の中に生み出していくだろう。 -- メディア運営:Evening Music Records Inc.
“昭和グルーヴ”を開拓した韓国人DJ Night Tempo(ナイトテンポ)から見る- 80年代カルチャーが再燃しているワケ
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“昭和グルーヴ”を開拓した韓国人DJ Night Tempo(ナイトテンポ)から見る- 80年代カルチャーが再燃しているワケ

◆“昭和グルーヴ”を開拓した韓国人DJ Night Tempo(ナイトテンポ)から見る- 80年代カルチャーが再燃しているワケ  近年日本の80年代シティ・ポップが海外の音楽マニアを中心にブームを起こし、昨年頃より日本でも逆輸入した形でシティ・ポップブームが巻き起こりました。  シティ・ポップが一躍ブームとなったのはYouTubeにあがった竹内まりやの「Plastic Love」のリミックス。再生回数は900万回を超えるほど(2020年1月現在)。このリミックスの作成者がシティ・ポップブームをけん引し、さらに派生した独自の“昭和グルーヴ”を開拓している韓国人DJのNightTempo(ナイトテンポ)さん。  今回はNightTempoさんから見る、若年層がなぜ80年代音楽やアートワークに魅力を感じているのかを、先月行われたNightTempoさんの全国ツアー「昭和グルーヴツアー」の感想レポートを交えて書いていきます。 ◆昭和歌謡のDJリミックスが感じさせるクラブ×昭和歌謡の“乗れる歌謡曲”  NightTempoさんのリスナーは80年代を知る、音楽をこよなく愛する大人世代から平成生まれの音楽マニアの若年層まで幅広いのが特徴。  昭和生まれである大人世代は昭和歌謡に懐かしさを感じてイベントに参加する人が多い印象を受けましたが、若年層は普通にクラブイベントに参加する感覚で盛り上がっていた人が多い印象を受けました。このように、クラブ×昭和歌謡の楽しみ方が世代によって違うのが特徴的に思います。  若年層である10代から30代が昭和歌謡を知るルーツは、世間の影響より親やテレビ、インターネットの影響が大きいと思いますが、リミックスされた昭和歌謡を聴いて何か新しい“センス”を感じて魅力に思う人が多いのではないでしょうか。  また、実際にDJや盛り上がりの様子をお客さんがSNSでアップして拡散しているのが現代らしい文化です。「正直、昭和歌謡はよく知らなかったけど楽しかった」という若者の声や「世代関係なくこんなに懐かしい曲で盛り上がれる空間が最高だった」というような大人世代の声がSNS上で見受けられました。SNS上に会場の様子をアップされると“楽しそう”、“行ってみたい”という意欲が生まれやすく、そういった反応もSNS上で見受けられました。実際にNightTempoさんのイベントはどの世代のクラブ初心者でも易しく、「昭和歌謡でこんなに盛り上がれるんだ」という感覚でした。 ◆音楽同様、80年代カルチャーの注目すべきはアートワーク  NightTempoさんはVJやグッズ、アートワークも支持を受けているのが人気の理由の一つ。NightTempoさんのアートワークは絵のタッチや色使いもレトロさを感じさせる少女アニメ風。NightTempoさんのDJは、Future Funk(フューチャー ファンク)というジャンルで、日本の70年代〜80年代のシティ・ポップやアニメ音楽をサンプリングした音楽のこと。YouTubeでFuture Funk系の音楽を調べると、その時代のアニメや画風の映像のものが多いことから、そういった時代背景、カルチャーの横のつながりがあることがわかります。  主にNightTempoさんのジャケットやVJのデザインを手がけているのはnam13さんやShiho Soさん。お二方ともデザインの系統はレトロな印象を受けます。どこか懐かしく感じさせるレトロさとポップさを兼ね備えた80年代風のキャラクターデザインも感度の高い現代の若者の間ではトレンドの中の一つとなっています。  その中でNightTempoさんがオリジナルでこだわるキャラクターやデザインがトレンド意識の高い若者に刺さっているのも80年代カルチャー再燃の入口のうちの一つかもしれません。 --- 運営:Evening Music Records株式会社
IZ*ONE(アイズワン)に女性ファンが多いワケ 韓国でリリース予定だった新曲はどうなる?
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IZ*ONE(アイズワン)に女性ファンが多いワケ 韓国でリリース予定だった新曲はどうなる?

今、韓国や日本にとどまらず、世界各国でもアルバムチャート1位を獲得する絶大な人気を誇る日韓合同アイドルグループ「IZ*ONE(アイズワン)」。本記事では、世界的にも人気を獲得しているIZ*ONE(アイズワン)を様々な角度から捉えてみた情報をお届けしていきます。 IZ*ONE(アイズワン)は、女性アイドルグループにも関わらず、日本では女性ファンが多い印象があることが特徴とも言えます。実際に、2019年1月に開催されたIZ*ONE(アイズワン)の日本初イベントでは、女性ファンが7割超を占めと言うほどの状況で、その観客の大半は10~20代の若い女性層でした。 では、なぜ日本のIZ*ONEのファンは女性が多いのでしょうか? ◆ 日本と韓国におけるIZ*ONE(アイズワン)のファン層の違いとは... IZ*ONE(アイズワン)のファンが女子に多い理由は、そもそもの話でもありますが、K-POPが好きな人は男女比で言えば、比較的女性が多い傾向にあるということがベースにあるかも知れません。「好きと言わせたい」のMVにもある様に、女性の声を代弁する楽曲制作やプロデュースの方針も影響しているのかも知れませんが、同性に好かれるアイドルやアーティストは人気が続きやすい傾向にあるとも言われており、ファン層として押さえるべきポイントを押さえていると言えるのではないでしょうか。 ・楽曲から見るIZ*ONE IZ*ONE(アイズワン)が今まで韓国でリリースしてきた楽曲は「La Vie en Rose」(バラ)、「Violeta」(スミレ) といったコンセプトが花で統一されていて、この楽曲の選曲(タイトル名のセンス)も、女性に刺さりそうな要因かも知れません。私も、花で統一されたIZ*ONE(アイズワン)の韓国でのコンセプトが大好きです。 いっぽうで、日本でリリースしてきた楽曲は、秋元康が主に楽曲を手がけていることから、K-POPではない、かなりJ-POPに寄ったものになっていて、日本の女性アイドルが好きな男性にもウケそうな印象があります。 ◆ 韓国では男性ファンが多いが日本では女性ファンが多い理由 ・女性から見たIZ*ONEと男性から見たIZ*ONE 女性から見たIZ*ONE(アイズワン)は、可愛い、とにかく可愛いのはもちろん、頑張っている姿が勇気をもらえるという声が多いです。この頑張っている姿が勇気をもらえるというのは、IZ*ONEを輩出したオーディション番組「PRODUCE48」での影響が大きいと言えるでしょう。 また、男性から見たIZ*ONE、または、「PRODUCE48」を観てこなかった人達は、可愛いの他には宮脇咲良や矢吹奈子、本田仁美といった、もともとAKBグループである日本人メンバーがいるK-POPグループであるという印象を受ける人が多いのではないでしょうか。 ・PRODUCE48とは? PRODUCE48とは、韓国の人気オーディション番組PRODUCE101とAKB48がコラボした日韓合同アイドルグループを作るサバイバルオーディション番組です。国民投票により、96人の中から選ばれた最終12人がIZ*ONE(アイズワン)として現在活躍しています。また、このコラボがきっかけで、韓国人はAKB48を知るきっかけになり、反対に、日本のAKBファンはK-POPに触れる機会になったで企画でもあります。 しかしながら、日本人におけるPRODUCE48を観ていた男女比率でいえば、K-POPファンや、もともとPRODUCEシリーズが好きな女性が視聴者として多いことが想定されます。そして、PRODUCE48を観ていた流れで、IZ*ONE(アイズワン)を支持している女性が多い印象も受けます。 ・韓国では男性ファンが多いが日本では女性ファンが多い理由 これは単にファンの拡大におけるベースの違いではないかと考えます。IZ*ONE(アイズワン)は、日本でも活発に活動はしてきましたが、あくまで拠点は韓国であり、デビューのベースも韓国であったために、やはり本国の女性アイドルとなると男性ファンがつきやすいのは必要かと思います。 また、日本のファンに女性が多いのは、もともとK-POPが好きであり、PRODUCEシリーズが好きな人に女性が多い傾向があるというのが大きな理由なのではないでしょうか。 今後のIZ*ONE(アイズワン)の活動によっては、メディア露出などで広いファン層を獲得できそうですが、過去のPRODUCEシリーズの投票操作が明るみに出たことによって、IZ*ONE(アイズワン)は活動自粛せざるを得なくなってしまっています。 さらに、韓国でリリース予定だった楽曲も、花がコンセプトとなっている楽曲で、個人的にも非常に楽しみにしていただけに本当に悲しいです... 活動期間が決まっているだけに、早く復帰してほしいと願うばかりです。 運営会社: Evening Music Records株式会社
韓国芸能界の人気アイドルの自殺騒動…ソルリさんのファンや芸能人らが追悼…
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韓国芸能界の人気アイドルの自殺騒動…ソルリさんのファンや芸能人らが追悼…

韓国の女性グループ「f(x)(エフエックス)」の元メンバーで、現在は歌手や女優として活躍していたソルリさん(25)が、韓国現地時間の10月14日 午後、ソウル南部・城南市の自宅で死亡しているのが見つかった。 本事件は韓国メディアでも多数取り上げられ、韓国芸能界の問題論にまで発展する可能性も孕んでいる。 事件当日、ソルリさんを発見したのは自宅を訪れたマネジャーだったoとのことで、警察は自殺との見方を強めているが、あらゆる可能性について捜査は進んでいる。経緯としては、ソルリさんのマネージャーは13日夜にソルリさんと話をしていたが、その後連絡が取れなくなった為、14日にソルリさんの自宅を訪れたところ、2階でソルリさんを発見したという。 警察によれば、現場からはメモが見つかっているが、内容についてはまだ検証できていないようだ。 今回のソルリさんの事件以外にも韓国芸能界で自ら命を絶った有名人といえば、2017年に起きたアイドルグループ「SHINee」(シャイニー)メンバー・ジョンヒョンさんのケースが記憶に新しいところだ。当時の報道によると、ジョンヒョンさんは練炭自殺を図ったとされ、遺書には「お疲れさまと言ってほしい」などと切実なメッセージが綴られていたという。 一概には言えないが、韓国芸能界としての所属アイドルやタレントへの待遇面や言い方は悪いが管理の方針において改善が必要なのではないだろうか。 また、今年2019年5月には、女性アイドルグループ「KARA」元メンバーのク・ハラに自殺未遂騒動が持ち上がった事は記憶に新しいかも知れない。当時のハラにおいて、元交際相手へのドメスティック・バイオレンス疑惑やリベンジポルノ騒ぎが浮上しているところに、整形を疑うネット中傷が重なっていた状況が招いた結果かも知れないと報じられている。 韓国芸能界では、BIGBANGのV.Iによる外国人投資家への売春斡旋疑惑や、当時JYJメンバーのパク・ユチョンから薬物陽性反応が出るなどスキャンダルが多い傾向にあるだろう。今後、業界としてどのように改善していくかは重要な課題であるだろう。