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韓国メタバースグループ aespa(エスパ)2日間で約9万人が歓喜!海外アーティスト最速の東京ドーム公演を完遂!
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韓国メタバースグループ aespa(エスパ)2日間で約9万人が歓喜!海外アーティスト最速の東京ドーム公演を完遂!

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撮影:上飯坂一

 

韓国メタバースグループ aespa(エスパ)2日間で約9万人が歓喜!海外アーティスト最速の東京ドーム公演を完遂!

 

4人組メタバースグループaespa(エスパ)が、8月5日、6日の2日間、東京ドームで『aespa LIVE TOUR 2023 ‘SYNK : HYPER LINE’ in JAPAN -Special Edition-』を開催。

 

デビューから2年9ヶ月という海外アーティスト史上最速での東京ドーム公演のチケットは両日ともにソールドアウトし、2日間で9万4000人を集めた。ここでは、2日目、8月6日の模様を伝える...

 

 

 

 

 

メタバースグループ「aespa」 約10ヶ月ぶりのミニアルバム『MY WORLD』を5月8日リリース!
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メタバースグループ「aespa」 約10ヶ月ぶりのミニアルバム『MY WORLD』を5月8日リリース!

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4人組メタバースグループaespa(エスパ)が韓国にて約10ヶ月ぶりの3rdミニアルバム『MY WORLD』を5月8日にリリースした。今作はaespa世界観シーズン2の序幕を開くアルバムとなっている。 aespaの音楽世界に招待するという先行配信の楽曲「Welcome To MY World (feat. nævis)」と自由奔放でヤングな魅力が目立つリード楽曲「Spicy」をはじめ、強烈なDanceから甘美なR&Bとバラードなど多様なジャンルの曲にaespaだけが表現できる色々な感性と音色を盛り込んだ。 REAL WORLD(現実世界)に戻ってきたaespaのメンバー4人が聞かせる新しい音楽で、aespaだけが披露できる違う次元の魅力を見せる作品となっている。 海外アーティスト史上最速で東京ドーム公演を開催、前作に続き今作も予約注文だけでミリオンセラーを達成するなどaespaの破竹の勢いが止まらない。

aespa(エスパ)楽曲情報

リード楽曲「Spicy」Music Video

https://www.youtube.com/watch?v=Os_heh8vPfs ワーナーミュージック・ストアでは、豪華な限定特典付きでフィジカル商品を販売中だ。 抽選特典は、メンバー4人と東京ドーム公演で会えるスペシャルなイベント。さらには貴重な直筆サイン入りチェキといったものが用意されている。購入特典はワーナーミュージック・ストアだけの写真を使用したフォトカードに、来日時にメンバーが書いた日本語のメッセージがプリントされたものとなっている。 いずれも数量が限られているので、見逃さないようチェックして欲しい。

aespa(エスパ)リリース情報

aespa 3rd Mini Alubum

『MY WORLD』

トラックリスト

1. Welcome To MY World (feat. nævis) 2. Spicy 3. Salty & Sweet 4. Thirsty 5. I'm Unhappy 6. ‘Til We Meet Again 韓国輸入盤をワーナーミュージック・ストア限定、豪華特典付きで販売中

フィジカル商品 特設サイト

https://sp.wmg.jp/aespa_myworld/

アルバムダウンロード、ストリーミング

https://aespa.lnk.to/MYWORLD_J

公演情報

aespa LIVE TOUR 2023 ʻSYNK : HYPER LINEʼ in JAPAN -Special Edition-

2023年8月5日(土) / 東京ドーム / 開場16:00 開演18:00 2023年8月6日(日)/ 東京ドーム / 開場14:00 開演16:00

aespa(エスパ)プロフィール

aespa(エスパ)は、“Avatar X Experience”を表現した「æ」と、両面という意味の英単語「aspect」を結合して作った名前。「自分のもう一人の自我であるアバターに出会い、新しい世界を経験する」という世界観をベースにしている、画期的で多彩な活動が期待される2020年に韓国でデビューしたSM ENTERTAINMENTの4人組メタバースグループ。 現実世界の『aespa』のメンバーは仮想世界の「もう一人の自分」であるアバター『ae-aespa(アイ-エスパ)』と‘SYNK’を通じてお互いリンクする。それぞれの名前は『ae-KARINA』、『ae-WINTER』、『ae-GISELLE』、『ae-NINGNING』である。メンバーはカリナ、ウィンター、ジゼル、ニンニンの4人。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
メタバースと音楽業界の関係性とは? 新たな表現の場としての仮想空間とは
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メタバースと音楽業界の関係性とは? 新たな表現の場としての仮想空間とは

 

 

Quote source:https://o-dan.net/

 

メタバースと音楽業界の関係性とは? 新たな表現の場としての仮想空間とは

 

近年、技術の進歩により、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)などの技術を活用した「メタバース」という新しい世界が注目を集めています。メタバースは、現実世界とは異なる空間を創り出し、仮想的な存在としての人生を送ることができる場所です。このようなメタバースは、音楽業界との関係性も非常に深く、今後ますますその存在感を増していくことが予想されます。

 

まず、メタバースは音楽業界にとって、新たな表現の場を提供しています。メタバース上では、リアルな制約が少なく、音楽制作やライブ演奏を自由に表現することができます。例えば、アバターを作り、そのアバターが音楽を演奏することが可能です。これにより、音楽家が自身の創造力をフルに発揮でき、より多様な音楽表現が可能となります。また、メタバース上の音楽ライブでは、現実のライブにはない独特な演出や舞台演出を行うことができるため、視聴者に新しい体験を提供することができるでしょう。

 

 

 

 

 

VR・メタバース・MX4Dなど、今後のエンターテインメント・コンテンツに必要とされる技術とは…
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VR・メタバース・MX4Dなど、今後のエンターテインメント・コンテンツに必要とされる技術とは…

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私たちの生活は新たな技術を用いながら日々進化しています。 その中でも特に、エンターテインメント業界は、常に最先端の技術を取り入れようとする動きが活発な業界と言えます。 今後、エンターテイメント・コンテンツに、さらなる新しい技術を取り入れるには、何が必要なのでしょうか...。

VR・4D・メタバースなど、エンターテインメントに彩りを与える最新技術とは...

最新の技術は、エンターテイメントをより魅力あるものにするために使われます。 例えば、現実とデジタルコンテンツを繋ぐ "VR" や "AR" といった技術や、映画館で使われている4D技術など、新たな技術はエンターテイメントをより一層ワクワクするものへと進化させてくれます。 しかしながら、技術がエンターテインメントに与える変化は、そのような演出に留まりません。

リアルとオンラインの価値はもはや同等? 受け手の利便性を高める新たなオンラインコンテンツとは...

技術が映像や音響といった演出の面でエンターテイメントのクオリティを高めてくれるのはもちろんですが、技術はエンターテイメントの受け手の利便性をも向上させます。 ライブやフェスへの参加・スポーツ観戦など、今までは会場まで移動しないと体験できなかったイベントが、手元のスマートフォンや家のテレビ、映画館でのライブビューイングなど、より身近な場所でリアルに体験できるようになりました。 実際に会場に行くまでの時間やお金をかけなくてよいというメリットから、オンラインで参加するということが1つの選択肢として当たり前になってきていますが、今後VRやメタバースといった仮想現実の活用が進むなど、そのクオリティが高まることで、オンラインでの参加はリアルの代替手段では無く、リアルで参加するのと同等、もしくは、それ以上の価値を持つ可能性もあります。 仕事が忙しく時間が無い人、金銭的に遠征には行けない学生、身体的に出かけるのが困難な高齢者など、リアルでは参加できない層に目を向け、オンライン上でエンターテイメントを届けるなどデジタル技術による解決策を探ることで、エンターテイメントにおけるデジタル技術の活用方法がさらに広がるのではないでしょうか。

バーチャル空間で作る映画? 最新技術がエンターテイメントの作り手にもたらすものとは...

技術が恩恵をもたらすのは、エンターテイメントの受け手だけではありません。最新の技術は、エンターテイメントの作り方さえも変化させ、作り手の作業効率を格段に向上させてくれます。 例えば、映画の撮影への導入が試みられている「バーチャルプロダクション(LEDウォール& In-Camera VFX)」もその一つです。 この技術は実際にカメラで撮影する映像と、バーチャル空間内の3DCG映像をリアルタイムに合成し、カメラによる視点移動にも対応させたものです。リアルタイムでCGを合成できるため、従来のようにグリーンバックを使って後から合成された映像を見るのとは異なり、監督や演者が手応えを感じながら撮影することが可能です。 さらに、このバーチャルプロダクションを使えば、背景の3DCGを差し替えるだけで、スタジオ内であらゆるロケーションを再現することができるため、撮影時間をかなり短縮することが可能となります。 ここで紹介したのはほんの一例ですが、このようにエンターテイメントの作り手の効率を高めるということを突き詰めていけば、新たな技術を取り入れる余地はまだまだ見つかるのではないでしょうか。

エンタメ × 技術が進化し続けるためには...

冒頭で述べたように、エンターテインメントはあらゆる技術を取り入れながら進化しています。そして、そのような技術が一般家庭にも降りてくることで、それらのエンターテインメントは以前よりも手軽に身近な場所で楽しめるものになりました。 映画を例に挙げると、かつては迫力ある体験を求めて足を運ぶ人も多かった映画館ですが、今は家庭でも高いクオリティのサウンドや映像が楽しめたり、Netflixといったサブスクリプションサービスが登場したことによって映画館に行く意義は以前よりも薄れました。 しかしながら、技術の普及によって映画館の存在意義が薄れたからこそ、4D体験ができるMX4Dや、より優れたサウンドを届けるドルビーシネマなど、映画館でしかできない映画体験を作ろうという努力が生まれたのではないでしょうか。 このような最新技術が一般消費者が利用可能な世界になることで、従来エンターテインメントを提供してきた事業者は、さらなる技術革新を求められます。 最近言われるようになった、モノ消費、コト消費に続く「トキ消費」という言葉が表しているように、今求めらているのは、その場・その時間でしか体験できない、希少価値のある ”トキ(時)” の消費です。 技術の向上によって異なる場所・時間にいても同じ体験ができてしまう今だからこそ、その場・その瞬間でしかできない体験を生み出すようなエンターテインメントをつくることが求められています。 エンターテインメント業界が進化を続けていくためには、新たな技術を積極的に普及させ、身近な場所で体験できるものにすることで、さらに進化せざるを得ない状況を作ると同時に、その場・その時でしか体験できない最高の ”トキ” を生み出す技術を、それぞれのエンターテイメント事業者に常に取り入れ続けていくことが大切なのではないでしょうか。 -- メディア運営:Evening Music Records Inc.
今後価格上昇が期待できそうなメタバース・NFT関連通貨とは。2022年の仮想通貨(暗号資産)の投資戦略を紹介。
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今後価格上昇が期待できそうなメタバース・NFT関連通貨とは。2022年の仮想通貨(暗号資産)の投資戦略を紹介。

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Quote source:Quote source:https://coinmarketcap.com/

 

今後価格上昇が期待できそうなメタバース・NFT関連通貨とは。2022年の仮想通貨(暗号資産)の投資戦略を紹介。

 

2022年も始まり、昨年の仮想通貨(暗号資産)の高騰トレンドを今年も期待している方も多いかと思います。

 

かく言う私も、先日以下のブログを投稿し、2022年は昨年と同じとはいかないのでは...と書きましたが、内心は21年と変わらない好調なビットコインやイーサリアムを見たいと考えています。

 

※ 関連記事: 2022年の暗号資産(仮想通貨)市場はどうなるか?ビットコイン・イーサリアム以外で注目の通貨は… https://evening-mashup.com/archives/155741

 

 

ですが、来る2022年は少し投資戦略も練って動く必要がありそうに思っています。その方針として、今後価格上昇が期待できそうなメタバースやNFT関連通貨としてのアルトコインの投資強化を考えています。

 

今回は、個人的に2022年に来そうな仮想通貨と、メタバース関連通貨を紹介したいと思います。

 

 

メタバース・NFT関連通貨とは

 

まず、私がリサーチした範囲ですが、メタバース関連通貨を記載し....

 

 

ジャスティン・ビーバーが仮想空間「メタバース」Waveでライブ開催へ
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ジャスティン・ビーバーが仮想空間「メタバース」Waveでライブ開催へ

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ジャスティン・ビーバーが、オンライン上に構築された仮想空間「メタバース」でコンサートを開く事が発表された。ジャスティンが今回取り組むのは、アーティストがモーションキャプチャーデバイスを装着し、バーチャル空間にアバターとして登場しコンサートを開催することを可能にする、「Wave」というプラットフォームサービスだ。 Waveのウェブサイトによると、ジャスティンがアバターとしてライブパフォーマンスを行っている最中にも、観客はコンサート中にバーチャルエモート(virtual emote)と呼ばれる絵文字を画面上に表示させることで、ジャスティンと交流することができるという。また、観客同士のチャット機能も実装されているとのことで、インタラクティブなライブ視聴を楽しむことができそうだ。 動画ライブパフォーマンスは、過去トラビス・スコットが2020年に「フォートナイト」内で開催されたライブと似ているが、今回のジャスティンが行うライブパフォーマンスは、11月18日にWaveのウェブサイトとユーチューブでライブ形式でストリーミング配信される予定だ。 ※ Waveウェブサイト: https://live.wavexr.com/justin-bieber
-- メディア運営:EVENING編集部
facebook ザッカーバーグ氏が示すメタバース構想の未来とは? VR会議システム「Horizon Workrooms」への賛否両論とは…
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facebook ザッカーバーグ氏が示すメタバース構想の未来とは? VR会議システム「Horizon Workrooms」への賛否両論とは…

フェイスブック社のCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏が、10月28日に同社名を「メタ(Meta)」に変更することを発表し、世界の注目を集めている。 この「メタ」と言うワードは、3次元の空間で人々が自由に交流できる仮想空間「メタバース」から来ているが、今後2年間で約5,000万ドル(約55億円)を投資すると発表するなど、フェイスブック社が本気で本事業に懸けている意気込みが感じられる発表となった。GAFAの一角として、ビッグテックの名を思いのままにしてきた同社は、すでに世界的な知名度を得ている "facebook" と言う社名を変えてまで、今後メタバースと言うVR仮想空間事業に未来を見据えている。 そもそもVRとは、Virtual Realityの略称で、「仮想現実」や「人口現実感」などと訳され、限りなく実体験に近い体験が得られる最先端技術で、スポーツにおけ技術習得の促進や医療での活用など、多方面で事業活用が進んでいる。また、皆さんも一度はご覧になった事があるであろう「Oqulus(オキュラス)」のワイレスVRヘッドセットでは、バイオハザードなどのゲームが実体験に近い臨場感でプレイでき、我々の生活にVR技術は少しずつ浸透してきていると言える。 また、このVR技術を活用し、仮想空間上であらゆる経済活動を実現する構想が「メターバス」だ。facebook社のザッカーバーグ氏は、今回の発表でこの仮想空間における未来に社運を賭ける意気込みを見せている。 本記事ではメタバースが秘める可能性と、本発表によるメタバース構想への賛否両論について取り上げたい。 ▼ Horizon Workroomsとは何か? 同社が2021年9月に公開した「Horizon Workrooms」に注目したい。 Horizon Workroomsとは、バーチャルリアリティ(VR)機器である「Oqulus Quest2」のビジネス会議用ソフトである。バーチャル会議と言うと仮想空間でビジネス仲間が集まり、自由に議論を交わし、ビジネスが進んでいく...と言う映画の世界のようなイメージを思い浮かべる方が多いと思うが、Horizon Workroomsはまさにその世界を実現している新サービスと言えるだろう。 このサービスの使い方としては、現実世界で使用しているパソコンのキーボードとデスクをスキャンし、Oqulus Quest2のヘッドセットを装着し、仮想空間にアクセスすることで利用可能となっている。現実世界で自分の目の前にあるPCのキーボードをVR世界に表示させる「トラッキングキーボード」と言う機能や、VR内で参加者のPC画面を共有することが出来る「リモートデスクトップ」と言う機能など、まさに映画の世界が実用化されつつあると言えるだろう。 また、コントローラーを裏返してペンのように使用すると、VR内で表示される共有用ホワイトボードに文字や絵をシームレスに書くことができ、この動作についても遅延などの違和感なく行うことが出来るようだ。さらに、実際に利用してみると驚くのは「スペシャルオーディオ」と言う機能で、複数のメンバーが会話する音が実際に話すメンバーの方から聞こえてくると言う空間の立体感が表現されており、VR空間で感じる違和感を排除し、その空間が持つ没入感を追求するための工夫が散りばめられている。 VR内で表示される自身のアバターも、話す時に口がきちんとリンクして動くなど、人間の微妙な仕草も表現されていることも没入感を高めることに繋がっているだろう。 ▼ facebookが歩んできたメタバース構想とは 元々、フェイスブック社は、2014年に当時バーチャルリアリティ(VR)を開発していたスタートアップ企業 Oculusを20億ドル(約2,230億円)で買収したところから、VR事業への投資を始めており、その道のりは意外な程長いものとなっている。 Facebookといえば、2021年4月時点での世界の月間ユーザー数(MAU)が28億5,300万人に達するといった世界最大のSNSサービスであり、YouTubeの月間ユーザー数 20億人(2020年11月時点)よりも多数の利用者がいるモンスターサービスだ。知らない人を見つける方が難しいレベルと言えるが、このような大規模なSNSインフラを持つ裏で、着々とVR事業への投資を進めていたことになる。 ただ、Oculusの買収は必ずしも上手くいっていた訳ではなく、Oculus社の創業者であるパーマー・ラッキー氏が買収から3年で十分な結果を残せず2017年に同社を去るなど、なかなか事業としての成果を出すことができずにいたと言う表現が近いと言える。Facebook社が世界的な人気を誇ってきたFacebookサービスやインスタグラムなどと比較すると、その事業がもたらす売上はザッカーバーグ氏が満足するものではなかったであろう。 しかし、世界のOculus Quest2の出荷台数は、2021年第1四半期に前年同期比の約3倍となる460万台に達するなど、新型コロナウイルスの影響も後押しとなる形で、少しずつではあるがVR市場は拡大してきており、この様な背景の中で、今回のザッカーバーグ氏の「メタバース」構想が発表となった。 ▼ メタバース構想が実現する未来とは 今回のFacebook社が発表した「メタバース」構想が、将来実現するのはどのような未来だろうか。 この問いには、ザッカーバーグ氏も100%の精度で答えることは難しいと思うが、予期されるポジティブな未来は無数にある。今回のリリースでは、あくまで会議用システムとして実用化可能なレベルでのサービスとして世界にローンチが発表された訳だが、VR技術は会議用に止まる必要はなく、リアルの空間を代替することが何かしら我々のメリットに繋がることの全てにおいて事業化の可能性があると言える。 例えば、米国ではポピュラーなスポーツであるアメリカンフットーボルでのVR技術の活用などは良い例だ。 このスポーツでは、クォーターバック(QB)と呼ばれる、攻撃をする選手にプレーを支持する攻撃時のリーダーの役割を負うポジションがあるが、大半のプレーコールで攻撃の起点となる「司令塔」的となる為、この選手の出来がチームの勝敗を大きく左右すると言われている。 実際、フィールドにおいて刻々と変化するチーム状況を瞬間的に把握し、事前にチームで構築している無数の作戦の中から最適なプレースタイルをチームメンバーに支持する判断力が求められる。このポジションでは、状況を察知する身体的な能力の高さと、その状況を理解しプレーに反映させる身体的な能力の高さが必要となり、通常であれば日常的に行われる練習の中で、様々なケースを実体験することでクォーターバック(QB)の選手の知見が積み重ねられることになる。 VRを活用した場合、この様な練習で積み重ねる必要があった知見を、VR空間上で蓄積することが可能となる。 QB選手は、VRヘッドセットを装着し、練習場ではなく控室などで頭に叩き込む必要のある幾つもの作戦プレーの場面を、VR上でリアルな臨場感とともに体験することが出来るようになる為、その習熟度が飛躍的に向上するのだ。 これはスポーツでの一例だが、VRが活用できるのは他にも無数に可能性があり、医療・教育・エンターテインメントなどなど... リアルの世界を代替することで生産性や効率の向上するシチュエーションであれば、全てに事業化の可能性があると言っても過言ではない。 Facebook社が今回発表した「メタバース」構想は、このような未来の到来を前に、VR事業のプラットフォームとしてのポジションを獲得することが出来る可能性を秘めている。 ▼ ザッカーバーグ氏の想いとは 今回の発表に当たり、様々な逆風が聞こえたであろうザッカーバーグ氏の想いを推察し、本記事を締めくくりたい。 本発表の数日前、2021年10月5日に、米Facebook社の元従業員でプロダクトマネージャーを務めていたフランシス・ホーゲン氏が、米上院の公聴会に出席し、Facebookの危険性に関する証言を行なったと言うセンセーショナルなニュースが公表された。これはFacebookサービスは、ユーザーの安全よりもビジネス的な利益を追求していることをリークしたと言う内容であり、ザッカーバーグ氏も多数のメディアからの追及に対して対応する必要があった。 ホーゲン氏がリークし、議会で議論された情報は「10代の少女を中心とする若者たちが、Instagramを使用したことにより悪影響を受けた」という同社による調査があったと言うもので、この調査によると、同プラットフォームを使用した後、イギリスでは10代の少女の13.5%が自殺願望に近い感情を抱くようになり、17%は摂食障害を悪化させ、さらに32%が自身の身体に対し否定的な感情を抱くようになったと報告されていたのだ。 これに対しザッカーバーグ氏は「この情報には曲解がある。議論の対象となった同社の調査において、孤独、不安、悲しみや摂食障害といった深刻な問題を含む、12件の調査のうち11件において、こうした問題に悩む10代の少女たちはInstagramを使用したことで困難な時を楽に過ごせるようになったと述べている」と反論していた。 今回の「メタバース」構想の水面下では、このような解決すべき問題も多くあることは事実であった為、否定的な世界からの反応が出てくることは予期できたであろう。 ザッカーバーグ氏のコメントにも「今は未来に目を向けるべき時期ではない、と言う人がいることは承知している。いま取り組むべき重要な課題がいくつもあることは、私も分かっている。でも、いつの時期にも目の前の課題がなくなることはない」という言及があり、重々理解していた様子が窺えたが、それに続けたコメントが重要なように感じられた。 「未来に目を向けるのにふさわしい時期を待っていても、そんな時はずっと来ないのかもしれない」 彼が懸けた「メタバース」の未来に注目していきたい。 -- 運営:EVENING編集部