J.Y. Park、2年ぶり3度目の来日公演を2月に東京で開催
J.Y. Parkが2025年2月20日(木)と21日(金)にTOKYO DOME CITY HALLで「J.Y. Park 30th Anniversary Concert〈Still JYP〉in JAPAN」を開催。日本での単独公演は2016年1月、2023年1月に次いで3度目、2年振りとなる。
2025年2月に東京でデビュー30周年記念コンサートを開催!
2PM、TWICE、Stray Kids、ITZY、NiziU、NEXZらのプロデューサーとして知られるJ.Y. Parkだが、元々はミュージシャンとして活動していた。1994年にアルバム「Blue City」でデビュー。1997年にはJYPエンターテインメントを設立しアーティスト活動と並行してプロデュースも開始。これまでに7枚のソロ・アルバムを発表し、11月4日にはデビュー30周年を記念したシングル「Easy Lover」をリリース。 今年は、2月にStray Kids、ITZY、NMIXXらとのコラボレーション・シングル「Like Magic」をリリース。春(3~4月)には東京、大阪、福岡で、夏にはオーストラリアでオーディション「2024 JYP GLOBAL AUDITION」を開催。30周年記念コンサート〈Still JYP〉は韓国・オリンピックホールで12月27日から3日間行われる。今回の日本公演はソウル・オリンピックホール3Days公演の熱気と興奮が、そのまま披露されそうだ。 「 J.Y. Park 30th Anniversary Concert 〈Still JYP〉in JAPAN 」コンサートのチケットは、2025年1月25日の一般発売に先駆け、本日(11/12)より先行受付がスタートする。J.Y. Park 来日公演概要
公演タイトル:J.Y. Park 30th Anniversary Concert〈Still JYP〉in JAPAN 日時:2025年 2月20日(木)& 21日(金) 開場17:30 / 開演18:30 会場:東京・TOKYO DOME CITY HALL ※ 開場、開演時間は予定 出演:J.Y. ParkIVE対IVE ダブルタイトル曲「Accendio」のコンセプトは魔法少女!?
先月、IVE(アイブ)の2本目のEP『IVE SWITCH』のタイトル曲の一つ「해야 (HEYA)」を掲げてカムバックしたIVEが、5月15日にもう一つのタイトル曲「Accendio」のMVをYouTube上に公開し、また新たに活動を本格化させた。
今回のコンセプトは魔法少女になったIVEのメンバーたちがテーマになっており、それを光とするならば、対して闇IVEといったような2種類のIVEがMVに登場する。
ストーリー性のあるMVはいろんな考察要素が盛りだくさんとなっていることからも、ファンたちからは「面白い」「こんなIVEを求めていた!」と絶賛の声が上がっている。
「해야 (HEYA)」でかなりの盛り上がりを見せたIVEだが、その歩みはまだ留まるところを知らなさそうだ。
今回はそんなIVEの新曲「Accendio」についてご紹介していこう。
映画のような仕上がりのMVに
IVE「Accendio」MV: プールに入っているメンバー達と、1人だけプールサイドに立ち尽くしているガウルのシーンから始まるミュージック・ビデオ。 どこか不安げなガウルの表情から、何が起こるのだろうと一瞬でMVに引き込まれる。 プールサイドから姿を消した後戻ってきたガウルが手にしていたのは、なんと魔法のステッキ。 ステッキの力によって変身を遂げ、魔法少女の姿になったIVEのメンバーたち。その完璧とも言える魅力的なビジュアルと、変身というどこか幼心くすぐられるコンセプトに心を奪われる人も多いのではないだろうか。 その後、元のステッキの持ち主であるダークな衣装に身を包んだIVEが、奪われたステッキを取り返しに訪れる。 光と闇のIVEらが繰り広げるダイナミックな戦闘シーンなど、まるで映画のようなストーリーが展開されていく、ユニークかつクオリティの高いミュージック・ビデオに仕上がっている。 今回演出を務めたのは韓国で最高のCM監督と言われているユ・グァングェンで、昨年発表された「Either Way」のMVも手掛けている。 幻想的な世界観の映像美で、IVEの魅力を最大限に引き出している。 IVE「Either Way」MV: 本作の「Accendio」では魔法少女という目新しいコンセプトもあって、まだ誰も見たことのない新たなIVEがお披露目されたのではないだろうか。タイトル曲の製作陣も豪華すぎる
豪華なのはMVだけではなく、今回の楽曲の製作陣も同様だという。 「Accendio」は、なんとソングキャンプに参加した様々な作曲者のコラボレーションから生み出された楽曲であるとか。 中でも作詞家には、韓国で超絶な人気を誇る大物ラッパーGaeko(ゲコ)とこれまでのIVEの名曲を数多く誕生させたソ・ジウムが名を連ねている。彼らのプロフェッショナルが合わさった事で、IVEの個性が上手く活かされた一曲となった。 一方ダンスはダンスクルー「La China」と、BTS・Vとコラボしたとしても知られる「BEBE」のダンサー、パダが共作で手掛けた。 IVEらしさの一つでもある、優雅さを含んだコレオグラフィーがポイントとなっており、一糸乱れぬIVEの息の合ったパフォーマンスに目が釘付けになってしまう。 1the KILLPO IVE「Accendio」 Performance動画: 先日M COUNTDOWNで披露された「Accendio」のパフォーマンスも早速YouTube上にあがっているので、要チェックだ。 IVE「Accendio」 M COUNTDOWNでのPerformance動画: これからもっとたくさんのショーケースが披露されるのが楽しみだ。リリース情報
IVE THE 2nd EP『IVE SWITCH』 2024年4月29日 リリース 収録曲: 해야 (HEYA) *タイトル曲 Accendio *タイトル曲 Blue Heart Ice Queen WOW RESETライブ情報
IVE THE 1ST WORLD TOUR 'SHOW WHAT I HAVE' IN JAPAN 開催日時: 2024年9月4日(水)開場16:00 / 開演18:00 東京ドーム 2024年9月5日(木)開場16:00 / 開演18:00 東京ドーム 詳しくはこちら:https://ive-official.jp/mob/index.php?site=DIVE&ima=2756BABYMONSTERなど4月のカムバも豊作!今注目のK-POPヨジャドル
今、絶賛賑わっているK-POP界では、ILLITの大々的なデビューが話題となったが、他にも注目のアーティストたちが新しい楽曲を提げて次々にカムバックしている。
どのグループも気になるところだが、今回はその中でも今絶対に知っておくべき女性アーティストたちを紹介したい。
BABYMONSTER 「SHEESH」
つい先日4月2日にリリースされ、YouTubeでは既に1億回の再生数を突破した今回の楽曲。 「SHEESH」は、1stミニアルバム「BABYMONS7ER」のタイトル曲であり、前回までの活動では不参加となっていたメンバーのアヒョンが参加し、正式に7人体制で臨むカムバックした楽曲だ。 Music Video: 韓国三代大型事務所の一つ、YGエンターテインメントに所属しており、BLACKPINKの妹分グループとして知られているBABYMONSTER(ベイビーモンスター)。 本楽曲では、そのYGならではの強気なヒップホップサウンドが最大限に生かされ、”完全体のBABYMONSTER、ここに現る。” といった攻めの姿勢が表されている。 タイトルに用いられている”Sheesh”という英語は、何かに驚いた時や感心した時に使われる感嘆詞であり、世界が今BABYMONSTERに”sheesh”と驚かされるときだ、という思いが込められているらしい。BABYMONSTER プロフィール
韓国人3人(アヒョン、ラミ、ロラ)、タイ人2人(パリタ、チキタ)、日本人2人(ルカ、アサ)の計7人の多国籍ガールズグループ。 4年間の専門的なトレーニングを受けた後、YouTubeにて配信していたドキュメンタリーシリーズ「Last Evaluation」を経て最終的に7人構成でグループを結成。 ボーカル、ダンス、ラップ、ビジュアル、どこを取ってもレベルが非常に高く、BLACKPINKの後釜として、世界からも大きな注目を集めている。 Official site: https://yg-babymonster-official.jp/KISS OF LIFE 「Midas Touch」
今までのKISS OF LIFEとはまた一味違った姿を披露した今回の楽曲。先日4月3日に発表され、YouTube上にもミュージックビデオを公開している。 Music Video: 4人のメンバーそれぞれが楽曲の雰囲気に合わせた衣装に身を包み、エレガントでセクシーキュートなビジュアルを魅せている。 2000年代を今風にオマージュした”Y2K”が流行っている昨今だが、この曲にはその頃を彷彿とさせるテイストが多く含まれているように感じる。まさに今のヒットを上手く狙いに行った一曲。 Midas touchとはギリシャ神話のミダス王が触れたものを全て黄金にしてしまう力を持っていたとされることからできた言葉。MVの中でもKISS OF LIFEのメンバーが触れたことで黄金に変わってしまう人が登場する。 MVのセットや衣装からは、2009年にリリースされたLady Marmalade(クリスティーナ・アギレラ、マイア、リル・キム、ピンク)の雰囲気がどこか感じられ、曲とMVどちらも2000年代を意識したのではないかと思われる。KISS OF LIFE プロフィール
昨年、2023年にデビューしたS2エンターテインメント事務所所属の4人組韓国ガールズグループ。 メンバーは画像左から順にナッティ、ハヌル、ジュリー、ベル。 一作目のミニアルバム『KISS OF LIFE』では、それぞれの個人スキルが高過ぎる新人アーティストとして一躍話題になった。二作目の『Born to be XX』ではパワフルなステージパフォーマンスが注目を集め、年末の多様なアーティストが集う場でも圧巻のステージを披露した。 個人の個性が存分に生かされたソロ曲も人気を誇っており、今後は彼女たちの強みでもあるライブパフォーマンスがより期待されている。 KISS OF LIFE Official site: https://kissoflife-official.com/K-POP界に新たな新星現る!超大型新人ガールズグループ「ILLIT」の魅力とは
昨今、各SNSで話題となっている新生K-POPガールズアイドルグループ「ILLIT(アイリット)」の魅力がスゴいと噂になっている。
2024年3月25日に1枚目のミニアルバム「SUPER REAL ME」のリリースと共にデビューを果たしたILLITは5人組の韓国アイドルグループである。
メンバーは韓国人メンバーのユナ(윤아)、ミンジュ(민주)、ウォンヒ(원희)と日本人メンバーのモカ(모카)、イロハ(이로하)で構成されている。2023年に放送されていたガールズグループサバイバル番組「R U Next?」を経て形成された本グループは、現在HYBE LABELSの傘下であるBELIFT LABに所属しており、今の韓国音楽シーンを彩る「SEVENTEEN」や「LE SSERAFIM」、他にもたくさんの有名アーティストやグループを手掛けるHYBE LABESの末妹グループとして、ILLITは今絶賛注目の的となっている。
今回のアルバムに収録されている楽曲の一つ「Magnetic」のパフォーマンス映像が公開されると、各メディアで「全員完璧な新人グループの誕生」「新曲なのに完成度が高すぎる」とたちまち話題になった。
パフォーマンス動画:
公式ミュージックビデオ:
「Magnetic」がデビュー曲として完璧すぎる理由
今回のデビュー曲「Magnetic」では、クールに振る舞いたくても好きな人の前では気持ちを隠せず、磁石がくっ付き合うように心が吸い寄せられてしまう女の子の恋心が描かれている。 淡い紫や白を基調としたセットや衣装が用いられ、「かわいい」コンセプトを強調しつつ、いき過ぎていないメンバーのヘアセットや、疾走感がありつつ軽くてポップなサウンドが施された楽曲が「クール」な部分を表しており、また新しいガールズコンセプトが登場したように思われる。 特にリズミカルで中毒性のあるサビ部分でのダンスが良すぎるとダンスカバー動画を投稿する人が続出している。 YouTube Short動画:https://youtube.com/shorts/WXmyVjUY1uA?si=a3IoRVAbXDRVbHD3 新人のデビュー曲として、楽曲、コンセプト、ダンスコレオグラフィーがそれぞれここまで上手く合わされば、完璧という二文字が浮かび上がってくるのも納得だろう。 それだけにとどまらず、個人のビジュアルそしてダンスや歌唱スキルを合わせてもやはり総合的にレベルが高く、その芸術点の高さに魅了されるファンも多いのではないだろうか。 Spotifyリンク:気になる彼女たちの「これから」
そんな華々しいデビューを果たした彼女らだが、その直前にはなんとフランスのパリで開催されたファッションウィークに招待され、『Acne Studios FW24 Show』にて正式デビュー前の初お披露目を果たしている。 韓国国内に限らず、日本を超えて世界をマーケットに売り出していくHYBEの強気な姿勢が伺える。 既に海外ファン層も多く付いており、TikTokでは「#illit」というハッシュタグがとても多く使用され再生回数は2億回を突破。ILLITの時代が今、キテいる!と誰しもが感じているに違いない。 彼女たちを一目見てみたい!そんな方々へ日本での最新活動情報をいち早くシェアしていこう。 『Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER』へ出演決定 開催日時:2024年5月3日(金・祝) 開場13:00/開演14:30(予定) 開催場所:国立代々木競技場第一体育館 イベント公式HP:https://girls-award.com/ イベント公式SNS:https://twitter.com/GirlsAward ILLITが今後音楽業界にどんな風を巻き起こしてくれるのか、ますます期待は高まるばかりである。彼女たちのこれからの活躍に世界は目が離せない韓国 ITZY、2nd ワールドツアー「BORN TO BE」の開催を発表!
『2PM』『TWICE』『Stray Kids』『NiziU』など数々の有名アーティストを輩出させたJYPエンターテインメントより2019年2月に韓国からデビューした、5人組グローバルグループ『ITZY』(読み方:イッチ)。
日本では昨年10月にITZY JAPAN 1st Album 『RINGO』を発売、2024年1月8日には韓国にてでカムバックをした。
そして、本日待望の2ND WORLD TOUR が発表された。2月24日ソウル公演を皮切りに、8月まで約6か月間で世界27都市をまわる最大級のコンサートが展開される。日本公演は5月18日(土)、19日(日)東京・国立代々木第一体育館にて公演決定だ。
昨年2月に日本で開催されたITZY THE 1ST WORLD TOUR以来、約1年3か月振りの公演におおきく成長したITZYへの期待が高まっている。
in JAPAN特設サイトをご覧ください。
https://www.itzyjapan.com/feature/2nd_worldtour_BORNTOBE
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EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/
Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
ライブ情報
《公演概要》 2024年5月18日(土) 東京・国立代々木第一体育館 開場17:00 開演18:00 2024年5月19日(日) 東京・国立代々木第一体育館 開場15:30 開演16:30 《チケット販売情報》 ■ 最速先行(MIDZY JAPAN W会員先行)2024年1月31日(水)10:00~2月8日(木)23:59 ■ 2次先行(MIDZY JAPAN会員先行)2024年2月9日(金)10:00~2月13日(火)23:59 ■ 3次先行(MIDZY JAPAN MOBILE会員先行)2024年2月14日(水)10:00~2月18日(日)23:59 チケット受付詳細はITZY 2ND WORLD TOUR世界を熱狂させる「K-POP」を支える戦略的なマーケティングとは
音楽業界はSNSの普及やデジタルの発展によって年々複雑さが増している中、ユニークで新しい発想を取り入れたプロモーションが世界各地で行われ、マーケティングがより重要な役割を果たすようになった。
特に、K-POPは巧みなマーケティング戦略で世界に市場を拡大していることで有名である。韓国関税庁によると、音楽関連の韓国で生産されたCDとDVDの輸出額は、2020年の1~11月に約180億と前年同期比で95%増となった。日本国内の音楽市場においても「NiziU」や「JO1」といった日本版K-POPグループが参入するなど、KPOPという音楽のエンターテイメント・コンテンツは大きな輸出産業として世界中で認知され、大きな成果を生んでいる。
本稿では、そんなK-POPのマーケティングについて成功事例を2つ取り上げたい。1点目としては「世界進出志向の明確なターゲティングと計画的な戦略」による成功事例を、2点目としては「顧客への高関与ルートの構築」による成功事例を紹介していきたい。
▼ 1. 世界市場志向の明確なターゲティングと計画的な戦略による成功事例
世界市場志向のメンバー選定やコンセプト設計:
韓国の音楽ビジネスは、以前から日本と比較して国内市場が小さかったため、海外マーケットに市場を拡大する必要があった。そのため、最初のメンバー選定やコンセプト設計の段階から国内市場ではなく、グローバル市場を目指している。例えば、「BLACKPINK」は、アメリカのHIP HOP的な格好良さを求める若者向けのコンセプトが設定され、楽曲もラップやクールな曲調が多い。さらに、メンバー構成もタイ出身や韓国系オーストラリア人など多様性やグローバル色が際立っている。
非言語コミュニケーションの高いスキル:
また、非言語コミュニケーションである高いダンススキルやハイクオリティーなMV(Music Video)によって、非韓国語圏の人々でも視覚的に楽しめる工夫が施されている。K-POPのMVは色鮮やかなセットが特徴的で、何年もかけて物語が展開され、小さな仕掛けが散りばめられているため、新曲のMVが公開されるたびに伏線の謎を考察するのがK-POPのMVの醍醐味になっている。
鋭い戦略眼:
さらに、注目すべきはスマートフォンが普及したタイミングで、SNS事業を展開し始めていたという事実である。「BTS」が所属するBig Hit Entertainment(現HYBE)は、YouTubeが海外で認知され始めたタイミングで、SNSの普及によって多くの人が孤立する時代がくることを予測し、人々の寂しさに寄り添える環境を作ることを目指した。その手段としてSNSの公式アカウントを開設したのだ。音楽ビジネスを、“音楽を創っている産業” という「マーケティング近視眼」で捉えるのではなく、長期的な視野で事業を展開し、SNSを通じて世界にパフォーマンスを発信したことが現在のKPOPの人気に繋がったと考えられる。
▼ 2. 顧客への高関与ルートの構築による成功事例
2020年、日本国内で話題を呼んだ『Nizi Project』:
ここではデビューを決定づけるオーディション番組、そしてS N Sの更新頻度に注目した。2020年1月から放送された、韓国の大手音楽事務所JYPエンターテインメントとソニーミュージックによるオーディションプロジェクト『Nizi Project』は、国内でも大きな話題を呼んだ。プロデューサー J.Y. Parkの指導方針やキャラクターも人気を集め、同番組から誕生したグループNiziUのプレデビュー曲『Make you happy』は、オリコン週間デジタルランキングで初登場1位を獲得した。
誰もが自分の「推し」に出会い、応援できる『PRODUCE 101』:
さらに、2016年に韓国で始まったオーディション番組『PRODUCE 101』では、101人の練習生の中から視聴者が「国民プロデューサー」として自分の「推し」に投票し、11人に絞りこまれるオーディション形式が話題を集めた。このプロデュースシリーズは、日本や中国などにも輸出され、JO1をはじめ新たな次世代アイドルグループが次々と誕生している。オーディション番組を通じて、視聴者は練習生が驚きの才能を開花させる瞬間や成長する瞬間に立ち会うことができ、自ずと練習生の人間性に惹かれていく。つまり、オーディション番組を用いたプロデュース方法によって消費者の製品関与を効果的に高めることができたのだ。
ファンの日常を彩るSNS:
さらに、デビューを果たしたグループの多くは、SNSを活用したクロスメディア・マーケティングを通して、ファンと親密に交流するのだ。アーティストが日常やオフの姿を投稿したり、ファンの投稿にリプライを直接返したりすることで、アーティストとファンの障壁が薄くなり、ファンは日常的にアーティストに関与することになる。また、従来のSNSにとどまらず、BTSは「Weverse」を、SMエンターテイメントに所属するアーティストは「Lysn」というコミュニティ・アプリを活用して、世界中のファンに「親しみやすさ」を伝えている。これらの結果としてファンのエンゲージメントが日々高まり、コア顧客を獲得していくことに成功したのだ。
最後に...
今回取り上げた事例以外にも、K-POPはユニークで奇想天外な発想のマーケティング手法を用いて、世界を魅了し続けている。K-POPのコンテンツを楽しみながら、どのような仕掛けがあるのかを少し考えてみるだけでも新たな発見があるかも知れない。K-POP界では今後も新たなオーディション番組が控えており、世界的なアーティストを世の中に生み出していくだろう。
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IZ*ONE(アイズワン)に女性ファンが多いワケ 韓国でリリース予定だった新曲はどうなる?
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今、韓国や日本にとどまらず、世界各国でもアルバムチャート1位を獲得する絶大な人気を誇る日韓合同アイドルグループ「IZ*ONE(アイズワン)」。本記事では、世界的にも人気を獲得しているIZ*ONE(アイズワン)を様々な角度から捉えてみた情報をお届けしていきます。
IZ*ONE(アイズワン)は、女性アイドルグループにも関わらず、日本では女性ファンが多い印象があることが特徴とも言えます。実際に、2019年1月に開催されたIZ*ONE(アイズワン)の日本初イベントでは、女性ファンが7割超を占めと言うほどの状況で、その観客の大半は10~20代の若い女性層でした。
では、なぜ日本のIZ*ONEのファンは女性が多いのでしょうか?
◆ 日本と韓国におけるIZ*ONE(アイズワン)のファン層の違いとは...
IZ*ONE(アイズワン)のファンが女子に多い理由は、そもそもの話でもありますが、K-POPが好きな人は男女比で言えば、比較的女性が多い傾向にあるということがベースにあるかも知れません。「好きと言わせたい」のMVにもある様に、女性の声を代弁する楽曲制作やプロデュースの方針も影響しているのかも知れませんが、同性に好かれるアイドルやアーティストは人気が続きやすい傾向にあるとも言われており、ファン層として押さえるべきポイントを押さえていると言えるのではないでしょうか。
・楽曲から見るIZ*ONE
IZ*ONE(アイズワン)が今まで韓国でリリースしてきた楽曲は「La Vie en Rose」(バラ)、「Violeta」(スミレ) といったコンセプトが花で統一されていて、この楽曲の選曲(タイトル名のセンス)も、女性に刺さりそうな要因かも知れません。私も、花で統一されたIZ*ONE(アイズワン)の韓国でのコンセプトが大好きです。
いっぽうで、日本でリリースしてきた楽曲は、秋元康が主に楽曲を手がけていることから、K-POPではない、かなりJ-POPに寄ったものになっていて、日本の女性アイドルが好きな男性にもウケそうな印象があります。
◆ 韓国では男性ファンが多いが日本では女性ファンが多い理由
・女性から見たIZ*ONEと男性から見たIZ*ONE
女性から見たIZ*ONE(アイズワン)は、可愛い、とにかく可愛いのはもちろん、頑張っている姿が勇気をもらえるという声が多いです。この頑張っている姿が勇気をもらえるというのは、IZ*ONEを輩出したオーディション番組「PRODUCE48」での影響が大きいと言えるでしょう。
また、男性から見たIZ*ONE、または、「PRODUCE48」を観てこなかった人達は、可愛いの他には宮脇咲良や矢吹奈子、本田仁美といった、もともとAKBグループである日本人メンバーがいるK-POPグループであるという印象を受ける人が多いのではないでしょうか。
・PRODUCE48とは?
PRODUCE48とは、韓国の人気オーディション番組PRODUCE101とAKB48がコラボした日韓合同アイドルグループを作るサバイバルオーディション番組です。国民投票により、96人の中から選ばれた最終12人がIZ*ONE(アイズワン)として現在活躍しています。また、このコラボがきっかけで、韓国人はAKB48を知るきっかけになり、反対に、日本のAKBファンはK-POPに触れる機会になったで企画でもあります。
しかしながら、日本人におけるPRODUCE48を観ていた男女比率でいえば、K-POPファンや、もともとPRODUCEシリーズが好きな女性が視聴者として多いことが想定されます。そして、PRODUCE48を観ていた流れで、IZ*ONE(アイズワン)を支持している女性が多い印象も受けます。
・韓国では男性ファンが多いが日本では女性ファンが多い理由
これは単にファンの拡大におけるベースの違いではないかと考えます。IZ*ONE(アイズワン)は、日本でも活発に活動はしてきましたが、あくまで拠点は韓国であり、デビューのベースも韓国であったために、やはり本国の女性アイドルとなると男性ファンがつきやすいのは必要かと思います。
また、日本のファンに女性が多いのは、もともとK-POPが好きであり、PRODUCEシリーズが好きな人に女性が多い傾向があるというのが大きな理由なのではないでしょうか。
今後のIZ*ONE(アイズワン)の活動によっては、メディア露出などで広いファン層を獲得できそうですが、過去のPRODUCEシリーズの投票操作が明るみに出たことによって、IZ*ONE(アイズワン)は活動自粛せざるを得なくなってしまっています。
さらに、韓国でリリース予定だった楽曲も、花がコンセプトとなっている楽曲で、個人的にも非常に楽しみにしていただけに本当に悲しいです...
活動期間が決まっているだけに、早く復帰してほしいと願うばかりです。
運営会社: Evening Music Records株式会社
韓国芸能界の人気アイドルの自殺騒動…ソルリさんのファンや芸能人らが追悼…
韓国の女性グループ「f(x)(エフエックス)」の元メンバーで、現在は歌手や女優として活躍していたソルリさん(25)が、韓国現地時間の10月14日 午後、ソウル南部・城南市の自宅で死亡しているのが見つかった。
本事件は韓国メディアでも多数取り上げられ、韓国芸能界の問題論にまで発展する可能性も孕んでいる。
事件当日、ソルリさんを発見したのは自宅を訪れたマネジャーだったoとのことで、警察は自殺との見方を強めているが、あらゆる可能性について捜査は進んでいる。経緯としては、ソルリさんのマネージャーは13日夜にソルリさんと話をしていたが、その後連絡が取れなくなった為、14日にソルリさんの自宅を訪れたところ、2階でソルリさんを発見したという。
警察によれば、現場からはメモが見つかっているが、内容についてはまだ検証できていないようだ。
今回のソルリさんの事件以外にも韓国芸能界で自ら命を絶った有名人といえば、2017年に起きたアイドルグループ「SHINee」(シャイニー)メンバー・ジョンヒョンさんのケースが記憶に新しいところだ。当時の報道によると、ジョンヒョンさんは練炭自殺を図ったとされ、遺書には「お疲れさまと言ってほしい」などと切実なメッセージが綴られていたという。
一概には言えないが、韓国芸能界としての所属アイドルやタレントへの待遇面や言い方は悪いが管理の方針において改善が必要なのではないだろうか。
また、今年2019年5月には、女性アイドルグループ「KARA」元メンバーのク・ハラに自殺未遂騒動が持ち上がった事は記憶に新しいかも知れない。当時のハラにおいて、元交際相手へのドメスティック・バイオレンス疑惑やリベンジポルノ騒ぎが浮上しているところに、整形を疑うネット中傷が重なっていた状況が招いた結果かも知れないと報じられている。
韓国芸能界では、BIGBANGのV.Iによる外国人投資家への売春斡旋疑惑や、当時JYJメンバーのパク・ユチョンから薬物陽性反応が出るなどスキャンダルが多い傾向にあるだろう。今後、業界としてどのように改善していくかは重要な課題であるだろう。
TWICE 新曲「Feel Special」が韓国の歌番組で1位を獲得。2019年 待望の新曲が高評価… 療養中のミナへの感謝の言葉も
Advertisement MUSIC ©︎ 덴오빠(denoppa) [CC BY] TWICE 新曲「Feel Special」が韓国の歌番組で1位を獲得。2019年 待望の新曲が高評価… ...
オーディション番組「アイドル学校」出身イ・ヘインの父親、投票操作について批判。
Mnetのアイドルオーディション番組「Produce 101」、「アイドル学校」に参加したイ・ヘインの父親が、番組を運営したCJ ENMの不当な対応について批判しています。
◆ イ・ヘインの父親とのインタビュー公開
10月4日、東亜日報が「Produce X 101」の投票操作疑惑についてイ・ヘインの父親との電話インタビューを行い、公開されました。
電話の中で彼は、「就職詐欺まがいだ」と批判し、「アイドル学校」での投票操作への不信感を示しました。また、投票開示された2017年当時に今回の告白をしなかったのは、デビューしたときに娘に迷惑をかけてしまうと考えていたから、との発言をしています。
イ・ヘインは、オーディション番組「Produce 101」、「アイドル学校」に出演しました。
「アイドル学校」出演当時、デビューメンバー入りすることが有力でしたが、結果メンバーにはなれず、脱落という結果になりました。これについて、イ・ヘインのファンは投票操作疑惑を提起していました。
◆ コミュニティでの書き込みも
また、10月2日には、イ・ヘインの父親と自称するネットユーザーが、イ・ヘインのコミュニティに現れました。その中で彼は、娘に被害を与える可能性があるため、番組名や事務所名を公開することができないとしつつ、運営の不当性について批判しました。
番組の視聴者投票によりデビューメンバーが決まるという企画であるのにも関わらず、それより前に契約書を書かされたと告白しています。また、番組側に事務所との契約も見直すように提案したが、2018年10月までに脱落したメンバーをデビューさせるという約束も守らず、結局イ・ヘイン本人は事務所を去ることになったと話しました。
また、「アイドル学校」の視聴者は、「アイドル学校」真相究明委員会を立ち上げ、9月6日に、ソウル中央警察庁に株式会社CJ ENM所属の投票操作を実行したとされる者たちを詐欺の共同正犯の疑いと証拠隠滅教唆の共同正犯の疑いで告訴・告発しました。
これらについて、CJ ENM側は、デビューする可能性がある練習生を専属契約するという内容のうえ合意した、その後デビューできるよう最善を尽くしたが上手くいかなかった、といった旨の供述をしています。
以上述べてきたように、警察による調査も始まり、投票操作疑惑は大きな波紋を呼んでいます。視聴者による投票で、デビューするメンバーを決めるという企画は非常に面白いと思います。プログラム参加者は人気を獲得しようと競い合い、そこに視聴者を投票という形で取り込み、盛り上げていく。それを純粋に反映してデビューメンバーを決めれば、ファンにとって嬉しい結果になります。運営側が選んだメンバーより価値があると考えますし、権力や人脈に頼らず、実力で勝負できます。ですが、その投票結果を偽造して公開したのであれば面白みはほとんど無く、真面目に頑張る参加者にも非常に失礼だと思います。
問題が大きく発展してしまった中で、CJ ENM側は今後どういった対応をしていくのか気になるところです。
また、現在日本で行われているオーディション番組、「PRODUCE 101 JAPAN」の制作にもCJ グループが携わっているので、今回のような疑惑を持たれないよう、誠実に運営して欲しいです。
参考:
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=102&oid=020&aid=0003245085
https://daebak.tokyo/2019/10/04/lee-haein/
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2127414
http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2127140
運営会社: Evening Music Records株式会社
2019MAMAがナゴヤドームで開催決定…生中継で見れる機会も…
「2019 MAMA(Mnet Asian Music Awards)」が日本で開催されることが発表されました。
場所はナゴヤドーム、12月4日開催とのことです。MAMA(Mnet Asian Music Awards)とは、アジア最大規模の音楽授賞式として知られていますね。
1999年から、「Mnet KM MUSIC Festival(MKMF)」 としてはじまり、2009年に現在の名前に変わってから11回目の開催を迎えるCJ ENM 主催の音楽の祭典。韓国をはじめとしてマカオやベトナム、香港などさまざまな国で開催されてきたMAMA、ちなみに昨年は横浜でも開催されていました。
BTSやTWICEをはじめ、BLACKPINK 、IZ*ONE 、MONSTA Xなど今まさに注目を集めているK-POPアーティストやアイドルグループが名を連ねてきましたが、今年は初のドームでの開催になるとのこと。今年のMAMAは過去最大の規模で行われるため、さらに注目を集めています。
◆ 日韓関係の悪化で日本でのMAMA開催は保留になっていた…?
実は、8月時点で「2019 MAMA(Mnet Asian Music Awards)」日本開催がすでに決定していたのですが、一度開催を全面見直し、保留になっていました。理由は度重なる香港デモと韓日関係の悪化です。
そのため、一時はタイでの開催や、以前開催国でもあったベトナムなど、さまざまな候補地が上がり議論されていたそうです。しかし、今回改めて開催国を日本に決定した理由として、政治問題とは別に、民間文化交流は続かなければならないという意見が大勢だったとか。
今回の一件で、MAMAは政治的な問題に振り回されることなく、ひろくアジアでの音楽の祭典であるとして新たに認識されていくのではないでしょうか。
◆ 2019 Mnet Asian Music Awardsが生中継で見れる…?
さらに、昨年同様今回もCJ ENM が運営する韓国エンターテインメントチャンネル「Mnet」および韓国エンタメ動画配信サービス「Mnet Smart」では、12月4日にナゴヤドームで開催が決定した「2019 Mnet Asian Music Awards」のレッドカーペットと授賞式の模様を生中継・生配信する予定です。
オンエアの時間はまだ発表されていませんが、決まり次第こちらの「2019 MAMA」の日本公式ホームページにて発表されるそうです。是非チェックしてみてくださいね。
https://mnetjp.com/mama/2019/
運営会社: Evening Music Records株式会社
「PRODUCE 101 JAPAN」放送開始!司会岡村がセクハラ&差別発言で炎上!?
韓国で大人気のサバイバルオーディション番組である「PRODUCE 101 」。日本でも放送が決定され、9月25日に「PRODUCE 101 JAPAN」の初回テレビ放送が、TBS系列にて放送されました。
「PRODUCE 101 」とは、101名の練習生が番組内で競い合い、国民投票によって選ばれた上位11名が番組発グループとしてプロデビューできるという大人気サバイバルオーディション番組です。
これまでのシリーズと同じように、第1話の放送では練習生をA〜Fのクラスに分けるために35組のチームに分かれレベル分けテストが行われました。
◆ 司会務めるナインティナイン岡村が炎上中?
「PRODUCE 101 JAPAN」司会は人気漫才コンビナインティナインが務めています。その司会ぶりについて、特に岡村隆史の発言が「PRODUCE 101 」ファンのあいだで炎上しています。
事の発端は9月14日、「PRODUCE 101 JAPAN」初の公開収録にて、練習生に対し下ネタを連発、セクハラまがいの発言を続けたとのこと。
さらに、海外から参加している外国人練習生が話す拙い日本語を揶揄する発言や技と名前を間違えるなどの行為に対し、あまりにも差別的であると感じたファンが多かったようで、ツイッターをはじめとした各種SNSなどで「同じ日本人として恥ずかしい」「がっかりした」「練習生が可愛そう」というコメントが多く投稿されています。
◆ 日本のバラエティは遅れている…?世界の風潮とは
たしかに日本のバラエティ番組などでは、下ネタなどで笑いを取る「お笑い」の風潮があります。今回の岡村隆史の対応も、極めて日本的なバラエティ番組の盛り上げ方と言えるのかもしれません。しかし、韓国のバラエティのイメージとして、セクハラや下ネタは恥ずかしい、するべきではないものといった風潮があります。
今回放送が始まった「PRODUCE 101」は世界的に注目されている番組でもあります。そんな番組で批判が集まったということは、日本のバラエティでの笑いの取り方が世界的にも遅れているということかもしれません。
今回炎上してしまったナインティナインの司会、批判を受けて今後どのように番組に臨んでいくのかが気になるところです。
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