白濱亜嵐、「アナザースカイII」でファンからリアクション!一体なぜ?
日本テレビ系の人気ドキュメンタリー番組「アナザースカイII」にて昨日の3月13日、人気グループGENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバー・白濱亜嵐が出演した。
当番組におけるプログラムは、白濱亜嵐が母親の故郷・フィリピンを母と共に訪れるというもの。昔から馴染みのある人々との再会を果たすというエモーショナルなシーンから、白濱亜嵐の憧れの人、ボクシング世界王者・マニー・パッキャオとの対面も果たすという驚きのシーンまで含まれていた。
そんな彼にとっての「アナザースカイ」であるフィリピン、日本国内でもフィリピンからやってきた人が多く仕事に従事するなど2国間での関わりは深いものがあり、今回の番組で白濱亜嵐がフィリピンを訪れたことも、ゆかりがあることも、より強固な架け橋を日本とフィリピンの間にもたらしたような感じがする。
白濱亜嵐は現在所属するグループの中でも特に人気の高いメンバーであり、すでに個としての存在感・影響力というものは高いものを誇っている人物である。そんな彼を支持する声は国内はもちろんのこと、海外諸地域でも多く見られる。
◆昨日放送の「アナザースカイII」から見て取れる白濱亜嵐という人間
今週の「アナザースカイII」を見た人は特に、白濱亜嵐という人間についてより深く知れたと感じたのではないだろうか? それこそまさにドキュメンタリー番組の本質であると考える。番組を通してその回の主役の人間性は、生活感あふれる日常のシーンなどを中心として実際に映像としてみることで視聴者に伝わってくる。
当番組内において、白濱亜嵐がフィリピンの大家族と共に食卓を囲んで団欒を取っている時のシーンの一部、彼は「この家族のために僕は踊っている」と言うシーンがあった。これはまさに彼の人間性を表す言葉だというような印象を持った。Twitter等SNSをのぞいて見ても、このシーンに対してリアクションを放っている人の存在は多く見受けられた。
彼の所属するGENERAITONS from EXILE TRIBEはキャリアも長く大人気のグループであり、ライブも大規模な会場でチケットを毎回のように売りさばくアーティストであることから、通常は彼は一般世間からは遠く離れた偶像的存在である。
だがそういった白濱亜嵐もある意味、人間なんだ、というように思わせてくれるのはドキュメンタリー番組のいいところであるなと考える。
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コロナウイルスの影響の最中、我々が一音楽好きとしてできることとは?
コロナウイルスの影響で国内のイベントは延期・中止が相次いでいる。海外プロモーター各社の運営する「Download Japan Festival」、「KNOT FEST」など3月中に公演予定であった大型イベントはいずれも延期となっている。
筆者も上記のイベントはいずれも参加する予定であって、とても楽しみであっただけに今はとても残念な気持ちになっている。政府の要請もあって各イベントは止むを得ずにこういった処置をとっているのは重々承知の上で、やはり残念な気持ちは拭えない。
私のように、同じく残念な気持ちになっている音楽好きの方はとても多いことであろう。大阪のライブハウスではコロナウイルス感染者が発見されたことから、あらゆるライブハウスに対する不当な風評被害のようなものも広がっている状況であり、音楽好きの我々のオアシスのような場所がパッシングを受けていることにモヤモヤしている気持ちになっている人も多いであろうことが予想される。
こういった状況の中で、一体私達には何ができるであろうか、何かできることがあるのだろうか?
◆とにかく、変わらず音楽を好きでいることは欠かせない
おそらく一人ひとりができることは限られているであろう。募金という手段も、イベント自体が行えない状況である中ではとても力になれている感じがしないかもしれない。
だが、私達は決して大規模なことでなくてもいい、自分たちができる範囲で何かやってみるという意識は大事なのではないだろうか。
例えば上述した募金だって、イベントが開催できずに苦しんでいる小規模のライブハウスにとってみればそれはとてもありがたいことである。募金から受け取れる温かい気持ちもライブハウスを鼓舞することにつながるであろう。
他にも、CDショップに赴いて音源を購入することで直接アーティストの活動を支援するだとか、サブスクリプションサービスでいろんな音楽を聴きまくることでアーティストを応援するとかだって立派で、我々ができる小さなことであろう。他にも、SNSを利用する手段だってある。今や私達小さな個人が簡単に世界に向けて言葉を発信できる時代である。SNSを使って好きなアーティスト・音楽を宣伝したりPRしたり、いろんなことができる。
こういったように、身近なことから私達はいろんなことができる。どんなに小さなことだっていい。行く予定だったイベントのチケット払戻し金でアーティストのグッズを買うのも良い、とにかく音楽を盛り上げるという気持ちが必要なのではないだろうか。
そして今の状況が落ち着いた時に、みんなでイベントに行ってあらゆる会場を満帆にすれば良い。コロナウイルスの影響で沈んでしまっている日本の音楽を支えるのはいつだって私達リスナー・音楽好きである。
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JO1はなぜ人気? 日本版 PRODUCE 101の戦略を考えた吉本興業の狙いとは…
世界的な音楽シーンで人気を博しているK-POPブーム。
このトレンドを日本版アーティストとして体現しようとしているグループがいる。それが、話題沸騰の11人組ボーイズグループのJO1(ジェイオーワン)だ。
彼らは、PRODUCE 101 JAPAN、略して「プデュ」と呼ばれるプロデュース番組から生まれたダンスボーカルユニットであり、国民一人一人がプロデューサーとしての位置付けで、サバイバルオーディション番組に参加する練習生の中から「推し」となるメンバーを応援していく構図となっている。日本のエンターテインメント市場において特有な、「未完成」な側面を応援していくことに共感を覚えやすい側面と、韓国K-POPにおける楽曲やダンスの完成度の高さを合わせた形でのプロデュース番組とも言えるかも知れない。
そんなデビュー前の段階から、自分の推しのアイドルがデビューする瞬間までを視聴者として応援することができる番組の中で誕生したJO1(ジェイオーワン)だが、パフォーマンスの向上度や楽曲に対する人気が急上昇している。
◆JO1(ジェイオーワン)の魅力とは?
それでは改めて、JO1(ジェイオーワン)の魅力とは何だろうか?と考えてみたい。
それは勿論番組的な話題性もあるのだが、メンバーの切磋琢磨する様子が直近でみられる番組や、SNSを通して視聴者が抱かざるを得ない親近感にあるのではないだろうか。
そもそも、JO1は昨年2019年12月11日に、『PRODUCE 101 JAPAN』の最終結果が発表され、デビューメンバー11人が決定した。
そしてメンバーに選ばれたのは、1位から順に、豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨の11人だ。番組などのメディアを通して、応援していたファンの間ではすぐさま話題に上がったが、間も無く彼らはデビューの準備に入るため、露出が激減していた。“JAM”(=JO1のファン)にとっては、彼らの活躍を見ることができる瞬間を待ちわびていたのだ。
AKB48のような女性アイドルグループと似ている側面もあるが、番組を通じて、間近で努力する推しのメンバーに対しての親近感が上がらざるを得ないような構図ができているのだ。
また、PRODUCE 101 JAPANで誕生したJO1の所属は、吉本興業と韓国のエンターテインメント企業CJ ENMであり、そのマネジメント体制も日韓共同でのプロデュースワークとなっている点も面白いところだ。韓国K-POPとしての完成度の高さという良さと、日本のアーティストとファンの距離感の近さの両方を上手く捉えた、プロデュースを今後どう展開してくか注目だ。
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KAN × Juice=Juiceの『ポップミュージック』の中毒性がやばい!?

4月1日発売シングル。KAN × Juice=Juiceの『ポップミュージック』の中毒性がやばい!?
3月6日、2020年4月1日発売の"Juice=Juice"13thシングル『ポップミュージック/好きって言ってよ』から『ポップミュージック』のPromotion Edit がYouTubeで公開された。今作は、2月26日に発売された"KAN"のシングル『ポップミュージック』を"Juice=Juice"がカバーした楽曲となっている。 "Juice=Juice"はハロー!プロジェクトに所属する8人組アイドルグループ。2013年2月3日Hello!Project 誕生15周年記念ライブ2013冬の福岡公演にて、ハロプロ研修生内新ユニットとして結成発表!ユニット名の由来は、「採れたて」「もぎたて」「新鮮」「天然」「100%」で「しぼりたて」というように、いつまでもフレッシュで個性の詰まったユニットになってほしいという願いが込められ、名付けられた。 昨年6月には新メンバーとして"工藤由愛"、"松永里愛"の2名が加入。今年2月3日に結成7周年を迎え、2月10日には初期メンバーの"宮本佳林"の卒業が発表された。今回のシングルが"宮本佳林"最後のシングルとなるため、注目が集まっている。ヒップホップユニット どんぐりずがメジャーデビュー。型破りな音楽とは
ヒップホップユニット・どんぐりずが、ビクターエンタテインメント内のレーベルであるCONECTUNEと契約を結び、4月22日にはデビューシングルとなる「jumbo」の配信リリースとリリースパーティーの開催も決定している。
また、3月22日には自主制作アルバム「baobab」の配信リリースもスタート。メジャーデビュー前から注目されていた彼らだが、デビュー後もさらに勢いを増していきそうだ。
ここからは彼らの曲について考えていきたい。
◆型にはまらない音楽性
ヒップホップユニットという肩書を持つどんぐりずだが、2015年リリースの「世界平和」、2018年リリースの「愛」という二つのアルバムにおいての音楽性はどちらかというとロックやポップスに近いものであった。しかし、去年配信のシングル「powerful session」で音楽性をガラッと変え、変則的なビートやよりヒップホップなテイストにシフト。その後シングルを3枚配信している。
この4つのシングル配信、すごいポイントはそれぞれの曲に定まったジャンルがないという点である。もちろん、ラップパートがあるなどヒップホップであることには間違いないのだが、様々なビートパターンやリフを複雑に絡めて一曲を作り上げ、違和感なく仕上げるのだから凄い。
去年配信のシングル「danbena」では、アップテンポでトラップライクなビートから曲が始まったと思いきや、高速でたたみかけるラップパートやドラムンベースのドラムパターンを持ってくるなど、かなり実験的で遊び心を感じる曲になっている。しかし、どの曲においても言えるのは、際どいアプローチを作曲に対して行っているにも関わらず完成度が非常に高いということだ。アルバム発売で多くの新曲を耳にすることができるのは、かなり楽しみである。
令和の音楽シーンを盛り上げてくれるであろうどんぐりずの今後に注目である。
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Eminem、ミュージックビデオ「Godzilla」を公開。Juice Wrldの姿も…
全世界で2億2000万以上のアルバム&シングルを販売し、世界的なセールスを記録しているラッパーのEminem(以下、エミネム)が、今年1月にリリースしたアルバム「Music To Be Murdered By」から「Godzilla」のミュージックビデオを公開した。このアルバムでは昨年12月に21歳で急逝したラッパーのJuice Wrldがフィーチャーされており、ビデオ終盤ではJuice Wrld本人の肉声を聴くことができる。人気ラッパー二人の共演ということで、ファンには嬉しい内容となっている。
ビデオ内には、交流の深いドクター・ドレーやマイク・タイソンが出演。この動画はYouTubeにてヒップホップ系動画を投稿する映像メディア「Lyrical Lemonade」からアップされ、監督を務めたのは同チャンネルのコール・ベネット。CGを駆使したユニークな映像がエミネムの表現する世界観とマッチし、非常に見応えのある作品となっている。
◆高いラップスキルを惜しみなく披露
初期の楽曲では、過激なリリックや独特の力強いフロウが特徴的であったエミネム。最近はフロウ等がかなり変化してしまったが、高度なテクニックを要するパフォーマンスをしっかり見せつけてくれている。「Godzilla」では、エミネムの代名詞ともいえる高速ラップを披露。トラップビートの上で、軽快な素早いラップを繰り広げるなど、MCバトル等で培ったラップスキルは47歳を超えた現在でも健在である。
ニューアルバム「Music To Be Murdered By」を通して聞いても、エミネムらしさを各曲で感じ取れるような出来になっており、一聴の価値は十分にあるのではないかと思う。
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レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの復活を考える。来日公演も…
去年の冬、バンド界に衝撃を与える大ニュースが舞い込んだことは記憶に新しい。アメリカのロックバンド、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが復活することを自身のインスタグラムで発表した。
同インスタでの投稿によると、ライブ初日は3月26日、テキサス州での開催予定であるとのこと。開催が間近に迫った今、盛り上がりは世界的に高まっている。
◆復活の真意はいかに
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Rage Against the Machine)はその名の通り、政治的メッセージの発信を主体としたバンドである。
ヴォーカルであるザックの叫ぶようなラップを、リズム隊が奏でる歪んだサウンドのハードコア・ファンクロックに乗せるスタイルは、「レッド・ツェッペリンとパブリック・エネミー」の融合と言われるほどの独自性を持っている。過去に無料で反戦をテーマに掲げたコンサートを開いたりするなど、実際に政治活動も活発に行っており、歌詞には彼らの思想が全面的に含まれており、強い想いを感じ取ることができる。
今回の復活の真意は未だわかっていないが、今年はアメリカの大統領選があり、当バンドが反資本主義的な思想を掲げていることを顧みても、このことと復活には因果関係がないとは言い切れない。国内外でいくつかのライブ開催が見込まれているようだが、そこで彼らがどのようなメッセージを発信するのかは非常に注目したいポイントである。
◆来日公演の開催はあるのか?
当初、「フジロックに出演するのでは?」などと謳われていた彼らの来日だが、残念ながら、その予定はないようだ。バンドが公式に発表した今年のライブ出演予定に日本は入っておらず、彼らをライブに参加するには海外に行くほかないのが現状である。
また、他のライブに関してもコロナウイルスの影響で開催が危ぶまれている現在。アメリカの巨大音楽フェスである「コーチェラ・フェスティバル」は中止になるのではないかと懸念され、業界全体に不安感が漂っている。
レイジは世界の現状に対してどのような声を上げるのか。まずは無事にライブが開催されるよう祈りたい。
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Thundercatの新アルバム「It Is What It Is」が発売間近!MVにも注目
2017年発売の「Drunk」で大きく注目を集め、世界的な評価を得ながら、過去にフジロックフェスティバルに出演するなど日本での人気も高いThundercat(以下、サンダーキャット)が、新アルバム「It Is What It Is」を今年4月3日に発売することが決定し、発売日が近い現在、さらに話題になっている。
サンダーキャットは、ベーシスト・作曲家としてケンドリック・ラマー「To Pimp a Buttefly(2017)」やカマシ・ワシントン「The Epic(2015)」に参加のする他、フライング・ロータス主宰のレーベル「Brainfeeder」からソロアルバムを出しており、フライング・ロータス自身との交流も盛んである、いわば新時代の音楽には彼が付きものと言っても過言ではないほどの活躍ぶりである。故マック・ミラーの「Swimming」にも参加しており、二人はとても親交が深かった。彼らのTiny Desk Concertでの共演映像はYouTubeで視聴できるが、今見ても、なにか熱いものがこみ上げてくるような感覚を覚える。
今回のアルバムでは、カマシ・ワシントン、ルイス・コール、チャイルディッシュ・ガンビーノ、スティーヴ・レイシー等の豪華メンバーが参加。フライング・ロータスとは共同プロデュースという形を取り、作品を手がけている。今作も、ブラックなフィールと独特のハーモニーを組み合わせたサンダーキャットらしいサウンドが楽しめるようだ。
◆生粋のオタク。新作ミュージックビデオにも注目
ミュージシャンとして高い能力と才能をみせる彼だが、一番の特徴は生粋のオタクであるという点だ。ミュージックビデオではかの人気バトル漫画・ドラゴンボールで悟空らが身につけている戦闘服を着てベースを弾くなど、そのオタクぶりを全面に押し出している。
また、来日頻度も多く、インスタグラムには観光の際に撮ったと思われる動画・写真がよく見受けられる。「Tokyo」のミュージックビデオでは日本観光時の彼の様子が確認できる。彼が非常にユーモラスな人物だということがわかるだろう。
先日公開のミュージックビデオ、「Dragonball Durag」は、ドラゴンボール柄のドゥーラグを巻いた彼が住宅街で踊るという内容のもので、HaimやKali uchisが出演しており話題になっている。おもしろいビデオに注目が向きがちだが、曲も素晴らしく、ソウルフルでメロディアスに仕上がっているため非常に聞きやすい。
サンダーキャットの作る次世代の音楽、一聴の価値はあるのではないか。
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サブスクリプション解禁をしたDragon Ash、その意図や利益とは何か…
日本のロックシーンで長い人気を誇るミクスチャーロックバンド・Dragon Ashが先日これまでの楽曲を各サブスクリプションサービスにて解禁した。
いわゆる”サブスク解禁”というものである。これらは今多くのアーティストの間でムーブメントといっても良いほど、スタンダードともなりつつあるスタイルである。サブスクリプションサービスで楽曲を配信することのメリットは多くある。
まずはそもそものサブスクの持つ手軽さから、これまでより多くのユーザーに聴いてもらいやすくなり、知名度の向上などといったものが計りやすくなった。これはどちらかというと若手アーティストに特に当てはまることかもしれない。
反対に、Dragon Ashのようなキャリアの長いバンドであればデビュー当初の楽曲なども、サブスク解禁をすることで改めて多くの人に聴いてもらうことで、懐かしさを感じてもらう、いわゆる”エモさ”を感じてもらうきっかけになるのだ。これはアーティスト側にとってかなり徳のあることかもしれない。
古い楽曲は新規で音源をフィジカルで買ってもらうことは期待しづらい、セールス的に価値の低くなっているものだが、サブスクにおいて聴いてもらえれば古い楽曲がまた新たな収入源となる。こういったことを考えると、今回のDragon Ashの楽曲サブスク解禁はこういったメリットを見込んで行った可能性も考えられる。
◆サブスク解禁が待望されるアーティストはまだまだたくさん。彼らはなぜサブスク解禁しない?
今や嵐・Mr.Children・サザンオールスターズ・BUMP OF CHICKENなど日本を代表する多くのアーティストが楽曲をサブスク解禁している。最近ではaikoもサブスク解禁するなど、やはりその動向はムーブメントといっても過言ではないように感じられる。
だがそれでも、まだサブスク解禁をしていないアーティストは多い。ジャニーズ事務所所属のアーティストも多くは未だサブスク解禁していないなど、まだまだ待望されるアーティストは多くいる。
一体それらにはどういった意図があるのであろうか?セールス的視点で考えると、やっぱり音源の売り上げはサブスクの売り上げより圧倒的に高いということが考えられる。いくら再生回数を稼いでも、CD一枚の売り上げにはなかなか及ばないという現実はある。
固定ファンが多く、まだまだフィジカル音源の売り上げを期待できるファンを多く抱えているアーティストならば、サブスク解禁に舵を切らない理由も少し納得できる気がする。
◆今後サブスクがスタンダードとなる?それともフィジカルは残り続ける?
先述したように、多くの若手アーティストは音源を最初からサブスクで配信するというのがスタンダードとなりつつある。あいみょんやofficial髭男dismなどに代表される最近のアーティストは”サブスク世代”とも言われているように、サブスクリプションサービスが普及した最初の世代として今後も位置付けられていくであろう。
さて、こういったスタンダードの変化の中でフィジカル音源は残り続けていくであろうか?フィジカルにはフィジカルの良さがあるのはいうまでもない、歌詞カードやジャケットのデザインもフィジカルならではの楽しみ要素である。
そういった魅力あるフィジカルの生存には、これまでのフィジカルならではの魅力と、サブスクにもまさり続けるオリジナリティが打ち出されていく必要があると考える。
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PRODUCE 101 JAPAN出身の人気メンバーで結成された「ORβIT」とは…
大人気サバイバルオーディション番組PRODUCE 101 JAPANの出身者で惜しくもデビューを逃したが番組内で人気を集めていた7人で活動することを発表されたグループORβIT (オルビット)。
2月に入り突如として、誰がメンバーとして入るのかも何人構成なのかもわからない中、1日1人ずつYouTubeでメンバーを公開していく発表のスタイルにYouTube動画のコメント欄では様々な憶測が飛び交ったり、動画は急上昇ランク上位に食い込み、Twitterでは連日トレンド入りを果たし注目を集めていました。
公式SNSが発足するも所属事務所やデビュー時期など、明らかにされていない点が多く、未だに謎が多いことも注目されています。
◆ビジュアル、実力ともにトップクラスの7人の日韓メンバー
日本人メンバーはPRODUCE 101 JAPAN最終回まで残っていた宮島優心(最終12位)、大澤駿弥(最終13位)、安藤誠明(最終14位)、上原潤(最終20位)の4人。韓国人メンバーはキム・ヒチョン、キム・ユンドン、チョン・ヨンフンの3人。韓国人メンバーの3人は同番組の最終回直前に一身上の都合により辞退をしたが、デビュー圏内に入るほど人気の3人でした。
ビジュアル、実力共に高い評価とファンからの絶大な支持を受けていた7人のチーム結成にネット上では「最強の7人が集まったグループ」、「JO1(同番組内でデビューが決まったグループ)の良きライバルになるのでは」と今後の活動に期待が高まっています。
◆気になるデビュー時期は?また懸念される点は
ORβITのデビュー時期は未だ公表されておらず、気になるところ。グループ誕生からの順調な準備期間を考えると5月、6月あたりのデビューが妥当ではないかと予想しています。
そして最も懸念されるのは韓国人メンバーの兵役について。韓国の「兵役法」により満25歳以上で兵役を終えていない場合、海外に出るには制限がかけられているため、この制約に該当しているヒチョンとヨンフンの2人は韓国在中のまま、日本での活動がある時に来日するという形になると公式に発表されています。そのため、しばらく7人での日本の活動は多少制限のかかったものになってしまいます。
また、いずれはユンドンも兵役の義務を果たさなければならないため、羽を伸ばして7人で完全体の活動を行うには時間がかかってしまうことが懸念されます。しかしながら、メンバーが入隊した時についてもその期間は「残りのメンバーで活動し、入隊しているメンバーが帰ってくる場所を作る!!」とのメンバーの声明を発表しているので、ORβITの活動やメンバーに対するファンの心配は少なからず拭えたのではないでしょうか。
大人気サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」から先日華々しくデビューを飾ったJO1に続いて、同番組出身者の人気メンバーで構成されたORβITにも注目と期待が大いに高まっています。
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ライブハウスは悪者?コロナウイルス拡大による”風評被害”について考える
昨今の新型コロナウイルスの世界的拡大を受けて、日本でもそれらに関する報道は相次いでいる。そんな中で先日、大阪のライブハウスでコロナウイルスの感染者が出たという。
そういった状況の中で巷では「ライブハウスは危険」、「ライブハウスは感染源」というような"風評被害のようなものがウイルスよろしく蔓延している。地上波のニュース番組でも「ライブハウスには立ち入らないでほしい」というような趣旨の報道がされているのを見つけた、まさに今、ライブハウスは世間から悪者あつかいされている。
今回の、その風評被害は決して全くのデマではない。事実として感染した方はライブハウスにいたことが確認されているわけで、それが感染の原因の1つだとして捉えるのは何も理不尽なことではないだろう。だがあくまでも、考えられる原因の1つではないだろうか?
感染した方はライブハウス以外にも、帰路に着くまでに様々な場所に訪れているということも考えられる。何かしらの交通機関を利用したとも十分に考えられる。その中で、ライブハウスだけに原因を特定している点では、少し理不尽さも感じる。
◆世間から見て、もともとライブハウスはどういう存在だった?
そもそも、ライブハウスってどういう存在だっただろうか?
Zepp Tokyoや豊洲PITのような、アリーナクラスのアーティストが頻繁にライブを行うような大箱は比較的には世間からは”迎合”されているというか、オーバーグラウンドで認められているような印象はある。そもそもそう言った大箱は世間的にはライブハウスとして枠組みされていないような印象を持つ。
昨今、風評被害を受けているライブハウスはまさに感染者が出たような、キャパが狭い小箱であろう。
それらは上記のライブハウスと比較してかなりアンダーグラウンドなものであり、一般世間では、「治安が悪い」、「臭い」、「汚い」などと言った悪いイメージがなんとなく持たれがちであったというような印象を受ける。今回の風評被害が起こっているのは、そう言ったもともとあった悪いイメージが、感染者が出たという事実が起こったことによってより表面的になったことが原因と考える。
感染者が出たことによって、元からライブハウスに対して良いイメージを持っていなかった人たちは「やっぱりライブハウスって....」というように、イメージが悪いものであることを再認識したことであろう。だが実際に、上述したことのようにライブハウスは世間的に大衆に迎合されていたわけではなく、アンダーグラウンドなもので、言ってしまえば物好きが集まる場所である。
その事実がある中で、本当にライブハウスが好きな人ならば、今ある風評被害なんてある意味気に留めなくても良いのではないか?ライブハウスにいる人間というものは皆、好きでその場所にいるのである。それは自分の興味の赴くままに、他人の目なんて気にしないというような精神があった上でのことだろうと思う。
世間の風評被害に対して、多くのライブハウスは敵対的に見てしまっているような印象が、あくまで個人的ではあるものの、実際にその印象はある。もっと本当の自分を思い出して、強気でいてもいいのではないか?という気にもなるのだ。
◆この状況を脱するのも、音楽の力が必要なはず。
ライブハウスに対する世間の風評被害の最中、その中で必死にもがいてイベントを敢行するライブハウス、アーティストは多く存在する。誰だって泥臭くやっていて、自分たちができることでこの状況を脱しようとしているのだ。
ライブハウスはこの先一生、全員に理解されるなんてことはないと思う。彼らの多くは決して認められたくて音楽をやっているわけでない、自分のためにやっているのだ。
そう言った野心を理解できる人だけが集まる。そう言ったライブハウスでこれからもあり続ければ良いのではないだろうか。
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ソニーミュージックの採用面接を突破するための3つの実践すべきこと

ソニーミュージックの採用面接を突破するための3つの実践すべきこと
毎年3〜4月頃は、大学生の新卒採用が開始され、就職活動に忙しくなる時期だ。
そんな新卒の就職活動において、毎年人気を誇る企業のひとつにソニーミュージックは入ってくることが多く、もはや学生の間での人気企業の常連組と言っても良い企業だ。本記事では、そんな人気企業でもあり、就職採用の倍率的にも非常に競争率の高いソニーミュージックの新卒採用面接を受ける前に取り組んでおくべき3つのポイントを紹介したい。
まず、取り組むべき本質的なポイントに触れる前に、ソニーミュージックについて簡単に触れていきたい。同社のプロファイルは以下である。
社名: 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(英語表記: Sony Music Entertainment Inc.) 所在地: 本社 東京都千代田区六番町4番地5(〒 102-8385) 創業: 1968年3月 設立: 2003年4月1日(新設分割) 資本金: 1億円 事業内容: 総合エンタテインメントカンパニー 代表者: 水野 道訓 社員数: ソニーミュージックグループ計 約2,000名 株主: ソニー株式会社 売上高: 382,172百万円(2018年3月期:ソニーミュージックグループ連結) ※ 引用: https://saiyo.sme.co.jp/graduate/20/about/
まさに、総合エンターテインメント企業という企業規模だが、学生の方には少しとっつきにくい情報かも知れない。しかし、まずこの企業情報をインプットすることは重要で、新卒採用面接の初期段階で差がつくポイントと言っても良いだろう。