サブスクリプション解禁をしたDragon Ash、その意図や利益とは何か…
日本のロックシーンで長い人気を誇るミクスチャーロックバンド・Dragon Ashが先日これまでの楽曲を各サブスクリプションサービスにて解禁した。
いわゆる”サブスク解禁”というものである。これらは今多くのアーティストの間でムーブメントといっても良いほど、スタンダードともなりつつあるスタイルである。サブスクリプションサービスで楽曲を配信することのメリットは多くある。
まずはそもそものサブスクの持つ手軽さから、これまでより多くのユーザーに聴いてもらいやすくなり、知名度の向上などといったものが計りやすくなった。これはどちらかというと若手アーティストに特に当てはまることかもしれない。
反対に、Dragon Ashのようなキャリアの長いバンドであればデビュー当初の楽曲なども、サブスク解禁をすることで改めて多くの人に聴いてもらうことで、懐かしさを感じてもらう、いわゆる”エモさ”を感じてもらうきっかけになるのだ。これはアーティスト側にとってかなり徳のあることかもしれない。
古い楽曲は新規で音源をフィジカルで買ってもらうことは期待しづらい、セールス的に価値の低くなっているものだが、サブスクにおいて聴いてもらえれば古い楽曲がまた新たな収入源となる。こういったことを考えると、今回のDragon Ashの楽曲サブスク解禁はこういったメリットを見込んで行った可能性も考えられる。
◆サブスク解禁が待望されるアーティストはまだまだたくさん。彼らはなぜサブスク解禁しない?
今や嵐・Mr.Children・サザンオールスターズ・BUMP OF CHICKENなど日本を代表する多くのアーティストが楽曲をサブスク解禁している。最近ではaikoもサブスク解禁するなど、やはりその動向はムーブメントといっても過言ではないように感じられる。
だがそれでも、まだサブスク解禁をしていないアーティストは多い。ジャニーズ事務所所属のアーティストも多くは未だサブスク解禁していないなど、まだまだ待望されるアーティストは多くいる。
一体それらにはどういった意図があるのであろうか?セールス的視点で考えると、やっぱり音源の売り上げはサブスクの売り上げより圧倒的に高いということが考えられる。いくら再生回数を稼いでも、CD一枚の売り上げにはなかなか及ばないという現実はある。
固定ファンが多く、まだまだフィジカル音源の売り上げを期待できるファンを多く抱えているアーティストならば、サブスク解禁に舵を切らない理由も少し納得できる気がする。
◆今後サブスクがスタンダードとなる?それともフィジカルは残り続ける?
先述したように、多くの若手アーティストは音源を最初からサブスクで配信するというのがスタンダードとなりつつある。あいみょんやofficial髭男dismなどに代表される最近のアーティストは”サブスク世代”とも言われているように、サブスクリプションサービスが普及した最初の世代として今後も位置付けられていくであろう。
さて、こういったスタンダードの変化の中でフィジカル音源は残り続けていくであろうか?フィジカルにはフィジカルの良さがあるのはいうまでもない、歌詞カードやジャケットのデザインもフィジカルならではの楽しみ要素である。
そういった魅力あるフィジカルの生存には、これまでのフィジカルならではの魅力と、サブスクにもまさり続けるオリジナリティが打ち出されていく必要があると考える。
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ライブハウスは悪者?コロナウイルス拡大による”風評被害”について考える
昨今の新型コロナウイルスの世界的拡大を受けて、日本でもそれらに関する報道は相次いでいる。そんな中で先日、大阪のライブハウスでコロナウイルスの感染者が出たという。
そういった状況の中で巷では「ライブハウスは危険」、「ライブハウスは感染源」というような"風評被害のようなものがウイルスよろしく蔓延している。地上波のニュース番組でも「ライブハウスには立ち入らないでほしい」というような趣旨の報道がされているのを見つけた、まさに今、ライブハウスは世間から悪者あつかいされている。
今回の、その風評被害は決して全くのデマではない。事実として感染した方はライブハウスにいたことが確認されているわけで、それが感染の原因の1つだとして捉えるのは何も理不尽なことではないだろう。だがあくまでも、考えられる原因の1つではないだろうか?
感染した方はライブハウス以外にも、帰路に着くまでに様々な場所に訪れているということも考えられる。何かしらの交通機関を利用したとも十分に考えられる。その中で、ライブハウスだけに原因を特定している点では、少し理不尽さも感じる。
◆世間から見て、もともとライブハウスはどういう存在だった?
そもそも、ライブハウスってどういう存在だっただろうか?
Zepp Tokyoや豊洲PITのような、アリーナクラスのアーティストが頻繁にライブを行うような大箱は比較的には世間からは”迎合”されているというか、オーバーグラウンドで認められているような印象はある。そもそもそう言った大箱は世間的にはライブハウスとして枠組みされていないような印象を持つ。
昨今、風評被害を受けているライブハウスはまさに感染者が出たような、キャパが狭い小箱であろう。
それらは上記のライブハウスと比較してかなりアンダーグラウンドなものであり、一般世間では、「治安が悪い」、「臭い」、「汚い」などと言った悪いイメージがなんとなく持たれがちであったというような印象を受ける。今回の風評被害が起こっているのは、そう言ったもともとあった悪いイメージが、感染者が出たという事実が起こったことによってより表面的になったことが原因と考える。
感染者が出たことによって、元からライブハウスに対して良いイメージを持っていなかった人たちは「やっぱりライブハウスって....」というように、イメージが悪いものであることを再認識したことであろう。だが実際に、上述したことのようにライブハウスは世間的に大衆に迎合されていたわけではなく、アンダーグラウンドなもので、言ってしまえば物好きが集まる場所である。
その事実がある中で、本当にライブハウスが好きな人ならば、今ある風評被害なんてある意味気に留めなくても良いのではないか?ライブハウスにいる人間というものは皆、好きでその場所にいるのである。それは自分の興味の赴くままに、他人の目なんて気にしないというような精神があった上でのことだろうと思う。
世間の風評被害に対して、多くのライブハウスは敵対的に見てしまっているような印象が、あくまで個人的ではあるものの、実際にその印象はある。もっと本当の自分を思い出して、強気でいてもいいのではないか?という気にもなるのだ。
◆この状況を脱するのも、音楽の力が必要なはず。
ライブハウスに対する世間の風評被害の最中、その中で必死にもがいてイベントを敢行するライブハウス、アーティストは多く存在する。誰だって泥臭くやっていて、自分たちができることでこの状況を脱しようとしているのだ。
ライブハウスはこの先一生、全員に理解されるなんてことはないと思う。彼らの多くは決して認められたくて音楽をやっているわけでない、自分のためにやっているのだ。
そう言った野心を理解できる人だけが集まる。そう言ったライブハウスでこれからもあり続ければ良いのではないだろうか。
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新型コロナウイルスの影響でエンタメにも波及…エンタメの存在意義とは
武漢で発生した新型コロナウイルス、それはもう日本でも各所で拡大が進んでおり、連日の報道でもはや嫌気がさしているという人も多いのではないだろうか。
感染症の拡大に伴って、トイレットペーパーやナプキンといった生活用品も各販売所では欠品が相次ぎ、公立の小中学校は政府の指導で休校になったり、卒業式も中止となったり、ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンといったレジャー施設もしばらくの休園を発表している。
これらからもわかる様に、新型コロナウイルスによる直接的な影響というよりかは、それがきっかけとなって多くの分野で間接的に影響がもたらされているのが現状である。
そしてエンタメについての報道も多くの人が目にしていることだろう。多くのアーティストは主催イベントを中止、それは大規模なものだけではなく、ライブハウスの様なアンダーグラウンドな場所においても波及しており、各ライブハウスもイベントを中止するか、開催するとしても来場はお客様の自主的な判断に委ねるといった対策の施しとなっている。
そういった状況の中で、世間からは上記の様なエンタメ領域に厳しい意見が相次いでいる、エンタメとはその言葉が意味する様に娯楽的なものであり、日常では決して必須ではない、いわば不要不急なものであるということから、ちょっとした”エンタメ叩き”の様な風潮が起きているのだ。
そういった今の一般世論について、筆者の主観的意見も交えながら考えていきたいと思う。
◆果たして、エンタメがなくても人は生きていけるのか?
上述している様に、確かにエンタメは不要不急のものであると考えることができる。それは娯楽であり、そもそも娯楽とは日常から離れたひと時のやすらぎの様なもの、それは非日常のものであり日常に寄り添うものではない。
だけど、本当にそうなのだろうか? 少し考えてみたい。
そもそも、エンタメとは幅広い領域があり、身近なものも、日常からかなりかけ離れたものもある。上述したライブハウスの場合、そこに赴いてライブを見るといった行動は多くの人にとって非日常的なものであろう。いわゆる日常からはかけ離れたエンタメである。
ではその反対に、身近なエンタメといったものはどういうものであろうか? 例えば友人や恋人とカフェに赴いたり、居酒屋で飲んだり、映画館に行ったり、という様にどこかに外出をして、何かを楽しむというのも立派なエンタメである。だが今現在の印象としては、世間の目はいわば音楽のライブや、イベントの様な”わかりやすい”エンタメにばっかり向けられている様な感じがするのだ。
これには偏見の様なものも混じっていると考えられる、普段から音楽のライブやイベントなどに足を運ばない人にとってすれば、”エンタメなんてなくたって人は生きていける”という考えをするかもしれない。だけれども、そういう人にだって”その人なりのエンタメ”というものが存在する。
そもそも今こうやって世間から”エンタメ叩き”が起きているのは不毛なことではないだろうか。
今や発生地の武漢だけではなく我々の住む日本、それどころかヨーロッパ地域にも新型コロナウイルスの観戦は相次いでいるのだ。みんなが同様に苦しんでいる中で、何かを一方的に批判しているなんて用では、問題解決には向かわない。
◆”エンタメの力”は現状の解決に寄与しうるのか?
エンタメは今まで多くの人の心を勇気付けてきた。2011年の東日本大震災の時だって、多くのアーティストがチャリティーライブを行って、まさに”エンタメの力”というものは日本全国に分け与えてきた。
だが今回に関しては状況が違う。感染症ということから多くの人が一つの場所に集まることができない。実際に多くのイベントが中止になっていることを念頭に入れればそれは明らかである。
最近印象的であったことは、無観客ライブである。NUMBERGIRLはかねてよりZepp Tokyoで開催予定であった自らのライブを完全中止にすることはしなかった。代わりに、会場を無観客状態にしてライブを行うというものである。これによって、当日のチケットを持っていた人も、またそうでない人もネットで簡単に彼らのライブを見ることができたという、非常に新しい形での"エンタメの力”を発揮してくれていた。
BAD HOPも同様に無観客ライブを行うなどしており、かなり革新的なスタイルが誕生していると見れる。
最も、ライブとはその言葉が意味する通りその現場にいてこそ体感できる感情、情景があるものだから、到底画面越しでの視聴は実際のライブ匂いつけることはないだろうが、違うやり方を試みるアーティストの姿勢には賞賛を送るべきであろうと考える。
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SHE’S、『あつまれ どうぶつの森』CM挿入歌に抜擢!
2020年、筆者が個人的に躍進を期待しているのは大阪出身の4人組ピアノロックバンド・SHE'Sである。
彼らはすでに自身のツアーでも3箇所Zepp公演を開催するなどその人気を着実に上昇させてきている、人気ロックバンドである。そんな彼らの特徴は、ピアノを曲に取り入れたことにより作り上げられた美しい旋律、リリック、Vo.井上竜馬の甘い歌声など多岐にわたる魅力を含んでいる。
そんな魅力いっぱいのSHE'Sであるが、まだお茶の間に浸透するといったほどの存在にはなり得ていない、だが2020年、彼らは躍進すると筆者は信じている
特に最近印象的であったのは、彼らの最新の楽曲「Letter」が、とあるビッグタイトルへのタイアップが決まったというニュースである。そのタイトルとはあの人気ゲームシリーズ『どうぶつの森』の最新作『あつまれ どうぶつの森』である。
『どうぶつの森』がまさに自分の世代である、なんていう人は結構いるのではないか、もちろん筆者もその一人であり、ニンテンドーDSやWiiで『どうぶつの森』をやり込んだ経験があり、まさに青春といっても良いほどの存在である。まさに今の20代前半の世代にとって青春である『どうぶつの森』。
SHE'Sの楽曲はまさにそれと同じ世代にとって刺さりやすいものであると感じており、このタイアップをきっかけとした飛躍を期待して良いのではないだろうか。
◆他にも甲子園センバツ主題歌、『メジャー』主題歌など豪華タイアップ続出!
ここ最近でSHE'Sが掴み取ったタイアップはこれだけではない、毎年春の恒例となっている春のセンバツ高校野球(通称:センバツ)のタイトルソングにもSHE'Sの楽曲は抜擢されている。
他にもあの人気野球漫画『メジャー』のシリーズアニメ版、『メジャー・セカンド』のエンディングテーマの書き下ろしも決定しているなど、豪華タイアップが続出している。SHE'Sはとにかく一度聴けば多くの人を魅了するほどの力を持つ、魔法のような楽曲がたくさんある。名前は知っているけど聴いたことはないなんて人も、是非一度聴いてみてほしい。
彼らのバンドとしての規模はどんどん大きくなっていくと予想される。早ければ2020年中に、武道館単独公演なんてのもあり得るのではないか!?
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FOALSの来日公演延期で多くのファンが落胆!公演キャンセル相次ぐ
多くの音楽ファンにとって痛いニュースである。昨年SUMMER SONICにも出演した人気ロックバンド・FOALSの来日公演が延期となった。
現在世界で問題となっている新型コロナウイルスが日本でも流行していることを受け、アーティスト側も苦渋の決断であったであろうが、残念ながら延期となってしまった。特に、彼らの場合はギリギリまで熟考した上での判断であったのだろう、本来なら来日公演は3月3日に開催される予定であったが、公演延期のアナウンスはギリギリになってなされた。
FOALSメンバーのSNSなどをのぞいてみても、来日公演に向けて気持ちを高めている様子の投稿が見受けられていたため、FOALSの公演は予定通り開催されるのだと期待していたファンの方も多くいたであろうことが思い浮かべられる。
◆ほか多数アーティストも来日公演延期・キャンセルへ....
残念ながらここまでで来日公演を延期したのはFOALSだけではない、Green DayやYUNGBLUDなど、他にも数多くの海外アーティストが来日公演の延期及びは中止を発表している。
YUNGBLUDに関しては中止を発表しているものの、救いなのは多くのアーティストが延期という扱いにしていることであろう。この事態が収まったタイミングで、また彼らの来日が約束されているというのは多くのファンにとってせめてもの救いである。こうなってくれば、あとはこの事態がダラダラ続いてしまうのを防ぎたいところ、またこれ以上多くのイベントが延期・中止になってしまうとなれば、延期した場合の会場の確保なども難しくなってくるという、新たな問題が発生してくることであろう。
海外アーティストの公演だけじゃなく、夏になれば毎年恒例の人気音楽フェスも多数開催されるわけで、その時期にまで今の事態が続いているとなればいよいよ厳しい。今現在では大きい規模のイベントは中止、並びに小規模な各ライブハウスにおいてもアルコール除菌を定期的に行うなどできる限りの最大限の対策を尽くしている。
各々が力を合わせて、エンタメを心ゆくまで楽しめる日が戻ってくるよう務めるしかない。
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aiko、全楽曲を各サブスクリプションサービス配信へ!邦楽アーティスト楽曲配信のムーブメントは起きている
aiko、全楽曲を各サブスクリプションサービス配信へ!邦楽アーティスト楽曲配信のムーブメントは起きている?
国民的と言っても良いだろう、J-POPの代表的女性シンガー・aikoが先日、自身の楽曲を各サブスクリプションサービスに配信することを決定した。すでに楽曲はapple musicやSpotifyをはじめとしたコンテンツで聴くことが可能となっており、ヒットチャートを飾って来た懐かしい曲にエモくなっている人が続出している。 日本は世界の中で見ると、ややサブスクリプションサービスの普及は遅れている方であり未だにCDの売り上げが目立っている国もなかなか珍しい。 すでにキャリアの長い大御所アーティストその多くの数々がサブスク解禁を行なっている。 例えばMr.Childrenやサザンオールスターズ、スピッツ、嵐、BUMP OF CHICKENなど挙げきれない数ほどのアーティストがサブスク解禁を行なっており、それはややムーブメント的なものとなっている。 今現在ヒットチャートの常連となっているあいみょんやofficial髭男dismなどはいわゆる「サブスク世代のアーティスト」なんて巷では言われているように、新譜のリリースはCDと同時に配信でも行なっている。売り上げの目安として配信サービスでの再生回数が用いられているのも、彼らが最初の世代ということになる。第一弾発表間近!SUPER SONICのヘッドライナー大予想!
毎年夏の恒例となっている大人気音楽フェス「SUMMER SONIC」、今年は東京オリンピックが開催される影響もあってサマソニは開催されないのだが、代わりに「SUPER SONIC」というタイトルで、例年のサマソニと同じZOZOマリンスタジアム・幕張メッセで3日間開催される。
会場も同じく東京・大阪の2カ所が用いられ、日程は例年より遅い9/19、9/20、9/21という日取りになっている。
SUPERSONICも三日間開催であることからサマソニと同じくらいの豪華ラインナップが期待できるのではないかと、筆者も個人的にかなり期待しているところである。
さて、まずは各日のヘッドライナーについて注目が高まっているところだが、先日とあるラジオ番組において今年のSUPERSONICについて取り上げられていたところ、ヘッドライナーの発表、並びにその他の第1弾のアーティスト発表は近日に行われるということである。
しかも、当ラジオ番組において出演が決まっているヘッドライナーについてそれぞれヒントが与えられている。
それによると、1日目はロックバンドで、2000年以降デビューでかつ、これまでにサマソニに出演経験のあるアーティストであるということ。2日目はダンス系のDJ。それもスタジアムクラスのDJであり、世界的にかなりのセールスを誇っているアーティストであるという。3日目はヒップホップのアーティストであるとのことだ。
◆筆者予想!1日目:Arctic Monkeys 2日目:Kygo 3日目:Post Malone
かなり大胆な予想にはなってしまっているが、上記のタイトルに記載した通りに筆者は予想する。Arctic Monkeysなどは2020はライブ活動の様子が見受けられていなく、ちょっと現実的ではないかもしれないが、ラジオ番組で話されていた2000年以降に結成したバンドで、過去にサマソニ出演経験があるという条件は満たしているので、もしかしたらあり得たりするのではないか?
2日目はKygo。昨年のサマソニもThe ChainsmokersとZEDDのダブルヘッドライナーであったり、2017年のCalvin Harrisの出演などからサマソニにおいてもDJアーティストのムーブメントが起きているとみれる。
そんな中で予想したのがKygoである。Kygoは一昨年に日本で単独公演を行なっていたりと日本では馴染みのあるアーティストであることや、すでにスタジアムクラスの規模は備えているアーティストとみれることから予想した。
3日目はかなり筆者の独断と好みがエッセンスとして組み込まれているが、Post Maloneに出演してほしいななどと考えている。Post Maloneは昨年にニューアルバムをリリースしており活動も盛んな中、フジロックにも一昨年は出演していたこと、個人的にプライベートで日本に遊びに来ていることなども考えてこれまた日本に馴染みのあるアーティストであるとして予想してみた。
皆さんも是非予想をしてみながら、ラインナップ発表の日を待ってみたりするのも良いのではないだろうか。
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女子高生アーティスト「玉名ラーメン」謎に包まれたシンガー、その音楽は天才的!?
「玉名ラーメン」というアーティストがいる。彼女は女子高生シンガー、そしてラッパーである。
玉名ラーメンといえば、熊本県玉名市を中心としたある種郷土料理的なものであり、横浜家系ラーメンのような地域発祥のものと考えて良いだろう。しかし本稿で取り上げる「玉名ラーメン」は東京生まれ、まるで熊本とはなんの因果性もない。非常に謎に包まれたアーティストである。
彼女はここまででも各種ストリーミングサービスで「organ」、「空気」といったEPをはじめとして、「angelnumber」、「柔らかい」といったシングルなど数々の楽曲をリリースしている。今はまだメインストリームで知られている存在ではない「玉名ラーメン」、だが彼女の楽曲を聴けば一度、ぜひライブを見てみたいなと思える魅力をもっている。
上記ではラッパーというようにも記述しているが、典型のようなヒップホップの体裁はとっていなく、どちらかと言えば元々のヒップホップが持つ自由な要素を持っていると見れる。グルービングなトラックと、彼女の歌声の融合は其れを聴くものを全て包み込んでしまうような感じすらある。未だ謎に包まれているアーティストではあるが、実に魅力的なーアーティストだ。
※ アーティスト公式YouTubeサイト: https://youtu.be/fa2T58leXQ8
◆人気イベント出演も相次ぐ「玉名ラーメン」要チェックである。
そんな「玉名ラーメン」、未だメインストリームでは知られざる存在でありながらその実力は着々と評価されている。今年4月、渋谷のライブハウス9カ所において開催される「SYNCHRONICITY 2020」にも出演が決定しているなど、それをはじめとした人気イベントにも続々出演が決まっている。
「玉名ラーメン」という独特なアーティストネーミング、まだ弱冠の女子高生であるというとてもオリジナリティを持ったアーティスト、これからの躍進が楽しみである。
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高まるコロナウイルスの影響。各イベントの開催の是非について考える
武漢で発生した新型肺炎を伴うコロナウイルス。今でも連日の報道で、それについてのニュースを目にしないことはない。コロナウイルスの感染者は日本でも増えてきており、それは北海道から沖縄まで、各所で広がってきておりとても他人事とは思えない状況になってきている。
そんなコロナウイルスの影響は、エンタメ業界にも渡っている。すでに複数の海外アーティストは来日公演の予定を延期、またはキャンセルをする自体が続いており、3月に公演を控えているアーティストも、開催の是非について検討している最中であろう。
最もこのコロナウイルスの蔓延状況がいつ落ち着くかも定かではないため、今年夏に控える東京オリンピックにも影響が及ぶ可能性があるのではないかと考えることもできる。そうなってくれば、毎年恒例の音楽フェスのFUJI ROCKや、SUMMER SONICの特別版として今年は開催されるSUPER SONICの開催についても懸念が広がるばかりだ。
コロナウイルスによって大打撃を食らいかねないエンタメ業界が今なお抱いている葛藤について、本稿では考えていきたい。
◆コロナウイルスの影響による公演中止は、保険がおりない!?
コロナウイルスの影響の最中ですでにイベントの開催中止を発表する事例が相次ぐ中、なかなか開催の是非について決断を下すことができていない事例も多くある。それには一つ、大きな理由があるのだ。
それは、今回のコロナウイルスを理由としてイベントを中止した場合に興行中止保険が下りないということである。
参考として図にも示している通り、保険適用外の例として「感染症の発生、発生のおそれ」というように記載されている。イベントを中止にするという決断ができないでいる理由の大きなものとしてはこういったことが挙げられるだろうと考えられる。
他の観点で見て少し怖いと思うのが、イベントを中止にしたことを賞賛する風潮が高まっているように思えることだ。確かに、こういった現状の中で経営的にも赤字を覚悟してのイベント中止という素早い判断はまさしく英断とも言え、それに拍手を送りたくなる気持ちもすごく理解できる。
だが実際に、例えば政府から全てのイベントを中止するという指令が出ているわけでもないため、今の所は各事業者にその判断権が委ねられている。なので、開催の是非の判断をくすぶっているからといって、そのイベント自体を批判する理由にはならないのである。
感染症の流行の中でやや自粛ムードになりがちであるエンタメ業界だが、ひとまずは各事業者の判断に着目し、早くこの状況が収まりイベントが楽しめる状況になることを願うばかりである。
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04 Limited Sazabys『MYSTERY TOUR 2020』、対バン相手が不明?
若い世代に絶賛大人気を誇る4人組ロックバンド・04 Limited Sazaabysが今現在敢行中の主催ツアー「MYSTELY TOUR 2020」がとても前衛的で、面白い。何が面白いかというとこのツアー、各公演にゲストアクトとして1組ずつ対バンのアーティストがブッキングされているのだが、その対バンが誰なのかを公表していないのである。ということはつまり、実際に会場に行って、ステージの幕が降りるまで誰が出演するのかわからないということである。あまりに前衛的すぎて、こんなツアー企画は聞いたことがない。
4月、渋谷で開催される「SYNCHRONICITY 2020」時代を先取りしたラインナップに注目!
「未来へつなぐ出会いと感動ーCREATION THE FUTUREー」をテーマにした都市型音楽フェス「SYNCHRONICITY」が今年も渋谷において開催される。そもそもSynchronicityとは「意味のある偶然の一致」という概念を指し、ラインナップにおいても、出揃ったアーティスト一つ一つに思いを込めたブッキングがなされているだろうということが伺える。
SYNCHRONICITYは渋谷の主要ライブハウス、TSUTAYA O-EAST、club asiaをはじめとした9箇所において開催される。日程は4/3(金)のPre Partyから始まって、4/4(土)の昼公演、そして深夜のオールナイト公演、そして4/5(日)という3日間にわたって開催される。
それぞれの日にちにおけるラインナップにも特徴が見出されており、4/4(土)は主にバンドが出演する、それらのバンドのジャンルを見ても、R&B、ポップロック、シューゲイザーといった幅広いジャンルに富んだラインナップになっている。
同日の深夜公演においては、ヒップホップ、DJ、ポップスといったアーティストが並んでおり、それは4/5(日)においても同じことが言える。もっとも、4/5(日)の公演も同じくバンドは多数出演する予定である。どの日程のラインナップに共通して言えることが、今をときめく、それでかつ次の音楽シーンを担っていく可能性に満ちたアーティストばかりが揃っているということだ。
◆SYNCHRONICITYで見ておくべきアーティスト、それは全部!
ラインナップを見て、おそらく多くの人が思うことであろうが、正直にいって、今年のSYNCHRONICITYは一つとして見逃せないアーティストばかりだ。ヒップホップやロックなどは、決してメインストリームではなくアンダーグラウンドなものではないが、間違いなくそれらは音楽という手段でそれぞれの時代に音楽という文化を創造してきた。少し前に「渋谷系」という言葉が流行していたように、まさにこのSYNCHRONICITYの拠点、渋谷は音楽の文化が創造されてきた街なのである。
そういった観点で考えると、SYNCHRONICITYは渋谷を音楽の街として、たらしめるために大きな意義を背負っていると考えることができる。SUMMER SONICやFuji Rockはいわゆるメインストリームとして、大御所の音楽フェスとして長い時代を彩ってきたことも確かである。
だが、できるならもっと多くの人にこのSYNCHRONICITYのような、ややディープな音楽フェスにも足を運んで見て欲しいと考える。次世代を担うアーティストたちのライブ、見ておいて損はない。
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Green Day追加来日公演の対バンが発表!Green Day直々のブッキングも…!?
3月に来日公演を行うパンク界のレジェンド的存在感をはなつロックバンド・Green Day、彼らの来日公演でサポートアクトを務めるアーティストが発表された。
出演するのは3組で、04 Limited Sazabys、Blue Encount、EASTBAYである。04 Limited SazabysとBlue Encountは言わずもがな、人気の大型フェスの常連組でありライブを見たことがあり、名前を知っている人は多いであろう。
そしてEASTBAYであるが、彼らは上述したアーティストに比べたらまだ無名のアーティストであり、出演発表に困惑した方も多いであろうことが予想される。実はこのバンド、Green Dayのボーカル、ビリー・ジョー・アームストロングが直々に指名したのだという。なんと夢のある話であろうか、当日の彼らのライブがとても楽しみである。
◆パンクは人気ジャンル?それともGreen Dayが人気なのか。
今は本当にいろんな音楽が流行っている。バンドといえば今ではKing gnu、official髭男dismなど、いわゆるJ-POPのようなものから、歌もの、King gnuに関してはミクスチャーロックであるなど、人気のジャンル幅広い。
その中で今回のGreen Dayのようなパンクはどうであろうか、今ではWANIMAだったり、上述した04 Limited Sazabysのようなメロコア、及びはポップパンクといったジャンルの音楽はメインストリームではやっているが、Green Dayのような本格的なパンクバンドはなかなか表には出てこない印象がある。
それでもGreen Dayが日本でライブをするとなればチケットの申し込みは殺到、変わらない人気を見せる彼らはまさにパンク界のレジェンドといって良いであろう。
最も現在は新型コロナウイルスの影響により、来日公演を中止している例も出てきており、何事もなくイベントが開催されることを望むばかりである。
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