徳間ジャパンコミュニケーションズ所属の「人間椅子」 2020年に初の海外ライブツアーを開催か!! おすすめの70年代風ブリティッシュ・ハードロックの音楽とは…
人間椅子が2020年2月に、初の海外ツアー「NINGEN ISU EU TOUR 2020」を開催することが発表されました。
今年結成30周年を迎える人間椅子は、2020年2月19日にベルリン、20日にボーフム、21日にロンドンと、2国3か所を回る海外ツアーを開催します。自身初となる海外ツアーに向けて、公式ホームページからコメントが発表されています。
「バンド生活30年、ついに海外に行ける運びとなりました。
ロックの本場にご恩返しをすべく、また日本男児の心意気を見せるべく、褌を締め直して行って参ります」(和嶋慎治)
「ドイツとイギリスのお客さんに喜んでもらえるよう、いつも通りのライブをしてきます」(鈴木研一)
「ずっと切望してきた、海外公演!嬉しい!嬉しすぎる!気合い入れて叩いてくるぜ!」(ナカジマノブ)
引用元: http://ningen-isu.com/news/?id=8990
なお、人間椅子といえば、TBS系列「三宅裕司のいかすバンド天国」に出演したことで、1990年代初期に人気を博したバンドです。その後、人気の浮き沈みを経験しますが、2010年頃から再び人気に火が付き始めました。
また、今年5月にYouTubeに投稿された楽曲「無情のスキャット」の再生回数は260万回(2019年10月13日時点)を越えており、海外からのコメントも多く寄せられています。この楽曲はアルバム「新青年」に収録されています。
ベストアルバム発売&記念ツアー開催も...
また、結成30周年を記念したベストアルバムの発売も決定しています。「人間椅子名作選 三十周年記念ベスト盤」と題し、2019年12月11日(水)に発売予定です。新曲を含めた28曲2枚組CDでの発売とのこと。往年のファンはもちろん、最近知ったという方でも十分満足のできる作品であること間違いなしです!
そして、今回のベストアルバムを記念したツアー「バンド生活三十年~人間椅子三十周年記念ワンマンツアー」の開催も決定しています。アルバムと合わせてチェックしておきたいですね。
ツアー日程
11/26 (火) 仙台 CLUB JUNK BOX
11/28 (木) 札幌 cube garden
11/30 (土) 弘前 Magnet
12/4 (水) 博多 DRUM Be-1
12/7 (土) 名古屋 Electric Lady Land
12/9 (月) 大阪 umeda TRAD
12/13 (金) 中野 サンプラザホール
最後になりますが、今後の海外からの注目をはじめ、個性的な曲と技術の高さが再認識されている人間椅子。今後どのような活躍を見せてくれるのか、目が離せませんね。
KING RECORDSからリリースの上坂すみれ、4thアルバム「NEO PROPAGANDA」が遂に発売決定!2019年 ライブツアー開催も!
声優・上坂すみれ4枚目となるフルアルバム「NEO PROPAGANDA」が、KING RECORDSより2020年1月22日(水)に発売されることが発表されました。
前作アルバム「ノーフューチャーバカンス」から約1年5ヵ月振りの発売となり、新録10曲とのことです。上坂すみれ公式Twitterでは...“新たな世界を切り開くアルバムになると思います。期待していて下さい”(引用元: https://twitter.com/uesaka_official/status/1180469199136706561)
...とツイートしており、早くも発売を楽しみにしているファンを虜にしています。
上坂さんの楽曲は、ロックからテクノから様々なジャンルの音楽を取り入れた、他の声優と比べてアーティスト色の強さが際立っているのが特徴です。各ジャンルの大御所が楽曲制作に携わることが多く、音楽ファンからも一目置かれています。そんな中発売される4thアルバム「NEO PROPAGANDA」も注目の的となりそうです。
販売形態
【初回限定盤A】CD+Blu-ray
品番:KICS-93891
¥3,600 + tax
【初回限定盤B】CD+PHOTOBOOK
品番:KICS-93892
¥3,600 + tax
【初回限定盤A】CD
品番:KICS-3891
¥3,000 + tax
※CDの収録内容は共通となります。
また、アルバム発売を記念して、リリースイベント「ガリガリ大学入学試験」の開催も決定しています。対象店舗にて配布される”入学願書”を貰ってイベントに応募できます。詳しくは、上坂すみれ公式ホームページから確認できますので、要チェックです。
上坂すみれ公式HP:http://king-cr.jp/artist/uesakasumire/news/
上坂すみれの2020年春 ライブツアーも開催決定!
また、2020年にライブツアーが開催されることも発表されました。2020年3月から4都市6公演を回る、自身最大規模となるツアーです。なんと、ファイナル公演は東京・TOKYO DOME CITY HALLでの開催となります!チケット情報など、今後の詳細については上坂すみれ公式ホームページをチェックです。
公演日程・会場
・2020年3月20日(金 祝)・3月21日(土):埼玉 サンシティホール越谷 大ホール
・2020年3月28日(土)・3月29日(日):大阪 NHK大阪ホール
・2020年4月5日(日):愛知 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
・2020年4月19日(日):東京 TOKYO DOME CITY HALL
参考:
http://king-cr.jp/artist/uesakasumire/news/
https://twitter.com/uesaka_official
ソニー・ミュージックレーベルズ所属 BURNOUT SYNDROMESの楽曲も…過去から学ぶ、再解釈ソングを作る現代アーティストに注目せよ!
音楽制作・発信手段の多様化によって、音楽ジャンルの幅は大きく広がっています。EDMや融合的なジャンルの確立など革新的な音楽を作るアーティストも数多くいる一方で、過去の作品からヒントを得て製作する流れもあるようです。
今回は過去の文学作品の再解釈によって楽曲を制作しているアーティストに注目して見ました。
◆ 文學ロックの王道、BURNOUT SYNDROMESとは...
2005年に結成され、大阪・新世界を中心に活動するロックバンド、BURNOUT SYNDROMES。文學作品をモチーフにした楽曲を多く制作し、日本語の響き、美しさを重視したロックバンドです。
過去の文學作品の持つ独自の美しさとメロディーの調和を突き詰めている彼らの楽曲はリスナーの想像力を掻き立てます。
2015年に5月にリリースされた楽曲「文學少女」の中では、「限りなく透明に近いブルー」「雪国」「羅生門」など様々な文學小説の一節が登場します。過去の作品とリンクさせることで、通常一曲5分の中では収まりきらないような大きな世界を見ることができます。
BURNOUT SYNDROMESの公式サイトはこちら↓
https://burnoutsyndromes.com/news/3/?range=future_event_end_time&sort=asc
◆ サントリーが徒然草の再解釈ソングを制作する企画を実施
今年4月には、サントリー食品の新商品プロモーションとしてフジファブリック・崎山蒼志・tofubeats・Saucy Dog・ネクライトーキーが徒然草の再解釈ソングを作成しました。
徒然草の持つ、”ありのままに自分らしく生きよう”というメッセージをそれぞれのアーティストが解釈し直し、楽曲やミュージックビデオに反映しています。作品中の別の箇所をそれぞれのアーティストが担当し、各々一つの楽曲にメッセージをまとめる形で作品を作ります。
一つの作品の再解釈なのにもかかわらず曲調に大きな違いが出ていたり、メッセージの反映の仕方が個性的だったりと、それぞれのアーティストの”違い”を見ることができることもこの企画の趣深い所です。同じ作品を見つめていても、違った言葉が紡がれていく。新しい解釈が生まれる。これが音楽の、芸術の本質かもしれませんね。
それぞれのアーティストの楽曲はyoutubeからミュージックビデオとともに視聴することができます。
◆ 再解釈ソングならではの良さもある...
楽曲と文学作品をリンクさせて考えることで、アーティストのメッセージをより深く受け取ることができる。これが再解釈ソングならではの良さです。
通常、一つの楽曲を聴く時には、良さを”メロディー” “ハーモニー” “リズム” “歌詞” のいづれかから判断しますが、過去の文学作品を参照している楽曲の場合、”文学作品とのリンク”という要素が加わります。
また、今回のサントリーの徒然草再解釈企画のように、一つの作品を複数のアーティストが解釈していく場合、アーティストごとの解釈・表現の違いを味わうこともできるのです。
運営会社: Evening Music Records株式会社
今TikTok(ティックトック)で流行っている音楽を集めてみた…人気の歌や原曲の最新情報も…(2019年10〜12月版)
世界的な爆発的ヒットで、10億ダウンロードを突破する勢いのショート投稿アプリ TikTok(ティックトック)。
同アプリは、中国法人 ByteDance社が運営するWebサービスですが、日本では主に中高生を中心に火が付き、一大ブームとなり2018〜2019年頃には幅広い年代層のTikTokerも増えてきている状況です。TikTokの面白さは、簡単に盛れる高性能かつ多機能な動画制作オプションがアプリ内に非常に充実している事に加え、わずか数秒で日常の動画を視聴した人が思わずシェアしたくなる様な加工を施し世界に発信できるという圧倒的な簡便さがウケていると言えるでしょう。
本記事では、そんなTikTokで今流行している楽曲や意外と知らないミックス前の原曲等の最新情報を紹介していきます。
◆ 今流行ってるTikTokの音楽や歌の原曲とは...
TikTokで流行している楽曲の一覧を紹介していきます。気になる楽曲は以下のYouTubeリンクから聴いてみてください。
・Fitz and the Tantrums - HandClap(大流行した「ダイエットダンス」で使われている楽曲。ロサンゼルス発のポップバンド「Fitz and the Tantrums」が2016年にリリース)
・LITTLE BIG — I'M OK (2013年にロシアで結成されたレイブバンド「LITTLE BIG」が2019年6月にリリースした楽曲)
・Charli XCX - Boys(TikTokでも投稿数が多い動画に活用されている楽曲。チャーリー・エックス・シー・エックスはイギリス初の女性歌手)
・Baby Ariel - I Heart You(2000年生まれの新世代YouTuberであるBaby Arielベイビー・アリエルがリリースした楽曲)
・Marshmello - Here With Me Feat. CHVRCHES(EDM界のスター「Marshmello」とスコットランドのグラスゴー出身のエレクトロポップ・バンド「CHVRCHES」のコラボ楽曲)
・Shawn Mendes - If I Can't Have You(1998年生まれ、カナダはトロント出身のシンガーソングライター「Shawn Mendes」の楽曲)
・Taylor Swift - ME! (feat. Brendon Urie)(Taylor Swiftとロックバンド「パニック・アット・ザ・ディスコ」のブレンドン・ユーリーのコラボ楽曲)
・Ava Max - Not Your Barbie Girl(アメリカの新世代歌姫「Ava Max(エイバ・マックス)」の楽曲。2018年に発表した「Sweet but Psycho」が米ビルボードの Dance 100で1位獲得している)
・Ariana Grande - thank u, next(世界の歌姫「Ariana Grande」が自身の元カレたちについて歌っている楽曲)
・Nissy(西島隆弘) -トリコ(2018年9月末にリリースされた「Nissy(西島隆弘)」の楽曲。2018年10月公開された映画『あのコの、トリコ。』の主題歌)
◆ TikTokの人気楽曲の原曲を調べてみると…
TikTokの動画に使用されている人気楽曲は、知らぬ間に口ずさんでいる程、自然な刷り込みが成立しているところに特徴があるかと思います。
日常的に面白いと感じるショート動画に付随して聴こえてくる楽曲は、知らない内に覚えてしまうのは想像に難くないかと思います。いわゆるテレビCMで流れる背景音楽に近い感覚でしょうか。その反面、聞き馴染みはあるのだが、原曲は知らないという楽曲も多いかと思いますので、本記事で気になる楽曲はチェックしてみてくださいね。
また、TikTokのおすすめ動画に載る様な動画投稿を工夫される際にも、使用する曲選びにお悩みの際は参考にしてみてくださいね。
運営会社: Evening Music Records株式会社
手塚治虫「火の鳥」コンピアルバムからトレーラー公開!キズナアイや志磨遼平が語るおすすめの音楽作品も…
現在進められている一大プロジェクト、総勢10組のアーティストたちが手塚治虫による人気マンガ「火の鳥」の世界を音楽で表現するというテーマのコンピレーションアルバム「NEW GENE, inspired from Phoenix」のトレーラー映像が公開となりました。
https://youtu.be/7HcH4imVXkA
今回のトレーラー映像には、参加アーティストの中から5組、toconoma、TeddyLoid × Kizuna AI、Shing02 & Sauce81、七尾旅人、ドレスコーズがこのアルバムに参加する意気込みやメイキング、漫画「火の鳥」への印象を語っています。
◆ 「火の鳥」に影響を受けたアーティストが集結!ドレスコーズや森山直太朗ら
このプロジェクトは手塚治虫の生誕90周年を記念するべく企画されたものです。このプロジェクトには、「火の鳥」をリスペクトするアーティストとして、志磨遼平率いるドレスコーズや、やくしまるえつこをはじめ人気インストバンドtoconomaや注目のVtuber、TeddyLoid×Kizuna AI、浅井健一、GLIM SPANKY、佐藤タイジ、Sauce81 & Shing02、七尾旅人、森山直太朗といった豪華アーティストが参加しています。
すでに収録楽曲も決定し発表されているので要チェックです。
漫画「火の鳥」では、黎明編・未来編・鳳凰編と、紀元前3世紀から30世紀以後までの何千年もの時を何度も行き来して展開され繋がる物語です。その大胆な構成や壮大なストーリーは、今なおさまざまなクリエイターに影響を与えていると言えます。
◆ 手塚治虫生誕90周年記念!今なお進化し続ける手塚作品
手塚治虫生誕90周年記念作品として制作が決定されたアルバム「NEW GENE, inspired from Phoenix」。ちなみに2019年1月7日からTOKYO MXで放送が開始されているアニメ「どろろ」も同じく手塚治虫生誕90周年記念として制作されています。そのほかにも美術展や記念グッズなど、さまざまな90周年記念の催しがなされています。
いまだに多くの人に愛され、その作品自体も進化を続けている手塚作品。
今回の「火の鳥」コンピレーションアルバムも、新たなる手塚作品として、この先5年、10年といわず、永く残っていく音楽作品となるのではないでしょうか。
「NEW GENE, inspired from Phoenix」は2019年10月30日に発売とのことです。
運営会社: Evening Music Records株式会社
参加型から”共創型”ヘ?成長する音楽ライブ市場のイマに迫る!共創型ライブを手がけるアーティストも…
サブスクリプションサービスの増加によりCDの売り上げが減少するなど、縮小していると思われる音楽市場ですが、ライブ市場はまだまだ堅調です。
一般社団法人コンサートプロモーターズ協会が行なっているライブ市場調査によるとライブ公演数・入場者数共に増加傾向にあり、年間売上額においては2000年時と比較して約4倍にまで伸びています。
◆ 音楽ライブの在り方が大きく変化している!?
一人で音楽を聴いている時とは違った価値をいかにして出すことができるか。音楽ライブを製作する上での一番のポイントはここにあります。
近年では、アーティスト(音楽の提供者)と観客(音楽の享受者)という関係を超えて、ライブ会場にいる全員で音楽に参加する、オリジナリティあふれる演出で臨場感を高めるといった工夫がなされるようになりました。以下のような、個性あふれるライブも登場しています。
-ライブ参加者が発信者となる”体験 “の提供
株式会社ハイネケン・キリンが実施している、最新テクノロジーを使用した新しい体験型音楽アクティビティ。配布されたアイウェアを装着し、ライブに参加する。会場内のモーションカメラの前で踊るとスクリーン内のキャラクターが動きに合わせて踊り出します。
参照: https://www.nomooo.jp/column/99007/
-音楽の共有感覚をより強めるライブ・サイレントフェス
専用のワイヤレスヘッドホンを装着し、流れてきた音楽に合わせて自由にしむ「サイレントディスコ」を用い行われる新しいシチュエーションの音楽空間を作り出し、ライブで自分らしく音楽を楽しめない でも誰かと音楽を楽しみたい!そんなニーズに応えます。また、音楽を共有している集団とそうでない集団の境界をよりはっきりさせることで、ライブに参加している人同士の共有感をより強めることに成功しています。
参照: https://silent-it.com
-観客も音楽ライブに参加する・音を体感するライブ Music Festival, teamLab Jungle
音楽に合わせて光と映像によって演出される幻想的な空間の中で、踊る・音を奏でる・体験を作る というジャンル・形式横断型の音楽フェスティバル。参加者も子供から大人まで様々で、世代を超えて楽しめるイベントです。
参照: https://www.teamlab.art/jp/w/teamlabmusicfestival2016
これらもユニークで、観客としては大満足のイベントですが、それらと一線を画す新感覚ライブが存在するのです。
◆ “参加型”を凌駕するアーティスト、平沢進のライブ、ココがすごい!!
-平沢進とは?
1954年生まれのミュージシャン。1989年にソロ活動を開始してからは、レーザー光を操作することによって楽曲を演奏したり(レーザーハープ)、ライブ中に金属を削って音を出すなど”魅せる”ライブを数多く行なっています。また、インタラクティブ・ライブといったロールプレイングゲーム型のライブも行なっており、多くの観客を魅了しています。
-ライブそのものを観客と作っていく”インタラクティブライブ”がスゴい!
平沢進のライブには、通常のライブ(セットリストに沿って演奏する)の他に、インタラクティブ・ライブというものがあります。インタラクティブ・ライブは物語を持ち、オーディエンスの選択によりセットリストや結末が変わるのです。また、在宅でライブ映像を見ている人もオンライン上で物語の進行に関わることができ、まさに大人数で作るロールプレイングライブといった感じでしょうか。
ストーリー性・演出ともにクオリティーが高いことでも有名で、2002年におこなわれたライブはデジタルコンテンツグランプリ・経済産業大臣賞(大賞)”を受賞しました。
運営会社: Evening Music Records株式会社
2019年 人気曲ランキングに選出されたアーティストは?ユーチューブの再生回数が億超えのあのアーティストも…
2019年に最も世間の流行を先取りしているアーティストは誰だろう...?
それは当サイトの読者のみなさんでしたら、それぞれに思い浮かぶ好きなアーティストがいるかと思いますが、本記事では2019年上半期の人気アーティストの振り返りから、すでに2019年末も近づく中ではありますが、今後ヒットが予測されるアーティストに関してお届けしていきたいと思います。
まずは、2019年上半期(1~6月)に最も人気を得たアーティストは誰か...についてです。
それは何と言っても、彼を差し置いては語れないでしょう...
◆ 2019年 人気曲とアーティストはユーチューブ再生回数も億越えの...
何と言っても2019年の上半期で最も話題を集めたのは「米津玄師」でしょう。
米津玄師のすごさは、その実績からも明瞭で、石原さとみ主演ドラマのアンナチュラルの主題歌として大ヒットした「Lemon」については、総再生回数 4.6億回というケタ外れの実績だ。2018年3月14日にリリースしたシングルタイトル曲だが、ロングヒット楽曲といって間違い1曲となっている。
同曲はカラオケの新曲ランキングなどでも、度々話題となった楽曲であり、楽曲を歌うというボーカル的な観点では決して簡単な楽曲ではないのだが、常に上位ランキングに位置付けられている楽曲だ。
まさに、平成の終わりから令和の始まりにかけて、様々な音楽番組で“平成の音楽史のヒット曲”として「Lemon」が紹介された影響が実績に現れているというところでしょうか。“首位独走”を記録したアーティストと言えるでしょう。
さらに、2019年6月3日にリリースされた米津玄師の「海の幽霊」もアクセス上昇中であり、また、米津玄師が作詞・作曲・プロデュースを手がけた菅田将暉の新曲「まちがいさがし」(2019年5月14日発売)も同様の人気ぶりだ。いずれの楽曲も、多くのラインキングメディアにおいて上位ランクインする等、時の人と言わんばかりの活躍ぶりだ。
◆ 2019年 注目のアーティストはKing Gnu(キングヌー)か...
また、すでにヒット真っただ中ではありますが、今後の注目アーティストとしてはKing Gnu(キング・ヌー)が挙げられるでしょうか。
KIng Gnu(キング・ヌー)は、東京藝術大学出身で独自の活動を展開するクリエイター「常田大希」が、2015年にSrv.Vinciという名前で活動を開始したことがそもそもの始まりだ。
その後、紆余曲折あり、いくつかのメンバーチェンジを経て、常田大希(Gt.Vo.)、勢喜遊(Drs.Sampler)、新井和輝(Ba.)、井口理(Vo.Key.)の4名体制へ落ち着いている。そして、2017年4月、バンド名を「King Gnu」に改名し新たなスタートを切っている。
さらに、彼らのブレイクのきっかけとなったのが「白日」の1曲であることは間違いないでしょう。
同曲は、2019年2月22日にリリースされた配信限定シングルであり、ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』主題歌として書き下ろされた楽曲だ。
リリース当初からファンだけでなく、多くのリスナーから人気のある楽曲でしたが、4月26日に(金)放送の平成最後の『ミュージックステーション』に出演し、同曲を披露した際の圧倒的なパフォーマンスが話題となり、一気に人気に火がつきました。
2019年を締め括るアーティストとして、さらなる人気が出てくることも予見される期待のアーティストでしょう。
運営会社: Evening Music Records株式会社
時代の流れに逆行してレコードブームが再燃!そのワケとは?
CDからサブスクリプションサービスへと、音楽市場の中心が移ろいでいる現在。音楽の視聴手段はアナログからデジタルへ、より気軽に・より安価に音楽を楽しみたいというニーズが増えています。しかし、そのような中で時代の流れに逆行するようにレコード盤の市場が勢いを取り戻しつつあります。
※サブスクリプションサービス:定額課金性の音楽サービスのこと。SpotifyやApple Musicなど。
◆ レコードの売り上げがCDの売り上げを上回る可能性も…?
全米レコード協会の調査で、2019年上半期のレコード売り上げは2億2410万ドル、CDの売り上げは2億4790億ドルとレコードの売り上げがCDの売り上げに接近していることが明らかになりました。今年のCDの売り上げがレコードの売り上げの3倍にも及ぶ勢いで急落していることから、近い将来レコードがCDの売り上げを上回る可能性も考えられます。
サブスクリプションサービスなどの視聴手段に及ばないものの、レコード盤には未だに根強いニーズがあるようです。その裏には”往年の大人気ロックアーティストのボックスリリース”や”デザインにこだわりが見える、若手アーティストのアナログ盤発売”がありそうです。
https://fnmnl.tv/2019/09/09/80700
◆ 若手アーティストもレコードを出す時代
アナログレコードは、CDが主流でなかった時代の・過去のアーティストが出すもの というイメージをお持ちではありませんか?実は、現在人気の若手アーティストもレコード盤を製作しているのです。
2017年にはソニーが29年ぶりにレコードの自主生産を開始し、「サカナクション」「星野源」「きゃりーぱみゅぱみゅ」「RADWIMPS」「Perfume」などのアーティストがCDとアナログ盤を同時発売しました。
若い世代に人気のアーティストがアナログ盤を出す理由は、若いリスナーの中で、アナログ盤にこだわりたいというニーズが増加しているからです。オーディオ環境にとって聴き心地が異なるという一種の再現性の低さが、誰が聞いても同じに聞こえる、サブスクリプションサービスに慣れてしまった世代にとって新鮮なのかもしれません。
2015年にはHMV records shop 渋谷がオープンしたことも若者のレコード需要の増加に直接的に影響しているといえます。
https://kusanomido.com/study/life/music/25906/
◆ 手間がかかる・実体があるからこそ、いい。
若者にレコード盤が好まれる理由の一つとして、オーディオ環境によって音質が異なるという一種の再現性の低さ を挙げましたが、実は他にもレコード盤ならではの良さがあるんですよ。
-アーティストのこだわりが詰まったデザイン
CDよりもサイズの大きいレコード盤は、より生活に馴染むような、そしてよりヴィンテージ感のあるデザインに作り変えられていることが多いです。CDとレコードを同時に発売しているアーティストの、両ジャケットを比較してみるのも面白いかもしれません。
-目で見て楽しい、聴いて楽しい、飾って楽しい
レコードを再生するときには、レコード盤に刻まれた傷(=音の振動)を針でなぞっていきます。デジタル化された音源を聴く際には超高音・低音域が圧縮されているために、録音された音を直接聴くことができません。
しかし、レコード盤の場合には録音された音がそのままリスナーの耳に届くので、より臨場感のある音を楽しむことができます。加えて、再生時にはレコード盤上を針が移動している様子が見られるために音が紡がれている、解かれていることを見で見て楽しむことができます。
運営会社: Evening Music Records株式会社
調和と創造、特異性と普遍性、King Gnu常田大希の二面性に迫る
昨今日本の音楽シーンを騒がせているバンド、”King Gnu”。”白日” “飛行艇”など、聴衆を先導していくかのようなメッセージ性の強い歌詞とメンバーのバックグラウンドがよく現れた新進気鋭な演奏が魅力です。
King Gnuが提供する全曲の作詞作曲を担当しているのはGt.&Vo.の常田大希。彼はKing Gnuでの楽曲制作にとどまらず、ソロプロジェクト”millennium parade”としての音楽活動も行なっています。大衆向けのロックバンド”King Gnu”と未来の音楽を探求する”millennium parade”、二つのグループの音楽性・ビジョンの比較を行いながら常田大希の内面に迫ります。
◆ “millennium parade”とは…?
King Gnuの存在が日本中の若者の間の中で話題となって間もない、2019年4月5日に始動した音楽プロジェクト。テーマは、「世界から見た東京の音」。King Gnuの楽曲の中にも”Tokyo Rendez-Vous”など、東京の特異性をテーマにしたものが見られますが、millennium paradeでは”東京”というイメージをより抽象的・本質的に捉え、一つの作品として世界に届けることを目的としています。現在流行しているどの音楽も迎合せず新進気鋭なサウンドを作り出します。今月27日には新曲”Stay!!!”のミュージックビデオが公開されました。ミュージックビデオは少女と犬のやり取りを映像とアニメーション両方で表現するといった、リアルとバーチャルの間を行き来するような浮遊感のある仕上がりになっています。
”Stay!!!”に限らず、人間とアンドロイドの中庸のような生命体が登場する”VEIL”、動物と人間の対比・共存を綺麗に描いた”Plankton”など「二項対立的に語られることの多い事柄にグラデーションをつける」ことも一つの目標としているのかもしれません。
◆ “King Gnu”、”millennium parade”から見えてくる、常田大希の二面性
常田大希はどうして二つのグループを同時期に進行させているのでしょうか?そこには常田大希自身の二面性や不確実性が見え隠れしています。
-King Gnu
これまでにはない音作りとボーカルのハーモニーから、世間的には邦ロックの異端児として捉えられてしまうKing Gnuですが…
日本中の老若男女に聞いてもらえるような大衆的かつ前衛的な音楽を作りたい。この目的に沿って結成されたKing Gnuはよりはっきりとしたメッセージやメロディーを以って聴衆に音楽を届けます。8月にミュージックビデオが公開となった新曲”飛行艇”では自身の声を社会に向かって発信していくことの重要性を強く訴えかけるような言葉が並びます。
R&Bなどの”Cill系”音楽の波が押し寄せる中でこれまで積み上げてきた邦ロックの文化を継承しつつ、自身の創造性を表現する。新しい音楽と歴史のある音楽の調和。これがKing Gnuのキーワードの一つでしょう。
-millennium parade
対して、millennium paradeは音作りからメロディーまで全てが新進気鋭。King Gnuでは直接使われていたメッセージ性の強い歌詞もありません。また、国内にとどまらず世界中に音楽を届けることを目指しています。King Gnu、millennium paradeのどちらも東京をテーマにした楽曲が多く存在していますが、King Gnuでは”誰もが描く東京のイメージ”を取り上げる(Tokyo rendez-vousなど)のに対して、millennium paradeでは東京の特異性を世界中に発信することが謳われています。
このように二つのグループは彼の中でそれぞれ別の役割を持って世に羽ばたいています。別の魅力とメディア力を持った二つのバンドを媒体として、彼は”音楽の再燃”を成し遂げようとしているのです。
運営会社: Evening Music Records株式会社
「PRODUCE 101 JAPAN」放送開始!司会岡村がセクハラ&差別発言で炎上!?
韓国で大人気のサバイバルオーディション番組である「PRODUCE 101 」。日本でも放送が決定され、9月25日に「PRODUCE 101 JAPAN」の初回テレビ放送が、TBS系列にて放送されました。
「PRODUCE 101 」とは、101名の練習生が番組内で競い合い、国民投票によって選ばれた上位11名が番組発グループとしてプロデビューできるという大人気サバイバルオーディション番組です。
これまでのシリーズと同じように、第1話の放送では練習生をA〜Fのクラスに分けるために35組のチームに分かれレベル分けテストが行われました。
◆ 司会務めるナインティナイン岡村が炎上中?
「PRODUCE 101 JAPAN」司会は人気漫才コンビナインティナインが務めています。その司会ぶりについて、特に岡村隆史の発言が「PRODUCE 101 」ファンのあいだで炎上しています。
事の発端は9月14日、「PRODUCE 101 JAPAN」初の公開収録にて、練習生に対し下ネタを連発、セクハラまがいの発言を続けたとのこと。
さらに、海外から参加している外国人練習生が話す拙い日本語を揶揄する発言や技と名前を間違えるなどの行為に対し、あまりにも差別的であると感じたファンが多かったようで、ツイッターをはじめとした各種SNSなどで「同じ日本人として恥ずかしい」「がっかりした」「練習生が可愛そう」というコメントが多く投稿されています。
◆ 日本のバラエティは遅れている…?世界の風潮とは
たしかに日本のバラエティ番組などでは、下ネタなどで笑いを取る「お笑い」の風潮があります。今回の岡村隆史の対応も、極めて日本的なバラエティ番組の盛り上げ方と言えるのかもしれません。しかし、韓国のバラエティのイメージとして、セクハラや下ネタは恥ずかしい、するべきではないものといった風潮があります。
今回放送が始まった「PRODUCE 101」は世界的に注目されている番組でもあります。そんな番組で批判が集まったということは、日本のバラエティでの笑いの取り方が世界的にも遅れているということかもしれません。
今回炎上してしまったナインティナインの司会、批判を受けて今後どのように番組に臨んでいくのかが気になるところです。
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『BanG Dream!』Roselia & RAISE A SUILEN合同ライブ、キービジュアル解禁!!ライブビューイング開催も!
今話題のメディアミックスプロジェクト、『BanG Dream!』から誕生したバンド、RoseliaとRAISE A SUILENによる合同ライブ、「Rausch und/and Craziness」のキービジュアルが解禁されました。
2バンド、総勢10名のキャラクターが新衣装を身に纏った、豪華な仕上がりとなっています。
◆ 『BanG Dream!』とは...?
アニメやスマートフォンゲーム、コミックそして声優によるライブなど、様々なメディアミックスを展開する次世代ガールズバンドプロジェクトです。「バンドリ!」とも略され、この字面はよく目にするのではないでしょうか。スマートフォン向けゲーム、『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』の国内ユーザー数は1000万人を突破し、非常に根強い人気を誇ってます。
『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』公式サイト: https://bang-dream.bushimo.jp/
劇中に登場するオリジナルバンドを中心にコンテンツが展開され、アニメ好きからも音楽好きからも人気を獲得しています。
今回キービジュアルが公開されたバンド、RoseliaとRAISE A SUILENもそのうちの二つです。
◆ 合同ライブ情報!
Roselia(声優:相羽あいな、工藤晴香、中島由貴、櫻川めぐ、志崎樺音)とRAISE A SUILEN(声優:Raychell、小原莉子、夏芽、倉知玲鳳、紡木吏佐)の人気2バンド合同で開催されるライブ、「Rausch und/and Craziness」。
開催日は2019年11月30日(土)、12月1日(日)の二日間です。両日とも、幕張メッセ国際展示場4~6ホールにて開催されます。
気になるチケット購入ですが、現在販売していないようです。一般発売等、追加で販売される可能性が高いので、続報をチェックです!
ライブ詳細ページ: https://bang-dream.com/events/ruc
◆ ライブビューイング開催決定!
また、合同ライブのライブビューイングの開催も決定しました。日本国内・海外(香港、台湾、韓国)の映画館にて二日間とも開催されます。
現地に足を運ぶより、手軽でチケット料金も安価なので、こちらに行くのもアリなのではないでしょうか。チケット1次プレオーダーは10/12(土)12:00から開始されます。その他詳細はこちらのページまで!
ライブビューイング詳細ページ:https://liveviewing.jp/contents/ruac/
様々なメディアを取り込み、勢いの止まらない『BanG Dream!』。合同ライブ「Rausch und/and Craziness」は、より一層『BanG Dream!』を盛り上げてくれるに違いないでしょう。
参考:
https://bang-dream.com/
https://bang-dream.com/events/ruc
運営会社: Evening Music Records株式会社
ついに1stフルアルバム登場、まだまだ ”ずとまよ” から目が離せない!
突如としてyoutube上に現れ、一年で3000万回の再生回数を突破。雰囲気の異なる曲を短期間で複数リリースする謎のクリエイター集団、 ”ずっと真夜中でいいのに。”
またしても嬉しいニュースが続々やってきました。
◆ “ずとまよ”とは一体何者…?
ずっと真夜中でいいのに。通称 “ずとまよ” はyoutubeでのMV公開を中心として活動している音楽クリエイター集団です。昨今twitterやyoutubeでの音源公開を発端として注目を集めるアーティストも多く存在しますが、ずっと真夜中でいいのに。 はその筆頭であると言えるでしょう。2018年6月にyoutubeに掲載されたミュージックビデオ “秒針を噛む” は配信開始から瞬く間に注目を集め、7ヶ月で1400万もの再生回数を誇りました。
フロントマンのACAねの特徴的なファルセットボイスと、多彩なクリエイターによる独特なサウンドが特徴的です。曲によって編曲者が変わることもあり、メンバーの数や経歴は未だ謎に満ちています。
◆ 9月末には新曲MV、10月末には1stフルアルバムが登場!!
2018年6月の登場から現在(2019年9月)に至るまでにデジタルシングル6枚、ミニアルバム2枚を製作と、なんともハイスピードな活動ですがまだまだ彼女らの動きは止まりません!
ずっと真夜中でいいのに。フロントマンの ACAね のtwitter上で9月26日に新曲 “蹴っ飛ばした毛布” のミュージックビデオ配信を行うことを発表しました。twitter上では映像の一部がすでに公開されています。ずっと真夜中でいいのに。のMVには傷心の少女が中心に描かれることが多いですが、今回もその傾向が見られそうです。
さらに、新曲配信に加えて10月30日には1stミニアルバム “潜潜話(ヒソヒソバナシ)” も発売されることが決定しています。1年以上の彼女らの集大成とも言えるこのアルバムに大きな期待が集まります。アルバムはこれまでyoutube上で配信されてきた “秒針を噛む” “脳裏上のクラッカー” “ヒューマノイド” “眩しいDNAだけ” “正義” “勘冴えて悔しいわ”に新曲7曲を加えた13曲編成。
楽曲やライブツアー名などに遊び心が垣間見えることの多い”ずとまよ”。このアルバムでも彼女らしさが顕著に現れています。初回生産限定盤はα、βの二種類が用意され、それぞれ “かなり集めの魔導書パッケージ仕様” “全曲オフボーカル” “なんちゃら弁当箱パッケージ仕様” “鍋敷き” など、ユーモアたっぷりの特典が盛りだくさん。
予約は amazon、TOWER RECORDS、HMV、UNIVERSAL MUSIC STORE、Rakutenブックス、animateにて受付中です、お急ぎを!
(参照: ずっと真夜中でいいのに。公式HP https://zutomayo.com/news/190806/ )
◆ ずとまよの今後の活動はいかに...?
2018年はyoutubeでの動画配信を中心として、メディア上での活動がメインでしたが、2019年に入りライブ出演などの露出が増加しています。2019年1月11日にファーストライブを行い、7月にはFUJI ROCK FESTIVALへの出演を果たしました。
10月2日から11月27日にかけて初の全国ツアーを開催することもすでに決定しており、実際にずとまよの音楽を浴びる機会も今後どんどん増えていきそうです。
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