優里、もさを。りりあ。に続け…. TikTokを効果的に活用するための音楽マーケティングとは…
TikTok独自のアルゴリズムとは…
当初、TikTokでの楽曲の "バズり" は、一時的なものに留まると思われていましたが、今やTikTokは新しい才能あるミュージシャンと出会う場として受け止められており、大手レコード会社でさえも、新人アーティスト発掘の場として注目しています。 では、この様にミュージシャンにとって、大きな可能性の場となったTikTokで注目されるためには、どのようにTikTokを活用すれば良いのでしょうか...。 まず、TikTokを活用して自らプロモーションを行う為には、TikTokの特性(アルゴリズム)を理解して運用することが大切だと思われます。 TikTokは機械学習アルゴリズムを用い、ユーザーの好みに応じて動画をオススメしています。 このレコメンド機能は他のSNSでも使われていますが、レコメンドが起こる仕組みが他のSNSとは少し異なります。基本的に、TwitterやInstagramの様なSNSのフィード画面(アプリを開いたときにまず表示され、新規の投稿を見ることができる画面)には、自分がフォローしているユーザーの投稿が表示されます。 しかし、TikTokではフォローしているかどうかに関係なく、AIがユーザーの好みに最も合っていると判断した動画が流れます。また、時系列に沿ってタイムライン形式で流れてくるTwitterやInstagramとは異なり、 TikTokでは投稿がユーザーの好みに合えば、3か月前の投稿でもおすすめに表示されることがあります。 この様に、TikTokではフォロワー数に関係なく動画を見てもらえる為、どの様なクリエイターでも大きな拡散力を持ち得るという事が特徴として挙げられます。人気が急上昇している楽曲カバーも有効...
ここで意識したいのは、TikTokのアルゴリズムが分析する動画の情報には、キャプションやハッシュタグだけではなく、使用されている音楽の情報も含まれているという点です。この為、TikTok上の多くのクリエイターは自分の投稿がおすすめに載るよう、人気急上昇中のハッシュタグを使うだけでなく、その時に人気の楽曲を用いて動画を作成する事が多くなります。このアルゴリズムこそが、TikTokで特定の楽曲がバズりやすい要因の一つとなっていると言えるでしょう。 この様なTikTokの特徴を踏まえると、アーティストは自身のアカウントで楽曲を発信するだけではなく、他のユーザーに自分の楽曲を使用して動画を作ってもらうという事が重要になるという事が分かるかと思います。この為、自身のコンテンツで取り入れるべき要素としては、弾き語り動画や、楽曲にダンスの振付を付けた動画など、他のクリエイターが真似したりアレンジしやすい動画や音楽を作成する事が効果的であると考えられます。 また、自身の楽曲を発信する以外に、人気が急上昇している楽曲のカバーをするなど、話題のコンテンツに自分も参加することで注目度を高めるという方法もあります。 レコメンド機能の精度が高いTikTokでは、TikTok上の流行に乗る事で、より多くのユーザーのおすすめに表示される可能性が高まる為、TikTokを活用するアーティストは、どの様なハッシュタグやコンテンツが流行っているのかを常にチェックしておく事も重要です。-- メディア運営:Evening Music Records Inc.1st AL『壱』がついにリリースとなりました✌️
— 優里 (@yuuri_official) January 11, 2022
フラゲ日のみんなからのコメントとても嬉しかったです😆
ALの配信もスタートしたので、
聴いてもらえるととても嬉しいです!https://t.co/oD4f3es7vF
早くみんなに直接歌を届けたいな!
そして沢山の人に『壱』届きますように!
#優里_1stAL壱 pic.twitter.com/FGaZrT0biS
BTS(防弾少年団)や嵐も参入するTikTok。その効果的なバズり方とは…
▼ マネできる振付がつけられていること この2曲に共通することは「マネできる振付がつけられていること」である。ダンス未経験の視聴者でも簡単に真似をすることができるレベルの振り付けがあることで、その曲への親しみが増す。また、友人同士で一緒の振り付けを共有できることで共感経験を得るため、曲への肯定的な感情を抱くことができる。そして、その振り付けを真似てその音源で投稿するユーザーが増えることで、投稿動画数が増え、話題性が上がる。このことから、簡単に真似できる振り付けがあることが、その曲をTikTokで流行させ、TikTok外へも影響力を持つ上で必要な条件なのだ。 しかし、真似できる振り付けであったとしてもそれがバズるとは限らない。先に上げた「マネができること」以外に、バズる振り付けの法則はないのだろうか。「CHILDAYS」や「虹色の戦争」を振り付けたローカルカンピオーネと、「同担拒否」や「17歳」を振り付けたもかに注目した。 ▼ 「歌詞に合わせた動き」と「上半身のみで完結すること」 バズる振り付けには、「マネができること」の他に2つの法則がある。 それは「歌詞に合わせた動き」と「上半身のみで完結すること」である。「虹色の戦争」では、「戦争」という歌詞に合わせて銃を構える動きをしたり、「頭に響く」という歌詞で頭を抑える動きをしたりと歌詞を聞くと振り付けが思い浮かぶつくりとなっている。 「17歳」も同じように、「手料理とかお掃除とか」という歌詞に合わせた動きが取り入れられている。そして、これらの曲は全て足の動きがほとんどないため、バストアップのアングルですべてが収まる。これによってダンスの難易度が下がるだけではなく、一人でも動画を撮影しやすく、撮影が気軽になる。真似しやすいうえに、これらの2点が抑えられている振り付けの動画はバズりやすい。 これらのことから、TikTokで音楽マーケティングを効果的に行うには、その音源でたくさんの人がダンス動画をアップしたくなるような振り付けをつけることが重要であり、振り付けがバズると瞬く間にその曲はTikTokだけではなく、広い範囲で取り上げられ、TikTokを知らない世代にも曲を届けることができる。
TikTokで再認識か? 音楽の才能を補うアーティストのSNS攻略法とは…

TikTokで再認識か? 音楽の才能を補うアーティストのSNS攻略法とは...
昨今のTikTokブームなどで今一度再確認されたが、アーティストのSNS活用の重要性は最早語り尽くされている。その方法もある程度はパターンがはっきりしてきており、ざっくりとした説明では次のような4段階に分かれていると認識している。
・バズリ期: バズって認知を獲得する ・加速期: クオリティの高いオリジナル曲で一気に加速する ・ブレイク前期: その加速を維持できるよう、定期的に代表曲の発表まで話題を作る ・ブレイク期: 代表曲でチャートを席巻する
バズって売れたアーティストはだいたいこのパターンに思えるが、各フェーズの完成度で同じ程度のバズりでもその後の活躍には当然差が出てくる。
「バズリ期」は、認知が0の状態からの挑戦なのでもっとも苦しい時期で、忍耐力、アイデア、流行をみるアンテナが必要になる。
「加速期」は、クオリティの高いオリジナル曲ができているかというポイント。ここには私個人の音楽の趣味嗜好なども関わってくるため断定しづらいが、要点としてはKingGnu常田大希の「自分の価値観と大衆のそれをすり合わせるのには時間をかけた」というのと同じで、シンプルに売れる曲を作っているかということになる。音楽は必ず1人で完成せるものではないので、誰かと一緒につくることの難しさもこの段階で慣れられるかという課題がでてくる。
「ブレイク前期」ではバズリ期と同じかそれ以上に時間がかかることもあるため引き出しやできるだけ多くの手札が必要になる。
ジェニーハイ、#TikTok夏祭りに合わせ新曲「夏嵐」限定先行公開!メンバーの子供時代・青春時代の写真を使用した、夏休み動画も公開。
音楽マーケティングにおけるSNS活用の重要性とは… TikTokとTwitterの重要性を考察してみた。

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北海道出身3人組バンドsaji、TikTok発ヒットの泣ける曲「三角の恋」をblackboardでプレミア公開。

北海道出身3人組バンドsaji、TikTok発ヒットの泣ける曲「三角の恋」をblackboardでプレミア公開。
2010年に前身バンドphatmans after schoolを結成した北海道出身の三人組バンド、saji。
2020年9月に発売された2ndミニアルバム「花火の詩」のリード曲「三角の恋」は、ボーカルのヨシダタクミ作詞・作曲によるラブバラード。決して結ばれることのない切ない恋心をつづった歌詞が共感を呼び、TikTok発のヒット曲として若い女性を中心に支持を受けている。
同曲のMVには、元ベイビーレイズJAPANのリーダーで、女優として活躍の幅を広げる傳谷英里香、相手役には『仮面ライダーエグゼイド』で注目を集めた飯島寛騎が出演。こちらも大きな話題となった。
今回はその「三角の恋」を「blackboard」で披露することが決定。
一方、2020年9月にスタートしたblackboardは大きな黒板を前にアーティストが先生となり、楽曲を教科書として「歌に込められたメッセージ」を視聴者に伝えにきてくれるYouTubeチャンネル。「もしもあのアーティストが自分の学校の先生だったら…」「もしもあのアーティストが自分の教室で歌を歌ってくれたら・・・」、そんな夢が叶うだけでなく、楽曲を歌い終わったあと、チョークで書かれた黒板の歌詞を消すシーンも印象的だ。
今回の黒板デザインには、バンドキャラクターでもあるpasくんが用いられており、歌詞の世界観とリンクした三角形の恋模様が表現されている。その前でパフォーマンスするヨシダタクミの透き通るようなハイトーンが涙を誘う仕上がり。
映像は、6月26日(土) 19:00にプレミア公開となる。