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Author: 荻本 かほ

新鋭ラッパー“Kaneee”が話題!注目される理由とは?
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新鋭ラッパー“Kaneee”が話題!注目される理由とは?

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© Kaneee

 

新鋭ラッパー“Kaneee”が話題!注目される理由とは?

 

新鋭ラッパー “Kaneee” が、今SNSやHIPHOPシーンで大きな注目を集めている。

 

2024年12月にMVが公開された楽曲「Life is Romance」が、Spotifyのバイラルトップ50に5位でランクイン(2025年1月15日時点)。さらに、2024年末にはWeekly Buzz Tokyoのプレイリストカバーにも算出され、若者を中心に話題となっている。

 

この記事では、「Life is Romance」の魅力、Kaneeeの注目される理由について掘り下げていく...

 

 

 

 

S.A.R. が IRORI Records からメジャーデビュー発表!EPリリースも
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S.A.R. が IRORI Records からメジャーデビュー発表!EPリリースも

 

 

© S.A.R.

 

S.A.R. が IRORI Records からメジャーデビュー発表!EPリリースも

 

S.A.R.が、ポニーキャニオン内のレーベル IRORI Records からメジャーデビューすることを発表した。

 

彼らは、ソウル、HIPHOP、R&Bなどをベースに、メンバーのルーツや嗜好性を反映した楽曲を制作しており、音源のみならず、映像、アートワークなども自身らで手掛ける、6人組のオルタナティブ・クルーである...

 

 

 

 

舟津真翔、新曲「アロエ」を1月22日リリース!ドラマED主題歌に
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舟津真翔、新曲「アロエ」を1月22日リリース!ドラマED主題歌に

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© 舟津真翔

 

舟津真翔、新曲「アロエ」を1月22日リリース!ドラマED主題歌に

 

島根県出身のシンガーソングライター、“舟津真翔” の新曲「アロエ」が1月22日にリリースされる。

 

本楽曲は、株式会社TBSグロウディア(東京都港区 代表取締役:園田憲)が制作幹事を務め、1月7日に放送開始のドラマ『アリスさんちの囲炉裏端』のエンディング主題歌に起用されている。

 

この楽曲は本作のために書き下ろされ、恋愛の近づけないもどかしい関係をトゲのある植物「アロエ」に例えたラブソングとなっている。こだわり抜いたサウンド感も特徴の一曲となっている。

 

 

飛躍を遂げた2024年

 

舟津真翔は、2024年5月14日に配信された楽曲「一目惚れ」でTikTok動画総再生回数11億回を記録し...

 

 

 

 

ケプラ、新曲「ずっと前から君に恋してる」を12月25日リリース
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ケプラ、新曲「ずっと前から君に恋してる」を12月25日リリース

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© ケプラ

 

ケプラ、新曲「ずっと前から君に恋してる」を12月25日リリース

 

2024年9月にメジャーデビューを果たした4人組バンド “ケプラ” が、2nd デジタルシングルとして、新曲「ずっと前から君に恋してる」を12月25日にリリースした。

 

本楽曲は、『友達同士の片想い』をテーマに、少し切ない恋心を綴った歌詞に、ポップなサウンドを合わせたラブソング...

 

 

 

Omoinotake、シングル「ホワイトアウト」12月25日リリース
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Omoinotake、シングル「ホワイトアウト」12月25日リリース

今年、第75回NHK紅白歌合戦への初出場も発表され、話題となっている3人組バンド “Omoinotake” が、シングル「ホワイトアウト」を12月25日にCDリリースする。 今回リリースの「ホワイトアウト」は、今年1月に配信リリースをし、ストリーミング累計再生回数が3億回を突破している「幾億光年」ぶりに、小西遼をサウンド・プロデューサーに迎えたラブソングで、華美なオーケストラに、歌詞では想いを伝えることのできないもどかしさが表現された楽曲となっている。 また、10月31日から放映を開始した、アパレルブランドである “GLOBAL WORK” の新TVCM『メルティニットは、まちがいない服。篇』のタイアップ楽曲に起用されている。

来年1月発売のメジャー2ndアルバム「Pieces」にも収録

Omoinotakeは、2025年1月29日にはメジャー2ndアルバム「Pieces」をリリースする。 このアルバムには、今回リリースの「ホワイトアウト」を初め、TBS系の火曜ドラマ『Eye Love You』主題歌の「幾億光年」、日本テレビ系の土ドラ10『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』主題歌の「ラストノート」など、Omoinotakeの2024年を代表する数々の楽曲が収録されている。 初回生産限定盤には、2024年4月28日に大阪城音楽堂にて開催された、Omoinotake SPECIAL LIVE 2024 “エアレンデル” がBlu-ray特典として収録されているようだ。 バンド結成日である4月28日に行われたこのライブは、Omoinotake史上初となる野外でのワンマンライブ。タイトルには、“エアレンデル=この地球から最も遠い星” という意味から、ワンマンライブ史上でも一番大きな場所を目指す、という想いが込められている。

2ndアルバム「Pieces」を引っ提げた全国ツアーも

2025年の3月からは、メジャー2ndアルバム「Pieces」を引っ提げた全国ツアー、Omoinotake One Man Tour “Pieces”も開催される。 メンバー全員の地元である島根公演を初日とし、初の東阪ホールを含めた8か所をまわるツアーとなっている。 現在は、2025年1月6日までのオフィシャル2次先行が受付中である。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
まつむら かなう、新曲「さよならの魔法」を12月18日リリース
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まつむら かなう、新曲「さよならの魔法」を12月18日リリース

 

 

© まつむら かなう

 

まつむら かなう、新曲「さよならの魔法」を12月18日リリース

 

まつむら かなうが、新曲「さよならの魔法」を12月18日にリリースした。

 

大阪府出身のシンガーソングライターである彼は、2022年にリリースした「友達以上恋人未満」で注目を集め、YouTubeに公開されたミュージックビデオは再生回数640万回を突破。さらに、2023年にリリースした「幸せになるんだよ。」も200万回以上再生されており、切ない恋愛の心情を描いたストレートな歌詞が多くの若者の共感を呼んでいる。

 

新曲「さよならの魔法」は、さよならもせず、ただゆっくりと失われていく恋心を歌ったウィンターソングである。男女のすれ違いや、離れていく気持ちを繊細に表現した歌詞が印象的な一曲となっている。

 

 

愛していたい 気持ちもない

 

リリースと同日に「さよならの魔法」のミュージックビデオがYouTubeで...

 

 

 

 

名古屋拠点の4人組バンド The Moon – 日常が紡ぐ音楽の物語
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名古屋拠点の4人組バンド The Moon – 日常が紡ぐ音楽の物語

筆者がストリーミングで耳にした瞬間、心を掴まれたバンド、The Moon。 愛知県の名古屋を拠点に活動する4人組バンドで、ジャズやR&Bの要素を感じさせる 1st シングル「徒花」をリリースすると同時にバンドを結成し、本格的な活動を開始したようだ。 儚さを感じさせる歌声と、温かみのある音色やメロディが織りなす音楽、そして日常の一部を切り取ったかのような歌詞が印象的で、聴く人の心にそっと寄り添う楽曲となっている。 そんな彼らが、12月15日には初のEP「atodashi」をリリースし、新たな音楽表現の一歩を踏み出した。 今回のインタビューでは、メンバーの琴梨(Vo)さん、宮田(Ba)さん、真央(Key)さん、めい(Dr)さんのうち、宮田(Ba)さん、真央(Key)さん、めい(Dr)さんの3名に、バンド結成の背景や、これまでリリースした楽曲に込めた想い、そして今後の展望についてお話を伺うことができた。

結成のきっかけは、King Gnu のMV

まずは、バンド結成の経緯やメンバーとの出会いについて伺った。 __バンドを結成しようと思ったきっかけは何でしたか。 宮田(Ba):僕と真央(Key)が高校時代からの同級生で、卒業する前から「何かやりたいね」と話していた中で、結局サラリーマンに1回なったんですけど。ある時友達がカラオケで、King GnuさんのVinylを歌っていた時にMVが同時に流れていて、それを見た時に僕に電気が走りまして(笑)。こういうのをしたいと思って。それでKing Gnuさんを追いかけつつ、他のアーティストさん含め、アーティストの人たちがフェスなどのステージに立って見ている景色を見てみたいなと思って。それで真央と2人で、バンドを組むことになりました。 __楽器の経験はそれまであったのですか。 宮田(Ba):全くやったことがなくて。20歳の頃に楽器を始めると同時にバンドを組みました。 __めいさんの、メンバーとの出会いのきっかけは何でしたか。 めい(Dr):ボーカルの琴梨さんとたまたま同じ美容院に通っていて、席が隣になって。その時に、たまたま会話の中で私がドラムをしていることを聞いていてくれたみたいで。琴梨さんから、「今、バンドにドラムがいないから入ってくれませんか」と誘われたのがきっかけでした。私が元々 The Moon のファンで楽曲を聴いていたので、ぜひ参加したいと思って。 __バンド名の「The Moon」、由来を教えてください。 宮田(Ba):由来は、バンド名をどうするかっていう話になっていた時に全然決まらなくて。コンビニで話していて、空を見たら月が綺麗だったっていう(笑)。 バンド名の由来は、日常から切り取ったようなもので、「月」という要素が彼らの楽曲の雰囲気にもぴったりと合っているように感じた。 では、彼らは普段どのような活動をしているのだろうか。SNSでは、レコーディングやスタジオ練習の様子が見受けられたが、実際のところはどうなのか。さらに掘り下げて聞いてみた。 __活動状況としては、楽曲制作やライブは頻繁に行っているのですか。 宮田(Ba):ライブは正直まだ1回しかしたことがなくて、今年の5月に1度だけ行いました。というのも、自分たちの持ち曲がなくて。5月に1回行ったライブは少しなのですが、コピーを交えてのライブをしました。それで今3曲リリースしているのですが、それからは自分たちの曲を増やすために、12月15日リリースのEPに向けてレコーディングと制作を繰り返していました。 レコーディングは、12月15日にリリースの4曲入りEPの制作に向けたものだったようだ。 The Moonの楽曲はどのように作られているのだろうか。 __楽曲制作はどのように行っているのですか。 真央(Key):僕の家にパソコンやインターフェイスとか機材が色々置いてあって、そこでDAW上でできるようになっていて。楽曲は僕と宮田が作ることが多いので、2人で僕の家に集まって、話し合って作っていくことが多いですかね。 __作詞作曲を二人で行っているのですか。 真央(Key):作曲は僕が少しできて、作詞は全て宮田が担当しています。 1人で完全に作るというより、2人で話し合って作っていくので、作り始めに大体最初どういう曲を作るかっていうイメージを2人で固めてから作ることが多いですかね。

3つの楽曲に込められた想い

EP作品について伺う前に、まずは現在リリースされている3曲の楽曲について知っていただきたい。 楽曲についてお話を伺う中で、それぞれの楽曲にテーマが意識されていることが印象的だった。 まず、2023年9月にリリースされた1st シングルの「徒花」。 この楽曲は『失恋』をテーマにしているそうだ。 ジャズっぽさを感じさせる独特のリズム感がイントロから引き込んでくれ、琴梨さんのボーカルと切ない曲調が見事に合わさった楽曲だ。 曲名の「徒花」は、『咲いても実を結ばない花』を意味し、外見は華やかでも実質を伴わないもののたとえにも使われる言葉だ。 歌詞は宮田さんの実体験をもとに書かれているようで、実を結ぶことができないもどかしい恋愛心情が表現されている。 __「徒花」という楽曲について、『失恋』をテーマにしたきっかけは何でしたか。 宮田(Ba):僕の失恋です。振られたじゃないですけど、色々あってダメだった女の子に届けばいいなっていう想いで作りました。 __制作にあたって、工夫した部分はありますか。 真央(Key):最初(宮田さんが)コード進行を出してくれて、僕がとりあえずコードだけでピアノのバッキング入れて「いいじゃん」ってなって進んだんですけど、あとはもうなんかセンスでやったよね。 宮田(Ba):センスでやりました(笑)。 真央(Key):センスで結構進めちゃって。 宮田(Ba):真央と僕の好きな音楽が結構似ていて。2人の好きな感じをふんだんに詰め込んだ曲になりました。 __どういったアーティストさんのイメージを持っていたのですか。 真央(Key):僕、The Cardingsさんの『Carnival』っていう曲が好きで、その曲のイントロがオルガンから始まっていて。すごくいいなと思って、オルガンで始まるイントロのアイデアはそこから持ってきましたね。ドラムは最初結構センスで作りましたけど、よく聴いたら僕らJamiroquaiさんが好きなんですが、『Virtual Insanity』っていう曲と似ているね、という話にはなりましたね。 次に、2024年4月にリリースされた 2nd シングル「MUT」。 ラップが印象的で、1stシングルの「徒花」とは異なり、ヒップホップ要素が取り入れられ、楽曲の雰囲気がガラッと変わっている。 曲名の「MUT」は、ドイツ語で『勇気』という意味があるそうだ。 そのテーマでもある通り、踏み出せずにいる人たちに向けて語りかけ、自分の目指す未来へ進んでいけるよう『勇気』を届けるメッセージが込められた楽曲となっている。 __「MUT」という楽曲について、『勇気』という意味を込めた楽曲にした理由は何でしたか。 真央(Key):2ndのシングル「MUT」は、リリースした時期が4月の後半で。 4月は新しい環境で頑張る人が多い時期でもあるので、そういった人たちに向けての『勇気』をイメージしました。 __ラップも印象的で「徒花」に比べて雰囲気も一気に変わったと思いますが、何か意図があったのですか。 宮田(Ba):1番初めに出したのが結構暗い曲なので、次は明るい楽曲をやってみようかっていう。僕が趣味でラップをやってるので、自分のラップを入れようという風に考えました。 宮田さんが趣味でやっているというラップが取り入れられたこの楽曲では、リリックにも寄り添ったメッセージが込められている。ぜひ注目してほしい。 続いて、2024年7月にリリースされた「Soleil」。 この楽曲は『結婚』をテーマに作られた楽曲のようだ。 結婚を誓い合う心情や、人生の新たなスタートを描いた歌詞にも印象を受ける。 __「Soleil」という楽曲について、『結婚』 という意味を込めた楽曲にした理由は何でしたか。 宮田(Ba):3曲目の「Soleil」は、ちょうど友達が結婚式だった時で。その友達は高校からの友達でよく知っていたので、高校から今までの経路をたどっての歌詞になっています。 __イントロの部分でもイメージを感じましたが、『結婚』のテーマを表現するために意識したことはありますか。 真央(Key):「Soleil」は『太陽』っていう意味なんですけど、「ひまわり」っていう捉え方もできるらしくて。結婚した友人の奥さんが向日葵が好きらしく、そこからこの曲名をつけました。 楽曲で表現した部分は、本当は『太陽』という意味なので、最初は、少し焚き火の音みたいな要素を入れて、火を表しました。ここでストリングスも使ったことで、華やかに、少しクラシックっぽさも表していこうかなと考えた感じですかね。盛大に祝いたいなと思って工夫したところです。 このように友人の結婚を祝う気持ちや、その特別な瞬間への思いが楽曲の細部にも表現されている。 聴く人に幸せが伝わるような、温かさの込められた楽曲となっている。

EP「atodashi」を通してバンドの色を

既にリリースされている3つの楽曲についてお伺いしたが、12月15日にリリースのEPについてもお話を伺った。 4曲を含めたEP「atodashi」をリリースするようだが、これまでの楽曲とは少し異なるアプローチを取り入れているようだ。 真央(Key):これまでの楽曲では、音色をたくさん重ねるという方向性で編曲とかをしていたんですけど。 宮田が、少ない楽器や音数での「満足感のある曲」を追求しているようで。それを聞いて、最近は少ない音数の中でその1曲で満足感が出るというのを目指して制作していますね。音数が少ない分どう展開していくかを考えることが最近多いかなって思います。 __EPについて、何かテーマはあるのですか。 宮田(Ba):EPの名前が「atodashi」っていう名前になっているんですけど。日常にある恋愛だったり、会話の中での「話し手の後者に回る」といったようなものが、一応テーマになっています。 真央(Key):「笑談」っていう曲があって、その曲は特定の友人とか、周りであったことを歌詞に込めて作っていますね。でもそんなにがっつりとしたテーマはないかな。 __制作において今までの3つの楽曲とは違う、新たな試みはありましたか。 真央(Key):今のところ、3曲ともジャンルが別々っていうか。1曲目はジャズやR&B、2曲目はラップでヒップホップ要素を取り入れて、3曲目がクラシックっぽさをイメージしたんですけど。 でもこれから、自分たちのバンドの色を定めていきたいっていうところもあって、EPで少し固めるようにはした感じですかね。 僕らはいつも通り作ったつもりなんですけど、聴き手からしたらまた新しいものになったのかなと思います。音数が少なくなって、また少し違う感じに聴こえるんじゃないかなと思います。

目標は「森、道、市場」

EPのリリースを機に、今後のライブ活動にも期待を抱いているが、過去に一度行ったライブについても、今後の展望を交え、お話を伺った。 __初めて行ったライブはカバーも交えたんですよね。どんな曲をカバーしたのですか。 宮田(Ba):2曲カバーはしたんですけど、うちのボーカルの声に合いそうだと考えてshowmoreさんの「circus」、あとは僕と真央がやりたかったSuchmosさんの「GIRL」という曲をカバーしました。 __どういうお気持ちでしたか。 宮田(Ba):あんまり成功した感はなかったですね(笑)。 真央(Key):「徒花」がオルガンとかを使用して、音色も少し多く取り入れていて。それもあって初のライブで、同期を使って演奏したんですけど。同期をセッティングするっていう部分で、最初手こずったかなって感じですかね。最初やばって思ったけどね(笑)。これからライブをしていって、そういうとこも慣れていって、いろんなところでライブをしていきたいって思いますね。 __その時はどういう規模感の場所で行ったのですか。 宮田(Ba):喫茶店だったんですよね。マニュアル喫茶店で。ほぼ自主企画みたいな感じで、先輩のバンドとか呼んで、ラッパーとかも呼んでみたいな。DJもして。 __楽しそうですね。 宮田(Ba):楽しかったですけどね、あんまり満足できなくて(笑)。 __EPを出すというきっかけで、今後のライブの展望はありますか。 宮田(Ba):無難にライブハウスでやったことがないので、今までで。誰もが一度は通るライブハウスでもやってみたいですし、野外でもやってみたくて。 今のところの僕らの目標が、愛知県の蒲郡市である「森、道、市場」っていう大型のフェスがあるんですけど、出てみたいなと思っているので。野外でもライブをやってみて、経験を積んでいきたいですね。 まずは、来年からライブ活動にも積極的に取り組んでいきたいという熱意も伺うことができた。今後の展開にも注目していきたい。

日常で紡ぐ音楽

現在はバンド活動を中心に音楽活動を行っていますが、それぞれの活動の取り組みについても伺った。 __現在、活動はバンド活動中心で行っているのですか。 真央(Key):僕はバンドで楽曲を作る活動をしていることが多いですね。あとは楽器を始めたのが遅くて、実力がまだないなと思っていて。クラシックとジャズを習いながら作曲をしていますね。 宮田(Ba):僕は、バンド組んだと同時期くらいに仕事を辞めて、そこから作曲活動中心でという感じです。 めい(Dr):私は、普段は音楽の先生とピアノの講師をしています。他の時間はもう趣味も音楽なので、全部ドラム、バンドです。 __ボーカルの琴梨さんも、弾き語りでステージに出ていますね。 宮田(Ba):琴梨さんは高校からギターを始めて、卒業したタイミングぐらいから弾き語りを始めたようで。そこからも趣味という感じでステージに出ているのだと思います。 __今後バンドとして挑戦していきたいと思っていることはありますか。 真央(Key):12月はEPで4曲をリリースする予定ですが、今後はアルバム、もう少し大きな作品を僕は作っていきたいなと考えていますね。ライブは先ほども言った「森、道、市場」を目標に頑張りたいです。 めい(Dr):県内でも県外でもいっぱいライブやりたいです。あと私も作曲したいです、一緒に(笑)。 めいさんはEPがほぼ完成していた段階でバンドに参加したとのことで、今後は制作活動にも積極的に取り組んでいきたいとのこと。 今後、新たな楽曲の世界が広がる可能性を感じさせるコメントだった。 The Moon が作り出す新たな音楽の世界が、今後の楽曲やライブ活動を通じて多くの人に広がっていくことを期待したい。 __EPリリースを踏まえて、どういう風に聴いてほしいといった想いはありますか。 宮田(Ba):今回のEPの楽曲は意外と寄り添った曲というか、さまざまな人に当てはまることが多いと思う曲ばかりなので。自分を当てはめてじゃないですけど、感化されてほしいなって思います。 めい(Dr):感化されてほしいですね(笑)。 まお(Key):やっぱ僕と宮田が、楽器を始めるのが遅かったけど、こんなことができるよっていうのを思ってもらえたら、多くの人が色々な道に挑戦したり、 今からでもできるって思えたらいいなって僕は思っています。 12月にリリースされるEPでも、私たちの日常に寄り添う、素敵な楽曲が詰まっているだろう。 ぜひこの機会に、The Moon の音楽に触れてみてはいかがでしょうか。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
「嫌々」で大注目の “HALVES” 、双子が手掛ける音楽とイラストの融合
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「嫌々」で大注目の “HALVES” 、双子が手掛ける音楽とイラストの融合

TikTokをきっかけに注目を集め、楽曲「嫌々」がストリーミングで1,000万再生、YouTubeではMVが300万再生を超えるなど、話題を呼んでいる双子で活動中の“HALVES”。 弟・りょうまさんが手掛ける心に響く楽曲と、兄・みらいさんの描くキャラクターアニメーションが融合したMVが注目を集めている。 今回のインタビューでは、彼らの活動の背景、楽曲やMV制作へのこだわり、そしてこれからの挑戦についてお話を伺た。なぜ彼らの作品が多くの人の心を捉えるのか、その魅力に迫る。

TikTokを通じて始まった活動

「嫌々」のMVが300万回再生、Spotifyでのチャートイン、プレイリスト選出などで話題を集める一方、「ウェルテル」も100万回再生を突破するなど、公開された楽曲が次々と反響を呼んでいる。そんな彼らに、現在の心境を伺った。 __YouTubeのMVが大きな注目を集めていますが、現在の心境はいかがですか。 みらい(兄):弟の作る楽曲は素人の僕が聴いても素晴らしいものなので、楽曲が注目されたのは「やっぱりな」という感想です。そのおまけといってはなんですが、僕の手がけるMVが300万再生超えを果たし、自分のキャラクターにも注目していただけて嬉しさと驚きでいっぱいです。 りょうま(弟):まさかここまで多くの人に見られるとは思っていなかったので、驚きと嬉しさでいっぱいです。 TikTokを通じて、「迷夢」や「どうせ」をはじめとした、現在リリースされている楽曲を含む数々の動画を投稿し始め、次第に注目を集めるようになった “HALVES”。 その活動を始めたきっかけを伺った。 __TikTokの投稿を始めた理由を教えてください。 みらい(兄):弟の歌を多くの人に聴いてもらいたいという強い思いからTikTokへの投稿を始めました。その中で、2人でHALVESとして活動するため、MVのアニメーション制作を始めました。 りょうま(弟):数あるSNSの中でTikTokを選んだ理由としては、一番拡散力や影響力があると考えたからです。 二人の活動が始まった背景には、兄・みらいさんの「弟の楽曲をもっと多くの人に届けたい」という強い思いがあった。この思いをきっかけに、二人はHALVESとしての活動をスタートし、楽曲にイラストを融合させたMVを投稿し続けている。

二人で作り上げる一つのMV

世界観や言葉にならない感情を楽曲へ

メッセージ性のある歌詞や、癖になる心地よいリズムやメロディが印象的なHALVESの楽曲。 そんな楽曲の制作を担当する双子の弟・りょうまさんにその背景を伺った。 __楽曲を制作するようになったきっかけは何ですか。 りょうま(弟):僕は16歳から楽曲制作を始めたのですが、自分の世界観や言葉にならない感情を表現したいと思ったのがきっかけです。 __メッセージ性のある歌詞が特徴的ですが、作詞において意識していることはありますか。 りょうま(弟):作詞は、「嫌々」や「完璧なLIFE」では言葉を並べること、「フラットアース」や「海底宇宙」では物語性を持たせることを意識したりと、曲ごとに表現の仕方を変えています。自分自身の感性を一番に、これまでにない新しさ、HALVESらしい雰囲気を大切にしています。 __その中で、最も注目を浴びた「嫌々」という楽曲では、何か意識したことはありますか。 りょうま(弟):「嫌々」の歌詞には、この世界に溢れているたくさんの嫌なことを詰め込んで、言葉を並べることを意識しました。

ストーリーを意識したアニメーション

さらに、HALVESは楽曲だけでなく、ポップなキャラクターが描かれたアニメーション映像のMVも見る人を楽しませている。そんなイラストを手掛ける双子の兄・みらいさんにMV制作についてお話を伺った。 __MV制作はどのように行っているのですか。 みらい(兄):MVはiPadの「プロクリエイト」というアプリで描いたものをパソコンで編集しています。弟(りょうま)の楽曲の歌詞ではなく、曲調に焦点をあててイメージしたものを描いています。 __キャラクターの動きやストーリー性まで細かく表現されている印象を受けましたが、MV制作において意識していることはありますか。 みらい(兄):MVを作る際に意識していることは、ストーリー的な繋がりを作ることです。伏線を貼るのが好きで、よくMVを見てみると全てのMVに繋がりがあることに気づけるはずです。例えば「嫌々」の最後の方に出てきたロケットに乗ったリンゴは、「海底宇宙」で月に到着していたり。そういったキャラクターのストーリーも楽しんでもらいたいです。 __制作の際は、お二人で話し合いながら進めることが多いのですか。 みらい(兄):基本僕1人で作っています。アイデアが出ない時や感想が聞きたい時などは、りょうまと話し合っています。 歌詞の内面的な要素と、ポップなイラストが絶妙に組み合わさった彼らのMVは、多くの人に共感を呼び、同時に勇気を与えている。このような二面性について意識しているのか尋ねたところ、特に意識しているわけではないが、「双子の特権」なのかもしれないと答えてくれた。

次回リリースの「誰もが死にたくなる夜に」

HALVESは現在、毎月リリースを実施し、月に一度新たなMVを公開し続けている。そんなお二人に、次回のリリース作品である12月13日配信予定の「誰もが死にたがる夜に」について、込めた想いや注目してほしいポイントを伺った。 りょうま(弟):次回配信予定の「誰もが死にたがる夜に」は、多くの人が抱える命に対する負の感情を、言葉を羅列してストレートに表現しています。この曲を聴いた人が自分の感情と向き合い、本音を曝け出し、一歩踏みとどまって前を向いてほしいと言う願いを込めています。 みらい(兄):MVでも、今までの楽曲のMVでキャラクター達が犯してきた悪事によって捕まってしまうといった伏線回収をしているので、そこも楽しみながら見ていただけたら嬉しいです。

今後の挑戦

MVに寄せられたファンのコメントには、「アニメを制作してほしい」「ライブをするなら行きたい」「グッズが欲しい」といった声が多く見受けられる。そうした中、お二人に今後挑戦してみたいことを伺った。 __今後挑戦したいことはありますか。 みらい(兄):今後はグッズ展開などにも挑戦していきたいです。キャラクターのぬいぐるみや服など、様々なグッズを作りたいなと思っています。 りょうま(弟):ライブなどにも挑戦していきたいです。また、メディアに出ることを目標にしていて、特にラジオのパーソナリティを務めてみたいです。

ファンの方へのメッセージ

__最後に、ファンの方へのメッセージをお願いします。 みらい(兄):ファンの方々には感謝で一杯です。僕ら双子のこと、特に弟(りょうま)の楽曲を好きになっていただきありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします。 りょうま(弟):ファンの方々の存在は僕が音楽活動をしていくなかでの大きな支えになっています。コメントは全て読んでいて、心温かい言葉に元気付けられています。感謝で一杯です。これからも頑張ります。
ReoNa、10thシングル「GG」を11月20日にリリース
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ReoNa、10thシングル「GG」を11月20日にリリース

ReoNaが10枚目となるシングル「GG」を11月20日(水)にリリースする。 本楽曲は、2024年10月より放送を開始したTVアニメ『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』の第二期のオープニングテーマとして起用されている。 アニメの世界観とも寄り添いながら、パンクとハード・ロックが融合されたジャンルである「グランジ」をテーマに、 coldrainのギタリスト、Sugiがアレンジを手がけると共にギターで参加しており、その力強さによってReoNaの新たな魅力を引き出した楽曲となっている。

70人を超えるギタリストが参加したMV

MVでは、楽曲にアレンジやギターで参加したcoldrainのSugiをはじめ、ドラムにはSurvive Said The ProjectのShow、ベースにはknosisのKosukeが出演し、ReoNaとラウドロック界のバンドとの共演が注目を集めている。 さらに、70人を超えるエキストラギタリストが登場し、ロックの力強さを象徴する映像に仕上がっている。 YouTube - ReoNa「GG」 - Music Video: https://youtu.be/1Epuw7MG0a8?si=ttm-zyw3R32yMgqb

アニメ『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』情報

全世界累計発行部数3,000万部突破『ソードアート・オンライン』から生まれた物語であり、時雨沢恵一と黒星紅白によるTVアニメーションプロジェクトである。 第2期のあらすじ 最大6人で編成された分隊同士でサバイバル・マッチを行なう“スクワッド・ジャム”。 マニアックな人気があるこの大会には数多くのGGOプレイヤーたちが参加し、ある者は名声を、ある者は復讐を、そしてある者は好敵手を求め、この戦いに集い、死闘を繰り広げる。 苛烈な戦いの末に幕を閉じたセカンド・スクワッド・ジャム(SJ2)から三ヵ月後。ついにサード・スクワッド・ジャム(SJ3)の開催が決定した。 ピトフーイ、エム、フカ次郎とともに新たなチーム“LPFM”を結成したレンは、大会のバトルフィールドとなる小島へと向うが、待ち受けていたのは“時間経過とともに海へ沈むフィールド”、“MAP中央に潜む【UNKNOWN】エリア”、“無名チームの結託”という過酷な状況であった――。 互いの意地と誇りを懸けた3度目の狂宴がここに開幕する。
キタニタツヤ×なとり、最新曲「いらないもの」を11月13日にリリース
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キタニタツヤ×なとり、最新曲「いらないもの」を11月13日にリリース

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キタニタツヤ×なとりの最新曲「いらないもの」が11月13日(水)にリリースされた。 本楽曲は、10月3日(木)から放送開始の、フジテレビ“ノイタミナ”他で放送のテレビアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱』の第1クールのオープニング・テーマに起用されている。 11月13日(水)に発売されたCDには、“いらないもの盤”と名付けられた完全生産限定版の一形態となっており、カップリングには、なとり×キタニタツヤとしての新曲「上書きしちゃった」が収録される。

11月7日にはMV公開も

11月7日にYouTubeで公開されたMVでは、実写のキタニタツヤと、イラストで描かれるなとりの映像が、疾走感あふれる楽曲と共に交互に映し出され、独特の世界観が印象的に表現されている。 二人にまとわりつく“不要なもの”が徐々に取り払われ、最終的に二人の姿が現れる様子が描かれている。 YouTube - いらないもの / キタニタツヤ✕なとり - Chained / Tatsuya Kitani × natori https://youtu.be/iO4YnxDHnig?si=Zf3xyFcm014MMtq6

守るべき人を守る姿を表現した『いらないもの』

二人はコメントで、楽曲『いらないもの』について、守るべき人を守るか、自らの独善的な道義心に従って突き進むかという究極の選択に迫られる中で、「守るべき人を守る」と決意した人間の美しさを表現したと語っている。 また、日本語タイトルの『いらないもの』に対し、英語タイトルが「Chained(縛られている)」となっている点にも、その葛藤が表現されている。
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024オープニングアクトに登場した“HINONABE”の音楽とその世界観に迫る
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ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024オープニングアクトに登場した“HINONABE”の音楽とその世界観に迫る

2024年8月27日に開催された、学生バンドが中心に出演する「SOUND SHOCK」や、9月14日から16日にかけて新宿・下北沢・渋谷の3地域で行われた大規模サーキットフェス「TOKYO CALLING」など、多くのアーティストが集まるイベントが続々と開催された。 その出演者の中で、筆者が特に注目している次世代学生バンドが「HINONABE」である。 彼らは、2024年8月10日のROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 にオープニングアクトとして出演し、さらに独特の世界観と迫力ある映像で注目を集めた「裸体」のミュージックビデオは、YouTube再生回数が3万回を超えるなど大きな反響を呼んでいる。 そんな彼らの楽曲に込められた想いや楽曲制作、ライブの背景に迫るべく、メンバー4人のうち、磯 敢太さん(Vo/Gt)、菊地 楓さん(Gt/Cho)、佐藤 ケンゾウさん(Dr/Cho)にお話を伺うことができた。

新たな目標が見えたフェス出演

__TOKYO CALLINGやSOUND SHOCKを振り返り、現在の心境を教えてください。 磯(Vo/Gt):サーキットイベントということで新しいお客さんもたくさん来るので、今までやってないようなライブをしたり、少ない曲の中でも少し変化をつけたりして、楽しく激しいライブができたので、すごくいい夏の思い出になりました。 菊地(Gt/Cho):今まで出たことのない規模の大きなフェスやサーキットに色々と出ることができて、嬉しかったです。 佐藤(Dr/Cho):第一に、出たことがなかったサーキットに出られたことが嬉しかったのと、自分たちのやっている音楽をいろんな人に見てもらえる場っていう意味でも、そういう機会が嬉しかったし、もっと知ってもらいたいなという思いが、嬉しい気持ちの中にも強くありました。 __今年8月のROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 に出演した時の心境はどうでしたか。 佐藤(Dr/Cho):ロッキンは誰もが知ってるぐらい大きいフェス、夏の1番のフェスっていう認識なんですけど、そのようなフェスにオープニングアクトとして出演できたことがまず光栄でした。嬉しい気持ちはもちろんのこと、自分たちの年齢で簡単に立てるようなステージではないと思うので、貴重な経験ができて、これからも頑張っていこうっていうモチベーションにも繋がった気がします。 菊地(Gt/Cho):今回はロッキンのオーディションで勝ち上がって出演できた形になるんですけど、今後の目標にも繋がる良い経験になったと思っています。 あと、ちょうど自分の20歳の誕生日とロッキンの日が重なってて。お客さんにも「おめでとう」と言ってもらえたことはすごく嬉しかったですね。 磯(Vo/Gt):ロッキン、初めての規模感のキャパ、初めての野外ライブで。そんな大きいフェスに初めて出られるということで、不安もめちゃくちゃあって、もう本番直前まですごい緊張もあったんですけど、いざステージに立つと、すごく気持ちよかったですね。あとはオープニングアクトとして気合いももちろん入ってましたが、これがまたオープニングアクトじゃない形として出られた時、もう楽しみだなっていうのが思い浮かぶステージでしたね。

メンバーとの出会いや影響を受けた音楽

__バンドを結成されたきっかけやメンバーとの出会いを教えてください。 磯(Vo/Gt):僕とギターの楓(菊地)は元々音楽に一切触れてなかった人間で、全然違う部活をやってたんですけど。僕がオリジナル曲を作りたいと思って楓を誘って、その後ベースの優之介が入ってきて。活動していく過程で、高校卒業した時に前のドラムが脱退して、そこで募集をした時にケンゾウが来てくれて、今のメンバーで活動をしている状態です。 __皆さん元々お知り合いだったのですか。 磯(Vo/Gt):ギターともベースとも高校で初めて会いました。僕が高校に入る前からカバー曲よりオリジナル曲を作りたいなと考えていたので、それがきっかけになって、オリジナル曲を多く作る高校生バンドとして活動するようになったんだと思います。 __結成されたのはいつ頃ですか。 磯(Vo/Gt):今のHINONABEという名前になる前のバンドでは2020年〜2021年頃から活動していて、今のメンバーで本格的に始めたのは2024年、今年からです。 __佐藤さんはどのようなきっかけで参加することになったのですか。 佐藤(Dr/Cho):元々高校時代の彼らを見たことがあったんですけど、ちょっと興味があって。それでずっと見ていたら、ドラムが脱退しちゃうって話で、メンバーを探してるって聞いて。自分の感性的に、高校生でこういう音楽をしてるのは本当にすごいなと思っていたので、そこから、入らせてもらおうかなっていう経緯で自ら連絡しました。

インスピレーションを受けているアーティスト

__影響を受けてるアーティストや尊敬しているアーティストはいますか。 菊地(Gt/Cho):高校に入るまでは全く音楽に触れてなかったのですが、音楽を始めてからヨルシカさんにハマって、高校の時ずっと好きでした。今はリーガルリリーさんや羊文学さんが好きです。 __高校入学してからギターも始めたのですか。 菊地(Gt/Cho):そうですね。 磯(Vo/Gt):僕はボカロを中学の時から聴いていて。高校に入ってからは、カラオケトップランキングとかに入ってるような曲ばかりを聞いたんですけど、NEEさんっていうバンドがきっかけで、アンダーグラウンドな曲を聴くようになりました。そこからより一層音楽の面白さを知った気がしています。僕にとってはNEEさんがでかいですね。 1人で楽曲を作ってる時には、できる限りその期間は1つのアーティストだけを聴かないようにしてるんですけど、サカナクションさんとかカネコアヤノさんとかは、影響というか、何回も戻ってきます。苦戦した時に、どうしたらこういう雰囲気を出せるんだろうかっていう時には、助けてもらったり、ある意味ちょっと気持ちを戻してもらったりしてますね。 __磯さんも高校に入ったタイミングで楽器を始めたのですか。 磯(Vo/Gt):そうです。高校に入る前は全然楽器とかは一切やってなくて。鼻歌はやってました(笑)。 佐藤(Dr/Cho):逆に僕は3歳ぐらいからピアノを習わせてもらってたので、割と物心ついた頃には音楽に触れてたので、明確に影響を受けたアーティストが誰かと聞かれると、覚えていないっていうのが答えです。ずっと音楽には触れていたけど、バンド系の音楽には触れてなくて。でも、いま僕のドラムに影響を与えているアーティストでいうと、絶対にルサンチマンっていうバンドを答えますね。 __ドラムはいつ頃始めたのですか。 佐藤(Dr/Cho):中学校から高校まで吹奏楽をやってたんですけど、ドラムはそこでちょっと触るぐらいで、ちゃんとやり始めたのは18歳の時で、2、3年前ぐらいですね。

独自の世界観を生み出す楽曲制作

HINONABEの楽曲には一貫したテーマがあるのか、作詞作曲を担当する磯さんに尋ねると、彼は「愛」を大きな題材にすることが多いと語ってくれた。彼らは「愛」のさまざまな側面を追求し、その要素を楽曲の独特な世界観に取り込んでいる。そんな彼らの楽曲制作の過程に迫ってみた。 __楽曲制作はどのように行われていますか。 磯(Vo/Gt):楽曲制作は、僕がパソコンで全楽器を軽く入れたデモをメンバーに提出して、そこからはメンバーとアレンジを長時間かけてやってきたのが今までの作り方ですね。 __楽曲の世界観に衝撃を受けたのですが、どこからインスピレーションを得ていますか。 磯(Vo/Gt):抽象的になるんですけど、景色や匂い、温度とか、空間的な要素で曲作りが変わると思っています。また、ギターの種類とか出すアンプの音とかで、曲作りの雰囲気、モチベーションも変わりますね。逆に「生で音を出すからこういう曲ができる」という時もあったり、その時々で変わるのを高校生の頃くらいに気づいてから、1つの楽器でずっと作ったり、初めからパソコンでやったりというようなずっと同じ方法では作ってない気がします。 __歌詞も印象的ですが、どのように考えているのですか。 磯(Vo/Gt):文学に精通してるわけではないんですけど、小さい頃から本を読むのが好きだったり、漫画とかアニメとか映画が好きで。歌詞を書く時でも、気持ちを主体に出したい曲の時は気持ち主体で出して、言葉にできない雰囲気や世界観がある時は、変にその世界観を括らないように、その世界観が浮かんだ時にそばにあるものを風景として歌詞に織り込んだり。それプラス自分の感情とか、曲を作ってる時の温度感とかを一緒に歌詞に込めてますね。 __アレンジ面で意識していることはありますか。 菊地(Gt/Cho):アレンジでは、ボーカルメロディー、他のバンドメンバーのリズム感、自分の音の並び方を意識してて、自分のリードフレーズに関しては音の繋がりをよく意識してアレンジしてます。いつも楽譜ソフトでアレンジするんですけど、全体をまとめて聴いた時に聴きやすく感じるかどうかを大切にしています。 佐藤(Dr/Cho):僕が1番考えてるのは、ボーカルを立たせるのはもちろんのこと、リズムを刻みつつも、リードギターが出してるフレーズに寄り添うようなドラムをしたり、ベースが動いた時にはそれについてくじゃないですけど、それに沿ったり、バンドとしての一体感を大事にしてます。 磯(Vo/Gt):アレンジは技量を詰め込みすぎても、それが楽曲と合ってない時に、その世界観を崩してしまうこともあると思っているので、そこは変に喧嘩しないようにしたいなと思っています。また、曲作りでも一緒になるんですけど、すごく綺麗な音ばかりを使いたいとは思ってなくて、汚くてもいい音があると思ってるので、使用する音も意識しています。その中でも、全部の音やアレンジ、構成、全てに、後から聞かれた時に意味を伝えられたり、そういうのを具現化できるような範囲内でアレンジをしようとは思っています。ここでため(間)を作ったり、息を止めたりという部分には、こういう意味があるんだという風に、誰にでもわかりやすく伝えられるぐらい、堂々としたアレンジや音作りにしようって思っています。

愛の二面性を表現した「裸体」

__「裸体」という楽曲が注目されたと思いますが、こだわったポイントはありますか。 磯(Vo/Gt):この楽曲は高校生の時に作ったものなんですけど、自分たちの曲の中でも、特にメロディーやギターの音が聴きやすく、かっこよくできたとは思っていますね。この「裸体」は元々「人間失格」っていう違う楽曲名だったんですけど、それだと聴く人がそのタイトルに引っ張られてしまうのもどこか違うなということで「裸体」という名前にして。この楽曲もテーマは「愛」なんですが、愛にも気持ち悪い部分と、綺麗だと思う部分があると思っていて。そこで裸も、愛し合う時は裸になるし、かといって普通に裸で街を歩いてたら気持ち悪がられるし、みたいな。そういう二面性がある部分を表現したいなと思ったときに、1番自分がその時に身近にあったのが、「裸」っていう題材だったのかなということで、「裸体」という楽曲名にしました。 __ミュージックビデオの制作においてこだわった点はありますか。 磯(Vo/Gt):ミュージックビデオの制作では、監督さんと色々お話をしたり、撮影中もモニターで確認させてもらいながら進めました。汚い、気持ち悪いような、「いびつさ」っていうのを、綺麗に撮りたいというところに関して苦戦しつつ、結果かっこよく仕上げてもらったので、それはすごい感謝ですね。途中で映像が激しく変わる部分では、自分のボーカルとしての動きもそうですけど、あんまり日常では見ない、いびつな動きを取り入れました。日常ではしない動きを、楽器を持っていたり、ライブ中だとできちゃうので、そういう動き方は意識しましたね。 楽曲「裸体」で表現された「愛」の二面性を示す世界観は、楽曲の隅々にまで緻密に作り上げられており、彼が語る「いびつさ」を美しく映し出したミュージックビデオも非常に印象的だ。ぜひ、楽曲に込められた深い思いを感じながら、一度聴いてみてほしい。 YouTube - 裸体 / HINONABE (Music Video) : https://youtu.be/nM17h2AQdps

ライブで作り上げる一体感のある空間

__ライブパフォーマンスにおいて大事にしていることはありますか。 磯(Vo/Gt):少し前まではどちらかというと独りよがりというか、自分たちが気持ちよければいいや、そこに楽曲が持ってるパワーをお客さんにぶつけようっていうライブの仕方をしてたんですけど、最近になってお客さんもお金を払って見に来てくれてるし、いつでもできるライブをしちゃダメだなっていう気持ちがメンバー内でも強くなって。コンディションとかそういうの関係なしに、その時、その空間だから出せるライブ。仮に喉が枯れてたら枯れてるから出せるっていうような、ライブを全部プラスに持っていって、お客さん自体も生活の中でプラス要素になってくれるように、っていうことを心がけてやってますね。 菊地(Gt/Cho):ライブだとお客さんの表情を見て確認するっていうのを最近は意識してるようにしていますね。こだわっている部分だと、ギターの音作りではお客さんが聴きやすい音量感を気を付けたりしてます。 佐藤(Dr/Cho):磯の話に通ずるんですけど、ライブ感を大事にしてるつもりでいて。やっぱりドラムは、自分が出すテンポで曲の速さが決まったりとか、自分のテンション感でお客さんのノリが変わったりするので、自分が最初にテンション感を出さないとっていう気持ちもあって。動きだったりとか、それこそボーカルを見たりとか、お客さんの反応を一緒に楽しんだりとか。楽曲を聴くだけじゃなくて、ライブを楽しませるような考え方はいつも持っています。 ライブではお客さんの反応や一体感を何より大切にしているという。その瞬間、その場所でしか味わえない熱気や空気感、テンションがダイレクトに伝わってくるはずだ。ぜひ、実際に足を運び、その瞬間を体感してほしい。

聴いてくれる方々が誇れるバンドに

__今後の展望、ファンの方やこれから聴いてくれる方に向けてのメッセージをお願いします。 磯(Vo/Gt):もちろん変わらず曲はいっぱい作っていきたいし、今しか作れないものを作っていきたいし、そこに意味があると思っています。常に楽曲を作って、今応援してくれてるファンの方たちが自分たちのバンドの名前を言うのが恥ずかしくないような、誇れるバンドになりたいですね。ファンの方たちに向けては、曲をリリースするにしろ、ライブをするにしろ、そうやって聴いてくれてる方のためにやってるというか。そのファンの方たちの時間を絶対に無駄にしないように、悪影響を及ぼさない、良い影響を及すバンドになるので、楽曲からも色々なことを汲み取って、日々のプラスになってくれていれば嬉しいです。 菊地(Gt/Cho):もっとみんなに知ってもらいたいし、応援してもらえるバンドになりたいですね。ファンの方には今、古参でいられることが嬉しいと思ってもらえる、最近知ってくれた方には自慢にできるようなバンドになります。 佐藤(Dr/Cho):具体的にどこのステージに立ちたいとかっていう明確な目標はないんですけど、 磯も楓も言ってるように、名前を出したら知ってるって言ってもらえるような、そんな規模感のバンドになりたいなって思ってますね。ファンの方々に対しては聴いてくださったり、見てくださったりしてる方々がいるから、僕らもライブができてたり、楽曲を作れていたり、それをモチベーションにしていたりするので、今使ってくれてる時間だったり、聴いてくれてる方の心を無駄にしないように、これからその恩じゃないけど、楽曲やライブで返していけるようなバンドになりたいので、応援していてほしいです。
「りりあ。」が最新EP『あんたなんて。』を11月6日にリリース
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「りりあ。」が最新EP『あんたなんて。』を11月6日にリリース

シンガーソングライター「りりあ。」が、最新EP『あんたなんて。』を11月6日にリリースする。 本楽曲は、2024年10月5日(土)から日本テレビ系にて全国放送されているTVアニメ『らんま1/2』のエンディングテーマにも起用されている。 TVアニメ『らんま1/2』は、『うる星やつら』『めぞん一刻』『犬夜叉』『境界のRINNE』『MAO』などの代表作をもつ、高橋留美子先生による漫画『らんま1/2』の完全新作的アニメとなっている。 『あんたなんて。』という楽曲は同作を基に書き下ろされ、ヒロインである“天道あかね”そのものを表した、“乱馬”に対するメッセージソングだ。また、民族楽器を使った中華サウンドが見事なまでにアニメの世界観を体現している点も注目すべきである。

アニメーションチームが実制作を行ったMV

10月19日には、『あんたなんて。』のMVがプレミア公開された。 監督は中村佳代、キャラクターデザインはみたらし三大が担当している。 実写監督の中村佳代がコンテ制作と撮影を手がけ、その映像をもとにアニメーションチームが実制作を行ったMVとなっている。 はじまりは「ただ食べてる泣いてる女の子」を1カット実写で撮影し、それをアニメ化するという企画であったが、スタジオでアニメ素材を撮影するという方法ではなく、実写部スタッフキャスト全員でロケ撮影を行う形となった。その結果アニメーションチームの才能が結集し、細部までこだわった映像も注目である。 YouTube - りりあ。riria. / あんたなんて。 Antanante. [Music Video]: https://youtu.be/Ppqrne0r18I

ジャケットのイラストや収録内容も注目

配信ジャケットには、TVアニメのエンディング映像のイラストを手掛けた北村みなみが描き下ろした天道あかねのイラストが使用されている。 また、CDジャケットには、天道あかねのほか、早乙女乱馬、シャンプー、Pちゃん、ムース、早乙女玄馬など、様々なキャラクターが描かれた特別仕様となっている。 さらに、11月6日リリースのCDパッケージ版には、TVサイズバージョンが収録されているほか、天道あかね役の日髙のり子によるバージョンも収録されており、アニメの世界観をさらに楽しむことのできる内容となっている。

プロフィール

2019年秋ごろより、TikTokやYouTubeで、顔出しをしない形で弾き語り投稿を開始すると、エモーショナルな歌声と豊かな表現力が話題となり、若者を中心に幅広い年代から絶賛のコメントが殺到し、注目を集めた。 初のオリジナル曲である「浮気されたけどまだ好きって曲。」は、切ない歌詞が今の10~20代の共感を得て、LINE MUSICでは初日デイリー1位、ウィークリーランキング1位を獲得した。また、YouTubeに公開した同曲の弾き語り動画の再生回数は、現在1500万回再生を超えている。 また、TikTokのフォロワーは130万人、YouTubeの登録者数は45万人を超えており、次世代のシンガーソングライターとして新たな立ち位置を確立している。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/