優里、もさを。りりあ。に続け…. TikTokを効果的に活用するための音楽マーケティングとは…
皆さんは、昨今話題となっているTikTok発アーティストをご存知でしょうか。
TikTok発アーティストとは、TikTokで楽曲が人気になり、それが火種となって各種音楽プラットフォームで楽曲がチャートインするなど、TikTokの外でも活躍を見せているアーティストを指します。
彼らと同様に世の中の人気を獲得する為には、TikTokにおいてどのような音楽マーケティングが効果的なのでしょうか...。
TikTok独自のアルゴリズムとは…
当初、TikTokでの楽曲の "バズり" は、一時的なものに留まると思われていましたが、今やTikTokは新しい才能あるミュージシャンと出会う場として受け止められており、大手レコード会社でさえも、新人アーティスト発掘の場として注目しています。 では、この様にミュージシャンにとって、大きな可能性の場となったTikTokで注目されるためには、どのようにTikTokを活用すれば良いのでしょうか...。 まず、TikTokを活用して自らプロモーションを行う為には、TikTokの特性(アルゴリズム)を理解して運用することが大切だと思われます。 TikTokは機械学習アルゴリズムを用い、ユーザーの好みに応じて動画をオススメしています。 このレコメンド機能は他のSNSでも使われていますが、レコメンドが起こる仕組みが他のSNSとは少し異なります。基本的に、TwitterやInstagramの様なSNSのフィード画面(アプリを開いたときにまず表示され、新規の投稿を見ることができる画面)には、自分がフォローしているユーザーの投稿が表示されます。 しかし、TikTokではフォローしているかどうかに関係なく、AIがユーザーの好みに最も合っていると判断した動画が流れます。また、時系列に沿ってタイムライン形式で流れてくるTwitterやInstagramとは異なり、 TikTokでは投稿がユーザーの好みに合えば、3か月前の投稿でもおすすめに表示されることがあります。 この様に、TikTokではフォロワー数に関係なく動画を見てもらえる為、どの様なクリエイターでも大きな拡散力を持ち得るという事が特徴として挙げられます。人気が急上昇している楽曲カバーも有効...
ここで意識したいのは、TikTokのアルゴリズムが分析する動画の情報には、キャプションやハッシュタグだけではなく、使用されている音楽の情報も含まれているという点です。この為、TikTok上の多くのクリエイターは自分の投稿がおすすめに載るよう、人気急上昇中のハッシュタグを使うだけでなく、その時に人気の楽曲を用いて動画を作成する事が多くなります。このアルゴリズムこそが、TikTokで特定の楽曲がバズりやすい要因の一つとなっていると言えるでしょう。 この様なTikTokの特徴を踏まえると、アーティストは自身のアカウントで楽曲を発信するだけではなく、他のユーザーに自分の楽曲を使用して動画を作ってもらうという事が重要になるという事が分かるかと思います。この為、自身のコンテンツで取り入れるべき要素としては、弾き語り動画や、楽曲にダンスの振付を付けた動画など、他のクリエイターが真似したりアレンジしやすい動画や音楽を作成する事が効果的であると考えられます。 また、自身の楽曲を発信する以外に、人気が急上昇している楽曲のカバーをするなど、話題のコンテンツに自分も参加することで注目度を高めるという方法もあります。 レコメンド機能の精度が高いTikTokでは、TikTok上の流行に乗る事で、より多くのユーザーのおすすめに表示される可能性が高まる為、TikTokを活用するアーティストは、どの様なハッシュタグやコンテンツが流行っているのかを常にチェックしておく事も重要です。-- メディア運営:Evening Music Records Inc.1st AL『壱』がついにリリースとなりました✌️
— 優里 (@yuuri_official) January 11, 2022
フラゲ日のみんなからのコメントとても嬉しかったです😆
ALの配信もスタートしたので、
聴いてもらえるととても嬉しいです!https://t.co/oD4f3es7vF
早くみんなに直接歌を届けたいな!
そして沢山の人に『壱』届きますように!
#優里_1stAL壱 pic.twitter.com/FGaZrT0biS
BTS(防弾少年団)や嵐も参入するTikTok。その効果的なバズり方とは…
誰でも気軽に動画コンテンツを発信できるアプリ、TikTok。近年、TikTokから生まれた音楽が流行し、全国区になったり、TikTokで頻繁に使用される曲がテレビ番組で披露されたりと、その影響力を増している。TikTokは若者が曲に合わせて踊るだけ、だとは思っていないだろうか。いまやTikTokは音楽マーケティングをする上で見逃せないコンテンツへと成長している。
では、TikTokを通して効果的にマーケティングを行うことはできるのか。実例を挙げてその可能性について検討する。
TikTokの影響で流行となった曲は複数あるが、「め組のひと」、「CHIL DAYS」を例に挙げる。「め組の人」は1983年に発売された曲であり、2010年に倖田來未によってカバーされた。この曲は2018年頃にTikTokの音源として使用されるようになり、それ以降若者の間で瞬く間に広まった。その結果、発表から数十年だったにも関わらず、テレビで歌唱されるほど注目を集めた。
「CHILDAYS」はあまり聞きなじみがないかもしれないが、「Forever Children ガキのまんま くだらないことでわらっていたいんだ」という歌詞はTikTokユーザーにとってはおなじみなのではないだろうか。この曲は簡単な振り付けがついており、振り動画などを含め約4万本もの動画が投稿されている。「CHILDAYS」を歌うBLOOM BASEはこの曲を引っ提げてミュージックステーションへの出演を果たすほど注目を集めた。
▼ マネできる振付がつけられていること この2曲に共通することは「マネできる振付がつけられていること」である。ダンス未経験の視聴者でも簡単に真似をすることができるレベルの振り付けがあることで、その曲への親しみが増す。また、友人同士で一緒の振り付けを共有できることで共感経験を得るため、曲への肯定的な感情を抱くことができる。そして、その振り付けを真似てその音源で投稿するユーザーが増えることで、投稿動画数が増え、話題性が上がる。このことから、簡単に真似できる振り付けがあることが、その曲をTikTokで流行させ、TikTok外へも影響力を持つ上で必要な条件なのだ。 しかし、真似できる振り付けであったとしてもそれがバズるとは限らない。先に上げた「マネができること」以外に、バズる振り付けの法則はないのだろうか。「CHILDAYS」や「虹色の戦争」を振り付けたローカルカンピオーネと、「同担拒否」や「17歳」を振り付けたもかに注目した。 ▼ 「歌詞に合わせた動き」と「上半身のみで完結すること」 バズる振り付けには、「マネができること」の他に2つの法則がある。 それは「歌詞に合わせた動き」と「上半身のみで完結すること」である。「虹色の戦争」では、「戦争」という歌詞に合わせて銃を構える動きをしたり、「頭に響く」という歌詞で頭を抑える動きをしたりと歌詞を聞くと振り付けが思い浮かぶつくりとなっている。 「17歳」も同じように、「手料理とかお掃除とか」という歌詞に合わせた動きが取り入れられている。そして、これらの曲は全て足の動きがほとんどないため、バストアップのアングルですべてが収まる。これによってダンスの難易度が下がるだけではなく、一人でも動画を撮影しやすく、撮影が気軽になる。真似しやすいうえに、これらの2点が抑えられている振り付けの動画はバズりやすい。 これらのことから、TikTokで音楽マーケティングを効果的に行うには、その音源でたくさんの人がダンス動画をアップしたくなるような振り付けをつけることが重要であり、振り付けがバズると瞬く間にその曲はTikTokだけではなく、広い範囲で取り上げられ、TikTokを知らない世代にも曲を届けることができる。
TikTokで再認識か? 音楽の才能を補うアーティストのSNS攻略法とは…
Quote source:https://o-dan.net/ja/
TikTokで再認識か? 音楽の才能を補うアーティストのSNS攻略法とは...
昨今のTikTokブームなどで今一度再確認されたが、アーティストのSNS活用の重要性は最早語り尽くされている。その方法もある程度はパターンがはっきりしてきており、ざっくりとした説明では次のような4段階に分かれていると認識している。
・バズリ期: バズって認知を獲得する ・加速期: クオリティの高いオリジナル曲で一気に加速する ・ブレイク前期: その加速を維持できるよう、定期的に代表曲の発表まで話題を作る ・ブレイク期: 代表曲でチャートを席巻する
バズって売れたアーティストはだいたいこのパターンに思えるが、各フェーズの完成度で同じ程度のバズりでもその後の活躍には当然差が出てくる。
「バズリ期」は、認知が0の状態からの挑戦なのでもっとも苦しい時期で、忍耐力、アイデア、流行をみるアンテナが必要になる。
「加速期」は、クオリティの高いオリジナル曲ができているかというポイント。ここには私個人の音楽の趣味嗜好なども関わってくるため断定しづらいが、要点としてはKingGnu常田大希の「自分の価値観と大衆のそれをすり合わせるのには時間をかけた」というのと同じで、シンプルに売れる曲を作っているかということになる。音楽は必ず1人で完成せるものではないので、誰かと一緒につくることの難しさもこの段階で慣れられるかという課題がでてくる。
「ブレイク前期」ではバズリ期と同じかそれ以上に時間がかかることもあるため引き出しやできるだけ多くの手札が必要になる。
ジェニーハイ、#TikTok夏祭りに合わせ新曲「夏嵐」限定先行公開!メンバーの子供時代・青春時代の写真を使用した、夏休み動画も公開。
ドラム:小籔千豊、ベース:くっきー! ( 野性爆弾 )、ギター&プロデュース:川谷絵音、キーボード:新垣隆、ボーカル:中嶋イッキュウ (tricot)の豪華メンバーからなる5人組バンド、「ジェニーハイ」が、TikTokで7月19日にスタートする#TikTok夏祭りに合わせて、9月1日リリースのNew Album『ジェニースター』に収録される新曲「夏嵐」の一部をTikTokで先行公開する。
この楽曲は「夏休み 心は休めない だってまだ何も残せてないから」とサビで歌われており、まさに夏休みに聞きたいアップテンポながら哀愁が感じられる曲となっている。
楽曲の選考会に合わせ、ジェニーハイのTikTokアカウントにはメンバーの子供時代、青春時代の夏休みの写真を使った動画がアップされた。幼い頃から学生時代、現在に至る個性溢れるメンバー達の変遷が見られる秘蔵写真たちが話題を呼びそうだ。
ジェニーハイのNew Album『ジェニースター』は9月1日に発売。今月25日までに予約をすると早期予約特典としてショッパー袋が付いてくるとのことなので早めにチェックして欲しい。
【リリース情報】
ジェニーハイ2ndフルアルバム『ジェニースター』
2021年9月1日発売
予約受付中:https://geniehigh.lnk.to/geniestar
全12曲収録
通常盤(CD) ¥3,300(税込) WPCL-13323
初回限定盤(CD+DVD):4,500(+税) WPZL-31892/3
初回限定盤(CD+Blu-ray):5,000(+税) WPZL-31894/5
初回限定盤:トールサイズデジパック仕様、オリジナル漫画掲載「ジェニースター」ZINEを封入
初回限定盤特典映像(DVD / Blu-ray) 収録内容
ジェニーハイ名演習 全21曲+バックステージの模様をたっぷりと収録
・ジェニーハイ ONEMAN TOUR 2020「みんなのジェニー」2020.2.18@Zepp Divercity Tokyo
「ジェニーハイのテーマ」「愛しのジェニー」「ヘチマラップ」「バレンタイン泥棒」「グータラ節」「シャミナミ」「良いんだって」「ジェニーハイラプソディー」「不便な可愛げ(feat. アイナ・ジ・エンド)」「片目で異常に恋してる」「ジェニーハイボックス」「即興ソングコーナー」
・ジェニーハイ無観客ワンマンライブ「ベイビージェニー」 2020.10.27@Zepp Tokyo
「ジェニーハイのテーマ」「ダイエッター典子」「強がりと弱虫」「プリマドンナ」「東京は雨」「コクーンさん」「まるで幸せ」
・ジェニーハイ1stフルアルバム『ジェニーハイストーリー』リリース記念フリーライブ2019.11.27@六本木ヒルズアリーナ
「ジェニーハイのテーマ」「ランデブーに逃避行」
・ジェニーハイ ONEMAN TOUR 2020「みんなのジェニー」Behind the scenes
フィジカル商品予約特典
早期予約特典(7/5 17:00~7/25 23:59まで):ジェニースター・ショッパー袋
先着購入者特典: メンバーによる ジェニースター・オーディオコメンタリーCD
【ライブ情報】
初のアリーナ単独公演『アリーナジェニー』
開催日 2021/9/25(土)
開場 15:30 開演 17:00
会場 ぴあアリーナMM
全席指定7,000(税込)
チケットリンク: https://geniehigh.lnk.to/xiE6xw
【関連リンク】
ジェニーハイTikTok:
https://vt.tiktok.com/ZSJpRKJ5d/
オフィシャルサイト:
http://genie-high.com/
ジェニーハイTwitter:
@genie_high
ジェニーハイ Instagram:
@geniehigh
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音楽マーケティングにおけるSNS活用の重要性とは… TikTokとTwitterの重要性を考察してみた。
今や私たちの生活に欠かせないものとなったソーシャルネットワークサービス(SNS)。
2020年時点で、人口1億2,000万人に対し、Twitterの国内月間アクティブユーザー数は4,500万人以上、インスタグラムは3,300万人以上と大きな広がりを見せている。
そんなSNSは今や音楽を広める手段としても欠かせないものとなっている。
マーケティングの「商品(音楽)が愛される仕組みをつくる」という目標を叶えるためにSNSができることは何だろう。今回は、音楽プロモーションにおいてとくに強い影響力があると思われるtiktokとTwitterの2つのメディアに焦点を当て、その音楽とのかかわりについて見ていきたいと思う。
▼ TikTokとTwitter
▼ TikTok:
いまやtiktokはヒット曲が生まれる場になったといえる。見ているだけで自動的に音楽が流れるため、まるでCMのように音楽そのものをダイレクトに届けられるということがメディアとしての特徴である。
では、TikTokの音楽マーケティングにおける役割とは何だろうか。
① 音楽の無関心層へのアプローチ
Tiktokは基本的に動画視聴アプリであるため、tiktokを見ている人は音楽を聴くことを目的としているわけではない。動画の背景に勝手に音楽が流れるため、動画を見れば自然と音楽を取り込むことになる。流行りの音楽に関心がない人、サブスクリプションサービスに登録していないため音楽を聴く手段を持たない人等にも動画視聴を通じて楽曲を広めることができるのだ。
② 特定の世代に向けたアプローチ
SNSの中でもTikTokは特に利用者の年齢の偏りが大きいプラットフォームである。TikTokの利用者の約7割は10代20代の若者であるというデータがある。若い世代をターゲットにした音楽は、TikTokというプラットフォームを使用する事で効果的に売り出す事ができる。年齢という観点から、音楽を届けたい層に届ける事ができるのだ。
▼ Twitter:
Twitterも、メディアの性質上tiktokほど音楽と密接にかかわっているわけではないが音楽プロモーションにおいて重要な役割を果たしている。
では、Twitterが果たす役割とはどのようなものなのだろう。
① ファンの力を使った宣伝
音楽に限った話ではないが、公式Twitterが「新曲に関する情報は#●●でツイートしてね」等と#を指定して呼びかけることがある。ファンはその#を通じて自分の意見を発信するのだが、これがらアーティストや楽曲の宣伝につながるのだ。
ファンとSNSを使って双方向のやりとりをすることが大切だと言える。またファンは、他の人の感想を読んだりすることを通じて同じアーティストを応援することで大勢の人と繋がっている感覚を得ることができる。これがファン同士の結束を高め、応援するモチベーションを高めるためにも大きな役割を果たすといえる。
② アーティストの音楽以外の魅力発信
アーティストの公式Twitterが発信する情報はおおきく分けて二つある。一つはCDリリースやライブ開催等の音楽活動に関する情報、もう一つはアーティスト自身のプライベートな思いや呟きである。このプライベートな呟きが、ファンにアーティストの音楽だけでなくその人となりを好きになってもらうために重要だと言える。アーティストを人として好きになることで、今まで音楽をダウンロードして聴くだけだったファンがライブに足を運んだり、グッズや書籍を購入するようになる、という可能性は充分あるだろう。Twitterを通じて音楽以外の発信をしていくことは熱心なファンを獲得するための重要な手段である。
▼ まとめ
今回は、SNSを活用した音楽マーケティングについて、2つのメディアの果たす役割を見てきた。
これから益々SNSでの音楽プロモーションは激化していくと考えられる。
楽曲を効果的に広める方法を見極める一方、楽曲そのもの以外の面からも効果的な手段を模索していくことがSNSを通じた音楽マーケティングにおいて需要になっていくだろう。
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TikTok、Youtube、Twitter…SNSは数秒単位での勝負?SNSは使っても使われるな!SNSマーケティングで音楽をバズらせる方法とは…
SNSを活用してアーティスト活動を行う人が最近ではほとんどである。
しかし、ただ闇雲にSNSを使っているだけでは、ファンがつくどころかSNS自体に囚われてしまうことさえあるかもしれない。そこで、本記事では「SNSは使っても使われるな!」をテーマにSNSマーケティングについて考察してくこととする。
そもそも、SNSを利用する目的はなんだろうか?
LINE株式会社 エンターテイメントカンパニーに所属している宮本浩志氏は、音楽マーケティングの定義として、「ファンや世の中が欲しいものをつくる、届ける、愛される仕組みを作ってファンを増やす」ことをあげている。この中の「届ける、愛される」部分にSNSは有効ではないかと思う。SNSは世界に広く情報を発信することができる。また、アーティストのパーソナルな部分を出すことでそのアーティストが長く愛される一助ともなると思うのだ。
以上より、ここでは、SNSを利用する目的を「音楽を届ける、ファンに愛してもらう」こととする。
ここからは、SNSの活用方法について議論していきたい。まずは、「音楽を届ける」という観点からお話ししていこう。
音楽を届けるためには「1. わかりやすいコンテンツづくり』「2. 注目される機会を活用する」「3. 各種SNSを使い分ける/使うSNSを限定する」の3点が重要だと考える。以下、この3点について具体的に述べていく。
▼ 「ファンに愛してもらえるコンテンツ」とは...
1. わかりやすいコンテンツづくり
あるアーティストにひょんな機会で興味を持ったが、ネット検索して出てきたのは雑多な情報ばかりで何を見ていいかわからない…ということに出会ったことはないだろうか?
わかりやすいコンテンツが作られていないとせっかくの新規ファン獲得機会を逃してしまうことになる。よって、新規ファンのための導線を作っておくことは重要である。
うまくわかりやすいコンテンツを作っているアーティストとして挙げられるのがK-POPアイドルである。世界を相手にしたコンテンツづくりとあって、新規向けのコンテンツは英語で補足がついていたり、非言語で伝わるように工夫されている。例えば、YouTubeであれば、リストが作成されており、「自身が見て欲しい動画に誘導する」ということに成功しているのである。
2. 注目される機会を活用する
オンラインコンテンツをオンラインのみの活用で終わらせてしまうのは非常にもったいない。テレビで見て興味を持ったけど/フェスで見て興味を持ったけど、Twitterで調べても誰も呟いていないからまあいいか、と調べるのを諦められてしまう、ということが起こりかねないのである。注目度が上がる機会が事前にわかっているのであれば、それに合わせてオンラインコンテンツもしっかりリマインドしておくことで新規ファンの獲得につながる。
これを上手く行っているのが、JO1である。JO1はオーディション番組を経て結成された日本の男性アイドルグループであるが、バラエティにでる際に公式Twitterがその告知を行うだけでなく、YouTubeに新規動画を投稿して、新たに興味を持った人向けの導線をきちんと設定している。
このように、注目される機会をSNSの活用によって逃さないことは重要である。
3. SNSを使い分ける / 使用SNSを厳選する
一言でSNSといっても、様々なSNSが存在し、各々に特徴がある。例えば、Twitterは文字データが主流であり、動画は2分20秒しか掲載できないのに対し、Instagramは写真・映像が主流であり、ライブ配信が比較的気軽にできる、などである。したがって、闇雲にSNSをはじめ、全て同じ素材を投稿するのであれば、複数個のSNSを利用する効果が薄れてしまう。SNSを複数個使用するのであれば、各々のユーザー層にとって魅力的なコンテンツの作成が必須である。
続いて、「ファンに愛してもらう」という観点からお話ししていく。
ファンに愛してもらうコンテンツを作るためには「マーケティングの意識をなくす」ことが重要ではないかと考える。SNSマーケティングに関する記事なのに、矛盾しているのではないか?というご指摘はもっともであるのだが、これは「マーケティングするな」ということではない。
読者の皆さんは今までにSNS広告を見て、興味もないのに迷惑だ、と思ったことはないだろうか?接触機会の向上はもちろん重要であるのだが、この法則には落とし穴がある。それは「第一印象が悪ければ、その印象は接触機会を増やすことで悪化する」ということである。つまり、いくら広告を打ったとしても逆効果にしかならないのだ。これではせっかくマーケティングしたのに…と自身のモチベーションを削いでしまうことにもなりかねない。
そこで、「マーケティングの意識をなくす」ことが鍵となってくる。SNSを有効活用しようとするあまり、投稿内容まできれいにしようとしてしまうと、逆にファンの気持ちを削ぎかねない。そのため、コンテンツの完成度、投稿のタイミング、使用するSNSへの配慮には十分気を配った上で、自身の素直なメッセージを投稿することが大事である。
何か新しいコンテンツを出すならば、きっとそこには様々なメッセージが込められている。それを告知的に出してしまうのではなく、メッセージとしてSNSに書き込むことで「ファンに愛してもらえるコンテンツ」になるのではないかと思うのだ。
▼ SNSは、使っても使われるな...
以上、大きく「届ける」「愛してもらう」を目的にSNSを活用して行う音楽マーケティングを述べてきた。SNSに限らず現代は大きく環境が変化することが多くある。そのため、マーケティングの方法も刻一刻と変化していくだろう。しかし、手法や道具は変われど、「伝えたい相手にメッセージを伝える」という軸は変化しない。その軸をSNSによって無くさないようマーケティングを行っていけば良いのではないだろうか。
「SNS、使っても使われるな!」である。
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北海道出身3人組バンドsaji、TikTok発ヒットの泣ける曲「三角の恋」をblackboardでプレミア公開。
Quote source:https://www.youtube.com/watch?v=ldo0f2pLDUM
北海道出身3人組バンドsaji、TikTok発ヒットの泣ける曲「三角の恋」をblackboardでプレミア公開。
2010年に前身バンドphatmans after schoolを結成した北海道出身の三人組バンド、saji。
2020年9月に発売された2ndミニアルバム「花火の詩」のリード曲「三角の恋」は、ボーカルのヨシダタクミ作詞・作曲によるラブバラード。決して結ばれることのない切ない恋心をつづった歌詞が共感を呼び、TikTok発のヒット曲として若い女性を中心に支持を受けている。
同曲のMVには、元ベイビーレイズJAPANのリーダーで、女優として活躍の幅を広げる傳谷英里香、相手役には『仮面ライダーエグゼイド』で注目を集めた飯島寛騎が出演。こちらも大きな話題となった。
今回はその「三角の恋」を「blackboard」で披露することが決定。
一方、2020年9月にスタートしたblackboardは大きな黒板を前にアーティストが先生となり、楽曲を教科書として「歌に込められたメッセージ」を視聴者に伝えにきてくれるYouTubeチャンネル。「もしもあのアーティストが自分の学校の先生だったら…」「もしもあのアーティストが自分の教室で歌を歌ってくれたら・・・」、そんな夢が叶うだけでなく、楽曲を歌い終わったあと、チョークで書かれた黒板の歌詞を消すシーンも印象的だ。
今回の黒板デザインには、バンドキャラクターでもあるpasくんが用いられており、歌詞の世界観とリンクした三角形の恋模様が表現されている。その前でパフォーマンスするヨシダタクミの透き通るようなハイトーンが涙を誘う仕上がり。
映像は、6月26日(土) 19:00にプレミア公開となる。
大塚愛、TikTokに投稿された演奏動画がお洒落すぎると話題に!「桃ノ花ビラ」や「さくらんぼ」も…
シンガーソングライターの大塚愛が、TikTokに投稿した動画がお洒落すぎると話題になっている。
2003年に「桃ノ花ビラ」でメジャーデビューをして以来、数々のヒット曲を生み出し、2000年代を代表するシンガーとなった大塚愛だが、現在でもその歌唱力や可愛らしさは衰えず、TikTokなどの各種メディアでもその様子を垣間見る事ができる。
彼女が、公式TikTokを開設したのは、2020年10月と意外と最近なのだが、その投稿動画のクオリティが凄まじく話題になっているのだ。
特に、大塚愛の今までのヒット楽曲を、ホテルのラウンジの様な夜景をバックとしたステージで、ピアノで弾き語りをしている様子を投稿した動画があるのだが、この様子が見る人を惹きつけて止まない様だ。
まずは以下の動画を見てみて欲しい。
※ 桃ノ花ビラ: https://www.tiktok.com/@aiotsuka_official/video/6907059710562684161?lang=ja-JP&is_copy_url=0&is_from_webapp=v1&sender_device=pc&sender_web_id=6891264289933821441
※ さくらんぼ: https://www.tiktok.com/@aiotsuka_official/video/6910010747254885633?lang=ja-JP&is_copy_url=0&is_from_webapp=v1&sender_device=pc&sender_web_id=6891264289933821441
▼ 大塚愛としてのヒット作をリメイク投稿
視聴頂くと分かるが、ピアノの弾き語りでの投稿のため、原曲よりも若干スローペースでしっとりとしたアレンジが施されている様な内容となっている。
大塚愛は、ピアノレッスンを4歳から始め、彼女の出身地でもある大阪を離れる18歳まで継続するなど、その努力の積み重ねが分かるだろう。作詞作曲も15歳の時に始め、メジャーリリースされた楽曲の多くをデビュー前に制作していたと言い、その楽曲数は約60曲にも及ぶと言うから驚きだ。
また、純粋に音楽にどれだけ時間を捧げてきたかが分かるのが、今回取り上げたTikTokのほんの数秒の投稿動画でも、思わず感動してしまう様な演奏能力に現れていると言えるだろう。
昨今、世界の音楽シーンを見ると、BTS(防弾少年団)などに代表されるKPOPの勢いが凄く、ダンスグループとしてのパフォーマンスや音楽が注目される傾向にあるが、大塚愛の様な才能のあるシンガーソングライターが奏でる音楽は、JPOPの良さを凝縮した様な作品であると言え、改めて評価される様なタイミングにあるのではないだろうか。
気になる人は、ぜひ大塚愛の投稿動画を見てみて欲しい。
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「TikTokクリエイター白書」から考察。バズるクリエイターの特徴とは… Bytedance社の調査結果から見える理由とは。
世界的なショート動画アプリの流行を生み出したTikTok(ティックトック)で、バズるクリエイターが行っている工夫を考察していきたい。
TikTokは、中国のByteDance社が開発運営しているモバイル向けショート動画共有サービスだ。中国では「抖音」と呼ばれており、世界的にヒットしているアプリで、日本においても中高生を中心としたコンテンツ投稿や、従来の音楽レーベルに囚われない活躍を見せる新しい音楽アーティストを生み出すプラットフォームとして機能している。
その様なTikTokだが、2020年8月に発表された「TikTokクリエイター白書」でバズる工夫や理由について、調査データを基に触れられており、本記事ではその情報についてお届けしたい。本調査は、TikTok 運営チームやTikTok For Business Japanという調査期間が、定量及び訂正的なアンケートを実施し、流行を生み出すクリエイターがどの様な工夫を凝らし、動画コンテンツを制作投稿しているかまとめたものだ。
その結果は、個人クリエイターだけでなく、企業のブランディングや広告アプローチでも活用可能なヒントが含まれている為、ぜひ参考にしたいところだ。
まず、TikTokのプラットフォームとしての特徴とは何だろうか。YouTubeとは異なり、縦型ショート動画の画面での完全スマホフレンドリーなユーザー体験を追求しており、人々がスマホ閲覧環境で隙間時間に自分の関心のあるコンテンツを効率良く閲覧できる環境が整えられていると言える。そして、AI(Artificial Intelligence:人工知能)による動画レコメンド機能が標準的に実装されており、完全運営サイド主導でのコンテンツ提供が成されている。
この為、YouTubeでは登録者数に応じた視聴数の大小が決まりやすい環境とは異なり、TikTokはコンテンツ次第でフォロワーがゼロの状態からでもバズる可能性があり、誰もがクリエイターとしてコンテンツ投稿を始めやすい環境となっていると言える。
実際に、TikTokクリエイター達に質問したところ「フォロワーが増えやすい」と回答した人が半数を超え、なかでもフォロワーが10万人を超えるクリエイターは69.2%と約7割にまで達し、多くのクリエイターがTikTokにおけるフォロワーの増えやすさを実感していると言う。直近では、2021年3月1日からTikTok LIVE Gifting(ギフティング)機能が実装された為、アプリ単体での収益化も可能となったTikTokだが、コンテンツ単体としての集客能力は非常に高いアプリと言える。
※ TikTok LIVE Gifting機能: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000331.000030435.html
▼ TikTokクリエイターが視聴者の心をつかむ秘訣とは
世の中に多様なエンタメコンテンツが溢れる中、人の注意を引きつける為の競争自体も高まっている中、TikTok動画でスタンダードな15秒という短時間動画で視聴者の心を掴むために、TikTokクリエイターはさまざまな努力と工夫を凝らしている。
今回の「TikTokクリエイター白書」でレポートされている調査結果の中では、「起承転結」と言う従来からあるストーリー展開をさらに短くした「起転結」での動画展開で心を掴むことを意識している様だ。具体的には、クリエイターが動画でバズるポイントとして意識しているのは以下とのことだ。
1. 冒頭のインパクト
2. 飽きさせない展開
3. オチを付ける
当たり前と言えば当たり前だが、TikTok内で投稿されているのは多様な情報を含んだ動画であり、その中で注目を集めるのは驚きやストーリー性を持ったコンテンツである。特に、フォロワーが10万人を超える様なクリエイターになると、ストーリー展開やその強弱に対するこだわりが強くなっており、インフルエンサーと言われるクリエイターの中でも優劣を分けるのは、この様なストーリー展開を意識した制作を継続的にできているかどうかにかかってくると言える。
▼ フォロワー100万人を超えるクリエイターは何を意識しているのか
さらに、TikTokフォロワーが100万人を超える様なクリエイターでは、1つの動画内で多数のバズらせるポイントを意識し、上記の3つ以外にも「ユーザーとのコミュニケーション」「真似されやすそうなものを作る」など、10個以上の工夫を凝らし動画制作を展開する傾向にある。
TikTokアカウントの運営方法として、基本的な戦略となる「個性を出す」と言うポイントにおいては、投稿する動画内容において、そのクリエイターが投稿するから視聴者が付いてくると言う構図を作るために演者としての個性を出したり、変に意識しカッコ付け過ぎない「外し方」を演出する上級者も多数存在している。
TikTokの動画視聴者は、投稿されたコンテンツから感じ取れる製作者の意図や、その中で創り出される微妙な空気感も非常に敏感に感じ取り、そのコンテンツを繰り返し視聴するかどうかを瞬時に判断する為、狙い過ぎな演出も視聴者にとっては受け入れられない場合もあると言う事だ。
ただ、やはりTikTokでの動画投稿において、あらかじめ工夫や意識するポイントを決めておき、日常的に動画を投稿していく事を意識するかしないかでは、数ヶ月後の視聴者からの反応の結果は歴然の差となるだろう。フォロワーが数万規模となり、アカウント運営が軌道に乗ってくるまでは、下図に記載の10個のポイントの内、3〜5個程を自分なりに意識するポイントとして決め動画投稿に反映してみる等、実行する事で視聴者からの反響が得られるかも知れない。
<調査概要>
【定量調査】
調査機関:TikTok 運営チーム
自社作成のアンケートを配布し調査実施
実施時期:2020年5月実施
エリア:関東地区内
モニタ:18-69歳のクリエイター・男女
全体:142ss
【定性調査】
調査機関:TikTok For Business Japan
実施時期:2019年10月23日〜2020年6月19日
エリア:関東地区内
モニタ:16-27歳の男女
全体:80ss
世代別:Z世代(15-24):73ss、25歳以上:7ss
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SNSで話題の兄弟ユニット「鈴木鈴木」が初登場。TikTok 500万回再生を超える話題曲「君と僕はさ」をblackboardで披露。
YouTubeチャンネル「blackboard」へ、SNSで超話題の兄弟ユニット「鈴木鈴木」が初登場。去年12月9日に初のオリジナル曲「君と僕はさ」を配信リリースし、LINE MUSICデイリー&ウィークリーチャート1位等各チャートを一瞬にして席巻した話題の楽曲を披露した。23日(土)19時からYouTubeプレミア公開となるのでぜひともチェックしてみて欲しい。
鈴木鈴木は2017年より活動スタートし、2019年からYouTubeやTikTokを中心に活動しSNS動画で人気を博してきた。心にスッと入ってくる温かな歌声と兄弟ならではの息の合ったハモリが特徴で、自分の経験を生かした等身大の歌詞が人気を博している。
2020年9月にスタートしたblackboardは、大きな黒板を前にアーティストが先生となり、楽曲を教科書として「歌に込められたメッセージ」を視聴者に伝えにきてくれるYouTubeチャンネル。「もしもあのアーティストが自分の学校の先生だったら…」「もしもあのアーティストが自分の教室で歌を歌ってくれたら・・・」、そんな夢が叶うだけでなく、楽曲を歌い終わったあと、チョークで書かれた黒板の歌詞を消すシーンも印象的だ。
2020年は、もさを。 、川崎鷹也、しまも などSNSをキッカケにストリーミングチャートの上位に進出した気鋭のアーティストや、日本レコード大賞で新人賞に選ばれたNovelbright、YouTubeチャンネル登録者数50万人超のNon Stop Rabbitなどのバンドもパフォーマンスを披露したほか、ジェニーハイ、渋谷すばるといったアーティストも先生として登壇し話題となった。
今回披露された楽曲「君と僕はさ」は「歌詞がエモい」「共感できる」と若者の間で話題を呼んでいる。Blackboardに描かれた等身大の歌詞とともに映像を楽しんでみて欲しい。
【鈴木鈴木「君と僕はさ」 (blackboard version)」URL】
https://youtu.be/5gtoRDeHxas
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運営:Evening Music Records Inc.
まさかのワンオクTakaがTikTok開設。インスタグラムで発表も…
ワンオクロックのボーカル・Takaが、TikTokアカウントを開設した事を公式インスタグラムで発表した。
まさかのサプライズとでも言うべきだろうか。日本のアーティストの中でも、世界的な影響力を持ちグローバルレベルで活動を展開しているロックバンド、ONE OK ROCK(ワンオクロック)のボーカルが突然TikTokアカウントを開設したのだ。
Takaは、自身の公式インスタグラムで、自身のTikTokアカウントの画面イメージを投稿しており、まだTikTokへの投稿は無い様だが、正真正銘の本人のアカウントの様だ。この投稿の前日には、インスタグラムの投稿に「#最近TikTokにハマってる。」とハッシュタグを付けてコメントしていたところを見ると、結構気に入ってTikTokを利用していることが分かる。
Takaレベルのボーカリストが動画コンテンツを投稿するTikTokアカウントを開設したとなると、気になるのはその投稿内容だろう。インスタグラムと若干異なり、TikTokは動画コンテンツでの投稿となる為、期待するのはTakaが歌う姿が、今後彼のTikTokアカウントに投稿されるかどうかだろう。
新型コロナウイルスの影響でワンオクロックの生ライブはなかなか見ることができないだけに、TikTokでその活躍を見ることができる様になるのは嬉しいことだ。今後の投稿にも注目したい。
※ Taka - TikTokアカウント: https://vt.tiktok.com/ZSneLbNu/
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