Slipknot(スリップノット)主催KNOTFEST、オープニングアクトもアツい!
◆Slipknot(スリップノット)主催KNOTFEST、オープニングアクトもアツい!
日本では実に4年ぶりの開催となるSlipknot主催のロックフェス、「KNOTFES」の最終ラインナップが発表された。今年も2日間開催であることは恒例と変わりないが、1日目をROADSHOW、2日目をFESTIVALと銘打っており、2日目の方が出演アーティストの数が多く、チケット料金も両日の間で区別されている。
主催のノットフェスは両日ヘッドライナーとして出演するのはもちろんのこと、2日目にはSPECIAL GUESTとしてKORNの出演も決定している。
海外アーティスト勢ではMARILYN MANSON、ANTHRAX、Trivium、SUICIDE SILENCEといった見所満載のラインナップとなっている。それに負けじと邦楽アーティスト勢も界隈を賑わせているアーティストが勢ぞろいである。ワンマンライブでもアリーナクラスを誇るBABYMETAL、MAN WITH A MISSIONをはじめとしてロックフェスでは欠かせない、マキシマム ザ ホルモン、coldrain、Crossfaithといった豪華ラインナップである。
◆ライブハウス界隈をにぎわすオープニングアクト勢、今知っておくべき!
最終ラインナップの発表に伴って、2日間のオープニングアクトも発表されている。1日目にはTHE 冠、The Winking Owl、Ailiph Doepa、BAND-MAID。
2日目にはPRAISE、魔法少女になり隊、Paledusk、THE SIX LIE。といったラインナップである。
非常に思い切ったブッキングではないだろうか。これまでのKNOTFESTにおいてもオープニングアクトは毎回選出されいたが、今回は各日4バンドずつと数が多い。どれもライブ活動を精力的に行なっているアーティストであり、着々とその人気を伸ばしつつある。次世代のラウドロックシーンを担うラインナップという意味でも必見であり、当日参加する方は是非オープニングアクトから見て欲しい。このKNOTFESTがきっかけとなって、さらなる今後の躍進を期待するばかりである。
◆一方、少しガッカリとの声も...?
最終ラインナップが発表される前から、2日目のチケットはソールドアウトしていた。
チケットを購入していた多くの人が最終発表を楽しみにしていたことだろうが、主にオープニングアクトの発表となったため、少しガッカリしたという様な声もSNSで見られた。本編でさらなる強力アーティストの追加を期待してたのだと思うが、その期待とのギャップが少しあったのかもしれない。
いずれにせよ2日目にのチケットはソールドアウトとなっているものの、1日目のチケットはまだ若干数残っているという。今後の売れ行きにも注目だ。
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マック・ミラー、新アルバム「Circles」が生前の作品として注目!
先日1月17日、2018年9月にフェンタニルとコカインの過剰摂取によって急死した、アメリカ合衆国出身のユダヤ教徒アーティストであるMac Millerが、生前に取り掛かっていたアルバム「Circles」がリリースされた。ヒップホップアーティストに残念ながら多いのが、マック・ミラーの様に...
Download Japan Festival2020、全アクト解禁!今年もソールドアウトなるか?
◆Download Japan Festival2020、全アクト解禁!今年もソールドアウトなるか?
イギリスのイングランド・レスターシャーにて毎年開催されている大人気ロックフェス、Download Festivalの日本版、Download Festival Japan 2020の全アクトが先日解禁された。Download Festivalは歴代的にHR/HMといったラウド系のミュージックに特化しており、多少ニッチにも思える当イベントだが、昨年日本で初めて開催されたDownload Festival Japan 2019は見事ソールドアウトとなった。
音楽フェスである以上、ソールドアウトに欠かせないのはいかに魅力的なアーティストが出演するか、というところであろう。
初開催であった2019年、第一弾の発表ではOzzy OsbourneとSlayerのダブルヘッドライナーという発表であった。だが、昨年の当イベントは一つの壁に当たった。ヘッドライナーの一角として出演予定であったOzzy Osbourneが、病気のため自宅療養の必要があることから出演をキャンセルしたのである。それも年が明けてから、イベント当日まで数ヶ月と迫った段階での発表であったため、主催側は相当困惑したのではないかと思われる。その後も、第2段の追加アクトがなかなか発表されなかったということもあり、Twitter等SNSの一部ではイベントの中止を危惧するツイートも見られた。
しかし昨年のDownload Festival Japanはそこから奇跡のぶり返しを見せた。出演キャンセルとなったOzzy Osbourneの代わりに、その前の年に国内でツアーを行なっていたJudas Priestが再来日し、ヘッドライナーとして出演することが決まったのである。実にイベント当日まであと1ヶ月近くと迫ったタイミングでの出来事である。他にも、スウェーデンのメタルバンド・Ghostの出演も決定し、終わってみればファンも大喜びの大満足のラインナップとなった。
◆2020は海外アクトのみ!主催側は賭けに出た!?
そしていよいよ、Download Japan Festival 2020の出演アクトが出揃ったわけだが、1つ昨年のブッキングと異なっている点がある、それは、邦楽アーティストが1組も出演しないということである。
昨年も当イベントに出演した邦楽アーティストはMAN WITH A MISSIONの1組のみ、今やSUMMER SONICやFuji Rockに代表される様な海外アーティストが多く出演する音楽フェスはたくさんあるが、海外アーティストのみのブッキングというものは非常に珍しいのではないだろうか。というのも、国内での海外アーティストのイベントというものは、動員に関しては非常にギャンブル性が高い。来日公演を行うことを発表して、チケットが一瞬で完売するという海外アーティストはなかなかいない。ターゲットもなかなかニッチなものがある。
そういったことを懸念して、安定した動員が期待できる邦楽アーティストを多くブッキングするというやり方は多く見られるが、せっかくの海外アーティスト主体の音楽フェスで、他のフェスでも見れる様な邦楽アーティストを見たくない、といった声もあるのも事実だ。
だが実際のところ、昨年のDownload Festival Japanも日本では初開催にもかかわらず、なかなか思い切ったブッキングをしていたと思う。確かにSlayerやJudas Priestは大御所だが、彼らの音楽を知っている世代というのは今や高齢層となってきており、そういったアーティストをヘッドライナーに添えるのはなかなか大胆なことだとも思える。だが、結果的にはソールドアウトを果たしているわけであり、その結果を2020年にも期待しているのであろう。
今年は、My Chemical Romanceをヘッドライナーとして、The OFFSPRINGやJIMMY EAT WORLDといった、少し前まで同じ幕張メッセで開催されていたPunk Springを彷彿とさせる様なラインナップに加えて、EvanesscenceやAmon Amarthといった元祖Download的ラインナップの混合は非常に面白いと感じる。
今年も多くの音楽好きが3月、幕張メッセに集まることであろう。
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音楽で世界を救える!? Queen+Adam Lambert、オーストラリアのチャリティライブ出演へ。
◆音楽で世界を救える!? Queen+Adam Lambert、オーストラリアのチャリティライブ出演へ。
国内で報じられることは少ないが、SNS等を通してオーストラリアの火災について知る機会が多いことだろう。何億もの動物が死傷し、多くの家屋が焼け尽くされ、死亡者も何十人も出ている。火災から逃げ惑うコアラやカンガルー、火傷をするコウモリなどの写真を見て筆者も非常に心を痛めている。
そういった悲しい状況の中で、オーストラリアではその森林火災の救済支援を目的としたチャリティ・イベント「Fire Fight Australia」が2月16日に、開催されていることが決定している。このイベントの主催者はオーストラリアの女優であり、コメディアンとしても知られるセレステ・バーバーである。
すでにイベントへの出演者も決まっており、何と言っても注目なのは「Queen+Adam Lambert」であろう。彼らは現在オーストラリアで自身のツアー「ラプソディ・ツアー」を敢行しているが、それを一旦休止しての当イベントである。
当イベントのチケットは全てソールドアウトとなっており、当イベントでの収益は、人命救助、救済支援、復興活動に携わるオーストラリア内の主要団体へと寄付される。
◆音楽で人の心を動かせる!?
当イベントのみならず、チャリティ・イベントを行うことの意義はもちろんその収益を何らかに救済に当て、寄付する。という大義があるのは間違いない。
そしてもう一つ大事なこと、それは痛んだ人の心を癒すことであろう。今回の場合で言えば実際、どんなすごいアーティストがすごい演奏をしたって、それが森林の火災を抑止することもなければ、動物たちの命を救うこともできない。だが、人の心を動かすことができる。音楽とはそういうものではないだろうか、音楽は人を喜ばせるし、感傷的にさせるし、幸せにさせる。
イギリス・マンチェスターで起きた爆破テロを受けて、アリアナ・グランデが発起人となって開催したチャリティ・イベント「One Love Manchester」当時はテロ攻撃の直後であり、未だテロ警戒レベルも高く、開催は危険であると言われていた状況の中で、ジャスティン・ビーバー、コールドプレイといった著名なアーティストが多く参加し、多くの感動をもたらした。
世界に、どんな悲しいことが起きたって、人は立ち直れる。音楽はその「きっかけ」になれるのだ。
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Bon Iver(ボン・イヴェール)来日公演チケットが完売!2020年、国内で洋楽が盛り上がる!?
◆ Bon Iver(ボン・イヴェール)来日公演チケットが完売!2020年、国内で洋楽が盛り上がる!?
アメリカのウィスコンシン出身のシンガー・ソング・ライター、ジャスティン・ヴァーノンによるプロジェクトである「Bon iver」の来日公演が決定している。
近年の日本においての洋楽アーティスト公園といえば、チケットはソールドアウトどころか当日になっても会場はガラガラだったなんてことがある。昨日さいたまスーパーアリーナで公演を行ったU2、近日来日予定のQueen+Adam Lambertなど長いキャリアで日本でも人気を誇るアーティストはチケットを売り切っているのだが、3000人以下規模のライブハウスなどで公演を行う洋楽アーティストは、動員に手こずっているケースが多いように感じる。
そういった状況の中でBon iverの来日公演がソールドアウトとなったのは、非常に国内の音楽市場的にも良い傾向ではないだろうか。Bon iverは確かな実力を誇るアーティストである。2008年のデビュー・アルバム「For,Emma,Forever Ago」を発表して以降、今日まで立て続けにアルバムをリリースしている。2ndアルバムの「Bon Iver」は全米チャート2位/全英チャート4位を記録、2012年の第54回グラミー最優秀新人賞・最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム賞の2冠も達成している。
◆ 実力のあるアーティストなら、必ず日本で通用する!?
実はBon iver、2016年に初来日公演を行った時も東京公演のみではあるが、ソールドアウトを果たしている。そして最新作の「i,i(アイ・アイ)」を引っさげての今回の来日公演に臨むわけだが、今回は全公演がソールドアウトとなっているのはとても見事なことであろう。
Bon iverは日本においてはお茶の間に浸透するわけだはなく、あくまで音楽好きの間で人気があるというのが現状ではあるかもしれない。だが、Zepp tokyoほどの規模のライブハウスをソールドアウトさせるのは日本の人気アーティストでも容易いことではない。Bon iverは確かな実力があることを見て取れる。
未だ日本では国内の音楽は盛り上がりを見せているが、洋楽アーティストはなかなか国内のヒットチャートには食い込んでこない。実に、今の日本の音楽市場の売上の9割は国内の音楽であり、洋楽は1割程度であるという。今一度、洋楽が日本で盛り上がれば日本の音楽市場はもっと活性化するのではないか。
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「amo」で姿を変えたBring me the horizon。消えたデスコアの面影
◆ 「amo」で姿を変えたBring me the horizon。消えたデスコアの面影...
イギリスのシェフィールドを拠点にして活動しているロックバンド、Bring me the horizon。
2004年に結成した彼らはすでに15年以上のキャリアを残しており、長期で人気を誇り続けるバンドである。日本でもその人気は絶大であり、音楽性はもちろんのこと、ボーカルのオリバー・サイクスをはじめとしたメンバーの派手なビジュアルから若者を中心に人気がある。
そんな彼らの音楽性の原点は、メタルコア・デスコア。初期のアルバムである「Suicide Season」、「Count Your Blessings」、「There Is a Hell Believe Me・・・」などオリバー・サイクスのはち切れそうなシャウト、デスボイス。チューニングを何段階も落とした弦楽器、フロアのハードーコアモッシュを誘うビートなどいわゆる「激しい」音楽をやっていた。Bring me the horizionといえばそんなイメージという人も多いであろう。
だが、ここ数年の彼らの作品はだいぶ変わってきている。2013年リリースの「Sempiternal」から徐々に変化してきているだろうか、当アルバム収録の「Can You Feel My Heart」、「The House of Wolves」、「Shadow Moses」などはまだライブでも演奏されることが多いが、全面的にガツガツした印象を持つアルバムであり、いわゆる初期のBring me the horizonらしいアルバムとも言えよう。
その次作、2015年リリースの「That's the Spirit」ではシンセサイザー、打ち込みをふんだんに利用しポストロック、EDMの要素が入ってきている。「Happy Song」、「Throne」、「Drown(New)」なども今のライブでも定番曲であるが、だいぶ前作とは様子が異なった楽曲であり、より大衆が聴きやすくなった印象がある。
そして最新作、2019年リリースの「amo」。もうこうなってくると全くの別物だ。それまで前作でもありそうで、初期のBring me the horizon感があるのは「MANTRA」、「wonderful life」くらいであろうか。「medicine」、「mother tongue」などを初めて聴いた時は、本当にBring me the horizonなのだろうかと、困惑した人も多いことであろう。
◆ そういえばONE OK ROCKも似たような変化を...
「ロックは時代遅れ」なんてよく言われたりする今日この頃。世界の大型音楽フェスでもブッキングされるのはEDM、ヒップホップ、ポップスといったロックバンドではないアーティストが多くなっている。(最も、2020年のコーチェラにはRage against the Machineがヘッドライナーとして出演するものの、他の2日はトラヴィス・スコットと、フランク・オーシャンというヒップホップアーティストである。)
そういえば、日本で大人気、海外でも積極的にツアーを行なっているロックバンド「ONE OK ROCK」もBring me the horizonと似たような道を辿っている。ONE OK ROCKも当初は歌ものであり、パンクの要素がある楽曲を多く演奏していたが、最新作「Eye of the Storm」はもうロックの要素なんて一つもない、カントリーミュージックのような楽曲も収録されている。
ロックからポップから転向するのは一種の流行りなのであろうか、確かに世間の流行の流れからしても、ロックバンドなんてもう古いのかもしれないのだが...
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Linkin Park(リンキン・パーク)、もう彼らの活動は見られないのか?
1996年にアメリカ合衆国にて結成されたロックバンド、Linkin Park。世界中ではもちろんのこと、日本でも絶大な人気を誇るバンドだ。クリエイティブマン主催の夏の代表的音楽フェス「SUMMER SONIC」にも何回かヘッドライナーとして出演していた経験を持ち...
Oasis(オアシス)、再結成は全てノエル・ギャラガー次第か…!?
◆ Oasis(オアシス)、再結成は全てノエル・ギャラガー次第か...!?
「Oasis」いうまでもなく世界のビックバンドである。そして世界一のお騒がせバンドであり、多くの人を困惑させ続けている。
彼らの実績は、誰も文句をつけれないほどに確かなものがある。これまでの全世界でのトータルセールス実に5000万枚以上。1994年の「Definitely Maybe」、「(What's the Story)Morning Glory?」は音楽史に残る名盤。それらに収録されている「Rock 'N' Roll Star」、「Live Forever」、「Supersonic」、「Wonderwall」、「Some Might Say」などはリアム・ギャラガーが自身のソロ活動におけるライブでも、未だに歌っている。筆者は2018年に日本武道館でのリアム・ギャラガーの公演を観にいった。上述した楽曲をいずれも演奏しており、Oasisそのものであった。
一方、ノエル・ギャラガーが自身のソロプロジェクトとして活動している「Noel Gallagher's High Flying Birds」は2019年、そしてその前の2018年にも来日している。筆者は2018年のSUMMER SONICでノエルを見たのだが、「Don't Look Back In Anger」、「LIttle by Little」などOasisの代表曲をセットリストに組み入れていた。
これらのことか言えるのは、結局両者とも「Oasis」というバンドからは縁を切っていないのだ。
◆ まだ時間はかかっても、再結成はあり得る?
上述したようにリアムもノエルも、未だに自身のライブでは「Oasis」の楽曲を演奏している。両者とも「Oasis」というバンドをリスペクトしていることには間違いない。
バンド解散の理由も、単純に言えばノエルとリアムのいわゆる兄弟喧嘩である。おそらく世界一の兄弟喧嘩であろう。それによって世界中の人が困惑し、残念な思いをしているのだから。amazon prime等で視聴できる彼らのドキュメンタリー「オアシス:スーパーソニック」でもその兄弟喧嘩の様子が見て取れる。ぜひ、チェックしてほしい。
また、「NME 」というイギリスの音楽総合サイトにおいては、「Oasis」の再結成をめぐる動向についてリアム、ノエル双方に積極的にインタビューを行っており、随時彼らの動向を報道している。日本語版のサイトもあり、Twitterアカウントもあるので是非そちらも随時チェックしてほしい。
再結成の実現性について、未だに不透明なままであるが、世界中の多くの人がそれを待ち望んでいるのは間違いない。私もその一人である。とは言え、それを多くの人が待ち望むあまり、メディアからの追求にノエル、リアム当事者たちはうんざりしているかもしれないが...
◆ 2020年、クリエイティブマンが主催「Super Sonic」...
これは余談ではあるが、毎年夏フェスでお馴染みの「SUMMER SONIC」を運営しているクリエイティブマンが、2020年の9月に今年限定のスペシャルフェス「SUPER SONIC」を開催すると発表している。
ラインナップなどまだ詳細は発表されていないが、ついつい「SUPER SONIC」というタイトルから、あのバンドを連想してしまう...
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横浜町田発!「Made in Me.」2020年は彼らを聴くべき!
◆ 横浜町田発!「Made in Me.」2020年は彼らを聴くべき!
音楽好きの皆様には、ぜひ「Made in Me.」というバンドに注目してほしい。東京と神奈川の間にある町田にて、精力的に活動を行なっている4人組ロックバンドである。
彼らの楽曲はかつての「渋谷系」などを彷彿とさせるであろうか、サブカルチャーな匂いがまた、とても大きな魅力を解き放つバンドである。ゆるいビートの上に、ボーカルの彦がのせるラップ調のリリック、いわゆるミクスチャーロックとも言える要素を持っており、一度聴けば心に刺さる。
SNSでの活動も印象的だ。 Twitterのバンド公式アカウントでは、Made in Me.をメンションしたツイートを積極的に、リツイート、いいね、などをして自身についての客観的な評価を随時拡散している。その行為には、まだMade in Me.を知らない人たちに、新たに知ってもらうという広告の効果もあれば、実際にリスナーがどういった楽曲を聴いて、どう行った楽曲をいいと思っているのか、また、どういったところが好きなのか、といった細部までそのリスナー達のツイートから理解することができる。
もちろん、ライブの告知もツイッターを通して積極的に行なっており、彼らの精力的な活動が目に見えるようになっている。
そんなMade in Me.。2020年に入って着々とその知名度を上げてきているのだ。
◆ 先日、地上波番組「環七フィーバーず NEO」出演!
実は、Made in Me.は先日1月11日8(土)に、地上波の番組に出演している。「環七フィーバーズ NEO」という番組である。
当番組のコンセプトは「次世代の音楽シーンを担うアーティストを紹介、応援していく音楽番組 アーティストの魅力を最大限に伝えていくオリジナルコンテンツ "FEVER LIVE"シーンの最前線で活躍中のキーマンのオススメ音楽を紹介する "FEVER'S CHOICE" さあ、時代が変わる瞬間を見届けよう」というもの。
まさに、今活動を盛んに行なっている、Made in Me.が出演するべくして出演したといっても良いだろう。地上波の出演も果たした彼らは、2020年どういったステップアップを成し遂げるのか、非常に楽しみである。同時に、彼らは音楽サブスクリプションサービスにて、自身の楽曲を100曲配信するというプロジェクトを進行している。魅力溢れる彼らの楽曲が配信されるのが毎回楽しみとなりそうである。
また、先日Made in Me.が出演した「環七フィーバーズ NEO」は、番組のオフィシャルYoutubeにてアーカイブ配信を行なっている。ぜひチェックしてほしい。
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KOTORI、2020年に必聴のバンドは彼らだ!
◆ KOTORI、2020年に必聴のバンドは彼らだ!
2014年、埼玉県越谷市にて結成した「KOTORI」というバンドをご存知であろうか、2020年、必聴とも言えるバンドであり、最近は活躍の幅も広がっている。
彼らの楽曲「トーキョーナイトダイブ」は彼らの代表曲であろう。埼玉から上京してきた東京について歌ったものだが、優しいメロディーラインと包み込むようなギターの音作り、ボーカルの横山優也の歌声は心を落ち着かせるものがある。歌詞通り、「眠れない夜」に聴くのがオススメだ。
他にも、「オリオン」、「RED」、「ジャズマスター」といった楽曲は、KOTORIではバラードにあたるであろう。だが、曲調的にはバラードであっても、それだけではない。所々で歪みを効かせるギター、早まるドラムのビート、叙情的な歌詞、歌声などは聴くものを引き込ませ、圧倒させる。
こういったように、一般的にはKOTORIはロックバンドの中でも、比較的インディーな、落ち着いた楽曲の方が印象が強いかもしれない。だが、彼らの魅力はバラードには止まらない。実にロックで、パンクな顔を彼らはもっている。
「素晴らしい世界」、「Blue」、「1995」、「EVERGREEN」などはまさしくロックバンド然とした、男らしいロックサウンドが魅力的だ。ジャキジャキしたギターの音作り、ボーカルの横山優也がそれに乗せて歌うことで生み出されるアンサンブルは素晴らしいものがある。その熱々とした感情、熱量は、イヤホンを通して出る音源からも十分に伝わるものがある。
◆ 2020年、KOTORIは"バズる”?
2020年になって早々、彼らの活動は精力的だ。1月6日にはZepp Nagoyaにて、先日まで日本に来てツアーを行なっていたSUM41のサポートアクトを務めた。
そして、1月10日。昨年10月から行なっていた彼らの2nd full album「REVIVAL」のリリースツアーのファイナル公演を赤坂マイナビBLITZにおいて開催した。当公演はソールドアウトとなっている。すでに1,000人規模のライブハウスをソールドアウトさせるほどの実力をもつKOTORI、すでに人気バンドといって良いだろう。当ツアーでは多くの地方のライブハウスにも訪れている。
他にも、「Hump back」や「SIX LOUNGE」のような人気バンドのツアーにも参戦することが発表されている。精力的なライブ活動の中で、彼らのことを知る機会、人が多い2020年になることであろう。
◆ 2019年末、幕張・REDLINE。彼らの契機に?
2019年末、幕張メッセにて行われた「REDLINE ALL THE BEST 2019」にKOTORIは出演した。もともとインディーズバンドをブッキングするイベントだが、昨年は10周年ということもあり、「My Hair is Bad」、「クリープハイプ」のようなアリーナクラスの大人気バンド。
「MAN WITH A MISSION」、「04 Limited Sazabys」、「SiM」のように同じくアリーナクラスの動員を誇るバンドであり、ラウドロック系のフェスにも多く出演しているアーティストなどが多く出演していた。
KOTORIは、RIOT STAGEという、いわゆるサブステージでの出演となったが、ライブは多くの人が溢れるほど人が詰め寄り、普段のKOTORIのライブでは珍しい、ダイバーが多く出るほどの盛り上がりであった。これを機に多くの人にバンドの存在、実力を知らしめたKOTORI、これがまた1つ躍動のきっかけとなるのではないか。
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下北沢に新ライブハウス「Flowers Loft」オープン!今後、ライブハウスは増えるのか?
◆ 下北沢に新ライブハウス「Flowers Loft」オープン!今後、ライブハウスは増えるのか?
近日、昨年11月にオープンした、下北沢の新ランドマークビル「SHIMOKITA FRONT」の地下1階にて、新ライブハウス「Flowers Loft」がオープンすることが発表された。
これは新宿・歌舞伎町に在する老舗ライブハウス「新宿LOFT」や「下北沢SHELTER」、「ロフトプラスワン」などを運営するロフトプロジェクトによるライブハウスである。
こけら落とし公演は2月2日、いとうせいこう is the poet ( ITP)、Mars89が担う。その他続々と注目のイベントが決まっている。2月11日にはKEUMURI、 POTSHOT、 DUCK MISSILEによるスリーマン公演。2月25のNewspeak、ravenkneeのツーマン公演。3月14日のRadio Carolineなど、注目イベントが目白押しである。
◆ 今後のライブハウス業界、増える?減る?
最近、急激とは言わないものの、ライブハウスというのは増えている。昨年も8月23日に「Veats Shibuya」がオープンしている。これは渋谷センター街の中の、商業施設「グランド東京渋谷」の地下1階と2階に在するものであり、いわゆる一等地である。それも音楽という文化が常に伴ってきて、ライブハウスも多く存在する渋谷という街の中である。
だが実際、ライブハウスが増えているのに対し、減っている数の方が多いのではないだろうか。
確かに、ライブハウスの数はちょっと多くなりすぎていた感がある。それも1極集中という感がある。例えば上述した下北沢、渋谷といった音楽が歴史的に盛んな街には多くライブハウスが存在するのだが、そうでもない街には、からっきしライブハウスなんて存在しない。地方をのぞいてみれば、その状況をもっと理解することができる。動員力があって、全国ツアーを回れるほどの力があるアーティストがツアーで地方を回るとき、だいたい「この地域ならこのライブハウス」といったおきまりのような場所が存在する。それであっても、地方では動員がなり難しかったりする。
上述した「Veats Shibuya」も、レコード会社「ビクターエンタテイメント」が運営するライブハウスであり、下北沢に新オープンする「Flowers Loft」も長年ライブハウス経営を行ってきたロフトワンプロジェクトが運営するものである。
こういったようにこれから新しくライブハウスを経営するには、すでにキャリアとある程度の資金力がある法人ではないと難しいのであろうか。現実的に、ライブハウスも「遊び場」としてカルチャーを形成してきた歴史を持つが、運営がうまくいかないと閉店になってしまう。
だが、今後の日本において音楽という文化が創造され続けるには、やはりライブハウスという「遊び場」があり続けて欲しいと考える。そして上記においても触れたように、地方など、これまでライブハウスがなかった地域にももっとライブハウスが増えてきたら面白いのではないか。そうなってくれば、「音楽のために上京」といった概念から、各地方で実力を持ったアーティストが溢れている、なんて未来も見えてくる。そうなってくれば、日本の今後の音楽の文化、音楽業界も盛り上がるのではないか。
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Mr.Children(ミスターチルドレン)。両A面シングル発売決定!
◆ Mr.Children(ミスターチルドレン)。両A面シングル発売決定!
Mr.Chidrenが、新曲「君と重ねたモノローグ」、「Birthday」の2曲を収録した両A面シングルを3月4日にリリースすることを発表した。実にキャリア30周年を目前とした彼らだが、昨年「重力と呼吸」をリリースしてから、早速2020年も新曲のリリースが決定しているとは、常に前に進み続ける彼らの姿はとても頼もしく、かっこいい。
もともと、比較的タイアップには積極的は印象のあるMr.Childrenだが今回の新曲のタイアップのタイトルは「映画 ドラえもん のび太の新恐竜」というように、これまでにはあまり縁の深いイメージのない国民的作品「ドラえもん」とのコラボである。
お互い長いキャリアを誇るという点で共通している「ドラえもん」と「Mr.Children」。この2つがコラボすることの相乗効果は大きいものがありそうだ。「ドラえもん」はいうまでもなく少年少女を中心に人気があるタイトル、その映画にMr.Childrenがタイアップをすることで、今一度彼らの名が世間に広まることが期待できる。一ファンとしてはとても嬉しいことである。
◆ 日本の音楽シーンを牽引し続けるMr.Children。今後の行方は?
Mr.Childrenは、まるで若手バンドであるかのように、新しいことに挑戦し続け、躍進し続けるバンドである。
昨年にリリースしたアルバム「重力と呼吸」はそれまでにない、ロックバンド然とした、熱く、男らしさを全面に出し切ったアルバムである。長年彼らの楽曲を聴き続けてきたリスナーの中には、少し困惑した人もいるくらいではなかろうか?だが、そういったサプライジングな面こそが彼らの魅力ではないか。そのアルバムを引っさげて彼らはキャリア初の海外でのワンマン公演を開催した。実際に筆者は台湾の台北アリーナにて行われた公演を観にいった。お客さんの割合はちょうど日本人と現地の方が半分ずつくらいであろうか、そしてMr.Childrenのライブでは珍しいアリーナスタンディングである。自由に飛び跳ねる多くのファンの姿が印象的であった。
今やMr.Childrenは、日本のみならず、海外でも多くのファンを擁するビッグバンドである。いったい彼らはここからどこまで躍進し続けるのか、一ファンとして楽しみにしたい。
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