岸洋佑、Artist League優勝後の展望や素顔に迫る!優里との共演も…
今回、2023年10月28日にファイナルを迎えたイベント「Artists League」で優勝し、11月22日に開催された音楽フェス「MUSIC TRIBE」で注目を集めたアーティスト 岸洋佑(きしようすけ)さんにインタビューの機会をいただくことができた。
取材の中では、メンバーの支えや人との繋がりから辿り着くことができた今回の大舞台での裏話や、アーティストでもあり経営者でもある岸洋佑さんの1人の人間としての素顔にも迫ることができた。
魅力的なパフォーマンスに繋がった地道な努力話だけでなく、謙虚な姿勢や考え方も伺うことができ、話を伺えば伺う程、その魅力に惹かれることとなった。
本記事では、そんなアーティスト「岸洋佑」の魅力や素顔をお届けしたい。
アーティスト 岸洋佑とは
皆さんは、岸洋佑というアーティストをご存じだろうか。 シンガーソングライター、俳優、ラジオパーソナリティーなど、幅広く芸能活動を展開し、今注目が集まっているアーティストだ。 岸洋佑は、1993年7月生まれの神奈川県出身のアーティストで、2018年に日本コロムビアからメジャーデビューし、2020年には個人事務所を設立するなど、精力的に活動を続けている。 芸能活動を始めたきっかけは、2010年に EXILEボーカルオーディションで 3万人の中から10人のファイナリストに選出されたところから始まり、 2017年に『宇宙戦隊キュウレンジャー』(テレビ朝日系列)に スティンガー / サソリオレンジとして出演するなど、マルチな活動を続けてきた。 さらに、2022年には、全国47都道府県をキャンピングカーで回るフリーライブツアーを開催し、2023年6月には、アルバム「POP YOU」をリリースするなど、活動の幅も広がりを見せている注目株だ。型にはまらない考え方
アーティストにも様々なタイプがいるが、岸洋佑というアーティストは「型にはまらないカッコ良さ」を持ちつつも、常にどこかで自身を俯瞰し「論理的な考え方」で動くことができる一面を持っている。 前述した全国47都道府県をキャンピングカーで回るフリーライブツアーを実施した理由を伺ったところ、「他の人が普通はやらないと考えることを、やろうと考えている」と答えてくれた。この様な考え方は、他にはない独自性を持つことが、自身の強みに繋がると理解しているからこそ可能だが、その姿勢には学ぶものが多いと感じた。 YouTube動画:【完全唄破】全国の皆さまありがとうございました!知れば知るほど魅力を感じる人柄
岸洋佑を語るエピソードは多いが、どの話も知れば知る程、その人柄を自然と好きになってしまう様なエピソードで溢れていた。 元々、彼のアーティストとしてのキャリアは、2010年のLDH主催オーディション「VOCAL BATTLE AUDITION 2」でファイナリストとなり、LDHに所属したことをきっかけにスタートしている。 そもそも芸能界に興味を持ったのは、彼の両親の影響が大きかったとのことで、特に母親が「タッキー&翼」のファンだったことなど、幼少期から自然に音楽や芸能に触れる機会が多かったとのこと。物心着く頃から、漠然とではあるが芸能界への関心を持ちながら育ってきたことは、現在の岸洋佑を形作る原点であったのかもしれない。 芸能活動として約15年を迎える現在(2023年11月)については、「振り返るとここまで残れていることが奇跡だと思う」という様な謙虚な姿勢を覗かせていた。また、「今、歌を歌うことができていることが、結構あり得ないことだと感じていて、周りの皆がいてくれたからこそ今があると思う」とコメントするなど、今回の Artists League での優勝もチームの支えが大きかったようだ。努力を努力と思わない
岸洋佑の強みとして「努力を努力と思わず行動できる」点が挙げられるだろう。前述のLDHへの所属が芸能界入りのきっかけとなった訳だが、紆余曲折あり、2014年にはLDHを辞め、一度サラリーマンとしての就職を経験している。 華やかな芸能界の一面だけでなく、成果を出し続けることの難しさや社会人としての経験も知っている訳だ。ただ、そんな就職時代に感じたことは「学ぶことの楽しさ」や「ビジネスに触れることができた充実感」だったと教えてくれ、芸能界で培った当たり前に努力する習慣を活かしながら、ビジネス的な素養も培ってきた経歴を持っていた。 実際に、彼が働いた環境は誰もが知る様な上場企業でもあったので、ビジネス感を育む側面においても良い環境だったのかもしれないが、彼の “常に前向きに努力できる姿勢” が、周囲を巻き込み、良い成長に繋がったのではないかと感じた。Artists League と Music Tribe を終えて
さらに、10月28日にファイナルを迎えた「Artists League」での優勝や、11月22日に出演した音楽フェス「MUSIC TRIBE」での活躍に影響したであろう、その音楽に対する真摯な想いを聞くことができた。 一連のイベントへの出演を振り返ってもらったところ、まず「ほっとした」とコメントを残しており、ここ数ヶ月間の活動で感じていた良い意味でのプレッシャーや緊張感が窺えた。MUSIC TRIBE では、共演者に 家入レオ、AKB48、KEYTALK、優里 などのアーティストも名を連ねており、今まで応援してくれたファンやチームの期待に応えたいという緊張感もあったのだろう。 また、今回優勝を飾った「Artists League 2023」は、同年6月から全国のアーティストを対象に応募が開始された、次世代アーティストの日本一を決める国内最大のアーティストバトルが繰り広げられた大会だ。その進行は、予選、グループステージ、決勝ステージの3段階に分かれ、勝ち上がることで優勝賞金 1,000万円をはじめ、様々な特典やチャンスが掴み取れるというものであった。 Artists League 2023 公式サイト: https://artists-league.xyz/ そして、本大会で選出されたトップアーティストが、11月22日に開催された音楽フェス「Music Tribe」で共演を果たす形になっていた。Artist League での戦友とも言える多数のアーティストと切磋琢磨した結果、Music Tribe の舞台に立つことができたという経緯もあってか、彼自身も「岸洋佑と言うアーティストは、インパクトがあったよねって思ってもらえる様に、Music Tribe での冒頭1曲目の1音目から、全員の意識を奪えるようにしようと考えていました」との想いがあったのだ。 実際、同舞台での冒頭1曲目に披露された楽曲「バカ」は、1音目で観客の視線をワッと集めていたことは印象的だった。 バカ / 岸洋佑 Music Video:今後の音楽活動について
岸洋佑としての今後の音楽活動について伺ってみたところ、その熱い想いに触れることができた。と言うのも、今後のテーマとして意識していることは「変化を恐れず、節操なく売れていきたい」というものだった。 岸洋佑のアーティストとしての行動力や、多くのファンに音楽を届けたいという気持ちが現れているスローガンだが、その真っ直ぐに努力する姿勢には、自然と応援したくなる感情を抱かざるを得なかった。 今回の大会を通して、「お客さんから見ても、今回の優勝で得ることができた盛り上がりは、やっぱり優勝という結果でなければ実現できなかったと思う」とも語ってくれた。結果を出すことがファンの喜びや盛り上がりに繋がることを肌で実感し、この様な経験が ”節操なく売れていきたい” と言うテーマに繋がっているだろう。 一見、熱い想いが現れている様にも見えるが、その裏には「ファンを楽しませたい」「結果を出すことで、一緒に盛り上がりを作りたい」と言う思いが隠れており、これが岸洋佑というアーティストの魅力なのだと感じられた。読者へのメッセージ
最後に、本インタビューの締めくくりとして、ファンの方に向けてのメッセージを伺うことができた。今後、ますます活躍が期待される岸洋佑さんのコメントをお届けしたい。 岸洋佑 メッセージ: 「改めていつも応援有難うございます。来年、いろんな発表がまたあると思います。少し驚かしてしまう発表もあるかと思いますし、今まで、岸洋佑が見ていなかった景色だなっていうこともあったりするとは思うんですけど、それも全て数年後の自分のために必死に考えてやったことなので、一緒に楽しんでもらいたいです。この記事を見て、応援しようと思ってくださった方も、ぜひ一度ライブに足を運んでもらって、生で僕と喋ってもらいたいです!僕の声を聞いて貰いたいですし、会場で会えば、きっとこんな奴なんだなって思ってもらえると思うので、ぜひこれからも応援していただけたら嬉しいです。来年は、さらに飛躍の年になるように頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします!」 音楽的な魅力もさることながら、その人柄や音楽への熱い想い、そして、ファンの方と一緒にシーンを盛り上げていく気持ちに溢れたアーティスト「岸洋佑」。 是非、あなたの “推し” にしてみてはどうだろうか。岸洋佑プロフィール
1993年7月2日、神奈川県横浜市 出身のシンガーソングライター。 2009年に日本テレビ系列『歌スタ!!』のオーディションを受け、最終審査で番組に出演以降、シンガーソングライターとして活動する。テレビ朝日系列『宇宙戦隊キュウレンジャー』で俳優としてテレビドラマデビュー。 2018年2月に、自主企画・制作でライブハウスツアー「はじめまして、岸洋佑と申します。」で全国15ヶ所18公演を行い、約3,500人を動員する。7月にはShibuya WWWXでワンマンライブを満員で成功させ、年内にメジャーデビュー、そしてリリースを発表。日本テレビ系列「スッキリ」のリポーターにも大抜擢されるなど注目を集めた。 2018年12月5日、日本コロムビアよりミニアルバム「走りたいわけじゃない」でメジャーデビュー。 楽曲配信リンク: https://nippon-columbia.lnk.to/kishiEM 公式 YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/@YosukeKishi/videos -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/ インターンシップ募集:https://evening-mashup.com/home/music-intern優里、突然路上ライブのYouTube動画が急上昇! 圧巻のパフォーマンスに道行く人も感動か…
シンガーソングライターの優里が、路上ライブを突然敢行したYouTube動画が急上昇で話題になっている。
同動画は、優里が新型コロナウイルスの影響もあってか、路上ライブができなくなった時から約3年間経った今、突如路上ライブを行う様子をYouTube企画として投稿したものだ。
本編でも描かれているが、最初はスタッフ陣含めて聴衆が十分に集まるか不安だった様だが、実際は溢れんばかりの人が彼の歌声に酔いしれることとなったようだ。
音楽への熱い想いも
また、優里の路上ライブでのパフォーマンス自体も圧巻だったのだが、前後でのコメントで聞かれた「音楽を頑張る人へのメッセージ」にも熱い想いが込められていた。 優里自身も、25歳まで路上ライブ活動を続けてきた経験があり、時には音楽活動をやめようと考えた時期が何度もあったと言う。今でこそ、全国的な知名度を持つアーティストだが、そんな彼自身も無名の時代があったのは事実だが、そんな時でも自分のアーティストとしての可能性を信じて活動を続けたと言うコメントを語っていた。 路上ライブは、多忙な日常生活の中を行き交う通行人に、自身の音楽を聴いてもらうと言うスタイルのパフォーマンスだ。パフォーマンス自体が良くないと、そもそも通行人は足を止めてくれないだろう。 正真正銘、実力勝負の世界と言え、アーティストが得られる報酬はないし、相手にされない疎外感を感じることも多いだろう。 そんな条件でも、真剣に音楽活動をする人がいれば、応援してあげる事が次の良い音楽の創造に繋がるかもしれない。 今日、路上で歌うアーティストがいたら、ぜひ少しだけ立ち止まって歌を聴いてみてはどうだろうか。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/優里、もさを。りりあ。に続け…. TikTokを効果的に活用するための音楽マーケティングとは…
皆さんは、昨今話題となっているTikTok発アーティストをご存知でしょうか。
TikTok発アーティストとは、TikTokで楽曲が人気になり、それが火種となって各種音楽プラットフォームで楽曲がチャートインするなど、TikTokの外でも活躍を見せているアーティストを指します。
彼らと同様に世の中の人気を獲得する為には、TikTokにおいてどのような音楽マーケティングが効果的なのでしょうか...。
TikTok独自のアルゴリズムとは…
当初、TikTokでの楽曲の "バズり" は、一時的なものに留まると思われていましたが、今やTikTokは新しい才能あるミュージシャンと出会う場として受け止められており、大手レコード会社でさえも、新人アーティスト発掘の場として注目しています。 では、この様にミュージシャンにとって、大きな可能性の場となったTikTokで注目されるためには、どのようにTikTokを活用すれば良いのでしょうか...。 まず、TikTokを活用して自らプロモーションを行う為には、TikTokの特性(アルゴリズム)を理解して運用することが大切だと思われます。 TikTokは機械学習アルゴリズムを用い、ユーザーの好みに応じて動画をオススメしています。 このレコメンド機能は他のSNSでも使われていますが、レコメンドが起こる仕組みが他のSNSとは少し異なります。基本的に、TwitterやInstagramの様なSNSのフィード画面(アプリを開いたときにまず表示され、新規の投稿を見ることができる画面)には、自分がフォローしているユーザーの投稿が表示されます。 しかし、TikTokではフォローしているかどうかに関係なく、AIがユーザーの好みに最も合っていると判断した動画が流れます。また、時系列に沿ってタイムライン形式で流れてくるTwitterやInstagramとは異なり、 TikTokでは投稿がユーザーの好みに合えば、3か月前の投稿でもおすすめに表示されることがあります。 この様に、TikTokではフォロワー数に関係なく動画を見てもらえる為、どの様なクリエイターでも大きな拡散力を持ち得るという事が特徴として挙げられます。人気が急上昇している楽曲カバーも有効...
ここで意識したいのは、TikTokのアルゴリズムが分析する動画の情報には、キャプションやハッシュタグだけではなく、使用されている音楽の情報も含まれているという点です。この為、TikTok上の多くのクリエイターは自分の投稿がおすすめに載るよう、人気急上昇中のハッシュタグを使うだけでなく、その時に人気の楽曲を用いて動画を作成する事が多くなります。このアルゴリズムこそが、TikTokで特定の楽曲がバズりやすい要因の一つとなっていると言えるでしょう。 この様なTikTokの特徴を踏まえると、アーティストは自身のアカウントで楽曲を発信するだけではなく、他のユーザーに自分の楽曲を使用して動画を作ってもらうという事が重要になるという事が分かるかと思います。この為、自身のコンテンツで取り入れるべき要素としては、弾き語り動画や、楽曲にダンスの振付を付けた動画など、他のクリエイターが真似したりアレンジしやすい動画や音楽を作成する事が効果的であると考えられます。 また、自身の楽曲を発信する以外に、人気が急上昇している楽曲のカバーをするなど、話題のコンテンツに自分も参加することで注目度を高めるという方法もあります。 レコメンド機能の精度が高いTikTokでは、TikTok上の流行に乗る事で、より多くのユーザーのおすすめに表示される可能性が高まる為、TikTokを活用するアーティストは、どの様なハッシュタグやコンテンツが流行っているのかを常にチェックしておく事も重要です。-- メディア運営:Evening Music Records Inc.1st AL『壱』がついにリリースとなりました✌️
— 優里 (@yuuri_official) January 11, 2022
フラゲ日のみんなからのコメントとても嬉しかったです😆
ALの配信もスタートしたので、
聴いてもらえるととても嬉しいです!https://t.co/oD4f3es7vF
早くみんなに直接歌を届けたいな!
そして沢山の人に『壱』届きますように!
#優里_1stAL壱 pic.twitter.com/FGaZrT0biS
優里「ドライフラワー」が良い曲すぎて泣ける… 純でストレートな曲を書く才能とは…
ストレートな恋愛の曲で泣いたのはいつぶりだろうか...?そんな声が聴こえてくる。
シンガーソングライター優里が2020年10月にリリースした「ドライフラワー」が話題となっている。同曲は、優里のヒット曲「かくれんぼ」のアフターストーリーとなる楽曲となっており、切なくも共感できる男女のすれ違いを叙情的に描いた恋愛ソングだ。
ただ、ここまでストレートに "恋愛" ソングなのだが、どこかロックの様な聴きごたえもあり、歌詞で表現されるストーリーもしっかりと入ってくる楽曲なので、なぜか自然と心を打つのだ。まさに才能と言うべきだろうか。2020年下半期の中でもオススメしたい楽曲と言えるだろう。
実際に、オリコンの週間ストリーミングランキングでは、BTS「Dynamite」、LiSA「炎」に次いでランキング第3位の実績*(2020年12月21日時点)となっており、名実ともにトップアーティストの仲間入りを果たしている。4位に菅田将暉「虹」があることも、その凄さが窺えるのではないだろうか。
また、このストリーミングチャートは、Apple MusicやYouTubeなど、各種音楽配信サービスの再生数を精査した上で決められたランキングなので、今聴かれている楽曲と言えるランキングでもある。「ドライフラワー」は約900万回再生を記録しており、BTSの約1,200万回再生、LiSAの約1,100万回再生と肉薄しており、現在もそのランキングを伸ばしつつある。
この様な再生数ランキングでは、いわゆる "良い曲" がランキング上位にくる傾向にある。ここで言う "良い曲" とは、何度も聴きたくなる曲とも言い換えられるが、音楽ストリーミングサービスが市民権を得た現在では、インパクトや話題性がありパッケージセールスが伸びるだけでは勝負できる音楽シーンではなくなって来ており、複数回聴かれる楽曲が生き残れる環境とも捉えられる。その様な環境下においても、楽曲の良さで勝負している1曲と言えるだろう。
* 音楽ビデオ/オーディオ再生問わず、各配信サービスより提供された再生数(オンデマンド型音楽配信サービスの有料会員による再生数および広告モデルの再生数)を精査のうえ集計したランキング実績(データ提供配信サービス:Apple Music、AWA、HMVmusic powered by KKBOX、KKBOX、dミュージック月額コース、YouTube、YouTube Music、LINE MUSIC、Rakuten Music、RecMusic)
▼ 優里 Official YouTube Channelで公開MVが...
また、同楽曲はメロディやアレンジ自体はもちろん良いのだが、YouTubeで公開されているMVも切なさをうまく表現しており、完成度が高い作品となっている。(YouTube動画: https://youtu.be/X-YtmD0YsBA )
元々、2019年5月に前身となるロックバンドグループが解散し、その後、東京を中心に路上ライブで地道に活動を続けファンを増やしてきた優里。メジャーシーンでは、まだまだ新参者と言えるが、楽曲の良さを真っ直ぐに追求できる姿勢を大切に、今後のアーティスト活動を展開して行って欲しい。彼の今後の活躍に注目だ。
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NiziU「Step and a step」と、優里「ドライフラワー」のストリーミングチャート比較から見えるJ.Y.Parkの苦戦とは…
音楽は世界共通の言語で自由なものだ。反面、だからこその難しさもあるのも事実だ。
大晦日の「第71回NHK紅白歌合戦」への出場が決まっているNiziU(ニジュー)は、12月2日に正式デビューを果たし、シングル「Step and a step」をリリースし発売直後に31万枚のセールスを記録するなど話題を呼んでいる。12月14日付けのオリコンランキングでも初登場1位を獲得し、まさに破竹の勢いで注目を集めていると言える。
公式YouTubeチャンネルも登録者数 163万人を記録し、デビューシングル「Step and a step」の視聴回数は5,070万を突破しており、名実ともにメジャーシーンで活躍するアイドルグループの名を手にしている。また、正式なデビュー前にソニーミュージックと韓国のJYPエンターテインメントが合同で大規模にプロモーションを展開してきたことから、市場の期待値は非常い高いものとなっていた。
ただ、一部の声としては、デビュー前に展開した楽曲「Make you happy」のMVが公開5ヶ月で1.9億回の再生数を記録したことから、当初の期待値としてはもっとセールスが伸びても良いのではと言う指摘も上がってきている様だ。12月14日付けのオリコン週間ランキングで初登場1位を獲得した後、翌週には「櫻坂46」にトップの座を明け渡すランキングの推移となっており、今後の結果次第だが、デビュー後の展開としてその手腕が試される状況にあると言える。
▼ 日本と韓国の音楽チャート比較から見えることとは
音楽は万国共通のものだが、世界の音楽シーンは各国ごとに事情が異なるのが現実だ。
近年、世界でも急速に認知度を高めているK-POPは、欧米の音楽トレンドで用いられている楽曲制作手法を積極的に取り入れ、グローバル視点の楽曲やパフォーマンスを高いレベルでリリースしている点に特徴があり、YouTubeのK-POPアーティストの動画を見ても分かる様に、ダンスパフォーマンスの完成度や楽曲の傾向もトレンドを意識したものとなっていることが分かるだろう。
一方、日本における音楽シーンは、世界的な視点から見ると特殊な市場にも捉えられ、楽曲としては聴き馴染み感を持ちやすく歌いやすいメロディを中心に据えた楽曲が好まれやすく、国内で音楽市場を構成しているアイドルグループは、パフォーマンスの完成度で勝負をしていると言うよりは "可愛い" "応援したい" と言う親近感を沸かせる土俵で勝負をしているグループが多いのが傾向だ。人にもよると思うが、日本人の傾向としては、圧倒的なダンスパフォーマンスを誇るダイナミックな歌唱力を誇る歌姫よりは、可愛らしさやあどけなさが残るが直向きな努力を忘れない少女の方が、親近感を感じ応援しやすいのだ。
もちろん世界的なヒットアーティストを複数手がける音楽プロデューサーであるJ.Y.Parkが、この当たりの感覚を持っていない訳はないが、今後のNiziuの楽曲制作やプロモーション方針においては対策を取って来るものだろうと思える。
結局、国により求める音楽が異なると言うことだが、NiziUのセールスチャートにおいても同様のことが言えるのかも知れない。実際に、Niziuのデビューの裏でじわじわとランキングを伸ばしているのは、優里「ドライフラワー」だ。
▼ 優里「ドライフラワー」から見えることとは...
優里が10月にリリースした「ドライフラワー」は、オリコン週間ストリーミングランキングでもじわじわとランキングを上げてきている。
楽曲やアーティストとしての方向性も、Niziuとは正反対とも言えるアーティストだが、日本の音楽市場においてウケていると言える。楽曲を聞いて貰うと分かるが、ストレートで分かりやすい恋愛における叙情的な揺れる気持ちを歌った曲であり、日本人に取って聴き馴染みのある楽曲であると言える。特に、10〜20代の恋愛で揺れる想いを抱える音楽リスナーの心を掴んできていると想像でき、日常的に音楽ストリーミングサービスで聴く回数が増えてきているのではないかと予測できる。K-POPアーティストの強みにはない要素を持っており、対照的な位置付けにあると言えるだろう。
音楽的な表現は自由であるため、アーティストが表現したい楽曲やMVをリリースすることが本来の音楽のあるべき姿であるが、商業的な観点から見ると、Niziuの次の一手には注目が集まるところだ。歌詞や世界観で恋愛の様な共感を呼ぶ点を満たし、完成度の高いパフォーマンスで魅了する楽曲など、日本国内の音楽マーケットを掴む様なリリースに期待したい。
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シンガーソングライター・優里が大阪で路上ライブを開催・・屋外とはいえ避けられない密空間の形成、波紋を呼び寄せる。
シンガーソングライターである優里がここ数日で行った路上ライブにおいて、波紋を呼んでいる。
彼は「かくれんぼ」で一躍ブレイクを果たし、一気にメジャーデビューにまで上り詰めたまさに今大注目のシンガーソングライターである。
彼は路上ライブという手段で、注目を集めることにこれまで成功してきた。
同じく最近ブレイクを果たしたバンド・Novelbrightも路上ライブからスターダムへと上り詰めたバンドである。今やSNSが若者の間を中心に普及したことで、これまでより一層多くの人の目に届きやすくなっている。そういった時代の恩恵を受けたとも言えよう。
しかし、今は新型コロナの感染の真っ只中、第二波とも言われる現在もまだ密空間の形成に関しては気を使う。
そんな状況の中で先日、優里は大阪にて路上ライブを行なった。そのことが今、問題となっているのだ。
▼ 路上ライブで作られる密空間、屋外とはいえたかる人だかりには不安の声が・・
ブレイクを果たした優里には、すでに多くのファンがついている。
そんなアーティストが、無料で観れる路上ライブを開催すると発表すれば、言うまでもなく人は集まるだろう。
実際に昨日行った路上ライブにおいても、多くの人だかりができてしまった。屋外であるとはいえ、人が密接に集まった状態は危険と言わざるを得ない。
ましてや今や、ライブハウスなどでは制限のかかったガイドラインに即して営業することが求められている。
多くの人が今我慢をしている中で、こういった状況が一度作られると、我慢をしている人の頑張りというものが無駄になってしまう。
そうなればもちろん不公平な状況になってしまうのだ。
引き続き、これから慎重な対応が行われることを望みたい。
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優里 “かくれんぼ” THE HOME TAKEで魅せる歌唱力とは… YouTubeの急上昇ランクにも…
皆さんは、優里(ゆうり)というアーティストをご存知だろうか?
東京都内を中心に路上ライブを精力的に展開し、業界野田方面でも話題となったその歌唱力で、今人気上昇中のシンガー・ソングライターだ。
彼の楽曲で最も特徴的なのは、そのハスキーボイスで歌い上げられる切ない歌詞に挙げられるだろう。今回YouTubeでも公開された "かくれんぼ" という楽曲も、まさに切なさと叙情的な印象を持ちながらも、力強く歌い上げた楽曲だ。
ただ、彼の凄さは、そのシンデレラストーリーとも言えるスピード感にある。
本記事では、その凄さについて紹介したい。
▼ 路上ライブは、2019年6月から
優里は、千葉の幕張出身の普通の男の子だった。
ただ、彼の声には、人を感動させる魅力が備わっていたと言える。事実、彼が路上ライブ活動を開始したのは、2019年6月からというから驚きだ。僅か1年足らずで、YouTubeの急上昇ランクには勿論、各種SNSでも話題になり、各種大手レコード会社からも声がかかったという結果を残している。
"かくれんぼ" という楽曲で表現される、切なさの中にも涙腺を震わせる様な歌唱センスは、唯一与えられた才能とも言えるだろうか。
2019年12月にリリースしたシングル曲 "かくれんぼ" は、iTunes総合チャート4位を獲得し、MVの再生回数は800万回を超えるなど、実績も素晴らしい結果だ。
そしてなんと言っても、このMVを見てもらえば分かる歌唱力が1番の彼の凄さだろう。
今後の活躍も要チェックだ。
はじめて歌に感動したのも。
はじめて飽きるほど音楽を聴いたのも。
はじめて楽器を夢中に鳴らしたのも。
はじめて曲を作ったのも。
すべては、家の中からはじまった。
いま、こんなときだからこそ、音楽を届けたい。
すべては、家の中からはじまる。
THE HOME TAKE http://youtu.be/cv3dWFr4HSc
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