BLACKPINKとセレーナ・ゴメスによるビッグコラボ、ポップかつクールな至高の1曲『Ice Cream』に迫る
海を跨いでの、ビッグコラボが実現している。
韓国の大人気女性グループ・BLACKPINK、アメリカの女優であり歌手のセレーナ・ゴメスによるコラボである。世界を股にかけて活躍する彼女たち、ビッグアーティスト同士のコラボはまさに夢の共演とも言えるものである。
今回のコラボによって作られた曲の名は『Ice Cream』だ。この曲は、BLACKPINKにとって初のオリジナル・フルアルバム『THE ALBUM』においても収録されている曲である。
クールで格好良いという印象があるBLACKPINKだが、『Ice Cream』においてもその様な印象は持ちつつも、女性としての可愛らしさも感じられる非常にポップな1曲に仕上がっている。
今までに有りそうで無かった様な、新しいBLACKPINKの一面が見られる楽曲と言えるだろう。
◆ 世界で聴かれる音楽となった『K-POP』。BTSなどの世界的アーティストも続々誕生、今後の韓国は目が離せない?
ここ数年で、K-POPは今までにないほどの躍進を遂げている。
K-POPや韓流といえば、これまでも日本をはじめとするアジア諸国では長い間人気があった。そういった意味で、日本と韓国の文化交流は、そこそこ長い歴史があると見ても良いだろう。
しかし、韓流やK-POPが、世界を席巻するというのは少なくともこれまでは無かったが、そういった閉塞性というものを、BTSやBLACKPINKは打ち破っているのだ。
BTSに関しては、最新曲『Dynamite』でビルボードの全米シングルチャートにおいても、遂に1位を獲得してしまうという躍進ぶりである。もはやK-POPというジャンルは、世界で認められる音楽ジャンルとなったと言える。
また、これは歴史上で見ても言うまでもなく快挙であり、それ程までにアジア圏のアーティストが世界に進出したり、ましてやトップチャートに昇り詰めるというのは非常にハードルが高いものであった。
その様なBTSと肩を並べる存在として、BLACKPINKは注目されている。今は韓国発のアーティストとして、2大巨頭のように見られることが多いが、今後さらに新たなアーティストが登場するだろう。
今後、ますます韓国の音楽から目が離せなくなりそうだ。
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ソロアーティストとして”令和初”のミリオンセールスを記録した米津玄師。CDが売れない時代、彼なら時代に逆らえる。
時代は今、令和という新しい年号を迎えている。
平成の終わりから今日までに続く時代の流れとして、CDは全体的なセールスとしてかなり落ち込んでいる。世界の中でも比較的、日本では最後までCDのセールスでは踏ん張りを見せていた国であった。むしろ今でも、まだまだ世界の中では日本はCDが売れる国に値する。
とはいえ周りを見渡せば、ほとんどの人がサブスクリプションサービスを利用して音楽を聴いているのではないか?筆者自身もすっかりApple Musicのユーザーであり、気づいてみればCDを買う機会はかなり減っている。
音楽を楽しむ上での価値観が時代とともに変化した、とでも言おうか。今より前の時代において、CDなどのフィジカル音源を買うことによって、一つ一つの音楽を濃厚に楽しむというものが比較的主流であった。
しかし、今では月額 1,000円程で世界中の音楽を広く楽しむことができる。そして、音楽を聴くことにお金をかけない分、ライブなどのイベントの参加にお金をかけている人が多くなっている。”夏フェスブーム”というものが日本で起こっているのも、その要因の一つであろうか。
そんなCDが売れない今の時代。それでも時代に逆行して、CDでもビッグセールスを記録する一人のアーティストがいる。そんなビッグアーティスト、本稿で取り上げるのは、米津玄師である。
◆ 米津玄師の最新アルバム『STRAY SHEEP』。令和初期における、音楽セールスの金字塔となるか・・。
令和という、CDが売れない時代。
今後も時が経つにつれて、CDという存在感は変わってくることであろう。今となってはレコードという媒体が、アンティークなものとして逆に現代の人々に関心を持たれ、セールスを伸ばすというニュースが海外でもあった。こういったレコードのように、CDもまた一時代の産物として、違う存在意義を持つようになるのかも知れない。
しかし、まだまだCDセールスでも力を発揮しているのが、日本のシンガーソングライター・米津玄師である。
通称 ”ミリオン” とも言われる、100万枚のセールスを果たすという金字塔的偉業を、米津玄師は2020年に達成している。彼がリリースした最新アルバム『STARY SHEEP』は、見事 100万枚のセールスを記録し、ミリオンセラーとなった。
不思議といえば不思議なものである。『STRAY SHEEP』というアルバム自体は、曲自体はサブスクリプションサービスでいくらでも聴くことができる。極端な話、CDを買う必要はないのである。
そういったことを理解した上で、CDというフィジカル音源をお金をかけて購入している人がいるのだ。それは、いかに米津玄師というアーティストが必要とされているかを表している。
『Lemon』をはじめとして、日本の誰もが知るようなビッグタイトルを生み出し続けている米津玄師。今後の活躍は間違い無い様だろうことに加え、音楽史における偉人的存在になってしまうのではないか。
そんな可能性すらも感じさせる、天才アーティストだ。
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ZOZOマリンスタジアムにて、無観客ライブを開催したONE OK ROCK。ライブ終了後には多数の反響が
日本のロックバンドの頂点ともいえるONE OK ROCK。
数々のアーティストが無観客ライブ配信に挑戦する中で、ONE OK ROCKもその流れに乗った。そして彼らが開催場所として選んだのは、千葉・幕張にあるZOZOマリンスタジアムである。
無観客ライブにおいても、大規模な会場を選んだ彼らのスケールはやはり大きい。
実際に無観客ライブ配信をリアルタイムで視聴していた人の数は、11万人にものぼるという。ZOZOマリンスタジアムの収容人数は、プロ野球の場合は3万人程度、ライブ・コンサートの場合は5〜6万人程になるので、この視聴者数はリアル開催のキャパを上回ったことになる。
本当にとんでもないロックバンドである。チケット代も有料のもので、決して安くはない。リアル開催のライブにも引けを取らないほどの値段でありながらも、やはり彼らのライブを求めている人の数はそれだけいるのだという。
ここ数年で、ONE OK ROCKほどの成功を収めたロックバンドはいないのではないか。
◆ ONE OK ROCKの配信ライブは世界同時配信!彼らが及ぶマーケットはすでに、世界各地に存在していた・・
今回のONE OK ROCKの生配信ライブが公開されたのは日本だけではない、世界各国においても視聴されていたのだ。
日本のロックバンド・ONE OK ROCKでありながら、世界のONE OK ROCKでもある彼ら。日本とは時差がある国においてなら、中には深夜まで夜更かしをしたり、早起きをして見たという人もいるのだろう。
ONE OK ROCKの音楽を求めている人、いわばマーケットのようなものは既に世界レベルに及んでいるというのが本当に凄い。今回の無観客ライブ配信では、間違いなく成功を収めたと言える。
世界で新型コロナの影響が落ち着いた時、ONE OK ROCKはさらなる輝きを持って世界に進出していくのだろう。
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『nothing』でポップ・パンクへの道をも歩み出したロックバンド・Track’s。彼らの武器はその器用さにある。
日本の音楽シーンにおいて、インディーズシーンも常に目が離せない状況だ。
インディーズシーンの中でもメロコアというジャンルで確固たる地位を築きつつあるTrack's。THE NINTH APOLLO所属の彼らは、若くて溌剌とした威勢のあるサウンドで、これまでライブハウスシーンを盛り上げてきた。
特にメロコアというジャンルは、ドラムのツーベースの上でギターサウンドがジャキジャキと鳴っているような激しいサウンドで、ライブのフロアからもダイバーが続出する、非常に爽快感があって人気のあるジャンルだ。
Track'sのライブの模様もやはり凄くて、ライブ映像を少し見るだけでも、いかに彼らがフロアを熱狂させているかがひしひしと伝わってくる。
そんなメロコアバンド・Track'sであるが、どうやら最近では新路線を歩もうとしているようだ...。
◆ ポップ・パンクという、メロコアとは似て非なる音楽。彼らの音楽スタイルには器用さが見える。
YouTubeで公開されているTrack'sの楽曲『nothing』。
今から4ヶ月ほど前にリリースされた曲であるが、この曲は今までのTrack'sにはないようなポップ・パンクの要素が取り込まれている。
メロコアとポップ・パンクというのは、一緒のものとして考えられることも多く、なかなか判別が難しいとされる。だが、少なくともTrack'sの『nothing』を聴けば、それまでの彼らとは違う音楽であることが実感できるだろう。
ポップ・パンクといえばNeck deep、The Story So Far、FOUR YEAR STRONGなどという、日本でもライブを行った経験のあるお馴染みのバンドが良く想起される。名前にもあるようにパンクの派生形で、そういえばメロコアもたびたびメロコア・パンクというように呼ばれるため、パンクの派生系である。
こういったことから、ますますジャンルの判別が難しくなってくるように感じる。もはやこれは感覚レベルの話かもしれない。
そういったハードルがありつつも、確かに違う音楽をやっていると感じさせることに成功させる、Track'sの器用さというものは凄いものだ。
今後どの方向性で進んでいくのか、ますます注目が寄せられる。
※ YouTube動画: https://youtu.be/hIVi8mWETXM
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ロンドン発のエレクトリックユニット・HONNEが今注目のワケ… 親日家の彼らは、ユニット名も日本にインスパイアされた?
ロンドン発のエレクトリックユニット・HONNEが今注目のワケ... 親日家の彼らは、ユニット名も日本にインスパイアされた?
世界をひしめく数あるアーティストの中で、本稿で筆者が取り上げるアーティスト。 それはイギリスのロンドン発、エレクトリックデュオである・ HONNEだ。"ホンネ" と呼ぶこのグループ名、実は日本語の「本音」が "語源" となっているようである。 自分たちのグループ名にも日本の影響が及んでしまう程に、HONNEのメンバーは親日家であるという。 デュオという構成であるように、HONNEは2人組のグループである。同じ出身地の彼らは大学で出会い、同じ音楽の趣味をもっていたことから意気投合し、ついには共に音楽活動をするまでになったという。 エレクトリックなサウンドをベースに、R&B、ポップをミックスさせた都会的なポップチューンが特徴的なHONNE。2020年には2年ぶりとなる新アルバム『no song without you』をリリースしている。 日本ではまだあまり知名度がないかも知れないが、なんと言ってもHONNEは親日家である。今後必ず、来日公演で目にする機会があるはずだ。先月の”パリコレ”のデジタルショーに出演した元欅坂46・平手友梨奈。彼女が着用したアイテムは大ヒット、改めて稀有な才能を認識。
元欅坂46のメンバー・平手友梨奈。
突然のグループ脱退発表は多くの人を驚かせたが、彼女は今、新天地でも活躍を果たしているようだ。先月に行われたパリ・コレクション。例年通りにリアル開催されたものと併せて、一部ではデジタルでの開催もなされた今年のパリコレ。
実は、平手友梨奈も、今年のパリコレには出演していたのだ。
具体的には、今年のパリ・コレクションに参加したブランド『ANREALAGE』のモデルとして、出演を果たした。また、このブランドは日本発のもので、いわゆるデジタル部門での出演となった。
ショー自体は、デジタルプラットフォームにおける配信型で、そこに平手友梨奈はWeb配信での出演を果たしたということになる。
アイドルであった彼女は今、これまでとは違う舞台に立っている。
◆ 新グループとなった欅坂46。日本のエンタメ業界を席巻するアイドルグループは、どうやら本物か。
本稿で取り上げている平手友梨奈だが、彼女はかつてアイドルグループに所属していたのは周知のことだろう。
彼女が所属していたのは欅坂46。今月からグループ名を変更し、櫻坂46へと改称することでもまた話題を呼んでいたのは、最近のことである。
今より10年前ほどからAKB48が大流行を果たし、そこから派生して乃木坂46、欅坂46などというように新たなグループが続出していった。まさに日本のエンタメシーン、アイドルシーンを席巻しており、王者的なポジションを獲得していると言っても良いだろう。
また、今回の平手友梨奈のように、グループを脱退した後でも世界を舞台に活躍している人もいる。今後また新しいグループが生まれたりもするのか、全く想像がつかないのも正直なところであるが、間違いなく日本のカルチャーの顔である。
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ロックバンド・LANYの新アルバム『mama’s boy』から見る彼らの天才的センス、世界を虜にした音楽の魅力。
アメリカのロサンゼルス発のロックバンド・LANY。
彼らの活動の様子は、おそらく日本でもなかなかに浸透していることだろう。昨年には、新木場STUDIO COASTにて、アルバム『Malibu Nights』を提げての来日ツアーを行った。
端正なビジュアルも彼らの重大な要素の1つであるが、やはりなんといってもロックバンドだ。曲が非常に良い。
また、ロックバンドという括りにはなるが、ポップソングに彼らは最初から傾倒しており、シンセサイザーやストリングを駆使した前衛的なサウンドが特徴的だ。ロサンゼルスの、都会的な空気がとても似合うのだろうと、イメージを膨らませてくれるようだ。
そんなLANYの活動は止まるところを知らず、2020年には新アルバム『mama's boy』をリリースしている。
LANYの変わらない良さと、これまでのLANYにない新しい魅力が付け加えられている、"シティ・ポップ・ロック "と言える楽曲だ。
◆ 都会的である、その反面、物悲しさや、都会ならではの情緒が歌われている。
シティ・ポップ・ロックとも上記で紹介したように、なんと言っても彼らの音楽は都会の空気感を感じさせてくれる。
このことに関しては、初期の頃から変わらない特徴とも言って良いだろう。さらには、流行のサウンドを取り入れることによって、移り変わりの激しい ”都会” という一面を、サウンドで表現していることになる。
浮遊感があって、幻想的な気分にさせてくれるLANYの音楽には、程よい物悲しさや情緒というものもある。いわば、インディー・ロックやカントリーミュージックのような一面もあると言えるだろうか。
アップテンポなビートに乗せながらも、透明感と寂しさを感じさせるメロディやリリックで歌われる『heart won't let me』という曲は、中でも印象的だ。
どハマりしている人が急増の中、彼らの次なる来日公演を期待するとともに、日本でも爆発的なヒットを果たすことを期待したい。
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ロックバンド・MONOEYESが10月19日に初の単独生配信ライブ開催決定!!
ロックバンド・MONOEYES(モノアイズ)。
国内の大型ロックフェスに出演する機会も多く、ロック系音楽雑誌をはじめとしたメディアへの露出も多い人気バンドである。さらには、2018年に活動を再開したELLEGARDENの細美武士がフロントマンを務めるなど、カリスマ性にも満ちたロックバンドである。
ELLEGARDENも先日、生配信のライブを開催していたのだが、この度MONOEYESも生配信のライブを開催することを発表している。開催日時は2020年10月19日(月)。チケットは有料としており、前売りチケットを既に販売している。
新型コロナウイルスの感染が始まってから、新しいスタンダードとして定着したオンラインライブ。 MONOEYESもいよいよ、生配信のライブに挑戦することとなった。
さらに、今回のライブはセミアコースティックでの開催というように、通常では見られないレアな形での開催となりそうだ。
◆ リアルタイムだけでない、アーカイブでの視聴も可能!オンラインライブのメリットは多い。
今回、MONOEYESが生配信ライブを行うことを発表した。これまでに数多くのアーティストが生配信ライブを行なってきており、ユーザー側も少しずつ新しいライブ形式に慣れてきた様子も窺える。
極端な話、自室がいきなりライブハウスにも、アリーナにもなるとも言えるオンラインでのライブ配信。やはり、元来のリアルライブに完全に取って代わるほどの絶対的な存在までには至っていないものの、多くのメリットがあるのも事実だ。
今回、MONOEYESの例を見てみると、チケットの購入者はアーカイブでの視聴も可能であるというようにされている。つまり、ライブ配信のリアルタイムでなくても、後から都合の良い時間に見ることもできるのだという。
これもまた、リアルライブではあり得ないメリットである。まだ、リアルライブが元来通りに開催されるまでには時間がかかりそうだが、是非とも今はオンラインライブの恩恵を享受していきたい。
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アメリカ大統領選挙の開票まであと1ヶ月を切る。改めてかつての”大統領候補” カニエ・ウェストとは何だったのかを考える。
アメリカ大統領選挙の開票まであと1ヶ月を切る。改めてかつての”大統領候補” カニエ・ウェストとは何だったのかを考える。
日々、いろんなニュースに目や耳を傾けてみると、本当に世界は目まぐるしく動いていることが実感できる。 音楽やエンタメにまつわるニュースも勿論そうだが、政治や経済もまさに1分1秒単位で動いている。連日の報道の中で、世間の興味を引くものあれば、そうでないものも勿論ある。 日本でも毎日のように目にするのは、11月に控えるアメリカの大統領選挙に関するニュースではないだろうか。4年に1度開催されるアメリカ大統領選挙。現政権を担う共和党 トランプ氏と、対立する存在の民主党 バイデン氏の争いが連日話題だ。 今でこそ、こういった2項対立に落ち着いたとも言えるが、それまでに大きく大統領選挙を揺るがしかねなかった存在がいるのを、皆さんは覚えているだろうか...? それは、アメリカのヒップホップスター・カニエ・ウェストである。 2020年のアメリカ大統領選挙において、立候補するという発表をした時もあり、実際に選挙演説を行ったシーンも大変話題となった。しかし、直前になって出馬は断念した。 改めて、カニエ・ウェストとは何だったのだろうか...?考えてみたい。ポップスター Katy Perryの『Smile』は2020年のベストヒットか。FMラジオでも毎日のように流れる、世界的ポップチューンとは…
アメリカのシンガソングライターであるKaty Perry(ケイティ・ペリー)。
彼女は、これまでのキャリアにおいて数々のヒット曲を生み出してきており、日本ではもちろんのこと、世界各国でその名が通じるようなビッグアーティストである。
そんなKaty Perryが、改めてポップ・スターであると認識されるような音楽をまた生み出している。
それは、今年リリースした最新アルバム『Smile』だ。
アルバムの表題曲ともなった『Smile』は、改めてKaty Perryが世界のポップ・スターであるとの認識を広め、さらなるキャリアアップを果たすきっかけともなった1曲であるように考えられる。
◆ あらゆるメディアで、いつでも、どんな時も流れている『Smile』という曲のもつ本当の”ポップさ”。
ポップ・ミュージックというものは、聴くものを選ばない。
つまり、誰にとっても聴きやすいものであって、誰もが簡単に体を揺らし、口ずさむことができると言うことだ。こういったポップの要素に、Katy Perryの『Smile』は完璧に当てはまっていると思う。
これによって、やはりKaty Perryの『Smile』は本当のポップ・ソングであるということを教えてくれる。この『Smile』は、日本においても大ヒット中で、例えば街を歩いている時でも、意識せずともどこかのスピーカーから聴こえてくる程、多数の媒体でプッシュされている楽曲だ。
他にも、FMラジオなどのマスメディアでも、この曲は毎日のように流れており、自然と耳に入ってくる。
今後の "Katy Perry史” に残る1曲。それが『Smile』と言えるだろう。
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ディズニーの新作、実写版映画の『ムーラン』に批判が殺到!? 今現在、世界を揺るがす政治的問題が要因に…
Netflix、Amazon Prime等のサブスクリプションサービスが普及してから、今日までにそこそこの月日が経っている。Netflixは、テレビのリモコンのボタンにも登場してくる程の存在感を放っており、多くの人にとって日常におけるスタンダードともなっている。
また、上記の2つだけではなく、日本では U-NEXT等のサブスクリプションサービスも発信されており、今や数々のWeb配信サービスが登場する大きな市場が生まれている。
そんな状況の中で、最近また新しいサブスクリプションサービスが生まれた。きっと多くの人がご存知であろうが、あのディズニー社が手掛ける『Disney +』である。
浦安にあるテーマパーク・ディズニーランドでもお馴染みのウォルト・ディズニー。世界的大ヒットを記録した名作も数多くあって、世界的にも多くのファンから支持される魅力的なコンテンツを発信し続けている大企業だ。
そして、最近『Disney +』で配信が始まった『ムーラン』という作品がある。この作品は、80年代にアニメーション版で公開されたものであるが、2020年になって実写版が公開されている。
こちらもまた名作なのだが、実は大きな批判も同時に浴びている...。
◆ 現在、世界で問題となっている中国、香港、新疆ウイグル自治区を取り巻く政治問題が影響...
今、『ムーラン』が批判を受けている理由。それは世界で問題となっている政治トピックが関わっている。
批判を呼ぶきっかけとなったのは、『ムーラン』実写版にて主演を務めるリウ・イーフェイのSNSにおける発言だった。多くの人がご存知の通り、現在、中国と香港はこれまでにない緊迫状況にある。
2047年までの自治が約束されていた香港であるが、先月の中国にて開かれた全人代で、香港国家安全保障法が適用され、これからの中国と香港の情勢は一気に変わることとなった。
この事態を受けて香港では民衆によるデモが活発化、民主主義が失われるとの危惧が大衆に広まり、かなり混乱している状況にある。過激化する香港のデモを受けて、香港警察はかなり過激なやり方で制裁を加えたり、逮捕者を出している。
そういったこともあって香港警察は批判を浴びていたのだが、『ムーラン』主演のリウ・イーフェイは自身のSNSで、香港警察を擁護したりと中国寄りな発言をした。
一個人の発言といえども、SNS上での発言となるとかなりの影響力を持つ場合があるものだ。
本来ならば、政治問題との絡みなど一切なく、非現実の世界を表現してくれるディズニー作品。しかしながら、今回の一連の騒動では大きな批判を浴びてしまうこととなった。
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