© TOKYO世界

　

TOKYO世界が「Hate Christmas」MV公開、ワンカット撮影の映像作品

　

TOKYO世界は2025年11月28日に配信リリースした楽曲「Hate Christmas」のミュージックビデオを、自身のYouTube公式チャンネルで3種類同時に公開した。楽曲はクリスマス時期に感じる疎外感や孤独感をテーマにしており、LIVE DJのHUGH THE KIDが手掛けたビートにより高揚感へと昇華されている...

　

　

　

　

新世代のシンガーソングライターがらりが2026年1月16日(金)に配信リリースする2nd Album「コントラスト」より、収録曲「Question」を本日12月17日(水)に先行配信した。 今回リリースされた「Question」は曖昧な人間関係のすれ違いにフォーカスした切ないラブソングとなっており、編曲はビートメイカー/プロデューサーのA.G.Oが務めている。 さらに今回の配信リリースタイミングに合わせてMusic Videoも公開。 今回公開されたMusic Videoはがらりとしては初のタッグとなるindigö氏が監督を務め、楽曲の世界観に沿って曖昧な人間関係のすれ違いを表現した作品となっている。 がらり - Question【OFFICIAL MUSIC VIDEO】 https://youtu.be/VuiTaK7oqt0

新曲リリース情報

先行配信曲「Question」 配信日：2025年12月17日 配信リンク：https://galali.lnk.to/contrast Digital Album「コントラスト」 配信日：2026年1月16日(金) 配信予約リンク：https://galali.lnk.to/contrast 【収録曲】 1.うつろ 2.逃避行 3.Answer Me（日本テレビドラマ「AKIBA LOST」主題歌） 4.Question 5.退屈な夜に 6.正体不明のLADY（日本テレビドラマ「AKIBA LOST」コンセプトソング） 7.ガラスの靴 8.透きとおる夏 9.遠い空には（河合塾CMテーマソング） 10.さあ乾杯！（テレビ東京系 ドラマ 25「晩酌の流儀4 ～秋冬編～」 エンディングテーマ） 11.ZEROの時間旅行 12.At Parade 13.ステラ（OSTechグループ Web CM「さあ、今日から新社会人！」テーマソング） 14.夢遊病

ドラマ情報

北山宏光が主演！舞台となるのは日本有数のサブカルタウン「秋葉原」 13年前、秋葉原で6人の少女が姿を消した未解決事件――通称「アキバの神隠し」。 一年に一度のゲームショウで、その事件を題材にした新作ゲーム『AKIBA LOST』の開発を高らかに宣言したのは、かつて“天才クリエイター”と呼ばれた新城大輝（演：北山宏光）だった。 しかしその発表を機に、再び不可解な失踪事件が起こり始める。 ゲームの出演者として集められたのは、メイドカフェで働く新城の妹・新城葵（演：松村沙友理）、地下アイドルの長門ここね（演：小栗有以）、グルメライターの黒須萌（演：宇垣美里）、巫女の神保千尋（演：大原梓）、コスプレイヤーの遊佐若菜（演：MINA）、ゲーム配信者の倉橋佑季美（演：田辺桃子）。 日本が誇るサブカルチャータウン“秋葉原”を象徴する多彩な顔ぶれだった。 だが、彼女たちが演じるはずの物語は、やがて現実を侵食し始める。そのきっかけは新城に届いた脅迫電話と葵の失踪だった。 「ゲームの開発を中止しろ――さもなくば悲劇は繰り返される。」 新城はゲームを完成できるのか？仲間を守れるのか？犯人は誰なのか？そして13年前の真実とは？ この物語の結末を決める“選択”は、あなたの手に委ねられている。 ▼ 放送概要 タイトル：AKIBA LOST 放送：2026年1月期　毎週火曜24:59～25:29（関東ローカル）1月13日スタート 配信：TVer（https://tver.jp/series/sraszdzp5s）／Hulu 出演：北山宏光　松村沙友理　田辺桃子　小栗有以（AKB48）　大原梓　MINA（East Of Eden）西原亜希　阪田マサノブ　・　宇垣美里　淵上泰史 脚本：當銘啓太 音楽：fox capture plan 監督：中茎強 プロデューサー：梅澤宏和　柴田裕基 協力プロデューサー：伊藤裕史 制作：植野浩之、島田総一郎

がらり プロフィール

大阪府出身。元システムエンジニア。全楽曲の作詞作曲を担当。 2022年より活動を開始し、ジャケットアートワーク・Music Video・SNSコンテンツなどほぼすべてのクリエイティブ制作を自身で手掛けるシンガーソングライターとして活動。 曲ごとに“がらり”と作風を変えながら、文学的な歌詞を生々しい歌声に乗せる。 TikTokを中心に楽曲投稿を続け、現在総再生回数は500万再生を突破。 2023年11月に初となるリリース作品「さよならは真夜中に」、2024年7月にはテレビ東京「晩酌の流儀3」のオープニングテーマ曲として初のタイアップ作品「パーティーチューン」をリリース。 11月20日(水)には初となるアルバム「手のひら望遠鏡」をリリース。 アルバム収録曲「午後二時の通り雨」が2025年1月に放送されたテレビ朝日系音楽番組「EIGHT-JAM」内の企画「プロが選ぶ2024年のマイベスト10」にて川谷絵音氏に取り上げられるなど、2025年要注目のアーティストとなっている。

GANG PARADEが12月16日(火)にZepp Shinjukuで開催したワンマンライブ「GANG PARADE 10th YEAR SPECIAL LIVE “THANK YOU, PARADE”」のアンコールで、2026年をもって10年続いた活動の幕を下ろし解散することを正式に発表した。 そして明日12月17日(水)にはメジャー8thシングル「KIMI☆NO☆OKAGE」がリリースされる。本日のワンマンライブで初披露された表題曲に加え、9mm Parabellum Bullet提供曲「ラビバアソビバ!!」、そして好評放送中のアニメ『デブとラブと過ちと！』のオープニング主題歌に抜擢された「Happy Yummy Lucky Yummy」も収録され、今作もカラーの異なる3曲が光る作品となっている。 解散発表のタイミングで披露されたリード曲「KIMI☆NO☆OKAGE」は作曲を草野華余子が、作詞をJxSxKこと、グループが所属する音楽事務所・WACK元代表の渡辺淳之介が手がけた。感謝の思いをまっすぐに届ける、初期衝動あふれるポジティブなロックチューンに仕上がった。楽曲リリースに際し、渡辺淳之介からコメントが届いた。 リリースと同タイミングの12月17日(水)0時には「KIMI☆NO☆OKAGE」のミュージック・ビデオもプレミア公開される。本作は「一夏」ミュージック・ビデオやGANG PARADEのライブ毎に公開されているアフタームービーなどを手がける軍司拓実が監督を務めた。解散を告げたこのタイミングでどんな映像が公開されるのか、必見だ。

JxSxK（渡辺淳之介）コメント全文

今回の作詞にあたってインディからはじめプラニメ、POP、GANG PARADE、GO TO THE BEDS、PARADISESのPVをすべて見返しました。僕が一番に浮かんだのはカミヤでもヤママチでもユアでもココでもアイナスターでもチャンベイビーでもキラ・メイでもナルハでも月ノでもキャ・ノンでもマイカでもドクソンでもなく、ライブで肩を組んだ遊び人たちの様子でした。それは間違いなくKIMI☆NO☆OKAGEだからなんだなとおもいました。別に綺麗事でもなんでもなく、みんなは僕のことをキモい、ウザいクサい、無能のハゲチビメガネだと思ってると思いますが、僕は遊び人がキモくて大好きだったみたいです。ありがとう。

リリース情報

2025年12月17日(水)発売 Major 8th Single「KIMI☆NO☆OKAGE」

プロフィール

「みんなの遊び場」をコンセプトに活動する、ヤママチミキ、ユメノユア、キャン・GP・マイカ、ココ・パーティン・ココ、ユイ・ガ・ドクソン、月ノウサギ、キラ・メイ、キャ・ノン、チャンベイビー、ナルハワールド、アイナスターの11人からなるアイドルグループ。 2019年4月にワーナーミュージック・ジャパン内のレーベル「FUELED BY MENTAIKO」よりメジャーデビュー。 2023年5月には、メジャー2nd アルバム『OUR PARADE』をリリースし、オリコン/ビルボードでの週間1位を獲得。11月にはグループ初のEP作品『The Night Park E.P.』をリリースし、収録曲の「Träumerei」は、MBSほかドラマシャワー枠「体感予報」のオープニング主題歌に抜擢され話題となった。 2024年1月には日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブ「天晴れ！真冬の大ギャンパレ音楽祭 in 日比谷野音」をソールドアウトさせ、11月30日(土)にはLINE CUBE SHIBUYAにてワンマンライブ「TO BE BORN」を開催し、こちらもソールドアウトし大成功を収めた。12月25日にリリースしたメジャー7thシングル「Sparkling Moon / グッドラック・マイフューチャー」はオリコンウィークリーランキング1位を獲得。 2025年6月18日、約2年ぶりとなるメジャー3rdアルバム『GANG RISE』をリリース。WANIMAよりアルバム表題曲「GANG RISE」、超能力戦士ドリアンより「So many members」、寺中友将（KEYTALK）より「イマヲカケル」、THEイナズマ戦隊より「ヘイ！ホー！最高じゃん！」など、収録曲は多数のアーティストから楽曲提供を受け、まさに“RISE”を体現する渾身の一枚となった。 8月9日には初主催フェス「品行方正」、8月21日には2度目となるバンドセットワンマン、8月31日には赤レンガ倉庫での野外ワンマンライブ「狂遊」と矢継ぎ早に成功を収めた。 12月17日にはメジャー8thシングル「KIMI☆NO☆OKAGE」がリリースされ、収録曲「Happy Yummy Lucky Yummy」は10月より絶賛放送中のTVアニメ「デブとラブと過ちと！」OPに抜擢され話題沸騰中。

andropのニューシングル「Santa」が、12月17日（水）にデジタルシングルとしてリリースされる事が決定した。 “君だけの幸せ”を祈る、見えない優しさの歌。「見えなくても、気づかれなくても、誰かは君のことを想っている。サンタクロースでなくても、その存在はだきっといる」、そんな想いが込められた優しさ溢れるクリスマスソングとなっている。 また、リリース前日となる12月16日の20時よりandropのオフィシャルインスタアカウントにてCDデビュー16周年を記念したトークライブが放送がされる。 https://www.instagram.com/androp_official/ さらにボーカル内澤崇仁による初のエッセイ集「音は空から 言葉は身から」が2026年2月26日（木）発売されることが決定した。

リリース情報

androp NEW SINGLE（Digital Only） 「Santa」 2025年12月17日（水）リリース 楽曲配信リンク：https://androp.lnk.to/santa

エッセイ情報

内澤崇仁「音は空から 言葉は身から」 【価格】1,980 円（本体1,800 円+税） 【発売日】2026 年2 月26 日（木） androp・内澤崇仁、初のエッセイ集「音は空から 言葉は身から」（1,800 円＋税）が2026年2月26日（木）に発売。内澤の地元・青森県八戸市の地元紙「デーリー東北」で2020年から八戸と自分とをつなぐ言葉、風景、思い出を綴ってきたエッセイ連載に加筆・修正を加え、さらに書き下ろしやロングインタビュー、androp の楽曲の制作メモや、八戸で撮影したフォトストーリーなどを収録。内澤崇仁の内面や音楽のルーツを詰め込んだ１冊となっている。 「初著書 出版記念 弾き語りインストアイベント」 4月24日（金）東京・HMV＆BOOKS SHIBUYA 詳細は下記サイトでご確認ください。 URL：https://www.hmv.co.jp/store/event/54518/ ※ 発券開始日：2025年12月21日（日）12：00～

ライブ情報

androp presents "A+"「androp ✕ BLUE ENCOUNT」 supported by YORI GIN 2026.2.17（TUE） 恵⽐寿 LIQUIDROOM OPEN 18:00 / START 19:00

プロフィール

内澤崇仁（Vocal&Guitar）、佐藤拓也（Guitar&Keyboard）、前田恭介（Bass）、伊藤彬彦（Drums）による4 人組ロックバンド。 2009年12月に1stアルバム『anew』でデビュー。メジャーデビューから3年で国立代々木競技場第一体育館で1万人を動員する単独公演を開催。数々の映画やドラマ主題歌、CMソングを手掛けるなど楽曲の注目度は高く、ミュージック・ビデオもカンヌ国際広告祭（フランス）、One Show（アメリカ）、Webby Awards（アメリカ）ほか国内外11のアワードで受賞するなど、その映像世界やアートワークでも世界的な評価を得ている。 映像・音響・照明が三位一体となったスペクタクルなステージ・パフォーマンスも大きな注目を集めているほか、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」「SUMMER SONIC」「RISING SUN ROCK FESTIVAL」等、大型フェスへの参加も多い。 2016年にレーベル「image world」を設立。2021年に約4年ぶりとなる通算6枚目のフル アルバム『effector』を発表。2023年8月、13th album「gravity」をリリース。15周年イヤーに突入した2023年12月、digital single「Image Word（New Recording Ver.）」をリリース。2024年3月13日にFODオリジナルドラマ「愛してるって、言いたい」主題歌『Story』をリリース。そして7月1日にドラマ「タカラのびいどろ」エンディング主題歌『Vidro』をリリース。 8月28日にSHEʼSのヴォーカル井上竜馬を迎えた『Massara feat,井上竜馬』をリリース。12月11日にnew album『hooray』をリリース。そして2025年1月11日（日）LINE CUBE SHIBUYA にて「androp-15th. Anniversary Special Live-」を開催。5月より「hooray」リリースツアーを全国5ヶ所で開催。

SM ENTERTAINMENT JAPAN発の8人組ガールズグループGPPが、メジャーデビュー前夜の2025年12月15日、東京・EBIS303にて「GPP Debut Showcase Live」を開催した。 GPPは、BoAや東方神起、SHINee、少女時代、EXO、Red Velvet、NCT、aespa、RIIZEなど数々の世界的アーティストの日本活動をマネジメントしきたSM ENTERTAINMENT JAPANが送り出す、全員日本人で構成された最初のガールズグループ。有名オーディション番組出身者、トップダンサー、女優、モデルなどさまざまなバックボーンを持つ8人で構成され、韓国初のパフォーマンスディレクターであるシム・ジェウンと韓国のロックバンドTRAXのジェイ・キムがプロデュースを務める。 スカウトを機に集まった8人は、韓国で一年半にわたり徹底したトレーニングを積み重ねてきた。その模様は先日よりフジテレビ系列で放送されているドキュメント番組『GPP Fly〜崖っぷち紙ヒコーキのテイクオフ〜』およびそのドキュメントパートを抜粋したYouTube配信などでじわじわと世間の注目を集めていたわけだが、この日がようやく満を持してのお披露目となった。 ステージは会場の中心に設置され、360度を約500人のオーディエンスが囲む。ステージと客席の最前列は1メートル強ほどしか離れておらず、かなりの至近距離でのライブになりそうだ。会場が暗転し、正面のモニターに前日に公開されたデビューシングル「Bring it Back」のティザー映像が流れると、やがてフロア後方から8人のメンバーが静かに登場。ステージに上がるとフロアから大きな拍手と歓声が起きる。その声はなかなか鳴り止まず、すでにGPPがファンベースを確立しかけていることがわかる。 撮影：Satoshi Hata、Daiki Miura GPPの第一声は、リードを取るHONOKAの伸びやかなボーカルだった。それに全員の可憐なコーラスが重なる。歌声は次第にThe Beatles「Yesterday」を大胆にサンプリングした穏やかな斉唱へと変わってゆく。しっとりとしたスタートで、前評判からするとやや意外とも思える演出でライブは幕を開けた。 そうして最初に披露されたのはデビュー曲「Bring it Back」のようだが、本来のver.ではなく、R&B ver.にかなり大胆にアレンジされている。しっとりした大人っぽい楽曲に、多くのオーディエンスがうっとりと見入ったり手を振ったりしている。8人のメンバーは何度も正面を変え、360度すべてのオーディエンスに向かって鮮やかなパフォーマンスを繰り広げる。 しっとりした冒頭から一転、激しいダンスブレイクが披露され、フロアは急激に盛り上がっていく。続いて披露される「Buzz Down」では広いステージを縦横無尽に使い、先ほどのダンスブレイクの熱量のままに、これぞSM ENTERTAINMENTといった迫力のあるパフォーマンスが展開されて会場のグルーヴが一気に高まった。 MCではそれぞれの自己紹介やグループ名の由来の深掘り、またメンバーの「限界突破エピソード」などが和やかな雰囲気で語られる。先ほどの激しいパフォーマンスとは真逆のような8人のわちゃわちゃしたトークが繰り広げられるが、こうしたギャップも、このグループの魅力のひとつなのかもしれない。 次に披露されたのは、GPPにとって現時点での唯一のバラード曲「MAYOIBOSHI」。ひとりひとりが伸びやかな歌声を響かせてオーディエンスにじっくり歌詞を聴かせる楽曲で、歌詞は優しく背中を押してくれるような内容だ。 GPPのライブの特徴のひとつは、静と動のドラスティックな変化なのかもしれない。バラードの後にはふたたび激しい曲調の楽曲が始まり、今度はメンバーがそれぞれラップを披露。力強さとキレのあるラップと、迫力あるダンスパフォーマンスがあいまって、フロアの熱量はどんどん上がっていく。 この曲も実は「Bring it Back」のヒップホップアレンジなのだが、そう言われなければ気づけないかもしれないほど別の楽曲のように聴こえる。それほどアレンジの幅が広い。デビュー曲をストレートに聴かせるのではなく、その前にアレンジver.をいくつも聴かせるという構成は、なかなか遊びが利いている上に余裕すら感じさせる。彼女たちにとってデビューはすでに通過点でしかなく、見据えているのはそのずっと先、やれることももっとたくさんある、ということを仄めかしているように見える。 続く「Motivation」はメンバーのHONOKAが作詞に参加した楽曲で、痛みを越えて未来に突き進んでいく彼女たちの決意が込められている。その等身大の思いを表現したダンスは8人の掛け合いの妙が美しい。そして披露される「Time Break」と名付けられたダンスブレイクは、どこがどうTime Break（休憩）なのか思わず突っ込んでしまうほどに振りが激しく、構成が複雑で、あまりの運動量に多くのオーディエンスが息を呑んでしまう。 撮影：Satoshi Hata、Daiki Miura 本編ラストは「Bring it Back」。ここでようやくデビュー曲の全貌が明らかになったわけだが、ドラムンベースやEDM、ダブステップなどさまざまなジャンルを融合させた展開めまぐるしい楽曲は、必然的にパフォーマンスもめまぐるしいものになる。R&Bやラップなどさまざまな歌唱方法を駆使しながら、なぜその動きをしながら歌えるのか？と聞きたくなるような激しいフロアダンス、さらにはダンスブレイクなども交え、まるでこの日の内容を1曲に凝縮したようなパフォーマンスにフロアからは大きな歓声があがった。 本編が終わり会場が暗転すると、会場前方のモニターに、本日が世界初披露となる「Bring it Back」のMVが映し出される。メンバーの激しく複雑なダンスにフォーカスが当てられたMVが終わると、ステージにはふたたび8人の姿が。アンコールは2回目の「Bring it Back」。しかし今回は本編と正面を逆にして披露され、また撮影が許可されたため、フロアのあちこちからスマホが掲げられた。 こうしてGPPデビュー前夜のライブは大盛り上がりのうちに終わった。アスリートのような激しく緻密なダンス、またその複雑な構成。個性豊かな高い歌唱力、K-POPともJ-POPとも形容しがたいジャンルレスな楽曲、幅広い表現技法。そして8人それぞれのキャラクター。オーディエンスの盛り上がりを見ても、今後の活躍に否応なしに期待が高まってしまう。「世界水準」の噂通り、実力証明にはじゅうぶんと言えるショーケースとなった。 そして本日12月16日（火）、1stデジタルシングル「Bring it Back」がリリースとなった。 Drum & Bass、EDM、Dubstep、Urban、HipHopなどさまざまなジャンルを融合させた、壮大な世界観を感じられる楽曲「Bring it Back」は、前衛的なサウンドは勿論のこと、 “どんな困難が訪れようとも立ち向かい乗り越える”という、GPPメンバー8人の強い信念のこもった決意表明とも言える歌詞も注目ポイントだ。 「Bring it Back」のデジタルリリースと同時に、GPP Official YouTubeチャンネルにてミュージックビデオも公開された。多種多様なエネルギーを集結し爆発させるかのような躍動的なダンスパフォーマンスと、メンバー8人の分身を含むメガクルーでの一糸乱れぬ動き、ロボットアームを駆使した疾走感のあるカメラワークにより、GPPのアイデンティティを強く打ち出すのにふさわしい圧巻のパフォーマンス映像に仕上がっている。 GPPの記念すべき初リリース曲「Bring it Back」を観て聴いて、溢れる魅力をとくとご堪能いただきたい。 文：山田宗太朗

Juni、AKITO、KANTA、HaL、TAKUMI、Kaito、Yuitoからなる7人組ダンス＆ボーカルグループ・Seven Deuceが、本日12月15日(月)に白金高輪 SELENE b2にて開催されたワンマンライブ「Re:RAISE」内でワーナーミュージック・ジャパンよりメジャーデビューが決定したことをサプライズ発表した。

メジャーデビュー詳細

Seven Deuceは2024年7月に始動したさまざまなバックボーンを持つメンバーが集まった、TOKYO MX「Powered by TV〜元気ジャパン〜」発の番組×音楽プロデューサー『SUNNY BAEG』による7人組ダンス＆ボーカルのメンズグループ。プレデビューからメジャーデビューを目指し、活動をしてきた。 メジャーデビュー作品となる1stシングル「Re:RAISE」を、来年2026年にリリースすることを発表し、2026年2月14日(土)よりリリースイベントがスタートするとのこと。詳細は後日発表となるとのことで、楽しみにしていただきたい。

プロフィール

Juni、AKITO、KANTA、HaL、TAKUMI、Kaito、Yuitoからなる7人組ダンス＆ボーカルグループ。TOKYO MX「Powered by TV~元気ジャパン~」発の番組×音楽 プロデューサー『SUNNY BAEG(サニーベグ)』によるプロジェクトとして、2024年7月2日に本格始動。SNS総フォロワー数100万人超のTikToker、「ミスター学習院2021」グランプリ受賞者など、多種多様な実力派メンバーからなるグループ。

Elle Teresaを迎えたドラマプレミア23「シナントロープ」オープニングテーマ曲「ときめき探偵」。 オリジナルの共同プロデュース・ミックスを担当したLe Makeupによるリミックスが12月17日に、PINK VINYLの12INCHレコードが2026年3月07日にリリース決定。 マスタリング、Dave Cooley。アートディレクション、デザイン、坂脇慶。イラストレーションは、anccoが担当。 2026.03.28には、LIQUIDROOMで柴田聡子 presents「ありがとう」vol.3で（柴田聡子(BAND SET) × Elle Teresa × Le Makeup）、「ときめき探偵」の三者が集うライブも控えている。

リリース情報

© 柴田聡子 & Elle Teresa ■ 柴田聡子 & Elle Teresa 「ときめき探偵 feat. Le Makeup (Le Makeup Remix)」 Digital (4580789745041) | DDJB-91265_DIGITAL_2 2025.12.17 Release | Released by AWDR/LR2 https://ssm.lnk.to/TokimekiTanteiRemix PRE-ADD/PRE-SAVE ■ 柴田聡子 & Elle Teresa | Satoko Shibata & Elle Teresa ときめき探偵 feat. Le Makeup (Le Makeup Remix) (Short) https://youtu.be/TcX6rkON2y0 © 柴田聡子 & Elle Teresa ■ 柴田聡子 & Elle Teresa 「ときめき探偵 feat. Le Makeup [PINK VINYL 12INCH]」 PINK VINYL 12INCH | DDJB-91265 2026.03.07 Release | Released by AWDR/LR2 | 3,000円+Tax https://ssm.lnk.to/TokimekiTantei12INCH A. 柴田聡子 & Elle Teresa / ときめき探偵 feat. Le Makeup B. 柴田聡子 & Elle Teresa / ときめき探偵 feat. Le Makeup (Le Makeup Remix)

ライブ情報

■ 柴田聡子 presents「ありがとう」vol.3 柴田聡子がゲスト・アーティストをお迎えしてお送りするスペシャルイベント「ありがとう」、第3回の開催が決定！ ドラマ「シナントロープ」主題歌、柴田聡子 & Elle Teresa「ときめき探偵 feat. Le Makeup」でご一緒させていただいたElle Teresaさん、Le Makeupさんをお迎えいたします。柴田聡子はバンドセットで臨みます。 先行予約の受付も開始いたしました。是非ご利用ください。 柴田聡子(BAND SET) × Elle Teresa × Le Makeup 2026.03.28 [Sat] Open 16:00 / Start 17:00 LIQUIDROOM, Tokyo 6,000 Yen [+1D]

柴田聡子 プロフィール

シンガー・ソングライター/詩人。北海道札幌市出身。武蔵野美術大学卒業、東京藝術大学大学院修了。 2010年、大学時代の恩師の一言をきっかけに活動を始める。 2012年、1stアルバム『しばたさとこ島』でデビュー。以来、歌うことを中心に活動の幅を広げ、現在までに7枚のオリジナル・アルバムを発表。 2016年、第一詩集『さばーく』を上梓。同年、第5回エルスール財団新人賞を受賞。 2023年、エッセイ集『きれぎれのダイアリー』、2024年、第二詩集『ダイブ・イン・シアター』を上梓。寄稿も多数で、「しずおか連詩の会」への参加など、詩人・文筆家としても注目を集めている。 2024年リリースのアルバム『Your Favorite Things』がCDショップ大賞2025大賞を受賞。 2025年、シングル『Passing』をリリース。文を手がけた初の絵本『きょうはやまに』（絵・ハダタカヒト）の単行本を上梓。 弾き語りとバンド編成により縦横無尽のライブ活動を展開。RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZOなど、大型フェスへの出演も果たしている。 客演や曲提供なども多数で、その創作・表現はとどまるところを知らない。

　

　

© 魚住英里奈

　

魚住英里奈が放つセンシティブな歌声 新アルバム『永遠なんて』リリース

　

シンガーソングライター魚住英里奈が2026年3月25日にニューアルバム『永遠なんて』をリリースする。表題曲は思い出の車窓を映すショートフィルムのような楽曲で、彼女の倍音を活かした多面的な歌声が特徴である。

　

本作には「終電」などの新曲も収録されており、無垢な孤独や危うさを感じさせる世界観が表現されている。リリースに合わせて東京・大阪でのライブも予定されて...

　

　

　

　

プロデュースや編曲など、さまざまな音楽シーンでマルチな活躍をするRhymeTube（ライムチューブ）。 今回の45分に渡るロングインタビューでは、活動の裏側や今後の展望、彼の音楽に対する熱量やこだわりなどから内に秘める情熱を感じた。 本記事では、彼の音楽ルーツから活躍シーンの裏側、これからのビジョンについてまでを語るRhymeTubeに迫る。

RhymeTubeのプロデューサーとしてのルーツ

ーアーティスト業とプロデュース業を並行しておられますが、そのルーツについてお伺いしたいです。 もともと僕はラップをする側だったんですね。ODD Foot Works（Pecori(rap)、Tondenhey(guitar)、SunBalkan(bass)から成るボトムレスな音楽グループ）のペコリとグループを組んでいて、高校三年生から大学生まで一緒にやっていました。その時に「自分はフロントに立つ側じゃないな」という違和感を感じたんですよ。その頃に「楽曲やビートを作る側がしっくりくるな」というのが肌感であったので、裏方のルーツで言えばそれをやりながら知り合ったラッパーにビートを投げたことが最初です。 ーなるほど、そこで裏方の方が合っているなと感じ始めたということですか？ でも音楽をするきっかけとしては、自分がラップをするためのビートメイクでした。MPCという機材でビートを作るということをやっていたんですけど、ラップをするよりビートを作る方が楽しいという気持ちが強くなっていったんですよ。自分が憧れを持つ人も”アーティスト”というよりかは”プロデューサー”や”トラックメイカー”の人が増えてくるようになって、そこから気持ちのズレを感じました。 ーではもともとプロデューサーとしてのスキルやビジョンをお持ちだったということですか？ どうなんですかね。その当時に遡ってみないと分かりませんが、今思えばそうかもしれないですね。日本のプロデューサーでBACHLOGIC（バックロジック）という方がいるんですけど、彼への憧れが強くてどんどんプロデューサーとしてのマインドに切り替わっていったっていうのもあるかもしれないです。

プロデュース哲学と日本猿とのプロジェクト

ープロデューサーとしてパフォーマンスのスキルをお持ちの方もおられますが、プロデュースも同時に行うとなると一朝一夕にできるものではないと感じます。プロデュース業においては、やってみたら自然とできたという感じですか？ 僕がやっているのは、本当のプロデュースっていう意味だときちんとプロデュースできている楽曲はそんなにないかもしれないです。HIPHOPでは「トラック提供」をプロデュースという表記にすることが多いので、内部までディレクションすることはあまりないです。 ーでは、徐々にプロデュース業の幅を広げておられているのですか？ これが、僕今広げてるんじゃなくて狭めてるんですよね。昔は、空音君の「Hug」とかRin音くんの「snow jam」、SUSHI BOYSの「DRUG」のサウンドプロデュースをしていましたが、今はそういうことはやっていなくて。僕、根っこが多分オルタナティブな人間で、ヒップホップの”ど真ん中”っていうのを今までやってきていないんですよ。もちろんヒップホップは大好きだし、僕のルーツでもあるんですよ。ただ、感性かセンスかは分かりませんが、ポップスやクラブミュージック寄りのサウンドを軸にして自分の曲を作ったり提供をしたりしてきたので、最近は”ヒップホップ寄りのオルタナティブ”に絞ってやってますね。そこは僕の中で自分なりに芯を持って今プロデュースしてます。 ーコアとなるジャンルの焦点を絞ってご活動されてるようなイメージですか？ はい、そうですね。今だと多分UKのサウンドが中心かな。ガラージだったり、ドリルのリズムだったり・・・。日本猿（UKドリルを軸にした若手気鋭ラッパー）がいて、彼を１年ちょっと今プロデュースしているんですよ。彼が結構UKサウンドでラップをするところがフィールして、僕から声をかけてやっているんですけど。今は、日本猿のサウンドを真ん中に置いていて、そこからあまりズレないように他のラッパーもプロデュースしてますね。 ーなるほど。逆にこれから注目するトラックや取り入れていきたいサウンドとかはありますか？ Brakence（ブレイケンス、GlitchPopの新星）というアーティストがやってるサウンドは、グリッチポップというか、いろんなジャンルやリズムが混ざっていて、それがすごく好きなんですよね。結構ガチャガチャになってるというか、複雑に色んな音が混ざってるっていう感じが聞いてて楽しいので。ハイパーポップとかの類になるんですかね？一応。 ーアーティスト単位では現時点でどういったところに注目されていますか？ 個人的にいいと思ってるラッパーで、MK woop（エムケイウープ、東京を拠点とするラッパー兼DJ）っていうラッパーがいまして。どの曲もドライで好きです。僕が言うより彼の音楽を聞いてもらえたらすぐに分かると思うんですけど、クールなんだけどハードというか、音として耳障りがすごい良くて、最初に聞いたときにすぐ「おっやべえ！」ってなったって感じです。夏に出たEPもとても良くて、自分はgaucheって曲が好きです。 ーすごいですねそれは。来るものがあったんですね。接点のないアーティストの方でも構いませんが他にはいらっしゃいますか？ ラッパーじゃない所でいうと、jo0ji（ジョージ）（シンガーソングライター）という方は、うちの奥さんがめちゃくちゃ好きで。常日頃聞いてるんですけど、それを僕も聞いて好きになりました。僕は高校を卒業するぐらいまでバンドサウンドを通って来なかったので、音楽としてちゃんと聞き始めてから通じるようになりました。jo0jiさんはメロディがとにかくいい！トップラインがすごい良いなあって思う。 ー面白いですね。ジャンルに関わらず、耳障りでいいなと感じるようなアーティストの方もいらっしゃるんですね。 やっぱり音楽っていうのは楽しいもので、もちろん内面を揺るがす歌詞に食らって元気が出たり生きる糧になったりとか、そういう励ましの意味もあるんですけど、BGMとしてムードとしてっていうところが僕はありますね。気分に合ったサウンドとなると、言葉としてじゃなく、耳で、音としてきて入ってきたものが重要でもあるかなと思いますね。

子育てと音楽

ープロデュース業における課題はありますか？ プロデュース業は全体的に僕の見込みがまだ甘いです。日本猿を最初見つけた時は、おそらく去年（2024年）の夏前ぐらいだったんですけど、まだ彼の曲がそんなに再生数もなくて、今年のラップスターのファイナリストにいるビジョンが見えて。これは何かきっかけを作ったら多分凄いことになるなと思って声をかけたんですけど、僕がまだきっかけを作れていないという課題があります。ラップスターも落ちてしまったので。 ープロデューサーとして何か思うことがあるのですか？ 彼なりに落ちた理由を分かっててすごい反省してるんですね。でも、彼以外の若いアーティスト達にも言いたいんですけど、いっぱい挫折してほしいなって思ってます。「もうこれしかない」っていうぐらい完璧なものを作った上で挫折してほしいんですよね。「ちょっと抜いちゃった」「ちょっと甘えちゃった」みたいな所での挫折はあまり意味がないので「もうこれしかない」ぐらいの極限のものが出来てから挫折したらすごい伸びるんですよ。 ーなるほど。 今日本猿はそういう状況なのでこっからむしろ頑張ってほしいですね。オンゴーイングで試行錯誤して、成功して、どんどん上にいってほしいです。僕はしっかりサポートしたいと思ってます。 ー今お話を聞く中で「ビジョンが見える」とおっしゃっていましたが、プロデューサーの方でも断言できる人はなかなか少ないと思います。やはりビビッと感じるものがあったのですか？ あるある（笑）多くの人がそれを言わないだけで多分あると思いますよ大なり小なり。ただ僕はそれを本当に言ってしまう、ちょっとバカなだけですね（笑）堂々としていれば失敗しても意外と恥ずかしくないんです。 ーご自身で感じられたことを正しく表現されているということですね。 そうですね。それを言われたらアーティスト側も嬉しいと思うし、それぐらいアーティストのことをいいと思ってるっていう意思表明だと思ってるので。現に、これからプロデュースするラッパーでもそういうやつがいて、それも楽しみですね。 ーすごいですね。次々と新しい芽を見つけて育てるみたいなところまで行かれてるわけですね。 でもまず自分があがらないといけないなと思ってます。もちろんラッパーの人が売れてくれたら、それは一番いいこと。ただ、僕も一緒に上がらないといけないっていうのもあって、実はひっそりずっと自分の活動（制作）はしてます。 ープロデュース業とご自身のアーティスト業の比重は今どのくらいですか？ 実は自分の制作が生活の1割、プロデュースワークが2割、子育てが7割ですね。 ーお子さん！？おめでとうございます。笑 ありがとうございます。もう1歳なので、今が一番おてんばぐらい動きます。 ーかわいい盛りですね。 そうなんです。タイミング的には一番活動しづらい時期ですが、僕は制作の速さに自信がありまして。頭の中で固まっているものをただ作る、そのスピードが速いということは僕の長所です。基本的に日中は子育てで、21時ぐらいから全てを始めますが、子育てが始まってから余計時間がなくなったので、尚の事制作スピードが上がりましたね。子どもが生まれる前よりは流石にペースは落ちました。 ーそれだけ集中してクリエイティブを作れるみたいなところだと、何か日頃インスピレーションを受けるものや刺激の元になるようなものがあるということですか？ 学生時代だったら多分今の何十倍も音楽を聞いてるんですよ。移動中もずっとイヤホンで新譜を彫ったり、TSUTAYA行ってレンタルしたり・・・。今ってなかなかそういう時間が作りづらいので、せいぜいYouTube流してリビングにいるときにBGMとして聞くみたいな感じなんですよね。「シナぷしゅ」（テレビ東京系列乳幼児向け子供番組）という番組があって、日中はそういう音楽ばかり聞いてるんです。でもこれが意外とインスピレーションになることもあって！ ーそうなんですか。笑 「何これ！？」みたいな気持ちになってクレジット見ます！まあそれは半分冗談で（笑）本当の意味でいうインスピレーションの大元はやっぱり自分がプロデュースしてるラッパーですよね。 ーはいはい。笑 えーそうなんですね。 「これって何に影響を受けたの？」「何聞いてんの？」といった話をして、そこからもらいます。「これ聞いてるんですよ」とか「今これがアツいですよ」と言われる曲は、ティーンとか20代前半の子たちが聞いてる音楽で、僕がたどり着けないサウンドが多いので、そこからめちゃくちゃ影響を受けますね。僕の世代になってくると音楽ジャンルに対する苦手意識がだんだん出てくると思うんですよ。僕の年代ぐらいから受け付けられなくなる音楽とか。でもそういう視点を一切排除して聞くようにしています。すごい音割れしてるビートや常識外的な音楽を聞いて、意外とこういうのありだなとか思うこともあって新しい発見がよくあります。 ー日々アンテナを張られているんですね。自分の中の感性を新しく更新していくことに積極的なんですね。

レーベル構想と2026のビジョン

ーご自身の制作やプロデュース業をされる中での苦悩や、今まで一番難しさを感じた局面はありますか？ まさに今です。自分の制作が主に一番の悩みなんですけど、本当は今年 アルバム出す予定だったんですよ。今月（11月）に出す予定だったんですけど、トラックは全部できたけど、一曲も完成しないという事態がありまして。 ーやっぱりお忙しい中でのご活動ですもんね。 僕はプロデューサーとしていろんな方を客演で呼ぶじゃないですか。それをまとめるのがとても大変だなと思いました。スケジュールからブッキングまでを完全にインディペンデントでやっているので、誰の力も借りずにすることが大変ですね。急なスケジュール変更、やりとりをする上での配慮みたいな部分など、すべての連絡や話し合いを自分でやることは、とても大変な作業だなと感じます。尚且つ、本当に呼びたい人たちはなかなか連絡が取れなかったり、忙しかったり。そもそも「誰だよお前」みたいな雰囲気を出されることもあるので、自分の追い求めてる音楽を実現するのはとても難しいなって思います。 ー業界の根回しみたいなところのが、ご自身の一種の負荷的な部分になってるという感じですか？ そうなんですよ。今年アルバムができていたら、本当はレーベルを作るつもりだったんですよ。レーベルを立ち上げるためにいろんな人に会って勉強しているんですけど、もう本当に大変です。全然アーティストとして使う脳みそじゃないんですよね。 ーそうですね。業界のレコード会社さんのようなイメージの動き方ですよね。 そうなんですよ。社会人としてのマナーとかビジネス的な考え方もすごい大事なので、その辺はもう頭おかしくなりそうになるなって思いながらやってます。でもこれができるようになれば、もっと若い子たちを支えられるなって思ってるので、今はとにかく行動しようと言う気持ちで動いてます。だから”自分をプロデュースする”じゃないですけど、音楽的にもトータル的な意味でも、セルフプロデュースみたいなことを頑張りたいです。 ー2026年は今の活動を実らせていく年にするイメージですか？ 2026年はまず自分の アルバムを出すことが第一ですね。結構前のアルバムから期間が空いているし、もう頭にはあるものなのでそれを早く出したいとは思ってます。プラス、自分のアルバムをリリースするためのレーベルを作りたいっていうところと、プロデュースしてるアーティストを全員一段階上に押し上げたいっていう気持ちがあります。単曲でプロデュースというよりは、アルバムのような作品集として”まとまったプロデュース”を中心にやっていこうかなって思ってます。プロデューサーとしては、3年後ぐらいには誰もが知っているような人になりたいなと思っているので、とても短い期間にすごく大変な努力をしないといけないなと思います。 ープロデュース側に焦点を当てますと、今までで一番手応えがあった／世の中からの反響があったことは何ですか？ 単純に”ヒットした＝手応え”ではないんですよね。”数字＝自分が成し遂げた”とかではなくて。でもSUSHI BOYSの「DRUG」は、だいぶ狙い通りになったなと思います。その当時日本にはなかったサウンドだし、すごくヒットしたわけではありませんが、知ってる人は知ってるっていう位置まで曲を持っていけたことはイメージ通りだなという肌感です。あとは最近出したFARMHOUSE（ feat Kee Rooz）の「1day(R)」もイメージ通りの感想や評価をもらってるので、意図を持ってプロデュースもしくはクリエイティブを作って、それ通りに世の中から帰ってくる瞬間が「あ、これ来たな」みたいな思いになりますね。でも結構反響をもらうと麻痺して「いや、もっといけるだろう」っていう気持ちになります。飽くなき欲求的な意味では、真に満足したことはないかもしれないです。 ーまだ上がれるだろうという思いがあるということですか？ そうです。「世界的にヒットしろよ！」とか。多分世界的にヒットしても満足できない可能性ありますよね。そういう人たちが多分USの最前線でやってる人たちだと思うので、それぐらいのスケールのでかい気持ちが大事かもしれないです。 ーそうは言ってもリスナーの方から反響をいただけた際は、純粋に嬉しく感じますか？ そうですね。僕はあくまで縁の下の力持ちみたいなところがあるので、そういう意味だとあまり反響や感想は来ないんですけど、友達や知り合いから言われるのはうれしいですね。僕の知り合いは大体アーティストだったり、音楽に精通する人たちだったりするので、そういう人たちから何か言われることはすごい納得できるし勉強になりますね。 ー業界の方や同業の方から評価される機会はなかなかありませんからね。それこそ認めてもらえたみたいに感じる一番のポイントなんですか？ そうですね。僕の周りっていうスケールの小さい話ですけど、それでもこういう身近な人が伝えてくれる感想とかは次の自分のモチベーションになりますね。でも、手応えを自分の中で感じてた作品が全然回らなかった時は精神的にくらって制作意欲がちょっと減ることもあるので、そう言う時に止まっちゃいけないなとは思ってます。やっぱり続けてることは正義で、一番大事な才能だと思ってるんですよね。結局続けてないと意味ないし、続けていたら自分自身も進化するし、音楽も成長する。結果がちゃんとついてくるので、止まらずにやりたい。 ー続けることが基礎で、大切なポイントということですね。 そうですね、でも簡単じゃないですね。やっぱり社会に出てる人も、仕事と同時進行で音楽をやるっていうのはとても大変だと思いますね。土日のような短い時間でもできるっていうのはもう「早くやりたい！」っていう好きだからこその気持ちがあるからですよね。音楽が好きっていうのも一緒の才能なので、それがあるだけでめっちゃ強いんですよ。だからこそ、これは若い子たちにも言いたいですけど、今結果が出なくても焦らないでずっと続けて欲しいなって思います。 ーこれから業界を目指されるような方や若者にとってはすごく心強い言葉になりますね。 そうですね。って僕が言ったところでという感じはあるかもしれませんが、みんなやめないで続けてほしいって思います。 ーありがとうございます。

若手クリエイターと読者へのメッセージ

ーでは、最後に今回の記事を読んでくださった読者の方に向けて、何かメッセージをお伝えするとしたら... そうですね（笑）じゃあ僕はトラックメーカーなので、これを読んでる若い世代のトラックメーカーに伝えるんですけど、好きなアーティストがいたらDMやメールで作品を送りまくってください！無視されても諦めずに、永遠に送り続けてください。いつか絶対帰ってきますっていう、それだけです（笑） ーなるほど。 意外とみんな人間で、しっかり見てます。手が届かないような存在に感じるかもしれないけど、ちゃんと届きます。だから、憧れのまま終わらせちゃだめだよっていうのを同業者に捧げるメッセージとします！一方で、リスナーや音楽を聴いてる人たちに捧げることがあるとしたら、ルーツを追いかけて欲しいです。例えば僕のことが好きだとしたら、僕だけを追いかけるんじゃなくて、僕が好きな人も追っかけてほしいなって思います。僕もそうしていたんですけど、ルーツも一緒に知ると音楽の深みが増すんですよ。憧れてる人の憧れを追いかけるみたいな。 ー考え方とかバックボーン含めて？ そうですね。音楽の解釈が変わりますね。「だからこういうサウンドなんだ」「だからこういうラップしてるんだ」とかがわかってくるし面白いです。良い音楽をさらに良く聞けるんで、そうしてみたらどうでしょうか？って感じですね。 ーありがとうございます。実践される方もおられると思います。 今回の取材では、RhymeTubeの活動にかける想いや音楽制作のルーツ、プロデュースについてお話しを伺うことができた。 是非、RhymeTubeのトラックを聞き、彼がプロデュースするラッパーも聞いてみてはどうだろうか。彼のこれからの活躍に目が離せない。 -- EVENINGサイト：https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング：https://w3.evening-mashup.com/ ECサイト：https://shop.evening-mashup.com/