衝撃の5分間!?今Youtubeで話題のとあるラッパー・crystal-zのここまでの生涯を表現した一作について考える。
最近Youtubeで話題になっている動画がある。とある日本人のラッパーが投稿している曲なのだが、それがとてつもないメッセージ性を帯びているものだとして大変評判を集めている。
その動画を投稿したアーティストはcrystal-zというアーティストである。あまり聞き馴染みのない名前であるが、当動画の再生回数はすでに百万回以上を記録している、まさに今大注目の時の人となりつつある。
その動画、つまり曲をちょっと聴いた感じでは、心地よくチルい、生活感のあるビートが特徴的ないわばよくある曲であるかもしれない。リリックはというと、彼がここまでの人生を時系列的に振り返るように歌っている。どうやら彼は若い時から音楽をやっていたのだが、途中でその道を諦めたのだ。
そして彼は医学の道を目指す。図書館に朝から晩までこもり、地道に勉強の日々を重ねていたという。その成果は数字に表れ、毎月受ける模試の成績は右肩上がり、そしてセンター試験や本試験の手応えも十分。合格を手にしたものと思われた
だが、彼は医学部に合格することができなかった。なぜか?実際に得点は合格点に達していたのに・・・
理由はそう、 彼が”多浪”をしていたからである。
▼ 以前話題になった、医学部の合格者の意図的操作。crystal-zはその被害者の一人であった。
多くの人にとっても記憶に新しい出来事ではないだろうか、複数の医学部が受験者が女性であったり、多浪であることを理由に故意に不合格にしていたことが発覚した事件を。本稿で紹介したcrystal-zはその被害者の一人であったのだ。
そう、Youtubeの動画に投稿した曲で歌っていたのも、その当時のことを説明するためであった。
彼のこの行動は、改めて医学部の不正について考えるトリガーとなった。そのために、crystal-zは今回このような行動に出たのではないだろうか
さらに注目なのは動画のラストである。実際にcrystal-zが受験した学校側に赴いて、自身が不合格になった本当の理由を聞き出しているシーンが映し出されている。当時、彼はスマートフォンを身のうちにしまいこんで、カメラを回していたのである。
まさに衝撃の動画であり、メッセージ性の深い5分間である。ぜひ、みなさんには見て欲しい。
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米津玄師、尊敬する『RADWIMPS』野田洋次郎との初コラボ曲「PLACEBO+野田洋次郎」発表
米津玄師が8月5日にリリースする5thアルバム「STRAY SHEEP」に尊敬するRADWIMPSの野田洋次郎との初のコラボ楽曲「PLACEBO+野田洋次郎」が収録されることが発表された。
2人の出会いは2015年11月4日に行われたRADWIMPSの対バンツアー『10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPSの胎盤』初日。そのライブのMCで「RADWIMPSからはすごく影響を受けている」「クソみたいな高校生だったときのヒーロー」と語るほど、RADWIMPSを敬愛している。その後、プライベートでも親交を深めSNSなどでも仲の良さが伺える2人だが、未だにコラボ楽曲というのはなかった。そしてついに2020年、初のコラボ曲「PLACEBO+野田洋次郎」が誕生した。
米津は「彼の声がこの曲に乗った瞬間の高揚も、あの時の衝撃のようにいつまでも鮮明に思い出せる記憶として僕の中に深く残るでしょう。」とこのコラボへの感想を綴り、
野田洋次郎も「何より彼の声と自分の声が重なった時、想像を遥かに超えて混じり合い響きあうのを感じ、興奮しました。米津、声をかけてくれてありがとう」と初めて米津と楽曲を制作できた感動と感謝を語った。
▼ 米津玄師と野田洋次郎は似てる?
プライベートでも仲の良い2人だが、似ていると話題になることも多い。一体どこが似ているのだろうか?
背が高く前髪の長い雰囲気は確かに似ている。そしてどこかダークな中に優しい雰囲気を2人とも持っている様に感じる。
そして何よりも似ていると言われるのは楽曲である。米津は学生時代『RADW IMPS』『BUMP OF CHICKEN』『ASIAN KUNG-FU GENERATION』の3つのバンドに影響されたと公言している。胎盤ツアーでもRADWIMPSの音楽に影響を受けている事をはっきりと言っており、どこか似た雰囲気の楽曲が生まれやすいのかもしれない。なんと言っても両者歌詞の良さで評価を受けることが多いのも似ているのである。
▼ 野田洋次郎(RADWIMPS)コメント全文
今回、楽曲「PLACEBO」に参加させてもらいました。
米津とのレコーディングはとても気持ちのいい時間でした。
最初一緒にやりましょうと声をかけてもらい、楽曲を聴いた時は意外な感じもしました。「この二人がやるとしたら…」という漠然としたイメージが自分の中にもあったんだと思います。でもいざレコーディングを進めていくとこの曲が持つ世界の軽やかさ、危うさがとても心地よかったのです。何より彼の声と自分の声が重なった時、想像を遥かに超えて混じり合い響きあうのを感じ、興奮しました。
米津、声をかけてくれてありがとう。
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あらゆる音楽を取り込むハイブリッドロックバンド[Alexandros] あらゆる音楽にインスパイアされ、洗練された彼らの音楽。
あらゆる音楽を取り込むハイブリッドロックバンド[Alexandros] あらゆる音楽にインスパイアされ、洗練された彼らの音楽。
[Alexandros]は今や日本の代表的ロックバンドである。 ただ、どうもロックバンドという括りにまとめ上げるのでは物足りなさも感じられるバンドである。彼らはとにかくいろんな音楽にインスパイアされている。 改名前の[Champagne]の時の音楽に関しては、特にイギリスのOasisに影響を受けているイメージが強かった。今でもその時と変わらない、ギターサウンドを特徴とさせているものの、やはり大きな変化を遂げて今日までになっていると感じる。 そのことは、彼らのファン層を見てもわかることであろう。 端正なビジュアルから、女性ファンがかなり多いイメージがある。だがそれだけではなく、男性層からも高い支持を集めているようにも感じられる。それはおそらくバンドが、ハードロックやメタルの要素を隠し味的に取り込んだりと、男らしい一面も全開にしているからであろう。Coachella、Sweet Love Showerなど国内外の音楽フェスは2020年度の開催を軒並み中止へ。あと、残された希望は…?
今年に関してはもう、夏フェスの開催は難しいのであろうか?
最新の情報では、富士山・山中湖で開催されるSweet Love Showerも今年の中止を決定したという。他にもフジロック、ロッキンなどといった夏の恒例イベントが軒並み中止となっている。
世界各地で行われる音楽フェスも中止決定の情報が後を絶たない。 今年春に開催予定であった、アメリカのCoachellaも、時期をずらして今年の秋頃の開催を検討していた。だが残念ながら先日、Coachellaも正式に今年の開催を中止することを発表している。
何しろ、日本国内でも小規模のライブハウスに対しての感染防止ガイドラインがやっと発表された段階である。 何万人規模の人を動員する大型イベントならば、開催ができないのも無理はないということであろうか。
もちろんこれは音楽フェスにとどまらない。 就職活動における合同企業説明会や地方のお祭り、花火大会などといったものも軒並み中止である。まだまだしばらくは、一箇所に大勢の人が集まることは許されない状況である。
そんな中、日本国内でもまだ開催を諦めていない音楽フェスがある。
▼ 2020年限定の「SUPER SONIC」首都圏での開催、実現の可能性はあるのか?
全国、世界の音楽イベントが軒並み中止となっている中で、まだ中止の発表をしていない、いや、開催を諦めていない音楽フェスがある。
それは、「SUPER SONIC」である。
これは、毎年夏の恒例イベントとして「SUMMER SONIC」を開催しているクリエイティブマンが本来ならば2020年、東京オリンピックが開催される予定であったことを受けて、例年のサマソニとは時期をずらして開催する特別版としての音楽フェスである。
例年のサマソニに引けを取らないどころか、最新のトレンドを押さえた世界規模のアーティストを揃えたラインナップであるということで、これまでかなりの注目を集めてきている。
サマソニよりかはステージ数を減らすなど、規模的には縮小したものであるが、十分にチケットを捌ききれるほどの強力ラインナップである。
そんなラインナップを揃えた SUPER SONICが幻となってしまうのは非常に心苦しい。仮に延期となっても、今年と完全に同じアーティストを揃えられるとは限らないであろう。
首都圏での開催であることから、なかなか開催に関しても難しい状況であるとは思われるが、是非とも開催されることを期待したい。
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政府が新たに、新型コロナウイルス感染防止ガイドラインを発表。ライブハウスは一体どうなる?
新型コロナウイルスの脅威はまだ続いている。
緊急事態宣言、そして東京アラートも解除された中で徐々に収束ムードが高まっているものの、事態はやはりまだ完全には終わっていない。
とはいえ、ここ数日の東京都内での新型コロナ感染者の数も1日当たり数十人というように、ピーク時に比べればかなり落ち着いてきている。この状況を受けて、政府は新たに感染防止に関するガイドラインを発表している。
感染対策はいよいよステップ3に以降するということで、ライブハウスに関する内容も盛り込まれている。
だが、そのガイドラインに含まれるライブハウスに要請する感染防止対策。それを実施するのには少し非現実的で、実現したとしてもかなり違和感に満ちた光景が広がるような、そんな気がしてならない。
一体、ライブハウスはどうなるのか?
▼ 演者はフェイスシールドを着用? 観客は言葉を発してはいけない? ライブハウスの意義が問われる。
上記の図は、政府により発せられたライブハウスに対するガイドラインの内容を図にしたものである。
果たして、実際に図にあるような光景を想像できるであろうか? 誰もがこんな光景を今までライブハウスで見たことがないであろう。
具体的に、ガイドラインの内容には「出演者と客の間を2メートル空けること」、「店が狭く2メートルを確保できない場合は、フェイスシールドを着用する」、「客同士は1メートルのソーシャルディスタンス」 というような内容が盛り込まれている。
ライブハウスとはその名のごとく、ライブを臨場感あふれる空間で楽しめる場所である。そういったライブハウスの本質も、今回のこのガイドラインに完全に従うのならばかなり損なわれるようにも思われる。
そこまでしてライブハウスに行く意味はあるのか?、そんなことでライブを楽しめるのか?という意見も出てくるであろう。
最も、ガイドライン自体も要請という形をとっているために、とてつもない強制力を持っているというものではない。 わざわざ政府関係者が、各ライブハウスを巡回するということも考えづらいので、このガイドラインに遵守するライブハウスがどれほどあるのかは微妙なところである。
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SUPER BEAVER メジャー再契約後初のシングル『ハイライト / ひとりで生きていたならば』発売
6月10日(水)SUPER BEAVERが再メジャー契約後初となるニューシングル『ハイライト / ひとりで生きていたならば』を"Sony Music Recoads"より発売した。
SUPER BEAVERは2005年に結成。2009年にエピックレコードよりシングル『深呼吸』でメジャーデビュー。その後、2011年に所属していたレーベル・事務所を離れメジャー落ちを経験している。2012年に自主レーベル「I×L×P× RECOADS」を立ち上げ、2014年eggman内に発足した新ロックレーベル[NOiD]よりフルアルバム『361°』をリリース。
そして結成15周年を迎えた2020年、SUPER BERVERはメジャーレーベルを離れてから約10年の時を経てメジャー再契約を果たす。
▼ メジャー再契約と軌跡
2012年に自主レーベルを立ち上げて以来、インディーズシーンで精力的に音楽活動を続けて来たSUPER BEAVER。渋谷龍太(Vo.)はメジャー再契約について「 まだ手を取ることに躊躇していたなら、手なんか取らなかった。あなたとポップミュージック背負って、次は勝ちに行けると思ったんだよ。これからもより一層、何卒よろしく。」とコメントしている。
メジャーを一度落ちたら戻れない。音楽を続けることも難しくなる。そう言われても前向き続け、数々の名曲を生み出し続けてきた彼らの真価はこの再契約で証明されることとなるのではないだろうか。SUPER BEAVERの魅力、楽曲の魅力はどこまでもまっすぐで、人への感謝や愛に満ちた歌詞、心と頭に残るフレーズにあるど私は思う。インディーズやメジャーは音楽には関係ないとこのバンドの存在で証明し続けてきた彼らの更なる飛躍を楽しみにしていきたい。
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小気味良いビート、生活に浸透してくるムーディで上質なヒップホップ「Kota the Friend」とは一体何者か?
Kota the Friendというヒップホップアーティスト、彼は一体何者か?
ニューヨーク・ブルックリン生まれの彼。まだ日本ではあまり知られていない存在かもしれない、だが、彼の音楽は本物である
ここまで彼はすでに「Anything」、「Foto」、「Everything」をはじめとして多くのフルアルバム、EPをリリースしている。どれも各サブスクリプションサービスで聴けるようになっており、どれもが必聴の一作であるとしてお勧めしたい。
とにかく彼の音楽は上質である。クラシックピアノなどのジャジーなサウンドをベースとしたビート、それがまた小気味よい。そんなビートをベースとした中で、ハイハットの連打音などトラップの要素を盛り込んだトラックなど、ヒップホップとしてのスタイルも形にしている。
注目なのはそれだけではない。彼の言葉、メッセージもである。
▼ 丁寧なサウンドとは裏腹? ギャングスターラップのような攻撃的な表現も魅力!
Kota the Friendの魅力の中心となるのはやはりサウンドであると考える。
だが彼の発するメッセージ性にも注目したいところである。丁寧なサウンドとは裏腹に感じられるような、意外にも攻撃的な表現というのも彼が聴く者を惹きつける一つの魅力なのかもしれない。
曲の中でも、「気に入らないなら俺の音楽を聴くな 」、「俺は俺のやりたいことをやっている」といったような、積極的で他者からの評価を意に介さないような趣旨の表現が見られる。
彼の音楽性からすれば少し意外にも感じられるが、ヒップホップとはそもそも、他者への反発であったりアンチテーゼとして始まった音楽である。そんなヒップホップのベースを、彼は表現しているのだ。
Kota the Friendの楽曲はラジオ局J-WAVEの番組でも紹介されるなど、今後メディアで彼の名前を聞く機会は増えてきそうである。
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2020年度の開催中止を発表した「ロッキン」幻となったラインナップを公表。新世代の注目アーティストも多数出演予定も…
残念ながら2020年度の開催は中止となってしまった夏フェス・通称「ロッキン」ことROCK IN JAPAN FES。
ロッキンは先日、幻となった今年度の出演アーティストのラインナップを公表した。出演予定であった多くのアーティストが、公式SNSなどで中止を嘆くなど、改めて開催が中止となってしまったことの影響力は壮大なものであったことをうかがわせる。
悲しんでいるのはもちろんアーティストだけではない、運営側だってそれはそうであるし、何より今年も来場する予定であったお客さんたちの存在は忘れられない。
特にロッキンは毎年夏のフェスの中でも代表格、国内では最大規模といっても良いほどのフェスであるために、そのぶん楽しみにしていた人も多いであろう。
毎年のようにロッキンに行っていた人にとってみれば、ロッキンがない夏というのはかなり辛いものがあるかもしれない。ロッキンにとどまらず、他の夏フェスも軒並み中止となっていることからさらに辛い状況である。
今年のぶん、来年は2倍楽しみたいところである。
▼ 大御所から新人まで、さすがロッキンのラインナップである。
さて、幻となった今年のラインナップに関してであるが、やはりさすがロッキンといったところであろうか。
往年の大御所アーティストから、注目の新人まで幅広く抑えているのが印象的である。邦ロックシーンを牽引するアーティストは大体出演しているのではないか?とも思わせるほどである。
また、やはりジャンルとして中心となるのはロックバンドである。その中で、歌モノ、ヒップホップ、エモ、ラウド、メタルという幅広いジャンルの音楽が乱立しているといった様子である。
一つのジャンルに偏らず、あらゆる音楽を楽しめるのもロッキンの特徴であろう。唯一のこだわりといえば、やはり国内アーティストをブッキングするという点であると考えられる。
残念ながら今年は中止とはなってしまったが、幻のラインナップを見て、擬似的にロッキンを想像の上で楽しむとしたい。
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9月に開催が期待されるGREEN ROOM FESTIVAL、ラインナップの日割りが発表。屋外フェスの今夏開催は可能か?
横浜赤レンガで開催される音楽フェス、GREEN ROOM FESTIVAl
今や横浜のおなじみとなったフェスである。毎年5月に開催されており、今年も最初は5月開催の予定であったものの、新型コロナウイルスの影響を受けて9月に延期しての開催が発表されている。
2日間で出演するラインナップも大方公表されてきており、先日は日割りも発表された。
当フェスは屋外での開催ということもあり、9月での開催についてはやや可能性が見られるのではないか。無論、毎年多くの動員がある人気フェスであるために、ある程度の制限を設けての開催もあり得る。
だが、運営側はもちろん開催を諦めていない。3ヶ月後に無事開催されていることを祈りたい。
▼ 海外アーティストも多数出演、来日は可能か?
GREEN ROOM FESTIVALといえばやはり、海外アーティストが目玉となる。
今年もMGMTや!!!、Tash Sultanaなどのアクトが決定しており注目を集めていた。だが最近の情報によると、 MGMTの出演可否が微妙な状況にあるとのことである。ヘッドライナーとして期待されているだけに、動員にも大きく影響がありそうだ。
また他の海外アーティストに関しても、来日の可否はいずれも容易ではないだろう。3ヶ月に迫った本番までに、来日できる状況にあるかはなんとも微妙なラインである。
フェスの中核となる海外アーティストの出演が叶わないとなると、GREEN ROOMならではのオリジナリティの部分にも関わってくる。
最新の情報にアンテナを張りながら、開催できることを期待したいところである。
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