Home » アーカイブ: 井出 光

Author: 井出 光

3House、先行シングルカット「Ozone」をリリース
0

3House、先行シングルカット「Ozone」をリリース

 | , , ,  | 
沖縄出身のR&Bシンガー 3House が、約2年ぶりとなる2ndアルバム『Terminal 3』から先行シングルカット「Ozone」を2月28日(金)にリリースした。

旅立ちと別れ

「旅立ちと別れ」がテーマの今作。 彷徨うように響き渡るムーディーなギターとミドルテンポのシンセトラックが空間的な美しいサウンドを生み出し、3Houseの潤いに満ちたボーカルで決意の裏に積もる侘しさをリアル且つロマンチックに表現した楽曲となっている。

待望の2ndアルバム

今年3月7日(金)にリリースされる待望の2ndアルバム『Terminal 3 』には、今作の「Ozone」、そして昨年リリースされたシングル「After Rain」や「Eyes」も収録されており、発表と同時に公開されたアルバムティーザー映像では10曲の収録曲が明らかにされた。 衝撃の1stアルバム『SWING A SOUL』以来約2年ぶりとなる2ndアルバムは、一体どのような作品に仕上がっているのか、3Houseに大きな期待が寄せられている。

リリース情報

Single tittle:Ozone Artist:3 House Produce:GooDee Release date :2025.02.28 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
TORO「ロックの復権」を掲げる新生バンドが想う「孤独感」とは
0

TORO「ロックの復権」を掲げる新生バンドが想う「孤独感」とは

 | , , ,  | 
「ロックの復権」を掲げる2023年結成のトリオ・ロックバンドTORO(トロ)。 既に2枚の アルバムをリリースしている彼らだが、去年、FUJI ROCK 2024の出演を果たし、SiM主催の 音楽フェスDEAD POP FESTIVAL 2024にはSiMのボーカル MAHの直接オファーでステージに立つなど、結成2年目とは思えぬ快進撃を続けている。 そんな彼らの魅力に迫るべく、バックグラウンドやアルバム制作、ライブなど様々なテーマについてじっくり語っていただいた。

バックグラウンドについて

筆者:まず最初にTOROの皆さんが、どのような音楽を聴きはじめ、どのように楽器に触れるようになったのかお聞きしてもよろしいでしょうか? 梅田:最初のきっかけは、マイケルジャクソンが死んだというニュースでその存在を知って、彼の楽曲をiPod nanoに入れてもらったことです。中学受験したんですけど、図書館とかでめっちゃ聴いてた思い出が今になって思い出すというか。 筆者:あれですよね。亡くなって知るという...。 梅田:そうですね。多分、小5くらいだったの思うんですけど。楽器をはじめたのは中1とかなのでもうちょっと後なんですけど、その時はB’zにハマってて、なんかドラムやりたくて。「やらして」って親に言ったら「うるさいからギターにしな」って言われてギターをはじめました。 筆者:なかなかおもしろいですよね。B’zでギターではなくドラムというのは。 梅田:ドラムやりたかったですね(笑)。 筆者:ハセガワさんは、どのようなアーティストに影響を受けましたか? ハセガワ:自分が最初にアーティストとして認識したのは、父親が好きだったビートルズですね。父親がビートルズも好きだし、ハードロックも好きで、家にギターが何本かあったりして。日本だとBOØWYとかも好きだったみたいで、車の中で基本そういうのが流れてたり、父親が家で弾き語ったりしてるのを見てたので。且つ母親も 音楽が好きで、幼稚園くらいの時にELLEGARDENとか流したりしてて、その時は刺さらなかったんですけど。姉貴もピアノとかチューバとかやってて、音楽に囲まれてたので、ビビッときて始めたというか自然と楽器に触れるようになりました。最初は父親が持ってたギターを触って始めたんですけど、チューニングすら分からないからやめて、何年か後に姉貴がエレキベース持ってて触らしてもらってたらどんどんハマって、今もずっとベースを続けてます。 筆者:最初にしっかり触れた楽器がベースだったんですね。 ハセガワ:そうですね。 筆者:大西さんはどうでしょうか? 大西:お父さんが70年や80年台のダンスミュージックがすごい好きで、僕が小っちゃい頃車に乗っている時もそういうのばかり流していて昔の音楽ということはなんとなくわかっていたんですけど、80年代のダンスミュージックとかソウル、ファンクだって認識はなくて、その後にマイケルジャクソンを中学2年生ぐらいでアーティストとして初めて認識しましたね。 梅田:マイケルジャクソンはさっき言ったよ(笑)。(大西が途中参加だったため) 大西:そうなの。そこから昔聴いてたような音楽と似てるなとなって聴きはじめたので、そういう意味では最初はちょっと昔のダンスミュージック系ですかね。それで最初、中学校の友達とコピバンを始めたんですけど、それでやりたいってなったのが突然変異してハマったSiMとかラウンドロック系でした。 筆者:お三方とも両親がすごい 音楽が好きな環境だったんですね。楽器を始めた後、いつ頃からバンドを始めようという思いになったのでしょうか? 梅田:ギターをはじめた時からずっとバンドはやりたかったんですけど、楽器をやってる友人がいなかったから、ギターをやってる友達の家でお互い練習したりして、そこから文化祭に出られるようになったので、高1くらいからですね。 筆者:それでは最初から本格的にバンドを始めたというよりは、高校から続けてきた活動の延長のような事ですか? 梅田:そうですね。高校の時はコピーバンドをやってたので。それこそ大学のサークルがメタルサークルで、初めて組んだバンドがメタルコアバンドだったんですけど、その時のバンドのメンバーがハセガワの中高の先輩で。でもベースを辞めちゃって、その時にベースを募集したら彼が来てくれて。 ハセガワ:そこで俺が後から加わりました。 筆者:お二人が出会ったのはそこのタイミングなんですね。ドラムの大西さんはどこで出会ったのでしょうか。 梅田:大西もサークルで別のメタルバンドをやってて。 ハセガワ:彼も俺の一個上の先輩で。 梅田:飲み仲間的な感じで、酔っ払ったら基本いるみたいな奴で。それで後からこのバンド(TORO)を始めるときに声をかけたって感じです。 筆者:そうなんですね。全員について聞いてしまう形になってしまうのですが、サポートメンバーである木村さんも元々関係はあったのでしょうか?(2/24をもってサポート活動を終了) 梅田:彼は大学の先輩だったんですけど、知り合ったのはバンドをやりはじめた時ですね。 ハセガワ:前のバンドの時に対バンとかをしてて知り合って、実は大学の先輩だったみたいな。元々彼はミックスとかマスタリングエンジニアをやってたので、ファースト アルバムの時にお願いしようと思って頼んだんですけど、ギターがもう1人必要なことに気づいてお願いした感じですね。

「ロックの復権」を掲げるTOROのバンドとしての在り方

筆者:今日までに他のメディア取材記事も拝見させて頂いたのですが、「ロックの復権」という言葉をよく目にします。とても魅力的なコンセプトだと思うのですが、どのような思いがあるのでしょうか? 梅田:最初キャッチーコピーみたいなのが欲しくてインパクト重視でいってしまったというか(笑)。 筆者:そうなんですね(笑)。でもものすごくロックバンドだなと感じるんですけれども。 梅田:そうですね。インパクト重視でいったは良いものの、元々やってたバンドも本当の意味でのサブカルチャーというかサブジャンルというか。言い方がちょっとくさいけど、アンダーグラウンド的な 音楽をやってたからこそ出来るカウンターカルチャー精神というのをメンバーそれぞれが持ってて、そのカウンターカルチャー感のあるロックミュージックという軸があるのかなと思います。 筆者:そう聞くと、先ほどの話とも似てる部分があると思うのですが、TOROの曲を聴いていると、どの年代の音楽に影響を受けたのかとても気になりまして、特に好きな年代はありますか? 梅田:最近、今作ってる 曲や、今後の制作を考える時に、バンドの軸になるジャンルを考えさせられることが多くて。よく思うのがどの年代という特定のものはないんですけど、それこそオルタナティブというか、本当の意味でのオルタナティブというか。いつの時代に聴いても同じ感動がするような音楽が好きで。そういう意味ではポップスと被ってる部分はあると思うんですけど、ずっと聴いていられるような曲作っていきたいなというのは思います。 筆者:普遍性ということでしょうか? 梅田:そうですね。いつの時代も聞かれる音楽ということを考えた時に「懐かしさ」と「新しさ」が両立できるような曲を作っていきたいなと考えています。

制作時におけるメンバーの役割

筆者:メンバー間では制作においてどのような役割を割り当てていますか? 梅田:基本的には僕がデモを作って、大西からドラムとかビートのアイデアをもらって。ベース(ハセガワ)はベースでアレンジをしてもらうって感じです。TOROはベースやドラム以外にも音が鳴っているタイプのバンドだから、最近は色々相談する感じで、自分が作るけど話し相手になってもらうことが多いですね。 筆者:ハセガワさんも大西さんもアレンジ面で意識することはありますか? ハセガワ:アレンジというよりは、例えば「ここのメロディーが変わったから、こうしてみたんだけどどう?」みたいなのが来て、それで繰り返し聴いて「前の方が良いんじゃない?」みたいな、アレンジ作業というよりはフィードバックする感じですね。 筆者:大西さんもそのような感じですか? 大西:そうですね。基本、梅田が作ってきたものがあって、それをより翻訳的な感じにするというか。ドラムだったら僕の方が聴いてるし、リズムを勉強してるので、「こういうことをやりたいんだったら、こうだよね?」っていう感じでアレンジして、フィードバックしてみたいな感じですね。さっき梅田が言ってたように、前はドラムだけとかドラムのフレーズだけやってたんですけど、最近はデモ段階から「どうだろう?」と言ってくれるのでドラム以外の箇所も皆んながいるタイミングで話し合ったりしますね。 筆者:共通認識がより深まった感じですね。 大西:そうですね。

2枚のアルバム

筆者:2024年に2ndアルバム『幸です』をリリースされましたが、1stアルバム『TORO』とはだいぶテイストが違う作品だと思うのですが、制作過程において1stアルバムと何か違いはありましたか? 梅田:アルバムの統一感は作りつつも、一つのジャンルに偏るバンドではないのかなっていう認識はあって、2ndアルバムを作る時に最初はポップスの 曲を作ろうっていう気でいたんですけど、考えていくうちに色々なジャンルが混じって、ちょっとオタクなアルバムになったのかなっていう感じはあります。 筆者:意識したというよりは、自然と付け加えられたという感じなんですね。 梅田:そうですね。付け加えられたという感じではありますね。自分が作りたい曲を作るっていうの想いはあるんですけど、色んな音楽を聴いて生まれた排泄物のような要素も作曲の魅力の一つかなって感じてて。1stアルバムを作ってる時は、バンドの方向性はあったんですけど、1stアルバムに比べて2ndアルバムの方が自分が聞く音楽を、自然とアウトプットしたような感覚はあって。1stアルバムの方が、バンド結成前の曲が多かったし、制作の方向性がある程度明確にありました。2ndアルバムは自然に出てきた音楽を素直にアウトプットした アルバムになったと思ってます。 筆者:そういう意味では2ndアルバムの方が楽曲に多様性が出た感じですか? 梅田:そうですね。自由な感じに。 筆者:1stアルバムでは英語の歌詞のみの楽曲があったと思うのですが、2ndアルバムでは、すべて英語歌詞の楽曲はないなと思ったのですが、歌詞に対する想いやスタンスに変化があったのでしょうか? 梅田:バンドをはじめる前に作った 曲は、ラウドロックミュージックをずっとやってきて、英語が当たり前の文化で育ってきたので自然と英語的なフレーズが出てくるし、「英語だろ!」みたいな感じだったんですけど。それこそ1stアルバムも日本語がちょびちょび入ってるじゃないですか? 筆者:そうですね。 梅田:そう。ボーカルや作詞をやるのがこのバンドが初めてだったので、最初は当たり前に英語でやってたけど日本語で書いたら、自然と言いたいことが出てきて、言葉遊びが面白いなとなって。邦楽を全然聴いてこなかったタイプだったので、日本語の歌詞に対する知識がなくて。日本語に対するトラウマがあって、日本語が良いって気付いた後は、トラウマだったからこそ使ってこうみたいな。そしたらだんだん自分っぽい言葉が生まれてきて、面白いなと思い、日本語で書くようになりました。 筆者:一つの挑戦でもあり、それが今作に表れたんですね。 梅田:そうですね。今後も多分ずっと日本語が多めになると思います。 筆者:そうなるとTOROの楽曲以外で、日本人アーティストの方の歌詞にも意識が向くようにもなったのではないでしょうか? 梅田:そうですね。日本語の歌詞を書くようになって、日本のバンドが好きになったというか、最近は山下達郎さんや宇多田ヒカルさんとか。日本語をフィールドに活動している作詞家に対して、自分の中で解像度が高くなった感じはあります。 筆者:表現方法が増えた感じはありますね。 梅田:そうですね。言葉がないからこそ出てくる語彙というものがあるのかなと思います。

ステージに立ち、抱いた思い

筆者:精力的にイベント出演を行われ、イベントとはもちろん、FUJI ROCKやSiM主催のDEAD POP FESTIVAL にも出演された中で心境の変化はありましたか? メンバー:(しばらく考え込む) 梅田:でも、また野外フェスはやりたいよね。 ハセガワ:そうだね。 梅田:いちばん音が抜けるからなのか開放感があって。それこそフェスって言葉通り祭りというか、すごく共有されてる感があるなと思って。フェスにいっぱい出れるようなバンドになりたいなって感じましたね。あとはリスナーの方も徐々に増えているとは思うけど、2024年はライブ活動での課題を解決する場面が多かったです。元々ライブに来てくれる人よりは、一人で 音楽をイヤホン越しで聴いてるリスナーに届いて欲しいというか、部屋でも聴けるロックミュージックでありたいという意識はあって。だから今後もライブは一回も行ったことないけど音楽がめっちゃ好きな人に届けられたら良いなっていう意識はありますね。 筆者:2024年は台湾の音楽イベントにも出演されていましたが、お客さんの雰囲気は日本と違いはありましたか? 梅田:20代くらいの若い人が多くて、台湾の人は「どれ?どれ?評価してやるか。」ではなくて純粋に「音が鳴ってるからちょっと行こうよ。」みたいな気軽さが国内全体にあるのかなって実感しましたね。 筆者:すごく本質的な話ですね。 梅田:そうですね。皆んなが同じ感情を共有している感じが台湾のフェスにはあって、主催の方の思いも伝わってきて熱気があるなと思いました。 筆者:同じアジアでもやはり違いはあったんですね。 梅田:違いましたね。 筆者:ライブの手応えも感じやすかったのではないでしょうか? 梅田:そうですね。レスポンスも素直にきてくれましたね。 筆者:先ほど、大西さんが学生時代にSiMにハマっていたとお聞きしましたが、DEAD POP FESTIVAL にSiMのボーカルMAHさんから直接オファーが来て出演されたことは一つの成果だと思うのですが、どのような心境でしたか? 大西:めちゃくちゃ嬉しかったですね。それこそDEAD POP FESTIVAL は自分が初めて行ったフェスだったので。梅田もね? 梅田:うん。俺もそう。 大西:SiMとかcoldrainとかのライブに高校生の頃たくさん行ってたので本当に嬉しかったですね。しかも自分たちが結成1年目だったので、「うわ、まじか?!」みたいな(笑)。有頂天みたいな感じでしたね。 梅田:嬉しかったよね。 大西:うん。めちゃくちゃ嬉しかったね。 梅田:DEAD POP FESTIVAL の出演後、ラウウドミュージックシーンの助け合い文化がかっこ良いなと思うようになって。SiMからしたら得はないけど、多分おもろいから多分俺らをピックアップしてくれたとか、若手をフェスとかイベントに引っ張り出すっていう文化があのシーンにしかなくて、それがどれだけ大事なものだったかというか。バンドがバンドを引っ張るっていうのはロックの本質だなと。レッチリがジミヘンを聴いて好きになって、俺らがレッチリを聴いて好きになるみたいな受け継がれてく感じがロックの本質っぽくてかっこいいなって感じましたね。 筆者:TOROというバンドもその一部になってるような感覚になりますね。 梅田:そうですね。自分だけの得というよりかは、もっと流動性の高い考え方なんだなというか、すげー良い考えを持ってる人たちなんだなって思って。MAHさんかっこ良いよね。 筆者:会場ではお話しされましたか? 梅田:そうですね。打ち上げにも参加させてもらって。優しかったですね。 ハセガワ:確かに。

良い意味でも悪い意味でもの「孤独感」

筆者:バンド名が「toro」から「TORO」に変わったと思うのですが、何か心境の変化があったのでしょうか? 梅田:めっちゃ意味があるわけではないんですけど、toroって小文字でバンドを始めちゃったんですけど、始めた時から大文字の方が絶対に良かったと思ってて(笑)。シンプルに思い続けてたから、もう変えてしまおうと。大文字の方が見やすくて良くない?っていう。 ハセガワ:字面が好きだね。大文字の方が(笑)。 梅田:あんま気にしてないです(笑)。大文字の方が見やすいからってだけですね。 筆者:そうだったんですね(笑)。もう一つお聞きしたいことがあるのですが、1st アルバム『TORO』と2ndアルバム『幸です』もジャケットがすごく良いなと思いまして、どちらとも寝転んだ姿が描かれてますが意味はあったりするのでしょうか? 梅田:アートワークを頼んでいる人がどちらも同じでインドネシアのアーティストの方なんですけど、人の 曲線を独特に書く方なので、変な姿勢の方が映えるアーティストだなと思ってお願いしました。デザイン自体は一人の視点というか。ロックミュージックは一対一の関係で、誰かが介入するものじゃないと思っていて、曲もアートワークも良い意味でも悪い意味でも「孤独感」を大事にしているので、あのようなデザインにしてもらいました。 筆者:先ほどの部屋で聴ける音楽ということにも繋がりますね。 梅田:そうですね。そのテーマに近いです。自分一人で聴くロックミュージックを目指してる節はあって、ジャケットも部屋感がある感じになりました。

最後に

筆者:2025年の抱負を最後に聞かせていただいてもよろしいでしょうか? 梅田:バンド全体のですか? 筆者:そうですね。 梅田:せっかくなんでバンド以外でも良いですか?(笑) 筆者:大丈夫ですよ(笑)。 梅田:ピアノを弾けるようになりたい(笑)。ピアノを練習してるんですけど、、ピアノかな?あーでも、決まりました。運動しないとと思ってテニスを始めたんですけど、そのテニスを続けたいですね(笑)。 ハセガワ:歌を上手くなりたいというのが最近あったんですけど、それはバンド絡みなんで。 筆者:そうですね(笑)。 梅田: 音楽以外はむずかしいね。 ハセガワ:あ、運転を頑張ります! 大西:あー!それね(笑)。 梅田:それもバンドのためでしょ(笑)。 筆者:免許ということですかね? ハセガワ:免許は持ってるんですけど、全く運転しなくて。 梅田:こいつだけ全く運転しないんですよ。 ハセガワ:頑張ります(笑)。 大西:頼むよ。 筆者:大事ですね(笑)。 大西:俺も歌がマジで下手くそで、カラオケで80〜85点とかなんで。でも音楽絡みだしな。やっぱり運動不足がちなので継続的に運動したいですね。 梅田:被ってない?何かお願いしますよ。 大西:じゃあスパイスからカレー作るとか。 一同:アハハハハハハ。 梅田:勘弁してよ。 大西:スパイスカレー作ってみたいですね(笑)。 梅田:クラフトビールもあって。 筆者:流石にクラフトビールも作るのではないですよね?(笑) 大西:まだ流石にですね。 筆者:それではテニスと運転とスパイスカレーということで(笑)。 メンバー:そうですね(笑)。 筆者:かえって難しい質問になってしまいましたね。 メンバー:いえいえいえ(笑)。 「普遍性」と「孤独感」という、まさにロックの本質を追求し続けているTORO。この先に彼らが生み出す音楽は一体どのような音が鳴り響くのか、ますます興味が湧いてしまうインタビューとなった。 活動3年目に突入するTOROのこれからの飛躍に目が離せない。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
Peterparker69、ニューシングル「Hey Phone」の大きな躍進
0

Peterparker69、ニューシングル「Hey Phone」の大きな躍進

2022年に結成されたデュオユニット「PeterParker69」が2月21日にニューシングル「Hey Phone」をリリースし、大きな躍進と日本 音楽シーンの新しい可能性を提示している。

チャートランクイン

「Hey Phone」の配信がスタートすると、Spotify Japanの急上昇チャートにサカナクションの「怪獣」とONE OK ROCKの「NASTY」に挟まれランクインを果たし、公式SNSに「This country is mine ありがとう」とファンと喜びを分かち合った。 また、 ONE OK ROCKやKing Gnu、LEXのMVを手掛けた映像作家、映画監督の木村太一が担当したMVも公開から1週間で17万回再生を記録している。

ゲストに野田洋次郎が参加

今作の「Hey Phone」は、野田洋次郎(RADWIMPS)がゲストとして参加しており、これまで彼らのワンマンライブや野田のアフターパーティーなどで披露してきたものの、リリースはせずに長い間温め続けてきた楽 曲だ。 エレクトロポップやダンスポップ、ドリームポップを華麗に組み込んだスタイリッシュなサウンドに、Jeterの英語と日本語を巧みに掛け合わせたハイカラなラップと、野田の優しさと寂しさを見事に表現したボーカルが混ざり合っていく。 ここまで洗練された音楽ジャンルが国内チャートに存在を露わにしたことは、日本音楽シーンの変化とも言える大いなる進歩だ。 Peterparker69 を筆頭に、エレクトロポップやダンスポップといった 音楽ジャンルが、この先当たり前のように国内を盛り上げていくことを願いたい。

1stアルバムのリリースも発表

そして、リリース当日に東京・WWW Xで行われたワンマンライブ「Magicroud 2」にて、ついにPeterparker69の初となる1stアルバムをリリースすることを発表した。 彼らの満を持しての1stアルバムは一体どのような作品なのか、大きな期待を膨らまさずにはいられない。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
トリオロックバンド TORO、半年ぶりの新曲「予感」をリリース!
0

トリオロックバンド TORO、半年ぶりの新曲「予感」をリリース!

 | , ,  | 
FUJI ROCK FESTIVAL ’24 ROOKIE A GO-GO にも出演を果たしたトリオ・ロックバンド TOROが、2月26日(水)にニューシングル「予感」をデジタルリリースした。

変化と、らしさ

2nd アルバム 『幸です』以来、約半年ぶりのニューシングルとなる今作は、今までのTORO の印象とは大幅に変わり、Acid JazzやFunkからインスパイアされたという裏拍重視のダンスビートがインプットされた新鮮かつ大胆なサウンドが際立つナンバーだが、「リスナーからの期待などは一切気にしない」という意味では、TOROらしさが散りばめられた両儀的なナンバーとも言える一枚だ。

アーティストコメント

「遠くに行ってしまった友人について歌にしました。ダンスビートではありますが、人と人の共依存を描いた歌詞も相まって、ただ踊れるだけでない、哀愁漂うTOROらしさが詰まった一 曲です。人恋しくなった日にぜひ聞いてみてください。」

リリース情報

アーティスト名: TORO タイトル: 予感 Release: 2025.2.26 Format: Digital Label: TORO TORO TORO RECORDS Track: 1. 予感 配信リンク:https://friendship.lnk.to/yokan_TORO

アーティスト情報

TORO (トロ) 東京を拠点に活動するオルタナティブロックバンド。2023年、梅田シュウヤ(Vocal, Guitar, Synth)を中心に結成。大西竜矢(Drums)、長谷川柊太(Bass)を加えたトリオ編成。ロックを基軸に、ポストパンク、ファンク、ハウスなど多彩なバックグラウンドを活かしたオルタナティブなスタイルで結成1年ながら、個性的な楽曲で徐々に注目を集め、Fuji Rock Festなど国内外のフェスに複数出演。これまでには、2枚の アルバムをリリース。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
インヘイラー、ニューアルバム『Open Wide』が見据える新たな地平
0

インヘイラー、ニューアルバム『Open Wide』が見据える新たな地平

 | , ,  | 
2月7日(金)にアイルランド出身のロックバンド、インヘイラーが3枚目となるニューアルバム『Open Wide』をリリースした。 「U2のボノの息子が率いる4人組バンド」なんて紹介文は不要。今作はまさにそんな印象に与える革命的なアルバムである。

ギターロック・バンドが提示するポップ

これまでノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズやアークティック・モンキーズのツアーに帯同し、その確かな経験値を『It's Won't Always Be Like This』、『Cuts&Bruises』の2枚のアルバムに落とし込んできたインヘイラー。 そんな彼らの今作は「変貌」の一言に尽きる。 今作についてボーカルのイライジャは「過去2作品はツアーに帯同しながら作ってきたんだ。だけど今作はツアーで外に出ながら制作しなくてはならない環境では無かったから、やらなければいけない事のプレッシャーを感じずに制作できた。だからこれまでの アルバムより(Open Wideの方が)インヘイラーの真実に近いと思うよ」と語っている。 今作の『Open Wide』には、グラミー賞を受賞したハリー・スタイルズのソロアルバム『Harry`s House』や、全米6週連続1位を獲得しグラミー賞にも輝いたマイリー・サイラスの名曲「Flowers」などを手掛けた音楽プロデューサー、キッド・ハープーンが制作に参加しており、彼がインヘイラーの変化を押し上げる強力なギアとなっていることは間違いない。 インヘイラーが過去2作品でギターロック・バンドとしてのポップ路線を歩み続けてきたバンドであることは確かだが、リスナーたちが予期していた躍進をたった一枚のアルバムでこれほど急進的に遂げるとは思ってもいなかった。 と言うのも元来のストレートに鳴り響く ギターサウンドは細かく分解され、ギターロック・バンドのグルーヴとポップに抽出されたオーバーラップなサウンドへと様変わりしているからだ。

6年の成長

T•レックスからインスピレーションを受けたという「Your House」は、冒頭15秒のイントロからでは決して想像はできないが、これしかないないというほど100点満点の展開を繰り広げ思わず笑がこぼれてしまうし、サビでエンタリングするゴスペルは素晴らしく心地がよい。 「A Question Of You」のシンディー・ローパーを彷彿とさせるリズミカルな80年代ポップと現代ポップロックを見事に融合させたサウンドは普遍的な高揚感へ導くナンバーであり、「Still Young」が与える飛躍感にはUKロックの流麗さを覚えてしまう。 タイトル 曲でもある「Open Wide」には呆気に取られたリスナーも多いはずだ。 2019年にデビューしたインヘイラー が、6年間でこれほどまでに極上なスペクタルサウンドを成立させてしまうバンドへと成長したことに驚愕するが、この成長がなんら不思議でないことをすぐさま理解するだろう。 シンセやエレクトロといったジャンルを雑多にすることなく華やかにミックスアップしてしまうインヘイラーのポップセンスは確実に証明されており、これこそ彼らが現代ロックシーンを担う若手バンドと言われる所以であるのだ。 「この アルバムで、僕たちは変わらなければいけなかった」とイライジャが語ったようにインヘイラー は間違いなく変わった。彼らが歩み始める新たな地平をワイドに広げたタイトル通りの一枚だ。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
第67回グラミー賞、2025年 変革の証明となった一夜とは
0

第67回グラミー賞、2025年 変革の証明となった一夜とは

 | , ,  | 
現地時間 2月2日(火)にロサンゼルスのクリプト・ドット・コム・アリーナで、第67回グラミー賞受賞式が開催された。 今年1月7日にロサンゼルスのイートンとパシフィックパリーズで発生した大規模な山火事の影響で開催が危ぶまれていたが、無事に行われ多くの衝撃と感動を与える授賞式となった。

グラミー賞の存在意義

世界で最も権威のある音楽賞としてこれまでに様々な歴史を築いてきたグラミー賞だが、21世紀以降、賞そのもの自体の存在意義が問われるようになったことも事実である。 2021年にザ・ウィークエンドは、4週連続全米1位を獲得した傑作 アルバム「After Hours」やSpotifyで最も再生された 楽曲である『Bliding Lights』を生み出したものの、その年のグラミー賞にまさかの1部門もノミネートされず、ザ・ウィークエンドはニューヨークタイムズのコメントで「私の音楽をグラミーに提出することはない」とボイコット宣言。 他にもドレイクやエミネム、デュア・リパ、アデルなど多くの大物アーティストから黒人差別や女性蔑視などの不当な評価が行われているとグラミー賞批判がされてきた。 そんな存在価値が揺らぎはじめていたグラミー賞に今年は多くの注目を集めることとなった。

ビヨンセの悲願

今年のグラミー賞で一番の話題を呼んだのは、間違いなくビヨンセの年間最優秀アルバム賞の受賞だ。 グラミー賞の歴代最多受賞者であるビヨンセだが、年間最優秀アルバム賞は4回ノミネートされるも受賞を逃してきた。 しかし、ついにカントリーアルバム『COWBOY CARTER』で長年の悲願であった年間最優秀アルバム賞の受賞を果たし、ビヨンセは21世紀以降にこの賞を受賞した初の黒人女性アーティストとなった。また、自身の持つ受賞最多記録も35に更新した。 2017年のグラミー賞で、ビヨンセと揃ってノミネートされたアデルが年間最優秀 アルバム賞を受賞した際のスピーチで、アデルが涙ながらに「今年の年間最優秀アルバム賞は絶対に『Lemonade』が取るべきだった」とグラミー賞のビヨンセに対する評価を批判するなど、受賞までの間にある意味での不遇を感じてきたはずであるビヨンセにとって、そして、そんな彼女を見続けたファンにとって、今回の受賞は様々な思いが込み上げる重要な位置づけとなったはずだ。

ケンドリック・ラマー 初の主要部門を受賞

2024年ドレイクとのビーフで世界中で大きな話題を呼んだケンドリック・ラマーの 楽曲『Not Like Us』が年間最優秀楽曲賞、最優秀ラップ賞、最優秀レコード賞、最優秀ミュージック賞、最優秀パフォーマンス賞の5部門で受賞を果たした。 今回で21回目のグラミー賞受賞となるケンドリック・ラマーが、主要部門を受賞するのは今回が初めてというあまりにも意外すぎる話ではあるが、現代のヒップホップ界のキングと表されるケンドリック・ラマーがその地位を確立することになったのは間違いないだろう。 また、受賞した際のスピーチでは、「この賞を俺の街に捧げる」と故郷と彼を支え続けた人々への感謝の思いを表し、続けて「ラップミュージックほどパワフルな音楽を俺は知らない。若いアーティストたちもラップという芸術に誇りを持ってほしい」と、自身のルーツと文化に対する謙虚な姿勢を示した。

ドーチー 史上3人目の快挙

ケンドリック・ラマーの次を担う次世代ラッパーとして2024年大きな快進撃を見せたドーチーの3rd アルバム『Alligator Bites Never Heal』が最優秀ラップアルバム賞を受賞した。 これはローリン・ヒル、カーディー・Bに続く史上3人目となる女性アーティストの受賞である。 ドーチーがトロフィーを手に取ると「この賞は3人の女性が受賞しています。ローリン・ヒルとカーディ・B、そしてドーチーです。」と涙ながらに伝えた。そして彼女と同じアフリカ系の女性たちに向けて「今、私を見てくれている黒人女性へ、あなたなら何だってできることを伝えたい。ステレオタイプを許してはいけない。あなたがいる場所が、あなたを必要としている場所であり、そして私がその証明です。」と熱い思いを語った。 そして、授賞式ではアルバム収録 曲である『CATFISH』と『DANIAL IS A RIVER』を披露。ドーチーの圧巻的なパフォーマンスで会場を熱狂の渦に叩き込み、彼女が次世代ではなく現代の怪物ラッパーであることを証明してみせた。

セイント・ヴィンセントの告白

今年1月4日に行われた「rock’in on sonic」に出演し、圧巻のステージで日本のオーディエンスを沸かせたセイント・ヴィンセントが、最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム賞、最優秀オルタナティブ・ミュージック・パフォーマンス賞、最優秀ロック・ソング賞の3部門を受賞した。 セイント・ヴィンセントは最優秀ロック・ソング賞のスピーチで「最初に美しい家族であり、美しい妻であるリア、そして美しい娘に感謝したい」と妻と娘の存在を明かした。 そして、LGBTQであるアーティストのノミネートに関して「昔からクィアのアーティストがいたわけではないが、特に今年は多くのクィアのアーティストが受賞したと思う。これはとても素晴らしいことであり、これからも共感しあい道徳的に歩んでいきたい」と喜びと決意のコメントを残した。

予期せぬサプライズ

今年のグラミー賞授賞式でもう一つ大きな話題を呼んだ出来事がある。冒頭に述べた2021年からグラミー賞をボイコットしていた ザ・ウィークエンド がシークレットゲストとして出演したのだ。 ザ・ウィークエンドが登場する際に、グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーのCEOを務めるハーヴィー・メイソン・ジュニアが姿を現し、ザ・ウィークエンドからの批判を重く受け止め、組織やシステムの改革を行っていることを具体的に説明した。 そして、CEOの紹介でザ・ウィークエンドがステージに現れた瞬間、会場全体が騒然となり、双方の和解とグラミー賞の改革が約束されたことをイメージさせる圧巻のサプライズパフォーマンスが披露された。

さるべき評価

今年のグラミー賞は、ビヨンセやケンドリックラマー、ドーチーらの受賞のように、評価されるべきアーティストが評価された授賞式となった。 そして、グラミー賞が音楽を通して変わりゆく時代にフィットし、世界で最も権威のある特別な音楽賞であり続けることをアーティスト、そしてリスナーたちが前向きに願える重要な一夜になったはずだ。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
Enfants、ニューシングル『Dying Star』が示す新たなフェーズ
0

Enfants、ニューシングル『Dying Star』が示す新たなフェーズ

 | , , ,  | 

 

 

© Enfants

 

Enfants、ニューシングル『Dying Star』が示す新たなフェーズ

 

2022年に松本大によって結成された4人組ロックバンド Enfants が、1月29日に『Dying Star』をシングルリリースした。

 

Enfantsの初シングルとなる今作は、筆者にとって驚きと期待を隠せない特異な楽曲...

 

 

 

 

愛知県出身の次世代ラッパーAndre、シングル『I Don’t Know』をリリース
0

愛知県出身の次世代ラッパーAndre、シングル『I Don’t Know』をリリース

 | , ,  | 
独創的なリリックと洗練されたフロウを武器に、次世代ヒップホップシーンの活躍が期待される2000年生まれの新星ラッパーAndreが、1月29日にニューシングル『I Don’t Know』をリリースした。

ビートメイクはVaVa!

2025年最初のリリース作品であり、Andre の新たなスタートとなる今作は、 生きていく中で恥ずかしい経験や困難に直面しても、それを乗り越え堂々と前を向く姿勢がラップで表現されている。 Andreの開き直りとも取れる ストレートなスタンスがリリックに込められた、まさにリスナーに力を与えるパワフルな楽曲である。 ビートメイクは、SUMMITやCreativeDrugStoreで活躍し、BIMやKID FRESINOといった数多くのアーティストの楽曲プロデュースを手掛けるラッパー / プロデューサー、VaVaが担当しており、独特のビートとサウンドデザインで楽曲を引き立てている。 壮大なイントロから始まる力強い ビートに乗せられたAndreのパ フォーマンスは、リスナーに強烈な印象を残し、Andreのこれからに更なる期待を込めさせるナンバーだ。 また、同日20:00にはMusic Videoも公開される。ぜひこちらもチェックだ。

楽曲情報

「I Don't Know (Prod. VaVa) 」 Written : Andre Produced :VaVa Mixed : NAOtheLAIZA Mastered :HiroshiShiota Art design : Palmsvicecity Label. : D.R.C. -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
NAGAN SEVERが、音楽クルー「N.S. DANCEMBLE」を始動!
0

NAGAN SEVERが、音楽クルー「N.S. DANCEMBLE」を始動!

 | , , ,  | 
2025年1月22日(水)に、ラッパー/ウッドベーシストとして活動するNAGAN SEVERが音楽クルー「N.S. DANCEMBLE」を本格的に始動させることを発表した。

実力者揃いのクルー

NAGAN SEVERを中心に結成されたN.S. DANCEMBLEは、Suchmosのメンバーでもあり、4人組バンド賽を率いる鍵盤奏者TAIHEIや、その賽のメンバーでもありLUNA SEAのSUGIZO(Gt.)が率いるジャムバンドSHAGのメンバーでもあるドラマー松浦千昇、D.A.N.のベーシストJinya、23歳のトランペッター寺久保玲矢といった実力派ミュージシャンたちが参加している。 彼らが掲げるテーマは、ダンスミュージックを軸にヒップホップ、ジャズ、ブレイクビーツ、ハウス、テクノなどの多様なジャンルをボーダレスに融合させた音楽だ。 1月15日にリリースされた1stシングル「pave my path」では、奥底に響くミステリアスでスリックなサウンドの上に、ムーディな雰囲気でありながらもNAGAN SERVERの熱い思いが歌われた、まさしくクールでホットな彼らの名刺となる楽曲となっている。

ライブも続々決定!

2月16日(日)に表参道WALL&WALLで行われるTRIPPYHOUSINGとのツーマンライブが決定している N.S. DANCEMBLE だが、4月19日、20日に茨城県結城市で開催される街中音楽祭『結いのおと』にも出演することが決定した。 まだまだベールに包まれた N.S. DANCEMBLE のパフォーマンスを目に焼き付けるチャンスだ。ぜひチェックしてみて欲しい。

公演概要

N.S. DANCEMBLE/TRIPPYHOUSING ツーマンライブ 2025年2月16日(日)表参道WALL&WALL  開場:18:00/開演19:00 出演者: N.S. DANCEMBLE(NAGAN SEVER、TAIHEI(Suchmos/賽)、松浦千昇、Jinya(D.A.N. )、寺久保玲矢) TRIPPYHOUSING(Skaai、yuya saito(yonawo)、Alex Stevens) -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
マック・ミラー、生前の未発表曲を収録した『Balloonerism』を配信開始
0

マック・ミラー、生前の未発表曲を収録した『Balloonerism』を配信開始

 | , ,  | 
2018年9月7日、キャリア絶頂期の中、わずか26歳という若さで突然この世を去った天才ラッパー、マックミラー。 そんな彼が生前に制作した未発表曲14曲を収録したアルバム『Balloonerism』が、彼の誕生日の2日前となる1月17日(金)に配信リリースされた。

11年の時を経て

『GO:OD AM』や『The Divine Feminine』、『Swimming』といった歴史に名を刻む最高傑作を生み出し、ヒップホップシーンだけにはおさまらず、現代の音楽シーンにおいても多大なる影響を与えたマックミラー。 2014年に『Faces』と同時期に制作され約11年という時を経て発表された今作は、SZAやThundercatといった彼と長年の親交があったアーティストたちが楽曲制作に参加しており、グルーヴィーでチルな楽曲たちがリスナーの耳をしなやかに撫でると同時に、彼はやはりもうこの世にはいないという侘しさを感じられずにはいられなくなる作品である。 特に、4曲目に収録されている「5 Dollar Pony Rides」は、今作において重要な役割を担うサンダーキャットの実兄でもあり、カマシ・ワシントンやマーカス・ミラー、上原ひろみといった数多くのミュージシャンのバンドに参加し、ケンドリック・ラマーの最高傑作『To Pimp A Buttefly」にも携わった天才ドラマー、ロナルド・ブルーナー・ジュニアが兄弟揃って参加している。 サンダーキャットの生き物のように唸るタイトなベースラインと、ロナルド・ブルーナー・ジュニアの華麗に刻まれ溶け込んでいくドラムが見事なグルーヴを生むことにより、少し耳新しいマック・ミラーの顔が伺える新鮮な楽曲となっている。 配信と同時に公開されたトレーラー動画は、子供やネズミといった小さな存在から見た景色を不思議な世界観で描いた色彩豊かなストーリーとなっている。ぜひチェックしてみて欲しい。 YouTube動画:https://www.youtube.com/watch?v=EJlaX3_hMug -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
Benjazzy、待望の1stアルバム『UNTITLED』をリリース!
0

Benjazzy、待望の1stアルバム『UNTITLED』をリリース!

 | , , ,  | 

 

 

© Benjazzy

 

Benjazzy、待望の1stアルバム『UNTITLED』をリリース!

 

今年2月、日本のヒップホップ史上最大規模となる東京ドームライブを最後に解散した8人組ヒップホップ・クルーBAD HOPのメンバー、Benjazzyが、ソロ初となる待望の1stアルバム『UNTITLED』を12月27日にリリースした。

 

 

全12曲、客演はなし

 

BIMやKEIJU、JJJといった数々のラッパーたちの客演に参加し、高いラップスキルで多くのリスナーたちを魅了してきた...

 

 

 

Peterparker69、ジャンルの枠を超えた新生ユニット
0

Peterparker69、ジャンルの枠を超えた新生ユニット

 

 

© Peterparker69

 

Peterparker69、ジャンルの枠を超えた新生ユニット

 

12月6日に、ロンドンを拠点に活動するエレクトロ・デュオTwo Shellとの共作『Magic Powers』をリリースし、海外の音楽イベントにも出演するなど活動の幅を大きく広げ始めているヒップホップユニットグループPeterparker69。

 

ヒップホップの枠を超えた彼らの魅力に迫っていきたいと思う。

 

 

結成わずか2年での躍進

 

Peterparker69は2022年にニューヨーク生まれのラッパーJeterと楽曲のプロデュースを手掛けるY ohtrixpointneverの2人で結成され、その年の2月18日にリリースされた1stシングル『Flight To Mumbai』がApple StoreのCM曲に起用され大きな話題を...