YOASOBI

YOASOBIやNumber_iなどコーチェラ2024で注目の日本人アーティスト
0

YOASOBIやNumber_iなどコーチェラ2024で注目の日本人アーティスト

毎年、音楽アーティストたちにとって最新音楽シーンを飾る鍵となるコーチェラ・フェスティバル(Coachella Valley Music And Arts Festival)。 アメリカのカリフォルニア州インディオにて毎年開催されているコーチェラは、週末の3日間ライブを2週間にわたって行う超贅沢でビッグな野外音楽フェスだ。 コーチェラ・フェスティバル2024 (日本時間での表記): 第一週目 2024年4月13日(土)、14日(日)、15日(月) 第二週目 2024年4月20日(土)、21日(日)、22日(月) アメリカで活躍中のアーティストを始め、近年では世界各国から大物が集うことからも、米国最大規模の音楽フェスティバルとして知られている。 今回は、YOASOBI、Number_i、Awich、新しい学校のリーダーズ、初音ミクといった日本音楽界の第一線で活躍する日本人アーティストも多く参加している。 コーチェラ2024はつい先日第一週目を終えたが、まだ彼らのパフォーマンスを見るチャンスは第二週目にある。 本記事では、そんな今を駆けるコーチェラ出演日本人アーティストらをいくつかご紹介していこう。

YOASOBI

色々なアニメやドラマの主題歌などに引っ張りだこのYOASOBI。 最近の彼らの楽曲はヒットを続けている。中でも、地上波で放送されていたTVアニメ『推しの子』のオープニング主題歌として起用された「アイドル」はSNSで大きなバイラルとなり、国内だけでなく海外でもYOASOBIを知られるきっかけとなった。 昨年末に行われた第74回NHK紅白歌合戦では、紅組の大トリとして華やかで豪華なステージパフォーマンスを披露し、トレンドで一位になった。 そんな飛ぶ鳥も落とす勢いのYOASOBIによる初・コーチェラでのステージ。既に多くの賞賛コメントがSNSで飛び交っているが、この際ぜひ第二週目でのリアルタイムパフォーマンスを目撃してほしい。 昨年2023年に行われたアリーナツアーで見せてくれた「アイドル」: このようなパワフルなステージが今回も期待できるに違いない。

Number_i(ナンバーアイ)

Number_i(ナンバーアイ)は、滝沢秀明が設立した芸能事務所TOBEに所属している2023年に結成された新・アイドルグループだ。 メンバーは、元King&Princeであった平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3名で構成されており、ビジュアルだけでなく歌やダンスの高いスキルも兼ね備えている実力派の注目すべきアーティスト。 2024年の3月6日にリリースされた楽曲「GOAT」は、強めのHip-Hop テイストで攻めの姿勢が色濃く出た1st Singleとなっており、彼らの存在を世界中に魅せる仕上がりになっている。 MV: そして、つい先日4月12日には2nd Digital Single「Blow Your Cover」をリリース。 一本目のシングルとは全く違うジャンルで展開されている楽曲となっており、静かでお洒落なR&Bが彼らの新しい色を生み出したようだ。 YouTubeでの再生回数は、すでに200万回を超えており、『前回からの振り幅がヤバい!』といったコメントが多く寄せられている。 MV: 自分たちの色を自在に操る新生グループが創り出すコーチェラでのパフォーマンスとは一体どんなものなのか、その目でぜひ確かめてほしい。

Awich(エーウィッチ)

Awich(エーウィッチ)は、沖縄県那覇市生まれの日本ヒップホップ界のクイーンとしても知られるジャパニーズ・ヒップホップを代表するうちの一人だ。 音楽活動を本格化した今、彼女の音楽は海をも超え世界に轟いている。 Awichだからこそ魅せることのできるカルチャーと音楽の融合が、たくさんの人々の心に届き、そしてそれらを突き動かす。 たくさんの楽曲を通して数多くのアーティストとコラボしており、2023年7月にリリースされた「Bad B*tch 美学 Remix (Prod. Chaki Zulu)」ではNENE、LANA、MaRI、AI そしてゆりやんレトリィバァと、豪華なメンツを揃えたことが一躍話題となった。 MV: 彼女がステージ上で繰り広げる圧倒的カリスマ感が、コーチェラのステージでどのように輝くのか、絶対にリアルタイムで体感するべきパフォーマンスとなっている。

コーチェラ2024の最新情報を見逃すな

これらの他にも、新しい学校のリーダーズや初音ミクといった注目度の高い顔ぶれとなっている。 さて、第二週目の開催日も迫っているということで、コーチェラ2024の最新情報を押さえておきたいところ。 スケジュール日時については、公式から近々発表がされる予定となっている。公式ホームページやSNSにて随時チェックすることをお勧めする。 Coachella 公式HP(英語のみ): https://coachella.com/ また、日本からは公式のYouTubeチャンネルにて同時刻視聴が可能となっている。 今年からはYouTube TVのマルチビューに対応したことで、6つのステージが同時に展開される中で、最大4つまでの同時視聴が可能な仕様となった。 Coachella 公式 YouTube: https://www.youtube.com/@Coachella Coachella 公式X: https://twitter.com/coachella Coachella 公式Instagram: https://www.instagram.com/coachella Coachella 公式Facebook: https://www.facebook.com/coachella 今年も既に盛り上がりまくっているコーチェラ・フェス。 日本人アーティストらは、アメリカの大規模フェスでのステージにてどんな日本カルチャーを現地の人々に与えてくれるのだろう。彼らの活躍が見逃せない!
YOASOBI『アイドル』の売れ方は特殊…? 他のバイラルトップの楽曲と何が違うのか
0

YOASOBI『アイドル』の売れ方は特殊…? 他のバイラルトップの楽曲と何が違うのか

 | ,  | 
今、日本で一番勢いがある楽曲と言えば、YOASOBIの『アイドル』でしょう。 各種サブスクリプションのデイリーチャートで1位を獲り続ける『アイドル』ですが、そのバズり方は少し変わっているようです。 この記事では、YOASOBIの楽曲『アイドル』がどうすごいのか? 他の楽曲と何が違うのか解説していきます。YOASOBIのファンの方やTikTokでヒットする曲に関心がある方にも必見の内容です。

史上稀に見る大バズり

YOASOBIの『アイドル』は、多数の快挙を果たすなど、日本音楽史に残るような反響を世界から得ています。まずはその人気を詳しく見ていきましょう。

Billbord 世界チャート1位

『アイドル』は、2023年6月にBillboard The Global Excl. U.S.で1位を獲得しています。Billboard The Global Excl. U.S. とは、米ビルボードのグローバルチャートの1つで、米国データを除外した結果を反映したものです。これは、日本語歌詞の曲としては史上初の快挙となっており、楽曲再生数の記録的な多さだけでなく、世界的にも評価されたレコード曲と言えます。

爆発的なYouTube再生数

YOASOBI の楽曲の中で、最もYouTube再生回数が回っているのは『怪物』の約2.9億回(2021年1月6日リリース, 2023年8月10日時点)ですが、『アイドル』はMV公開から僅か4か月弱にも関わらず、既に約2.7億回(同日時点)の再生数を突破しています。 再生回数が非常に早いスピード感を持って伸びていることが分かる通り、『怪物』を抜かし、YOASOBI の代表曲になるまで秒読みという段階になっています。

楽曲『アイドル』のすごさ

従来の型にはまらない突飛でアイデア溢れる展開

『アイドル』を聴いた時、多くのリスナーがその展開の多さに驚いたことでしょう。 豪奢なオーケストレーションが始まったと思ったら、YOASOBI の持ち味でもあるボカロ的なコード進行や、中田ヤスタカのような展開に。その後はアイドルの曲らしくPPPH(オタクが曲のリズムに合わせて「オイ!オイ!」と掛け声をあげるパート)を挟み、ようやく1サビへと突入します。 昔からのJ-POPにありがちな Aメロ → Bメロ → サビ のようなテンプレを根底から覆すような展開になっており、楽曲のクオリティとしてもリスナーの虚をつくような良い驚きを味わうことができる工夫が凝らされています。

Gacha Popの集大成

「Gacha Pop」という言葉をご存じでしょうか? Gacha PopとはSpotifyが立ち上げたプレイリストのことで、特徴的な現行J-POPをまとめたものです。Gacha Popに取り上げられる楽曲は、特にサブスク等で人気だったものやTikTokでヒットしたもの、それらと同じような楽曲的特徴を持っているものなどです。 『アイドル』は、そのような日本の音楽文化として成長してきた、Gacha Popに代表されるような楽曲の良さを、最も多くの人に聴いてもらえるようにした集大成ともいえる楽曲です。

『アイドル』の特殊性とは

Spotify再生数はそこまで伸びていない

サブスクのデイリーチャートで1位を取り続けている『アイドル』ですが、YouTubeなどの勢いと比べるとSpotifyの再生回数は見劣りしてしまいます。 通常、Spotifyの再生回数は、Youtubeのそれより多いケースが一般的です。例えば、Vaundyの『怪獣の花唄』は、YouTube再生回数は約6,900万回(2023年8月10日時点)ですが、Spotify再生回数は1億2,000万回を超えています。 このように、『アイドル』の場合、ストリーミング再生の回り方が特殊と言えるかもしれません。

なぜそのような現象が起こるのか

『アイドル』のSpotify再生回数は、YouTubeと比較すると回っていませんが、代わりにTikTokが凄まじい勢いで再生されていることが分かります。 TikTokのランキングは移り変わりが非常に激しいですが、解禁から4か月弱経った時点でも、同曲は人気ランキング2位にポジションしています。様々なSNSやサービスが発達し、TikTokやYouTubeを多く使用して音楽を聴く層と、Spotifyなど音楽サブスクリプションサービスを利用して音楽を聴く層には違いが生まれていると言えるでしょう。 『アイドル』は、前者の層に多く聴かれているため、Spotifyの再生回数がそこまで伸びず、YouTubeやTikTokで非常に多くの視聴者に再生されているということになります。

バズり方の多様化

「バズる」と一括りに言っても、バズり方の多様化が進んでいるため思わぬところで火がついていることもあります。 「え?そんなに人気なの?」と知らない間に、超人気曲が生まれていく時代に上手く対応していくことが必要かもしれません。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/ インフルエンサー募集:https://evening-mashup.com/archives/217471
YOASOBI「セブンティーン」など、4月にTikTokで話題を集めた HOT SONGプレイリストをAWAで公開!
0

YOASOBI「セブンティーン」など、4月にTikTokで話題を集めた HOT SONGプレイリストをAWAで公開!

サブスクリプション型(定額制)音楽配信サービス「AWA(アワ)」は、ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」の中で、2023年4月に再生回数やシェア数が多かった楽曲「HOT SONG」を集めたプレイリストを公開しました。

YOASOBI「セブンティーン」も

今回公開したプレイリストは、2023年4月にTikTok上での再生回数、いいね数、シェア回数が多かった楽曲と運営側による推薦等から総合的な評価のもと選曲された「HOT SONG」を集めたプレイリストとなります。 中毒性の高いトラックで世界的な人気を博しているMae Stephensの「If We Ever Broke Up」をはじめ、宮部みゆきの小説『「色違いのトランプ」――はじめて容疑者になったときに読む物語』を原作としたYOASOBIの「セブンティーン」や、K-POP第四世代を代表するグループIVEの「After Like」など、TikTokで話題の楽曲が収録されています。 ぜひ「AWA」のプレイリストで今注目を集めている楽曲をお楽しみください。 ※ AWAアプリはこちらから

TikTok HOT SONG ~2023年4月~(一部掲載)

01. If We Ever Broke Up / Mae Stephens 02. セブンティーン / YOASOBI 03. 可愛くてごめん (feat. かぴ) / HoneyWorks 04. 酔いどれ知らず / Kanaria 05. さくらんぼ / 大塚 愛 06. オトナブルー / 新しい学校のリーダーズ 07. OMG / NewJeans 08. I Don’t Think That I Like Her / Charlie Puth 09. ニンジーン Loves you yeah ! / ランカ・リー=中島 愛 10. After LIKE / IVE 11. Love You So / The King Khan & BBQ Show 12. NaNaNa Tokyo (ft,24kGoldn) / Repezen Foxx 13. サクラノウタ / KANA-BOON 14. Green Green Grass (Sped-Up) / George Ezra 15. Baby you / 有華 ▼ プレイリストURL https://s.awa.fm/playlist/overlay.thumb.tiktok.hotsong.202304 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
YOASOBI、海外での反応とこれからの海外市場の展望とは
0

YOASOBI、海外での反応とこれからの海外市場の展望とは

 | , , ,  | 
先日、”spotify 2021年まとめ”が発表され、海外で最も再生された日本のアーティストランキングにてYOASOBIがランキング一位に選出された。 YOASOBIは2019年、「夜に駆ける」のYouTube投稿を皮切りに、ネット上で話題となり今年も去年に引き続き紅白歌合戦にも出場するなど国民的な人気を獲得し、他の追随を許さぬ躍進を見せてる。2021年には人気アニメ”BEASTERS”のアニメ主題歌を担当したことや、YouTubeのMVなどから海外からも注目を集めている。 そんな日本国内のみならず海外でも多くのリスナーを持つ彼らが、11月12日にYOASOBIの楽曲を英語詞に翻訳し再収録したEP E-SIDEがリリースし、composerであるAyaseのYouTubeチャンネルに新たに英語版の「たぶん」「アンコール」「優しい彗星」「あの夢をなぞって」のMVが4曲が同時公開となった。 元々、YOASOBIを知っていた海外ファンからは、英語で歌っても原曲のストーリー性や美しいメロディーが全く崩れないのがすごい、彼らの描く世界観をより身近に感じられてとても感動する、など多くのコメントが寄せられた。また、日本のファンからも英語詞が日本語詞の空耳のように、原曲に似た響きを多く使っていることに反響が集まった。 ▼ 海外ファンのレスポンスは... 英語版を聞いて、ボーカルikuraのリズム感と耳の良さを再確認した。海外ファンのレスポンスにも、日常的に英語を話していないのにもかかわらず彼女の英語詞の発音がとても聞き取りやすい という声が多かった。 私自身聞いていてとても自然で、細部の発音までこだわって英語版を作っているのなというのを感じた。高い歌唱力と表現力を持つikuraが英語版でもその実力を存分に発揮している。 彼らの海外市場へのこれからの展望として、海外の新しいファン層に向けてもしっかりとリーチしていくべきだと強く感じた。再生回数やYouTubeのコメントを見ている限り、元々YOASOBIの楽曲(日本語版)を知っていた海外ファンが英語版を聞いた上で感想を書いている場合が大半であると感じた。 もちろん彼らへのリーチを行うことでより熱狂的なファンが海外にも増えていくことは間違い無いだろう。ただ、日本でこれだけ社会現象を巻き起こし、ヒット曲を連発しているYOASOBIだからこそ普段日本語の曲は聞かない という海外リスナーからも人気が出るポテンシャルをもったアーティストだと思う。 ▼ さまざまな言語でのコンテンツ展開の効果は... 海外市場に進出する上で、日本語のみならずさまざまな言語での広告、コンテンツ作りをより活発に行うことは重要だ。 ただ、それだけでなく、彼らの楽曲に使用された原作の小説やショートストーリーを英語などでわかりやすくSNS上で紹介したりすることで彼らの楽曲をより深く楽しめる海外ファンが増えるだろう。日本のみならず世界で知られている昔話や童話などを原作に楽曲を発表したりするのも、海外ファンを引きつけるきっかけになるかもしれない。 また、海外では主流の手法だが、有名アーティストへの楽曲提供やfeaturingでのコラボなどから知名度を広げるのも効果的だろう。彼らの高い音楽性で確立した国内での人気を海外でも展開できるよう、1ファンとして応援している。 -- メディア運営:Evening Music Records Inc.
YOASOBI、Ado、あいみょん…レコチョクランキング2021から見る「令和版 売れるアーティスト像」とは…
0

YOASOBI、Ado、あいみょん…レコチョクランキング2021から見る「令和版 売れるアーティスト像」とは…

 | , ,  | 
令和の時代に「売れている」といわれるアーティストにはどのような共通点や特徴があるのだろうか...。 一概に「売れている」という定義自体も難しく、音楽業界ではいつの時代でもヒットを飛ばすアーティストはいるものだが、本記事では、レコチョク2021上半期ランキングをもとに、令和時代の売れるアーティスト像について考えていきたいと思う。 ▼ 2021年現在の人気アーティスト 今回は「レコチョク2021年上半期ランキング」のシングル、アルバム、アーティスト、ハイレゾシングル、ハイレゾアルバム部門と「レコチョク上半期サブスクランキング」のアーティスト、再生回数部門と「dヒッツ上半期ランキング2021」のアーティストランキング、myヒッツランキング部門を参考にする。これらのランキングに2回以上名前が入っていたアーティストのうち過去五年以内にデビューしたアーティストを取り上げ、令和の売れるアーティスト像について検討していきたい。 該当するのは、以下のアーティストである。 ・Ado ・YOASOBI ・優里 ・米津玄師 ・Official髭男dism ・あいみょん  これら6組のアーティストは、ブレイクした時期やブレイクのきっかけになったメディアは違えど、世間一般に認知される代表曲を持ち、継続的な音楽活動を行っているという点で共通している。では令和という時代において彼らの音楽が受け入れられ、人気を博すようになった要因はどこにあるのだろう...。 ▼ 世界観の強さ これは「世界観が強い」=「分かりやすい」という事かもしれない。 AdoやYOASOBIなどネット初のアーティストが特にこの特徴を強く持っていると考えられる。YOASOBIやAdoの楽曲が広まっていくきっかけとなったプラットフォームの一つに、動画視聴アプリ「TikTok」がある。TikTok内では楽曲の一部(主にサビ)が切り取られて使われることが多く、秒数にしてだいたい15秒から20秒程度である。この時間的制約の中で楽曲の魅力を伝えるためには強く明確な世界観が必要になるといえる。 Adoは「うっせえわ」に代表される強烈な歌詞と力強さを前面に押し出したインパクトのある歌唱でその世界観を作り出している。歌声が特徴的なことはもちろん、知らない曲だったとしても「あの人の曲だ!」とわからせてしまう独特の雰囲気を持っている。また、YOASOBIも "小説を音楽にする" というコンセプトのもとに楽曲を製作しており、それぞれの楽曲において主人公は違えど明確なストーリーが提示されている。ボカロ楽曲の流れを受け継いだ特徴的なメロディーラインも相まって、「YOASOBIの楽曲」というジャンルが確立されているように思えてしまうほどその世界観は強烈である。 サブスクリプションサービスの普及によって、リスナーが触れられる音楽の数が格段に増えた。その分一曲の音楽にかける時間も短くなったといえる。このような状況の中で、繰り返し聞きたいと思わせるような強い世界観を持ったアーティストが生き残っていくのは間違いないだろう。 ▼ 歌詞の味わい深さ 楽曲において歌詞の共感性が重視されるのは令和に限った話ではないが、ここ最近ヒットする楽曲は歌詞の魅力が取り上げられることが多い印象がある。令和の時代には、歌詞があまり深い意味を持たない耳障りの良さやのれることを重視した楽曲ではなく、歌詞をじっくり「聴かせる」曲を作るアーティストが評価されているといえる。 例えば、優里のヒット曲「ドライフラワー」やOfficial髭男dismの「Pretender」は失恋といった普遍的な体験による痛みを切なく丁寧に表現している。恋愛や人生について示唆に富んだ歌詞で表現するあいみょんの楽曲は「スルメ曲」と評され、何度も繰り返し聞きたくなる魅力を持っているといえる。米津玄師も「Lemom」「馬と鹿」のように、重めだったり壮大だったりするメッセージを歌った楽曲が共感や感動を生んでいる。 このような、歌詞が魅力である楽曲が多く評価されるようになったのもまたサブスクの台頭によるものだと考えられる。サブスクを解禁しているアーティストの楽曲は基本的に聞き放題であるため、リスナーは一度いいと思ったアーティストの曲を過去の作品までとことん聴きこむことができる。サブスクによって耳障りやノリの良さだけを追い求めるのではなく、歌詞をじっくりと楽しむという姿勢で音楽に向き合う環境が整えられた結果、魅力的な歌詞を作るアーティストが高く評価されるようになったといえるだろう。 そしてこれは、いつの時代にも言えることでありながらも確かに令和の売れるアーティスト像の重要な特徴であろう。 ▼ 令和に売れるアーティスト まとめ 最後に、令和の売れるアーティスト像をまとめたいと思う。その特徴として挙げられるのは... ・世界観を強く持っていること ・歌詞が魅力的であること ...が挙げられると言えるだろう。あなたの好きなアーティストにも該当しただろうか? 令和の時代にアーティストとして成功するには、楽曲が魅力的であることはもちろん、音楽の聴かれ方の変化に敏感であることが大切なのだと思う。 -- メディア運営:Evening Music Records Inc.
SUIREN、新曲「ハル」の中毒性がスゴい理由とは… YOASOBIやずっと真夜中でいいのに。を彷彿とさせる今最も勢いのある男性2名組の音楽ユニットとは
1

SUIREN、新曲「ハル」の中毒性がスゴい理由とは… YOASOBIやずっと真夜中でいいのに。を彷彿とさせる今最も勢いのある男性2名組の音楽ユニットとは

 | , , ,  | 
今、最も勢いのあるネクストブレイクアーティストと期待されている男性2人組の音楽ユニット「SUIREN」が、新曲「ハル」をリリースし話題となっている。 この音楽ユニット「SUIREN」は、ボーカルのSuiとキーボーディスト兼アレンジャーのRenによる男性2人組の音楽ユニットで、2020年7月に彼らのオリジナル楽曲「景白-kesiki-」をYouTubeに突如公開すると同時に活動を開始した。Suiの透き通るようなボーカルや、その声の魅力を最大限に引き出す様な楽曲のアレンジは、楽曲やMV動画の公開直後から早耳のリスナーから大きな反響を得ており、注目を集めてきた。 「SUIREN」は、その後もコンスタントに新曲作品をYouTube公式チャンネルに公開を続けており、今年3月には配信限定EP『Replica1』をリリースするなど、その活動の幅を着実に広げてきた。また、リリース曲は、Spotifyなどの各種音楽サービスでも注目されるなど、今最も勢いのあるネクストブレイク必至のアーティストだ。 今回、EVENING編集部では、新曲「ハル」の魅力について、なぜ音楽リスナーの注目を集めるのか考察してみた内容を取り上げていきたい。 ※ 新曲「ハル」YouTube動画: https://youtu.be/6JzWtClh8kE ▼ SUIRENの新曲「ハル」の中毒性がスゴい理由とは... SUIRENの楽曲「ハル」にハマる理由だが、大きく2つあると思う。 まず、1つ目のハマる理由は、何と言ってもボーカルの "聴き心地の良さ" だろう。 ボーカル Suiの持ち味でもある「男性ボーカルでありながらも、高音域がスッと耳に入ってくる」様な声色と、本作「ハル」で表現されている透き通る様な "青" のイメージがマッチしており、リスナーの体感として「どこか遠くへ連れて行ってくれる」様な不思議な感覚を体験させてくれる。 本作の歌詞でも語られている「何度だって 拒んで 闇を切り裂いて 何度だって 澄み渡るような 青に溺れていく」というフレーズは、まさに Sui のボーカルが表現する透明感のある澄み切った世界を体現した様なリリックで、自然と共感してしまうのは仕方ない程の完成度と言えるだろう。 また、SUIRENの制作チームにお伺いしたところ、本作では "疾走感のある魅力的な曲" のリリースを目指していた様で、聴いていただくと分かるが、「ハル」はBPM高めなアップテンポな楽曲に仕上がっている。この狙いは着実にリスナーにも届いている様で、当誌の読者の方に実際にアンケート調査* をした結果、「スピード感がありつつ、爽やかな歌声が印象的だった」「もっとたくさんの曲を知りたい」という意見が多く寄せられた。Sui のボーカルとしての魅力を最大限に引き出す新曲と言えるだろう。 * 2021年7月実施 EVENINGメディア自主調査より 次に、2つ目のハマる理由は、"ブランディング力" だろう。 音楽という商品は、形がないため、視聴者が実際に楽曲やMusic Videoを視聴した時に抱くイメージが非常に重要となる。特に、プロミュージシャンやアーティストとしてのブランドを、昨今のエンターテインメントが多様化している世の中で上手く構築し、視聴者の方とコミュニケーションしていくことは至難の業と言える。 ただ、「SUIREN」と言う音楽ユニットが取っているブランディング的な戦略は、非常に上手くリスナーの心を掴んでいる。これは当誌の推察であるが、彼らが狙っていると思われるのは「確りとした実力に裏付けされたミステリアスな魅力」を体現することではないかと思う。SUIRENの楽曲を聴いて貰うと分かるが、過去にリリースされたどの楽曲においても、楽曲で表現されている雰囲気やジャンルは違えど、1度聴くと自然と聴き入ってしまう魅力がある。これはボーカルの魅力も勿論大きいと思うが、楽曲全体として表現する世界観を、楽曲やMusic Video動画という視聴者の目や耳に届くクリエイティブ単位で緻密に設計しているから成せる業であると思う。 例えば、今年の3月に彼がリリースした楽曲「喰う虚」は、本作と全くと言って良い程イメージの異なる楽曲だ。ややスローテンポの楽曲構成の中にも、リズムに乗ってしまう様なダンス性を取り入れた編曲と、アニメ調のMusic Videoで表現されたミステリアスな世界観に引き込まれる工夫が施されている。リスナーとしては、自然と聞き入ってしまうのは当然というところだろうか。最近では、ヒット曲を連発しているYOASOBIも、リリースする楽曲それぞれで世界観が確立されており、プロデュース及びコンポーザーを務めるAyaseによるブランディング力には目を見張るものがあるなど、が良い例だろう。 女性ボーカルであるが、2018年6月にYouTubeに「秒針を噛む」のMusic Videoを投稿し、一挙に話題を集めた「ずっと真夜中でいいのに。」も、同様にメディアでその素性を露出していないものの、確固たるアーティストとしてのブランディングが形成されているアーティストだ。彼女がリリースするMusic Videoは全編アニメ調の表現が成されているが、「ずっと真夜中でいいのに。」と聞くと、自然と楽曲が表現する世界観やアーティスト像を連想してしまうのはレーベルによるブランディング戦略の結果とも言える。SUIRENが、今後リリースする楽曲の展開にも拠るが、両者のアーティストにおいては、相通ずるものを感じる。 今回リリースされたSUIRENの新曲「ハル」。気になる方は、彼らの他のリリース楽曲とあわせて要チェックだ!! ▼ SUIREN 関連情報 ■ 新曲「ハル」YouTube動画: https://youtu.be/6JzWtClh8kE ◼︎2021.06.30(Wed)よりSUIREN 1st Digital Single「ハル」配信開始!! https://ultravybe.lnk.to/haru [NEWS]SUIREN最新楽曲の2カ月連続リリースが決定!! 2021.06.30(Wed)「ハル」 / 2021.07.28(Wed)「see me」 ◼︎ 2021.03.05(Fri)より1st Digital EP「Replica1」配信開始!! https://ultravybe.lnk.to/replica1 SUIREN 1st Digital EP「Replica1」 -収録内容- 01.Entrance 02.景白-kesiki- 03.re:Sign 04.喰う虚 05.彗彩 06.hana ハル / SUIREN Vocal & Lyrics : Sui Music : Sui / Ren Arrangement : Ren Guitar : Haruka Bass : Hideaki Yamasaki Drums : Akihiko Ito Violin : Mai Tanizaki Recorded & Mixed by Mitsunori Tamanoi(studio Fine) Mastered by Mitsunori Tamanoi(studio Fine) MV制作: HP:https://yoru.ltd/ Produce : yoru https://twitter.com/yorunoraita Motion Direction and Edit : 渡辺花音 https://twitter.com/hananooto1014 Illustrator : su https://twitter.com/ho_i87m?s=11 Music Video: [喰う虚]https://youtu.be/Pg04QzVUl4E [彗彩]https://youtu.be/lXnRbqGkr60 [hana]https://youtu.be/_dlwJ5BSuPI [re:Sign]https://youtu.be/BC9UWwPoIZE​ [景白-kesiki-]https://youtu.be/gG5myG8YlbQ​ -- メディア運営:Evening Music Records Inc.
これは誰? YOASOBI 幾田りらの幼少期がSpotifyで公開。こどもの日限定で17名のアーティストの幼き日のカバー画像が…
1

これは誰? YOASOBI 幾田りらの幼少期がSpotifyで公開。こどもの日限定で17名のアーティストの幼き日のカバー画像が…

 | , ,  | 
本日5月5日のこどもの日限定で、Spotifyでアーティストの幼少期の写真をプレイリストのカバー画像として展開する企画が進んでいる。 今回の企画では、国内外の17名の人気アーティストにご協力いただいたとの事で、この中には、YOASOBI 幾田りらの幼少期の写真もカバー画像として展開されており、その可愛さが話題になっている。 気になる方は是非チェックしてみて欲しい。 各プレイリストとカバーアーティストは以下に記載する。要チェックだ。 -- ▼ Spotify / アーティスト一覧① Tokyo Super Hits! - RADWIMPS https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DXafb0IuPwJyF New Music Wednesday - 藤井 風 https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DWYBDycFJuxRt J-Rock Now - 川上洋平 (from [Alexandros] ) https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX6ntWKaOqGAp キラキラポップ:ジャパン - SKY-HI https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DWVlypmfyCIGr Soul Music Japan - Kan Sano https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX7NPTn8GFbox 心のアイドリング by くるり - 岸田繁(くるり) https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX03wnMStizyK New Era: J-Hip Hop - STUTS https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX0Eftsfm2dbT Women's Voice - 幾田りら https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DWTD6tHjIApT3 Teen Culture - 優里 https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX8XStIuaEA9J Weekly Buzz Tokyo -Golden Week Edition- - 平井 大 https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DWZZbpkxU5t9L EQUAL Japan - CHAI https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX2K2376Q0zTJ アイドルポップ:ジャパン - 佐藤まりあ(フィロソフィーのダンス) https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX8PLev4Ol7Ml ブルーにこんがらがって - ReN https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DWYhe5ISqq2D1 RADAR: Early Noise - (sic)boy https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX4OR8pnFkwhR Edge! - HIMI https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX3UWlNiixH0j K-Pop Fresh - ITZY https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DX1LU4UHKqdtg Next Up - Billie Eilish https://open.spotify.com/playlist/37i9dQZF1DWZvuOKNcLsjv -- メディア運営:Evening Music Records Inc.
YOASOBIの新曲「優しい彗星」配信リリース! テレビアニメ『BEASTARS』のエンディングテーマに起用。
0

YOASOBIの新曲「優しい彗星」配信リリース! テレビアニメ『BEASTARS』のエンディングテーマに起用。

 | , ,  | 
YOASOBIの新曲「優しい彗星」が1月20日に配信リリースされた。 同曲はテレビアニメ『BEASTARS』のエンディングテーマに起用されている。また、『BEASTARS』原作者の板垣巴留が ”小説を音楽にするユニット” YOASOBIのために自身初となる小説『自分の胸に自分の耳を押し当てて』を書き下ろしており、お互いの作品が相乗的に良さを生み出している。さらに、3月24日には『怪物/優しい彗星』のCDがリリースされるとのこと。CDは、板垣巴留描き下ろしジャケット仕様であり、今回期間限定生産盤(アニメ盤)とファンクラブ限定盤の2形態となっている。 YOASOBIは自身初の配信ライブ【KEEP OUT THEATER】を2月14日に実施。ファンクラブ「CLUB 夜遊」もグランドオープンしている。 -- 運営:Evening Music Records Inc.
YOASOBI、1月6日発売の初リリースCD『THE BOOK』がセールス好調。「夜に駆ける」も収録。
0

YOASOBI、1月6日発売の初リリースCD『THE BOOK』がセールス好調。「夜に駆ける」も収録。

 | , , ,  | 
YOASOBIの新アルバム「THE BOOK」がオリコンランキングで好調だ。 1月17日公表の最新「オリコン週間アルバムランキング」では、YOASOBIの「THE BOOK」が、週間推定売上枚数 7.2万枚を記録した。ランキングは2位を獲得している。本作は初のCD作品となっており、「夜に駆ける」「あの夢をなぞって」「ハルジオン」「たぶん」「群青」に加え、最新配信曲「アンコール」を収録した意欲作だ。 また、同付「オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング」でもYOASOBI作品が好調であり、最新配信曲「怪物」と「夜に駆ける」が、それぞれ週間DL数 2.6万DL(25,591DL)、週間DL数2.0万DL(19,759DL)で、2位、3位にランクインしている。さらに、5位にも最新配信曲の「アンコール」が、週間DL数1.6万DL(16,163DL)でランクインしており、3作品同時でのTOP5入りとなっている。「同一アーティストによる3作(以上)同時TOP5入り」は、昨年9月7日付で記録した三浦春馬さん以来で、同ランキング史上6組目となる。 なお、YOASOBIは、昨年末発表「第53回 オリコン年間ランキング 2020」の「作品別売上数部門 ストリーミングランキング」において、「夜に駆ける」が、期間内累積再生数 21,062.4万回(210,623,551回)を記録し1位を獲得している。話題を集め続けるYOASOBIだが、今後の動向にも注目だ。 オリコン調べ(2021年1月18日付:集計期間:2021年1月4日~1月10日) -- 運営:Evening Music Records Inc.
YOASOBIのヒット曲「たぶん」が映画化。「こんな素晴らしい表現方法があるんだと感動」の声も…
0

YOASOBIのヒット曲「たぶん」が映画化。「こんな素晴らしい表現方法があるんだと感動」の声も…

 | , , , ,  | 
11月14日、YOASOBIのヒット曲を映画化した「たぶん」の公開記念舞台挨拶が行われ、メンバーのAyasaとikura、女優の小野莉奈、俳優の木原瑠生らが登壇した。 7月に配信された楽曲「たぶん」の原作小説を映画化。本作は「しなの」の同名小説をもとに、当たり前が当たり前じゃなくなかった日常の中で、社会人、大学生、高校生の男女3人組の切ない別れと新しい一歩を描いた作品。 コンポーザーAyasaは「自分たちの楽曲が流れてきた瞬間にグッと来ましたね。小説の『たぶん』、自分たちの楽曲の『たぶん』。どうなるか想像できなかったけど、こんな素晴らしい表現方法があるだんとシンプルに感動しました。」とコメントした。 また、ボーカルのikuraは「3つのストーリーで描かれてるありふれた生活の中でのお別れが『たぶん』という言葉を引き立たせてくれた。楽曲だけを聴いた時と、映画の最後で流れているのを聴いた時では聴こえ方が違ってジーンときました」と感動したことを明かした。 ◆ 中高生に爆発的な人気を誇るユニット「YOASOBI」、小説を音楽に。 YOASOBIは、コンポーザーのAyaseとボーカルのikuraの2人からなる「小説を音楽にするユニット」。 2019年11月に公開した「夜に駆ける」がbillboard Japan Hot100やオリコン週間合算シングルランキングで1位を獲得するなど、ストリーミング再生回数は2億回を突破。原作小説の書籍化や映画化も発表し、さらに展開の幅を広げている。 今回映画化された「たぶん」も、書籍「夜に駆けるYOASOBI小説集」に収録されている原作小説「たぶん」を原案としたオリジナルショートストーリーが誕生した。 同棲中の大学生カップルの気持ちのズレを感じ、別れを選んだササノとカノン。夏の大会が自粛で中止となってしまった高校サッカー部員の川野とマネージャーの江口。社会人で恋人同士だが、お互いの気持ちに応えられなくなっているクロとナリ。 最も切ない別れと新しい一歩の物語を主題歌の「たぶん」が切なく彩る。 最後にAyaseは「この映画を観てから楽曲を聴くのは、全く違う見方ができる。映画を観ているからこそ思い描ける、聴きながら思うことがあると思うので、楽曲も小説も映画もこれからよろしくお願いします。」とコメントしている。 ikuraは「原案ストーリー、映画、主題歌の3つが一つの作品になって『たぶん』というものがあります。観ていただいた方が、少しでも自分の生活の中で重なり合う部分があったときに、胸に置いておきたい作品になれたらいいなと思います。」とメッセージを送った。 映画「たぶん」は、アップリンク渋谷、イオンシネマシアタス調布など全国で公開中だ。 -- メディア運営:Evening Music Records株式会社
YOASOBI『夜に駆ける』1億回再生突破! 異例の急スピードで大ヒットした裏に隠された秘密とは?
1

YOASOBI『夜に駆ける』1億回再生突破! 異例の急スピードで大ヒットした裏に隠された秘密とは?

 | , ,  | 
小説を音楽にするユニット・YOASOBI(よあそび)。コンポーザー・Ayaseとボーカル・ikuraの2人組だ。 今やJ-POPシーンで知らない人はいないのではないかという位に、2020年最もヒットしたアーティストだと言えよう。 YOASOBIの代表曲とも言える『夜に駆ける』は、MV公開から11ヶ月で1億回再生を突破するという異例の急スピードの飛躍であ利、デビュー曲でこれほどヒットするのは前代未聞と言っても過言ではないだろう。 まさに、Ayase、ikura、YOASOBIチーム、スタッフ、映像を制作した藍にいな氏、そして支えてくれるファンの皆で掴んだ“1億回再生”という達成と言えるだろうか。 Billboard JAPAN総合ソング・チャートでは、数週間連続で総合首位を獲得など記録を残し話題を呼んでいる。 YOASOBIのコンポーザー・Ayaseは、元々ボカロPとして活動しており中高生のファンが多かった。そのことからも、特に、YOASOBIは若年層のファンが多いように思われる。 自身のボーカロイド楽曲のセルフカバーにも定評があり、人気楽曲『幽霊東京(self cover ver.)』は現在再生回数850万回を突破している。また、2019年4月に公開した自身の楽曲『ラストリゾート(初音ミクボーカル)』は、現在765万回再生と、ボーカロイド・セルフカバーともに絶大な支持を獲得していることが分かる。 ボーカル・ikuraは元々ソロのシンガーソングライターとして活動していた(ソロ名義は幾田りら)。また、アコースティック・セッションユニットである「ぷらそにか」のメンバーとしても活動している。 そんな2人の出会いだが、ボーカル・ikuraのインスタグラムを発見し、ikuraの歌を聴いて声をかけたのが2人のそもそもの出会いであると言い、そこからYOASOBIは生まれた。 ◆ YOASOBIの楽曲制作について 彼らの楽曲制作方法は、小説の投稿サイト「monogatary.com」のコンクールで大賞に輝いた物語を楽曲化する、という他には見ない非常にユニークな制作方法である。 大ヒット曲『夜に駆ける』は、小説「タナトスの誘惑」(星野舞夜・著)が原作になっている。 具体的な制作方法としては、小説内の“キーワード”をひろって、Ayaseが自分の考えた文章に当てはめていくということをしている。 例えば、小説内で「フェンスの外側に、虚ろな目をした彼女が立っているのを見つけた。」という文章は、歌詞では「日が沈み出した空と君の姿 フェンス越しに重なっていた」と書かれている。ストーリーに沿って曲を作っていくため、いわゆる“シンクロ率”のようなものは100%再現できていると思われる、とAyaseは語っていた。 また、YOASOBIの特徴として挙げられるのがボーカルikuraの透明感のある歌声である。 以前インタビューで、ikuraは「どんな声で主人公が、どんな思いでっていうことまで考えて声を出すようにはしている」と答えた。音楽チャンネル【THE FIRST TAKE】(今音楽ファンの間で話題のボーカル一発撮り企画)で披露した『夜に駆ける/THE HOME TAKEver.』は、公開5ヶ月で再生回数約6050万回突破とボーカル音源も非常に高評価を得ている。 「小説を音楽にする」というコンセプトは有りそうで無さそうなものである。原作は“骨組み”であり、そこにAyaseの作る楽曲にikuraの歌が装飾され1つの作品と成るとでも言えるだろうか。 さらに、YOASOBIの他の楽曲に関して、『あの夢をなぞって』は青春恋愛ソングであり、原作「夢の雫と星の花」ではSF要素も含んでいる。 『ハルジオン』は個人的にYOASOBIの楽曲の中でも一番好きだ。POPでキャッチーな映像と軽快なコードに乗せて彼と別れて前向きに進む女の子の姿が描かれている。ちなみに、ハルジオンの花言葉は「追想の愛」(追想:過去を思い出してしのぶこと)である。 『たぶん』はいわば未練のある恋愛ソングである。主人公の葛藤する思いや自問自答を続ける姿を描いている。加えて、『群青』は、漫画「ブルーピリオド」にインスパイアされた心震わせる応援ソングだ。 ストリーミングでも1億5000万回再生を突破と、各種配信チャートでも首位を席巻し、全世界各国のバイラルチャートにもランクインを果たしたYOASOBI。「MTV VMAJ 2020」にて『夜に駆ける』が、年間の最優秀楽曲「Song of the Year」を受賞とその勢いは止まらない。 2021年1月6日には1stEPもリリースするということで、今後のYOASOBIの活躍にますます目が離せない。 -- メディア運営:Evening Music Records株式会社
新進気鋭のユニット「YOASOBI」。デビュー曲『夜に駆ける』はYouTubeにてMV再生数”1億回”を突破!止まらないブームの理由とは・・。
0

新進気鋭のユニット「YOASOBI」。デビュー曲『夜に駆ける』はYouTubeにてMV再生数”1億回”を突破!止まらないブームの理由とは・・。

 | , , ,  | 

新進気鋭のユニット「YOASOBI」。デビュー曲『夜に駆ける』はYouTubeにてMV再生数”1億回”を突破!止まらないブームの理由とは...

まさに大ブレイクの最中にあるユニット「YOASOBI」。 2人組で構成されるユニットである彼女らは、この2020年を最も席巻したアーティストといっても良いだろう。「小説を音楽・映像で具現化する」ことを活動に置けるコンセプトとしているYOASOBI。 結成はなんと一年前の2019年、圧倒的に短いキャリアでありながらここまでのブレイクを果たすという、異例であり偉業を果たしたとんでもないユニットなのである。 彼女らのデビュー曲『夜に駆ける』はいうまでもない代表曲となっており、現時点ではYOASOBIといえば、『夜に駆ける』がすぐに連想させられるほどになっている。 そして、なんとその『夜に駆ける』はYouTubeにてMVの再生回数 1億回を突破した! もの凄く短略的に捉えれば、日本の国民1人が1回は見たというレベルの数である。無論、海外でも注目されている「YOSASOBI」であるため、この再生回数は国内での再生のみではないのだが、それにしても本当に凄い数字だ。 既存のビッグアーティストの楽曲でも、なかなか1億回という数字を達成する例は少ない。世界レベルで人気を集めるほどのアーティストでなければ、なかなか達成できる数字ではないのが現実だ。 たった1曲を持って、ここまでのブレイクを果たし、ムーブメントを作った彼女らの凄さというのは一体どこにあるのだろうか...