YOASOBIやNumber_iなどコーチェラ2024で注目の日本人アーティスト
毎年、音楽アーティストたちにとって最新音楽シーンを飾る鍵となるコーチェラ・フェスティバル(Coachella Valley Music And Arts Festival)。
アメリカのカリフォルニア州インディオにて毎年開催されているコーチェラは、週末の3日間ライブを2週間にわたって行う超贅沢でビッグな野外音楽フェスだ。
コーチェラ・フェスティバル2024 (日本時間での表記):
第一週目 2024年4月13日(土)、14日(日)、15日(月)
第二週目 2024年4月20日(土)、21日(日)、22日(月)
アメリカで活躍中のアーティストを始め、近年では世界各国から大物が集うことからも、米国最大規模の音楽フェスティバルとして知られている。
今回は、YOASOBI、Number_i、Awich、新しい学校のリーダーズ、初音ミクといった日本音楽界の第一線で活躍する日本人アーティストも多く参加している。
コーチェラ2024はつい先日第一週目を終えたが、まだ彼らのパフォーマンスを見るチャンスは第二週目にある。
本記事では、そんな今を駆けるコーチェラ出演日本人アーティストらをいくつかご紹介していこう。
YOASOBI
色々なアニメやドラマの主題歌などに引っ張りだこのYOASOBI。 最近の彼らの楽曲はヒットを続けている。中でも、地上波で放送されていたTVアニメ『推しの子』のオープニング主題歌として起用された「アイドル」はSNSで大きなバイラルとなり、国内だけでなく海外でもYOASOBIを知られるきっかけとなった。 昨年末に行われた第74回NHK紅白歌合戦では、紅組の大トリとして華やかで豪華なステージパフォーマンスを披露し、トレンドで一位になった。 そんな飛ぶ鳥も落とす勢いのYOASOBIによる初・コーチェラでのステージ。既に多くの賞賛コメントがSNSで飛び交っているが、この際ぜひ第二週目でのリアルタイムパフォーマンスを目撃してほしい。 昨年2023年に行われたアリーナツアーで見せてくれた「アイドル」: このようなパワフルなステージが今回も期待できるに違いない。Number_i(ナンバーアイ)
Number_i(ナンバーアイ)は、滝沢秀明が設立した芸能事務所TOBEに所属している2023年に結成された新・アイドルグループだ。 メンバーは、元King&Princeであった平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3名で構成されており、ビジュアルだけでなく歌やダンスの高いスキルも兼ね備えている実力派の注目すべきアーティスト。 2024年の3月6日にリリースされた楽曲「GOAT」は、強めのHip-Hop テイストで攻めの姿勢が色濃く出た1st Singleとなっており、彼らの存在を世界中に魅せる仕上がりになっている。 MV: そして、つい先日4月12日には2nd Digital Single「Blow Your Cover」をリリース。 一本目のシングルとは全く違うジャンルで展開されている楽曲となっており、静かでお洒落なR&Bが彼らの新しい色を生み出したようだ。 YouTubeでの再生回数は、すでに200万回を超えており、『前回からの振り幅がヤバい!』といったコメントが多く寄せられている。 MV: 自分たちの色を自在に操る新生グループが創り出すコーチェラでのパフォーマンスとは一体どんなものなのか、その目でぜひ確かめてほしい。Awich(エーウィッチ)
Awich(エーウィッチ)は、沖縄県那覇市生まれの日本ヒップホップ界のクイーンとしても知られるジャパニーズ・ヒップホップを代表するうちの一人だ。 音楽活動を本格化した今、彼女の音楽は海をも超え世界に轟いている。 Awichだからこそ魅せることのできるカルチャーと音楽の融合が、たくさんの人々の心に届き、そしてそれらを突き動かす。 たくさんの楽曲を通して数多くのアーティストとコラボしており、2023年7月にリリースされた「Bad B*tch 美学 Remix (Prod. Chaki Zulu)」ではNENE、LANA、MaRI、AI そしてゆりやんレトリィバァと、豪華なメンツを揃えたことが一躍話題となった。 MV: 彼女がステージ上で繰り広げる圧倒的カリスマ感が、コーチェラのステージでどのように輝くのか、絶対にリアルタイムで体感するべきパフォーマンスとなっている。コーチェラ2024の最新情報を見逃すな
これらの他にも、新しい学校のリーダーズや初音ミクといった注目度の高い顔ぶれとなっている。 さて、第二週目の開催日も迫っているということで、コーチェラ2024の最新情報を押さえておきたいところ。 スケジュール日時については、公式から近々発表がされる予定となっている。公式ホームページやSNSにて随時チェックすることをお勧めする。 Coachella 公式HP(英語のみ): https://coachella.com/ また、日本からは公式のYouTubeチャンネルにて同時刻視聴が可能となっている。 今年からはYouTube TVのマルチビューに対応したことで、6つのステージが同時に展開される中で、最大4つまでの同時視聴が可能な仕様となった。 Coachella 公式 YouTube: https://www.youtube.com/@Coachella Coachella 公式X: https://twitter.com/coachella Coachella 公式Instagram: https://www.instagram.com/coachella Coachella 公式Facebook: https://www.facebook.com/coachella 今年も既に盛り上がりまくっているコーチェラ・フェス。 日本人アーティストらは、アメリカの大規模フェスでのステージにてどんな日本カルチャーを現地の人々に与えてくれるのだろう。彼らの活躍が見逃せない!南アジア音楽の世界的な台頭とは? コーチェラでも話題のアーティスト Diljit Dosanjh(ディルジット・ドサンジ)から見るSpotifyでの成功理由
南アジア音楽は、多彩なジャンルと豊かな音楽文化を持ち、世界中で耳にする機会が増えてきているマーケットだ。
特に、インド出身のアーティストDiljit Dosanjh(ディルジット・ドサンジ)の成功は、その代表的な例として注目されており、2023年に開催された世界最高峰の野外フェスと名高い「コーチェラ・フェスティバル」にも出演し話題を集めている。
彼の音楽がどのようにしてコーチェラなどの国際的な音楽フェスティバルでも話題となり、Spotifyなどのプラットフォームでの再生数も急増したのか、その舞台裏に迫ってみたいと思う。
南アジア音楽の世界的な台頭
まず、彼の音楽のルーツでもある南アジア音楽に目を向けたい。 多民族・多宗教・多文化が混在する南アジアでは、様々な音楽文化が奏でられ、歌い継がれてきた歴史があり、このような音楽文化は、共同体を繋ぐ役割を果たしたり、権力に対する抵抗運動の原動力ともなってきた。そして、ある時は言葉にできない心情の表現方法ともなってきた。 南アジア音楽が国際的なステージで注目を浴びる背景には、複数の要因が影響しており、その一つは、上述したような多様な音楽文化やジャンルが結合したことにある。加えて、近年では、伝統的な音楽スタイルとモダンな音楽的なアプローチが融合し、新たな音楽体験を世界に発信しており、さらに注目が集まっている。カルチャーの融合と受け入れ
南アジア音楽は、異なるカルチャーや背景を持つ人々を結びつける役割を果たしてきた歴史を持っており、伝統的な楽器やリズムが現代の音楽に組み込まれ、新しいサウンドが生まれている。これにより、異なる国や地域のリスナーに共感を呼ぶ魅力的な楽曲が誕生していると言える。 音楽ジャンルの成り立ち自体が、様々な国の人に受け入れられ、共感を生むような音楽であるのだから、当然と言えば当然なのだが、現代の南アジア音楽のリスナーにとっては「なぜか惹かれる魅力がある」といった感情を抱くのかもしれない。デジタルプラットフォームの普及
また、音楽ストリーミングサービスの普及により、南アジアの音楽は国境を越えて世界に拡散されている。Spotifyなどの配信プラットフォームでは、世界の楽曲にいつでもアクセスすることができ、世界各国のアーティストとリスナーを直接繋げ、音楽の普及を促進している。 これは言わば、知名度の高いアーティストだけでなく、新進気鋭のアーティストが持つ才能も世界への楽曲発信が可能なチャンスを得ていると言える。つまり、南アジア音楽を知らなかったリスナーに対しても、その魅力を知ってもらうハードルが大きく下がってきていると言える。Diljit Dosanjhの成功要因
Diljit Dosanjhは、南アジア音楽の代表的なアーティストの一人だが、その成功の背景には、彼の「独自のアプローチ」と「才能」が関係しており、特に、彼のSpotifyでの成功は、その一環として捉えられている。地元のルーツを尊重したアート
Dosanjhは、パンジャーブ地方の音楽や文化を尊重しつつ、モダンなアプローチでアートを表現すると言う独自のアプローチを展開してきた。これにより、インドをはじめとする地元の音楽ファンだけでなく、国際的なオーディエンスにも届く音楽を生み出している。 勿論、一種のマーケティング的な戦略も関係しているのかと思うが、トラディショナルな音楽文化を尊重しつつも、リスナーが新しさを感じる様な楽曲を作ることは容易ではないし、バランス感覚が求められるのは言うまでもない。これを実現することができるのは、アーティストとしての才能なのかもしれない。ソーシャルメディアの有効活用
また、Dosanjhは、ソーシャルメディアを効果的に活用し、ファンとの直接的な関係性を構築しているアーティストだ。SNS上では、彼の日常や音楽制作の裏側が共有されており、ファンとの間に親近感や共感を上手く生み出すことに成功している。ただ、日本国内のアーティストが、日本国内のファンに向けて情報を発信する点と異なるのは、異なる文化を持つ様々な国に属するファンに向けてSNS活用していることであり、価値観も異なるので共感を得るハードルが高いことは想像に難くないだろう。 この様な対応をバランス良くこなしているからこそ、彼の音楽が単なる楽曲以上の価値を世の中に発信し評価されている理由だろう。コーチェラでの注目とSpotifyでの成功
Dosanjhの音楽は、国際的な音楽フェスティバルであるコーチェラでも話題となった。この背景にあるのは前述した多様性を認める音楽性にあるのだろう。また、この様な世界的な舞台での話題性が、その後のSpotifyでの再生数の急増にも寄与し、国際的な成功を収めている。グローバルな音楽フェスティバルでの影響
コーチェラなどの国際的な音楽フェスティバルは、異なる音楽文化を交換し、新しいファン層を開拓する場となっている。このため、Dosanjhの本フェスへの出演は、南アジア音楽の存在を世界に一層広める機会となり、様々な業界関係者からの注目も集めている。Spotifyでのリスナーとのつながり
さらに、Dosanjhは、Spotifyのプラットフォームを通じてリスナーとのつながりを大切にしている。彼の音楽がリスナーに共感され、共有されることで再生数の増加につながっている。Diljit Dosanjhの成功は、彼の独自性とグローバルなアプローチの結果が証明された実績とも言え、その音楽が国際的な舞台で受け入れられることで、南アジア音楽の魅力が世界中に広がりつつあることを示している。 実際に、彼の代表曲である「Lemonade」は、Spotifyの9,900万再生を記録し、その再生数は増加トレンドを継続させている。世界で成功する音楽マーケティングとは
今回は、Diljit Dosanjhを注目アーティストとして取り上げた。 世界的な舞台で活躍し共感を得るには、多様な文化や価値観から受け入れられる優れたバランス感覚と楽曲センスが必要だと言える。近年ではK-POPアーティストがビルボードグローバルランキングでも上位を獲得するなど、その活躍が目覚ましいが、これはアジアのアーティストが世界にも共感を得ることを証明していると言える。 勿論、日本のJ-POPアーティストにおいても、その可能性は十分にあり、今後世界的な舞台で活躍するアーティストが日本から躍進する様に業界的な後押しが求められるだろう。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/BIGBANG(ビッグバン)、ついに活動再開…!? 2020年4月開催の「コーチェラ・フェスティバル」に出演発表
◆ BIGBANG(ビッグバン)、ついに活動再開...!? 2020年4月開催の「コーチェラ・フェスティバル」に出演発表
BIGBANG(ビッグバン)が、アメリカの「コーチェラヴァレー・ミュージック&アートフェスティバル」(以下「コーチェラ・フェスティバル」)のステージで活動再開することを発表した。
BIGBANGの所属事務所であるYGエンターテインメントは、2020年1月3日「BIGBANGが、4月10日から19日まで、アメリカ・カリフォルニア州インディオで開催される『コーチェラ・フェスティバル』に招待された」と明らかにした。
さらに、「コーチェラ・フェスティバル」サイドも、公式Twitterを通じて出演者を正式に発表しており、4月のカムバックが現実となるようだ。こちらの情報によると、BIGBANGは4月10日と17日の公演に出演する予定だ。同日のステージにはBIGBANGの他にもカルビン・ハリス、Rex Orange County、CHARLI XCX、ビッグ・ショーンなどの歌手が出演するなど、錚々たるアーティスト陣営の中での復活となる。
「コーチェラ・フェスティバル」は、米カリフォルニア州のインディオで開かれるアメリカ最大の音楽フェスティバルである。ファンも期待を寄せている。
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運営: Evening Music Records株式会社