マリリン・マンソンの最新アルバム『WE ARE CHAOS』。メタル界の大御所の現在、アウトローだが確かな魅力を放つキワモノ。
メタル界の大御所が、2020年7月末に最新アルバムをリリースしている。
その大御所の名はマリリン・マンソン。ゴシックで、まさに唯一無二のビジュアルはいかにもアウトローで、キワモノなイメージを抱かせる。
それでいて音楽センスは抜群なものがあって、世界規模で人気を誇り、日本でも大変な人気がある。今年3月には、本来ならば幕張メッセで開かれる、KNOT FEST JAPAN 2020にも出演する予定であった。
そんなマリリン・マンソンが、今年リリースしたアルバムは『WE ARE CHAOS』というタイトル。マリリン・マンソンらしさを感じさせるタイトルであることは言うまでもない。その中身も当たり前のことを言うようだが、やはりマリリン・マンソンなのである。
しかし、メタルミュージック一辺倒という傾向は捨てて、かなり聞きやすいサウンドも入っているのが印象的な一枚である。
◆ 大御所らしさを感じさせる貫禄ある一枚、マリリン・マンソンはかなりハードロックに寄ったか?
メタルミュージックの印象が強いマリリン・マンソン。
最新作『WE ARE CHAOS』もやはりメタルミュージックの要素はあるにはあるのだが、あくまでそればっかりというわけではない。どちらかといえばハードロック、往年のUSスタイルを感じさせる作風となっていて、さらに大御所感が増したようにも感じる。
本来幕張で3月開催予定だったKNOT FEST JAPAN 2020は、来年の1月に開催が延期されることが決定している。その時には新型コロナの状況がどうなっているかは分からないものの、マリリン・マンソンの新譜は是非ライブで聴いてみたいものだ。
来年こそ、マリリン・マンソンが再び日本にやってくることを期待したい。
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超人気シリーズ『ワイルド・スピード』はついに宇宙へ? カーアクションを超えた対策の最新作に、世界から注目が集まる。
世界中で人気を集めるカーアクション映画といえば、皆さんは何を思い浮かべるだろうか?
おそらく多くの人が、『ワイルド・スピード』の名前をあげるのではないだろうか。”ワイスピ” の愛称で知られる当作品のタイトルはあくまで邦題で、世界では『FAST FARIOUS』の名前で知られている。
そんな『ワイルド・スピード』はここまでで8つの作品をリリースしている。本来ならば、2020年には第9作目が公開される予定だったのだが、新型コロナの影響によって残念ながら公開は延期となってしまった。
すでに最新作の一部映像は、ティザー動画としてOfficialのものが公開されている。あくまで作中の一部のみを観れるだけだが、どうやら最新作はこれまでのものを超える規模の作品となりそうなのである。
もはやワイスピは、カーアクション映画としてのアイデンティティをある意味捨てたといっても良いかもしれない...。
◆ 『ワイルド・スピード』宇宙編?もはやSF映画... 人気キャラクターの復活も期待。
世界中で人気を集める『ワイルド・スピード』。
最新作は2021年に公開される予定で、これまでのワイスピとは全く違うものになるとも期待される。何と言っても注目なのは、宇宙進出ではないだろうか。
この宇宙進出というのは、ズバリ『ワイルド・スピード』という作品の舞台が宇宙にまで進展していくということである。
この宇宙進出というのはもともと、ファンの間での噂話に過ぎなかったものである。しかし、ワイスピ出演メンバーの1人であるミシェル・ロドリゲスさんのインタビューの様子などから、なんと宇宙進出は本当なのかもしれないと取り沙汰されるようになった。
考えてみれば、これまでワイスピは、序盤の作品こそ車好きのやんちゃな若者たちのストーリーのようなものだったのが、どんどんとアクション性を増して、バトルアクションの要素も孕んでいくようになった。
そんな形を変えてきたワイスピも、なんだかんだ言って車の映画である。バックで頻繁に流れるヒップホップも実に雰囲気にあう。
次回作、間違いなく期待して良いだろう。
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相対性理論「チャイナアドバイス」のロイ-RoE-カバー曲がTikTokでも話題
TikTok(ティックトック)でバズっている「チャイナアドバイス」が話題だ。同楽曲は、相対性理論が2010年4月にリリースした3rdオリジナルアルバム「シンクロニシティーン」に収録されていた楽曲で、今TikTokでバズっているのは動画投稿プラットフォームのリメイク現象とでも...
コロナ禍をメロディへ変換? 打首獄門同好会が『新型コロナウイルスが憎い』など8曲収録のミニアルバム「2020」をリリース
日常系ラウドロックバンドが、今年ならではのアルバムをリリースした。
打首獄門同好会が、ミニアルバム「2020」を11月18日(水)にリリースし、同時に11月30日から大阪を皮切りに5都市のZeppと神奈川のぴあアリーナにてライブツアー開催を発表した。
ミニアルバム「2020」の収録曲には、2020年2月29日にYouTubeにて無観客配信ライブをZepp Tokyoで行った際に、出囃子で流れたオープニングテーマ曲『新型コロナウイルスが憎い』を新収録をしたものから、Music Videoが公開されている『筋肉マイフレンド』『サクガサク』『明日の計画』が収録されている。
また、ギター&ボーカル担当の大澤敦史が1分ソングクリエイターとして制作しツイッターで公開された3曲、コロナ禍で学校給食が一時停止になり余ってしまった食材の中に、特にカルシウム摂取のために毎日飲む牛乳が大量に余り、農林水産省から世間にも飲むようにニュースにもなったことを歌った『牛乳推奨月間』、『ニンニクは正義』や『足の筋肉の衰えヤバイ』、そして新曲の計8作品がアルバムに収録されている。
◆ 身近で些細な日常を歌に綴った作品が...
打首獄門同好会と言えば、身近で些細な日常を歌に綴った作品が多く、先日の9月の4連休にも楽曲が紹介されており、その連休最終日には、誰しも一度は思うであろう『はたらきたくない』と言う楽曲を紹介している。
Aメロ、Bメロには男性ボーカルの大澤が低音チックに仕事の愚痴を挟み込み、サビではドラムス&ボーカルの河本あすかとベース&ボーカルのjunkoが仕事終わりかのごとく、はっちゃけるようにポップな雰囲気を出した楽曲だ。
また、敬老の日に向けては、ひたすら孫ラブを高らかに歌うハードロック調で、デスボイス部分ではおじいちゃんおばあちゃんの苦労が垣間見れる楽曲である『まごパワー』を、打首獄門同好会節と併せてツイッターで紹介していた。
さらに、驚きなのが、メンバーのjunkoの年齢が61歳であることだが、ライブパフォーマンスではヘドバン(ヘッドバンギング)も軽々とこなすパワフルさも持っているアーティストだ。
◆ ユニークなネーミングの楽曲も...
他にも、Music Videoに嘉門達夫氏を参謀役として迎えたカモン繋がりの『カモン諭吉』や、ラーメン次郎の入門曲として最適であろう『私を次郎に連れてって』等のユニークなネーミングの楽曲が揃っている。
また、うまい棒をライブに持っていけるのはここだけであろう、さらにたこやきやコーンポタージュから梅おにぎりなど様々な種類がこんなにあるのかと知らしめてくれる歌詞と、本格的なメロディが絶妙な珍味のようにマッチした『デリシャススティック』などの日常に密着した楽曲も魅力的だ。
今まで聴いたことがなかった方も、是非一度聴いてみていただきたい。
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Sou、初のオンラインライブを開催! 沢山のリスナーたちと時を共有。YouTubeチャンネル登録者数も100万人を突破。
Sou、初のオンラインライブを開催! 沢山のリスナーたちと時を共有。YouTubeチャンネル登録者数も100万人を突破。
ネットシーン発、人気歌い手のSou。9月19日に初のオンラインライブ「Sou LIVE 2020 -UTOPIA」を開催した。 昨年の夏に行われた「深層から見た景色」ツアー以来となる1年ぶりのライブであった。今回のオンラインライブは、先日8月19日にリリースされた1st EP「Utopia」の世界観を落とし込んだ、幻想的で荒廃した世界を演出したものであった。青い照明に包まれた幻想的な空間に映像が重なって、オンライン越しでも世界観を味わえる非常に魅力的な演出だった。 また、ライブ後には生トーク配信等、ファンが楽しめる場も設けられた。ファンからも沢山の絶賛の声が送られた。Cö shu Nie(コシュニエ)、Miniアルバム『LITMUS』発売決定!テクニカルで繊細な鮮やかに彩られた独自の世界観の魅力とは…
3人組ロックバンド・Cö shu Nie(コシュニエ)が、11月11日にNEWミニアルバム“LITMUS”をリリースすることを発表した。
2018年6月6日に「asphyxia」でメジャーデビューを果たしたCö shu Nie。「asphyxia」はTVアニメ「東京喰種トーキョーグール:re」の主題歌に起用され話題となった。メンバーは、中村未来(ボーカル・ギター・キーボード・マニピュレーター)、松本駿介(ベース)、藤田亮介(ドラムス)の3人組だ。
メジャーデビュー後も、TVアニメ「約束のネバーランド」「PSYCHO-PASS」のエンディングテーマを務める等、多方面でその活動の幅を広げている。
また、楽曲はボーカルの中村未来を中心に制作され、アレンジを加えて完成させていくスタイルである。Cö shu Nieの楽曲は、変則的なリズムに繊細なピアノサウンド、エレクトリックな電子音、浮き出るカッコいいベースラインとジャンルに囚われない独自のサウンドで世界観を描いている。
さらに、ボーカル 中村未来の歌声は、非常に繊細で透き通る様で、その歌声に多彩な音が緻密に重ね合わせられることで、作品としての魅力が高められている。
現在発売されている1stアルバム『PURE』(2019/12/11発売)は、Cö shu Nieの魅力が詰まった作品となっている。全12曲収録で、アニメのタイアップ曲【asphyxia】【bullet】【絶体絶命】【Lamp】、映画「シライサン」主題歌【inertia】も収録されている。また、シングル『asphyxia』に収録されている【最終列車】という楽曲もおすすめだ。
Cö shu Nieの音楽は、何処か不安になるようなコード進行が中毒性を創出しており、聴いた人は心地よい切なさを感じることになるはずだ。
アルバム『PURE』では、楽曲毎に様々なエフェクトが用いられており、その音色にかけられたリバーブが脳内に響いてくる様な演出を施しており、Cö shu Nieのエモーショナルな部分がさらけ出されている様に感じられる。
◆ 11月11日にリリース予定のミニアルバム“LITMUS”とは...
11月11日にリリースされる予定のミニアルバム“LITMUS”。本作品は、配信および期間限定のCDパッケージでリリースされる予定だ。
また、リリース情報と共に新しいアーティスト写真も公開されており、リリース予定のアルバムに関する詳細は後日公開予定である。
新しいCö shu Nieの魅力が期待できる本作は、非常に楽しみな作品だ。
※ Cö shu Nie公式Twitter: https://twitter.com/co_shu_nie
※ オフィシャルサイト: https://coshunie.com/
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9mm Parabellum Bullet、初のトリビュートアルバム『CHAOSMOLOGY』 各アーティストたちが表現する9mmの名曲!
9mm Parabellum Bulletが、9月9日にトリビュートアルバム『CHAOSMOLOGY』をリリースした。
本作品は、9mm Parabellum Bulletと親交の深いアーティストが、18組トリビュート企画に参加している。アルバムは2枚組で構成されており、ディスク1が歌盤、ディスク2がinstrumental盤となっており、各9曲の合計18曲が収録されている。
各アーティストが、9mm Parabellum Bulletの楽曲を独自の解釈で表現しており、原曲の格好良さを残しつつも多様なアレンジが演出されており原曲とは異なった楽しみが得られる。
なお、参加アーティストは以下のようになっている。
【ディスク1】
1. UNISON SQUARE GARDEN - Vampiregirl
2. BLUE ENCOUNT - Supernova
3. BiSH - Discommunication
4. THE BACK HORN - キャンドルの灯を
5. FLOWER FLOWER - 名もなきヒーロー
6. a flood of circle - Black Market Blues
7. cinema staff - Talking Machine
8. チャラン・ポ・ランタン - ハートに火をつけて
9. ストレイテナー - カモメ
◆ レコーディング風景など見ることができる作品に...
また、ティーザー映像も公開されており、レコーディング風景など見ることができる。
【ディスク2】( instrumental )
1. SPECIAL OTHERS - Wanderland
2. fox capture plan - ガラスの街のアリス
3. mudy on the 昨晩 - Punishment
4. LITE - 次の駅まで
5. DEPAPEPE - スタンドバイミー
6. Ryu Matsuyama - The World
7. アルカラ - Living Dying Message
8. キツネツキfeat.タブゾンビ(SOIL&“PIMP”SESSIONS)&栗原健 - 黒い森の旅人
9. →Pia-no-jaC← - ハートに火をつけて
原曲の魅力を引き継ぎつつも、各アーティストが独自のアレンジが施しており、原曲とは違った新たな良さが味わえるアルバムに仕上がっている。ぜひ聴いてみて欲しい。
※ ティーザー映像: https://youtu.be/D-AFtPx0aFM
※ 特設サイト: https://columbia.jp/9mm/
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Eve、呪術廻戦・OP主題歌『廻廻奇譚』配信リリース決定! 呪術廻戦の世界観に合わせたEveの新たな一面
2020年10月2日より毎週金曜日深夜1時25分から始まる、テレビアニメ「呪術廻戦」。
原作は少年ジャンプ連載中の芥見下々 先生の人気コミック作品である。
今回、主題歌を制作担当するEveといえば、現在YouTube登録者数約200万人、総再生回数も6億回超え、と非常に人気を伸ばしているアーティストだ。2009年からインターネットを中心に活動を開始し、自身で作詞・作曲を始めるようになり、公開した楽曲の多くはYouTubeで軒並み1,000万回数を突破と人気を博している。
Eveの楽曲は、バンドサウンドやポピュラー音楽を軸に、中毒性のあるメロディにEve独自の世界観が表現されており、クリエイターたちが描く洗練されたアニメーションMVが特徴的である。
アニメーションMVということもあり、それぞれの楽曲にストーリー性が見られ、耳だけでなく目でも楽しむことができる。近年のネット音楽界隈では、アニメーションMVは主流となっているが、Eveの存在は、現在のネット音楽のスタイルの先駆けだと言えるだろう。
また、これほどの人気を博しており沢山のリスナーを獲得しているのにもかかわらず、生年を明かしていないところや顔も非公開であるなど、謎に包まれた姿も彼の魅力の1つである。
◆ 期待高まるアニメ呪術廻戦
今回リリースする新曲『廻廻奇譚』は、4thメジャーシングルに該当し配信限定となっている。
先日公開された「呪術廻戦」第3弾PVでは、少し試聴出来る様になっている。
同楽曲は、サビの入りが非常に勢いの良い疾走感溢れるロックチューンとなっており、今までのEveの楽曲とはまた違った一面が見れる。
10月3日より配信リリースが決定している。是非チェックしておきたい。
※ 呪術廻戦PV第3弾: https://t.co/mx5QhjoBNu?amp=1
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日常に溶け込む優しいヒップホップ・UNELIの音楽の生活感、”庶民派”で飾らない素の魅力に迫る。
日常に溶け込む優しいヒップホップ・UNELIの音楽の生活感、”庶民派”で飾らない素の魅力に迫る。
アンダーグラウンドシーン、そしてメジャーシーンでも盛り上がりを見せる「ヒップホップ」という音楽ジャンル。 日本でも人気の潮流があるヒップホップ。特に、リリックを全て日本語で歌う完全な日本アレンジのヒップホップというのも人気がある。それは考えて見れば凄いことである。元々、黒人をルーツとするヒップホップは、音楽自体のノリ的にも英語のみでこそ歌われるものとイメージされていた。 しかし、その様な常識をこれまでいくつもの日本人アーティストが打ち破ってきた。ORANGE RANGE、RIP SLYME、Dragon Ashなどのアーティストは、大元のヒップホップのエッセンスを交えつつ、巧みに日本語のノリを加味させてきた。 今となっては、日本語ヒップホップの歴史も長く、立派な権威あるジャンルとなっているのだ。 本稿で取り上げるのは、そんな日本語ヒップホップのジャンルの中でも、特に、最近登場してきたアーティストを取り上げる。 そのアーティストの名は、「UNERI」である。Shin Sakiuraという天才的クリエイターの存在、最新アルバム『NOTE』ではシーンを代表するアクターたちとのコラボも多数…
Shin Sakiuraという天才的クリエイターの存在、最新アルバム『NOTE』ではシーンを代表するアクターたちとのコラボも多数...
アーティストとしての顔を持ちながら、音楽プロデューサーとしての2つの顔をも持つ1人のクリエイター「Shin Sakiura」。 最近の音楽シーンでは彼の名前を聞くようになることが多くなったように思う。特に、直近ではクリエイターとしての活動が盛んで、今年には最新アルバム『NOTE』をリリースしているなど多方面から注目を集めている。 音楽プロデューサーとしても活躍する彼は、もちろん巷の音楽シーンを代表するアクターたちとも顔が効く。彼のアルバムを一巡して聴いてみても、数多くのアーティストとコラボして楽曲を制作しているのが印象的である。 Shin Sakiuraが作り上げる音楽の幅は、非常に多岐に渡る。本人自身は過去にバンド活動を行なっていたこともあって、バンドサウンドにルーツを持っているのは勿論のこと、ダンスミュージックやヒップホップ等からも影響を受けているようだ。 このShin Sakiuraというアーティスト兼プロデューサーは、一体何者なのだろうか...?ついに紅白歌合戦も無観客開催へ… 年末にまで及ぶ新型コロナの脅威。史上初の形での紅白開催、一体どうなる?
日本の大晦日といえば、紅白歌合戦だ。
新旧の日本の音楽業界を担っている超大物アーティストたちが集う紅白は、大晦日には欠かせない重大な音楽番組である。例年ならば、代々木にあるNHKホールにて、3,000人程の観客を収容しての開催となる紅白だが、今年は無観客での開催が発表された。
要因としては、やはり新型コロナウイルスの影響である。
今年の2月ごろから新型コロナの話題が各種メディアでも報道される様になって以来、緊急事態宣言が全国に発せられ、その脅威は今年の年末にまで及ぶ事となってしまった。ここまで事態が長引くとは、想定外だったのではないだろうか。
ともかく決定事項として今年の紅白歌合戦は無観客での開催が決定している。このことをプラスに捉えるならば、紅白歌合戦にも転換のきっかけが与えられているのではないだろうか。
多くの人にとって紅白は食卓のテレビで見るもの、それが無観客での開催になるからといって、正直視聴者にとってはあまり重大なことではない。
だからこそ、テレビ側は新しい形での紅白歌合戦を提供できる。これは非常に楽しみなこととしても捉えられる。
◆ 変化が予測される紅白歌合戦の演出法やプログラム、ターゲットを画面の向こうに絞った新しい番組。
例年通りの紅白歌合戦では、会場内に観客がいたために、アーティストの目の前にいる観客を取り巻いてのパフォーマンスが取られることも多かった。
しかし、今年の開催では実際の会場には観客はいない。ということを考えると、アーティストにとってパフォーマンスを提供する相手は画面の向こうの視聴者に絞られることとなる。
そういった事実を考えると、パフォーマンスの手法も変わってくるのではないだろうか。いわば今年のムーブメントとなった、オンライン配信イベントという形を紅白歌合戦は取ることになる。
しかも、紅白歌合戦ならではのラインナップということで、他の音楽フェスなどとは全くボリューム感を異にしたイベントである。
この様な背景を踏まえて考えると、今年の紅白は例年以上に注目を集め、盛り上がるのではないだろうか?イレギュラーな形での開催となるが、無観客での開催は2020年限りということも考えられる。
そういった目新しさから、例年以上に紅白に関心を持つ人も多くなるかも知れない。
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日テレ系「嵐にしやがれ」が年内をもって放送終了へ… 国民的グループの冠番組の歴史が幕を閉じる。
日テレ系の人気番組「嵐にしやがれ」が、年内をもって放送終了となることが発表された。
世間を驚かせたあのニュースからそこそこの月日が気づけば経っていた。ジャニーズ事務所の国民的ボーイズグループ「嵐」が、2020年内に活動休止を宣言するニュースは、筆者も勿論驚いたことを覚えている。
そして、彼らの活動休止に伴って、嵐がメインキャストとして活躍していた番組も同時に終わりを遂げることとなる様だ。「嵐にしやがれ」は、お茶の間でも人気のバラエティ番組で、嵐ファンは勿論のこと、今まで多くの視聴者に愛されてきた番組であった。
番組の歴史は実に10年半と長く、その分多くのファンの方だけでなく、お茶の間の代表的なバラエティとしての視聴者にエンターテインメントとして定着していた。
この様なニュースを見ると、改めて「嵐」が活動休止するのだという事実を再認識することに加え、1つの番組の歴史が終わることを実感させられる。
それは間違いなく、寂しいものでもある。
◆ 「VS嵐」も終了、テレビシーンから嵐がいなくなることの意味...
放送が終了するのは「嵐にしやがれ」だけでなく、「VS嵐」も同様である。
これまで、「嵐」または「嵐メンバー」が番組の冠として活躍してきた例は多くあった。その全てが放送終了になる訳ではないが、これまで当たり前のようにテレビで見ていた彼らの活動を暫くは見れないことになる。
考えてみれば、ここ数年はテレビを付ければ、必ずと言っても良い頻度で嵐のメンバーが活躍する番組を見ることができたのは事実だろう。それ程に、嵐の活躍は影響力があり、今回の活動休止の影響も大きい。
また、番組だけでなく、テレビCMでも起用され、広告塔としての露出も多かった。勿論、音楽番組への出演も然りである。
一時代を築いてきたとも言える嵐の功績は大きく、彼らがいないテレビシーンは今では想像できない程だ。
今後はアフター嵐として、ジャニーズ事務所をはじめ新たなスターが登場して来るだろう。これからの日本のエンタメシーンはどうなるのか、同時に楽しみでもある。
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