The Chemical Brothersの来日公演が中止… 昨年フジロックのヘッドライナーとして出演も、連年の来日は叶わず
昨年のフジロックにヘッドライナーとして出演したThe Chemical Brothers(ケミカル・ブラザーズ)。
2020年も10月に来日公演を控えていた。だが、新型コロナウイルスの感染は収まらず、残念ながら来日公演は中止となってしまった。
特に残念なのが、当公演は”中止”になったということである。
せめてもの延期ならば、一年後の再来日が決定しているだけにまだ希望が持てる。実際に、新型コロナの影響で開催ができなかった多くの公演は一年後に延期というパターンが非常に多い。
おそらくケミカルブラザーズの場合は、スケジュール面で延期が難しいなどというなんらかの事情があったのだろう。
フジロックの顔的存在である人気グループなだけに、とても残念であることは言うまでもない。
◆ ダンスミュージックの最先端をゆくハイブリッドグループ、もっと多くの人に認知されるべき存在。
The Chemical Brothersは日本において、音楽好きの間では大変人気のあるグループである。
だが、その人気はあくまで、音楽好きの間のみで止まっている印象が強い。彼らはフジロックにこれまで何回もヘッドライナーとして出演経験があるなど、相当の実力派であり、多くのファンを抱えているビッググループである。
ダンスミュージックの中でも非常にテクニカルな要素が強く、特異さが印象的でもある。ライブにおける映像を使った演出も本格的で、まさにその空間は別世界のようである。
早い内に、彼らの来日公演が再び行われることを期待したい。
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