乃木坂46など、日本がまだ「CD大国」である理由とは… 世界と日本の音楽市場を比較してみると。
長年にわたって、日本の音楽市場の売上は世界で2位を維持し続けている。
ここ数年で人気が急激に上昇し、現在6位を維持している韓国発祥の音楽「KPOP」や、2位であるイギリス出身の有名な歌手、エド・シーランやデュア・リパなどが手がける楽曲がヒットチャートを独占しているにも関わらず、日本の音楽業界は世界でも高い売上の順位を保っているのだ。
だが、音楽市場はグローバルなスケールで変わってきている。というのも、音楽・動画配信サービスが主に使われている今では、音楽は人々にとってもっと身近な存在となっているからだ。そのおかげで、音楽市場は前年に比べて7.4%も売上が上昇したのだ。
スマートフォンやパソコンから手軽にアクセスできるSpotify, YoutubeやApple Musicなどのビデオ・配信サービスを通して音楽を聴く人が全体的に多くなった今の時代では、CDやレコードなどの物理的なもの(フィジカル)で音楽を聴く人は数少ない。2021年度の国際レコード産業連盟(IFPI)の調査によると、2020年においてのCDなどの売上は全体の19.5%しか占めていないことがわかる。そんな中、国内音楽市場の売上の71%がフィジカルであり、音楽配信サービスの売上が29%と圧倒的に少ないのだ。
そのため、世界の音楽市場 の売上が全体的に伸びている中、そして韓国の音楽市場は前年に比べて45%も増えているのにもかかわらず、日本の売上は2007年から下がる一方だ。日本が音楽市場の売上において高い順位を保てている現状には限界があるかもしれない。
▼ デジタル化が進む中、日本がいまだ「CD大国」である理由とは
日本で音楽配信サービスよりフィジカルの売上の方が高い理由としては、文化的要素の側面が強いと考えられる。
「アイドル文化」が一つの例だ。アイドルのCDやアルバム等を買うと、そのアイドルのグッズや写真、握手会の参加券までおまけとして付いてくる事がある。そして、まるでくじ引きのように、グループの中でどのメンバーのグッズがおまけとして当たるか分からなくなっている。こうする事により、好きなメンバーのグッズが当たるまでCDやアルバムを買い続けるファンが増えるのだ。
また、もう一つの例として考えられるのは、日本独自のガラパゴス化である。海外では配信サービスが主流となっている中、CDをレンタルショップ等で借りる習慣が日本には今でも存在する。音楽業界に限らず、集団主義的であると言われる国民性、あるいは物事を変えずに継続させる事への美徳が存在するからか、日本文化は海外文化や世界共通のニーズに影響されにくいと考えられる。
このような理由でデジタル化が他の国に比べて進まないのだと推測される。
▼ 日本の音楽市場が、世界市場での上位を維持するには 日本の音楽業界の売上を向上させるには、CDやレコードから無理矢理にでも音楽配信サービスへと人々の利用動向を切り替えさせるのでは無く、フィジカルの売上を向上させつつ、音楽配信サービスの利用を推進させる必要があると考えられる。 1つの手段として、日本に浸透している「アイドル文化」と「ヒットチャート」を活用することができるのではないだろうか。 日本の「オリコン(ORICON)」チャートはCDなどのフィジカルの売上だけをもとに集計している一方、アメリカ発祥の音楽チャート「ビルボード」はフィジカルの売上だけではなく、音楽配信サービスでのストリーミング回数やYouTubeでの動画再生回数等、複数の音楽提供サービスの売上を基に集計されている。 オリコンチャート等、日本で主に利用されている音楽チャートでもストリーミング回数を集計方法に加える事ができれば、自分の好きなアイドルグループをヒットチャートの上位に上げる事が目的のアイドルファンなどが、音楽配信サービスをさらに利用するのではないだろうか。 日本の音楽マーケットの現状を尊重しながらも、日本の音楽市場ならではの特徴を活かした市場の活性化をどの様に実現するかが、今後の課題であるだろう。/
— 乃木坂46 (@nogizaka46) August 22, 2021
🎪#真夏の全国ツアー2021
地方公演後半戦無事に終了いたしました!!
影ナレ担当は、
🍡愛知公演
Day1 ひなこ
Day2 まあや
🎐福岡公演
Day1 やました
Day2 いくちゃん
でした✨#乃木坂46 pic.twitter.com/90iPpmEF4d
なぜAKB48は成功し、乃木坂46に抜かれたのか?マーケティングでの考察
過去から現在に至るまで、音楽業界では様々な形でマーケティングが行われてきた。
もちろん、全てが成功した訳ではなく、失敗したマーケティングも存在するだろう。本記事では、その中でも成功と失敗の両方を経験している「AKB48」について述べていく。
AKB48と聞くと、成功した印象の方が強いかもしれない。しかし、現在では乃木坂46に人気を凌駕されている。(秋元康氏が両チームともプロデュースしている関係で成功と呼べるかもしれないが、「AKB48にとっては」失敗しているという観点で記述している。)この人気の入れ替わりは、偶然ではなく、マーケティングの失敗によるものでもあるだろう。したがって、AKB48に成功面・失敗面、両方の側面からアプローチしていきたい。
▼ マーケティングの成功例
(1)競争市場の導入
AKB48と聞いて最初に浮かぶワードはなんだろうか。握手会、総選挙、神7…様々な単語が想起されるのではないかと思う。そして、今あげた三単語に共通しているのが「競争」という概念である。AKB48は常に変革を求め、メンバー同士で争わせることを是としてきた。
競争はメンバー自身の意識を高める効果を果たし、(3)で後述する物語の構築にも一役買ってきた。競争となると、知らず知らずの内に白熱し、予定以上にお金を使ってしまう…そんなことも起こり得るのである。
(2)コンセプトの明確化
「会いに行けるアイドル」。今となっては当たり前のように思えるAKB48を表すこの言葉だが、AKB48が結成された当時ではあり得ないことであった。アイドルとはテレビの中の存在で、易々と会いに行ける存在ではなかったからである。AKB48はこのコンセプトを大々的に発表することで自身の存在意義を明確に世間に示してきた。つまり、コンセプトだけで差別化に成功したのである。この当時は珍しかった会いに行けるアイドルであるが、今ではむしろ会いに行けるのがアイドルである。(そのため、気軽に会いにいけないことが付加価値となることさえある。)
AKB48はキャッチーでわかりやすいこのコンセプトを示すことで、マーケティングにおける差別化に成功したのである。
(3)物語ビジネスの構築
「物語ビジネス」という単語を聞いたことはあるだろうか。これは、ジャンプ等の少年漫画でよく語られるマーケティング手法である。主にジャンプでは、作品内に「友情・努力・勝利」の三要素が含まれていることが多い。それと同じように、AKB48では、「越境、危機、成長、勝利」という山川悟氏の『事例でわかる物語マーケティング』に則ったイベントが数々開催されてきた。
例えば...
越境: AKB48のオーディションに合格する
危機:「組閣」制度により、慣れ親しんだチームが解散する
成長: 新たなチームの中で評価される
勝利: チーム内で序列をあげ、総選挙で上位にランクインし、選抜メンバーに選ばれる
※ 「組閣」制度とは、AKB48内に結成されたチームのメンバーがシャッフルされ、新たなチームが発表されるイベントのことである。まさに内閣の組閣を想像していただければ良いのではないだろうか。
上記の様なことが日常的に起こり得るのである。これによって、必然的に各メンバーに物語が発生し、自然発生的に物語ビジネスが構築され得るのである。
▼ マーケティングの失敗例
(1)競争市場の不透明さ
競争市場を構築する上で大事になるのが、透明性である。実際の市場でも、情報の非対称性が存在すると正しく取引ができないように、いちアイドルが構築した市場といえど、完全競争になるべく近づけることは欠かせない。しかし、AKB48で行われた競争が完全に透明であったかというとそうではない。運営とファンとでは情報量に差があるのだから、ある程度の情報は開示されて然るべきであるが、ファンの間で納得されていない競争結果が幾つか存在する。特に、シングル表題曲の選抜メンバーの選び方は数字に依拠するものでない以上、透明性が欠けてしまうのであるが、競争市場を構築したことによってそれが反感を買うことになってしまった。
(2)巨大組織故の管理不足
AKB48は、100人以上のメンバーを要する巨大グループである。また、坂道グループとは異なり、全メンバーが同じ事務所に所属している訳ではないため、統制が取りにくいのである。したがって、恋愛等のスキャンダルや、メンバー個人がネット上で炎上にさらされることが多い。これは、巨大組織の抱える問題であるが、アイドルという職業である以上、批判を免れることはできない。したがって、これはマーケティングにおける失敗と言えるだろう。
(3)物語ビジネスの落とし穴
物語ビジネスは、物語が自然発生することによって行われてきた、と成功例(3)で記述した。しかし、自然発生するからこその落とし穴が存在する。前述した週刊少年ジャンプであれば、物語を動かすのはその作品の作者であるため、物語の行方を自分で決定することができる。しかし、AKB48は自然発生する物語に自身のビジネスを委ねてきた。そうなると、思わぬ方向の物語が始まることがあるのだ。運営側がある程度までしか物語の舵を切ることができないというのは、物語ビジネスの魅力であり、欠点ともなり得る。(2)と共通する部分でもあるが、ビジネスの全決定を人が調整することが難しい形式のビジネスモデルを構築してしまったことは、マーケティングの失敗と言えるだろう。
以上、AKB48をマーケティングの視点から分析してきた。
現在から振り返ることで失敗・成功両面の原因・理由を考察することができるが、未来がどうなるかわからない段階で物事を決定するのは非常に大変なことであろう。しかし、なるべく失敗しないような、また、失敗してもリカバリーが効くようなマーケティングを行うために過去の成功例・失敗例は分析すべきなのだ。読者の皆さんにとって、これが現在を考えるきっかけとなれば、筆者にとって僥倖である。
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オンラインライブのススメ。嵐・日向坂46・乃木坂46のオンラインライブ から見る、オンラインライブ成功の秘訣とは…
コロナ禍によって突如隆盛を極めているオンラインライブ。
今、オンラインライブをしない、という選択をすることはほぼできないだろう。本記事ではむしろ、オンラインライブでファンを増やしてしまえば良いのではないか?という考えのもと、オンラインライブ成功の秘訣を探っていく。
▼ 成功の秘訣① 客層を捉える
通常のライブでは人気アーティストであればあるほど客層のほとんどがファンである。チケット代も気軽に出せる金額でなく、何よりチケットをとるのが至難の技であるからだ。
しかし、嵐のオンラインライブが広く一般に好評を博したように、オンラインライブになったことで、「興味はあるがライブに行くほどの熱量もない」層がライブに参加するようになったのである。さらに、オンラインライブはチケット代も2,000〜5,000円台とかなり安めの設定であり、手が出しやすい。
以上を勘案すると、ライブの構成も少し変更する必要が出てくるだろう。もちろん、ファンはあまりメジャーでないものの、人気のある楽曲を披露することを望んでいると思うが、コアな曲ばかり披露していても「興味はある層」が置いていかれてしまう。後述するが、ライブの魅力として会場の一体感というものが存在する以上、誰かをあまりにも置いて行ってしまうセットリストは望ましくない。
したがって、認知度の高い曲も折に触れておりまぜる、コアな曲でも参加しやすいように工夫する、など客層に合わせたライブ構成が通常時より重要となってくるため、客層の分析はオンラインライブ成功に欠かせない要素となるだろう。
▼ 成功の秘訣② 無観客の利を活かす
有観客でしかできない演出があるように、無観客にしかできない演出が存在する。
例えば、嵐のライブでは、映像技術を使用した近未来的な演出が多用されていたほか、日向坂46では通常ではあり得ない客席に組まれたセットの使用、セットの下を使用した演出が行われていた。また、席に貴賎がないというのも無観客の利点である。実際のライブでは、席によってステージからの距離が異なり、それが原因で転売行為が行われることもあった。
しかし、オンラインライブでは、全員が同じ距離感でライブを楽しむことができる。これはライブというイベントにおいては画期的な利点ではないだろうか。
以上からも分かる通り、オンラインライブの強みは「映像技術」「裏側を見せる」「同一金額のチケットに差異がない」の3点にあると言えるだろう。そのうち、演出に大きく関わるのは前者2点であり、映像技術を使用するのには莫大な費用がかかることを勘案すると、裏側を見せる演出をする方が取り組みやすいのではないかと思う。
最近配信が人気であることを考えても、「裏側」に興味を持つ層は一定数存在し、実際、オンラインライブのチケットにもアフタートーク付というものが散見されるようになってきた。上記以外にも無観客を逆手にとった演出は様々に存在するため、各アーティストにあったライブを模索していくことが大事であり、その点では通常のライブと変わらないだろう。
▼ 成功の秘訣③ ライブへの参加意識を持たせる
家でライブを見ることの利点としてリラックスしながら見ることができる、という利点が挙げられると思うが、それは一方で、ライブへの参加意識の喪失に繋がりかねない。
ライブの売りはなんといってもファンとアーティストの一体感である。一体感参加意識が薄れてしまうと、折角ライブを見てくれたのにもかかわらず、その後に繋がらなくなってしまう。
そのため、オンラインライブでもライブに参加している感覚にできるような工夫が必須となる。
実際、嵐のライブでは、観客の顔が画面上に映って、普段のライブよりもっと近くにメンバーが来てくれたりする演出があった。また、乃木坂46アンダーライブでは、事前にファンに「やって欲しい曲と演出」を募り、当日その通りのライブを披露する、ということを行っていた。
両者に共通するのは、物理的距離が遠くなったからこそ、精神的距離(アーティストとファンの近さ)を縮めようとしているところである。また、これは、音楽に限ったことではないが、自身が能動的に参加したものは、最後まで見届けようと思う人が多い。したがって、どれだけアーティストの世界観に没入できるようにするかがオンラインライブ成功の秘訣といえよう。
ここまでで3点、オンラインライブを成功させる秘訣を述べてきた。
突然のコロナ禍で急激な変化が強いられることが多いものの、逆に変革のチャンスだと思って新しいことに挑戦してみるのも良いのではないだろうか。それは、アーティストに限らず、視聴者にも言えることかも知れない。思い立ったが吉日、興味のあるオンラインライブを視聴してみてはいかがだろうか。
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乃木坂46 堀未央奈、異例のソロMV内で卒業発表。伏線が話題に…
乃木坂46の堀未央奈が11月27日、グループからの卒業を発表した。
さらに、来年1月27日発売の26thシングル「僕は僕を好きになる」の活動を持って卒業することも決まった。
同日、乃木坂46のYouTube公式チャンネルにアップされた堀のソロ曲「冷たい水の中」のミュージックビデオ内で、自らの口で卒業を発表。
ブログで卒業発表をするメンバーが多い中、MV内で卒業を発表するのは異例のこと。グループ史上初めての出来事で、ファンの間でも騒然となった。
MVの監督を務めたのは山戸結希。堀にとって映画初出演にして初主演作の「ホットギミックガールミーツボーイ」の監督も山戸だ。
2人はこの映画をきっかけに強い絆で結ばれ、信頼しあう存在となっていた。
冒頭では堀が「乃木坂46って、あったかくて見守ってもらえて、ずっといつでもいたいって思えるっていうか。きっとまだまだ時間もあるし、いやでも、時間はないのか。でもやっぱり、思い出もいっぱい詰まっていますし、アイドルとして8割は、全力でやり切ったと思いと、2割はちょっと悔いじゃないですけど。」と話した上で、「そんな思いを歌にのせてパフォーマンスしてみます。」と、そこから歌唱がスタートする。約8分間のMV内に堀の思いが込められているようだ。
さらに、卒業発表した11月27日は7年前、堀が初めてセンターを務めた「バレッタ」の発売日。7年の時を経て成長した彼女の姿が見れるMVとなっている。
◆ この投稿は卒業の伏線…?堀未央奈が語る2期生への想い
グループからの卒業発表と同時に、ファンの間では「伏線」が話題となっている。
卒業発表前の19日には自身のインスタグラムにて、同期である2期生との集合写真をアップ。さらに2期生の北野日奈子、鈴木絢音、寺田蘭世、新内眞衣、伊藤純奈、渡辺みり愛、山崎怜奈との2ショット写真を投稿し、メンバーへの想いを長文で綴っていた。
この流れで卒業を発表したことにファンの間では、「最近インスタで2期生を1人ずつ紹介してたから、もしかしてと思ったけど」「ここ最近のインスタが思い出を振り返ってる感じだったのは、そういうことなのか」などのコメントが寄せられた。
堀は2013年3月に2期生として乃木坂46に加入し、同年11月には、7枚目シングル「バレッタ」のセンターに研究生ながらに抜擢。
乃木坂、そして2期生のエースとして、約7年間グループを引っ張りつづけた堀。
現在はモデルや女優でも活躍中。卒業後の明確な道は公言していないが、感性豊かな堀が見せる新たな一面が楽しみだ。
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小室哲哉氏が音楽業界に復帰!一時代に伝説を残した人物の復活。乃木坂46への楽曲提供も発表!
日本の伝説的存在、音楽プロデューサー・小室哲哉氏が音楽業界に復帰することが発表された。
彼が引退を発表したのは2018年のこと、彼が復帰するのは実に引退から2年を経てのことである。一度引退をしてから、復帰をするというのは実に異例なのかもしれない。
だが、音楽業界としても彼の存在をやはり必要としているのではないか?一時代に伝説を残した小室氏の手腕は、今ではどれほどのものなのか、実に見ものとも言える。
特に音楽という世界は変化が激しい。流行りの音楽だってどんどん変わっていく。その中で小室氏は、持ち前の手腕をこれまでと一貫したスタイルで活かすのか、それとも時代にアジャストした形で対応するのか?
小室氏は、24日にリリースされる乃木坂46・「Route 246」の作曲を手掛けている。間違いなく、注目を一曲となるだろう。
▼ 今後はなくなる? 名物プロデューサーの存在。そして、各アーティストの実力の向上
今は基本的に、アーティストは自身で作曲した楽曲で活動するパターンが多い。
もちろん、エイベックスやソニーミュージックをはじめとして、所属アーティストに楽曲提供をするパターンももちろん多い。それこそ、乃木坂46や欅坂46など、秋元康氏が手がけるアイドルグループは、メンバー本人たちは作曲をしない。
例えばロックバンド界隈であれば、作曲はほとんどそのメンバーである。そしてそういったアーティストたちの人気は非常に高く、ロックフェスの人気向上もいうまでもないほどである。
やはりアーティストたちもプロなだけあって、相当作曲の能力は高い。自主的な作曲活動において、プロデューサーの存在は必要としていないパターンもある。
今後はもしかしたら、プロデューサーのあり方も変わってくるのかもしれない。それこそ作曲以外の形、アーティストのプロモーションなどの点で力を発揮することも勿論あるだろう。
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乃木坂46 4期生全員がドラマ初出演!直木賞を受賞し、 累計100万部を突破したベストセラー作家が描く「サムのこと」と「猿に会う」の2作品とは…
今回、映像化するのは西加奈子の初期の短編「サムのこと」と「猿に会う」の2作品。
著者の西加奈子は、2015年に「サラバ!」で直木賞を受賞し、累計100万部を突破したベストセラー作家。さらに、これまで西加奈子さんご自身の作品でドラマ化されたのは本作が初となる貴重な作品だ。
ドラマ化する「サムのこと」「猿に会う」の両作品に共通するテーマは、「青春時代の葛藤とそれを乗り越えていく希望」となっている。このテーマを描くにあたり、日本を代表するアイドルグループにおいて大きなプレッシャーを受けながらもアイドルという立場で青春時代を贈り、今後、更なる躍進が期待されている乃木坂46の4期生に出演を打診し、企画が実現したという。
また、彼女たちにとっても本作がドラマ初出演となり、「サムのこと」では遠藤さくら、「猿に会う」では賀来遥香が共にドラマ初主演を務める。
どちらの作品も普段のメンバーからはとても想像できない異色なキャラクターを演じており、この作品でしか見ることの出来ないメンバーたちの意外な一面や、本格演技初挑戦という本作に体当たりで挑むメンバーたちの迫真の演技が見どころです。
◆両作品には名だたる監督を起用!dTV会員だけのイベントも!
「サムのこと」の監督には、映画『重力ピエロ』『見えない目撃者』など数多くの作品を手掛ける<森淳一>、「猿に会う」の監督には乃木坂46をはじめ、ゆず、Mr.Childrenなど300組以上のMVやコンサート映像を手掛け、乃木坂46ファンからの支持も厚い高橋栄樹をそれぞれ起用している。また、乃木坂46の世界観をそのままに、西加奈子が描く繊細でありながら生きる希望を描いた本作を活写しているとのこと。
さらに、dTVでは、本作の配信を記念して3月17日(火)には東京都内で「サムのこと」「猿に会う」配信記念イベントを開催予定とのこと。詳しくは、番組公式サイトに情報が掲載されているので、気になる方は要チェックだ。
・番組公式サイト: https://nogizaka46.dtv.jp/
そして、現在dTVでは、乃木坂46が出演している、「あさひなぐ」、「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」、「コープスパーティー」なども配信中。dTV会員だけにしか見ることの出来ない、乃木坂46の姿にどっぷり楽しめること間違いなしだ。
<『サムのこと』『猿に会う』番組公式サイト>
https://nogizaka46.dtv.jp
<『サムのこと』『猿に会う』番組公式Twitter>
https://twitter.com/dtv_nogizaka46
◆番組の詳細情報はこちら
■■■■ 『サムのこと』 ■■■■
【番組概要】
『サムのこと』
<配信日時>2020年3月20日(金)、21日(土)、27日(金)、28日(土)
<配信話数>全4話 (各話 約20分)
<出演>遠藤さくら、早川聖来、田村真佑、掛橋沙耶香、金川紗耶、筒井あやめ、矢久保美緒 ほか
<原作>「サムのこと 猿に会う」西加奈子(小学館文庫)
<監督>森淳一
<脚本>三嶋龍朗
<チーフプロデューサー>上田徳浩
<プロデュース>鈴木健太郎、備前島幹人
<プロデューサー>龍貴大、西ヶ谷寿一、横山蘭平
<協力>秋元康
(c)西加奈子・小学館/エイベックス通信放送
<ストーリー>
アリ、キム、モモ、スミ、サムは元アイドルグループ。
パッとすることもなくグループは解散しメンバーは各々違う人生を歩み始めていた。
解散してから1年後のある日、サムが事故死する。その通夜でメンバーたちは久しぶりに再会する。
アイドルだった10代のころのように他愛もない話に花を咲かせた残されたメンバーたちは、
彼女との思い出を語りだす。
しかし、その誰もが自由奔放で独自の世界観を持つ「サム」と呼ばれた彼女の素性も、
家族構成さえも知らなかった。
サムの思い出を語るうちに自分たちがそれまで言えなかったことを告白する。
思い出話の最中に明るみになる「サム」というあだ名の由来、
事故ではなく自殺だった可能性、そして、お通夜の最中に死んだはずのサムからメッセージが届く。
■■■■ 『猿に会う』 ■■■■
『猿に会う』
<配信日時>2020年4月予定
<配信話数>全4話 (各話 約20分)
<出演>賀喜遥香、清宮レイ、柴田柚菜、北川悠理 ほか
<原作>「サムのこと 猿に会う」西加奈子(小学館文庫)
<監督>高橋栄樹
<脚本>穐山茉由
<チーフプロデューサー>上田徳浩
<プロデュース>鈴木健太郎、備前島幹人
<プロデューサー>龍貴大、西ヶ谷寿一、横山蘭平
<協力>秋元康
(c)西加奈子・小学館/エイベックス通信放送
<ストーリー>
まこ、きよ、さつきの3人は教室の少し端っこにいるような仲良し女子大生3人組。
皆実家暮らしで同じ大学に通って同じサークルに所属している。
きよは、昔から何でも四捨五入するのがクセ。中学の頃からさつきは、きよの後ろにいつもくっついて歩いていた。
まこはリア充の妹のぞみに対する劣等感がある。
そんな3人がさつき提案で冬休みに日光東照宮に行くことになる。
東照宮には日本有数のパワースポットがあり、恋愛にご利益があるのだという。
しかし、まことさつきは年齢=彼氏いない歴だが、きよは既に恋愛経験済み。
そんな中はじまる旅の道中で出会う占い師アキラ。テレビが伝える殺人事件の犯人逃亡のニュース。
果たして3人は日光の地へ無事にたどり着くことができるのか。
※ 先日発表した乃木坂46 4期生新メンバーは本作(「サムのこと」「猿に会う」)には参加しておりません。
月額500円(税抜)初回31日間無料!!
dTV WEBサイト( https://video.dmkt-sp.jp )から会員登録できます。
※ 追加課金等無しで見られます。
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※ 本作品の配信情報は、2020年2月22日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはdTVのホームページもしくはアプリをご確認ください。