〈ライブレポート〉水曜日のカンパネラ 詩羽、初日本武道館ワンマンで見せた笑顔の涙
撮影:興梠真穂
〈ライブレポート〉水曜日のカンパネラ 詩羽、初日本武道館ワンマンで見せた笑顔の涙
水曜日のカンパネラが2024年3月16日(土)に、7年ぶり、詩羽体制になって初めての日本武道館単独公演「METEO SHOWER」を開催した。
本記事では、詩羽が初日本武道館ワンマンで見せた「笑顔の涙」を織り交ぜ、そのライブに様子をお届けしたい。
新体制の水曜日のカンパネラが日本武道館のステージへ
水曜日のカンパネラのボーカルがコムアイから詩羽へ引き継がれたのが、2021年9月のこと。そこからわずか2年半にして、新体制の水曜日のカンパネラが日本武道館のステージに立つとは誰が予想しただろう。
少なくとも、水曜日のカンパネラのメンバーである3人――詩羽、サウンドプロデューサーのケンモチヒデフミ、何でも屋のDir.Fはこの日を信じていたに違いない。
日本武道館はミュージシャンにとって特別な会場だ。それは水曜日のカンパネラにおいても例外ではない。初代歌唱のコムアイは武道館公演を機に、よりディープでアートな方向へと進んでいった...
Nothing’s Carved In Stone、15周年記念の日本武道館公演ライブレポート
撮影:西槇 太一
Nothing’s Carved In Stone、15周年記念の日本武道館公演ライブレポート
2/24(土)に結成15周年を記念した日本武道館での単独公演を大盛況で終えたNothing’s Carved In Stoneの武道館のオフィシャル・ライブレポートが到着した。
“10th Anniversary Live at BUDOKAN”から約5年。2024年2月24日にNothing's Carved In Stoneの4人は再び武道館のステージに立った。
5年前も、この日も、彼らはステージでオーディエンスを「同じ感性を持った仲間たち」と喩えたが、その“仲間たち”で埋め尽くされた八角形の空間に4人が姿を現した瞬間、客席から大きな大きな歓声が湧き上がり、色んな感情が溢れ出す。同じ感性を持った仲間たち…この言葉に支えられてきたことを改めて実感する。
G.生形真一がギターを一閃して「Out of Control」でライブがスタート。Ba.日向秀和がベースを奏で、Dr.大喜多崇規がリズムを繰り出して極上の時間が走り出す。Vo./G.村松拓が叫び、オーディエンスが腕を振り上げて気持ちを返した。ステージ後方の大きなスクリーンには、4人の笑顔が映し出され、この場所で共有する1秒1秒が愛おしい感じる空間となった。
武道館が笑顔で埋め尽くされる
「YOUTH City」の拡がり続けるメロディに吸い込まれ、耳慣れた「ツバメクリムゾン」を共に歌い、洗練された「Chain reaction」のアンサンブルに息を呑み、「Words That Bind Us」の肉感的な手触りに酔いしれ、「Sands of Time」や「Brotherhood」に内在するエモーションに胸を焦がすパフォーマンスが...
Tempalay、10月3日開催のワンマンライブ会場が日本武道館に決定!
© Tempalay
Tempalay、10月3日開催のワンマンライブ会場が日本武道館に決定!
Tempalayが2024年10月3日(木)に開催するワンマンライブ「惑星X」の会場が、日本武道館であることが発表された。
2024年で結成10周年を迎えたTempalay。その節目の年に開催されるワンマンライブ「惑星X」は、銀河系のどこかで開催されるというアナウンスのもと、会場不明のままチケット販売がスタートしたことでも話題になっていたが、このたびその会場が日本武道館であることが明らかになった。
1964年10月3日に開館した日本武道館だが、奇しくもこの日に開館60周年を迎える。会場の発表に合わせ、メンバーからのコメントと「惑星X」メインビジュアルも公開。メインビジュアルにはどこかで見覚えのある宇宙人も登場している。
新アーティスト写真も公開
「惑星X」は、本日よりチケットのオフィシャル2次先行がスタート。Tempalay史上最大規模でのワンマンライブ、見逃せない内容になること間違いなしなので...
KANDYTOWN、2月14日に日本武道館での映像作品の発売が決定!
今年3月に終演を迎えた国内屈指のヒップホップクルー KANDYTOWNが、2023年3月8日(水)に開催した日本武道館公演「LAST LIVE」。
この模様を収めた待望の映像作品(Blu-ray)が2024年2月14日(水)に発売が決定した。
チケットは即SOLD OUT、自身過去最大となる1万2千人の来場者を記録したライブを完全ノーカット・オーバーダビング無しのリアルな姿で全31曲収録されている。
本日より予約受付が開始した本作は、彼らのHPでは限定特典(詳細は後日発表)、その他主要チェーンではオリジナルステッカーがそれぞれ付属される予定だ。
また、公式YouTubeでは同作より「Curtain Call」が公開となっている。
「LAST LIVE at NIPPON BUDOKAN」(Blu-ray) 購入URL:
https://kandytown.lnk.to/LASTLIVEatNIPPONBUDOKAN
「Curtain Call from LAST LIVE」 YouTube URL:
KANDYTOWN「LAST LIVE at NIPPON BUDOKAN」(Blu-ray)
タイトル:「LAST LIVE at NIPPON BUDOKAN」
発売日:2024年2月14日(水)
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EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/
Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
インターンシップ募集:https://evening-mashup.com/home/music-intern
水曜日のカンパネラ、本日より来年3月に開催する日本武道館単独公演〜METEOR SHOWER〜の一般発売がスタート!
来年3月16日(土)に開催される、水曜日のカンパネラの日本武道館単独公演のタイトルが〜METEOR SHOWER〜ということが明らかになった。
また、同時にチケットの一般発売がスタートし、本公演のキービジュアルも公開された。
アジア公演を7公演控える水曜日のカンパネラ
キービジュアルは4月にリリースした「RABBIT STAR ★」のジャケットデザインも手掛けたロンドンを拠点に活動する平野正子(Masako Hirano)が担当。 今回のキービジュアルも「RABBIT STAR ★」から続くテーマで3DCGを用いて制作され、まるで宇宙から現れたかのような近未来を感じさせる透明感のあるドレスを纏った真正面の詩羽が象徴的なビジュアルとなっている。 今月から来月にかけて、Clockenflap(香港)、Joyland Festival(インドネシア)などの海外フェスを含む、アジア公演を7公演控える水曜日のカンパネラ。ぜひアジア公演を終えてパワーアップした水曜日のカンパネラを見に来ていただきたい。日本武道館公演詳細
●開催日:2024年3月16日(土) ●開催時間:OPEN16:30/START17:30(予定) ●会場:日本武道館 /全席指定(センターステージ仕様) -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/STUTS、ソールドアウトとなった日本武道館公演より「Changes feat. JJJ」のライブ映像が公開!
© STUTS
STUTS、ソールドアウトとなった日本武道館公演より「Changes feat. JJJ」のライブ映像が公開!
STUTS、キャリア初となる日本武道館公演より「Changes feat. JJJ」のライブ映像がオフィシャルYouTubeチャンネルに公開された。
また、11月に開催される“90 Degrees” TOUR 2023 名古屋・大阪公演の追加ゲストも発表となった。
名古屋公演にはCampanella、Yo-Seaが、大阪公演にはYo-Sea、Kaneeeが出演する。東京公演はすでにソールドアウトしているが、名古屋・大阪公演はまだチケット販売中なので、気になる方は要チェックだ。
映像情報
STUTS - Changes feat. JJJ (“90 Degrees” LIVE at 日本武道館 June 23, 2023)
水曜日のカンパネラ、超満員のZepp Shinjukuでツアーファイナル! 詩羽体制初の日本武道館公演を来年3月16日に開催決定
© 横山マサト
水曜日のカンパネラ、超満員のZepp Shinjukuでツアーファイナル! 詩羽体制初の日本武道館公演を来年3月16日に開催決定
水曜日のカンパネラが2023年7月19日(水)、Zepp Shinjukuにて全国12か所13公演の「RABBIT STAR ★ TOUR」のファイナル公演を開催し、無事に全国ツアーを完走した。
また同公演にて、詩羽体制になって初の日本武道館を2024年3月に開催することを発表した。
本記事では、そのライブツアーファイナル公演の様子をレポートしたい...
ラッパー ZORNが2020年1月、日本武道館でのワンマン公演を開催へ!
また1人、日本のヒップホップアーティストが大舞台に挑戦するようだ。
日本のラッパー・ZORN(ゾーン)は、2021年1月24日に自身初の、日本武道館公演を開催することを発表した。それも、ワンマンでの開催である。公演のタイトルは『My Life at 日本武道館』とのことだ。
まさに自身の人生をかけて、この武道館を追いかけて来たことが窺える。
彼の盟友であるラッパー・般若。彼は昨年、日本武道館での公演を果たした。その姿を見て、ZORN自身も影響を受け、さらに武道館への思いが高まったようである。
そんな彼が来年1月、1つの夢を果たすことになる。こういったストーリー性があるのも非常に面白くて、応援したくなるような気分にさせられる。
ZORN自身は二児の父であり、日常の生活においては仕事と家事を両立するという謂わば一般的な生活をしているようだ。そんな家庭的な彼が、"日本武道館" という日常とはかけ離れた大舞台でライブを行うこと自体も、純粋に凄い話である。
日本のヒップホップシーンの中で、キャリア的に見れば中堅の位置にあるZORNだが、今後の躍進に関しても非常に注目である。
◆ 日本においてヒップホップの存在感とは?商業的ヒップホップの成功例もある一方、やはりアングラさが強い。
ところで、日本においてヒップホップというものはどの様な存在だろうか。
例えば、これまで日本武道館でのライブを開催したヒップホップ系のアーティストは、最近で言えばBAD HOP、SKY-HI、KREVAなどが挙げられる。そこから少し遡れば、RIP SLYMEの2002年のライブや、他にはRHYMESTERなどが代表的だ。
実際、昨今でもヒップホップシーンは盛り上がっていて、若者を中心に支持を集めている。数ある音楽ジャンルの中でも主要なジャンルと言える。
それでも、これまで日本武道館でライブを行った経験のあるヒップホップアーティストは比較的少ないと考えられる。これにはある種、ヒップホップという音楽そのものの特性が関わっているかも知れない。
元々、ヒップホップという音楽は、アメリカの西海岸等の黒人コミュニティを中心とする地域から生まれてきたものだ。日本において、ヒップホップのルーツというものは無く、海の向こうから伝わってきたエッセンスを音楽として形にしたものとも言える。
そして、そのヒップホップという音楽は、元来商業的なものでは無く、アンダーグラウンドなものであった。自身の内に秘める不満や苦境などを鋭い言葉でさらけ出し、それをリリックとしてビートに乗せて音楽にする。今でこそヒップホップというジャンルは、多少はファッション性の高いものともなりつつあるが、厳密にはそういった起源があるのだ。
日本においてのヒップホップはどうだろうか。ヒップホップという1つのジャンルを取っても千差万別なのが特徴的で、それこそヒップホップから大きく派生させた "商業的ヒップホップ" とも言える作品も数多く存在する。例えば、「ヒプノシスマイク」も大ヒットを記録したが、あれもヒップホップを1つの題材としている。
その一方で、ただ売れることを目的とする訳では無い、自己欲求の実現のためにアーティスト活動をしている人も多くいる。「SoundCloud」などにアップロードされている楽曲を覗いてみるとその状況は良く分かる。
ZORNも謂わば、自己実現を果たしたアーティストの1人と言えるが、加えて、商業的にも成功した素晴らしい実績を残したところに凄さがあるのでは無いだろうか。
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メディア運営:Evening Music Records株式会社