ツチヤカレン、地元・埼玉で撮影した『メモリーレイン』MVを公開!
埼玉出身のシンガーソングライター、ツチヤカレンがデジタルシングル『メモリーレイン』のMusic Videoを公開した。
『メモリーレイン』MVはツチヤカレンの母校など埼玉県内で撮影
6月26日(水)に配信リリースしたこの『メモリーレイン』はテレ玉「埼玉西武ライオンズ応援番組 LIONS CHANNEL」のエンディングテーマとして書き下ろした楽曲で、ライオンズ中継「ライオンズアワー」2024年度エンディングテーマとしても放送されている。 今回公開になったMusic Videoは自身の母校など、地元である埼玉県内ですべて撮影されたものとなっている。 ■『メモリーレイン』MV https://youtu.be/bpTc62wAW4Iツチヤカレン コメント
今回、MVの撮影地はわたしの地元埼玉で全て撮り切りました! 母校(小学校)で撮影させてもらえて、流石に小学生の頃の記憶はあんまりないな〜と思ってたのですが、校門を通り抜けた瞬間からあの頃の記憶がぶわぁ〜っと溢れてきて、まさに『メモリーレイン』にふさわしい状況だな〜と意図しない気持ちにもなって嬉しかったです。 思い出の詰まる「学校」という場所を飛び超えて、願いを追う人たちの肩の荷が少しでもおりたらいいなと思っています。ツチヤカレン リリース&番組情報
■ リリース情報 デジタルシングル『メモリーレイン』配信中 配信リンクはこちら: https://karen-tsuchiya.lnk.to/memory_rain ■ 番組情報 テレ玉「埼玉西武ライオンズ応援番組 LIONS CHANNEL」(毎週月22:00〜22:30) ※ 再放送 毎週火曜9:30〜10:00 https://www.teletama.jp/l_ch/Ayumu Imazu、ポカリスウェット香港新CMソングを本日リリース!
© Ayumu Imazu
Ayumu Imazu、ポカリスウェット香港新CMソングを本日リリース!
Z世代グローバルアーティスト“Ayumu Imazu”が本日7月5日(金)に新曲「Where Do We Go!」を配信リリースした。
「Where Do We Go!」は、Pocari Sweat 香港 2024 「ありがとう青春」篇 CMソングとして、香港・マカオのテレビCMで放送されるAyumu Imazuが書き下ろした夏の最新楽曲。
青春時代なら誰もがぶつかる葛藤を乗り越え、夢を追う仲間と共に流した汗に「ありがとう!」と叫びたくなる一曲に仕上がっている。
公式YouTubeチャンネルにて「Where Do We Go!」のMVを公開
本日Ayumu Imazuの公式YouTubeチャンネルにて、「Where Do We Go!」のMusic Videoを公開...
indigo la End、シングル「心変わり」MV公開。川谷絵音がアヒルと散歩
© indigo la End
indigo la End、シングル「心変わり」MV公開。川谷絵音がアヒルと散歩
横浜アリーナでの単独公演“トウヤノマジック vol.1”を発表し、フジロックフェスティバルや海外フェスへの初出演など、新フェーズへ向かうindigo la Endから最新シングル『心変わり』のMVが公開された。
『心変わり』全体のビジュアルディレクションを担うスタイリスト、服部昌孝率いる服部プロ監修の下、Classic 6が監督を務めた本作。
ロケは全編オーストラリアで実施され、歌詞になぞらえて、川谷絵音が街並みをアヒルとともに散歩する。街並みの美しさに、白のスーツが映える見事な...
あいみょんの5thアルバム収録曲 「ラッキーカラー」先行配信決定!
あいみょんが、9月11日(水)に発売する5thアルバム「猫にジェラシー」より収録曲「ラッキーカラー」を7月5日(金)に先行配信することが決定した。
『カルピス®』新テーマソングとしてCMの為に書き下ろした楽曲
「ラッキーカラー」は『カルピス®』新テーマソングとしてCMの為に書き下ろした楽曲。既にTVCMでのオンエアはスタートしていたが、この度待望の配信決定となった。 7月4日の解禁に合わせてApple Music・Spotify・Amazon MusicではPre-add/Pre-saveもスタート。ぜひ事前予約をして楽曲の先行配信を楽しみにお待ち頂きたい。 【先行配信情報】 先行配信「ラッキーカラー」(『カルピス®』新テーマソング) 発売日:7月5日(金)あいみょん リリース情報
5thアルバム「猫にジェラシー」 発売日:2024年9月11日(水) 5thアルバム「猫にジェラシー」特設サイト https://www.aimyong.net/feature/jealousofcatsあいみょん ツアー情報
あいみょんは現在約5年ぶりの対バンツアー「AIMYON vs TOUR 2024 “ラブ・コール2”」を全国4都市8公演で開催中、さらには9月からは全国30公演に渡る全国ツアー「AIMYON TOUR 2024-25 “ドルフィン・アパート"」の開催も決定。 精力的に活動するあいみょんにぜひ注目していただきたい。 【ツアー情報】 AIMYON vs TOUR 2024 “ラブ・コール2” 6月25日(火) 愛知・センチュリーホール(対バンゲスト:HY) 6月26日(水) 愛知・センチュリーホール(対バンゲスト:大塚 愛) 7月3日 (水) 福岡・福岡サンパレス(対バンゲスト:ドミコ) 7月4日 (木) 福岡・福岡サンパレス(対バンゲスト:yonige) 7月9日 (火) 大阪・フェスティバルホール(対バンゲスト:森山直太朗 / 秋山璃月)※弾き語り公演 7月10日(水) 大阪・フェスティバルホール(対バンゲスト:レキシ) 7月17日(水) 東京・東京ガーデンシアター(対バンゲスト:sumika) 7月18日(木) 東京・東京ガーデンシアター(対バンゲスト:スピッツ)水曜日のカンパネラの2代目担当「詩羽」のソロプロジェクト開始
© 詩羽
水曜日のカンパネラの2代目担当「詩羽」のソロプロジェクト開始
6月5日(水)に水曜日のカンパネラの3rd EP「POP DELIVERY」をリリースし、その作品を引っ提げたZeppツアーが、7月3日(水)より開幕した。
初日はZepp Sapporoからスタート。オープニングの映像では、先ほど撮影したばかりの札幌を楽しむ詩羽の映像が盛り込まれ、そこからライブが幕開けした。
今回のツアーから、作詞作曲を担当するケンモチヒデフミもステージに登場し、会場を盛り上げていく。ケンモチヒデフミの合図から始まり、ライブでは初のパフォーマンスとなる「アルキメデス」から始まった。
気持ちの良い爆音が会場に響き渡る。歌詞の中にある「アルキメデス!チャリでやってきた!」にかけて、デコチャリに乗って詩羽がステージに登場。会場には歓声と笑いが起こった。
そして、北海道といえばやはりこの曲、「シャクシャイン」。北海道の地名を羅列した歌詞に、会場の観客も盛り上がる。
「水曜日のカンパネラの詩羽です!そしてケンモチさんです!初日、楽しんで行きましょう!!」という詩羽のMCに続けて、会場が一体となる恒例の楽曲「ディアブロ」が披露された。
「いい湯だね!」という掛け声が会場に響く。ダンサーを迎え入れて踊る「聖徳太子」など、間髪入れずに次々とパフォーマンスをしていき、テンションは上がりっぱなしだ。
詩羽のソロプロジェクトもスタート
7月7日の七夕を目前にして、「スマートフォンのライトをつけて!」という詩羽の合図でスマホライトが光った会場で「織姫」を熱唱。ライトが揺られて綺麗な光景が広がる中、そのまま「ティンカーベル」で客中を...
島袋 優(BEGIN)、クレイジーケンバンド横山剣とSAMI-T from MIGHTY CROWN出演の「太平洋音頭」MVを公開
来年35周年を迎える沖縄・石垣島出身のバンドBEGINのギタリストである島袋 優が今年2月にリリースしたソロアルバムから「太平洋音頭」のMVを公開した。
ソロアルバム「55rpm」はスキマスイッチの大橋卓弥、クレイジーケンバンドの横山剣、ORANGE RANGEのNAOTO、HIROKI、MONGOL800のキヨサク、Kiroroの玉城千春、SAMI-T from MIGHTY CROWN、かりゆし58の前川真悟、俳優の山田孝之やなど様々なジャンルに渡った豪華アーティストが参加したアルバム。
このアルバムに収録されている「太平洋音頭」は楽曲プロデュースをSAMI-T from MIGHTY CROWNが手掛け、クレイジーケンバンドの横山剣がゲストボーカルとして参加した楽曲で、沖縄、音頭、ジャマイカをチャンプルしたアレンジで、太平洋で沖縄・横浜、そして世界がつながっているというイメージで制作されたもの。
今回の映像も演奏シーンなどは横浜で撮影されているが、世界各国の方々が出演したMVとなっている。
■ MV情報
「太平洋音頭」MV
https://youtu.be/kU9f3DnNP54
■ 配信URL
https://shimabukuro-masaru.lnk.to/55rpm
クボタカイ、忘れられない人の記憶を綴った「アルコール」7月10日配信
文学性の高い歌詞と儚く繊細な歌声、楽曲提供でも注目を集める新鋭シンガーソングライター/ラッパー、クボタカイが新曲「アルコール」を7/10(水)にデジタルリリースする。
この楽曲は、「何%のアルコールでも醒めない」という忘れられない人の記憶とアルコールをなぞらえたクボタカイらしい切なくも一度聞いたら忘れられない歌詞の楽曲。サウンドプロデュースには初タッグとなるknoakを迎え、心地いいビートとブラスのアレンジが夏の夜にぴったりの仕上がりとなっている。
また、ジャケット写真のイラストはクボタカイ自身によるもの。
アルコールに酔った後、夜の街を歩く情景をイメージしたという楽曲を表現したデザインとなっている。
リリース情報
「アルコール」 7/10(水)デジタル配信 https://kubotakai.lnk.to/AlcoholThe Biscats、『Goody Goody Girl』リリース&初ストリートライブ敢行!
BLACK CATSやMAGICのメンバーとして日本ロカビリー界を牽引してきた久米浩司の娘であり、2020年代に新しいロカビリームーヴメントを起こすべく奔走中のMisaki率いるハイブリッド・ロカビリーバンド・The Biscats。
今年8月10日にロカビリーバンドとしては実に30年振りにLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にてライブを開催する要注目のバンドが昨日、初のストリートライブを新宿で行った。
新曲『Goody Goody Girl』を初のヒルビリースタイルで披露
バンドにとって初のストリートライブは新宿・歌舞伎町にある東急歌舞伎町タワー敷地内のストリートライブ公認の場所で行われ、会社帰りのサラリーマンや外国人観光客は突然のロカビリーバンドの出現に驚き、スマホで撮影しながら大歓声を送り盛り上がりを見せた。翌日(7月3日)リリースの新曲『Goody Goody Girl』も初のヒルビリースタイルで披露された。 Vo.のMisakiは「結成5年目にして初のストリートライブでした。私達を初めて見る方達ばかりでしたが盛り上がっていただきありがとうございます。実は3週間前にここでライブを行う予定だったのですが大雨で中止になったので天気が心配でしたが、今日は夏という感じの天気で良かったです。新曲『Goody Goody Girl』をたくさん聴いて8月10日渋谷公会堂に絶対来てください。」とコメント。 このシングルを皮切りに、8月にベスト盤・MV集をリリースし目標の一つであったLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)でのライブを迎える。The Biscats ライブ&リリース情報
【ライブ情報】 8月10日(土) The Biscats SPECIAL LIVE 「ロカビリーナイト」 会場:LINE CUBE SHIBUYA (渋谷公会堂) OPEN 17:00/START 18:00The Biscats プロフィール
The Biscats(ザ・ビスキャッツ)は、モデルやファッション・プロデューサーとしての顔を持つ Vo.Misaki(青野美沙稀)を中心としてGt.Kenji、Suke(W.ba)のハイブリッド・ロカビリーバンドとして2019年に結成。バンド名は音楽記号のbis(繰り返す)と、偉大な先人達のバンドStray Cats・BLACK CATSからcatsをとり、現代にロカビリーブームを繰り返す、再び起こすの意味からThe Biscatsとなる。新鋭SOUL/R&シンガーMoMo、2nd EP「FlowinTokyo」リリース決定!
幼少時代に教会でゴスペルを学び、高校卒業後にアメリカへ単身渡米し、海外作家たちと楽曲制作をしながらシンガーソングライターとして活動しているMoMo。
前作ではChocoholicやWez Atlas、AmPmなどともコラボし、注目を集めたSOUL/R&BシンガーMoMoが2nd EP「FlowinTokyo」を7月24日(水)にリリースすると発表した。
EP「FlowinTokyo」収録曲から「The Weekend」が本日より先行配信開始!
「FlowinTokyo」はMoMoが生まれ育った町、東京で見つけた自分の居場所について歌った4曲入りのEP。Jhene Aikoなどのグローバルスターを手がけるプロデューサーJulian Leとの共作曲や、Bubby Lewis (Snoop Dogg, Dr. Dre, Stevie Wonder)とNozomi Yamaguchi (AI, Crystal Kay)がギターとベースに参加した楽曲が収録され、豪華制作陣による貴重な内容のEP作品となっている。 本作の情報解禁を機に、EP収録曲から「The Weekend」が本日より先行配信開始!出会い系で知り合った相手と、週末に訪れる誘惑の夜を描いた一曲で、今の時代では多くの人が共感を感じられる心情を表現。夜の街を車で駆け抜けた時に口ずさみたくなるようなソウルフルな作品に仕上がっているので、ぜひチェックしてほしい。 さらに、特別なセットで撮影された「The Weekend」の本人出演ミュージックビデオも7月5日(金)18時に公開される。 MoMo公式YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/@momo-ktst/MoMo リリース情報
アーティスト: MoMo タイトル: FlowinTokyo リリース日:2024年7月24日(水) 「The Weekend」先行配信URL: https://momolink.lnk.to/TheWeekend EP先行予約URL: https://momolink.lnk.to/FlowinTokyo 収録曲: 1. FlowinTokyo 2. I Can’t Stop(7月17日先行配信) 3. The Weekend(7月3日先行配信) 4. DARKROOMMoMo プロフィール
幼少時代に都内の教会でゴスペルを学び、歌う事に目覚める。90s, 00s 界隈の R&Bを聴いて育つ。高校卒業後にアメリカへ単身渡米し、現地作家たちと楽曲制作をスタート。英国・タイなどでのライティングキャンプに参加しながらシンガーソングライターとして活動。JAZZ/ HIP HOP/ SOUL を昇華したジャジーな雰囲気が漂う歌声は聴く者を魅了する。 2021年10月の配信シングル「Faces」を皮切りにアーティスト”MoMo”として本格活動をスタートさせた。 2023年5月13日には「LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL」にも出演し、同年9月にリリースしたEP「Jaded」に続けて、2024年も精力的にリリース及びライブ活動を行っている。TESTSET、昨年のワンマンライブより「Bumrush」ライブ映像を公開。
TESTSETが、昨年11月のワンマンライブより、「Bumrush」のライブ映像を7月2日より公開した。
「TESTSET LIVE 2023」で収録された「Bumrush」のライブ映像を公開
2021年、FUJI ROCK FESTIVALにMETAFIVEの特別編成として出演した砂原良徳とLEO今井が、ドラマーの白根賢一(GREAT3)とギタリストの永井聖一(相対性理論)を迎え、新たに2022年に結成し、昨年デビューアルバム『1STST』をリリースしたTESTSETが、昨年11月12日恵比寿ガーデンホール開催の「TESTSET LIVE 2023」で収録された「Bumrush」のライブ映像を公式YouTubeチャンネルで公開した。 【ライブ映像視聴URL】 「Bumrush (Live from “TESTSET LIVE 2023” at YEBISU GARDEN HALL, Tokyo)」 https://youtu.be/jqAfHIsHMKgTESTSET ライブ情報
また、いよいよ7月19日(金)に、この「TESTSET LIVE 2023」以来、そして2024年初となるTESTSETのワンマンライブが20周年記念のリキッドルームで開催される。現在チケットは、一般発売中だ。 【公演情報】 LIQUIDROOM 20th ANNIVERSARY TESTSET 2024年7月19日(金) LIQUIDROOM open 18:30 start 19:30 adv¥7000(+1drink order) ● 一般発売 6/2(日)10:00 -7/18(木)23:59 https://eplus.jp/sf/detail/4082930001-P0030001 公演詳細: https://www.liquidroom.net/schedule/testset_20240719BEGIN「うたの日コンサート in よみたん2024」でうたのお祝い!
BEGIN「うたの日コンサート in よみたん2024」でMONGOL800や玉城千春、古謝美佐子ら沖縄アーティストとうたのお祝い。
三線の音色、太鼓のリズムに合わせ、指笛と囃子、合いの手が鳴り響く。2024年の「うたの日コンサート」の幕開けは、開催地、読谷村の高志保青年会によるエイサー演舞からのスタートとなった。
出演者がすべて沖縄の唄者やアーティスト「うたの日コンサート」の幕開け
ここ読谷村は、唄三線の始祖・赤犬子が生まれた地とされ、毎年、琉球古典音楽と舞踊が奉納される「赤犬子宮」がある場所。また、会場近くには世界遺産に登録された「座喜味城址」や、登り窯がある「やちむんの里」があったりと、古(いにしえ)から今につながる「時」を感じる場所が数多く残っている。 BEGIN自身「うたの日は生き物」と言うように、毎年、彼らは時代の空気を感じ取り、今、自分たちが沖縄から伝えることができるメッセージは何かを「うたの日」のテーマに重ねているが、それは「どこで開催するか」も大きな意味を持つ。今回、受け継いでいく心が息づく読谷村だからこそできることは何か。出演者がすべて沖縄の唄者やアーティストになったのも、沖縄に生まれ、この島で暮らし、歌を紡ぐ人たちが、歌を通して何を次に繋げようとしているのか、その真意を感じてもらえる「うたの日」にしたいと思ったからではないかと思うのだ。 琉球古典音楽「千瀬節」のイントロから、LiSAの大ヒット曲「紅蓮華」や映画『リトル・マーメイド』のテーマ曲「アンダー・ザ・シー」をウチナーグチで披露し、観客を惹きつけたのはトップバッターNanaironoteだった。梅雨が明け、晴れ続きの空の下、ウチナーグチの言葉の柔らかさと沖縄的なアレンジが、沖縄音楽の可能性を見事伝えていた。続いて、彼らは初のオリジナル曲をここで披露。この島から内地へ、世界へと向かったウチナーンチュに向けて、「いつまでも沖縄の心を忘れないで、ひとつだよということを伝えたくて作った」という「いちまでぃん」は、これから多くの人の前で演奏されることで、聞き手一人一人の応援歌として大切に育っていくだろうことを予感させた。 続いて、沖縄民謡唄者の新星として、大きな注目を浴びている仲宗根創が登場。幼い頃から民謡に触れ、民謡界の重鎮、松田弘一、登川誠仁から民謡の心をしっかりと受け継いだ仲宗根の声は、まさしく今回の「うたの日」に相応しい人物。「谷茶前節」から「伊計離節」へ、リズミカルな三線と伸びやかながらに深く響いてくる歌声が、優美さと土臭さを持ち合わせ、とても魅力的だった。 「沖縄の民謡は、現代でも新しい歌が一日一曲新しい曲が生まれているとも言われています」と、スローテンポの「ハベル」も、歌の情感をひしひしと伝えてくる。 そして、最後の一曲を仲宗根が歌い上げている時、晴天だった空から急に雨が降り出した。歌は、ケアリイ・レイシェルが「涙そうそう」をカバーした「カノホナ・ピリ・カイ」だった。2005年にも同じことが起きた。ハワイから、まさしくケアリイ・レイシェル自身が「うたの日」に出演した年だった。あの時もこんなふうに雨が降ったのだ。その後、栄昇は、この雨にケアリイとのことをすぐに思い出したのだろう。ステージでこう話した。 「その時の風景とまったく同じ。ケアリイが言ったんです。『これはウェルカム・レインっていって、僕たちを歓迎してくれているんだよ』って。自然が喜んでいる時は、こんなことが起きるんですよ」 雨はほんの2、3分ほどですぐにやんだ。暑かった空気が少しだけ和らいだ。BEGINの島袋優とHoRookiesが中心となり、ゲストを迎え入れる
続いてHoRookiesがステージに上がる。ドラムの舜太朗は、BEGINのバンドメンバーとして今年も昨年も「うたの日」のステージに上がってはいるが、HoRookiesとして出演するのは5年ぶり。全員が曲を作り、全員がボーカルも取るHoRookies、まずは舜太朗が高音に響く瑞々しい歌声で「結の唄」を披露。その後、「ヨット」「ルートビア」と勢いのある楽しい曲を続け、最後は「幕開け」で締めた。全員のボーカルが入れ替わりながら、それぞれの歌声が生き生きと絡み合う、力強い歌だった。 大きな拍手が起き、これで退場かと思いきや、「ここから先輩方とステージやらせてもらいます!」との声。 「フロムBEGIN、島袋優!」 その声で優がステージに登場。この2月にソロアルバムを発表した優は、その中で一曲、HoRookiesと一緒に作った「歓びのブルース」を演奏。これは、舜太朗に子どもが生まれた喜びから生まれた曲なのだという。小さい頃から知っている舜太朗が、親になり、こうして新しい歌が生まれ、一緒に演奏する。さまざまな想いが込められたエモーショナルな演奏だった。 ここからは、優とHoRookiesが中心となり、ゲストを迎え入れる形で進んでいった。「歓びのブルース」の途中で登場しラップを披露したRude-αによる「うむい」は、一昨年の慰霊の日に発表された曲。幼い頃、慰霊の日に祖母と平和祈念公園に行くと、祖母は平和の礎を前に泣いていたと、Rude-αは話を始めた。祖母は母親のお腹にいる時に戦争で父親を亡くしていた。会ったことのない父親を想い泣いていたのだと知ったのは、後のこと。そのことを詩に書き、優が曲をつけ、そして同世代のHoRookiesが演奏をする。こうして、祖母からRude-αへ、そして聞き手へと、受け継ぐべき大切な歌が生まれたのだと知る。 続いて玉城千春。歌ったのは、沖縄南部の児童養護施設の子どもたちと一緒に作った「あの人の声」。「今なら言える 生まれてきてよかった」という歌詞は、施設の子どもの個人的な経験から生まれた言葉だっただろうが、玉城のあたたかい歌声が、聴き手誰もに生きることを肯定させる力を与えていた。 そして、MONGOL800からキヨサクが優のソロアルバムのために書いた「シージャーGO GO!」が続いた。シージャーとは先輩のこと。「すべてのヤッケーシージャー(厄介な先輩)に捧ぐ! 俺から見たら優さんはシージャーだけど、HoRookiesから見たら俺もシージャーです!」との声で、愛溢れるゴキゲンなロックンロールが飛び出した。 HoRookiesはそのままに、「あと2人、ヤッケーシージャー呼びますか!」、その声にD-51の2人がステージに現れた。HoRookiesのバンド演奏とともに、ヒット曲「NO MORE CRY」を披露。2005年の楽曲だが、歌い重ねてきた歌はエバーグリーン的な響きをまとい、2人の声のハーモニーにも磨きがかかっている。観客もともに歌いながら、身体を揺らしていた。続く「ハイビスカス」では、歌声とラップが組み合わされ、フロウの心地よさが際立っていた。ラストは観客とともに手を振りながら、なんともピースな空気が流れた。 「ほうら、足元を見てごらん」、伸びやかで美しい声が晴れやかな天に響く。玉城千春の歌声だ。アコースティックギターと鍵盤だけのシンプルな構成で始まったKiroroのメドレーは、それゆえ、彼女の歌のきめ細やかで奥深い表現をしっかりと伝えてきた。 ここ読谷は彼女の地元。その後、優を呼び込んでのバンド演奏での「命の樹」は、母校の読谷中学校に、難病で亡くなった生徒を偲んで植えられた桜の樹をモチーフに作られた曲で、命の輝き、尊さ、今この時間の大切さを切々と伝えてきた。 その声が響いた瞬間、会場が大きく包まれた。「アメイジンググレイス」、古謝美佐子の祈りの歌だ。会場にいる人たちがみな、すっと歌の中に惹き込まれていくのがわかった。 古謝は、昨年15年ぶりにアルバムを発表したばかり。もともと圧倒的な歌唱力と表現力を持つ古謝だが、70歳を前に、その歌声は生きる悲しみも喜びもを内包し、円熟した特別な声となっている。その上で、まだまだ歌を通して伝えることがあるという強い意志が宿った声は、切々として、胸迫るものがあるのだ。アルバムタイトル曲「平和星願い歌」で古謝は、いまだ癒えることのない戦争の悲しみを歌い、祈るように、願うように、手を合わせた。嘉手納基地を抱え、毎日戦闘機が空を飛ぶ嘉手納町で暮らす古謝にとって、平和を願うことは、メッセージとか大仰なものではなく、ただただ、日々のこと。それゆえに、強い説得力があった。 続く、キヨサクと玉城を呼び込んでの「童神」は本当に素晴らしかった。世代を超えて、受け渡していくこと。3人の歌声の重なりは、その意味を目に見える形で私たちに伝えていたと思う。大きな拍手の中、「この場にいることが、誇りに思える」と、司会のありんくりんが言う。それは観客もみな同じ気持ちだったのではないだろうか。ここから未来へ受け渡していきたいものが何か、確かめるような1日
続いてパーシャクラブが登場。彼らの音楽は、ロック、ファンク、ジャズ、ラテンとさまざまな音楽ジャンルを融合させ、圧倒的なオリジナリティを持っているが、それこそが「この島の音楽」であることを誇りを持って伝えているように思う。凄腕のバンドメンバーによる巧みな演奏と新良幸人のますます艶っぽい歌声に誰しも酔いしれ、身体を揺らしていた。 「乾杯しようね」という新良の言葉から、お祝いの時に歌われる八重山民謡「かたみ節」。新良のアグレッシブな速弾きの三線に高揚感が高まると、そこにRude-αのラップが絡むという、ここでしか見れないコラボレーションに、さらに会場は大盛り上がり。 そして美しい笛の音色から始まる名曲「ファムレウタ」。変わらないでほしいと願う故郷への想いが胸に響き、彼らの歌の中には、島の暮らしの中にある願い、人々の生き方、自然、失いたくない島の風景がここに描かれていることに気づかされた。「うたの日が、長く長く、続きますように」と幸人は言った。それは、何を大切にしたいのか、よく知っている人の優しい声だった。 「うたの日、遊びましょ!」 キヨサクの声を合図に、観客が大きく手を挙げた。少しずつ夕暮れ、風が出てきた頃、雨が再びざっと降り、そしてまたすぐにやんだ。虹が出て、その後に登場したのが、MONGOL800だった。一発目、「あなたに」で、早くも観客は一体となり、大合唱。そして、トランペットとサックスを加え、軽快にスウィングする「PARTY」で、大きく人々が踊り、波のように揺れた。粒マスタード安次嶺がさらに盛り上げ、ゆったりとしたリズムから観客を巻き込んでいく「OKINAWA CALLING」の気持ちよさに、各々声をあげたり、手拍子したり、と、自由に音楽を楽しんでいる。 ここで「Pray」。「祈り続ける」という言葉が沁みる。沖縄で暮らしていれば、祈ることは特別なことではなく、むしろ、日々の中で、より切実なものとなる。キヨサクは言った。 「平和ですねえ。めっちゃ楽しくライブができている。そんな時に響いてほしい曲をやりたいと思います」 「himeyuri〜ひめゆりの詩〜」だった。戦後79年、当然だが、月日とともに世代は入れ替わり、戦争体験者から話を聞く機会は少なくなっていく。だからこそ、歌に何ができるのか。一緒に歌いながら、「歴史にするには早すぎる」という歌詞をもう一度噛み締めた。込み上げてくるものを押さえられなかった。この感覚を忘れてはいけない。 そして、開演して5時間、「うたの日」最後の出演者はBEGINだった。この時、会場には約7000人が来場していたと聞く。この時を待っていたとばかりに、BEGINの登場に、みなが立ち上がった。 一曲目はデビュー曲「恋しくて」でスタートした。栄昇の歌声は、年を重ねることで、歌い続けることで、ますますブルージーさを纏っている。そんな35年目の「恋しくて」の瑞々しさに驚いた。続く優が歌う「海の声」はここ数年でBEGINの新しいスタンダードとなり、優と観客の声が混ざり合っての大合唱。 後半は、琉球國祭り太鼓をステージに迎え、「オジー自慢のオリオンビール」、「三線の花」と続いた。特に唄三線の発祥と言われる読谷村での「三線の花」は、どこか特別な響きを含んでいたように思う。歌の中にはオジーの人生は語られないが、形見の三線の中に、この島に生きた人の想いを知り、島唄を通してその想いを受け取ることができるのだ。そうやって、「うた」が人々の暮らしのそばにいつもあることに、「うた」への感謝が湧いてきて、静かな感動が押し寄せた。観客も感無量で、拍手が鳴り止まない。 これでは終わらなかった。この後は、マルシャの2拍子のリズムに、宮城姉妹率いるサンバチームとホーンセクション隊が加わり、「ワッショイワッショイ!」との掛け声を合図に、今日の出演者が順番に参加し、日本の流行歌を歌い継いでいくマルシャショーラのコーナーがノンストップで30分以上続いていくのだ。そのリズムの中、「笑顔のまんま」「ソウセイ」、そして、最後の「島人ぬ宝」。その時、「うた」は、観客一人一人の心の中にあった。誰もが歌いながら、ほんとうに幸せそうに笑っていた、その姿がとても印象的だった。 さまざまな世代の人たちが集い、そこに歌があり、踊りがあり、笑顔であるという、ただ本当にそれだけのことが、なんて美しいのだと心が震えた。2001年から始まった「うたの日コンサート」は、今年、23年目の開催を無事に終えた。 どんな伝統も行事もその時その時を大切に受け継いできた人たちがいたからこそ、受け渡された「今」がある。きっとこの「うたの日」も、こうして続けていく先に、受け継がれた「うたの日」で歌い踊る人たちの未来があるのだろうと思えた。 ここから未来へ。受け渡していきたいものが何か、あらためて、確かめるような1日を体験した、そんな「うたの日」だったと思う。YUTORI-SEDAI、新曲「恋しちゃったんだ」のSNS先行配信スタート!
Z世代を中心に話題沸騰中の3ピースロックバンドYUTORI-SEDAIが、3ヶ月ぶりの新曲「恋しちゃったんだ」のSNS先行配信がスタートした。
今作の「恋しちゃったんだ」は「恋をする」のではなく、「恋しちゃったんだ」という"進んではいけない恋かもしれない"と分かっていても止められない感情を表した楽曲。好きだからこそ歪んでしまう想いや、不安やネガティブな心情の世界観を歌詞で、恋をしている時の感情の起伏を疾走感あふれるサウンドで表現している。