The Strokesの新アルバム「The New Abnormal」久しぶりの新譜にファン歓喜!
The Strokesの新アルバム「The New Abnormal」久しぶりの新譜にファン歓喜!
The Strokesの新アルバムが先日リリースされた。タイトルは「The New Abnormal」。 The Strokesは今年のフジロックにもヘッドライナーとして出演する予定であり、新譜への注目は国内でも非常に高いものがあった。新譜のリリースもかなり久しぶりである、往年のファンにとっては新譜のリリースは大変喜ばしいことであろう。もちろん今年のフジロックに参加する予定で、ぜひストロークスの音楽を知りたいという人にとっても絶好の機会である。 フジロックでは新譜を引っさげての公演となるため、今回の新アルバムを聴きこんでおく必要は大いにありそうだ。オール・タイム・ロウが新アルバム解禁!彼ららしさが最大限に出た、ポップパンクのお手本のようなアルバム。
オール・タイム・ロウが新アルバム解禁!彼ららしさが最大限に出た、ポップパンクのお手本のようなアルバム。
彼らが、新アルバム「Wake up,Sunshine」をリリースした。 一周聴いてみた筆者の感想としては、とても安心したという感じである。 まさにこれまでの、私が知っているオール・タイム・ロウのままなのである。なんというか、長い付き合いの友人と久しぶりに連絡を取って近況報告をし合っているかのような感覚になる。前回の新作のリリースからも長い時間が経っていたので、そう考えることも無理はないだろう。TK from 凛として時雨「unravel」が出演!! THE FIRST TAKEの1発撮りの魅力とは…
今注目されている「THE FIRST TAKE」YouTubeチャンネルがある。
「THE FIRST TAKE」は、一発撮りのパフォーマンスを鮮明に切り取るYouTubeチャンネルであり、「音楽とは、何か」というテーマに、アーティストが一発撮りで向き合う、というコンセプトのYouTubeチャンネルだ。コンセプトは非常にシンプルながらも、その凄さは数字に現れている。
その凄さは、チャンネル開設が2019年11月5日から、本日2020年4月11日までの約6ヶ月間で、登録者者が63.3万人というまさに急上昇しているチャンネルだ。チャンネルを見ると分かるが、運営元が謎のまま突如として開設されたチャンネルに、ビッグネームアーティストが次々と登場することだけでも驚きなのだが、そのアーティストそれぞれが「生演奏」でのパフォーマンスに徹しているというから注目せざるを得ない。
昨今は、SpotifyやApple Musicなどのストリーミングの配信音楽サービスが我々の生活の一部になりつつある世の中で、一瞬のパフォーマンスをありのまま見せてくれるというコンセプトには感銘を受けざるを得ないだろう。実際、このTHE FIRST TAKEの掲載動画の中では、アーティストの演奏上のミスなどもありのまま投稿されており、動画のTAKEもそのチャンネル名通り、1発撮りの構成である。
特に、いつでも音楽が無料でスマホで聴けるという生活に慣れ親しんだ我々に取っては、新鮮で仕方ないコンテンツなのだ。そんなチャンネルに、凛として時雨のTKが出演した。
▼ TK from 凛として時雨 が「THE FIRST TAKE」に出演...
ご存知の方も多いかと思うが、凛として時雨のTKが歌う「unravel」は、アニメ東京喰種(トウキョウグール)の主題歌として有名だ。また、凛として時雨のTKの歌唱は、独特ながらもハイボイスで繊細なメロディを歌い切るという、ボーカリストの中でも特徴的なパフォーマンスで知られている。
実際、デジタル音源で彼らの楽曲を聴いても、「どうやってこの美しいハイトーンボイスを出してるの?」という感想を抱かざるを得ない程だが、今回の「THE FIRST TAKE」ではそんなTKの生歌が聴けるのだ。(楽曲動画はこちらから)実際に、動画を視聴してみると、デジタル音源の楽曲そのままに、いやそれ以上に、荘厳でかつ繊細な美しさを表現している。
凛として時雨やTKとしての楽曲リリースも、最近ではやや少ない印象を抱いていたファンの方も多いかも知れないが、この動画はそんな方にとっては勿論、眉唾レベルに価値のある内容だろう。
▼ ソニーミュージックのビジネス的センスとは...
今回取り上げた「THE FIRST TAKE」のYouTubeチャンネルだが、一部の情報では、運営は「ソニー・ミュージックエンターテインメント」だと言う。そして、広告代理店には「TBWAHAKUHODO」が付いている。これだけのビッグネームアーティストが次々と登場するのも納得の運営体制だ。
ただ、ビジネス的には面白い点がある。恐らく意図的にソニー・ミュージックエンターテイメントの名前を伏せながら、このYouTubeチャンネルを運営していることが垣間見えるが、コンセプトが秀逸すぎる点がその面白さの1点目だ。音楽を無料でいつでもどこでも聴くことができるのが当たり前の時代に、敢えてアーティストが見せるリアルな表現や緊張の表情をありのまま投影する。これが視聴者にとって、新鮮に映っているのは間違いないだろう。実際にこのチャンネルの登録者数の伸びからも実証されていると言って良い。
そして、敢えてバックに企業的なサポートがあることを開示しないことで、アーティストの音楽的な表現に視聴者の注目が向く様に構成されている点が、その面白さの2点目だ。良くも悪くもソニー・ミュージックと聞いてしまうと、メジャー音楽シーンを思い浮かべざるを得ないが、その前提情報がないために、出演するアーティストのパフォーマンスに純粋に聴き入ることができる設計がされているのではないだろうか。
「THE FIRST TAKE」の今後の実績に期待だ。
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ライブハウスを支援する活動、「SAVE THE LIVEHOUSE」が始動へ。具体性があり、誰もが参加しやすい画期的なプロジェクト。
ライブハウスを支援する活動、「SAVE THE LIVEHOUSE」が始動へ。具体性があり、誰もが参加しやすい画期的なプロジェクト。
新型コロナウイルスの影響を受けて、今ほとんどのライブハウスは営業停止を余儀なくされている。 先日、政府より「緊急事態宣言」が発出されたことから、より事態は本格化することとなった。 いうまでもなく、ライブハウスは苦しんでいる。ライブハウスだけではない、ナイトクラブ、それからカラオケやバッティングセンターまであらゆるアミューズメント施設は営業を停止している。音楽好きにとってライブハウスという場所は特に思い入れがあり、大切な場所であることから、近日ではライブハウスを支援する活動が行われている。Mr.Children、過去の楽曲MVをYouTubeにて一挙公開へ!外出自粛の世の中に向けてのプレゼントか
外出自粛の世の中に向けて、Mr.Childrenからのプレゼントだ。
ミスチルのYoutube公式チャンネルにて、過去の楽曲の MVを一気に公開したのだ。
わりかし最近の曲から、10年以上前の楽曲まで数多くのMVが公開されている。ゲリラ的にこういったサービスをしてくれるのは、ファンにとっては非常に嬉しいことである。Mr.Childrenは先日、new singleである「Birthday / 君と重ねたモノローグ」をリリースしており、新譜に関する話題も沸騰中であった。
キャリア30周年を間近にしつつも、積極的に新譜のリリースも発表するなど、新進気鋭としたそのスタイルには感激するものがある。まごうことなき日本の顔とも言えるほどの存在である、ミスチルは今の立ち位置に安住することなく常に全身し続けているのだ。ライブ活動もここ数年は毎年のように盛んに行っているので、常に最新のミスチルの姿をファンは目にすることができている。
ライブを見に行く機会を与えてくれているのも、決してあたりまえのことではない。アーティストの活動があってこそのライブであり、敬意に値するものだ。何もない平凡な毎日においても、今のような非常事態にあるさなかでも、アーティストはいつでも力になってくれることを教えてくれる。
改めて、音楽は日常に欠かせないものであることを知らせてくれるのだ。
▼ 私たちができるアーティストへの恩返し、それが音楽を聴くこと。
ミスチルを始め、星野源やColdplayなど、世界中のアーティストがインターネットを用いて私たちに何かを発信し続けてくれている。
それらは日々の退屈を紛らわせることにも、たまり続けるストレスを解消することにも、様々なことに寄与してくれている。アーティストはライブの時だけじゃなく、こういった事態の最中にも私たちに向けて発信し続けることをやめない。私たちの力となってくれるアーティストに対して、私がアーティストに対してできること、それは彼らの音楽を聴き続けることである。
実際に、ストリーミングサービスにおいては楽曲の再生回数がアーティストの実際の収益となって形になるし、それが今後のアーティストの活動資金になってくれる。
それ以外にも、好きな楽曲を広めることでそのアーティストを個人が広めることもできる。小さなことかもしれないが、できることをやる。それが一番大事なことかもしれない。
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緊急事態宣言発出へ、日本に音楽イベントが戻ってくるのは一体いつ頃か?
今月7日、政府から正式に「緊急事態宣言」が発出された。
これをもって新型コロナウイルスに関する対策はより本格的なものとなり、一層事態が深刻であることを理解させてくれる。
それと同時にやはり気がかりになるのが、今後の音楽産業である。 ライブハウスでもコロナウイルス感染者が出たことから、世間からの目は厳しいものとなり、近日では営業を自粛しているライブハウスが全国に数多くある。正式に「緊急事態宣言」が発出されたことから、今後一ヶ月間はこれまで通りイベントが開催できないことが明らかになっている。
その上で気がかりになるのが、いつになったらイベントが開催できるようになるのか、という点である。
この事態がいつ収束するかは誰もが知り得ないものであり、予想の範囲でしか語られていない。少なくとも完全収束には一ヶ月以上かかるであろう。ともなれば、イベントが日本に戻ってくるのはもっと先の話ということになる。すでに「COMING KOBE」や「GREEN ROOM FESTIVAL」などは開催中止を発表しており、夏フェスの時期までもつれ込むのではないかという予想も十分できる。
▼ 「フジロック」、「ロッキンジャパン」、「SUPER SONIC」はどうなる?
すでに自粛が市民に要請されてからそこそこの日にちが経っている。”自粛疲れ”という言葉も巷では出てきているように、これまでにない事態を目の前にフラストレーションをためている人々は多いことが予想される。DVの増加、虐待の増加なども問題になっており、”コロナ離婚”なんていうワードも出てきているほどだ。人災である以上に被害をもたらしていることがわかる。
本来ならば、イベントやライブで日頃のフラストレーションを解放するという手段が取れるのだが、それも現状ではできない。行き先のない怒りや不満をためている人々の限界はいつくるのだろうか、という心配も徐々に浮かんでくる。
毎年夏の恒例、「フジロック」や「ロッキンジャパン」まで開催中止となってしまうと、ビジネス的な被害はさることながら、多くの人の楽しみがまた一つ奪われてしまうことになる。人の命に関わっている事態の中で、とてもエンタメのことばかりを推し進めることはできない情勢にある。だが、こういう時にこそ日頃音楽イベントやフェスで遊ぶことがいかに貴重な体験で、ありがたいものなのかを理解させてくれる。
この状況を脱する日を1日でも早く迎えるためには、私たち一人一人ができることをやるしかない。
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NUMBER SHOT 第3弾アーティスト解禁!BiSHやELLEGARDENに注目
「NUMBER SHOT」の第3弾アーティストが解禁!BiSH、ELLEGARDENなど注目アーティスト勢揃い!
キョードー西日本が主催する音楽フェス、「NUMBER SHOT」の第3弾ラインナップが解禁された。 印象的なのは、ラインナップは幅広いジャンルのアーティストに富んでいることである。ELLEGARDENやマキシマム ザ ホルモン、SiMのようにメロコアやラウドロックのアーティストを中心としてラインナップになっているものの、藤井風やBiSH、秋山黄色など今話題のアーティストという点で共通しつつも、ジャンルはそれぞれバラバラといったように大型フェスならではの異種格闘技戦のような状況になっている。星野源、外出自粛の世に向けてinstagramにて新曲「うちで踊ろう」を作曲!やはり音楽は日常において欠かせないことを教えてくれる。
新型コロナウイルスの影響のさなかで、今週末も各地で外出自粛の要請が出されており、家の中で過ごす人はとても多いであろう。その中で、星野源は退屈な思いをしているであろう世の人々に向けて新曲を発表した。情勢に配慮したような、「うちで踊ろう」という曲である。
面白いのが、この曲は星野源自身が最初に弾き語りでいくつかフレーズを弾いた後、本人からこの曲にコラボしてくれる人を募集していた。
のちに歌手の三浦大知や、バイオリニストの廣津留すみれなどが自身のSNSにおいて「うちで踊ろう」に自分なりのアレンジを加えた動画を投稿している。みんなが揃って外出を自粛しているからこそ、作り上げられたコラボ作品といっても良いだろう。
▼ こういう時だからこそ、在宅の時間も素晴らしいものに
こういった星野源の例のように、他にも多くのアーティストがSNSを利用してファンの人々を楽しませている。
Coldplayのボーカル、クリス・マーティンも先日自身のinstagramにて、ファンのリクエストに応えてColdplayの楽曲を弾き語るというサービスを行っていた。無観客ライブ配信というものも、数々のアーティストがやっているもので、こういう時だからこそ体験できるとても珍しいものである。
いつ事態が収束するかわからない中で、世間は不安な思いに満ちている。だがそういった状況の中で、イベントが行えなく同じく困窮に陥っているエンタメ業界もあらゆる手を使ってなすべきことを全うしてくれている。それは、エンタメ会社が事業として何かを行うというパターンのみにとどまらない。
星野源のように、アーティストたちが自主的にできる限りの事を尽くして世間に喜びを与えてくれている。どんな状況にあっても、人々を前向きにさせてくれる文化があることに感謝したくもなる。
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ポルカドットスティングレイ「JET」新曲をリリース
▼ Comprehensive Evaluation
ポルカドットスティングレイが、新譜「JET」をリリースした。同曲はジェットスター・ジャパンとのタイアップ曲とのことで、スタイリッシュに「気軽に旅に出たくなる」と言うイメージを体現した楽曲に仕上がっている。
本作では、ゲスの極み乙女。のちゃんMARIががキーボードで制作に参加していると言うこともあり、楽曲のアレンジやリズムの刻み方が今までのポルカドットスティングレイとは異なる様相を示している点は面白いポイントだ。今回のリリースの音楽評価の中では1番の注目すべき箇所となっている。また、ボーカルの零は、本作のMusic Videoで初のダンスを披露するなど、総合的な演出面でも新たな拘りを見せており、一つの作品としての完成度は高くなっているように感じる。楽曲のジャケットにも起用されているオレンジ色のブランドカラーも目を引くデザインである。
一方、スポンサータイアップ曲という条件もあってか、歌詞に込められたメッセージ性については心に響く内容が込められているとまでは言えないと評価した。どこか「造られた」感じが否めないスポンサー感を多分に含んだ表現やMusic Videoでの演出が見られた点は、良くも悪くもだが、視聴者を心情的に惹き付けて離さない様なレベルではない様に感じた。
▼ Good Points
ポルカドットスティングレイの新曲「JET」で最も評価できるポイントは、今までにはない軽快かつキーボードも起用したアレンジ(編曲)だろう。
恐らくスポンサー側からの楽曲制作に関する要望を汲んでのアレンジ構成なのかと思うが、今までのポルカドットスティングレイの楽曲の方向性に沿っている様で新しい印象を本作からは感じることができ、1度の視聴でも狙い通りの爽快感や軽快感といった印象を抱かざるを得ない程のアレンジの完成度と言えるだろう。
また、本作のブランドカラーとなっているオレンジ色も上手く楽曲のイメージを構成するポイントとなっており、インパクト勝負という側面も強いシングル曲においても、その存在感を放つ新譜と言える。これはマーケティング的な戦略かも知れないが、ポルカドットスティングレイは、毎楽曲で方向性を振り切った演出やジャケットデザインを取り入れてくるので、見ていて純粋に楽しめる点も視聴者の支持を得る要素なのだろう。
▼ Bad Points
反面、歌詞からはユニークさは感じられない様だ。スポンサー楽曲という条件においての制作という事も多分に影響しているとは思うが、及第点を狙いにいったリリックと言えるだろう。悪くもないが、良くもない。路線としては間違っていないが、数日後にふとした時にもう一度聴きたいと思わせる様な、人の感動の琴線に触れる様なレベルではなく、印象に残りにくい歌詞だろう。
ポルカドットスティングレイとしてのブランディング戦略的には、楽曲は勿論だが、ビジュアル面での売り出し方も強く打ち出している様であり、それは確かに成功している。ポルカドットスティングレイと言えば、ボーカル零のキュートでどこか憂いげなルックスを支える男性メンバー。トータルとしてもバランスの取れたバンドグループだ。ただ、商業的な印象が強いのも事実だ。
今後、ポルカドットスティングレイと言えば、この曲。感動せざるにはいられない。という楽曲を聴きたいところだ。
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フジロックのヘッドライナー出揃う!最終日は「電気グルーヴ」と「忌野清志郎」!?
夏の音楽フェスの代表格、フジロックのヘッドライナーが全て解禁された。第一弾発表の時点で、The StrokesとTame impalaの2組がヘッドライナーとして発表されていたが、最終日のヘッドライナーが日本人アーティストである。
一つは、「電気グルーヴ」だ。ついに電気グルーヴがフジロックの舞台で復活する。かねてよりフジロックの舞台に縁がある電気グルーブは注目のステージとなること間違いなしだ。
そしてもう一組、ヘッドライナーが発表されている。それは「忌野清志郎」である。日本を代表するロックスターを数多くの名アーティストがフィーチャリングするというプロジェクトだ。正しくは、「忌野清志郎 Rock'n Roll FOREVER」という名義で出演する。メンバーは以下の通りだ。
UA / エセタイマーズ / 奥田民生 / GLIM SPANKY / 甲本ヒロト / SION / チバユウスケ / Char / トーキョー・タナカ, ジャンケン・ジョニー / トータス松本 / YONCE
まさに、日本を代表するアーティストたちによって披露されるこのプロジェクト、こちらも注目したい。
▽ 賛否両論もある” 故人をフィーチャリングする”ということ
今回のフジロックでは「忌野清志郎」のフィーチャリングプロジェクトが、ヘッドライナーとして抜擢されたわけだが、それには賛否両論もあるのだ。
例えば昨年の紅白歌合戦において、「AI美空ひばり」のパフォーマンス時間があった。現代の技術を駆使したプロジェクトであり、時代を感じさせるものではありつつも、一部からはそれを「冒涜である」として批判を受けていた。故人をAIなどという技術によって蘇らせたりするのは、わがままな行為であり、それは故人に対する失礼に値するというものである。
それと今回のフジロックの「忌野清志郎」は似たようなものを感じる。
あくまで、彼の楽曲をステージにてフィーチャリングするというものであるため、AI美空ひばりとは様相を異にしている。だが、大々的にヘッドライナーとして抜擢させるほど、大事にして盛り上げさせてしまって良いのだろうか、といった懸念も上がっている。もちろん運営側にも様々思慮があって、こういう決断に至ったことは大変理解できる。
今は新型コロナウイルスの影響もなお心配されており、開催の可否を心配する声も上がっている。まずは無事に今年も、フジロックが開催されることを祈りたい。
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新型コロナウイルスで死去した志村けんが残した、意外な音楽の功績とは…
世界中で新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を奮う中、今週世間の注目を集めたのは志村けんだった。
すでに周知の事実となってしまった志村けんの新型コロナウイルスによる死去だが、筆者を含め日本だけでなく海外メディアでも取り上げられる程、多方面に驚きと哀しみを与えている。本記事ではそんな志村けんが音楽業界に残してくれた意外な功績をお届けしていきたい。
2020年3月29日、新型コロナウイルスに感染し、都内の病院に入院し治療を受けていたコメディアンの志村けんさんが午後11時頃になくなった。享年70歳だったが、訃報を聞くにはまだ早い年齢でもあり、世間に彼のコロナウイルス感染の情報が入ってから約2週間程での突然の知らせだったため、多くの驚きの声があがったのも事実だ。
所属事務所によると3月25日にコロナウイルスへの感染を公表した後、東京都内の病院で治療を継続していたが、わずかに及ばず...と言う状況だった様だ。
志村けんと聞いて、多くの方は日本の一大コメディアンで、知らない人はいないであろう程の人気を誇る。それは、長い世代お笑いの世界の最前線を走り続けてきたからの結果でもあるのだろう。特に、彼の出世作と言える民放の公開バラエティー番組「8時だョ!全員集合」では、持ちネタの「東村山音頭」や、チョビひげ姿で加藤茶さんと踊る「ヒゲダンス」などを披露し、一躍人気メンバーとなり、それから常に不動の人気を誇ってきたと言える。まさに、日本のコメディアアンとして最高峰の人材だった。
新型コロナウイルスによる志村けんと言う人物がいなくなった事実は、非常に哀しく、大きな損失でもあるが、そんな彼の音楽業界との関わりについて触れていきたい。
▼ 志村けんの音楽的な功績とは...
志村けんと聞くと、コメディアンとしてのイメージが強いと思うが、彼のルーツは意外にも音楽にもある様だ。
若い世代は今や知ることはないかも知れないが、志村けんが加入する前の初期の「ザ・ドリフターズ」は音楽バンドとして世間に売り出しをしており、1966年にザ・ビートルズが来日公演を実施する際に、その前座を務めたこともある程の存在だった。
その後、紆余曲折もありコミックバンドとしての色合いが強まって来た結果、1970年には『ドリフのズンドコ節』が大ヒットした。世間的には、この頃からの印象が残っていると言えるだろう。また、志村けんが正式メンバーとなった1974年の当時、ドリフは人気番組『8時だョ!全員集合』(TBS系)でコントグループとして大ブレイクしており、その流れでコメディアンの世界での存在感は拡大してきたと言えるだろう。ただ、その様な状況下でも、1980年代初頭まではドリフターズは定期的にシングル楽曲を発表していたと言うから驚きだ。
さらに、志村けんは、ドリフターズではキーボードやギターを担当していた。他のメンバーとは違い、最初からお笑いの世界を志していたが、一方では芸能界でも屈指のソウルやファンク代表される「黒人音楽」の愛好家だったのだ。1970年代後半~1980年代初頭には、音楽雑誌にソウルミュージックのレコード評を毎号、寄稿していた経歴もあるなど、その音楽好きの姿勢がうかがえる。
世間的なメディアに登場する際には、剽軽な面を見せることでコメディアンとしてプロの姿勢を貫いてきたが、実際には、芸能は勿論、音楽の領域にまでも知見の深いマルチな才能を持っていた稀有な存在だったと言えるだろう。
▼ 新型コロナウイルスに対して考えるべきことは...
本記事を執筆している2020年4月4日時点では、日本のおける新型コロナウイルスの捉え方は、海外と比較すると、まだまだ甘い様な雰囲気が漂っていると言えそうだ。
志村けんさんと言う、日本国民にとって非常に親近感のある芸能人が感染により亡くなったと言う状況下においても、まだ警鐘がなっているとは言えない様な雰囲気だ。勿論、東京都では外出自粛の呼びかけがなされるなど、対応策としての具体的な動きは出てきているものの、いまだ世界各国と比較すると、PCR検査により確定された感染者数や死者数はまだ少ないと言う状況だ。
この数値は、PCR検査自体が必要数実施されていないことによるものだと言う指摘も多いが、それを抜きにしても、日本国内の雰囲気はどこか人事である感覚を拭い切れていない様だ。
この週末も外出自粛は続いているが、東京都内でも確かに人数は普段と比べると少なく感じる場所もあるが、都内のカフェなどには通常時と変わらない程の賑わいを見せているなど、自粛はあくまでムードであると言わんばかりの状況だ。過度な自粛や買い占めは好ましいとは言えないが、自衛的な考えや自らの体調が優れない場合は自宅待機の上、検査を早期に受けるなど、一人一人の感染拡大を防止する主体的な動きがなされるべきであろう。
志村けんさんの訃報は哀しく、ただただ残念な事実だが、彼が残してくれた功績やその影響力から、私たち日本人は学び、世界においても感染拡大を防止できたと言う結果を残すべきではないだろうか。
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「SUPERSONIC」の第一弾アーティストが解禁!ヘッドライナーにはThe1975・Skrillex・Post Malone!他にも豪華メンツ多数。
久々に、我々音楽好きにとって明るいニュースが舞い込んできた。
今年夏に千葉・幕張にて開催される「SUPERSONIC」(以降:スパソニ)の第一弾アーティストが解禁されたのだ。第一弾の段階で既にメンツは激アツの模様であり、例年のSUMMER SONICには引けを取らないようなラインナップになることが期待される。
スパソニは3日間開催される。各日のヘッドライナーも同時に解禁されており、The1975・Skrillex・Post Maloneの3組となっている。世界各所の音楽フェスでもヘッドライナー経験を持つ各アーティストたち、まさに時代の最先端を意識したヘッドライナー抜擢となっておりフェスの趣向的に若返りがうかがえる。
The1975は昨年のサマソニにおいてヘッドライナーのB'zの前に出演する、いわゆる準ヘッドライナーを務めており今年のスパソニにはヘッドライナーとしての出演ということで、出世というような形であろうか。彼らはデビュー以降何回もサマソニには出演しているため、彼らにとって思い入れのあるフェスであることは間違いなく気合いも入っていることであろう。
Skrillexは世界を代表するEDMアーティストとして名を馳せており、昨年幕張で開催されたEDC Japanにも出演している。日本の歌姫的存在である宇多田ヒカルともコラボレーションした楽曲をリリースしているため、日本にも馴染みの深いアーティストだ。
Post Maloneも過去にはフジロックへの出演経験もあり、また、プライベートでも日本に遊びに来るなどとても馴染みの深いアーティストである。彼は昨年にリリースしたアルバムを引っさげての公演となるであろう、ぜひチェックして当日に臨みたい。
▽ 第一弾で発表された国内アーティストは、official髭男dismのみ。どういった趣向のフェスになる?
一つ注目したいのが、第一弾で発表された国内のアーティストはofficial髭男dismのみであるということだ。
スパソニを運営するクリエイティブマンはかねがね海外アーティストの来日公演を取り扱うことが多く、海外アーティストのブッキングには強い。サマソニにも歴代のヘッドライナーは昨年のB'zを除けば海外アーティストばかりである。
だが昨年20周年を迎えたサマソニは、例年とは少し違う、国内アーティストのブッキングにもかなり力を入れているようであった。それが功を奏したのか見事チケットは3日間完売となっていた。スパソニも同じような系譜を辿るのかと思いきや、元来のサマソニを彷彿とさせるような海外アーティスト攻めである。
なんにせよ、まだ第一弾が発表されたばかりであるためラインナップの全貌をつかんだわけではない。なので今後どういったラインナップになるかは予想もできず、そこはぜひ楽しみに待ちたいところだ。
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