10月17日に48歳の誕生日を迎えたラッパー Eminem。白人ヒップホップアーティストの代表、気づけばすっかりベテランの域に・・。
10月17日、1人のあるヒップホップアーティストが誕生日を迎えていた。
そのアーティストの名は、Eminem(エミネム)。言わずと知れたヒップホップ界隈の代表的アーティストであり、日本でも非常に支持者の多いラッパーである。
そんなEminemも遂にというか、今年で48歳を迎えている。彼自身もキャリアをスタートさせてから非常に長い時間が経っているが、Eminemもなんだかんだ言ってベテランアーティストの領域に入っているということである。
ただベテランとはいえ、同じ白人のラッパー・Machine Gun Kellyとはかなり有名な対立関係にあって、お互いがお互いを ”ディスる” 曲をそれぞれ作ったりして、まあ多くのファンを巻き添いにして喧嘩をしている様子でもある。
Machine Gun Kellyに関しては、Eminemよりも20歳近く年下であり、それほどの年齢差がありながらも堂々と対立をしているなど、両者ともやんちゃな印象がもたれている。
ただそう言った部分も、さすがヒップホップをやっている人間だなと感じさせてくれる。Machine Gun Kellyについてもそうだが、Eminemにも今のようにいつまでも ”元気” でいてもらいたいと思う。
◆ 白人ラッパーの代表格であり、成功例。新しいヒップホップの世界を作り出し、全体図に変革をもたらした立役者。
長い歴史で見て、ヒップホップという音楽は黒人のものである。
ヒップホップの起源から相当長い時間が経った今でも、世界でよく名を耳にするヒップホップアーティストの多くは黒人である。それは決して悪いことではないのだが、なんだか保守的であるというイメージも受ける。
そんな中で、Eminemという存在は白人ラッパーとして最も大きな成功例を作り上げた。ビッグセールスを記録してきたのも勿論、分かりやすい成果として見て取れるが、Eminemというアーティストを認めているのは白人だけでない、黒人も同じくである。
2002年に公開された、Eminemの半自伝的な映画『8 mile』においても、作中では自身が白人であるが故に苦悩するというシーンもあった。彼の人生の中で体験した悩み、苦悩、痛みというもの全てが今のEminemを作っていると言っても良いだろう。
Eminemという存在は、ヒップホップの全体像に変革を唱え、その閉鎖性に物申した人物であるとも言える。
今後のEminemについてももちろん、ヒップホップ界隈はどのように変遷していくだろうか、楽しみである。
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ロックバンド「赤い公園」の津野米咲さんが急逝… 突然の訃報に騒然。まだまだバンドは新体制でスタートしたばかり…
2020年10月19日、とても信じられないようなニュースが報じられた。
日本のガールズロックバンド「赤い公園」のメンバーで、ギター担当である津野米咲さんが19日、亡くなっていることがわかったというニュースが流れた。
あまりの突然のニュースに、筆者自身ももちろん驚いたし、まだ現実として受け止められていない。TwitterなどのSNSにおいても、このニュースを受けて悲しみの声を寄せる人がとても多く見受けられた。
また、19日時点では死因は自殺として見られているものの、あくまで詳細で具体的な部分までは報道では伝えられていなく、全体として混乱も窺える。
「赤い公園」と言えば、2018年に新ボーカル・石野理子を迎えて、新体制としてスタートしたばかりだ。バンドの第2章として、まだまだこれからというタイミングでもあっただけに、なおさらこのニュースにはびっくりさせられた。
◆ 相次ぐ芸能界の混乱・・。著名人の自殺に、度々心を痛ませられる。
誰かの突然の死というものは、とても受け入れがたいものがある。
最近でも、芸能界の著名人や人気タレントなどの自殺が報じられて、多くの人が悲しみを受けるということがあった。特に影響力があって、人気がある人物の突然の死というものは、多くの人にとって衝撃的なものであるし、やはり受け入れがたい。
死因としても、自殺という自らの選択によって命を絶ってしまうという人がこれ程までに多くいることも事実だ。一般人から見れば、華やかで誰もが羨むような人生を歩んでいるようにも見え、キラキラした印象を持たせてくれる芸能界。
その様な世界で生きる人たちにとって、他の人にはとても理解できないような闇を抱えているのだろうか...。
本当の理由は本人しか知らない訳であり、真相が明確に分かることがないというのもまた大変苦しく思う。
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WILYWNKAとコールマンが初コラボした新曲「Direction By Me」が公開
若手ヒップホップアーティストのWILYWNKAとコールマンによるコラボレーションが実現。新曲の「Direction By Me」はこのコラボのために書き下ろした楽曲だ。
10月16日、WILYWNKAが所属する音楽レーベルONEPERCENTのYouTubeチャンネルにて公開された。
◆ WILYWNKA「境界をなくし、それぞれの常識を認め合い、仲間と歩き続けよう」
WILYWNKAとコールマンの初コラボレーション。コールマンのバックパックのコンセプトである ”自然と都会のボーダレス” と、WILYWNKAの多様な価値観を尊重する”ボーダレスな生き方”を重ね合わせたストーリーが決めてとなり実現した様だ。
今回のコラボレーションのために書き下ろした楽曲「Direction By Me」には、"境界をなくし、それぞれの常識を認め合い、仲間と歩き続けよう" という等身大の言葉や、生き方に対する本質的な思いが込められている。
またミュージックビデオの撮影は、都会から離れた壮大な自然やアウトドアシーンで撮影された。普段とは違うWILYWNKAがとても魅力的だ。
また、本人からのコメントも届いている。
「“Direction by me”のリリックは経歴や学歴、そんな紙の上の文字には囚われないぜ!的な感じで書きました。僕自身、まともな経歴や学歴がなく生きてきたので、年齢も国籍も何も関係ない、ボーダレスな生き方を表しています。ロケ地も大自然の中、撮影中も気持ちよくてとても楽しかったです。撮影チームの皆さんも優しく接してくれてありがとうございました。良いミュージックビデオができたと思います。皆さん是非見て聴いてください!!!」
▼ WILYWNKA プロフィール
1997年生まれの大阪出身のヒップホップ・アーティスト。リリックの完成度やフローなど、その卓越したスキルが日本のヒップホップ界で話題を呼び、注目を集めている。2017年に大阪レゲエアーティストVIGORMANとプロデューサーGeGとで結成したユニット「変態紳士クラブ」として1st EP 『ZIP ROCK STAR』をリリース。同EP収録楽曲「好きにやる」のミュージックビデオがYouTubeにて1,000万回再生を超えるスマッシュヒット。2019年には60箇所以上のクラブ/ライブハウスへの出演をこなし、9月には早くも2ndアルバム『PAUSE』をリリース。2020年1月〜3月には全国30箇所以上でのクラブ/ライブハウスツアーもこなす。また、ファッションやスポーツブランドのモデルとしても採用されるなど、次世代のアイコンとして断トツの人気を誇る。
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TWICEのジョンヨン、当面活動休止へ「大きな緊張状態や不安を抱えている」
10月17日、TWICEが所属する事務所JYPEより、メンバーのジョンヨンが10月26日にリリースされる2ndアルバム「Eyes wide open」の活動を含むすべてのスケジュールには、当面参加しないことが発表された。
◆ 心身ともに不調か…?今年6月には頚椎椎間板ヘルニアを発症
ジョンヨンは、今年6月に頚椎椎間板ヘルニアを発症し、手術も受けていたと公表した。
8月に開催されたTWICEのオンラインコンサート「Beyond LIVE:World in A Day」では、健康状態を気遣い椅子に座っての参加となったことに加え、「2020 ソリハダ アワード」には体調不良により不参加となるなど、最近の活動の中でもジョンヨンの体調は心配されていた。
また、所属事務所のJYPエンターテインメントは、「ジョンヨンは心理的に大きな緊張状態や不安を抱えています。ジョンヨン本人およびメンバーと相談を経て、現在の状態について専門的な医療措置をはじめ、絶対的な安定と休息が必要だと判断しました。アーティストの健康状態を最優先に考慮し、2ndアルバムの活動を含むすべてのスケジュールには当面参加しないことになりました。ジョンヨンの早期回復のために、ファンの方々の応援をお願いします。」と発表している。
頚椎椎間板ヘルニアの悪化や再発が心配されていたが、公式の発表によると精神面の負担の方が大きそうだ。
◆ 1年前にはミナが活動休止したばかり…。深い絆で結ばれたメンバーたち
2019年7月、日本人メンバーであるミナが「ステージに立つことに対して極度の緊張や不安を感じる」という理由で活動を休止したことは記憶に新しいかも知れない。そして、彼女は、今年2月に長期休養を乗り越えてグループの活動に復帰したばかりだ。
その件で、以前無料公開されたYouTubeのドキュメンタリー「TWICE:Seize the Light」で、ミナは「メンバーとたくさん話し合いをすることで、少しずつ考えが変わり回復していった。戻りたかったけど怖かった。メンバーはどんなことがあっても一緒にいてくれると気づいて勇気が出てきた。」と語っている。
練習生の頃から苦楽を共にしたメンバーが、彼女の復帰にとって非常に大切な存在だったことが窺える。
また、10月17日に放送されたNHK「シブヤノオト Presents TWICE SPECIAL」にはジョンヨンの姿は無かったが、放送後にアップされたインスタグラムでは、8人の集合写真とジョンヨンのトレードマークである犬のスタンプが貼られており、絆の深さが確認できる投稿と言える。
TWICEのお母さんのような存在のジョンヨンの活動休止。グループとしてもお互いを支え合って活動していくことが必要となるが、たとえ時間が掛かっても、TWICE 9人が心から笑いあえる日々が来ることを心から祈りたい。
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BLACKPINKとセレーナ・ゴメスによるビッグコラボ、ポップかつクールな至高の1曲『Ice Cream』に迫る
海を跨いでの、ビッグコラボが実現している。
韓国の大人気女性グループ・BLACKPINK、アメリカの女優であり歌手のセレーナ・ゴメスによるコラボである。世界を股にかけて活躍する彼女たち、ビッグアーティスト同士のコラボはまさに夢の共演とも言えるものである。
今回のコラボによって作られた曲の名は『Ice Cream』だ。この曲は、BLACKPINKにとって初のオリジナル・フルアルバム『THE ALBUM』においても収録されている曲である。
クールで格好良いという印象があるBLACKPINKだが、『Ice Cream』においてもその様な印象は持ちつつも、女性としての可愛らしさも感じられる非常にポップな1曲に仕上がっている。
今までに有りそうで無かった様な、新しいBLACKPINKの一面が見られる楽曲と言えるだろう。
◆ 世界で聴かれる音楽となった『K-POP』。BTSなどの世界的アーティストも続々誕生、今後の韓国は目が離せない?
ここ数年で、K-POPは今までにないほどの躍進を遂げている。
K-POPや韓流といえば、これまでも日本をはじめとするアジア諸国では長い間人気があった。そういった意味で、日本と韓国の文化交流は、そこそこ長い歴史があると見ても良いだろう。
しかし、韓流やK-POPが、世界を席巻するというのは少なくともこれまでは無かったが、そういった閉塞性というものを、BTSやBLACKPINKは打ち破っているのだ。
BTSに関しては、最新曲『Dynamite』でビルボードの全米シングルチャートにおいても、遂に1位を獲得してしまうという躍進ぶりである。もはやK-POPというジャンルは、世界で認められる音楽ジャンルとなったと言える。
また、これは歴史上で見ても言うまでもなく快挙であり、それ程までにアジア圏のアーティストが世界に進出したり、ましてやトップチャートに昇り詰めるというのは非常にハードルが高いものであった。
その様なBTSと肩を並べる存在として、BLACKPINKは注目されている。今は韓国発のアーティストとして、2大巨頭のように見られることが多いが、今後さらに新たなアーティストが登場するだろう。
今後、ますます韓国の音楽から目が離せなくなりそうだ。
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ソロアーティストとして”令和初”のミリオンセールスを記録した米津玄師。CDが売れない時代、彼なら時代に逆らえる。
時代は今、令和という新しい年号を迎えている。
平成の終わりから今日までに続く時代の流れとして、CDは全体的なセールスとしてかなり落ち込んでいる。世界の中でも比較的、日本では最後までCDのセールスでは踏ん張りを見せていた国であった。むしろ今でも、まだまだ世界の中では日本はCDが売れる国に値する。
とはいえ周りを見渡せば、ほとんどの人がサブスクリプションサービスを利用して音楽を聴いているのではないか?筆者自身もすっかりApple Musicのユーザーであり、気づいてみればCDを買う機会はかなり減っている。
音楽を楽しむ上での価値観が時代とともに変化した、とでも言おうか。今より前の時代において、CDなどのフィジカル音源を買うことによって、一つ一つの音楽を濃厚に楽しむというものが比較的主流であった。
しかし、今では月額 1,000円程で世界中の音楽を広く楽しむことができる。そして、音楽を聴くことにお金をかけない分、ライブなどのイベントの参加にお金をかけている人が多くなっている。”夏フェスブーム”というものが日本で起こっているのも、その要因の一つであろうか。
そんなCDが売れない今の時代。それでも時代に逆行して、CDでもビッグセールスを記録する一人のアーティストがいる。そんなビッグアーティスト、本稿で取り上げるのは、米津玄師である。
◆ 米津玄師の最新アルバム『STRAY SHEEP』。令和初期における、音楽セールスの金字塔となるか・・。
令和という、CDが売れない時代。
今後も時が経つにつれて、CDという存在感は変わってくることであろう。今となってはレコードという媒体が、アンティークなものとして逆に現代の人々に関心を持たれ、セールスを伸ばすというニュースが海外でもあった。こういったレコードのように、CDもまた一時代の産物として、違う存在意義を持つようになるのかも知れない。
しかし、まだまだCDセールスでも力を発揮しているのが、日本のシンガーソングライター・米津玄師である。
通称 ”ミリオン” とも言われる、100万枚のセールスを果たすという金字塔的偉業を、米津玄師は2020年に達成している。彼がリリースした最新アルバム『STARY SHEEP』は、見事 100万枚のセールスを記録し、ミリオンセラーとなった。
不思議といえば不思議なものである。『STRAY SHEEP』というアルバム自体は、曲自体はサブスクリプションサービスでいくらでも聴くことができる。極端な話、CDを買う必要はないのである。
そういったことを理解した上で、CDというフィジカル音源をお金をかけて購入している人がいるのだ。それは、いかに米津玄師というアーティストが必要とされているかを表している。
『Lemon』をはじめとして、日本の誰もが知るようなビッグタイトルを生み出し続けている米津玄師。今後の活躍は間違い無い様だろうことに加え、音楽史における偉人的存在になってしまうのではないか。
そんな可能性すらも感じさせる、天才アーティストだ。
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ZOZOマリンスタジアムにて、無観客ライブを開催したONE OK ROCK。ライブ終了後には多数の反響が
日本のロックバンドの頂点ともいえるONE OK ROCK。
数々のアーティストが無観客ライブ配信に挑戦する中で、ONE OK ROCKもその流れに乗った。そして彼らが開催場所として選んだのは、千葉・幕張にあるZOZOマリンスタジアムである。
無観客ライブにおいても、大規模な会場を選んだ彼らのスケールはやはり大きい。
実際に無観客ライブ配信をリアルタイムで視聴していた人の数は、11万人にものぼるという。ZOZOマリンスタジアムの収容人数は、プロ野球の場合は3万人程度、ライブ・コンサートの場合は5〜6万人程になるので、この視聴者数はリアル開催のキャパを上回ったことになる。
本当にとんでもないロックバンドである。チケット代も有料のもので、決して安くはない。リアル開催のライブにも引けを取らないほどの値段でありながらも、やはり彼らのライブを求めている人の数はそれだけいるのだという。
ここ数年で、ONE OK ROCKほどの成功を収めたロックバンドはいないのではないか。
◆ ONE OK ROCKの配信ライブは世界同時配信!彼らが及ぶマーケットはすでに、世界各地に存在していた・・
今回のONE OK ROCKの生配信ライブが公開されたのは日本だけではない、世界各国においても視聴されていたのだ。
日本のロックバンド・ONE OK ROCKでありながら、世界のONE OK ROCKでもある彼ら。日本とは時差がある国においてなら、中には深夜まで夜更かしをしたり、早起きをして見たという人もいるのだろう。
ONE OK ROCKの音楽を求めている人、いわばマーケットのようなものは既に世界レベルに及んでいるというのが本当に凄い。今回の無観客ライブ配信では、間違いなく成功を収めたと言える。
世界で新型コロナの影響が落ち着いた時、ONE OK ROCKはさらなる輝きを持って世界に進出していくのだろう。
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『nothing』でポップ・パンクへの道をも歩み出したロックバンド・Track’s。彼らの武器はその器用さにある。
日本の音楽シーンにおいて、インディーズシーンも常に目が離せない状況だ。
インディーズシーンの中でもメロコアというジャンルで確固たる地位を築きつつあるTrack's。THE NINTH APOLLO所属の彼らは、若くて溌剌とした威勢のあるサウンドで、これまでライブハウスシーンを盛り上げてきた。
特にメロコアというジャンルは、ドラムのツーベースの上でギターサウンドがジャキジャキと鳴っているような激しいサウンドで、ライブのフロアからもダイバーが続出する、非常に爽快感があって人気のあるジャンルだ。
Track'sのライブの模様もやはり凄くて、ライブ映像を少し見るだけでも、いかに彼らがフロアを熱狂させているかがひしひしと伝わってくる。
そんなメロコアバンド・Track'sであるが、どうやら最近では新路線を歩もうとしているようだ...。
◆ ポップ・パンクという、メロコアとは似て非なる音楽。彼らの音楽スタイルには器用さが見える。
YouTubeで公開されているTrack'sの楽曲『nothing』。
今から4ヶ月ほど前にリリースされた曲であるが、この曲は今までのTrack'sにはないようなポップ・パンクの要素が取り込まれている。
メロコアとポップ・パンクというのは、一緒のものとして考えられることも多く、なかなか判別が難しいとされる。だが、少なくともTrack'sの『nothing』を聴けば、それまでの彼らとは違う音楽であることが実感できるだろう。
ポップ・パンクといえばNeck deep、The Story So Far、FOUR YEAR STRONGなどという、日本でもライブを行った経験のあるお馴染みのバンドが良く想起される。名前にもあるようにパンクの派生形で、そういえばメロコアもたびたびメロコア・パンクというように呼ばれるため、パンクの派生系である。
こういったことから、ますますジャンルの判別が難しくなってくるように感じる。もはやこれは感覚レベルの話かもしれない。
そういったハードルがありつつも、確かに違う音楽をやっていると感じさせることに成功させる、Track'sの器用さというものは凄いものだ。
今後どの方向性で進んでいくのか、ますます注目が寄せられる。
※ YouTube動画: https://youtu.be/hIVi8mWETXM
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ロンドン発のエレクトリックユニット・HONNEが今注目のワケ… 親日家の彼らは、ユニット名も日本にインスパイアされた?
ロンドン発のエレクトリックユニット・HONNEが今注目のワケ... 親日家の彼らは、ユニット名も日本にインスパイアされた?
世界をひしめく数あるアーティストの中で、本稿で筆者が取り上げるアーティスト。 それはイギリスのロンドン発、エレクトリックデュオである・ HONNEだ。"ホンネ" と呼ぶこのグループ名、実は日本語の「本音」が "語源" となっているようである。 自分たちのグループ名にも日本の影響が及んでしまう程に、HONNEのメンバーは親日家であるという。 デュオという構成であるように、HONNEは2人組のグループである。同じ出身地の彼らは大学で出会い、同じ音楽の趣味をもっていたことから意気投合し、ついには共に音楽活動をするまでになったという。 エレクトリックなサウンドをベースに、R&B、ポップをミックスさせた都会的なポップチューンが特徴的なHONNE。2020年には2年ぶりとなる新アルバム『no song without you』をリリースしている。 日本ではまだあまり知名度がないかも知れないが、なんと言ってもHONNEは親日家である。今後必ず、来日公演で目にする機会があるはずだ。先月の”パリコレ”のデジタルショーに出演した元欅坂46・平手友梨奈。彼女が着用したアイテムは大ヒット、改めて稀有な才能を認識。
元欅坂46のメンバー・平手友梨奈。
突然のグループ脱退発表は多くの人を驚かせたが、彼女は今、新天地でも活躍を果たしているようだ。先月に行われたパリ・コレクション。例年通りにリアル開催されたものと併せて、一部ではデジタルでの開催もなされた今年のパリコレ。
実は、平手友梨奈も、今年のパリコレには出演していたのだ。
具体的には、今年のパリ・コレクションに参加したブランド『ANREALAGE』のモデルとして、出演を果たした。また、このブランドは日本発のもので、いわゆるデジタル部門での出演となった。
ショー自体は、デジタルプラットフォームにおける配信型で、そこに平手友梨奈はWeb配信での出演を果たしたということになる。
アイドルであった彼女は今、これまでとは違う舞台に立っている。
◆ 新グループとなった欅坂46。日本のエンタメ業界を席巻するアイドルグループは、どうやら本物か。
本稿で取り上げている平手友梨奈だが、彼女はかつてアイドルグループに所属していたのは周知のことだろう。
彼女が所属していたのは欅坂46。今月からグループ名を変更し、櫻坂46へと改称することでもまた話題を呼んでいたのは、最近のことである。
今より10年前ほどからAKB48が大流行を果たし、そこから派生して乃木坂46、欅坂46などというように新たなグループが続出していった。まさに日本のエンタメシーン、アイドルシーンを席巻しており、王者的なポジションを獲得していると言っても良いだろう。
また、今回の平手友梨奈のように、グループを脱退した後でも世界を舞台に活躍している人もいる。今後また新しいグループが生まれたりもするのか、全く想像がつかないのも正直なところであるが、間違いなく日本のカルチャーの顔である。
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ロックバンド・LANYの新アルバム『mama’s boy』から見る彼らの天才的センス、世界を虜にした音楽の魅力。
アメリカのロサンゼルス発のロックバンド・LANY。
彼らの活動の様子は、おそらく日本でもなかなかに浸透していることだろう。昨年には、新木場STUDIO COASTにて、アルバム『Malibu Nights』を提げての来日ツアーを行った。
端正なビジュアルも彼らの重大な要素の1つであるが、やはりなんといってもロックバンドだ。曲が非常に良い。
また、ロックバンドという括りにはなるが、ポップソングに彼らは最初から傾倒しており、シンセサイザーやストリングを駆使した前衛的なサウンドが特徴的だ。ロサンゼルスの、都会的な空気がとても似合うのだろうと、イメージを膨らませてくれるようだ。
そんなLANYの活動は止まるところを知らず、2020年には新アルバム『mama's boy』をリリースしている。
LANYの変わらない良さと、これまでのLANYにない新しい魅力が付け加えられている、"シティ・ポップ・ロック "と言える楽曲だ。
◆ 都会的である、その反面、物悲しさや、都会ならではの情緒が歌われている。
シティ・ポップ・ロックとも上記で紹介したように、なんと言っても彼らの音楽は都会の空気感を感じさせてくれる。
このことに関しては、初期の頃から変わらない特徴とも言って良いだろう。さらには、流行のサウンドを取り入れることによって、移り変わりの激しい ”都会” という一面を、サウンドで表現していることになる。
浮遊感があって、幻想的な気分にさせてくれるLANYの音楽には、程よい物悲しさや情緒というものもある。いわば、インディー・ロックやカントリーミュージックのような一面もあると言えるだろうか。
アップテンポなビートに乗せながらも、透明感と寂しさを感じさせるメロディやリリックで歌われる『heart won't let me』という曲は、中でも印象的だ。
どハマりしている人が急増の中、彼らの次なる来日公演を期待するとともに、日本でも爆発的なヒットを果たすことを期待したい。
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