Offo tokyo、新曲「Mermaid -Never Ending Summer-」配信!MVも公開!
下北沢発、3人と猫1匹からなるアーバンポップユニット・Offo tokyoの最新楽曲「Mermaid -Never Ending Summer-」が、本日8月6日(水)に配信リリースされた。
往年の名曲へのオマージュが込められている本作は、夏のワンシーンをよりドラマティックかつカラフルに演出するために、あえて取り入れられたレトロな“効果音”や“セリフ”も聴きどころの一つだ。
配信リリースを記念し、YouTubeで生配信とMVプレミア公開を実施。
注目のMVには、お笑い芸人の小石田純一氏が出演。リゾート感たっぷりの映像の中に、“トレンディ俳優”ばりの登場で絶妙なアクセントを加えており、話題性あふれる内容に仕上がっている。
さらに8月1日(金)~8月14日(木)の期間中は、片瀬江ノ島海岸東浜にて、「Mermaid -Never Ending Summer-」がBGMとしてオンエア中。夏のビーチとリンクする形で、楽曲の世界観をよりリアルに体感できる施策となっている。
Offo tokyoが贈る、“終わらない夏”の物語を、ぜひ音と映像で体感してほしい。
© Offo tokyo
2025年8月6日(水)
「Mermaid -Never Ending Summer-」
Lyrics:Shota Kaya
Music:Shota Kaya
Arrange:Shota Kaya / Shu Inui(ONEly Inc.)
Offo tokyo プロフィール
下北沢にて結成されたクリエイター集団 “Offo”から端を発する。 シティポップをベースに、ソウル、ロック、R&Bなどの要素を組み合わせたサウンドを発信。 アンニュイさが心地よい独特な湿度を保った歌声と、確かな音楽的バックグラウンドを持つメンバー達が奏で操るミックスジャンルなバックトラック。 それらが当たり前のように重なり合い、生まれた New Urban Jpop。リリース情報

ライブ情報
Offo tokyo Live Tour 2025-2026 2025年12月6日(土):名古屋・今池GROW 2025年12月7日(日):大阪・梅田Zeela 2026年1月18日(日):福岡・福岡OP's 2026年1月25日(日):東京・渋谷WWWX -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/ ECサイト:https://shop.evening-mashup.com/ziproom、NEW EP “2CITIES”をリリース!客演にてJUMADIBAが参加
ziproom が NEW EP“2CITIES”を 8/13 にリリースする。7/23 にリリースされた“Katsushika (feat.SamRecks)”を含む全5曲。収録曲“3layer”(Prod by Madkosmos)には JUMADIBA が客演として参加している。
また EPリリースに先駆け、“MINT”(Prod by Private Land)が 8/6 の0時より先行リリースとなる。
常に音楽的進化を続けネクストレベルへとステップアップした ziproom に是非ご注目いただきたい。
神戸を拠点に活動する Arich と Shimon の2人によるヒップホップコレクティブ。
2024 年 1 月に 1st EP 「unzip」、4 月に Mixtape「nuzip」をリリース。同年 8 月 28 日には SINGLE「Dive」をリリースし Spotify Viral50 にて日本、韓国、台湾、香港、タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、ナイジェリアの9ヶ国の上位にチャートイン。SNS を中心に世界各地での拡がりを見せている。10 月 30 日に 2nd EP「Ebis」をリリースし、CIRCUS TOKYO/OSAKA にてEbis リリースパーティーとして初の主催イベントを開催し両会場チケットが SOLD OUTし成功を収めた。
2025 年には Spotify RADAR Early Noise に選出され、POP YOURS や SUMMER SONIC などの大型フェスへ出演。神戸から世界へと活動の幅を広げる彼等から今後目が離せない。
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EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/
Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
ECサイト:https://shop.evening-mashup.com/
リリース情報
ziproom New EP “2CITIES” 2025.08.13(wed) release 1.Sound Body 2.3layer(feat. JUMADIBA) 3.MINT 4.Katsushika (feat. SamRecks) 5.bloom in the dark 楽曲リンク: https://ssm.lnk.to/ziproom_mintプロフィール

ふたりはメリーバッドエンドが新曲リリース、そして実態があらわに!
2名の女性ネットシンガーと、猫型の妖精おじさんDJ。引きこもりと会社員とおじさんが、プリティーに変身した鮮烈なユニット、「ふたりはメリーバッドエンド」。
今回のリリースにあわせて、初めて本人たちの姿が明らかになるアーティスト写真が公開された。“ロリィタ武装”を体現するフリルにあしらわれたロリィタファッションに身を包み、イラストのキービジュアルからそのまま飛び出してきたかのようなビジュアルとなっている。
8月6日リリースされた 2nd シングル「MESSIAH.exe」は、YOASOBI、DECO*27、すとぷり、浦島坂田船をはじめとし、多数楽曲の編曲を手がけ、ボカロをクラブで流す”ボカクラ”界隈でも名を馳せるRockwell が書き下ろし。
SNS時代の光と影を鋭くえぐる、令和生まれのハイパークラブ・アンセムで、「バズ」「コピー」「アルゴリズム」――デジタルに支配された世界を舞台に、挑発的な言葉と重厚なビートが交錯し、常識を打ち破る衝動を解き放つ。
誰もが知る「くるみ割り人形」のメロディーで幕を開け、“叫びたくなる衝動”を共鳴させながら、匿名の中にうごめく熱狂と、リアルな自己表現の息づかいを鮮やかに描いた一曲。
8月6日20時には、SNSに囚われた世界観を表現したミュージックビデオも公開される。
そして、8月9日(土)には初舞台となる「TRANSITION」にEye、つぐ、むト、nyamura とともに出演する。8月23日(土)、24日(日)には、最大級のネットカルチャーイベントの「NIGHT HIKE」に両日出演予定だ。
甘く無邪気な歌声が奏でるのは、“終わるからこそ美しい”というメリーバッドエンドな哲学。砂糖と毒薬がまざり合うような不思議な浮遊感と高揚感を楽しもう。
“ふたりはメリーバッドエンド”は、2年限定のロリィタ武装・ネットシンガーユニット。2人のボーカルと、妖精おじさんDJが紡ぐのは、1997〜2010年代のY2K女児アニメやネット文化への憧憬と皮肉が入り混じる、懐かしくも危うい音の物語。
「メリーバッドエンド」とは、受け手次第でハッピーにもバッドにも転ぶ曖昧な結末。“憧れに、憧れる。”をテーマに、電波系・チップチューン・ブレイクコアなどを駆使した中毒性の高い楽曲で、ロリィタファッションを以ってクラブシーンに現れる儚くも鮮烈な存在。
リリース情報
MESSIAH.exe
楽曲はこちらから https://ssm.lnk.to/messiah.exe 「MESSIAH.exe」ミュージックビデオ https://youtu.be/rKRXahWr1Ukふたりはメリーバッドエンド プロフィール

所属レーベル『MeMe Meets』について
2022年、SDR (スターダストレコーズ)が新たに立ち上げたレーベル「MeMe Meets(ミームミーツ)」。 2021年にクリエイター同士が自由にマッチングできるプラットフォーム「クリエイターズ・マッチング・プロジェクト」を開設し、そのプロジェクトが基になっている。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/ ECサイト:https://shop.evening-mashup.com/Tempalay、新作EP『Naked 4 Satan』を配信リリース!
サイケデリックと現代的な浮遊感を行き来しながら、独自のポップセンスで進化を続ける Tempalay が、本日8月6日(水)0時に新作EP『Naked 4 Satan』をデジタルリリースした。
本作『Naked 4 Satan』は、都内某所に約1ヶ月間スタジオを構え、“Tempalay House”と名付けた空間にメンバーが集結しながら制作を行った作品。これまでの作品とは異なるアプローチを模索し、レコーディングからポストプロダクションまで徹底して実験を重ねた意欲作となっている。
“Tempalay House”内で撮影された映像を繋ぎ合わせた、ティザー映像も公開となった。メンバーの創作の風景や日常が垣間見えるカットとともにEPの断片がコラージュ的に繋がれており、作品の世界観を楽しめる内容となっている。
さらにEPのリリースを記念して、Tempalayは中国4都市と日本5都市を巡る全9公演のツアーの開催を発表、チケットオフィシャル先行は現在受付中だ。彼らの音楽がライブでどのように変貌を遂げるのか楽しみにしていただきたい。
なお、本EPのCDは8月27日にリリース予定。Tempalayの新たなフェーズを提示するこの EP『Naked 4 Satan』、ぜひ耳を傾けてほしい。
Release Info
Naked 4 Satan
アーティスト:Tempalay 発売日(配信):2025年8月6日(水) 発売日(CD):2025年8月27日(水) 形態:CD / 配信 品番:PECF-3301 価格:¥2,750(税込) ■『Naked 4 Satan』ティザー映像: https://youtu.be/OMtW1h6GZs4 ■収録内容- Magic
- かみんち
- 動物界
- Bye
- Magic(Instrumental)
- かみんち(Instrumental)
- 動物界(Instrumental)
- Bye(Instrumental)
Live Info

Tempalay 『Naked 4 Satan』 Tour 2025
■ CHINA TOUR 9月9日(火):上海 Modernsky Lab 9月10日(水):北京 Omni Space 9月12日(金):広州 MAO Livehouse 9月13日(土):深セン B10 Livehouse ■ JAPAN TOUR 11月5日(水):KT Zepp Yokohama 11月13日(木):Zepp Osaka Bayside 11月18日(火):Zepp Nagoya 11月20日(木):Zepp Fukuoka 11月27日(木):Zepp Hanedaプロフィール
小原綾斗(Gt.Vo.)、 藤本夏樹(Dr)、 AAAMYYY(Syn. Cho.)からなるバンド”Tempalay”。3人の才気が絶妙なバランスで融合あるいは攪拌され、唯一無二の音楽像を創り出す。 海外シーンと同時代的ながらもさまざまなジャンルやシーンを自由奔放に飛び越えたそのサウンドは、サイケデリックかつノスタルジックで、どこか日本古来の情景を想起させる。 2015年9月にリリースした限定デビューEP「Instant Hawaii」は瞬く間に完売。2020年12月にはワーナーミュージック/unBORDEより、メジャーリリース第一弾となる配信シングル「EDEN」をリリース。 結成10周年を迎えた2024年には初の東京・日本武道館でのワンマンライブを開催し、チケットは即完した。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/ ECサイト:https://shop.evening-mashup.com/水曜日のカンパネラ、EP『可愛女子』を9月24日にリリース!
先日、ロンドン、ミラノ、パリで初のヨーロッパツアーそして、ポーランドのフェスティバル”OFF FESTIVAL”を成功させ、海外でも活躍の場を広げる水曜日のカンパネラ。
そんな水曜日のカンパネラが、2025年9月24日(水)に4枚目となるEP「可愛女子」(読み:かわいいじょし)を、リリースすることを発表した。
本作には、EPタイトルの『可愛女子』には、詩羽の「固定観念にとらわれない“かわいさ”や、自由でポップな価値観」を表現したいという想いが込められている。
収録曲はアニメ・映画・CM・ドラマなどの多くのタイアップがついた全8曲を収録。
ロッテ・ガーナチョコレートCMオリジナルソング「シャルロッテ」、映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』主題歌「願いはぎょうさん」、Amazon Originalドラマ『【推しの子】』第7話主題歌「動く点P」などの話題曲をはじめ、今年発表したTVアニメ『九龍ジェネリックロマンス』オープニング主題歌「サマータイムゴースト」、お肉を題材にした「シャトーブリアン」、TVアニメ『ちびゴジラの逆襲』主題歌「怪獣島」、ヘアコスメブランド「got2b」のキャンペーンソング「バタフライ」といった水曜日のカンパネラらしい、幅広いテーマの楽曲群が揃う。
未発表の楽曲は後日詳細が発表されるが、ケンモチヒデフミのトラックが炸裂する渾身の1曲に仕上がっているので、是非、リリースを楽しみにしていただきたい。
同時にジャケット写真も公開された。カメラマンの横山マサトが撮影を担当し、アートディレクションは、2nd EP「RABBIT STAR ★」でもタッグを組んだビジュアルアーティストのMasako Hirano(平野正子)が担当した。チャイナドレスを着た詩羽と、ガラスのような質感を持つ3Dデザインが融合し、中華のエッセンスを感じさせながらも、近未来を想起させるビジュアルに仕上がっている。
そして本日より各配信サイトでもPre-Add/Pre-Saveが開始し、CDの予約も開始した。8月31日(日)までにCDをご予約いただいた方には、早期予約特典として、ダイカットステッカーがついてくるので、お早めにチェックを!!
さらに、10月11日(土)には関西で、13日(月祝)には関東で、リリースイベントの開催も決定し、詳細は後日発表される予定。
12月からは、本作のリリースを記念して全国5都市のZeppツアー開催も決定!
名古屋・福岡・大阪・東京・札幌を巡る、2025年から2026年の年をまたぐスペシャルツアーとなる。ヨーロッパツアーでも大盛況の「シャトーブリアン」を含め新作EPの収録曲を中心に、ライブならではのアレンジで、“可愛女子”の世界観を体感できるステージになる。
8月9日(土)よりGARAGE先行、ぴあ先行が始まるので、チェックしていただきたい。
日本のみならず、海外での躍進を続ける水曜日のカンパネラの今後の活躍に期待したい。
© 水曜日のカンパネラ
タイトル:可愛女子(読み:かわいいじょし)
アーティスト:水曜日のカンパネラ
発売日:2025年9月24日(水)
形態/価格:通常盤1形態/税込2,500円
リリース情報

ライブ情報
■ 水曜日のカンパネラ Zepp Tour 2025/2026〜可愛女子〜 2025年 ・12月26日(金)Zepp Nagoya OPEN 18:00 / START 19:00 ・12月28日(日)Zepp Fukuoka OPEN 17:00 / START 18:00 2026年 ・1月10日(土)Zepp Namba OPEN 17:00 / START 18:00 ・1月17日(土)Zepp Haneda(TOKYO) OPEN 17:00 / START 18:00 ・1月25日(日)Zepp Sapporo OPEN 17:00 / START 18:00 ■ プレミアライブ 2025続編公演情報 9月5日(金)静岡・藤枝市民会館 9月23日(祝・火)熊本・荒尾総合文化センター 9月24日(水)熊本・合志市総合センター「ヴィーブル」文化会館 10月4日(土)佐賀・基山町民会館 10月5日(日)佐賀・嬉野市社会文化会館 10月10日(金)滋賀・ひこね市文化プラザ水曜日のカンパネラ プロフィール
2013 年からコムアイを主演歌唱とするユニットとして始動。 メンバーはコムアイ(主演)、ケンモチヒデフミ(音楽)、Dir.F(その他)の 3人だが、表に出るのは主演のコムアイのみとなっていた。 2021年9月6日、コムアイが脱退、二代目として主演/歌唱担当に詩羽(うたは)が加入となり新体制での活動をスタートさせる。 2022年2月にリリースした「エジソン」のMVが解禁後、SNSを中心に話題となり再生回数は6,500万回、ストリーミングの累積再生回数は1億回を突破。 2024年3月には詩羽体制になって初めて日本武道館での単独公演〜METEOR SHOWER〜を成功させた。 2025年4月にはTVアニメ「九龍ジェネリックロマンス」のOP主題歌「サマータイムゴースト」、5月に「シャトーブリアン」、7月に「怪獣島」をリリース。そして9月24日には4th EP「可愛女子」をリリース。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/ ECサイト:https://shop.evening-mashup.com/新体制となったanewのインタビュー!今後に向けた強い意志を語る
3月24日に新体制を発表。4月19日より、桃兎まいみ・紬祇りこ・月夜なぎ・姫ここな・はる陽の5人体制で活動を始めたanew(from 山形)。
7月に、最新曲『まくあけのうた』を配信リリース。公開になったMVも無題を集めている。
8月9日(土)には、新高円寺LOFT Xでワンマン公演「anew夏の単独公演2025〜夏、終わらないで〜」を開催。ここでは、桃兎まいみ・紬祇りこ・月夜なぎ・はる陽の4人にインタビュー。新体制になって以降のanewについて伺った。
──『まくあけのうた』を初めて披露したのが…。
桃兎まいみ:
4月19日に行った、新体制お披露目ライブからになります。
──一人一人、『まくあけのうた』の魅力についても聞かせてください。
桃兎まいみ:
これは自分の解釈になりますが、『まくあけのうた』は一度挫折を味わった人というか、苦悩を知っている人が、「それでも前を向いていこう」という歌。歌詞は、これまでのanewの活動と重なる部分がすごくあって。anewも、結成から2年半の中、何度か体制が入れ代われば、そのたびに個々に大変さがあれば、続けていく中で挫折しそうになったこともありました。それでも、みんなで支えあって乗り越えてきたからこそ、『まくあけのうた』の歌詞がanewの姿にも重なるんだと思います。もちろん、聴いてくださる人たちの日常の中で感じる気持ちにも重なる思いがここには書かれているし、ここからが始まりだと思える内容だから、まさにタイトル通りの歌になりました。
月夜なぎ :
『まくあけのうた』を初めて披露したのが、4月19日に行った新体制お披露目ライブのとき。4月って、わたしやまいみさんもそうだったけど、新しい環境での生活が始まる時期。anewのファンの方々の中にも、新しい環境もそうだし、新たなことを始めなきゃという人たちがたくさんいたし、そういう会話もよくしていました。わたしもそうだったけど、やりたいことがあっても、そのために一歩踏み出すってすごく勇気のいること。たとえ好きなことでも、怖い気持ちも正直出てきます。そういうときに『まくあけのうた』が、その人の背中を押してあげられる曲になれたらいいなというのは、この曲を初めてパフォーマンスしたときから思っていたこと。最近、配信リリースになれば、MVも公開になって、さらに新しい出会いが増えているのを感じているからこそ、誰か一人でもいい、『まくあけのうた』を通して、その人の背中を押す力をこの曲を通して与えていけたら嬉しいなと思っています。
はる陽:
『まくあけのうた』は、わたしと、ここながanewに入って以降、最初に発表をした曲になりました。新メンバーが入るタイミングって、グループにとっても新たなアクションを起こすタイミングにも繋がること。だからと言って、ただ「メンバーが増えました」「新体制で新しい曲を歌いました」だけにしちゃったら意味のないこと。『まくあけのうた』は、新体制anewに向けたプロデューサーの期待もあって生まれた曲だからこそ、強い責任感や意志を持って表現しなきゃとわたしも思いました。
『まくあけのうた』は変拍子を用いた、歌うタイミングが難しい曲。わたしがシンガーソングライターとして培ってきた面を活かそうと、わたしのハモリを入れてくだされば、りこと歌声を重ねるシーンもあります。これはプロデューサーも言ってたことですけど、メンバー各々の個性が前に出てくる曲だから、個々の魅力を求められるし発揮もしていけるけど。5人で一つに調和しないと、この曲の本当の魅力を発揮していけない。プロデューサーには、そこでどんな化学反応が生まれるのかを期待されていますし、私たちも毎回歌うごとにそこを求め続けています。実際にライブを見てくださっている人たちからも、どんどん一つになっていく中で見えてくる化学反応を楽しんでいる声はよく聞きます。今も、そう。『まくあけのうた』を通して会場自体が一つになれているなと、わたしは感じています。
──ライブで歌っていると、メンバーはもちろん。ファンの人たちも、同じように気持ちを高めていますよね。
はる陽:
そうなんです。ライブハウスという空間って、同じ曲をやっていても、その場にいる人たちがどういう感情になっているかによって、全体の一体感もそうだし、気持ちの動きも左右されるなと、わたしは昔から思ってきました。『まくあけのうた』のすごいところって、サビで強く拳を上げて「まくあけを」とみんなで歌うんですけど。お客さんたちも、同じように拳を突き上げて一緒に歌ってくれる。全員の気持ちをガッと一つに持っていけるところが、この曲の魅力。それと、「幕開けをしたい」と思っている人たちがたくさんいることを発見できたのも嬉しかったことでした。人生の何かに燻っている人たちに、『まくあけのうた』がもっともっと届くようになっていけたらいいなという思いも、わたしの中にはあります。紬祇りこ 『まくあけのうた』には、「僕とあなたの幕開けになる歌」というテーマがあります。もちろん、新体制になったanewの幕開けになる楽曲でもあるけど。この曲を聴いてくれ人たちにとっても、幕開けになる歌になれたらいいなと思っていて。人生の中、誰にだって幕開けになるときってあると思います。それは、本当に些細なことでもいい。この『まくあけのうた』が、そういう人の心の支えになる歌であれたらいいなとわたしは思っています。
──歌う側も、『まくあけのうた』の歌詞を自分事として置き換えて歌うことも多いんですか?
紬祇りこ:
そうですね。最初は「自分たちのことを」という気持ちで歌っていましたが、最近は、聴いてくれる人たちに寄り添う気持ちで歌っています。お客さんの中にも、「新体制になったanewの幕開けの歌」と捉えてくれる人たちから、「自分の人生に寄り添ってくれる歌」として捉えている人たちもいるように、それぞれいろんな捉え方をしているところにも、わたしはこの曲の良さを感じています。
──ぜひ、『まくあけのうた』のMVの見どころも教えてください。
https://www.youtube.com/watch?v=EK5U-QXpgrg&list=RDEK5U-QXpgrg&start_radio=1
紬祇りこ:
今回のMVはしゅんさい (GXIRD/D)さんという方が主人公になって出演してくださっています。『まくあけのうた』は、anewのことでもあるし、この曲を聴いてくれるその人のことでもある歌。映像の中、anewとしゅんさいさんが交差している中へ、その2つの要素を重ねあわせているから、そこにわたしは映像の魅力を感じました。嬉しいのが、予想以上に観てくださる人たちが多いこと。今回も、すごくいい広まり方をしているなと感じています。
──前回、公開した『童貞ソー・ヤング』は20万回以上視聴されるなど、未だバズっていますからね。
https://www.youtube.com/watch?v=tqFwITY-NeU
紬祇りこ:
GOING STEADYや銀杏BOYZのファンの方が、たまたまanewがカバーしているこの曲を発見し、そこからanewのことを知って、応援してくださる人たちが増えたように、今回の『まくあけのうた』も、anewを知っていただける新しい機会になれたら嬉しいです。
──『童貞ソー・ヤング』は、ライブでも熱狂を作りだすキラーチューンになっています。中でも、なぎさんのぶち切れた叫び声は、かなりインパクトを与えていますよね。
月夜なぎ:
『童貞ソー・ヤング』は、ただ「アイドルがカバーしました」だけの曲にはしたくなかったし、GOING STEADYさんがこの曲に詰め込んだ熱量をちゃんと提示し、そのうえでanewとしてどうやって表現していくのかを毎回考えてやっています。とくに最後の部分は、その場の状況に合わせてどう言うのか、毎回すごく考えながら叫んでいます。
私たちは、日本武道館公演を目指しています。そこへ届くためには、東京での基盤はしっかり作ってかなきゃいけないこと。
インタビュー:新体制について
──現在の5人による新体制が幕開けたのは…。 桃兎まいみ: 発表をしたのが3月24日で、お披露目ライブを行ったのが4月19日でした。 ──一度卒業をした姫ここなさんの復帰もそうですが、嬉しい驚きだったのが、これまでanewに楽曲提供を行えば、対バンもしてきた東京在住のはる陽さんが、山形を拠点に活動を行うanewに加わったことでした。東京と山形の行き来は大変じゃない? はる陽: めちゃめちゃ楽しいですよ。これまで、あまり一人で新幹線に乗ったことがなかったから、定期的に東北へ行けることに楽しさを覚えています。 ──良ければ、加入を決めた経緯も教えてください。 はる陽: きっかけは、anewのプロデューサーから連絡をいただいたことでした。それまでのわたしは、はる陽という一人のシンガーソングライターとして音楽活動を続けていくんだとずっと思っていました。ただ、わたしが所属している「TOKYO PINK」は、大森靖子さんを筆頭に、所属している人たちはみんなアイドル。事務所主催のイベント「TOKYO PINK FES!」のときも、わたしはシンガーソングライターとして一人で出演。セッションで他の人たちと共演して踊る程度だったから、「自分も踊れるようになりたい」「他の人と一緒にやってみたい」気持ちは、所属してからの3年間ずっとありました。 その状態の中、anewへの加入の誘いを受けたときに、わたしの中で断る理由はなかったし、「わたしを必要としてくれる人たちがいるのなら行きたいな」と素直に思って、加入を決めました。 ──シンガーソングライターとanewの活動の両立は大変じゃない? はる陽 : ソロとして活動をしていると、行き詰まったり、つらさを覚えたとき、すぐ身近に相談をできる人がいないから孤独を感じることは今でもあります。だけど今は、週の終わり頃を中心に、メンバーやファンたちに会えるから、「一人じゃないな」という気持ちになれます。わたしの中では両立が大変というよりも、「ただいま」と言える場所が増えた感じがしています。 ──りこさん、5人の新体制が始まって3ヶ月近く経ちました。予想以上にいい形になったんじゃない? 紬祇りこ: この5人でスタートすることが決まったときから「絶対に良い形になるな」と思っていたし、実際にそうなっています。一番嬉しかったのが、お客さんたちからの反響の大きさ。新体制を発表したときはとくに、予想以上にリアクションが大きかったです。 ──それだけ、新体制のanewに期待をしている人たちが多いということだ。 紬祇りこ: ここなちゃんが戻ってきてくれたことへの嬉しい声から、はる陽ちゃんは、anewが初めて東京でワンマン公演をやったときから毎年ワンマンに出演してくれていたし、メンバーみんなもはる陽ちゃんのことを愛していることをファンの人たちも知っているから、ちゃんとanewに愛情を持っている人がメンバーに加入したことを素直に喜んでくれています。しかもこのメンバーになったことで、「それまで名前は知ってたけど」とanewのことが気になっていた人たちも足を運んでくれるなど、新体制anewの幕開けによってanewのことを好きになる人たちが増えたなと感じているし、すごく良い成果に繋がったなとも感じています。 ──メンバー自身もこの春には、まいみさんの大学卒業や、なぎさんの高校卒業など、個々に環境の変化もありました。まいみさんは、anewが所属している会社へ就職。OLとanewの両立で今、頑張っています。 桃兎まいみ: きっと他の会社へ就職していたら、今のように仕事とanewの両立は無理だったなと思います。その情況になるのをわかったうえで採用もそうだし、仕事面でも配慮してもらえているから、忙しいけど、両立はしやすい環境です。 社会人ですから、もちろん自分の名詞を持っていますけど。その名詞には、わたしだけアー写が入っています。仕事先の方と名詞交換をするたびに、「これは??」となりますけど、わたしがアイドル活動をしていることが、逆にコミュニケーションをスムーズに進めていくうえでの話題やきっかけにもなれば、結果的にanewの宣伝にもなっています。お仕事での経験をanewへ活かせることがあれば、そこも上手く活用していきたいなと思っています。 ──なぎさんも進学を決め、引き続き学業との両立を続けています。 月夜なぎ: 正直、学校との両立は大変です。anewのライブについてですが、5人体制になったことで、音楽的な表現の幅が広がったのはすごく感じていて。とくに、はる陽ちゃんが加入したことでハーモニーを含め、今までになかった表現の仕方が一気に増えました。わたしは、ここなちゃんが卒業後にanewに加入しています。だから前の体制のときは、わたしがここなちゃんのパートを歌わせていただいていましたが、わたし自身がanewが好きで加入したメンバーだし、ここなちゃんの歌声をずっと聴いていたから、自分で歌いながらも「ここのパートは、ここなちゃんの歌声だからこそ引き立つ」と思える曲はたくさんありました。だからこそ、ここなちゃんが戻ってきて、本来のパートを歌ってくれていることもそうだし、はる陽ちゃんも加わったことで、個々に得意な表現をしっかり活かしたうえで、今は、それぞれの楽曲を表現していけてるなと感じています。 ──確かに表現面でのクオリティもアップすれば、これまで以上にライブでも感情を露に表現してゆく面が強くなりましたよね。 桃兎まいみ: それは楽曲の傾向にもあるなと感じています。昨年秋に出した『束の間』や、GOING STEADYさんのカバー曲『童貞ソー・ヤング』、最新曲の『まくあけのうた』も、そう。感情を露に表現してこそという楽曲が増えてきたのもあって、ライブでも自然に感情が露になっていくことが多くなってきたとは自分たちでも感じています。 『まくあけのうた』は一度挫折を味わった人というか、苦悩を知っている人が、「それでも前を向いていこう」という歌。インタビュー:楽曲について
