ふたりはメリーバッドエンド、デビュー曲「#メリバ推奨」6月4日に配信
2年限定で活動する、ロリィタ武装・歌い手ユニットがSDR(スターダスト レコード)から電撃デビュー。
1997〜2010年代のY2K女児アニメとインターネット文化を背景に、“憧れに、憧れる”という感情を甘くも毒のある音楽に昇華する。構成は2名の女性歌い手と、猫型の妖精おじさんDJ。引きこもりと会社員とおじさんが、プリティーに変身した鮮烈なユニット。
電波系・チップチューン・ブレイクコアを基盤にクラブシーンへとロリィタファッションを以って可愛く危険に着地。フリルとレースたっぷりの女の子が憧れるようなロマンチックなビジュアルに相反して、昨今盛り上がりを見せるボカロをクラブで流す、”ボカクラ”エリアに乗り込む。
ジャパニーズカルチャーの一つでもある、ロリィタファッションの絵ヂカラを鍵に「音楽と日本のファッション文化を融合」した海外展開を目論んでいる。
「メリーバッドエンド」とは...受け手の解釈により、ハッピーエンドかバッドエンドかの解釈が分かれるような結末のことを指す言葉。「メリバ」と略され、その名のとおり終わるからこそ美しい世界観を繰り広げる。
――現代のメルヘンはここにある。
© ふたりはメリーバッドエンド
1作品目となる「#メリバ推奨」は、原因は自分にある。やテレビアニメ『推しの子』の劇中歌「POP IN 2」を作曲した久下真音が書き下ろし。
手を繋いだまま永遠に踊り続けたい。しかし、終わるからこそ綺麗だと知っている。ハッピーかバッドかわからないが、それでもエンディングを求める。そういった矛盾を恐れず、むしろ「楽しむ=推奨する」。
生まれたての歌い手ユニット・“ふたりはメリーバッドエンド”が描く、電脳×ロリィタの耽美ポップワールド。
跳ねるチップチューンに、不穏なノイズやグリッチ音が重なり、可愛さの中に狂気が滲む中毒性の高いサウンド。
甘く無邪気な歌声が奏でるのは、“終わるからこそ美しい”というメリーバッドエンドな哲学。砂糖と毒薬がまざり合うような不思議な浮遊感と高揚感を楽しもう。
