日本人初!米津玄師がオンラインゲーム「FORTNITE」へライブ出演!Travis Scottを前例とする人気ゲーム、要チェックである。
日本人初の快挙である。
ラッパー・Travis Scottが出演したことで話題となったオンラインゲーム「FORTNITE」でのオンラインライブ。次はなんと、日本人アーティストである米津玄師の出演が決定したのだ。
このFORTNITEというゲームは実に世界中で3億以上ものユーザーを抱える超人気ゲームであり、通常はバトルロワイヤル形式のゲームとなっている。
そんなゲームの中で、アーティストがライブをするというのはなんとも現代的で、いまいち想像がつきにくいかもしれない。
前例としてTravis Scottがライブ出演した時は、大変反響があった。
FORTNITE内での彼のライブの様子は、YouTubeなどで動画を見ることができるのだが、それはまさに架空の世界で見るライブそのものである。
世界中にユーザーがいるFORTNITEで、日本人アーティストである米津玄師が出演するというのは、どんなリアクションがあるのかも含めて非常に楽しみである。
▼ ゲーム機器でも、スマホでも楽しめるFORTNITE、しかも無料。米津玄師のライブは視聴必至!?
FORTNITEは様々なデバイスに対応しているゲームであり、Nintendo Switch 、Xbox one 、およびはPCやスマホでも楽しめる。
スマホ版にしては無料で楽しむこともでき、今回の米津玄師のライブにも参戦できるようだ。
通常で言えば米津玄師のライブチケットは倍率が高く、非常に競争率が高い。しかし、FORTNITEならば確実に無料で参加できるのである。
無論実際に会場に赴いて見る生ライブとは様相を別にしているものの、これまでにはない新しい形のライブ体験は、かなり実験的で面白いものがあるだろう。
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メディア運営:Evening Music Records株式会社
夏の定番音楽フェス「ROCK IN JAPAN FES」がJフェスにてオンライン開催へ!失われた夏を少しでも、取り返すチャンス!
近年夏の定番ともなっている音楽フェス「ROCK IN JAPAN FES」。
今年は新型コロナウイルスの影響もあって、残念ながら中止となってしまった。
2020年は軒並み夏フェスは中止となっており、音楽好きにとっては夏の楽しみが一気に失われてしまった物寂しい夏となりそうである。
だが、ROCK IN JAPAN FESは完全には無くなっていない。
ロッキンの愛称で知られる当フェスは、ロッキング・オンの公式アプリであるJ フェスを用いて、オンラインライブ配信をするとのことである。
3日間に渡って、本来今年出演予定であったアーティストたちの過去のライブ映像を、タイムテーブルを組んで配信していく形式をとるようで、例年とは違う形であるがフェスを楽しむことができる。
現代のテクノロジーの恩恵を受けて、オンラインでもフェスが楽しめるようになった今、今年の”ロッキン”もまた注目である。
▼ 各フェスが挑戦する新しいフェスの形式。現代は、会場に行くことだけがライブの楽しみ方ではない。
日本では今フェスブームが巻き起こっており、夏は大変盛り上がっている昨今である。
しかし今年のようなイレギュラーな年もある中で、新しいフェスの形式が見出されている。
これまではライブ会場に行くことが当たり前のことで、実際に赴くからこその価値があったライブ鑑賞だが、最近では多くのフェスが挑戦しているように、オンライン配信ライブでも楽しめることがわかってきている。
生のライブを鑑賞する層と共に、家にいてもライブを楽しめる時代が来ているのだ。
恐らく今回見出された新しいフェスの形式は、今後も恐らく何かしらの形で継続されて行くように思われる。
良い機会と捉えるのは筋違いであるが、新型コロナが与えた影響は今後の音楽ビジネスにおいても多分に垣間見える。それまでになかった常識を作り出し、スタンダードが変わろうとするきっかけは確実に与えられたのだ。
そして、1日も早く大勢でライブを楽しめる日々が帰ってくることを祈るばかりである。
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日本の代表的ガールズグループ・E-girls。新曲「So many stars」リリースでまた、権威あるグループとして進み続ける
LDH JAPAN所属のガールズグループ・E-girs。
日本では特に代表的な立ち位置を得たE-girls。かれこれデビューしてからブレイクを果たしてから今日まで、10年弱の月日が経っている。
ブレイクを果たして以降も、変わらない人気を誇り続ける彼女たちは、男性女性と問わずに幅広いファン層の獲得にも成功している。お茶の間での知名度・人気も高く、いわば日本国民誰でも知るようなグループでもある。
数ある曲の中でも「Follow Me」などの爆発的ヒットソングのインパクトの強いE-girlsだが、新譜のリリースも積極的に行なっている。
最新曲は「So many stars」。バラード調のせつなさが強調された曲で、少し季節外れなような気もするが、それもあえてのことなのかもしれない。
▼ ダンスグループとしてのアイデンティティ、E-girlsはただノレる曲だけが魅力じゃない?
「Follow Me」、「ごめんなさいのKissing You」など、誰でもノレるダンスチューンで世間を賑わせてきたE-girls。
誰もが歌えて、踊り真似もしやすいダンスチューンはやっぱりお茶の間でもウケやすいし、ヒットもしやすい。
だがそういった曲だけが、E-girlsの魅力ではないのだ。
新曲の「So many stars」もダンスチューンとは一風変わったバラード調の曲だが、それまでにはないE-girilsの新しさが出ていて良い。
ヒット曲の印象ばかりが強くもあるが、もっと深いところを深ぼっても面白いのかもしれない。
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多彩な音楽性、軸のぶれないロックサウンド、ポルカドットスティングレイの勢いが止まらない!あらゆる層にウケる新しい音楽。
ロックバンドでありながら、その枠を飛び越えた音楽でファンを楽しませるポルカドットスティングレイ。
粒感のあるゴリゴリとしたベースサウンド、テクニックが効いたギターのカッティングなど、精巧な曲構成が魅力的なポルカドットスティングレイであるが、とにかく多彩な音楽を繰り広げている。
圧のあるロックサウンドも武器としながらも、メロウで、チルくて、おしゃれな曲も多くあったりする。
いい意味で、ポルカドットスティングレイがどんなバンドかと問われた時、完結には答えづらい。多方面で自身の音楽性を見せつける彼女らの音楽は、まさに唯一無二なのである。
ボーカル・雫は曲ではクールな印象を持たせながらも、定期的にパーソナリティーを務めるJ-WAVEの深夜番組・SPARKでは、現在は自宅からのリモート出演ということもあって、愛猫・ビビと”共演”するなどユルさも魅力的である。
現在の活動もまさに進行形で精力的であり、新譜のリリースも著しいものがある。
▼ 人気急上昇中のポルカドットスティングレイ、ボーカル・雫は・・・っぽい?
飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中のポルカドットスティングレイ。
バンドの中でも重要なアイコンとなるのはやはり、ボーカル・雫であろう。
バンドの中でも唯一の女性メンバーである、いわゆる紅一点であるということからも、特異な存在感を放っている。
特に彼女のシンガーとしての姿は、あの椎名林檎を彷彿ともさせる。
日本の女性らしい妖艶さ、奥ゆかしさが歌で表現されている様、唯一の女性メンバーということからも、あの東京事変を連想させる。
つまるところ、ポルカドットスティングレイの実力は本物である。
今後も間違いなく、躍進を続けるだろう。
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ONE OK ROCKのギター Toruが新型コロナウイルスに感染… 早い回復を祈るとともに、未だ収束せぬコロナの脅威も再認識
未だ日本でも収束しない新型コロナウイルスの蔓延。
東京ではここ数日でも1日あたり二百人以上の感染者がでたり、大阪や名古屋などの都市でも感染者の増加が見られるなど、未だ収束には時間がかかりそうな状況にある。
最も、ここ数ヶ月にあたっては検査数も自粛期間よりも増大しているために、検査数における感染者の割合はさほど高くなく、重症に至る感染者も若者世代ではほとんど見られない。
そんなこともあって、新型コロナはただのインフルエンザのようなものという議論も上がってきているが、今年の東京オリンピックを延期に追いやったほどの世界的蔓延をもたらしたウイルスであるだけに、まだまだ油断はできない。
そんな状況の中で、日本のロックバンド・ONE OK ROCKのギタリスト、Toruが新型コロナウイルスに感染したことが発表された。
ステイホーム期間では自らの楽曲「完全感覚Dreamer」を替え歌とした「完全在宅Dreamer」なる曲をSNSでアップするなどして、国民全体にステイホームを呼びかけるなど精力的であったONE OK ROCKだが、皮肉にもメンバー自身が感染することとなってしまった。
▼ 著名人の感染が相次ぐ中、市民にも危機を察知してもらう機会ともなり得るか。
ONE OK ROCKのToruや、横浜流星など著名人の新型コロナ感染が相次いでいる。
著名人の感染は、もれなく世間ではニュースとして大々的に取り上げられている。やや大げさな報道に感じられなくもないが、少なくとも著名人が感染したことの報道は、市民にも感染対策への意識を促す効果もあるのではないか。
事実として、日本では新型コロナによって国民的アイコンであった人物を失ってしまってもいる。そういった事実は、やはり新型コロナは恐ろしい存在であることを知らせる。
自粛期間も明けてから長い時間が経ち、徐々に経済活動も盛んになりつつあるが、引き続き感染対策を怠ることはできない。
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香水でヒットした瑛人に続け。NEXT弾き語りスト。
2019年に発売された瑛人さんの香水。
TikTokの楽曲として多くユーザーに歌ってみたや弾いてみたからじわじわと色んな人々に耳馴染みになり、今や全国放送のテレビやヒットチャートにランクインを果たしている。さらにApple Musicなどの音楽サービス配信もしており、名を聞いて知らない人はいない勢いが著しい。アコギ一本の弾き語りスタイルのヒットは珍しく、10年以上の昔にOne more,One chanceで有名な山崎まさよしさん、派生としてアコギを楽器隊の一つとして組み込むバンドスタイルの高橋優さんなどが挙げられる。
今回は実力があっても、まだ世間に注目されていない通称”弾き語りスト”を紹介していく。
その名は『大石昌良』さん。
どのような方なのか?これまでの経歴を年代順に説明していこう。
◆ 大石昌良とは...
2001年、3ピースロックバンド Sound Scheduleのボーカル&ギターであり、ファーストシングル吠える犬と君でYAMAHAからデビューしており、シングルの中で特徴的なのが、大人になりきれず1人で悩む青春時代を表現しているかのような4th シングル ピーターパンシンドロームであり、人気番組Music Stationで披露された。
しかし、2006年に惜しまれつつ一旦解散した。
そして大石さんはソロとして弾き語りスタイルで活動する。
デビュー曲は愛してやまない故郷 愛媛県宇和島市を題材にしたほのかてらす。当初はエレキでも活動していたのだが、アコギ一本でベースとドラムをも鳴らすスラップ奏法を取り入れ、精力的にライブ活動も行っている。
5年後、Sound Schedule の再結成。メンバーに社会人がいるのでライブはネコフェスと年一回のワンマンと抑えめだ。
さらに別分野にも手を伸ばしており、2013年にTom-H@ckさんとのコラボでアニメ ダイヤのAの主題歌を担当し、その後、カタカナ名義、オーイシマサヨシとして月刊少女野崎くんOP 君じゃなきゃダメみたいで再デビューをしている。
2015年にTom-H@ckさんと正式にユニットを組み、OxTとして始動した。
界隈で名を轟かせることとなるのが、楽曲制作として携わったけものフレンズ ようこそジャパリーパークへ。
◆ お茶の間でお馴染みのCMにも...
さらに自身が仮歌として高らかに歌い上げると、人気はうなぎ登りとなり、レジェンド級の水木一郎さん以来のアニソン界の若兄貴、自称 おしゃべりクソメガネとして君臨している。
最近では’キンカン塗ってまた塗って’でお馴染み金冠堂 キンカンのCMに抜擢され、お茶の間のテレビにも放映されているだろう。
では漢字名義 大石昌良としてはと言うと、少し昔にテレビ朝日系 関ジャム 完全燃SHOWにブラックアダーコードを使用したようこそジャパリパークへの制作者として、最近では、クリス松村さんがMCをしているTOKYO MX他で放映しているミュージック・モアに出演しており、シングル曲のスラップ奏法を駆使したパラレルワールドを披露していた。
インソムニアが発売予定だったが、延期になっているので楽しみに待っていよう。
また昨今、コロナの影響でライブ活動でなく配信に力を入れており、自身のYouTubeチャンネルで瑛人さんの香水やキリンジさんのエイリアンズをオリジナリティに溢れたカバーしているので、チェックしていただきたい。
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5,000人以上のイベント観客動員の規制緩和延期に。今後のライブハウスの経営は…
新型コロナウイルスの猛威が留まる気配がない。
先日、西村経済再生担当大臣から8月1日からイベントの開催制限の緩和は見送られ、8月末まで延期との通達があった。
イベント開催制限はどのような内容かと大まかに言うと...
【開催者側】
・プロスポーツ、コンサートを含めた大規模なイベント、野外、室内問わずに参加人数の上限を5,000人。
・収容率50%以下にすることで、人と人との間隔を目安として約2mほどに確保されている。
・各都道府県の感染状況や医療体制に応じる。
・検温の実施し、発熱症状が見られる場合は、イベント参加を控えてもらい、チケットの払い戻しの措置を行う。etc...
【イベント参加者側】
・感染した経路を認知するために接触確認アプリ「COCOA」をインストールし、イベント主催者から感染拡大防止のために連絡先を求められてた場合は速やかに応じる。
・熱中症対策以外では、なるべくマスクを着用する。etc...
(※ 「内閣官房 新型コロナウイルス対策推進室 7月10日以降における都道府県の対応について」より: https://corona.go.jp/news/pdf/kaisaiseigen_0708.pdf )
挙げさせてもらったのが、制限のひと通りの概要とされている。
◆ 規制緩和はいつになるのか...
当初の予定では、7月末に緩和されるはずだったのだが、22日未明に新型コロナウイルス対策の分科会が行われ、専門家含め、理研のスパコン富岳のシュミレーションを基に決定された。
新型コロナウイルスと言ってもウイルスは様々で、SARS-CoV”2”の由来は過去にSARS-COVが存在していたや、MARSと同種として挙げられる。しかし完全に究明された訳ではなく、研究課題としても多いウイルスだ。薬開発を早急にと言う声もあるが、早くても2年はかかり、10年以上という例もある。国からの承認を受けるためには、開発だけでなく、安全を確かめるための多くのステップが必要になる。
しかしライブハウス経営者にとっては、「このまま休業やソーシャルディスタンスを守りつつ今まで通りの営業していくのか!?」と憤りを覚えてしまうだろう。
ここは苦渋の決断も強いられるかもしれないが、ライブハウスを維持していきたいと考えているのなら、長い目で今の状況を捉え、柔軟に対応していくのはどうだろうか。ライブハウスの強みは、観客を入れるだけでなく、音響機材が専門性に特化しているのも魅力だ。時間制限付きで貸し出しを行うや、集客率が減った分、今まで飲食に割いていたところに配信機材を導入など、少し視点を変えると見えてくるものが出てくるかもしれない。
◆ ライブハウスの存続には...
また開催するに当たり、内閣府のHPに掲載されている知的財産戦略推進事務局 クールジャパン戦略に「イベント・エンターテインメントに携わる方々への緊急経済支援策」も書かれており、手続きを行うと政府から助成金という形で補助も受けられる。URLを載せているので、参考にしていただきたい。( ※ 参照: https://www.cao.go.jp/cool_japan/corona/corona.html )
もちろんクラウドファンディングも存続するための一つの手法になる。今まで来ていた継続を願っている顔馴染みのお客さんや舞台に立っていた演者に援助してもらい、経営が成り立った暁には、恩返しとして、何かイベントを行うや優先的にチャーター出来るなどがあるだろう。
他にも十人十色の意見があると思うので、様々な意見を踏襲し、これからも長くライブハウスが存続されるのを願っている。
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くじらが継ぐ、新ミュージックの潮流。2020年 ネット発ミライ行!
「日本はサブカルチャーの盛んな国である」、と内外から言われて久しいが、ネット発のポップカルチャーの発展は留まることを知らない。
その中でも最近、「くじら」という作曲家に目をつけた。
もはや日常に違和感なく溶け込むボーカロイド。気づけばネット以外の場所でも至るところで見ることが出来る。
そんなネット発の音楽前線、この最先端を狙わんとする彼―くじら氏(Twitter @WhaleDontSleep)―は、主にTwitterとYouTubeにて楽曲の発表を行い、現在ジワジワと支持を得ている。
◆ くじらの人気の秘密は何か。その現象に迫る。
ボーカロイド文化は動画サイトを通じて流行を作る風潮が発祥以来続いていて、現在でも媒体を変えながら根強い人気を誇っている。
その中で、彼は約1年という短期間で一部の耳の早いファンたちから強い支持を得た。
ギターやベースのプレー動画などもアップする多彩な彼が繰り出す曲は累計で1000万回再生を越える。(2020年7月現在)
Twitterのフォロワーは処女作を投稿した直後300ほどだったのが、現在では3万以上だ。
ボーカロイドは勿論、複数の歌い手にも歌唱を依頼するなどその多様性を深めている。
また、楽曲の提供にも積極的だ。
yama氏に提供した楽曲「春を告げる」はLINE MUSICなど大手ストリーミングサービスにて連日人気上位にランクインしている。
長期間での信頼のできる集計データと言うには早計だが、流行に敏感な若者を中心としたストリーミング聴取者の耳をしっかり掴んだことは確かであろう。
では、何故くじらは注目を浴びているのか。
昨今のトレンドや流行を追った結果、リスナーの興味の傾向にヒントがあるのではないかと考えた。それは「エモさ」や「チルさ」をステータスとする若者の音楽性である。
エモさ、チルさと呼ばれるものは些か曖昧な表現ではあるが、つまるところクールでダウナーな雰囲気を燻らせる音楽の楽しみ方と言って差し支えないだろう。ローファイやヒップホップ、テクノやハウスなど様々な表現を交差させたスクランブルな概念なのだ。
そしてポップとして落とし込み、ミックスしたのがくじらの音楽なのではないか。私もYouTubeに投稿されている楽曲を全て聴き、絶妙な音楽性の配合に思わず唸ってしまった。
◆ くじらの放つ曲に包含される絶対的な『新しさ』。
今まで、ボーカロイドを媒介としたアーティストは多く陽の目を浴びてきた。
具体的な名前をあげれば、米津玄師、wowaka、CIVILIAN、須田景凪、Eve、ヨルシカ、キタニタツヤ…上げていけば切りがない。
彼らは2010年代の幕開けを皮切りにして舞台を広げ、活躍してきた。
フォロワーとなる作曲家たちは多く、コンテンツとして今や市民権を得ていると言っても過言ではない。
しかし、フォロワーの中でも彼のように、独創性を持ちつつニーズへのアンサーをする作曲家は、今後先人たちリーダーに近づいていくことが楽しみだと言えよう。
また私は、くじらの「新しさ」に一つ気が付いた。
それは、ボーカロイドありきで進化していくこれまでの風潮と違い、生身の人間への落とし込み、マッチングをほぼ同時並行的に、非常に多角的に行っているという点だ。
歌う媒体は勿論、「エモさ」「チルさ」へ焦点を置きながらも、より深めた「シーサイド・モーテル」や、
突き刺さるギターサウンドが特徴的な「幽霊少女」などに見られるように、爆発的な人気を誇る曲以外でもバリエーションの幅は広い。
常に変化し続け、時代の波に乗るだけでなく乗りこなすという姿勢が、必ずくじらの人気を今後も後押しするだろう。
タイトルでは「継ぐ」としたが、「更新する」姿にも期待ができる。
この新しさを、新しさたらしめるくじらの魅力は、流動的なネットミュージックのミライへはっきり輝くものであると信じてやまない。
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ヨルシカ、3rd Full Album「盗作」発売。シニカルで圧巻の楽曲群に迫る
7/29(水)、ヨルシカがフルアルバムとしては約1年ぶりとなる「盗作」をリリースした。
初回生産限定盤には、130ページほどのボリュームのある同名のオリジナル小説と、月光ソナタのカセットテープが封入される。
「ただ君に晴れ」「だから僕は音楽を辞めた」「言って」など数多くのヒット曲を生み出し、ネット発音楽最前線の名をほしいままにしてきたヨルシカだが、2nd AL「エルマ」の1stからの約4ヶ月という発表スパンから考えると、約1年ということで時間だけで見ればかなり温められたアルバムと言えよう。
今作もアルバムに先立ってミュージック・ビデオと共にリリースされた楽曲がいくつかあった。
いずれもYouTubeにおいて数百万〜数千万の再生回数を誇り、動画がアップロードされる度にネットシーンや熱烈なファンたちを沸かせてきた。
◆ 注目すべきは繊細で緻密な音。余すことなく堪能必至。
特筆すべき点はなんと言っても楽曲の完成度だ。アルバムはなんともミステリアスな雰囲気のショパン「月光」アレンジ『音楽泥棒の自白』から始まる。
筆者自身、ヨルシカのファンではあるが敢えて情報をあまり入れずフラットに聴き始めたが、この曲で既に奥深くまで引き込まれてしまった。
ここからの流れは特に秀逸だ。『昼鳶』で結成初期のような強烈なバンドサウンドが展開されたかと思えば、続く『春ひさぎ』では一転、退廃的なビートに古風な言い回しの歌詞が絡みつく。
そして一際目を引くのは2nd Mini Albumからの再録である『爆弾魔』だ。2年前のヴァージョンと聴き比べるとその洗練度合いに驚くことだろう。
また『レプリカント』『花人局』(はなもたせ)『逃亡』などアルバムにてお披露目された曲も、suisのクリアなボイスに一切隙のないn-bunaの作る音がマッチする傑作である。
是非とも、1つ目から余すことなく聴いて頂きたいアルバムであることは言うまでもない。
◆ 楽曲間にも変化?見落とせないアルバムの全貌!
ヨルシカのアルバムやミニアルバムには必ず、suisのボーカルの入らない幕間曲のような楽曲が含まれている。
今回のそれらは、アルバム全体のコンセプトに沿ったようにピアノの独奏が多い。
よくよく聴いてみると、アルバムの後半にある幕間の楽曲は、前半のそれと比べると少しずつ穏やかになっていくことが聴き取れるだろう。これが、アルバムの中で楽曲が音楽泥棒の成長に逆行するように配置されていることと何らかの関係があるのだろうか。
作者のみぞ知る境地ではあるが、こういったことを聴きながら考えていけるのもヨルシカの醍醐味である。
どこまで聴いても奥が深く味わい深いヨルシカの新譜。まだまだ進化は止まりそうにない。
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著しく盛んな日韓の文化交流、たいして外交関係は最悪… 文化交流は外交関係に影響を与えるのか
日本と韓国の二国は、いろんな面で関わりが深く、単純には言い切れない関係を築いてきている。
まずは二国間の外交関係、これに関しては最悪の状況とも言えるだろう。第二次大戦中から日本は朝鮮半島を植民地支配、それに伴った慰安婦問題をめぐる歴史認識の相違などを巡って長い間対立が続いている。そういったものを契機として、今日までではどうも二国間の関係はうまくいっていない。
それとは別のものとして、日韓の文化交流は大変盛んである。
BTSの地上波番組出演や、TWICEの紅白歌合戦出場など、韓国の音楽アーティストは日本においても大人気を誇っている。音楽以外でも、映像作品で言えば特に最近は「愛の不時着」「梨泰院クラス」などが大ヒットを記録している。
こういった日韓の文化交流は今に始まったことではなく、今や10年以上も前になる「冬のソナタ」など時代を彩った作品も生まれている。日本初のアーティストも韓国進出を果たしており、ONE OK ROCKやRADWIMPSなどはアジアツアーとして韓国でも公演を行っている。韓国に対する嫌悪など、世論調査では高まりが見えつつもあるが、決して国全体がそうというわけではない。
この文化交流と外交関係のジレンマは、今後の二国関係にどういった影響をもたらすであろうか...?
◆ 文化交流は日韓関係のつなぎ目?仮に文化交流さえ途絶え時、日韓はどうなる...
思うに、現在の日韓の文化交流は外交関係のつなぎ目としての役割を果たしているのではないか。
仮にこれまで日韓の文化交流がなかったとしたら、互いの国同士の嫌悪感というのはもっと世論全体として高まっていたのではないだろうか。しかし幸いしたのか、日韓の間では若者を中心とした文化交流が盛んなこともあって、世論的な面ではなんとか二国間の連携をつなぎとめている印象だ。
特に戦争を知る世代、日本で言えば戦時中に幼少期を過ごした団塊世代などは韓国に対して、良い感情を持っていない人が多いかもしれない。だが、今の若い世代がやがて高齢層になった時、もしかしたら今よりもっと二国の関係は良いものとなっているのかもしれない。だが、これはあくまで市民社会の視点に基づいた予測であり、それでいて根拠がない。これまで見たように、政治と文化交流の間では全くの相関性がない。
だが市民レベルで見たときに、日本から韓国を、韓国から日本を見たときの感情はこの先変わっていく可能性はある。
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自民党の議員連盟が中国企業アプリの利用制限を提言へ…TikTokや、違法として問題のMusic FMも対象に
自由民主党の議員連盟が、とある提言を申し立てている。
それは、日本において中国企業のアプリの利用を制限するというものである。これの対象となるものとして代表的なのは「TikTok」であろう。
「TikTok」は今世界中の若者を中心に支持を集めるSNSコンテンツであり、最新ブームのプラットフォームともなりつつあるもので、若者の間では権威あるものとなりつつある。最近大ブレイクを果たしているアーティスト・瑛人の「香水」などは、TikTokで拡散されたことを契機に一気にブレイクを果たした。日本においても利用者はかなり多く、これが実際に利用できなくなるとすれば衝撃的なことだろう。
そしてもう一つ、今回の提言に当てはまるものがある。それは違法音楽ダウンロードアプリ「Music FM」である。
このアプリも同様に中国から発せられたアプリであるため、今回の提言が適用されれば日本での利用はできなくなるだろう。「Music FM」は何と言っても違法アプリである。アーティストが世間に有料で発信している音源を、無料で提供しているのであるから、もちろんこのアプリを利用することによるアーティストへの利益はない。このアプリの存在は、今後の音楽産業にも影響を与えるものとされていたために、この違法アプリはすぐにでもなくなってしまった方が良いと言えるだろう。
それにしても今回の自民党の提言は、かなり思い切ったものだとも言える。
◆ これは国家問題!?中国による情報搾取の危険性、現代ならではの提言
先日筆者も取り上げていたのだが、この「TikTok」の利用は国家問題にも発展すると考えられている。
「TikTok」を提供するのは中国の企業・バイトダンス社。実はこのバイトダンス社が、中国共産党との繋がりを持っているのではないかと疑問視されている。つまり、「TikTok」などのコンテンツで得たユーザーの情報を、中国共産党に垂れ流している可能性があるのだ。
中国においては民主主義というのが果たされておらず、いわゆる中国共産党による一党独裁体制のようなものが確立されている。特に情報体制というのは万全に確立されており、情報統制なるものが中国共産党の主導で行われている。政府への異議申し立てなどのようなものは、ネット上で見られればすぐに削除され、反対世論の形成を防ぐなどの体制がとられている。
これで実際に、TikTokの日本ユーザーの情報までが中国共産党に流れているのならば、それは大変な国家問題である。世界ではすでにTikTokの利用を禁止している国もあるなど、すでに動きは各国で見られる。なんとも今日までに情報の流出が公には実証されていないだけに、まだまだ今後の動きに関しては未知数なところがある。
だが、われわれ国民一人一人が、十分に気を配るべき問題であることは間違いないだろう。
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濃厚な40分。Awesome City Clubの新アルバム「Grow apart」。彼らのキャリアはまだまだ始まったばかり!将来性を見出す一枚。
Awesome City Clubが今月にリリースした新アルバム「Grow apart」。
彼らの持つ精巧なバンドサウンドがよく表現された、非常に奥深いアルバムである。
Awesome City Clubは今でこそ大型フェスへの出演が相次いだり、大きい規模でのツアーを開催するようになっているものの、まだまだ彼らのキャリアは短いものである。そのぶん、早いスピードで今日まで駆け抜けてきたということである。人気も高まりつつある中で、今後もますますその人気を高めていきそうな将来性が垣間見える、今回の新アルバムはそういった一枚ともなっている。
彼らの音楽は、バンド名からも何と無くイメージできるように、ややクラブチックなサウンドが特徴である。
ロックバンドという体裁を保ちつつも、シンセなどのエレクトリックサウンドが前面に出された音楽となっていて、うまくロックとの融合が果たされた音楽である。そんな彼らの音楽は、踊れる、ノレるといった具合で、これから夏を控える今は聴くのにうってつけのタイミングでもある。
◆ 今では珍しくない”ハイブリッド系ロック” しかしどのバンドも個性が充実...
Awesome City Clubのような、ロックと他のジャンルの音楽を組み合わせるスタイルは今や珍しくない。
数多くのバンドがそういった組み合わせに挑戦しており、バイブリッドな音楽が日々生み出されている。
確かにやっていることはどのバンドも同じような気はするのだが、どれも個性に満ち溢れた面白い音楽ばかりである。
それだけ音楽というのは奥深く、またロックという音楽の可能性も大きいということであろうか、ロックらしいロックというのも今では、逆に珍しくなってきたほどである。
だがそれも現代が生んだ音楽の流れであって、大変興味深い。
Awesome City Clubもやはり同様で、彼らの音楽が確かに体現されている。ロックという音楽を基にしているが、かなり聴きやすくて体臭にも受け入れられそうな音楽の表現にも特化している。
そういった既存の音楽を、違う何かに昇華させるというのは、まさにプロのアーティストがなせる技であろう。
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メディア運営:Evening Music Records株式会社