アーティストがオンラインライブを成功させる工夫とは? SKY-HIやSIRUPなどが見せる配信形式とは…
新型コロナウイルスの拡大により、ここ数年有観客ライブの数が減り、音楽業界全体がオンラインライブという新たな形を模索せざる終えない状況になった。
また、今後も変異株などの拡大が懸念されている中、オンラインライブの成功はこれからもアーティスト達の大きな課題となるだろう。そこで、オンラインライブをやる上で重要になってくるいくつかの要素について、本記事では取り上げていきたい。
価格設定
チケットの価格設定有観客ライブでも重要な要素だが、ライブを生で見るという本来の体験ができない分、オンラインライブの価格設定はより慎重に行わなければいけない。 昨今はyoutubeがアーティストとタッグを組みライブ映像を公開する TouTube Music Weekendや、アーティストの一発録りが人気のコンテンツ THE FIRST TAKEなど、無料で楽しめるクオリティの高いコンテンツが充実している。そのため新規のファンを獲得するには気軽に払いやすい金額にすることが必要となってくる。 アニソンシンガー、オーイシマサヨシは一般的に3000円から5000円程度でオンラインライブをやるのが主流の中、”1000円ワンマン”と題して価格を格段に落とすことでより多くのオーディエンスを集めた。アーカイブ期間
オンラインライブ配信にはアーカイブ期間を設定してあるものもあり、ライブ後1週間から2週間程度の期間内映像を繰り返し楽しむことができる。 有観客ライブをオンライン配信する場合には、コンサートに実際に足を運んだ後に配信ライブでもう一度見返すなどといった新たな楽しみ方もアーカイブ機能によって確立された。 ”ライブはその瞬間を楽しむもの” という意見を持つアーティストもいるので、期間設定はアーティスト次第だが、オーディエンス目線としてはより長い期間楽しめる方がよりコンテンツの購買意欲は上がるだろう。オンラインライブ特有の形態やコンセプト
普段のライブとは異なる形態、場所、コンセプトなどを意識することも重要な要素だ。有観客ライブができない期間多くのアーティストがクリエイティブでオンラインだからこそできるライブの形を追求していた。 ラッパーのSKY-HIは自分の自宅、実家をライブ配信の場とし自身の両親にも出演してもらうなどアットホームな配信を行った。R and B シンガーのSIRUPは自身のアルバム「Cure」の楽曲イメージしたホテルの部屋を作り、HOTEL CUREと題し各楽曲ごとにホテルの部屋からライブ配信を行った。アーティストの新たな魅力をオンラインライブを通して表現できるような工夫があると、有観客ライブと遜色なくオーディエンスに楽しんでもらえるだろう。日常に対する不安が募るコロナ禍でライブの需要は高まっている。今までとは全く違う状況下で、アーティストがオンラインライブを通してどのような音楽マーケティングやクリエイティビティを見せるのか注目だ。 -- メディア運営:Evening Music Records Inc.Japanese Boy Band #BEFIRST holds at their #3 peak for a 2nd straight week on the #BillboardHotTrendingSongs Chart powered by #Twitter with their smash hit #Gifted!💪3️⃣🇺🇸🔥💥🎶📈👑👑👑👑👑👑❤️ pic.twitter.com/j5gpZmzBXA
— World Music Awards (@WORLDMUSICAWARD) December 30, 2021
「SKY-HI」が、人生を賭けて挑む挑戦とは…?
近頃、音楽のジャンルというのは細分化の一途を辿っていて唐揚げ専門店くらい量が増えつづけている。某からあげ屋で働く友人に「でも全部同じ唐揚げだよな」と言ったら...
「お前は(食の種類の数=提供する会社の数)でこれだけの食文化が育つと思ってるのか?競争相手がいるからクオリティが上がっていくんだ。それが現代の産業ってもんだ。そもそも資本主義というのは(以下略)」と跳ねた油のような勢いが止まらなくなっていた。勘弁して欲しい。分かってる。唐揚げは美味い。
自分たちのジャンルに強いアイデンティティを持っているという意味で、ラッパーというアーティストは他とは一線を画しているように思える。世間の勝手なカテゴライズにはハマってなるものかという信念が楽曲に現れている音楽性も珍しくない。
そこで最近私がまとめた、これなら問題ないだろうという太めの線引きを紹介したい。
ざっくりとラッパーを次の3つに分けて考えてみる。
1. ラップだけをやる人
2. ラップ以外もやる人
3. SKI-HI
具体的に説明します。
1. ラップだけをやる人
最も一般的でおそらく人口も最大。
2. ラップ以外もやる人
メロディも歌って作曲もやって、大衆性、商業性なども視野に入れて普通の人がイメージするアーティストとしての活動もやる人。今でいうとCreepy Nutsが分かりやすいかも
3. SKY-HI: 本名 日高光啓(ひだか みつひろ)
ラップやってメロディも歌って作曲もやって、ピアノ弾いてたぶんDTMでゴリゴリの編曲までやって、AAAでメジャーデビューしてドームツアーやって、”才能を殺さないために”をスローガンとして株式会社BMSGを設立して社長やって、Avexと共同設立したレーベル「B-ME」を立ち上げて、自腹で1億投資してボーイズグループ発掘オーディション「THE FIRST」を2020年末から開催。(ちなみに早稲田出身、ちなみに国語の全国模試1位、ちなみに元ジャニーズJr.エトセトラet ceteraえとせt….)
どゆこと...?
アーティストでありプロデューサー
こんなに何足ものわらじ履きこなしてんの大谷翔平くらいしか知らんぞ。 しかも、プロデュース業と現役のアーティスト活動を並行してんのがすごい。 こないだ、THE FIRST TAKEで「何様」を歌ってまして。2021/10/22の時点で400万再生に高評価8.9万。これはしっかりちゃんと人気の人の数字です。 裏方が得意なのかと思ったらしっかり音楽力も強い。セカンドキャリアというより色んな職業を同時並行でこなすパラレルキャリアの音楽界における1例として心から尊敬します。 ...と、まあここまで彼のすごさを長々並べましたが、個人的に一番すごいと思ってることを述べます。 使命感です。 ※ SKY-HI × たなか - 何様 feat. ぼくのりりっくのぼうよみ / THE FIRST TAKE運がなくても売れる世界
音楽界を見てて日本が世界に劣ってるってのは共通認識だと思います。だって世界ですから。 ただ彼はそこで止まらず自腹で1億出してまで新しいアーティストを生み出して世界と戦おうとしてる。 1億ですよ? 素直に思いません? なんでそこまでするんだって。 彼はアーティストとしてすでに成功してる。でも若い才能が埋もれてくのを見てきて動かずにはいられなかった。俺なら素通ります。 マンガ「バクマン」の主人公が漫画家として食べていくための3条件を挙げてます。 1. うぬぼれ 2. 努力 3. 運 うぬぼれるほど自信を持って進め。 努力しろ。 そして運。 ここからは推測です。 SKY-HIはおそらくこの3つ目の条件 “運” の要素をなくそうとしてる。 アーティストとして成功するには運が必要ってのは全員わかってるけど、ただそれが納得いかないんじゃないかと。そんで誰かがやらなきゃいけないから俺がやる、と。 インタビューで「なぜ1億も?」って聞かれて 「自分の人生を賭けてもいるから」と答えてました。 すげー人がいるもんですよ。 思いついてもやるかね普通。 素直に応援したいと思いました。 本気で時代を変えようとしてるんだなと。 一般人の自分も何か貢献したいと思ったら、SKY-HIの事務所からデビューした噂の「BE:FIRST」の活動のためにクラウドファンディングをしてるそうで、一助になりたいという方は是非見た方がいいと思います。 -- メディア運営:Evening Music Records Inc.ちゃんみな、SKY-HIとコラボレーションしたクリスマス・ソング「Holy Moly Holy Night」を2020年12月4日にデジタル・リリース! オフィシャルYouTubeチャンネルで二人揃ってのトーク生配信&MVプレミア公開も…
日本語、英語、韓国語の3ヶ国語を巧みに操るトリリンガルラッパー/シンガーのちゃんみなが、SKY-HIとコラボレーションしたクリスマス・ソング「Holy Moly Holy Night」を2020年12月4日にデジタル・リリースすることが決定した。
今回のコラボレーションは、旧知の仲であったちゃんみなとSKY-HIがいつか一緒に楽曲制作をしたいと兼ねてから話をしていたところ、ついに実現。ちゃんみなのヒット曲でもある「Never Grow Up」や「CHOCOLATE」などを手掛けてきたRyosuke "Dr.R" Sakaiがプロデュースを担当し、ちゃんみなとSKY-HIの世界観が散りばめられたクリスマス・ソングとなっている。
■ ちゃんみな コメント
SKY-HIは親友の1人であり、アーティストとしてもリスペクトを持っている存在なので今回一緒に楽曲を作れて嬉しかったです。この楽曲は普段の私たちの遊びの延長で、本当に音楽が好きな人達が心から楽しみながら作ったとしか思えないようなそんな楽曲になったのは、私のお父さんのようなDr.Rとお兄ちゃんのようなSKY-HIとだったからこそだと思います。今この時代にぴったりな私達らしいクリスマス・ソングになったと思うので、是非楽しんで欲しいです。
■ SKY-HI コメント
アンハッピーな事も多い時代になっていますが、その分2020に必要なクリスマス・ソングは、人を幸せな気持ちにさせられる歌は、きっとこんな作品なんじゃないかなと思う。ちゃんみなの事は元々リスペクトしていたけど、制作を進めるに従っていろんな角度からのリスペクトが増えたし、本当に楽しいだけじゃなくて刺激的だった。しかし、メッセージが強い物、クールな物、ハードな物、男女なのでオーソドックスなラブソング、ちゃんみなとだったらなんでも出来たと思うんですが、いざスタジオに入ってこれが生まれたっていうのは本当にもうハッピーな事だな…笑。
◆ 楽曲リリースとMV公開を記念したトーク配信も...
また、楽曲のリリース、ミュージック・ビデオ公開を記念して、ちゃんみなのオフィシャルYouTubeチャンネルにて二人揃ってのトーク生配信、「Holy Moly Holy Night」のミュージック・ビデオのプレミア公開も決定した。ちゃんみな、SKY-HIが揃ってのトーク生配信は12月3日23:30からスタートし、その後、12月4日0:00から「Holy Moly Holy Night」のミュージック・ビデオのプレミア公開がスタート、ちゃんみな本人もチャットで参加する予定となっている。
■ ちゃんみな & SKY-HI - “Holy Moly Holy Night” Music Video公開直前 トーク生配信
https://CHANMINA.lnk.to/YTchannel
◆ リリース情報
Digital Single 「Holy Moly Holy Night」
2020年12月4日(金)配信
【関連リンク】
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