BIM、PUNPEE・kohiyaとともに楽曲「DNA」でTHE FIRST TAKE登場
© BIM feat. Kohjiya, PUNPEE
BIM、PUNPEE・kohiyaとともに楽曲「DNA」でTHE FIRST TAKE登場
独自の世界観で存在感を示すラッパー”BIM”が、2024年7月にリリースしたミニアルバム『busy』に収録された楽曲「DNA」で、第479回のTHE FIRST TAKEに登場した。
第476回ではVaVaを招いた「Bontia」を披露したが 、今回はPUNPEE・kohjiyaを迎え、一発撮りならではの緊張感あるパフォーマンスを見せた。
今回の披露曲「DNA」のMVはYouTubeで再生回数が90万回を突破し、リスナーの注目を集めるBIMの代表曲となっている。
本記事では、この注目の楽曲や共演者との関係について掘り下げていく。
BIMとは?
“BIM”とは、人気HIPHOPレーベル「SUMMIT」に所属するラッパーであり、”THE OTOGIBANASHI'S” や”CreativeDrugStore”の中心メンバーであることでも知られている。
彼は2012年にTHE OTOGIBANASHI'Sとしてアルバム『TOY BOX』をリリースし、続けて2015年には『BUSINESS CLASS』を発表した。そしてグループとしての活動を経て、2017年からソロ活動を本格化に...
ヒップホップシーンで注目を集めるBIMという存在、彼の新作EP「Boston Bag」について考察。BIMの音楽とは…?
ヒップホップシーンで注目を集めるBIMという存在、彼の新作EP「Boston Bag」について考察。BIMの音楽とは...?
近頃では日本国内での熱化が見られるヒップホップミュージック。 これまでもRIP SLYMEやORANGE RANGE、湘南乃風などのように、ヒップホップを取り入れたアーティストがメジャーシーンを盛り上げてきた。日本人にとってもヒップホップという音楽はかなり耳に浸透しているものである。 ヒップホップといえば、起源としてはアメリカの西海岸、黒人の間で始まったものである。日本においては、ヒップホップを日本語でやるというアレンジが基本的なものとなっており、もはやオリジナルのヒップホップとは意を異にしているとも言えるが、そのオリジナリティがまたウケている。 本稿では、最近のヒップホップシーンで特に活躍を見せているBIMというアーティストについて取り上げていきたい...人気沸騰中kzmの最新アルバム「DISTORTION」野田洋次郎、Tohji、BIMなど豪華アーティストのコラボ曲など、日本のヒップホップシーンの傑作。
話題沸騰中、そして人気沸騰中のkzmの最新アルバム「 DISTORTION」。全17曲46分構成の、ドラマのような一作だ。
何と言っても本作で注目すべきは、豪華アーティスト勢のコラボである。実にアルバムのうち8曲は他アーティストのフィーチャリングにより構成された曲であり、代表的なところで言えばRADWIMPSのボーカル・野田洋次郎、ヒップホップアーティストの代表格であるTohjiやBIM、LEXなど豪華アーティストによるコラボ曲が多く含まれている。
ヒップホップアーティストであるkzmの本作、もちろんジャンルで言えばヒップホップという括りにはなる。トラップの要素を前面に押したギャングスター・ラップ的な曲もありつつ、切ないコードが響くバラードもあったりする。
とても抑揚の激しい、山あり谷ありの作品となっておりそれはまるでドラマ、映画のようだ。
これからの日本のヒップホップシーンを牽引する、そういった存在にkzmがなり得ることを証明しているようだ。まさに、彼のキャリアにおけるマスターピースとなることは間違いない。
▼ 勢いを見せる日本のヒップホップシーン。若者を中心とした支持層の強固さも強み。
日本のアンダーグラウンドでは、ヒップホップが実に盛り上がっていると感じる。
本作でフィーチャリングしているTohji、彼が本作でコラボした「TEENAGE VIBE」はアルバムの中でもキラーチューンといっていい存在であろう。若い世代がこれからのヒップホップシーンを牽引していくのだという強い意気込み、迫力というものがうかがえる。アルバムの中でも一番人気とも思えるくらい支持の熱い曲だ。
Tohjiや釈迦坊主など、若いヒップホップアーティストは特にファン層も若い世代が中心である。ライブではフロアの客がみんなスマートフォンを掲げながら大合唱している姿がとても印象的である。
特にヒップホップの楽曲は「Soundcloud」などのような、無料で楽曲が配信できて、無料で聴くことができるサービスにおいて盛り上がりを見せている。こういった誰にでもアーティストになれる土壌が用意されていることが、ヒップホップという音楽が盛り上がっている一つの要因であるかもしれない。
熱いバイブスをもった楽曲、いつかは今のTohjiやkzmみたいになりたいと志す若者は多くいる。アンダーグラウンドの世界でも、熱い世界が繰り広げられているのだ。
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