グローバルな音楽市場に対応した言語や文化の理解や、海外での就職・転職に必要なスキルの習得とは
グローバル化が進む現代社会において、音楽業界においても国境を越えた活動が一般的になっています。海外の音楽市場に参入するためには、言語や文化の理解が必要不可欠です。また、海外での就職・転職においても、グローバルな視点を持ち、国際的なビジネススキルを身につけることが求められます。本記事では、グローバルな音楽市場に対応するための言語や文化の理解、海外での就職・転職に必要なスキルの習得について考えていきます。
まず、グローバルな音楽市場に対応するためには、言語や文化の理解が欠かせません。音楽は言葉を超えた共通の言語とされますが、それでも現地の言語や文化に配慮した活動をすることが求められます。例えば、日本のアーティストが海外でコンサートを行う場合、現地の言語に合わせたMCや挨拶、現地の文化に合ったパフォーマンスなどが必要です。また、海外の音楽市場で活躍するためには、英語力が必要不可欠です。英語を理解できることで、音楽業界で必要な情報やネットワークを得ることができます。
次に、海外での就職・転職に必要なスキルについて考えていきます。グローバルな視点を持ち、国際的なビジネススキルを身につけることが求められます。具体的には、異文化コミュニケーション能力やグローバルマーケティングの知識、プロジェクトマネジメント能力などが必要です。また、海外での就職・転職を考える場合、海外での実務経験があることが重視されます。海外でのインターンシップやボランティア活動などを通して、異文化の中で働く経験を積むことが求められます。
さらに、グローバルな音楽市場に対応するためには、デジタル技術やデジタルマーケティングのスキルも必要です。近年は、音楽ストリーミングサービスが急速に普及し、音楽のデジタル化が進んでいます。このような状況下で、デジタル技術やデジタルマーケティングのスキルを身につけることが、音楽業界において重要な競争力となっています。例えば、音楽ストリーミングサービスのプレイリストの作成や、ソーシャルメディアを活用したファンコミュニケーションなどが、デジタル技術やデジタルマーケティングのスキルを要する業務です。
グローバルな音楽市場に対応するためには...
海外での就職・転職を考える場合、英語力や異文化コミュニケーション能力、デジタル技術やデジタルマーケティングのスキルを持っていることが求められます。具体的には、英語力を向上させるために英会話教室や留学、自己学習などを通して、語学力を高めることが必要です。異文化コミュニケーション能力を向上させるためには、異文化交流イベントや留学、海外ボランティアなどを通して、異文化の中でのコミュニケーション能力を磨くことが求められます。 また、デジタル技術やデジタルマーケティングのスキルを身につけるためには、情報収集や自己学習が重要です。音楽業界に関する情報を収集し、最新のデジタル技術やデジタルマーケティングのトレンドを追うことが必要です。自己学習のためには、オンライン学習プラットフォームや書籍、ウェブサイトなどを活用し、効率的にスキルアップを図ることが求められます。 以上のように、グローバルな音楽市場に対応するためには、言語や文化の理解、異文化コミュニケーション能力、デジタル技術やデジタルマーケティングのスキルが必要です。海外での就職・転職を考える場合、英語力や異文化コミュニケーション能力、デジタル技術やデジタルマーケティングのスキルを身につけることが求められます。これらのスキルを身につけ、海外の音楽業界で活躍することで、より多くの音楽ファンに自分の音楽を届けることができます。また、海外での就職・転職は、自己成長やキャリアアップの機会を広げることができます。さらに、異文化の中で働くことで、自分自身の視野を広げ、新しい発見やアイデアを得ることができます。 ここでは、グローバルな音楽市場に対応するために必要なスキルについて紹介しました。言語や文化の理解、異文化コミュニケーション能力、デジタル技術やデジタルマーケティングのスキルを身につけることで、海外での就職・転職に有利になるだけでなく、音楽業界においてより一層活躍することができます。これらのスキルを身につけるためには、留学や語学学校、自己学習、オンライン学習プラットフォームなど、様々な方法があります。音楽業界で成功するために、自己成長に取り組むことが大切です。海外でのビジネスチャンスを掴むには
また、海外での就職・転職に向けては、以下のようなステップが必要です。 まずは情報収集を行いましょう。音楽業界には様々な職種がありますので、自分がどの職種に興味があるかを把握しましょう。また、どの国や地域に興味があるかも重要です。情報収集には、音楽業界の専門書籍やウェブサイト、就職・転職情報サイトなどを利用すると良いでしょう。 次に、自分自身をアピールできるポートフォリオや履歴書を作成しましょう。自分自身が持つスキルや経験を示すことが大切です。また、海外での就職・転職には、自己PRや面接対策のための英語力が必要不可欠です。 さらに、求人情報を探しましょう。求人情報は、就職・転職情報サイトや各音楽業界の専門サイト、現地の求人情報誌などから探すことができます。 そして、応募する際には、応募書類の提出や面接の対応、ビザ申請や渡航手続きなど、多くの手続きが必要です。必要な書類や手続きを事前に確認し、しっかりと準備しましょう。 海外での就職・転職は、多くのチャンスとともに多くの困難が伴います。しかし、自分自身を成長させるための大きなチャンスでもあります。必要なスキルを身につけ、チャレンジすることで、グローバルな音楽市場で活躍することができるでしょう。 -- 運営:Evening Music Records Inc.音楽業界に就職したいけど… 何から手をつけて良いか分からない時にすべき3つの事とは

音楽業界に就職したいけど... 何から手をつけて良いか分からない時にすべき3つの事とは
例年、新卒採用の就職活動で人気の高いレコード会社などに代表される「音楽業界」。
時代の移り変わりの中で、CDパッケージが売上の中心の時代から、Apple MusicやSpotifyなどの音楽ストリーミングサービスが主流の時代に変遷するとともに、世界の三大レコードレーベル(ユニバーサル ミュージック、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ワーナーミュージック)等の音楽企業が求めている人材像や能力も変わってきた。
ただ、音楽業界では、今でこそ大規模な就職説明会やインターンシップを行う企業も増えているが、他の業界と比べ、まだまだ就職活動に関する情報がオープンになっておらず、業界を目指したいと考える学生の数は多い反面、具体的に何をすれば就職活動が成功に近づくか明らかになっていないと言える。
本記事では、そんな音楽業界の新卒採用において、成功を勝ち得るために行うべきことを3つご紹介したい。
まず、1つ目は...
音楽業界への就職を成功させるには…? ソニー・ユニバーサル・ワーナー等の音楽レーベルが欲しがる人材とは…
就職活動の人気企業の中でも根強い人気を誇る音楽業界。
新型コロナウイルスの影響もあり、昨今のイベント開催の在り方も大きく変化するなど、ビジネスモデルの転換点を迎えているとも言える動きの多い音楽業界ですが、今後どの様な人材が求められるのかについて、本記事では取り上げていきます。
まず、「音楽業界」と言う言葉を聞いてどの様なイメージや仕事内容を連想するでしょうか。多くの方は、華やかな芸能関連の世界や、音楽スタジオでの制作業務などのクリエイティブなイメージを想像するのではないかと思います。実際、トップアーティストによるパフォーマンスや、BTSの様に数年で世界的な知名度と人気を獲得するアーティストが現れるなど、音楽業界ではドラスティックで華やかな仕事があることも事実です。
しかし、Apple Music や Spotify などの音楽ストリーミングサービスの登場に挙げられる様に、数年前からCD販売数は低下し、音楽の売上構成の主体は再生数に応じたストリーミングサービスからの利益分配に委ねられるなど、IT技術を活用したビジネスモデルにどれだけ上手く適応できるかが重要なポイントとなってきています。
この様な状況において、当然、音楽レーベルが求める仕事内容や人材像も変化してきています。
▼ 音楽業界のレコード会社で求められる仕事とは
レコード会社などの音楽業界の主要プレイヤーが求める仕事のスキルや人物像は、どの様に変化してきているのでしょうか。
まず、皆さんが業界の仕事としてイメージが湧きやすいと思うのが「営業職」や「マーケティング職」ではないでしょうか。
音楽業界では、「宣伝プロモーター」と呼ばれる様な業務ポジションが該当し、新しく発売された新曲(CD, ストリーミング楽曲等)をテレビ局やラジオ、各種雑誌社などのメディア媒体へプロモーションする様な業務内容を担います。この職種は、他の業界においても同様ですが、取引先企業に対してアーティストの良さを提案し、各種メディア等で取り上げて貰う事や広告での楽曲起用など、法人営業とも言い換えることができるでしょう。
マーケティング的な素養や経験は勿論求められますが、同時に、各種キーマンとなる取引先担当者との円滑なコミュニケーション・スキルも求められ、総合的なビジネス能力が必要となるポジションです。
さらに、営業業務の中には、CDショップ等で毎週末に開催されるインストアライブの企画運営等も含まれるケースが多く、例えば、タワーレコードで週末に開催されるインストアライブを企画立案するなど、担当アーティストの販促活動イベントを企画運営する能力も求められる場面が出てくる場合があります。
また、新型コロナウイルスの影響により、音楽業界でもDX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれており、マーケティング業務をIT技術を活用し、いかに早く広く効果を出すことが出来るかが求められてきています。
次に、「A&R(エーアンドアール)」について触れます。
この職種はアーティストに最も身近な位置で、どの様な音楽がより多くのリスナーの方に聴いてもらえるかを追求する業種と言えるでしょう。
職種内容としては、主に音楽面におけるブランディングや楽曲制作(レコーディング等)に加え、Music Videoやストリーミング媒体での露出に向けた戦略策定など、どちらか言うとクリエイティブ要素も強くなってくるいわゆるレコード会社の業務イメージに近いポジションです。
ただ、昨今はアーティストの活動においても、リアルイベントでの露出に加え、デジタル技術を活用した企画を展開するなど、リスナーやファンの方との新しいコミュニケーションを目指す動きが見られます。A&R起点では、むしろアーティストにこの様な新しい音楽を提供することが出来る企画を提案する様なケースも今後求められる可能性が高く、楽曲制作段階から含めると総合的な企画力が求められると言えるでしょう。
世の中の動きや流行を敏感に感じ取り、それをアーティストの良さと如何に上手く親和させられるかが、A&Rとしてあると望ましいスキルかも知れません。
▼ 音楽業界で求められるDXスキルとは
今後の音楽業界としては、求められるスキルはDXの能力ではないでしょうか。
ただし、音楽業界のビジネスモデルに即したデジタル活用を展開することができるDX能力である必要があるでしょう。
音楽業界は、一見すると、アーティストという強力なIPコンテンツを中心とした360度的な商品販売を行い成立している様に見えますが、本質はアーティストというブランド価値にあります。K-POPが世界でこれだけヒットしているのも、BTSやTWICEなどのIPが確立しているからこそ実現できているのですが、これはSNSなどのインターネットの力を上手く活用し、世界のリスナーにその魅力的な音楽や映像を届けたからこそ実現できています。
勿論、リアルでのライブ活動も重要な要素ですが、世界的な規模でのエンターテインメントビジネスを展開するには、どこかのタイミングでIT技術の活用が必要となります。今では、YouTubeやTikTokなど、この様なプラットフォームは一般的ですが、今後DXの意味合いではNFT(非代替性トークン)などの新しいIT技術を活用したビジネス領域が出てくることが予想されます。
この様な世界でも、柔軟にそのメリットを理解し、アーティストの魅力を世界に伝えるために効果的に活用することが出来る人材が、音楽業界では求められるでしょう。
音楽業界は華やかな業界である事は事実ですが、非常に変化の大きいビジネスを扱っており、そのトレンドを早期に掴み、事業として成果を出す事ができるハイセンスな能力が求められます。音楽を純粋に好きという素養に加え、高いITスキルを兼ね備えている事がビジネス的には望ましいでしょう。
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音楽業界で働きたい人必見! 新卒・転職の就職におけるキャリアパスとは…

音楽業界で働きたい人必見! 新卒・転職の就職におけるキャリアパスとは...
音楽を聴いたりライブに行ったりするのが好きで、どうしても音楽業界で働きたい。ミュージシャンとして成功できなかったものの、裏方で音楽の仕事に携わりたい。そんな人は多いのではないでしょうか。
音楽業界は昔から変わらず、今でも人気業界の一つです。
新卒で入る場合、転職で入る場合、人によって様々なパターンがありますが、どんな場合でも、正しい方法でキャリアを積んでいけば、理想の音楽の仕事に就くことができます。今日は音楽業界で働きたい人向けに、新卒及び転職におけるキャリアパスについて解説します。
○ 音楽業界の職種にはどんなものがある?
一言で音楽業界と言っても、この業界には様々な職種が存在します。該当する仕事内容については、主に以下の様な業種があります。
学生必見!レコード会社の採用面接官に聞いた。思わず採用したくなる様な人の条件とは…(第2章)

学生必見!レコード会社の採用面接官に聞いた。思わず採用したくなる様な人の条件とは...(第2章)
レコード会社の面接官は何を見ているか
※ 本記事は、第1章の続きを掲載しております。(第1章:https://evening-mashup.com/archives/94358)
レコード会社の面接官が、採用面接の際に見ているポイントの2点目は、自信があるかどうかだと言う。
実際に年間100名程のエントリー志望者を面接しているレコード会社 人事担当の方にお伺いしたところ、この自信とは「自分がこれまで行ってきた事」に対して一貫した行動の原動力となる根拠があり、成果を伴う形で何かをやり遂げた経験のある人が持つ事ができる自信だと言う...
学生必見!レコード会社の採用面接官に聞いた。思わず採用したくなる様な人の条件とは…(第1章)
大学生の就職したい企業ランキングでも上位に名前が挙がる事の多いレコード会社。
毎年、就職活動が本格化し始める3~4月頃に業界研究を行ったり、合同説明会が開催される際に目や耳にする事も多いのではないだろうか。
実際に、マイナビが特集する2022年版新卒就職企業ランキングでも、ソニーミュージックグループが11位にランクインするなど、世の中からの関心度は高い傾向にあり、2020年初めから世界的に流行した新型コロナウイルス感染症により、業界的にはリアルでのライブイベントの開催が困難となる事に伴う影響を受けてはいるものの、注目度は依然高い様だ。
※ 2022年版就職企業人気ランキング: https://job.mynavi.jp/conts/2022/tok/nikkei/ranking22/rank_bun_men.html
ただ、音楽業界は、ビジネスモデルの特殊性や業界的な慣習から、比較的少数精鋭の人員で動かされてきた業界でもあるため、実際にどの様な業務内容が日々行われており、どの様な人が活躍しているのか等、就職活動において参考となる情報が見つけ辛い職種であるとも言える。
また、就職採用における面接では、非常に多くの学生の方から応募(エントリー)があるため、その合格確率が非常に低く、他の業界から見ても新卒採用として就職する事は大変難しいポジションである。
本記事では、この様なレコード会社の新卒採用において自身の魅力を企業に効果的にアピールし、実際の面接でレコード会社側が評価する傾向にある人材の特徴についてまで紹介していきたい。
▼ レコード会社に就職する事の意味とは何か
まず、レコード会社への就職を目指しているあなたへ「レコード会社に就職する事の意味とは何ですか?」と問いかけた場合、どの様に回答するだろうか。
「今までの人生で音楽が好きで生きて来たから、今後はより多くの人へ音楽の魅力を伝えたい」
「時代のヒット作を生み出す様なプロデュースを行う事ができる場所だ」
「学生時代に培った音楽活動の経験をビジネスとして活かしたい」
...など、様々な想いや意見があると思いますが、上記の様なストーリーは応募者の方の多くの学生の方が容易に語る事ができる内容であり、就職採用という側面から見るとインパクトに欠けると言わざるを得ない。まず、音楽を嫌いな人(または、音楽を日常的に全く聴く事がない人)は、日本国内でも非常に少数派である事が想定されるため、「音楽が好きだから貴社(レコード会社)に応募した」というロジックは、他者との差別化が出来ていないため、効果的なアピール材料であるとは言い難いのだ。
このため、あなたがこの様な面接の場で語るべきなのは、自分の人生の中で音楽業界への関心を持った原体験(あなたが固有に経験したエピソード)を基にした志望理由と言える。特に、エイベックスやソニーミュージック等、例年応募者数が多岐に渡る様な企業の場合、競争倍率が非常に高いため、他者との差別化を如何に図れるかがエントリーシートの段階から非常に重要になってくる。その観点において、自分しか語る事ができないエピソードを持っている学生の方は、その時点で差別化が図れているため、多数の応募者の中でも目を止めてもらう事ができる確率も高まるのだ。
但し、面接の場では同時に、あなたがレコード会社に就職を志望する意味が、採用企業側にとって納得度が高い(共感して貰える)ストーリーであるかどうかも重要になってくる。次に、この観点について、実際の面接官の方に聞いてみた結果を見ていきたい。
▼ レコード会社の面接官は何を見ているか
次に、レコード会社の採用側は何を考え、多数の学生の応募者の中から、良い人材を選別しているのかについて紹介していきたいと思う。
本項では、実際に年間100名程のエントリー志望者を面接しているレコード会社 人事担当の方にお伺いした3つのポイントを紹介していきたい。
まず、面接官が見ているポイントの1点目は、柔軟な思考ができるかどうかだ。これは音楽業界だけに限らないが、業界のビジネスモデル自体が時代の1歩先にあるトレンドを捉え、的確に商品やサービスを世の中に提供していく必要があるため、自らその過程を企画推進していく際に、何が流行として受け入れられるのかを柔軟に見極める能力が求められる。
特に、エンターテインメント領域でのコンテンツは、そのトレンドの期間が短く、現代では多様化に拍車がかかっているため、ある側面からだけしか思考ができない様な人材はあまり求められない様に思うとの見解だ。
例えば、レコード会社といっても、1990~2000年代の様なCDセールス全盛期とも言える様な時代と、YouTubeやTikTokがプラットフォームとして成立してしまった時代とでは、音楽を創り届ける過程も、消費者から求められるコンテンツも全く異なっている。CD全盛期の時代では、基本的にCDを購入しなければ、最新の楽曲やお気に入りのアーティストのアルバムは聴く事ができなかったため、CDパッケージを制作し販売する事がレコード会社のメインの業務として成立していた。一方、現代ではYouTubeやTikTok等で、基本的に無料で楽曲を聴く事ができ、それだけでなくハイレベルなMusic Videoまでも無料で視聴する事ができ、音楽にはお金を払うと言う意識は無いと言うのが実際の状況だろう。
この2つの環境下で自分が仕事をする事を想像してみて欲しい。昔は、歌唱力があり容姿端麗なアーティストを如何に早く見つけ出し、レッスンに投資をし、それをTV等のマスメディアの枠を最大限押さえて世の中への露出を最大化させる事で、ある程度はヒット作を生み出すことが出来ていた。しかしながら、現代ではインターネットサービスの登場により、個人でも世界中に向けて情報発信ができ、音楽や動画の制作技術もプロとアマチュアの垣根が取り払われているため、レコード会社に所属するアーティスト以上のクオリティを持つ作品を個人クリエイターが存在する事はままあると言える。この場合、レコード会社としては、YouTubeやTikTok等の新しいサービスを活用しながら、よりアーティストが生み出す売上を最大化させる戦略を取らざるを得なくなってくるため、それぞれの時代で生み出されるトレンドを柔軟に受け入れ、ビジネス応用できる人材が求められるのだ。
続きは、オリジナルサイトで...
※ 第2章記事:https://evening-mashup.com/archives/94411
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“あこがれ”はゴールじゃない!音楽業界で活躍するための“就職・転職”の成功に向けて
「中学生のときから“あこがれ”ていた音楽業界に就職したい‥‥」とか、「就職はしてみたものの、やっぱり高校のときに“あこがれ”ていた音楽業界に転職したい‥‥」など、そんな悩みを抱える方が、このページにアクセスされていることかと思います。
この記事では、音楽業界に“就職・転職”することをゴールに掲げるだけでなく、その先、自身のスキルや強みを生かして、どのように活躍していくのか、というところまでお伝えできればと思います。
この記事を読んで音楽業界への“就職・転職”に向けた考え方を学べば、すぐに前向きな行動に移せるようになります。
【目次】
① 音楽業界の現状・仕事をザックリと
② 自分の適性を考えて行動しよう!学び続けて道を切り開こう!
▼ ① 音楽業界の現状・仕事をザックリと
音楽は、言語も国境も、たやすく越えることができます。この記事を読んでいるあなたも、そんな音楽の魅力を知っているからこそ、音楽の仕事にあこがれているのではないでしょうか。
そこで、知っている人も多いとは思うのですが、世界の音楽市場の状況をみてみましょう。「木を見て森を見ず」ということがないよう、自分の立ち位置といいますか、業界における位置づけを把握するのは重要なことです。
国際レコード産業連盟(IFPI : International Federation of the Phonographic Industry)によりますと、2020年の世界における原盤音楽市場は前年比で7.4%増加しており、216億ドル (約2兆3458億円)にプラス成長を達成したとのこと。新型コロナによる影響やメディアの報道から受ける音楽産業への印象はネガティブなように思えますが、音楽市場は6年連続で売上を伸ばしているのです。特に音楽ストリーミングの成長は目覚ましいものがあります。我が国・日本は世界売上2位の地位を誇っていますが、一方で伸び悩んでいることも事実。しかし、アジア地域のプラス成長を背景に、日本の音楽市場の動向が注目を集めています。(参照:https://www.ifpi.org/ifpi-issues-annual-global-music-report-2021/ )
全体像を把握したところで、音楽業界の仕事についてみてみましょう。
やや哲学的になりますが、音楽は「作る人」と「聴く(聞く)人」を繋ぐものだと考えられます。音楽を「作る人」が「聴く(聞く)人」に音楽を届けるために‥‥その間には数多くの、さまざまな仕事が発生してきます。重なる点も多々あるので複数に表示している項目もあります。異論も承知の上で、この記事ではザックリと大きく3つに分類してみたいと思います。
【1.作る・売る】
・アーティスト、バンドマン
・スタジオミュージシャン
・DJ
・作詞家、作曲家
・プロデューサー、ディレクター
・アレンジャー
・レコーディングエンジニア、ミキサー
・レコード会社、レーベルのスタッフ
・楽器メーカー など
【2.伝える・守る】
・レコード会社、レーベルのスタッフ
・ライブハウス、ホールのスタッフ
・PAエンジニア
・舞台美術・照明
・音楽雑誌の編集、ライター
・音楽著作権管理 など
【3.育てる】
・音楽教室の講師
・インストラクター など
また、音楽業界にこだわらず「音楽に携わる仕事」というように視点を広く持つことで、幅広い職種に出合えるかもしれません。
▼ ② 自分の適性を考えて行動しよう!学び続けて道を切り開こう!
音楽業界で“就職・転職”を考えている人は、意識的であれ無意識的であれ、裏方での活躍を望まれていることが多いのではないでしょうか。もっとも「フロントに出てバリバリと発信していきたい!」というような人は、発信の場を得るべく活動をスタートさせていたり、既に活躍されていることと思います。
ただ、フロントマンだけで音楽業界が成り立つわけではありません。先にも書いたように、多様な仕事から成り立っています。自己分析や自身の適性を模索することも大事でしょう。そのためのツールは充実しているのでここではふれませんが、転職サイトと同様、数多くあります。
ここで気を付けてほしいのが、「このサイトを選べば正解!」というのは無い、ということ。複数のサイトに登録するなどして使用感を比べながら、自分にマッチしたサイトを選ぶことをオススメします。
もっとも、募集が少ない業界ではありますので、大手のサイトに自ずと偏っていくようにも思えます。また、中にはインターンシップを募集している企業もあるでしょう。そういう企業には積極的に応募して、実際の業務にあたることで雰囲気を把握しつつ仕事へのイメージを具体化し、自身の理想と比べてみることで、深まる考えもあると思います。また、そのことによって、自己分析や自身の適性に関する考察に、深みを持たせることもできるでしょう。
駆け足ではありますが、音楽業界への“就職・転職”に向けた考え方を示してきました。筆者も、音楽業界の片隅で採用担当を務めていたことがありますが、
・音楽に対する熱意
・(これだけは譲れない)好きな音楽
・コミュニケーション能力
といった点は、欠かせないところだと思います。また「これだけは譲れない好きな音楽」というのは、きっとあなたを支えてくれることでしょう。
さらに「運」の要素も欠かすことはできません。これはフロントであれ裏方であれ、同様のことだと思います。いずれにしても、しかるべきタイミングに、しかるべき場所にいて、チャンスをつかむ実力がある人にだけ、勝利の女神は微笑むと言えるでしょう。そのためには、積極的に行動し、学び続けることで道を切り開いていくことが重要だと思います。健闘を祈ります。
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【転職・就職】音楽業界に就職したい!仕事と求められるスキルや資質を紹介

【転職・就職】音楽業界に就職したい!仕事と求められるスキルや資質を紹介
「音楽に関わる仕事がしたいけど、どんな仕事があるの?」 「自分に合った音楽の仕事って何かな?」 音楽が好きだけど、仕事としての1歩が踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
音楽業界の市場は日々変化をしながら、年々上昇しています。音楽産業の市場規模は約3,000億円。ライブ産業は、コロナウィルスの感染拡大により6,300億円(2019年)から8割減少して1,160億円となっていますが、今後に期待が集まっています。 ※ 参考: 一般社団法人「日本レコード協会」生産実績・音楽配信売上実績 過去10年間 合計 / 2021年 ライブ・エンタテインメント白書
今回の記事では、これから音楽業界で働きたい方に向けて、「音楽業界の仕事の種類」「働くメリット・デメリット」「採用までの流れや選択肢」についてご紹介します。
ご自身のお仕事の進路に迷っている方は、ぜひご参考にしてみてください。
▼ 音楽業界の仕事8選
「音楽業界の仕事と言われも何があるんだろう?」 「仕事の内容って何をするの?」
そんな疑問にお答えすべく、代表的な音楽業界の仕事を8つご紹介します。
【音楽業界】レコード会社へ就職 / 転職する前にコレだけは知っておこう!
● 絶対に音楽に携わる仕事がしたい
● 夢を諦めきれないので、音楽業界へ転職を検討中
本記事では、そんな音楽を愛して止まない若者(10〜20代の方等)へインディーズ独立系レコード会社勤務の筆者からお伝えしたい事をお届けします。
① 先ずは音楽業界について知ろう!
さて皆さんは音楽業界と聞いてどの様な職業を思い浮かべるでしょうか。レコード会社、CD・レコードショップ、音楽雑誌出版社、音楽ライターなど。楽曲を制作し、アルバムとしてリリース。宣伝を重ねて店頭に商品として並び、映像を作ってライブ活動に励んだり。それらに携わる全員が音楽業界人ですよね。実際にはそれだけに留まらない程、多くの人が携わり音楽業界は成り立っています。
そんな音楽業界では今ストリーミングが台頭しており、フィジカル商品の市場は年々縮小傾向にあるのが現実です。音楽雑誌然り、音楽の在り方というのはここ数年激しく変化をし続けていますよね。コレは今後音楽業界に携わりたいと考えている人なら、必ず頭に入れておく必要のある事実です。
音楽に携わる以上、多かれ少なかれ必ず、ストリーミングサービスの影響を受けることになるからです。
② レコード会社について知ろう!
さて音楽業界の現状については先述しましたが、今回はレコード会社に限定してお話していきます。
アーティストの発掘、契約、制作。流通に、販売、広告代理業務など、アーティストと非常に密接な関係を持ち、ビジネスと直接結びつけて音楽と関わっているのがレコード会社です。契約アーティストの原盤権を所有しており、売り上げの数%の収益などを得ています。
そしてここで押さえておきたいのがメジャーとインディーズです。一言で言えば所属レーベル、契約レコード会社が大手か、大手では無いかの違いです。「日本レコード協会」の正会員がメジャーとして定義されており、メジャー = 資金が潤っており販促能力が高い傾向があります。売り出し方で言えば俗に言う売れ線とでも言えるでしょうか。
このため、極端ですがメジャー音楽シーンで求められる事は "売れる" ことです。
▼ レコード会社で働くということ
さて本題ですが、レコード会社で働く際のポジションや形態は、主に 正社員・契約社員・アルバイトが挙げられます。業界の特徴として横の繋がりが強く、業界間の転職は比較的し易い傾向にあると言えるでしょう。しかし、音楽業界でのキャリアを歩み始める上で、多いのはアルバイトや契約社員としてのスタートです。これには、ある程度の覚悟が必要になってきますね。学生の時からインターン等で業界を見ておくのもオススメです。
レコード会社の中にはA&R, 販促・営業、広報、流通部門、等の職種があります。そこで最も多くの人が憧れ、目指す花形といえば "A&R" です。Artist and Repertoire の略称で、新人アーティストの発掘・契約、所属アーティストの育成、楽曲制作やレコーディングに携わるなど、アーティストと二人三脚で歩み、成長を一番近くで見届けられる仕事です。A&Rとしても、会社としても、当然そのアーティストを売れる様に育成しないといけません。どの様にすれば売れるか、どの様な音楽性で売り出し、どの様な視聴層を狙うか等の方針を話し合い、決めていくのもA&Rの仕事です。常に国内の音楽の動向に目を向け、アンテナを張り、トレンドを見据え、時には流行を作り上げていく事も必要になるでしょう。
また、A&R以外においても根本は同じで、音楽をビジネス的な視点で追う事になります。好きな事を仕事にするというのは、覚悟のいる事かも知れません。しかし、逆に言えばそれだけの覚悟を持って臨める人にとって、レコード会社での経験はやり甲斐以上のものがあります。
そして、インターネットでの情報収集も非常に大切ですが、百聞は一見に如かず。先ずは思い切って飛び込んでみる事も良いでしょう。どの様な仕事をしていても苦労はありますし、どれだけ考えて行動しても失敗は必ず起こるでしょう。どの様な経験であれ、最後に自分が思い描く将来の糧になれば、如何なる失敗も挫折も問題ではないでしょう。
この記事が、あなたの背中を押すきっかけになれば幸いです。
▼ レコード会社の今後の展望
さて最後にはなりますが、レコード会社の今後についてお話します。
初めにもお伝えしましたが、今やストリーミング音楽サービスの勢いは留まるところを知らず、フィジカル商品の市場が世界的に見ても大きい日本においても、市場の維持というのは極めて困難である事は容易に想像が付きます。これまでフィジカル商品の売上が、大半を占めていたレコード会社にとって、苦難の時代の幕開けである事は間違いないでしょう。
ただ一つ忘れてはならないのは、音楽が無くなることは無い事 です。
廃れる事もなければ、成長が止まる事も恐らくないでしょう。音楽は、長い年月を掛けて人々の暮らしの中で育まれてきました。それは今後も変わる事はないでしょう。
ある人にとっては、一日の支えに
ある人にとっては、一年の支えであり
ある人にとっては、人生の支えです
良いアーティストと皆さんを巡り合わせる仕事。それがレコード会社であり、ストリーミング音楽市場がマーケットの中心となる時代が来た場合でも、その根本が変わる事は無いでしょう。
音楽業界への就職を考えている10〜20代の皆さん。飛び込んでみてからがスタートです。
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音楽業界への就職/転職を考えている方必見!|音楽ライターがおススメな3つの理由!

音楽業界への就職/転職を考えている方必見!|音楽ライターがおススメな3つの理由!
● 音楽が好きだから、音楽関連の仕事に就きたい... ● やっぱりスキルや経験が無いとできないのかな... ● フリーランスとして働くことも視野に入れたい...
音楽の仕事と一口に言っても多種多様で、必要なスキルも違う。「結局、自分にできる事はあるのか?」と悩んでしまうケースが非常に多いのではないだろうか。
そんな方にまずおススメしたいのが「音楽ライター」である。 「え?音楽関連の仕事に興味があったのにライターがおすすめなの?」と思われた方も多いだろう。 音楽ライターは、音楽とも非常に密接に関わっている。
本記事では、音楽ライターの魅力について解説していく。
▼ 音楽ライターとはどんな仕事?
音楽ライターという仕事は、簡単に言うと音楽×文章を組み合わせだ。もう少し具体的に言うと、楽曲やアーティスト、楽器や機材などジャンルは多岐にわたるが、それらの情報を収集し記事する。 また、ミュージシャンへインタビューを行ったりもする。日々、トレンドの音楽シーンを研究し、常に最新情報へのアンテナを張る必要があるのだ。
この音楽ライターという仕事をする事で、以下の3つのメリットがある。
ポップス聴くならKIRINJI ~「共演NG」の裏で輝く彼らの軌跡~受け継がれるKIRINJIのDNA
今回は、日本のバンドKIRINJIの魅力に迫ります。
最近話題のドラマ、『共演NG』の劇伴をメンバーの堀込高樹氏が手掛けています。KIRINJIは2020年いっぱいで、バンドでの活動を終了し、新しい出発をすることを発表しています。本記事では、このKIRINJIの魅力に迫っていきましょう。
KIRINJIってどんなミュージシャンなの、と問われても、はっきりと回答をするのは難しい。
それは、千変万化のミュージシャンだからです。
彼らの代表的な楽曲、『エイリアンズ』『アルカディア』『Drifter』『グッデイ・グッバイ』など、どの楽曲もポップスを基調にしながら、まったく違うサウンドに仕上がっています。
メロディーがいなくなった隙間に入ってくる管楽器隊の音色、歌声にエフェクトで深みを与えるタイミング等のアレンジは、どの楽曲においても一貫してKIRINJI風ですが、全ての要素が1つになって、楽曲として最終的な仕上がりになると、他のアーティストでは真似できない唯一無二の音楽になります。同じ音楽を2度作らない。これがKIRINJIの音楽の特徴と言えるでしょう。
◆ 進化よりも変革
KIRINJIの音楽は、体に染み渡ってくるような奥深いものです。例えるなら、マッサージを受けた後の、ほんのり温かく気持ち良い様な感じだと思います。
こうした感覚は、角の取れたやさしい歌声が、歌謡曲風の歌い方でテンポや拍子を無視して、自由に遠くまですり減らず伸びていく様に流れるからではないでしょうか。そして、この声が早くもなく遅くもなく、また、焦りもせず遅くもない絶妙な音楽と調和し、誰にも真似できない懐かしくて温かみのある音楽が生まれています。
最近は、クリアな音が好まれているような気がしますが、多くの音響機材はこれまで聞こえ辛かった音域をより鮮明に聞こえるようにしようという意図の元、バージョンアップされていきます。技術革新などの音楽環境の進化に可能性を求めている様な気もします。
しかし、こうしたことでは可能性は広がらないのかも知れません。
音楽を演奏する時は、リズムや和音などの「音楽のきまり」を強く意識することになります。そして、音程が外れることや、リズムが不安定になることにリスナーは嫌悪感を抱く傾向にあります。
しかし、KIRINJIの音楽を聴いていると「音楽のきまり」に従うことは、非常に不自由なのだということを痛感します。
KIRINJIサウンドは、歌謡曲には見られない和音進行を採用した上で、頻繁にコードチェンジを採用していることに加え、メロディーの音域は非常に広い特徴があります。歌謡曲は、古き良き伝統的な音楽に根ざした旋律と和音進行で構成されており、メロディーの音域が、現代のポップスの音域よりも狭く限定されています。
KIRINJIは、従来の歌謡曲には無い特徴を持っている、ポップスの王道を引き継いだミュージシャンとも言えるかも知れません。
KIRINJIの音楽は、従来の楽曲制作におけるルールの枠組みの中で変化を求めるのではなく、新しい枠組みを自ら作り、その枠組みの中でも変化を求めると言う変革を追求しており、そこにリスナーは新しい可能性や魅力を見出すのではないでしょうか。だから、彼らの楽曲は、どれも新しくて新鮮に感じられるのだと思います。
KIRINJIの音楽からは、この様なことまで連想させられます。
◆ 現実と空想のどちらも行き来する、ダイナミックな世界観
そして、KRINJIの楽曲で綴られる歌詞も非常に良く、言葉の言い回しが最高のグルーブを生み出します。グループに似合う言葉はどの様な言葉なのかを、彼らは十分に理解しており、その為、彼らの言葉は不自然には聞こえないのでしょう。
その言葉は、彼らの視点から紡ぎ出されたものであり、世の中をこの様な視点で見ることができるのかという驚きを隠せない創造力があります。ポップス音楽が根っこにあり、各楽器がポップサウンドを奏でるけれども、独自の視点で描写された世界感が意味深長な音楽表現となり、私達の感覚と思考を絶えず楽しませてくれるのです。
どうしてこんな曲を書いたのだろうかと意図を探ってしまうことがありますが、たとえ楽曲表現が曖昧でも不自然では無く、奇を衒う訳でも無いのですが、緩すぎもしないと言う、絶妙な心地良さが彼らの魅力と言えるでしょう。
KIRINJIは、2020年いっぱいでバンドとしての活動が終わります。
然しながら、今後もKIRINJIのDNAは受け継がれ、また大きな花を咲かせることでしょう。
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メディア運営:Evening Music Records株式会社
すごいっ!! 大手レコード会社など、音楽業界に就職したい人が、はじめに取り組むべき3つの事とは…

すごいっ!! 大手レコード会社など、音楽業界に就職したい人が、はじめに取り組むべき3つの事とは...
毎年、就職活動を行う大学生の方から問い合わせを頂くことが多い質問に、「音楽業界に就職したいのですが、何から取り組めば良いか分かりません...」というご連絡を頂くことが非常に多いです。
世界三大メジャーの「ユニバーサルミュージック」「ソニーミュージック」「ワーナーミュージック」をはじめ、多数の音楽レーベルからリリースされる楽曲は、読者の皆様も日常的に音楽を聴くApple MusicやSpotifyなどを通してユーザーの耳に届けられ、生活の一部とも言えるレベルで自然な形で音楽を楽しんむことができる世界を成立させています。
ただ、「音楽を楽しむ」ということは簡単ですが、「音楽を作る」側の視点ではどの様な人が、どの様な考えで動き、リスナーの心を捉える努力をしているかは、あまり知られていないかも知れません。
謂わば、クリエイティブな仕掛けを作る仕事が、レコード会社などの音楽業界の仕事であると言っても過言ではなく、通常の学生生活を送る中では培われにくい能力で、音楽業界の仕事は成立している部分があるのも事実です。
本記事では、この様な音楽業界での就職を目指したいと考える方向けに、実際のアクションレベルで役に立つ情報をお届けしていきたいと思います。
その1:まずは自己分析から
日本特有の「就職活動」という制度。
これは世界的には一般的ではなく、日本国内の大学生に特異的に課せられた集団就職制度とも言えるものか思います。その中でも、恐らく耳にタコができる程、聞かされるであろう言葉に「自己分析」というワードがあります。