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音楽業界の職業であるプロモーターは実際何をするの?リモートワーク時の働き方とは…
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音楽業界の職業であるプロモーターは実際何をするの?リモートワーク時の働き方とは…

音楽業界の仕事について、皆さんはどの程度ご存知だろうか? レコード会社の仕事と聞くと、アーティストの新曲の制作やその宣伝など、華やかなイメージを連想する方が多いと思います。ただ、実際にその業務内容を具体的にイメージすることはなかなか難しいのではないでしょうか。 その理由は、現在の音楽業界は想像以上に複数の企業が関連し、その業務を進めていることに一因があると言えるでしょう。 本記事では、音楽関連のお仕事の中でも、プロモーター(宣伝職)についてご紹介させていただき、その仕事が具体的にどの様なことを行うの理解を深めていただくことを目的といたします。 ▼ 音楽業界のプロモーターは何をするのか? 音楽業界の仕事であるプロモーター(宣伝職)が最もイメージしやすいのは、ラジオ局のディレクターへのアーティストの提案営業でしょう。詳しく解説していきます。 まず、プロモーター(宣伝職)と呼ばれるスタッフは、各レコード会社に所属しているケースが多いです。例えば、ワーナーミュージックやユニバーサルミュージック、ソニーミュージック等、世界的にも販路を持つレコード会社機能を持つ会社が挙げられます。さらに、この様な大規模なレコード会社となると、自社内に独立レーベルを持っているケースも多く、プロモータースタッフの所属法人名は、例えば、ユニバーサルミュージックの社内カンパニーレーベルであるVirgin Musicの様なケースが該当します。 ここでは話が複雑化するのを避けるため、プロモーターは主にレコード会社に所属し、自社内で関わるアーティストのプロモーションを各メディア媒体(ラジオ、TV局等)へ行う人を指すとご理解いただけると良いかと思います。 一例を提示して説明します。設定として、ラジオ局の敏腕ディレクターに、ユニバーサルミュージックのプロモータースタッフの人が、所属アーティストの営業に行く場面を想像してください。この場合、まずはじめに、ディレクターの方へのアポイントを取得し、多くは実際に面談しながらアーティストの紹介機会を貰う形になります。 さらに、ディレクターへの提案機会を得ることができたプロモーターの人は、自社内で今プッシュしているお薦めのアーティストを紹介します。その際には、勿論、楽曲の音源データを提供し聴いてもらったり、中には工夫を凝らしたPower Point等の資料での紹介を行ったりも致します。基本的には、ベースとなる人間関係がディレクターの人とできていることが重要になりますが、プロモーターの仕事で重要なのは「如何にアーティストの良さを伝えられるか」かと思います。 これはどの営業やマーケティング的にも言えることですが、自分が良いと思っている商品やサービスを、如何にお客さんに伝えられるかが仕事の出来不出来の分かれ目になると言えるでしょう。 ▼ プロモーターの仕事の難しさとは? プロモーター(宣伝職)の難しさは、総合的な音楽的な素養が問われる営業職と言える点にあります。 具体的には、プロモーターの仕事は、主にラジオやTV局のメディア担当者を顧客とし、自社のアーティストをメディアに出演させて貰ったり、楽曲をメディアで配信して貰うことに了承をいただくことを目的としています。 勿論、メディア担当者の人もビジネスですので、いくら人間関係が構築できているからと言って、そう易々と了承をいただける訳ではなく、あくまでメディア担当者側のメリットに繋がる提案をアーティストの良さを活かしてどの様に提供できるかを提示できるかが成否の分かれ目となります。例えば、関西地区を中心とした音楽ラジオメディアがあった場合は、主にラジオ内で配信する楽曲は新人アーティストや、ネクストヒットアーティスト等で構成されるケースが多く、全国区ですでに有名なアーティストを紹介してもあまり響かない様なケースがあります。 つまり、メディア側の意向を汲んだ上で、自社のアーティストの良さを提案しなければならないという訳です。 ここで求められるのは、幅広い音楽知識を前提に、如何に相手(メディア)の状況を理解した上で、アーティストの良さを的確に売り込めるかという点ですので、音楽的な素養と、いわゆる営業職としての素養の、2つの能力が総合的に問われるのです。 如何でしたでしょうか。音楽業界のプロモーター(宣伝職)について理解が深まれば幸いです。 -- 運営:Evening Music Records株式会社
音楽業界の就職をオススメできない3つの理由とは…
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音楽業界の就職をオススメできない3つの理由とは…

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毎年、学生の就職先の人気ランキング上位の常連である音楽業界。 ミリオンヒットを飛ばすアーティストをプロデュースする裏の仕掛け人であるプロデューサーや、有名アーティストを傍で支えながら楽曲制作にもヒントを与える重要なA&Rなど、多くの人の憧れの職業であることは間違いない。 しかし、この様な華やかな音楽業界を目指すべきではない理由が3つ存在する。本記事では、その理由と、これから音楽業界を目指す方にとって重要な情報をお届けしていきたい。 ▼ まず音楽業界とは何か.., 音楽業界への就職をオススメできない理由を語る前に、まず音楽業界とは何かについて論じていきたい。 音楽業界とは、その名の通り、音楽に関する事業を行う会社及びそこで働く人々を指す。しかし、昨今の音楽業界はパワーバランスが分散していると言えるだろう。以前、10~20年前の音楽業界では、レコード会社を中心とした新譜楽曲のリリースに始まり、その販売方法としてのCDパッケージのセールスで業界の大半の売上が成り立っていたため、業界としての一番の権力保持者はレコード会社にあったと言える。 特に優れたアーティストの中には、自身で作詞作曲、そして、プロデュースまでしてしまう類稀なる才能を持つ人材もいたことは確かだが、多くのケースではこの一連の楽曲を作り、それをプロデュースしブランド化した上で、世の中に商品として届ける流れはレコード会社の中の人が戦略を練り展開していたことが多かった。 このため、大半の音楽を制作し売るという行為は、レコード会社の権限下に置かれることが多かったのだ。 しかし、最近は事情が異なってきている。 皆さんご存知の通り、YouTubeによる新しいメディアが確立し、個人でも簡単に、瞬時に世界に映像を届けることができる手段が一般化したことにより、アーティストは個人として世の中に情報を発信することができる様になった。個人としての活動なので限界があるのではないかと当初は思われる節もあったが、それは違い、寧ろ個人のアーティストが発信するリアルな声が視聴者やファンには新鮮であり、今となってはYouTubeというメディアはテレビも近い将来追い越す勢いとも言える。 この様に、アーティストが普通に無料でMusic Videoの動画を公開する状況であるため、CDは売れるはずもなく、従来のレコード会社の売上の大半を構築していた前提は崩れ去っている。 また、音楽ストリーミングサービスが多数登場し、楽曲は買うものという認識から、楽曲は定額で聴くものという大衆認識が出来上がっている。これはApple Music や Spotifyなどの音楽配信サービスの登場によるところが大きいが、シングルやアルバムを1,000~3,000円程で購入する感覚は、もはや今の10~20代の世代には存在しないため、楽曲のみとしての市場価値は確かに廉価していると言わざるを得ない状況なのだ。 この様な状況であるのが、まず冒頭で述べた「音楽業界」なのである。 次に、この音楽業界の仕事に就くべきでない3つの理由を紹介したい。 ▼ 音楽業界に就職すべきでない3つの理由とは... まず1つ目の音楽業界に就職すべきでない理由は、今まさに変わろうとしている業界だからだ。 これはどう言うことかと言うと、音楽業界は音楽配信サービスの売上が世界的にも増えてきており、その市場構成も変化するなど、業界自体の構造が世界レベルで変化している業界と言える。この様なビジネスの世界では、この「変化」に対応できる会社や人材でないとまず生き残れないのだ。 現に、大手レコード会社でも、従来のミリオンヒットを生み出す様なアーティストを創ることが仮にできたとしても、現在では音楽パッケージだけの販売では到底利益を上げることはできないため、あの手この手で収益化の仕組みを考え実行することができる能力が求められる。さらに、2020年3月から日本でも重大化した新型コロナウイルスによる影響で、アーティストが次の収益の柱としてきたライブや大型フェスなども、人の密集状況を伴うため、従来通りの開催は困難となることが窺い知れる。つまり、今までにはない新しい方法を生み出すことが、遅かれはかれ必要になるのだ。 ポジティブに言うと、この様な状況を打破することができる能力を持つ人こそ、音楽業界に入るべきなのだが、一般的な考え方で言うとオススメできないと言うことだ。 次に、2つ目の理由は、イノベーションが起こりにくい環境であるためだ。 1つ目でも述べたが、今後音楽業界は新しい形態により音楽を視聴者に届け、誰しもが幸せになる形での収益構造を構築しなければならない。この視点から考えると、何も従来の音楽業界に入って、旧態然とした会社間でのルールなどに従う必要はないと言うことだ。寧ろオススメできないとも言えるだろう。 良くある話だが、既得権益の話は音楽業界にも勿論当てはまり、今までのルールの中で力を持ってきたレコード会社やプロデューサーなどは、これから起こる変化を嫌うだろう。それは、今まで得ることができた既得権益を失うからだ。また、この様な人材は大半はいわゆる音楽業界の業界人として、今の業界内にいることが多く、悪いことではないが、業界の変化を嫌う傾向にあるのではないだろうか。全ての人には当てはまらないが、その様な環境下ではイノベーションは生まれにくく、長期的に考えると自分の人生の結構な時間を投下する場所として選択すべきかどうかは、要検討だ。 最後に、3つ目の理由は、音楽をビジネスとして捉えられる人は少ないためだ。 世間一般的には、音楽はエンターテインメントだ。誰もが自由に楽しめて、気持ちの昂りや悲しみを癒してくれる必要な存在だろう。だが、それを創り、その売上で生きる人にとっては、正しくビジネスだ。新卒採用や中途採用において、良く音楽業界への志望動機で、憧れのアーティストに会えるから、間近でアーティストと話せる機会が得られるから、と言った言葉を耳にすることがある。これは決して悪いことではないが、ビジネスとしては捉えられていないとも映る。 純粋に音楽を楽しむと言う点で言えば、音楽業界に入らず、いわゆるエンターテインメントとして楽曲を視聴し、ファンとして作品に触れる方が幸せかも知れないのだ。 以上、音楽業界に就職すべきでない3つの理由を紹介したが、いかがだっただろうか。ネガティブな意見ではなく、これからは楽しむ以上にビジネス的な真剣さが求められてくる業界になってくると言えるだろう。 ただ、いつの時代も「音楽」の価値は変わらず、それを聴く人の状況が変わる。この変化を楽しめる人こそ、音楽業界に入るべきではないだろうか。 -- 運営:Evening Music Records株式会社
ワーナーミュージックグループが米国証券取引委員会(SEC)へ新規株式公開の登録声明を提出…ビジネスパートナーとしてのレコード会社への方針へ
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ワーナーミュージックグループが米国証券取引委員会(SEC)へ新規株式公開の登録声明を提出…ビジネスパートナーとしてのレコード会社への方針へ

Warner Music Group Corp.は、2020年2月6日に新規株式公開(IPO)の登録声明を提出した。 Warner Music Groupは、米国証券取引委員会(以下、SEC)に対して登録声明を提出し、新規株式公開(IPO)の準備を進めている。発行株式数や公開価格は未定とのことだが、グローバルレベルでの音楽業界における大きな経済ニュースと言えるトピックスだ。 ワーナーミュージックグループは、世界的なビッグアーティストを多数抱えるグローバルメジャーレコード会社であり、エド・シーランやブルーノ・マーズ等、ビッグアーティストと契約を交わしている。その様なグローバルメジャーレコード会社の新規株式公開(IPO)であるため、音楽業界としての今後の動向を見据えた戦略的ビジネス展開が後ろに控えていることが予測できるだろう。 背景としては、グローバル・メジャーレコード会社3社の中でも業界最大のユニバーサルミュージック・グループが、2019年末に中国のテンセント社が率いる投資グループへ株式の10%を300億ユーロ(約3兆6600億円、約340億ドル)で売却したことが、今回ワーナーミュージックのIPOにも影響したのではないかと推測できる。 ◆音楽ストリーミングや新人育成戦略を見据えての動きか... 今回のワーナーミュージックグループのIPOの動きの背景にあるのは、音楽の消費行動自体の変遷も影響していると考えられる。 昨今では大手メジャーレコード会社の各社においても、音楽ストリーミングでの販売及びプロモーション戦略や、今後の業界を牽引していくメジャーアーティストの発掘育成が主な関心どころだ。つまりは、Apple MusicやSpotifyなどのストリーミングサービスでの音楽消費がメジャーストリーム(主流)となる中で、好んで聴かれるアーティスト像や楽曲の傾向が変わってきており、その流れに合ったアーティストのブランディングや楽曲制作が求められているのだ。 この様な世界的なテクノロジーの流れに音楽制作側がタイムリーに追いついていくためには、自社内でゼロからサービスや開発を手掛けるのでは到底対応することはできず、基本的には買収や企業提携を駆使しながら、新しいアーティストや作品を生み出していくアクションを取らざるを得なくなってくる。このため、世界的なメジャーレコード会社であるワーナーミュージックにおいてもタイムリーに業界のトレンドに追い付いて行くための戦略的なIPOであることは間違いない。 ◆世界における成長戦略とは... さらに、ワーナーミュージックグループが注力している事業領域としては、ストリーミング市場における成長戦略が挙げられる。この成長戦略の方針としては、音楽消費大国である米国と日本における戦略展開は勿論だが、音楽ストリーミングがまだ浸透していない国や地域におけるマーケット獲得戦略に特色があり、グローバル視点に立ったデジタル音楽事業からの収益化をさらに強化することに加え、音楽的なグローバル市場における振興ユーザーの獲得の双方を狙うものとなっている。 日本の音楽市場では、この様な今後成長するであろう世界的な音楽マーケットの獲得を目的とするビジネス展開は少しずつではあるが垣間見れる様になってきたが、同社の様に株式公開からの企業買収を視野に入れているであろうビジネス展開に踏み切れる様な対応が、今後日本の国内マーケットでも起こり得ることが予測できるだろう。 特に、ワーナーミュージックグループの成長戦略として以下の2点が挙げられている。 ・新しいデジタルサービス提供企業との連携によるビジネス革新を推進する ・長期成長を実現させるポートフォリオ企業を強化するための買収実行 これらはインターネット技術の進歩によって、世の中の音楽視聴方法が変わり、音楽としての価値も変わった世の中のトレンドの中で、世界的な大手メジャーレコード会社が模索しているビジネスの考え方を如実に表していると言えるだろう。 --- 運営:Evening Music Records株式会社
YouTubeで月収10万円を稼ぐ方法とは…レコード会社の視点から見る個人でもできる収益化の方法とは
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YouTubeで月収10万円を稼ぐ方法とは…レコード会社の視点から見る個人でもできる収益化の方法とは

YouTubeの動画広告収入を最大化するための方法として、いくつかのパターンや手法が挙げられますが、今回は登録者数を爆発的に増やし、月収10万円を効果的に稼ぐ実践的な方法をお届けします。 まず、YouTubeによる収益化の基準ですが、2020年2月時点のYouTubeの収益化の基準としては、チャンネル登録者数 1,000名以上、年間再生時間 4,000時間以上が基準(YouTubeパートナーシッププログラム概要)として設定されており、芸能人でもない場合、このハードルを達成するのは意外と難しいものです。 このため、今回のテーマである月収10万円に到達するための最初の関門としては、YouTubeパートナーシッププログラムの広告収益化の基準をクリアすることと言えるでしょう。大手から中堅レコード会社などでは、すでに公式のYouTubeアカウントを持っていることが多いため、所属アーティストの方であれば自身のMusic Videoを掲載することで、すぐに広告収益が得られることになりますが、完全に個人でYouTubeアカウントを開始する場合、この基準を最初にクリアする必要が出てきます。 ただ、YouTube開始直後においては投稿動画数も少ないため、なかなか視聴数自体を効果的に増やすことも難しく、各動画を投稿しても良くても100~500回程の視聴しか集まらない...と言った声はよく耳にします。この段階で、結構な割合のYouTuberの方が夢半ばに諦めてしまうケースが多く、世間的な影響力を持っていないと必ず超えなければならない壁となってきます。 ◆レコード会社の手法から見る戦略とは... 一方、レコード会社で良く取られる手法を参考に、このYouTube広告収益基準の壁を乗り越える方法を考察していきます。 ここで言うレコード会社としては、原盤権を保有することに加え、所属アーティストのブランディングから、どの様に世の中に知ってもらうかと言ったマーケティング的な側面まで一気通関に自社内で展開する機能が備わった大手企業の場合を考えます。その様な企業において、例えば、あるアーティストを世の中に売り出す場合、一般的にはまずはアーティストの良さ(強み)の検証をします。圧倒的な歌唱力を持つとか、ネイティブレベルに複数言語を使いこなすなど、そのアーティストが他と差別化できる素材的要素を洗い出します。 その上で、洗い出した強みを、世の中の人が受け入れやすい形に沿ってコミュニケーションを取れる様なブランディングを施すと言う流れを作ります。具体的には、最近ではあいみょんなどのアーティストが上手く取り入れているが、音楽ストリーミングサービスの中で聴かれやすいアーティスト像や楽曲を制作するなどが挙げられる。 ◆YouTubeで効果的に収益を増加させるには... さらに、YouTubeで安定的に月収10万円の収益を得るには、もちろん動画の投稿数が多く、登録者数も最低でも10,000名は必要となってくるところです。YouTubeを収益源として考えてみると、1再生あたり約0.05〜0.1円の広告収益が発生すると言うことがGoogle公開情報や過去の実績から推定されており、少なくとも月間100万回の視聴数を稼ぐことが必要となってきます。 この数字だけ見ると非常にハードルが高い様に見えますが、例えば、現在あなたが1,000本の動画を投稿しているYouTubeチャンネルを運営していると仮定すると、1動画あたり月間 1,000回の視聴があれば、月収10万円の収益が得られる計算になるので想像できる感覚値となってきます。 アカウント開設初期の段階では、Googleからのチャンネルとしての評価(有用な情報を発信しているYouTubeアカウントかどうか)を獲得する必要もあるので、やはり動画投稿数を増やす努力は怠らない様にすべきかと思います。その上で、世の中のトレンドとしてあなたの強みがどの様に受け取られるべきか、どの様にコミュニケーションを取ると最も好意的に捉えてもらえるのかを考え、動画作品の中に表現していくかが鍵となってきます。 当メディアにおいては、ブランディングやマーケティング的な視点からの戦略として参考になる記事もあるので参考にしてみてください。 --- 運営:Evening Music Records株式会社
就職活動を前に、音楽ビジネスを効果的に学ぶ方法とは…?音楽系インターンシップを探すには
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就職活動を前に、音楽ビジネスを効果的に学ぶ方法とは…?音楽系インターンシップを探すには

音楽業界への就職活動を希望する学生の方は、毎年非常に多いです。 業界的にも学生からの人気が高く、エンターテインメントに関するビジネス的な市場規模も今後テクノロジーの革新と共に拡大する事業領域も想定され、新しい職種が出てくる可能性のある業界とも言えるでしょう。今回は、その様な音楽業界でのビジネスを就職活動の本格化を前に、効果的に学ぶ方法をお届けいたします。 まず、本記事の読者の方は、音楽ビジネスと聞いてどの様なイメージを浮かべるでしょうか。人によって様々かと思いますが、アーティストを育成し、新曲をリリースする様なプロデュースワークを想像される方が多いのではないでしょうか。 この所謂プロデューサーと呼ばれる職業は、音楽ビジネスにおいて核となる人材であることは言うまでもありませんが、全体から見ると本の一握りでしかありません。また、音楽プロデューサーは、アーティストの資質や能力を見極め、世の中が求める形がどの様なものかを考えながらもアーティストの良さを最大限引き出すための総合プランニングを実行するポジションであるため、ビジネス的嗅覚とでも言うのでしょうか。ビジネスセンスが多分に求められる職種です。 ・関連記事: 学生必見。どうしたら音楽業界の就活を成功できるか?あまり知られていないレコード会社の仕事とは... このため、プロデューサー職のノウハウは特定の人材に集約されているケースが多く、この能力を磨くには自分のセンスを信じてまずは誰かをプロデュースしてみるか、もしくは、自分自身をセルフプロデュースしてみるかと言った具合に実践的な経験を積むことが一番の近道と言えるでしょう。 音楽業界で言う営業企画系の職種といっても複数種類があります。 いわゆる「宣伝プロモーター」や「法人営業」と呼ばれることもあるかと思う仕事で、新しく発売される新曲(CD, ストリーミング楽曲等)をテレビ局やラジオ、各種雑誌社などのメディア媒体へプロモーションするポジションを指します。この様な職種は、音楽的な専門職(楽曲制作などのクリエイティブ関連職)とは異なり、ビジネス的な側面が強くなります。 実際は、自身が担当するアーティストや楽曲についての知識は高いレベルで求められますが、本質的には、お客さんとなるテレビ局やラジオ局の担当者や、雑誌媒体社の担当者が求める課題やニーズについてミートする様なアーティストや作品を的確に提案する様な能力が求められます。 さらに、今後は従来通りのビジネス慣習も通用しなくなる可能性もあり、より実績や裏付けデータに基づくアーティストの良さを提案したり、顧客企業が享受できるメリットを説明できる能力が求められてくると考えられます。 ただ、Web上で得ることができる情報や書籍で読むことができる情報だけでは限界があることも事実です。その情報だけでは、音楽業界におけるビジネスに携わる入り口さえ掴めないと言うのが実情かと思います。 このため、大学生の方にオススメできるのは音楽系のインターンシップかと思います。直近では、企業側も学生向けの就労体験としてこの様なイベントを開催しているケースも多く、さらに、中長期的なビジネス体験機会を提供している企業も存在しています。実際のビジネス現場を経験し、自身のスキルアップに繋げるという観点では非常にメリットの大きい機会と言えるでしょう。 ただし、一般的に中長期的なインターンシップを定期的に開催している企業は少なく、エイベックスやSony Music、UNIVERSAL MUSICなど大手の総合エンターテインメント企業においては、インターンシップが開催された場合でも、その応募者の中から参加のチケットを獲得できる人材は一握りであるなど、狭き門でもあります。 上記の様に、音楽業界のビジネスを体系的に学ぶチャンスは限られている状況ですので、個々人の状況に応じたサポートが必要とも言えるでしょう。当メディアでは、音楽ビジネスにおける関連情報を多数掲載しております。ご参考いただき、効果的に就職などのチャンスを掴んでいただければと思います。 --- 運営:Evening Music Records株式会社
個人やバンド用アーティストWebサイトを開設し、月収30万円を安定的に稼ぐ戦略的な方法とは…
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個人やバンド用アーティストWebサイトを開設し、月収30万円を安定的に稼ぐ戦略的な方法とは…

音楽活動で月収30万円を安定的に稼ぐことは可能でしょうか。答えは戦略的に正しい方法を取ってアクションすれば、可能です。 本記事では、個人やバンド形式で活動されているアーティストにおいて、インターネットを効果的に活用することで、安定的に月収30万円以上を稼ぐ方法を戦略的に考察していきます。当メディアを運営するEvening Music Records株式会社では、複数名のアーティストのWebプロモーションやブランディング等を通して、世の中に音楽を届けるサポートを提供しており、今回はその一部の情報をノウハウとしてご紹介いたします。 個人制作の楽曲を継続的にリリースしたり、バンドで月に3~4回もライブに出演しているのに上手くファンが増えない...新曲をリリースしたのにリスナーからの良い反応が得られない...と言ったことはありませんでしょうか。もしご自身の中で、この様なケースに該当する場合は、良い楽曲を適切なリスナーに適時にリーチするためのアクションが取れていない可能性があり、同様の活動を続けても鳴かず飛ばずの状態が続くと言えるでしょう。 その原因は、2点あります。 ◆良い楽曲の適切な判断が出来ているかどうか 1点目は、リリースした楽曲やライブ演奏に「リスナーが良い反応を示していない」という事実に気づいているのも関わらず、それを改善するアクションが取れていない為です。これは実際にアーティストの方とお話をさせていただく中でも多いケースなのですが、自分で丹精込めて制作した楽曲なので、「必ず誰かの心に届くはずだ...」という自主擁護的な気持ちが働く事が理由かと思います。しかし、商業的な観点から見ると、ファンの方に楽曲を購入して貰い、ライブに数万円単位のチケット単価と交通費を払って参加いただき、グッズを購入いただくと言った、それ相応の金額のいわば投資をいただく様なものと考える場合、自主擁護的な観点よりも客観的に自分を見てとるべき行動を判断できるアーティストの方が、ファンの方との建設的な関係を築きやすいと言えます。 中には、BIGBANGのG-DRAGONやJustin Bieberなど、1人の生き様や独創的なセンスで聴衆を魅了してしまう類まれなアーティストもいる事も事実ですが、その様なアーティストは1本の動画で魅了できるレベルの技量がある為、メジャーシーンの業界関係者にとっても喉から手が出るほど欲しい人材なので、例外と言える為、本記事の対象からは除きます。そう。彼らは、彼らの自由に生活すれば、それが作品になるのです。 ただ、自分を客観的に見る視点は、どの様なアーティストでも必要になる時が訪れると言え、音楽で安定的な収入を生み出そという点で悩んでいる、これから取り組もうという段階にあるアーティストの方は持っておいて損はない視点かと思います。 この視点を身に付けるには、具体的には以下の様なアクションを取るべきかと思います。例えば、自身の制作楽曲をリリースする前には必ず2~3名のフラットな意見を貰うことを習慣づける、外国人がその曲を聴いた時にノレる楽曲に仕上がっているか、と言ったアクションが挙げられます。つまり、フラットな初見の状態で魅了できるレベルの楽曲であるかどうかを冷静な目線で判断できるかどうかが重要となります。 現代では主流の音楽ストリーミングでは、世界の数千万曲以上にも及ぶ膨大な楽曲をいつでも視聴することができるなど、良い音楽を聴くという行為自体のハードルが圧倒的に下がってきている為、数秒(開始3~5秒)でリスナーは「自分の時間を30~60秒、この曲に費やして良い」と無意識の内に判断する様な環境になってきているかと推察できます。この為、フラットな目線で「この楽曲は良い」とクリアに判断できるレベルの仕上がりが聴いてもらえる楽曲になるには必要なのです。やや脱線しますが、有限の時間の中で、同じ10分を使うのであれば人は楽しく快適に過ごすことができる選択肢を選ぶ為、あなたの楽曲を2~3回リピート再生するのか、気になるYouTuberの動画を見るのか、という選択肢があった場合に選ばれる「楽曲の良さ」が必要なのです。 ◆適切なリスナーに適時にリーチ出来ているかどうか 2点目は、適切なリスナーに適時にリーチできているかどうかです。これはあなたの楽曲を良いと判断し、何度も聴いてもらえるリスナーに適切に出会う機会を持てているかどうかと言い換えることもできます。つまり、ファンとなるための入り口である「知ってもらう」機会をリスナーに提供できているかどうかです。 この解決策となるアクションとしては、王道かつ効果的なアプローチとしてSNSの活用が挙げられます。当たり前ですが、InstagramやTwitterなどが該当します。ただし、その使い方を適切に展開することがカギとなります。 具体的には、マネタイズポイントとなる出口が適切に設定された上で、SNSを活用できているかどうかという事を確認する必要があります。例えば、自身のアーティストサイトをWeb上で作成し、SNSでの情報発信についても最終的にはそのWebサイトへの誘導に繋げるという意識を持ちつつ活動するなどが挙げられます。もちろん、SNSではアーティストとしての日常的なトピックスを発信し、柔らかい話題としてあなたを知ってもらう機会をファンの方に与えるメディアとして活用することは重要です。ただ、より効果的にファンの方との接点を持つという観点では、あなたのライブ情報を閲覧し、チケット購入し、ライブに参加できる機能を持ったWebページのURLリンクを自己紹介欄に貼っておくなどの工夫はあった方が良いでしょう。 このレベルでしたらすでに取り組まれているアーティストの方も多いかと思いますが、もう一歩踏み込むのであれば、ご自身のWebサイトにおけるCVR(Conversion Rate:顧客転換率)を把握する方法が良いかと思います。例えば、あなたのアーティストWebサイトを訪問したリスナーの内、平均4~5回サイトを訪れたタイミングで、ライブのチケット購入率が高まることが分かれば、Google Ads(Google 広告)やFacebook広告でWebプロモーションを展開し、あなたのファン層として適切な年齢や趣向性を持つ潜在的なファン層にあなたというアーティストを知ってもらう機会を適切に設定することが可能となります。 定量的に見ると、例えばあなたのライブチケットを10,000円で販売し、その内5,000円が利益となる場合、上記のWebプロモーションではこのチケット購入者となる方に5,000円以内でリーチし、チケットを購入いただける様にプランニングすれば、ライブイベントで安定的に収益を挙げることが可能となります。また、ここではライブ会場でのグッズ販売などを加味していないので、実際にはグッズ販売収益などの付随的な収益機会も期待できます。 ◆音楽で月収30万円を実現するには... さて、本記事のタイトルでもある「月収30万円」のラインですが、上記で取り上げた方法を適切にアクションしていくことで達成することが可能と言えます。 分かりやすい例として、ライブ収益だけの場合でシミュレーションしてみましょう。規模的には中〜大規模に分類されるライブハウススタジオとなりますが、渋谷 CLUB QUATTRO(収容人数 750名)でライブを開催した場合を考えてみます。下図に想定売上・コスト・利益のシミュレーションを記載しておりますが、チケット販売単価 5,000円で想定した場合において、収容人数 750名のキャパシティを埋めるレベルの魅力を持ったアーティストである前提の試算です。 荒い部分もありますが、シミュレーション結果としては、利益額 約310万円(利益率 約66%)でした。奇譚のない言い方をすると、渋谷 CLUB QUATTROでの750名規模のライブイベントをWebプロモーションなどを駆使して適切に集客し、開催することで1回あたり300万円規模での儲けが発生する想定です。月収 30万円という基準で考えれば、10ヶ月に1回程の頻度でこの様なイベントを開催することで実現できる金額ですので、現実感があるかと思います。 ただ、上記のシミュレーションでは、Webプロモーションにかけるコストなどは織り込んでいないので、渋谷 CLUB QUATTROを満席にするための集客費用は追加的に発生するかも知れませんが、日常的にあなたの楽曲を聴いてくれるファンが1,000〜10,000名規模でいるのであれば、その固定ファン層への告知に加え、Web上で追加的に集客することで十分達成可能な範疇と言えるでしょう。 現在アーティストとして活動中の方においては、本記事を参考にさらに効果的にあなたの楽曲を聴いてもらえる活動にトライしてみてください。 最後に、音楽情報バイラルメディア「EVENING」を運営するEvening Music Records株式会社では、アーティスト活動のコンサルティングサポートを提供しております。お問い合わせはこちらにお願いいたします。(メール問合せ先: info@evening-mashup.com ) --- 運営:Evening Music Records株式会社
音楽だけで生計を立てて生活するには…?その方法を時価総額 1,000億円企業のWebマーケティング担当者に伺ってみた…
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音楽だけで生計を立てて生活するには…?その方法を時価総額 1,000億円企業のWebマーケティング担当者に伺ってみた…

音楽だけで生活する。 この言葉を聞いてどの様なイメージを思い浮かべるでしょうか?「無謀だ...」「バンドとか?もう古いよ...」「独りよがりな考えだ...」など、結構ネガティブな意見が出てきそうなところだ。統計を取った訳ではないので定かではないが、感覚値として遠からずと言うところであろう。 本記事では、この「音楽で生活する」と言うワードを真剣に実現する方法を、時価総額 1,000億円を超える企業のWebマーケティング担当者に伺ってみたお話をお届けしたい。 まず、「音楽だけで生活する」と言う定義づけから始めたい。これはつまり「音楽を仕事にし、音楽を通して利益を生み、そのお金だけで生活を成立させる」と言うことだろう。言うは易しだが、この言葉を実現している人は一握りに限られるのは言うまでもない。ただ、音楽を売ると言う方法が、原盤権を持つレコード会社にノウハウが集約されていた15~20年前の状況と今では大きく変わってきており、個人での楽曲制作のレベルと、作曲家などのプロとの差が縮まってきている昨今では、上手くマネタイズの方法を行うことで、あながち不可能ではないと言える。 また、これはアーティストだけの話に限らず、レコード会社などで働く音楽業界人においても同様に言えることで、斜陽産業と言われて久しい音楽業界だが、Apple MusicやApotifyなどの音楽配信は米国や日本においても拡大傾向であり、日本ではまだまだCD(パッケージ)の売上が大きいウェイトを占めるが、音楽をストリーミングでお金を払って聴くと言うことが当たり前になってきているのは事実な状況で、どの様な企業で、どの様な働き方をすべきかを考えながら仕事に取り組むことが必要だろう。 それでは、まずアーティストとして音楽で生計を立てる方法を、時価総額 1,000億円を超えるとある大手企業のWebマーケティング担当者に伺ってみた。 ◆高収益体のメディアでの情報発進を継続すること 2020年現在において、ことアーティストと言う側面で見れば、音楽だけでは生計を立てる方法として有効なのはこれだと言う。 高収益体のメディアからの情報発信を継続すること。これはつまり永続的に高い収益を確保できる媒体から、自分の楽曲やMusic Videoなどの情報を発信することだと言う。この「高収益体のメディア」だが、分かりやすい例で言えば、YouTubeが挙げられるとのこと。2020年2月時点のYouTubeの収益化の基準としては、チャンネル登録者数 1,000名以上、年間再生時間 4,000時間以上が基準(YouTubeパートナーシッププログラム概要)として設定されており、芸能人でもない場合、このハードルを達成するのは意外と難しいものだ。 しかし、YouTubeを収益源として考えてみると、1再生あたり約0.05〜0.1円の広告収益が発生すると言うことが決まっており、収益の元手となる部分を運営元であるGoogleが提供していることは大きい。Googleは知らない人はいない世界標準とも言える検索エンジンであり、YouTubeはその子会社だ。 Web業界では、先行者利益(先にユーザーや市場を握った企業が市場を牛耳る)を享受する傾向にあり、Googleはその典型例である。100%ではないが、まあまず潰れることのない世界企業が運営していることに加え、YouTubeは動画共有プラットフォームとして、エンタメから政治的なトピックスなど、生活に欠かせないレベルでの情報を提供している媒体であるため、なくなることはまず考えづらい。さらに、この様な一瞬で世界に情報を届けられるメディアへの登録から情報発信までが全て無料でできるのだから、素晴らしいとしか言いようがなく、Google側が方針を変えない限り、半永久的に収益体系も確保されているのだ。 このため、音楽で生計を立てるための方法としてYouTubeが挙げられるとのことだ。 ただ、次に問題となるのが、どの様に登録者数や視聴数を増やすかだ。ここはどうしても楽曲制作のレベルやアーティストとしてのパフォーマンスの質、そしてタレント的な素養ともなる人としての魅力など、複合的に指標が重なってくるため、100%成功する方法は存在しない。が、戦略的に成功を引き寄せる方法は存在するという。 それは以下の様な方法とのこと。 まず、大きく分けて音楽アーティストがYouTubeで登録者や視聴者を集める方法は2つ考えられる。1つ目は、純粋に良い作品を適切なターゲットに対して作り、届けるということだ。これは簡単にいうと、レコード会社などでも良く活用され、一般的なマーケティング的な手法でもあるが、特定のターゲット視聴層(例えば、15~25歳の女性、恋愛関心度が高い、洋楽好きのリスナー層)を設定し、その視聴層が好む要素を可能な限り盛り込み、YouTubeアカウントを作るという方法だ。 例えば、前述した視聴者層に自身の楽曲動画を視聴して欲しい場合、通常のニュース情報などによるトレンド検索の他に、Google Trends等でのキーワード検索による分析により、直近1ヶ月で日本国内でどの様な検索のされ方をされているかを分析し、その検索方法と同じキーワードをYouTube動画上でもタイトル設定するなどの細かい工夫を行うことで、確実にリーチしたい視聴者層をファンに取り込めるであろうとのことだ。加えて、一定どのセンスは必要だが、ターゲット視聴者層が好むファッションや動画の編集デザイン、コスメ等の表現を細かく自分の動画に反映させることで、望ましい視聴者層により近づくことが可能だ。 勿論、YouTubeアカウントの開設初期には、視聴数も登録者数も思う様に伸びないのは仕方がないが、最低でも登録者数 1,000名のラインをクリアするまではこの様な細かい工夫を継続しながら、PDCAを回していくことがオススメの王道の方法だ。 次に、音楽業界で働くビジネスマンにとっての「音楽で生計を立てる」という観点での方法をお届けする。 ◆音楽業界は再編前提でビジネススキルを身に付ける 音楽業界で働く人と言っても、多種多様な職種や企業があるため、ここではレコード会社を例にとって考察をいただいた。 ここで重要な前提となるのは、大手レコード会社など、メジャーシーンのアーティストを主に手掛ける企業においても、ビジネスモデルが継続的に成立しうるとは言い難いことだ。業界人であれば周知の事実だが、20年前に成立していたCD(パッケージ)販売による収益は、ほぼ消え去り、今やApple MusicやSpotifyにその収益の主導権は移っていると行って良いだろう。 このため、業界としては変わらざるを得ず、音楽配信(ストリーミング媒体)上で親和性の高い楽曲制作やアーティストのブランディングを進めるなどの取り組みが各所で行われている。こう言った状況に身を置く際に重要な視点は、業界や企業が変化する際に必要となるスキルは何かという観点だ。業界で働く人にとっては、難しい判断となるかも知れないが、産業構造が変わる際には、その売上構造(何がどの様に売れるか)も変わるため、仕事の現場で必要とされるスキルや人材も移り変わるのだ。 これは逆にチャンスと捉えることもでき、次の音楽シーンや楽曲提供メディアにおいて商品やサービスが売れる際に必要とされるスキルや人材は何か?という視点に立ち、今の自分の業務やポジションが適切かどうかを判断することが望ましいのだ。例えば、現在、中堅レコード会社のA&R担当者である様なケースでは、従来通りのアーティスト像をマーケットで受け入れられる様にブランディングするやり方だけでなく、大手レコード会社が取り組んでいないWebテクノロジーを活用したブランディングプランを試験的に取り組んでみるなどと言ったイメージだ。 すぐには会社内で評価されない場合もあるだろうが、その経験や成果は1~2年後、早ければ、半年後くらいのスパンで世の中に受け入れられるかも知れない。常に将来どの様な変化がくるかを先読みした音楽的なビジネススキルを身に着ける感覚が重要となってくる。 本記事で紹介した内容を参考に、一度ビジネスや活動の進め方を見直してみてはいかがだろうか。 最後に、当メディアでは、音楽業界をはじめとした就職活動に関するご相談もサポートさせていただいております。ご関心のある方は、下記の問合せフォームからもご連絡ください。 --- 運営:Evening Music Records株式会社
エイベックスの2020年業績説明資料から見る、確認すべき音楽業界の就職活動におけるポイントとは?
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エイベックスの2020年業績説明資料から見る、確認すべき音楽業界の就職活動におけるポイントとは?

音楽業界は新卒採用のマーケットでも根強い人気があり、エイベックスやSony Musicなど、学生からの認知度や就職人気のトップにランクインする様な企業が数多く存在します。 本記事では、そんな音楽業界を就職先に選ぶ際に気を付けるべきポイントと、業界研究や企業選びの際に見るべき数字や資料についてご紹介をしていきます。 まず、音楽業界と聞いてどの様なイメージをお持ちになるでしょうか。Sony MusicやUNIVERSAL MUSICなどの大手レコード会社や総合エンターテインメント企業と呼ばれる企業は勿論ですが、ギター等の楽器を制作販売を取り扱う企業、SUMMER SONICなどの大型フェスを企画運営する様なイベント企業など、様々な側面から該当する企業は見つかります。 多くの学生の方と会話する中では、いわゆるA&R(Artists and Repertoire)と呼ばれるアーティストと一緒にブランディングの方向性を考えたり、一部制作の方針決定にも影響を及ぼしうるポジションのお仕事を想像されることが多い様にお見受けします。この様なポジションは、アーティストを世の中に送り出し、より多くの方に受け入れられる様にブランディングを徹底し、エンターテインメント企業としての収益の柱になる「アーティスト」を形作るための非常に重要なポジションとなりますので、イメージするのは簡単ですが、お仕事として成功するのはビジネス的な素養とエンターテインメントの幅広い知識とセンスが必要となります。 反対に言えば、レコード会社やエンターテインメント企業側の人事部門や経営陣は、次の収益源の柱となるアーティストを生み出すことができる人材であることが垣間見えれば、その就職希望者の方は採用したい人材と言えるでしょう。一例を挙げましたが、例えば、A&Rポジションで就職活動を積極的に行いたい方の場合、この様な視点で業界研究やエントリーシート、面接での言葉運びを展開されることが望ましいのではないかと思います。 ◆エイベックスの業績説明資料では... 次に、エイベックス株式会社の2020年3月期第3四半期業績説明資料から、業界研究や企業選びの際に見るべきポイントを考察していきましょう。 まず、業績説明資料(決算説明資料)とは、株主に対してその会社どの様な経営状況にあるかを的確に示すための資料であり、上場企業であれば会社のホームページ上に「IR資料」などとして公開されている説明書です。資料の内容は、企業にも依りますが経営指標などの数字の意味を理解するために最低限の知識は必要となりますが、この数字が読み取れるとその会社の経営状況がわかるので、入社した後の3~4年間での会社の動きや、新卒や転職者とは言え、どの様な仕事を任せてもらえるチャンスがあるのかなど、具体的な情報を確認することができます。 ちなみにエイベックスの2020年3月期第3四半期業績説明資料はこちらからご覧いただけます。(リンクClickでエイベックス株式会社のホームページに遷移します) さらに、この資料で読み取れることについて、次に記載していきます。この決算説明資料では、下図の様に売上高としては、2019年3月期の1,226億円から2020年3月期の1,003億円と▲223億円の減少となっています。これは文字通りですが、昨年の同じ時期と比べ、223億円の売上が減っていることを意味しており、様々な要因が考えられるため一概には言えませんが、見方次第では苦しい状況と見ることもできるかも知れません。しかし、売上高だけで判断するのは時期尚早です。 ご存知の方にとっては知っているよという情報かも知れませんが、会社の経営状況は「利益」を見ることも重要で、下図の営業利益を見ると、2019年3月期の59億円から2020年3月期の23億円と▲36億円の減少となっています。これは、簡単に言うと、全ての売上額(CDや楽曲販売、コンサート等の販売額)から、営業活動にかかった費用(コスト)などを差し引いた後に残る、エイベックス株式会社の収益となる金額です。いわゆる儲けの数字ですので、単純に売上額が減少していても、コストカット等を企業内で努力することで利益額としてはプラスになっているケースもあります。この様な場合は、経営指標的には望ましい状況と言えるでしょう。 今回のケースでは、売上と利益ともに減少傾向ですので、今後エイベックスとしては音楽事業における次のアーティスト育成が必要となってくると言えるでしょう。 ◆就職活動にどの様に活かすか... ただ、本記事で紹介しました業績説明資料ですが、読み方は分かったけど就職活動にどう活かしたら良いか分からないよと言う声が聞こえてくるかも知れません。 このため、最後に就職活動への具体的な活用方法についてご紹介いたします。本記事でご紹介してきました業績説明資料(決算説明資料、IR資料)は、いわば会社の成績表の様なものです。ここに掲載されている数字は、投資家(その企業への出資者や企業等)も必ず目を通すことになる重要な指標ですので、あなたが面接を受けようとしている企業の社長も重要視しています。 そして、民間企業は基本的には営利団体(利益をあげることを目的の一つとする団体)ですので、その企業の社長が重要視している指標は、今後会社を担う可能性の高い社員を採用する人事部の担当者にも「どの様な人材を今年は採用したい」と言う形で降りてきます。あなたが面接をうける時に、面接官としてお話をされる方も、濃淡はあれ、何かしらの形で採用方針(どの様な人材を採用するか、どの様な指標で採用可否を判断するか等)を理解した上で、面接をされているかと思いますので、1次面接や最終面接と言えど、その方針にマッチしている人材でなければ、数万名も応募がある中からOKを出すことは難しいことになります。 以上のことから考えると、テクニック的な考え方になりますが、あなたの学生生活でのアピールポイントの中から、この様な方針を満たすアピールの仕方を意識的にすることで、面接担当者のOKサインを引出しやすくなると言えるでしょう。1次面接などの選考序盤の過程では、人柄や考え方が前提として、その企業とあっているかどうかを見ることも多いかと思いますが、企業の代表などの経営陣が出てくる様になる最終面接では、この様な観点からのアピールが特に重要となってくる傾向にあります。 本記事でご紹介しました内容を参考に、一度業界研究や企業研究を進めてみてはいかがでしょうか。 当メディアでは、音楽業界をはじめとした就職活動に関するご相談もサポートさせていただいております。ご関心のある方は、下記の問合せフォームからもご連絡ください。 --- 運営:Evening Music Records株式会社