80年代に流行した「シティポップ」ブーム再来? 今キテる現代版シティポップアーティストをご紹介
◆ 80年代に流行した「シティポップ」ブーム再来?今キテる現代版シティポップアーティストをご紹介
「シティポップ」が今、再びじわじわと人気を集めていることをご存じでしょうか?
現在人気を博しているSuchmosの人気曲「STAY TUNE」がテレビCMに使用されるなど実は耳にする機会が増えています。そもそもシティポップとは、1970~80年代に日本で流行した音楽ジャンルの総称で、その定義は曖昧ですが都会的、さわやか、大人っぽいなどのイメージを帯びたサウンドが特徴です。代表的な当時のアーティストに山下達郎、杏里、竹内まりや、松任谷由美などが挙げられます。
◆ 現代シティポップアーティストのおすすめ楽曲
1. Bluemin' Days (BLUEHARLEM ver.) / Yogee New Waves (アルバム BLUEHAELEM収録)
Yogee New Waves は角舘 健悟(Vo.G)を中心に2013年に結成された正統派シティポップバンドです。シティポップってどんな感じ?と思う方に聴いていただきたい一曲です。イントロからラストまで駆け抜けるドライブ感がたまらず病みつきになりそうです。タイトルは花が咲くの意のbloomingと海のblueをかけています。
動画URL: https://youtu.be/od7FH9dlfok
2. あまり行かない喫茶店で / never young beach (アルバム:YASHINOKI HOUSE収録)
never young beachは2017年にメジャーデビューした4人組バンドで、メンバーの安部勇磨(Vo.G)はなんと俳優の高橋一生さんの実弟です。彼らのつくるサウンドは特に懐かしさや南国感を感じさせます。何気ない日常を切り取った歌詞に思わずほっこりしてしまう、町を歩きながら聴きたい一曲です。
動画URL: https://youtu.be/62R6acSJZ3
3. Magic Hour / Special Favorite Music (アルバム:World’s Music収録)
Special Favorite Musicはそれまで7人体制でしたが2019年10月より3人体制での活動をスタートさせたバンドで管弦楽を織り交ぜたサウンドが特徴です。こちらもやはり、キーボードやフルートが絶妙にマッチして良質なポップソングに仕上がっています。静かな夜に聴きたい一曲ですね。楽曲だけでなくアルバムジャケットのイラストにも注目していだきたいバンドです。
動画URL: https://youtu.be/8e_--ArtXLo
4. 22 / LUCKY TAPES (アルバム:dressing収録)
LUCKY TAPESは2014年にメジャーデビューして現在は3人体制で活動するバンドです。まるで洋楽かと思わせるおしゃれな音楽で人気を集めています。浮遊感のあるキーボードやハンドクラップにより一味違う曲に仕立てられています。ボーカルの英語や切ない歌詞も必聴です。
動画URL: https://youtu.be/yjT9PpjtqKs
[番外編 元祖シティポップを完全再現!?]
5. North 9 Resort Love / ロバート
こちらはお笑い芸人のロバートが北九州市をアピールするために制作したオリジナルソングです。80年代シティポップを完全に再現しきっていてまさに脱帽です。作詞作曲はメンバーの秋山竜次さんで、北九州愛を感じるほどマイナーな内容となっています。北九州を旅した気分になれるかもしれませんね。
動画URL: https://youtu.be/g3ptGkIkppo
◆ 海外のほうがシティポップがアツい!?
シティポップ再燃の動きは発祥の日本よりも海外で顕著に見られます。
竹内まりや「Plastic Love」のYoutube総再生数が2700万回(2019年11月現在)を突破するなど爆発的な人気です。発端は、海外のDJがサンプリング(過去の楽曲の一部引用)のために音源を探していたら日本の音楽にたどり着いたことです。また、楽曲だけでなくアルバムジャケットの良さも人気の理由の一つになっています。時代と海を越えて日本の音楽ジャンルが再評価されることはとても喜ばしいことですね。
ぜひ、一度シティポップを聴いていつもと少し違う雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか?今後も要注目のジャンルです。
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運営会社:Evening Music Records株式会社
「上を向いて歩こう」の記録を越す? Billboard Hot 100で三週連続全米1位。 謎のアーティスト「ルイス・キャパルディ」とは?
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その男らしい声と、そこからは想像が出来ない素朴で若いルックスで今世界を魅了しているアーティストがいる。スコットランド出身のルイス・キャパルディ(Lewis Capaldi)だ。彼のシングル「Someone you loved」がBillboard Hot 100で3週連続1位を獲得している。
現在YouTubeでのこの曲の再生回数は、多いもので8千万再生を目の前にしており、2ヶ月前にはPVも公開された。
◆ 一躍話題のイギリス人歌手、ルイス・キャパルディとは?
ルイス・キャパルディは23歳のイギリス・スコットランド出身の男性シンガーソングライター。幼い頃から音楽が好きだったらしく、9歳でギター、12歳にしてパブでパフォーマンスをしていたそうだ。Music Weekでは、マネージャーのライアン・ウォルターが「6カ月の時間をかけてSoundCloudで彼を見つけた。」と語っている。
参照: https://www.musicweek.com/management/read/this-is-already-wildest-dream-territory-q-a-with-lewis-capaldi-s-manager-ryan-walter/076086
この曲の前にも彼は既にイギリスでは有名な存在であり、ジョン・レジェンドやサム・スミス、また元ワンディレクションのメンバーのゼインやナイルなどとも仕事を共にした事があるそうだ。その他にも最近公開され話題となった「ロケットマン」の題材となった、世界的なイギリスの歌手エルトン・ジョンと昼食を共にした。
◆ この3週連続1位が引き起こした事実。
今週で3週連続1位になった「Someone You Loved」だが、この記録はある面白い事実を生み出した。
この曲を配信しているのは米レコード・レーベルのキャピトル・レコード(Capitol Records)だが、この会社では既に男性ソロアーティストとしてのシングル3週連続1位という記録を樹立しており、まだ大きな話題とは言えないだろう。しかし、私達日本人からしたら踊るべき点ではないだろうか。
それはこの記録を最初に作ったもう一つの曲が、1961年に日本で大ヒットを放ったあの名曲、坂本九の「上を向いて歩こう」だ。海外では発音の問題から「SUKIYAKI」という名前に変えられているが、イギリスを始めアメリカでも爆発的なヒットを引き起こし、Billboardにその記録を初めて作り上げたと言う。
その当時、アメリカでDJが何気無く流していた曲が業界人の目に留まり、瞬く間にしてアメリカ国内で1位を取ったという事実には驚きだ。しかも、戦後という事も考えると、より音楽には国境が無いと言う事が感じ取れるのではないのだろうか。
参照: https://www.billboard.com/articles/business/chart-beat/8544015/lewis-capaldi-someone-like-you-number-one-third-week-hot-100
注目のアーティストになったルイス・キャパルディ。2020年1月には日本での単独公演も決定したみたいだ。そして、これからの彼の活躍にも注目したい。
参照: https://www.billboard.com/articles/business/chart-beat/8544015/lewis-capaldi-someone-like-you-number-one-third-week-hot-100
参照: https://planetradio.co.uk/hits-radio/entertainment/music/lewis-capaldi/
◆ 今週のBillboard Hot 100 (全米シングルランキング)
・ Lewis Capaldi 「Someone You Loved」
・Post Malone 「Circles」
・Shawn Mendes & Camila Cabello 「Senorita」
・Lizzo 「Truth Hurts」
・Selena Gomez 「Lose You To Love Me」
・Lizzo 「Good As Hell」
・Chris Brown feat. Drake「No Guidance」
・Lil Nas X 「Panini」
・Maroon 5 「Memories」
・Dan + Shay & Justin Bieber 「10,000 Hours」
運営会社: Evening Music Records株式会社