世界のトップ・ヴァイオリニスト、五嶋みどり。ベートーヴェンのソナタ全10曲の集大成録音完成が発売!
世界を代表するトップ・ヴァイオリニスト、五嶋みどりの最新録音。米国をベースに世界的に活躍を続ける五嶋みどりが、2020年に発表した「ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲、ロマンス(2曲)」(WPCS-13834)に続けて、ヴァイオリン音楽作品として頂点に位置付けられる名曲、ベートーヴェンのソナタ全10曲をまとめた最新作『ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ集(10曲)』を完成させた。11月に予定されている来日公演に合わせ、日本のみSACDハイブリッド盤による先行発売が実現した。日本盤発売とデジタル配信は11/9、海外でのCD発売は来年を予定している。
アルバムの予約注文はこちら:
https://warnermusicjapan.lnk.to/midoriSonatas
ベートーヴェンの初期~中期にかけて作曲された全10曲は、ヴァイオリンとピアノの表現力の位置づけやバランス感覚の音楽史的な変遷をたどる意味合いを持ち、それだけにヴァイオリニストとパートーナーとなるピアニストのコンビネーションが大事とされる。今回の録音では、多くの共演機会を持つティボーデとの共演が実現したことで、まさに万全のアンサンブルによる集大成録音が完成したといえるだろう。
また、五嶋みどりは11月8日(火)~12日(土)、東京のサントリーホールにて「サントリーホール スペシャルステージ 2022 五嶋みどり デビュー40周年記念 ~ベートーヴェンとアイザック・スターンに捧ぐ~」の連続公演を行い、ティボーデと共演する「ソナタ全10曲」や、「ヴァイオリン協奏曲」の演奏が予定されている。
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WANIMA Boil Down 2022を12月11日に東京ガーデンシアターにて開催決定!!
スリーピースロックバンド:WANIMAが12月11日(日)東京ガーデンシアターにて「WANIMA Boil Down 2022」の開催を発表した。
Boil Downは2020年から3年連続で年末に開催されている”WANIMAの忘年会”と位置付けされるワンマンライブ。
今年も東京ガーデンシアターにて開催され、本日より「WANIMA MEMBERS会員先行」にてチケット販売がスタートした。
全国ツアー「Catch Up TOUR -1 Time 1 Chance-」、フジテレビ系“水10”ドラマ「ナンバMG5」主題歌・挿入歌、MONGOL800とのコラボアルバムリリース、ABEMAの人気オリジナル恋愛番組『シャッフルアイランド』オープニング&エンディングテーマソング、BiSHへの作詞提供やグローバルボーイズグループINIへの楽曲提供、さらに9月には地元熊本にて自身初の主催音楽フェス「WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2022」を成功させるなど精力的に活動してきた1年を締め括る。
WANIMAにとっても、来場される方にとってもご褒美の様な1日になるライブとなる。
ライブ概要
日程:2022年12月11日(日) 時間:開場16:00 / 開演17:00 会場名:東京ガーデンシアター 会場住所:東京都江東区有明2丁目1−8 チケット: 全席指定 ¥ 6,900(税込) *電子チケットのみ/お一人様4枚まで/小学生以上 要チケット※未就学児童 保護者1人につき、1名まで膝上での観覧無料 WANIMA MEMBERS会員先行受付:10/6 19:00-10/11 23:59 オフィシャル1次先行受付:10/13 12:00-10/19 23:59 -- 運営:Evening Music Records Inc.Newspeak 11月2日、 EPのリリースが決定! 先行シングル「Leviathan」が10月21日から配信開始。
日本発・世界基準のロックバンド、Newspeakが動き出す。前作のアルバム『Turn』を 昨年7月にリリースして以来、久々の楽曲リリースが決定した。
Newspeakの今を詰め込んだ新曲3曲が収録された、EP『Leviathan』を11月2日、ワーナーミュージック・ジャパンよりリリースする。メジャー1st EPとなる本作のタイトルにもなっている「Leviathan」の他、「Where Is Your Mind」、「Bonfire」が収録され、EPの先行シングルとして10月21日から「Leviathan」の配信もスタートする。
「Bonfire」はライブのみで披露していたが、つい先日、第35回東京国際映画祭のフェスティバルソングに起用され注目が集まっている楽曲となっていた。
なお、このリリースの発表合わせ、EPのジャケット写真、アーティスト写真、ティザー映像といった新たなクリエイティブも一気に公開になっているので、そちらも注目頂きたい。
ティザー映像では楽曲の一部分の音と、メンバー3人それぞれが映し出されており、Newspeakの世界観に一気に引き込まれるようなものとなっている。楽曲リリースの発表と共に、ついに大きく動き出したNewspeak、今後の展開も見逃せない。
ティザー映像:
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ONJUICYがUKプロデューサー・Blay Visionとコラボレーションした新曲を発表。MVも公開。
SARA-JやFARMHOUSE(SUSHIBOYS)などジャンルにとらわれることなく幅広いコラボーレーションを展開し、先日のULTRA JAPAN 2022にも盟友TREKKIE TRAXと出演を果たすなど、現場での絶大なプロップスを誇るラッパー・ONJUICYがソロ名義では久々となる新曲をリリースした。
ONJUICY - E.HONDA #CammyRiddim(Prod. Blay Vision)
https://809.lnk.to/oj_ehonda
今回のシングルは、ロンドンを拠点に活動するプロデューサー・Blay Visionの”CammyRiddim”を使ってコラボレーションとして実現した1曲。”CammyRiddim”はUKグライムの帝王Skeptaがライブ・アクトで使用し、Manga Saint HilareなどのMCもこぞって楽曲リリースするなど、freestyle文化が盛んなUKグライム界隈のトレンドの一つ。
ONJUICYはアニメやゲームの固有名詞を随所に散りばめた日本人らしいリリックと、これまでのキャリアに裏付けられた確かなスキルを披露している。
また、MVも同時公開された。
ONJUICY - E.HONDA #CammyRiddim(Prod. Blay Vision / Music Video)
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総再生数1億超えの人気歌い手うみくん、ボカロカバーベストから「ヴァンパイア」MV公開&先行配信スタート!
チャンネル登録者46万1,000人、総動画再生回数1億2,000万回を誇るYouTuberで歌い手のうみくんが10月19日にリリースする自身初のボカロカバーベストアルバム「【ボカロ曲を原キーで】高音厨で有名な総再生数1億超えのうみくんがベストアルバムを出した件について【歌ってみた】」から、先週配信された先行配信第一弾「命に嫌われている。」(作詞・作曲:カンザキイオリ)に続いて「ヴァンパイア」(作詞・作曲:DECO*27)が配信スタートした。
合わせて、Music Videoも公開となった。
ヴァンパイア/うみくん【歌ってみた】:
さらに、10月7日(金)には3週連続先行配信のラストとなる「シャルル」(作詞・作曲:バルーン)の配信が決まっている。
そして、ワーナーミュージック・ストアとオフィシャルファンクラブ「う民舗」で限定販売中の完全生産限定プレミアム盤購入者が参加できる限定イベントの内容も明らかになった。ワーナーミュージック・ストア盤では、11月19日(土)にスナック風スタジオでうみくんのカラオケ&トークイベント、う民舗盤では12月17日(土)のワンマンライブ当日本番前に、同じ会場でミニライブ&トークイベントに参加できる。こちらは生産限定盤となるので、早めにチェックしてほしい。
また、10月8日(土)には、HMVオンラインでの予約で参加できるオンライン個別トーク会が行われる他、10月22日(土)には名古屋、10月23日(日)には大阪、11月3日(木・祝)には東京でインストアイベントを開催予定とのことで、開催場所や時間の詳細は後日発表されるとのことだ。
-- 運営;Evening Music Records Inc.
注目バンド “MANAKO” 新曲「Back in the Past」先行リリース & 新曲「ひとりぼっち」MVを公開!
その美貌とダンス・歌唱力で、毎年1億回を超える再生回数を叩き出す「YouTube Rewind」に登場して以降、女優・アーティストとして活躍を続ける「まなこ」が、 The Winking Owl の KENT(Dr)、kamia のつかさ(Gt)、と共にスタートさせた話題の バンド「MANAKO」。
6月3日に渋谷 duo 公演にて、Ba&Key のエイジが脱退し、GLORY HILL / MIRA の KO-01 の加入を発表。そして、新体制後初の作品「Back in the Past EP」をデジタル 先行でリリースし、「ひとりぼっち」の Music Video を公開した。
MANAKO『ひとりぼっち』Music Video
MANAKO(マナコ)
まなこ(Vo)/ つかさ(Gt)/ KENT(Dr)/ KO-01(Ba) 毎年 1 億回を超える再生回数を叩き出す「YouTube Rewind」のラスト・ シーンに登場 して以降、その美貌とダンス/ 歌唱力でネット/SNS で話題を集め続けるインターネット のカリスマ「まなこ」が、The Winking Owl の KENT(Dr)、kalmia のつかさ(Gt) と共にスタートせた新バンド。2021 年 3 月に 1st シングル「休日」をリ リースし、同月開催された1st ライブにして初ワンマンとなった公演は即ソールドするなど話題を集める中、昨年 10 月に 1st EP「Meet Up With You」をリリース。2 度の初の東名阪ツアーを成功させ、2022 年もコンスタントにデジ タル・シングルをリリース。6/3@渋谷 duo 公演にて、Ba&Key のエイジが脱退し、 GLORY HILL / MIRA の KO-01 の加入をを発表。2022 年 10 月、新体 制後初の初のフィジカル作品をリリースする。 -- 運営:Evening Music Records Inc.hyperpopとJ-POPの溝を繋ぐ、ウ山あまねのニューアルバムがリリース!
シンガー・プロデューサー「ウ山あまね」によるフルレングス・アルバム『ムームート』がワーナーミュージック内のレーベル+809よりリリースされた。
ウ山あまね『ムームート』:
https://809.lnk.to/au_mumuto
ここ最近も春ねむり「Bang(ウ山あまね Remix)」のリリースや、hirihiri、kabanagu等と共に結成したユニット・PAS TASTAでのリリースやライブを重ねるなど活動を活性化しているウ山。
ソロ名義としては久々となる本作は、世界的にも注目されているジャンル・hyperpopとJ-POPの溝を埋めるような数々な最新楽曲と、シングルとしてリリースしていた「来る蜂」「Hiuchiishi」を含む全8曲入りのアルバム作品。全編にわたって繊細でありながらフロアライクなダンスミュージックとしても機能し、そして何よりもポップネスが溢れる歌が紡ぎ出されている。
楽曲のミックスはウ山自身が行い、マスタリングは電気グルーヴや七尾旅人、フィッシュマンズなどをはじめ多岐にわたる作品を手掛けるkimken studioの木村健太郎が担当。
また、アルバムのアートワークは韓国を拠点に活動するアーティストであるJun seo Hahmが制作し、見事に作品の世界観を表している。
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あいみょん、新アルバム「瞳へ落ちるよレコード」より、収録曲「姿」がゼクシィ新CMのテーマソングに決定!
あいみょんが8月17日(水)にリリースした自身4枚目となるオリジナルアルバム「瞳へ落ちるよレコード」の収録曲「姿」がこの度9月24日(土)より放映がスタートした、結婚情報サービス「ゼクシィ」の新CMソングに決定した。
今回のCMはゼクシィ13代目CMガールの堀田真由と、新郎役の鈴木仁が出演。プロポーズの模様をハートフルに描いた映像となっている。今回のCM楽曲起用に当たってあいみょんからもコメントが届いているのでぜひチェックしていただきたい。今回の新CMの「おでかけ編」の15秒/30秒バージョンは先行してゼクシィの公式YouTubeチャンネルでも公開中。本日からのTVCMのOAも楽しみにお待ちいただきたい。
あいみょんは、11月5日(土)に自身最大規模となるワンマン公演「AIMYON 弾き語りLIVE 2022 -サーチライト- in 阪神甲子園球場」を開催することが決定しており、先日一般発売されたチケットは即日ソールドアウト。精力的に活動するあいみょんに引き続き注目いただきたい。
● あいみょんコメント
憧れのゼクシィのCMに楽曲を使って頂けて本当に本当に嬉しいです。 スタッフさんとも、いつかゼクシィのCMに曲を使ってもらいたいねって話していた事もあり、報告を聞いた時はびっくりで、ヤッター!とバンザイしました。 恋人達、そしてこれから結ばれる未来の花嫁と花婿さんに届きますように!CM映像
「幸せが、動きだしたら。ゼクシィ」CM ゼクシィアプリを入れた日篇 15秒 「幸せが、動きだしたら。ゼクシィ」CM ゼクシィアプリを入れた日篇 30秒 ※ 当CMについては、一部のエリアにて放映予定となります。CM放映のエリア、時間帯、期間などについては、お答え致しかねます。予めご了承ください。 -- 運営:Evening Music Records Inc.KANDYTOWN、3rd ALBUM「LAST ALBUM」発売日が11月30日に決定!
東京出身のヒップホップクルー:KANDYTOWNの3rd ALBUM「LAST ALBUM」の発売日が11月30日に決定した。ジャケットデザインとともに初回限定盤の内容も併せて発表となった。
初回限定盤の内容も発表となり、5月21日に出演した“ポップカルチャーとしてのヒップホップをテーマにしたフェスティバル”「POP YOURS」(会場:幕張メッセ国際展示場9~11ホール)の模様を収めたBlu-Rayが付属。他にもPhoto Book、B2ポスター、封入応募抽選特典の入った豪華盤となる。なおBlu-rayの収録曲・応募特典の内容は後日発表予定だ。
さらに、9月23日に配信された新曲「Curtain Call (feat. KEIJU, Ryohu, IO)」のMUSIC VIDEOが公式YouTubeチャンネルにて公開となった。このMUSIC VIDEOは盟友:山田健人による作品となっている。
リリース関連情報
KANDYTOWN「Curtain Call (feat. KEIJU, Ryohu, IO)」MUSIC VIDEO YouTube URL: KANDYTOWN 新曲「Curtain Call (feat. KEIJU, Ryohu, IO)」 Lyrics:KEIJU, Ryohu, IO Music:Neetz Turntable: The Anticipation Illicit Tsuboi Mixed by The Anticipation Illicit Tsuboi @ RDS Toritsudai Mastered by Colin Leonard at SING Mastering, Atlanta, GA using SING Technology® (Patented).-- 運営:Evening Music Records Inc.
ちゃんみな、全編韓国で撮影された「Don’t go(feat. ASH ISLAND)」のミュージック・ビデオが公開!
ちゃんみなの、「Don’t go (feat. ASH ISLAND)」のミュージック・ビデオがYouTubeにて公開された。本映像は全編韓国にて撮影され、監督はJay Parkなどの作品にも携わっている、ILLUMIN氏が務めた。
歌詞の内容を紐解いていくような物語構成に、シーン展開や色づかいなど細部までこだわり抜かれたシネマティックな映像は、何度見ても新たな発見がある。ちゃんみなの感情を表す様々な部屋でのシーンやASH ISLANDとの絡みも見どころだ。
本作は、韓国の「高校生ラップ選手権」である「高等ラッパー2」出身で、数々の受賞歴を持つ新進気鋭の韓国人ラッパー・ASH ISLANDをフィーチャリングゲストに迎え、彼女が初めて全編韓国語で制作した渾身の一曲。ちゃんみなとASH ISLANDのエモーショナルな掛け合いが印象的な疾走感のある80’sナンバーとなっている。
今月2日に「TOKYO 4AM」をリリースし、MVの再生回数は2週間足らずで100万回を突破し話題を集めている彼女が、ついに韓国でのデビューを果たした。この記念すべき全編韓国語第一弾楽曲を聴き込むとともに、世界観を楽しめるミュージック・ビデオを合わせてご覧いただきたい。
ちゃんみなコメント
私自身のバックグランドでもかなり大きな存在の韓国でついにリリース出来た事を本当に嬉しく思います。 そんな初めての全編韓国語リリースに親愛なる友人のASH ISLANDが共にしてくれた事も感謝しきれません。 とにかく、この楽曲は私にとってこの先もずっと大切なものになりそうです。 まずは第一弾『Don’t go』楽しんでください!今後のリリースもぜひ期待して頂けると嬉しいです。ASH ISLANDコメント
私にとって初めての別の国のアーティストとのコラボでしたが、それが今回の「Don’t go」だったので本当に良かったし、良い経験になりました。この楽曲自体がすごく良い曲なので、それに参加できたことはとても光栄です。 素晴らしい経験を友達のミナと一緒にできたことに感謝するとともに、嬉しい気持ちでいっぱいです。 CHANMINAのこれからの韓国での活動も楽しみにしています!-- 運営:Evening Music Records Inc.
高橋優、LIVE TOUR 2022-2023「ReLOVE & RePEACE ~ReUNION 前編~」開催決定!
シンガーソングライター高橋優が9月17日・18日に開催された自身主催の野外音楽フェス「秋田CARAVAN MUSIC FES 2022」で高橋優 LIVE TOUR 2022-2023「ReLOVE & RePEACE ~ReUNION 前編~」の開催を発表した。
本公演は10月5日(水)にリリースする8th ALBUM「ReLOVE & RePEACE」を携えてのツアーとなり、来年3月までの公演を前編とし、今回は全国11会場14公演の日程が発表された。
※ ツアー初日の12月23日(金)は高橋優FC限定公演
また、本公演は高校生・中学生を対象とした学生割引、小学生以下を対象としたキッズ割引を実施する。ツアータイトル中の「ReUNION」の意味でもある『再会』をテーマに掲げる本ツアーへ、ぜひ高橋優8th ALBUM「ReLOVE & RePEACE」を聴き込んでご来場ください。
※ 高橋優 LIVE TOUR 2022-2023「ReLOVE & RePEACE ~ReUNION 後編~」の情報は2023年年明けに発表予定
アルバム情報
アーティスト:高橋優 タイトル:8th Album「ReLOVE & RePEACE」 リリース日:2022年10月5日(水)発売 形態: 初回限定盤A(CD+DVD):WPZL-32006/7 ¥4,950(税込) 初回限定盤B(CD+DVD):WPZL-32008/9 ¥4,950(税込) 初回限定盤C(CD+DVD):WPZL-32010/1 ¥4,950(税込) 通常盤:WPCL-13405 ¥3,300(税込) 購入リンク: https://takahashiyu.lnk.to/8thAL-- 運営:Evening Music Records Inc.
chelmicoでも活動する鈴木真海子、ソロワンマンライブのレポートが到着!
今夏も様々なフェスに登場し、ラップユニットとしての存在を確かなものにしているchelmico。そのMCであるMamikoこと鈴木真海子が、ソロでのワンマンライブを9月14日、EX THEATER ROPPONGIにて行った。
ソロとして昨年はソロアルバム「ms」をリリースし、恵比寿ガーデンホールやBillboard Liveでのソロライブを成功させ、今年はchelmicoとしてもアルバム「gokigen」のリリースやツアーを行うなど、精力的な活動を展開する鈴木真海子。その期待の高まりを表すように、また今年初のソロライブということもあり、この日のチケットはソールドアウト。EX THEATERにはグッズを身に着けたファンから、平日ということもあってか会社帰りと思しきオーディエンスまで、幅の広いリスナーが集い、その開演を待つ。
バンドセットに加えて、ソファや観葉植物、ランタン、絵画などが置かれ、自室をイメージしたような装飾が設えられたこの日のステージ。その舞台が暗転すると、鈴木がバンドメンバーとともにステージに登場し、ライブは2017年リリースの初ソロ「Deep green」収録の「Blue」からスタート。そして「ms」収録の「judenchu」へと展開し、日々の緊張を解すような、メロウで緩やかな空気が会場を包み、着座したオーディエンスも自然と体が揺れ始める。
「こんばんは、鈴木真海子です。気を張らずに見てくれればなって思います」という言葉どおり、この日の鈴木はゆったりとした衣装に身をまとい、メンバーも部屋着的なスウェットでコーディネート。「今日は家の中っていう設定なので、スウェットにしてみました。あと、このスウェットは受注生産でみなさんも買えるので、チェックしてみてください。できれば上下で揃えて欲しいな〜」とちゃっかり宣伝することも忘れない。
「渋谷系」楽曲のカバーも...
そしてこの日のバンドメンバー(Bs:井上真也/Ky:沼澤成毅、ESME MORI/Gt:近藤邦彦/Perc.松下源(思い出野郎Aチーム)/Dr:ryo takahashi)の紹介をはさみ、ダンサブルなシャッフルビートが印象的な「19」、鈴木がスキャット的な言葉を載せていく「空耳」、原曲よりもソリッドなビートアプローチにリアレンジされ、鈴木も原曲よりも力強く歌う「Lazy river」と、ライヴならではの展開でオーディエンスを惹きつけていく。そのまま9月9日に配信リリースとなった新曲「Come and Go」から、ディスコティックなビートに鈴木のグルーヴィーなラップが映える「mani」へ展開し、ライブは一旦休憩へ。 インターミッションをはさみ、再びステージの明かりが落ちると、バンドの演奏に合わせて、スウェットにスリッパという部屋着姿の鈴木がステージに登場。そしてライブの後半戦はサニーデイ・サービス「青春狂走曲」のカバーからスタート。フィッシュマンズ「いかれたBaby」のカバーに続く、いわゆる「渋谷系」楽曲のカバーには、会場から驚きを含めたような大きな拍手があがった。 同じように大きな拍手に包まれたのは、ゲストとして呼び込まれた工藤祐次郎との「よるのとしょかん」、そしてyonawoから荒谷翔大とギターの斉藤雄哉、そしてラッパーのSkaaiを迎えた「tokyo feat. 鈴木真海子, Skaai」の披露だった。まずテレビ東京「シナぷしゅ」の9月の歌として制作された「よるのとしょかん」では、「私の大好きな工藤祐次郎さんです!」と鈴木が呼び込めば、工藤は「レコーディングのとき、鼻炎だっていうからティッシュを渡したら、そのまま目の前でおもいっきり鼻をかんだ鈴木真海子です!」と話し、会場からは思わず笑いが起きる。楽曲自体も、アコギを基調にしたサウンドと牧歌的でメルヘンチックな歌詞、そして鈴木と工藤のユニゾンが印象的な、穏やかな空気を纏った一曲となっていた。一方、「tokyo feat. 鈴木真海子, Skaai」は現行のシティミュージックを体現するようなビート感と、ラップとヴォーカルがシームレスに繋がったスタイル、そしてyonawoとSkaai、そして鈴木のマイクリレーが印象的な一曲。その対照的とも言える二曲を連続して披露し、それを分裂させない鈴木のスキルと声の魅力には驚かされる。 MCでは「今年の『キングオブコント』、どうなると思います?今年も激熱だよ!」と完全に趣味の話をし始める鈴木。そしてその話題とは全く関係なくSly & The Family Stoneの「Family Affair」のカバーから、ファンキーかつディスコティックなアレンジが施された「どっかの土曜日」に展開。そのどちらも鈴木の伸びやかな歌声が楽曲を纏めていく。鈴木真海子の表現力の豊かさとアプローチの多彩さも...
今年12月から来年1月にかけて開催されるchelmicoの対バンツアー「chelmico 対バンツアー 2022-2023 (仮)」の話題に続き、Rachelとともに制作された「Lily feat.Rachel」、そしてRachelに向けて作られた「R」と、chelmicoの絆を感じさせる楽曲を披露。そしてプログレッシブなサウンドと、憂いとタフネスの両面を感じる鈴木の歌声に彩られた「untitled」とライブは進んでいき、ラストはリズムマシンのスイッチを自ら入れ、そのビートとパーカッション、そしてキーボードというシンプルなサウンドの上で緩やかに歌う「山芍薬」でライブは幕を閉じる。 そしてアンコールを促す拍手に導かれて登場した鈴木。「アンコールありがとうございます。……まあアンコールありきで(セットリストを)組んでるんですが」という身も蓋もない、しかし自然体のMCから「じゃむ (feat. iri)」。そして「次でホントにラストです。みんな本当にありがとうね。なんか早かったですね。じゃあ皆さんお気をつけてお帰りください」という惜別の言葉から「Contact TOSHIKI HAYASHI(%C) remix」でアンコールを締め、鈴木とバンドメンバー、そしてこの日のゲストがステージに並び、惜別するように会場に手を振りながら、ステージをあとにした。 原曲をこの日のライブに向けてリアレンジしたバンドの力量と、その再構築されたサウンドを丁寧に吸収し、新しい楽曲の魅力を歌い手としてもしっかりと表現した鈴木という、コラボレーションの妙も感じられたこの日のライブ。鈴木真海子というアーティストの表現力の豊かさとアプローチの多彩さ、そして根本的なヴォーカリストとしての稀有な魅力をしっかりと表すライブは、こうして幕を閉じた。 文:高木"JET"晋一郎 撮影:Ray Otabe-- 運営:Evening Music Records Inc.