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藤井風

ユニバーサル ミュージックも注目する藤井風の新曲「もうええわ(Mo-Eh-Wa)」がエモすぎて泣ける理由とは…岡山弁で叙情的に綴る歌詞の秘密とは…
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ユニバーサル ミュージックも注目する藤井風の新曲「もうええわ(Mo-Eh-Wa)」がエモすぎて泣ける理由とは…岡山弁で叙情的に綴る歌詞の秘密とは…

皆さんは、藤井風というアーティストをご存知だろうか。

岡山県里庄市の現在22歳(2020年2月時点)のアーティストで、2019年春に上京してきたばかりのまさに期待の新人と言えるアーティストだ。彼の魅力はなにかと言うと、その独特の世界観にある。また、その秘密は「岡山弁」で語られる歌詞に込められた心象風景だ。 2020年2月2日にYouTube上で公開された新曲「もうええわ(Mo-Eh-Wa)」は、藤井風が渋谷の高架下の一角で、もはや何年路上生活を続けてきたのか...と言わんばかりの風貌で、ピアノを弾きながら動画は始まる。だが、この演出である「安さ」に反して、楽曲は非常にリッチに仕上がっている。Jazzとも言え、どこか90年代の音楽シーンの懐かしさも残しつつ、さらに新しさも感じさせると言う作品になっている。 これは、アーティストとして大切な楽曲の新しさの中にも、音楽リスナー層を拡大させる意味での90年代感も兼ね備えており、さらに独自の世界観があると言うことだ。つまり、幅広い世代にウケる可能性を秘めた楽曲にきちんと仕上がっていると言うことだ。もちろん所属レーベルであるユニバーサル ミュージックの制作サポートやプロデュースワークも反映されているかと思うが、このアーティストの世界観がこれらを可能にしているように見える。 そして、どうやらその理由は「岡山弁」にあると言う...