indigo la End、シングル「心変わり」MV公開。川谷絵音がアヒルと散歩
© indigo la End
indigo la End、シングル「心変わり」MV公開。川谷絵音がアヒルと散歩
横浜アリーナでの単独公演“トウヤノマジック vol.1”を発表し、フジロックフェスティバルや海外フェスへの初出演など、新フェーズへ向かうindigo la Endから最新シングル『心変わり』のMVが公開された。
『心変わり』全体のビジュアルディレクションを担うスタイリスト、服部昌孝率いる服部プロ監修の下、Classic 6が監督を務めた本作。
ロケは全編オーストラリアで実施され、歌詞になぞらえて、川谷絵音が街並みをアヒルとともに散歩する。街並みの美しさに、白のスーツが映える見事な...
水曜日のカンパネラの2代目担当「詩羽」のソロプロジェクト開始
© 詩羽
水曜日のカンパネラの2代目担当「詩羽」のソロプロジェクト開始
6月5日(水)に水曜日のカンパネラの3rd EP「POP DELIVERY」をリリースし、その作品を引っ提げたZeppツアーが、7月3日(水)より開幕した。
初日はZepp Sapporoからスタート。オープニングの映像では、先ほど撮影したばかりの札幌を楽しむ詩羽の映像が盛り込まれ、そこからライブが幕開けした。
今回のツアーから、作詞作曲を担当するケンモチヒデフミもステージに登場し、会場を盛り上げていく。ケンモチヒデフミの合図から始まり、ライブでは初のパフォーマンスとなる「アルキメデス」から始まった。
気持ちの良い爆音が会場に響き渡る。歌詞の中にある「アルキメデス!チャリでやってきた!」にかけて、デコチャリに乗って詩羽がステージに登場。会場には歓声と笑いが起こった。
そして、北海道といえばやはりこの曲、「シャクシャイン」。北海道の地名を羅列した歌詞に、会場の観客も盛り上がる。
「水曜日のカンパネラの詩羽です!そしてケンモチさんです!初日、楽しんで行きましょう!!」という詩羽のMCに続けて、会場が一体となる恒例の楽曲「ディアブロ」が披露された。
「いい湯だね!」という掛け声が会場に響く。ダンサーを迎え入れて踊る「聖徳太子」など、間髪入れずに次々とパフォーマンスをしていき、テンションは上がりっぱなしだ。
詩羽のソロプロジェクトもスタート
7月7日の七夕を目前にして、「スマートフォンのライトをつけて!」という詩羽の合図でスマホライトが光った会場で「織姫」を熱唱。ライトが揺られて綺麗な光景が広がる中、そのまま「ティンカーベル」で客中を...
UVERworldとCNBLUE、日本と韓国を代表するロックバンドによる対バンライブ開催
Photo by YOSHIHITO KOBA
UVERworldとCNBLUE、日本と韓国を代表するロックバンドによる対バンライブ開催
UVERworldとCNBLUE、日本と韓国を代表する2組のロックバンドが、日韓で対バンライブ『UVERworld & CNBLUE SUMMER LIVE IN JAPAN and KOREA ~UNLIMITED CHALLENGE~』を開催した。
UVERworldにとっては初の韓国公演、CNBLUEにとっては初の対バン形式ライブとなるが、その初戦となるぴあアリーナMMでの日本公演が、6月15日に行われた。
約1時間の持ち時間。両バンドともに、これまで交わることのなかったファンのためもあってか、入門編ともいえるライブテッパン曲がセットリストに並んだ。
「初めて会った時に、驚くほど共通点が多くて意気投合した」というUVERworldのTAKUYA∞とCNBLUEのヨンファ。ともにバンドの楽曲も手掛けるフロントマン同士の交流がきっかけで、今回の対バンが決まった。
ライブタイトル『UNLIMITED CHALLENGE=無限の挑戦』には、ヨンファのMCにもあったように、UVERworldのTAKUYA∞とCNBLUEのヨンファの一番大きな共通点はずっと夢を持ち続け挑戦すること、デビューから今まで絶えず挑戦を繰り返してきた両者が手を組み、また一つ新しいことに挑戦しようという強い意志が込められて...
ライブの先攻は CNBLUE
ライブの先攻は、CNBLUE。「ヨコハマー!」というヨンファの絶叫とともに、「Between us」で幕を開けると、客席は1曲目から総立ちに...
ITZY、ワールドツアー「BORN TO BE」完走!新曲 Algorhythmも初披露
撮影:田中聖太郎写真事務所
ITZY、ワールドツアー「BORN TO BE」完走!新曲 Algorhythmも初披露
『2PM』『TWICE』『Stray Kids』『NiziU』など数々の有名アーティストを輩出させたJYPエンターテインメントより2019年2月に韓国からデビューした、5人組グローバルグループ『ITZY』(イッチ)が、2月の韓国公演を皮切りに約半年をかけて世界28都市を回るITZY最大級のワールドツアー、ITZY 2ND WORLD TOUR
昨年行われたITZY THE 1ST WORLD TOUR
韓国アルバムの最新曲「BORN TO BE」からスタート
今回の日本ツアーは、迫力のあるバンドサウンドとともに火花が上がり、韓国アルバムの最新曲「BORN TO BE」からスタートした。
一糸乱れぬ最高難易度のかっこよさ全開のパフォーマンススキルが全面に押し出された楽曲で、大勢のダンサーと共に圧倒的な群舞パフォーマンスを見せつけた。ラストのバックスクリーンを利用したシルエットの群舞が印象的な1曲で幕を...
THE YELLOW MONKEY、新アルバム『Sparkle X』パーティーに登場
撮影:横山マサト
THE YELLOW MONKEY、新アルバム『Sparkle X』パーティーに登場
THE YELLOW MONKEYの通算10作目となるニューアルバム『Sparkle X』の発売に先駆けて、メディア向けのアルバム発売記念イベント「THE YELLOW MONKEY『Sparkle X』Listening party & Media interview」が2024年5月10日、東京・新宿の109シネマズプレミアム新宿にて開催された。
5月29日にリリースされる10thアルバム『Sparkle X』からは、現在「ホテルニュートリノ」「SHINE ON」「ソナタの暗闇」の3曲が先行配信されているが、今回の「『Sparkle X』LISTENING PARTY」は、前述の3曲も含めたアルバム全11曲が、メディア関係者に初公開される機会となった。
イベントはTHE YELLOW MONKEYとも関係性の深いラジオDJ・落合健太郎氏が司会を務める形で進行。前半の「第一部」ではアルバム全曲が、会場の音響を通して、サウンドのディテールに至るまで鮮明に鳴り渡った。
新作アルバム全貌に初めて触れた場内の興奮も冷めやらぬ中、舞台にはTHE YELLOW MONKEYのメンバー、吉井和哉(Vocal & Guitar/以下「吉井」「ロビン」)・菊地英昭(Guitar/以下「エマ」)・廣瀬洋一(Bass/以下「ヒーセ」)・菊地英二(Drums/以下「アニー」)が揃って登壇。会場はひときわ熱い拍手に包まれた。
第二部は落合氏によるインタビュー
「第二部」では落合氏によるインタビューにメンバー4人が答えて...
ちゃんみな、約1万8千人動員の公演「AREA OF DIAMOND 2」を完走
撮影:田中聖太郎
ちゃんみな、約1万8千人動員の公演「AREA OF DIAMOND 2」を完走
ちゃんみなが、2024年4月28日、横浜・ぴあアリーナMMにて、単独公演「AREA OF DIAMOND 2」の追加公演を行った。
本公演は、2023年12月17日の宮城・仙台GIGSから始まり2024年1月30日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで国内ファイナルを迎え、3月には初となるアジア単独公演(韓国・香港・台湾)を成功させたツアーの追加公演として2daysで開催されたもの。本稿では、2daysのうち2日目の様子をレポートする。
中央にグランドピアノが設置されたステージにまず現れたのは、白いドレス姿の少女。少女は客席に向かって深くお辞儀をし、サン=サーンスの「白鳥」を弾き始める。ツアー本公演ではこの役をちゃんみなが担っており、楽譜通りではない不穏な旋律で緊張感を高める演出がされていたが、今回はそのように不穏な空気はなく、ピアノの発表会そのものといった雰囲気だ。
少女の可憐な演奏が終わると、幻想的な音楽とともにステージがキラキラと照らされ、ピアノ奥のステージ2階に白い貝殻が出現した。すでに少女とピアノはステージから消えている。貝殻がゆっくりと開くと、中から赤いオフショルダーのドレスに身を包んだ赤真珠のようなちゃんみなが現れ、会場は大歓声に包まれた。
まるでボッティチェリの名画《ヴィーナスの誕生》のような登場である。ヴィーナスは愛と美と豊穣をもたらす神であり、帆立貝は豊穣の象徴、そしてボッティチェリの同作品は「愛の誕生」を象徴する絵として知られている。ピアノを弾いていた少女が成長し、人々に愛と美と豊穣を届ける「ちゃんみな」というアーティストが生まれた誕生を改めて表現した冒頭演出なのだろうか?
その豊穣の海扇の中で歌う「Baby」からライブはスタートした。
満員のオーディエンスからは大歓声が
続く「RED」でちゃんみなは貝殻を抜け出し、中央にせり出したセンターステージで激しく踊りながら自身のルーツを...
THE YELLOW MONKEY、5万人を動員した東京ドーム公演をレポート
写真:Masato Yokoyama / Takeshi Yao / Yukitaka Amemiya
THE YELLOW MONKEY、5万人を動員した東京ドーム公演をレポート
THE YELLOW MONKEYが2024年5月27日(土)に、約3年半ぶりの東京・東京ドーム公演「THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024 “SHINE ON”」を開催。以下、その様子をレポートする。
“第2の充電期間”を終えたTHE YELLOW MONKEYは、2024年元日にリリースされた「ホテルニュートリノ」を皮切りに「SHINE ON」「ソナタの暗闇」と次々に新曲を発表しており、自身10作目となるアルバム『Sparkle X』もすでに完成させている。が、ここまでに至る道程は困難の連続だった。
2020年4月に開催予定だった東京ドーム2Days公演は、コロナ禍のため開催中止。同年11月に行われた東京ドーム公演も、“観客の声出しはなし”、“客間の距離を保つためキャパシティの半分以下の動員数1万9000人”という形での開催となった。
さらに、今回の再始動に先立って、吉井和哉(Vocal & Guitar/以下「吉井」)が喉の病気の治療を受けていたことが発表され、当初昨年12月28日に予定されていた日本武道館での復活ライブも吉井の体調の万全を期して開催中止となった。それでも、THE YELLOW MONKEYは2024年4月の東京ドーム公演の実施を発表、さらに前進することを選んだのである。
その瞬間を見届けようとドームに集まった5万人のファンが客席を埋め尽くし、ライブはいよいよ開演の時を迎えた。
広大な空間に割れんばかりの大歓声
巨大ビジョンの開演時刻カウントダウンが「000,000,000 SECONDS」を示し、「SHINE ON」のツアータイトルが映し出されると、広大な空間は割れんばかりの大歓声に包まれ...
にしな、完売のNHKホール公演で過去最大規模のツアーを完走
写真:renzo masuda
にしな、完売のNHKホール公演で過去最大規模のツアーを完走
2月12日の北海道・Zepp Sapporoを皮切りに全国を巡ってきたにしなのワンマンツアー「Feeling」。彼女にとって過去最大規模となったそのツアーが4月28日、東京・NHKホールでツアーファイナルを迎えた。
にしなの歌、そして観客との関係性がますますタフになっていることを証明するものとなったそのライブの模様をレポートする。
会場に入って、まずそのステージセットに目を奪われた。ステージの床、背景、さらには足下に置かれたモニタースピーカーやにしなのギターアンプまでが、まるで雲の上のように真っ白。ステージ後方には白い花のオブジェが据えられている。
そんなステージに、これまた白い衣装を身につけ、バンドメンバーとともに登場したにしな。ギターを爪弾き、「春一番」を歌い始める。柔らかなサウンドがその歌を包み込み、伸びやかに広がっていった。
そこから軽快なリズムが鳴り出すと、客席から手拍子が起きる。「ファイナル東京、元気ですか?」と声をかけ、オーディエンスと一緒にカウントをして始まったのは「東京マーブル」。にしなはハンドマイクで客席のすぐ近くまで歩み寄りながら、気持ちよさそうに音に身を委ねていった。
アッパーなダンスビートが会場を揺らす
続けて、自らバブルガンを手にシャボン玉を発射しながらファンタジックに「夜間飛行」を届けると、再びオーディエンスに手拍子を求めつつ「ケダモノのフレンズ」へ...
コブクロが思い出の地で24年ぶりに、1夜限りの超プレミアムLIVEを開催
© コブクロ
コブクロが思い出の地で24年ぶりに、1夜限りの超プレミアムLIVEを開催
4月27日、コブクロが1夜限りの“超プレミアムLIVE”を自身のホームタウン・大阪で開催した。
同公演は、昨年9月に結成25周年を迎えた彼らが、この大切な節目をファンと祝うべく3月にリリースしたベスト盤「ALL SEASONS BEST」の特別企画で、その舞台となったのは今年10月に閉店となる大阪市内のライブハウス・umeda TRAD。
実は、2000年3月4日に2人が初ワンマンライブを行ったのがこの会場で、当時はバナナホールという名称だった。そんな思い入れの深い場所に500人を抽選で招待し、約2時間のステージを披露した。
“超プレミアムLIVE” はひと味違う
注目のセットリストは2000年3月4日発表のインディーズアルバム「Root of my mind」に収録された曲をはじめ、大部分が懐かしく、序盤は2人のみでアップテンポな3曲を続けていっきに会場を温めた...
Ayumu Imazu、東名阪ツアー「EYE TO EYE」で圧巻のパフォーマンス
撮影:Taichi Nishimaki
Ayumu Imazu、東名阪ツアー「EYE TO EYE」で圧巻のパフォーマンス
Ayumu Imazuが東名阪を巡ったツアー「AYUMU IMAZU TOUR 2024 “EYE TO EYE”」。
その2本目、4月14日に開催された東京・昭和女子大学 人見記念講堂公演はキャリア史上最大キャパとなるホールでのステージとなった。
ちょうど1年前に「Ayumu Imazu Live 2023 “knock knock”」と題して立った東京・恵比寿 LIQUIDROOMと比較すれば、そのキャパは約2倍。この日は順調に活動の規模を拡大させているAyumuの勢いを強く実感させる圧巻のライブとなった。
街中をクールに歩くAyumuの姿に、これまでリリースされてきた楽曲のMVのシーンがオーバーラップするオープニング映像。その最後には“I to I”の文字が浮かび上がり、それがツアータイトルでもある“EYE TO EYE”にモーフィングする。
その場にいる一人一人と真っ直ぐに向き合い、目と目を合わせてパフォーマンスするーーそんな意志を強く感じさせる幕開けだ。ステージを覆う紗幕にAyumuのシルエットが大きく映し出されると会場は割れんばかりの歓声に包まれる。
ステージにはAyumuと男性ダンサー6人が登場
「どうもAyumu Imazuです。今日は最後までブチかましていきましょう。Let’s Go!」
そんな挨拶をきっかけに幕が落とされると...
SHAUN、初のワンマンライブを開催!先行配信シングルも一足早く披露
撮影:溝口裕也
SHAUN、初のワンマンライブを開催!先行配信シングルも一足早く披露
シンガーソングライター、DJ、プロデューサーとマルチな才能に溢れたアーティスト SHAUNが、自身としては初となる日本でのワンマンライブを行った。
ソールドアウトとなった会場にはSHAUNの登場を待つ満員のファンで埋め尽くされた。
ライブがスタートすると思いきやステージのモニターにはレトロゲームのような映像によるライブ前のアナウンスが流れた。
先行配信したばかりのシングル曲も披露
SHAUNは緊張しやすいので、温かい目で見守って頂きたいなどのメッセージが読み上げられ、そのユニークな映像にSHUANの人柄が表れており、会場の雰囲気が和んだ...
ライブレポート:にしな、新潟商業高校で行われた卒業サプライズライブ
撮影:仲原達彦
ライブレポート:にしな、新潟商業高校で行われた卒業サプライズライブ
2024年2月某日。新潟商業高校で にしな のサプライズライブが開催された。
事の成り行きは音楽好きな本校の校長先生が、コロナ禍で行事が少なかった学生に何か思い出を残してほしい、本格的なライブや本物を見て、何かを感じて卒業していってほしいという熱い想いを、地元のラジオ局:FM新潟の関係者に相談したところ、昨年学生向けの弾き語りツアーなどをしていた「にしな」だったら、想いを受け取ってくれるかもしれないという願いからオファー。
全国ワンマンツアー中だった「にしな」だったが、そういう理由であれば出来る限り調整したいという想いから、いくつもの調整を経て実現。卒業式の前日に卒業記念ライブとして開催された。
高校生活の最後に何か思い出に残して欲しい
開演前、校長先生の「全校一斉休業になったり、大会が全部中止になったり、3密を避けたり、コロナで制約の多かった高校生活だったかもしれないけれど、最後に何か思い出に残して欲しい、生の歌声や素晴らしい音楽を聴いて何か思い出に残してほしい。今日は楽しんで時間を過ごしてほしいなと思います。一緒に楽しみましょう。」というスピーチから、ステージは暗転。
大きなどよめきの中、ゆっくり にしな がステージに登場した。おもむろにギターをスタンバイし、1曲目「春一番」のイントロを....