Zepp横浜で無料ライブ配信を行った「BAD HOP」彼らの音楽に価格をつけるのはリスナー。プロアーティストしての”漢気”とは…
Zepp横浜で無料ライブ配信を行った「BAD HOP」彼らの音楽に価格をつけるのはリスナー。プロアーティストしての”漢気"とは...
川崎市出身のヒップホップクルー「BAD HOP」。 日本のヒップホップシーンの中でも代表的存在であり、誰もが知るビッググループとなった彼らの魅力というものはもちろん音楽にあるものの、それ以外の面にも感じられるような気がする。 それはなんというか、彼らの人間性のような内面的なところであるだろうか...。 BAD HOPのメンバーは、それぞれがもちろん違う人間であり外見も中身も全く違う。ただ1つ共通点として見出されるのは、まっすぐで真摯であるという点だ。 曲がりっ気のないところ、漢気のような部分は彼らの音楽に打ち込む姿勢を見ているだけでわかる。 BAD HOPは先日、10月18日にZepp 横浜にて無料ライブ配信を行った。無料での開催と言うだけあって、チケット代の収入は彼らには入らない。ただ、その無料ライブ配信には視聴者が投げ銭をできる”スーパーチャット機能”が備わっており、視聴者が投げ銭をした金額がBAD HOPの収入になると言う仕組みになっていた。 つまり、彼らのライブの価値はファンが決める。と言うことだ。 こういった仕様を取り入れたのは、BAD HOP自身がファンの存在を信じていると言うこともあるだろう。また彼ら自身が、アーティストの価値はそれを必要とする人の手によって定められる、と言う元来の構造を理解しているとも言える。 そういった考え方に基づき、お金本意でのビジネス的音楽活動には傾倒しない、これがBAD HOPの格好良さである。BAD HOP、10/18にZeep横浜で無料オンラインライブ開催
ヒップホップクルー BAD HOPが、10月18日(日)20:00より、無料オンラインライブ「BAD HOP WORLD Release Online Live on YouTube」を開催することを発表した。
全8ステージを会場内に設営した、Zepp横浜史上初の試みとなる無料オンライブとなる。
最新アルバム「BAD HOP WORLD」のリリースより2か月、彼らはどのようなライブを魅せてくれるのだろうか。
◆ T-Pablow「オンラインライブの正解により近づける」
オンラインライブの開催にあたりT-Pablowは、「横アリの時思ったけど生のライブと比べて色々とオンラインライブの壁が高い。けど、横アリの経験があるからこそ、次のオンラインライブは正解により近づける」と意気込んだ。
2018年11月に、日本武道館でライブを成功させ、今年3月には横浜アリーナでライブを開催するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの彼ら。
しかし、横浜アリーナのワンマンライブの開催直前、新型コロナウイルスの感染拡大状況により、ライブは開催困難な状況となってしまった。
ギリギリまで議論を重ねた結果、本番同様のステージセットで無観客ライブを行い、その模様をYouTubeで生中継することとなった。
ライブ中止により、1億円以上の負債を抱えることとなったが、彼らを支援したいというファンの声を受けてスタートしたクラウドファンディングでは、1日で支援金3,000万円以上の金額が集まり、無観客ライブは大成功で幕を閉じた。
元々は、川崎では名の知れた不良少年であり、警察に逮捕され、少年院を経験しているメンバーで結成された。
見た目の悪さからか結成当時は、なかなか世間に受け入れられなかったが、彼らが作る楽曲や音楽に対する姿勢などが若者を中心に絶大な支持を集め、今後のHIP HOP界を担う存在にまで昇りつめた。
川崎から世界へ羽ばたく、彼らの今後が楽しみだ。
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メディア運営:Evening Music Records株式会社
今夏のSUPER SONICへの出演決定!アンダーグラウンド界の代表・BAD HOP。ついに、メインストリームへ
クリエイティブマンが主催する、今夏開催予定のフェス・SUPER SONIC
SUPER SONICの追加ラインナップとして、先日発表されたアーティストのうち、BAD HOPの名前も入っていた。
BAD HOPとは総勢9人組のヒップホップクルーである。全員が同じ川崎という地元出身であり、数奇なバックグラウンドもあつアーティスト集団である。ヒップホップという音楽、さらには川崎工業地帯付近で育ったたという、いかにもアンダーグラウンド世界な彼らの音楽は、すでにメインストリームでも評価されている。
彼らはこれまでにも、日本武道館でのワンマンライブを開催するなど、もはやアンダーグラウンドという枠組みは飛び越えていると言って良い。若者を中心に支持を集める彼らの音楽は、このSUPER SONICを機にさらに評価を仰ぐことになるであろう。
▼ ヒップホップは今や、最も人気のある音楽!?今後ヒットチャートにも、新しい流れを起こすのか。
ヒップホップという音楽は長い歴史をもつが、必ずしも常に日の目を浴びてきたものではなかった。
というよりも、日の目を浴びることを目的としない音楽でもあった。それがいつしか、世界中にヒップホップという音楽が広まって、今や日本でもヒップホップは長い歴史を持つ。
まさにBAD HOPも日本のヒップホップシーンにおいて、重要な役割を果たす存在となっている。特に彼らのような”いかにもアンダーグラウンド”な人物が、これほどまでにメインストリームに乗り込んできているということは、新しい時代の流れを想起させる。
今後ヒップホップはどんどん盛り上がっていくと考えられるし、ヒットチャートを席巻する時代も来るのではないだろうか。それに伴って、どんなアーティストが出て来るのかについても、注目が寄せられるところである。
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