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Coldplay、1stアルバム「PARACHUTES」のリリースから20周年。世界的バンドとなった彼らの、次なるステージとは?
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Coldplay、1stアルバム「PARACHUTES」のリリースから20周年。世界的バンドとなった彼らの、次なるステージとは?

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世界的ロックバンド・Coldplay。 音楽好きの間で、彼らの名前を知らないものはいないといって良いだろう。それどころか、全く音楽に疎い人でも名前くらいなら知ってるほどのバンドである。 Coldplayは日本での人気も高い。2000年代後半にはフジロックやサマーソニックなどのフェスでヘッドライナーとして来日。サマーソニックに関しては、まだColdplayがそこまで大きくなかった時から出演している。 2017年にリリースした「A Head Full of Dreams」。リリースに伴って世界ツアーも実施、日本公演は東京ドームで開催し、当時「前々前世」で勢いを増していたRADWIMPSをオープニングアクトに招待し、公演は大盛り上がりであった。 そんなColdplayが最初にリリースしたアルバムは「PARACHUTES」、このアルバムのリリースから、ついに20年が経ったのだ。 ▼ 大御所のColdplay、彼らは今後どのような進化を遂げる?次の世界ツアーは? Coldplayは2019年に、アルバム「Everyday Life」をリリースしている。 だが、このアルバムのリリースに伴う世界ツアーは開催していない。覚えている人もいるかもしれないが、Coldplayは世界ツアー開催に伴って、多くの人が飛行機で移動することによる排気量に懸念を示し、環境問題にもなり得るとして、世界ツアーの開催をしていない。 なんとも、Coldplayらしいとも言える。彼らはもとより環境問題には関心を示しており、自分たちが何をできるかを考えた結果であろう。 だがファンとしてはやはり寂しい。彼らの姿をライブで見たいと思うのは当然のことである。 なんとも今は新型コロナの世界的蔓延が継続していることから、なおさら世界ツアーは先の話になりそうである。 一度彼らが、ツアー開催と環境問題を結びつけたことを考えるのなら、今後は何か新しい策を練って開催に臨むことであろう。 世界のバンドシーンで大御所的存在であるColdplay、今後の彼らの進化を楽しみに追い続けたい。 -- 運営:Evening Music Records株式会社
年末の大型フェス・COUNTDOWN JAPANが例年通りの開催を目指すと発表!密が懸念される屋内での開催、いかにして成し遂げる?
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年末の大型フェス・COUNTDOWN JAPANが例年通りの開催を目指すと発表!密が懸念される屋内での開催、いかにして成し遂げる?

ロッキング・オンが運営する年末恒例の音楽フェス・COUNTDOWN JAPAN。 当フェスは、今年も例年通りの形での開催を目指すという。今もなお新型コロナウイルスの影響は絶大であり、Go To キャンペーンをめぐる議論も日に日に大きなものとなっている、正直世間はとてもイベントどころではないという状況ではある。 そんな中でも、開催を目指すCOUNTDOWN JAPANの存在は、音楽ファンにとって大きな希望となるのではないだろうか? 日程も予定通り、大晦日を含む年末での開催を目指しているという。すでに夏フェスの楽しみを失っている多くの音楽ファンにとっては、なんとか年末のフェスだけでも・・・という思いであろう。 もちろん、今後の状況によって大きく開催の可否が委ねられることになるが、開催を楽しみに待ちたい。 ▼ 屋内での開催、3密は避けられる?対策が特に難しいシチュエーション... COUNTDOWN JAPANの会場は幕張メッセである。 つまり、全て屋内での開催である。雨風の影響を受けないフェスであるとして、天候を機にする必要がない点では利便性が高いフェスである。だが昨今の事情を鑑みて、やはり屋内での開催というのは怖いものがある。 いわゆる空気が入れ替わらない密閉状態にあると、人が密集する状況が出来上がる中で、感染のリスクは高まる。 屋外での開催ならば、こういったリスクもある程度は軽減できる。だがCOUNTDOWN JAPANは毎年屋内の開催が恒例、それも真冬での開催となるため、屋外での開催はお客さんにとっても厳しい条件となってしまう。 COUNTDOWN JAPANが今年の開催を目指す中で、一体どういった対策を打ち出してくるのであろうか?コロナ禍でのフェス開催の先駆けとして、注目が集まる。 -- 運営:Evening Music Records株式会社
小室哲哉氏が音楽業界に復帰!一時代に伝説を残した人物の復活。乃木坂46への楽曲提供も発表!
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小室哲哉氏が音楽業界に復帰!一時代に伝説を残した人物の復活。乃木坂46への楽曲提供も発表!

日本の伝説的存在、音楽プロデューサー・小室哲哉氏が音楽業界に復帰することが発表された。 彼が引退を発表したのは2018年のこと、彼が復帰するのは実に引退から2年を経てのことである。一度引退をしてから、復帰をするというのは実に異例なのかもしれない。 だが、音楽業界としても彼の存在をやはり必要としているのではないか?一時代に伝説を残した小室氏の手腕は、今ではどれほどのものなのか、実に見ものとも言える。 特に音楽という世界は変化が激しい。流行りの音楽だってどんどん変わっていく。その中で小室氏は、持ち前の手腕をこれまでと一貫したスタイルで活かすのか、それとも時代にアジャストした形で対応するのか? 小室氏は、24日にリリースされる乃木坂46・「Route 246」の作曲を手掛けている。間違いなく、注目を一曲となるだろう。 ▼ 今後はなくなる? 名物プロデューサーの存在。そして、各アーティストの実力の向上 今は基本的に、アーティストは自身で作曲した楽曲で活動するパターンが多い。 もちろん、エイベックスやソニーミュージックをはじめとして、所属アーティストに楽曲提供をするパターンももちろん多い。それこそ、乃木坂46や欅坂46など、秋元康氏が手がけるアイドルグループは、メンバー本人たちは作曲をしない。 例えばロックバンド界隈であれば、作曲はほとんどそのメンバーである。そしてそういったアーティストたちの人気は非常に高く、ロックフェスの人気向上もいうまでもないほどである。 やはりアーティストたちもプロなだけあって、相当作曲の能力は高い。自主的な作曲活動において、プロデューサーの存在は必要としていないパターンもある。 今後はもしかしたら、プロデューサーのあり方も変わってくるのかもしれない。それこそ作曲以外の形、アーティストのプロモーションなどの点で力を発揮することも勿論あるだろう。 -- 運営:Evening Music Records株式会社
現代ならではの売れ方!?Novelbrightの急速な躍進。時代の先駆け、革命家としての彼らが成功した意義。
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現代ならではの売れ方!?Novelbrightの急速な躍進。時代の先駆け、革命家としての彼らが成功した意義。

今やテレビでもその名を見かけるようになった、躍進を遂げるロックバンド・Novelbright。 彼らの成長スピードはものすごいものがあった。路上ライブを行なっていた時期から、今日のようにテレビ出演を果たすまで、そう長い時間はかかっていない。 彼らの1番の魅力は、Vo.竹中雄大の歌唱力であろう。Twitter等SNSでNovelbrightが”バズった”のも、路上ライブにおいて、竹中雄大が圧倒的な歌唱力を誇っていたからである。 そして、彼らの面白いところ。それは今日までの、売れ方。である。 上述したように、Novelbrightがここまで売れて、成長を遂げたのも、 "バズった”ことが要因である。 ”バズる” つまり、多くの人を魅了し、見たものが拡散・発信をし続けることによって生まれた結果として、Novelbrightは一気にスターダムへ上り詰めることとなった。 これは新しい売れ方であろう。彼らに最初に目をつけたのはレコード会社など、音楽業界の人間ではない。あくまで一般人たちなのだ。 Novelbrightの成功は、大変な意義を持つと言って良いだろう。 ▼ 路上ライブからメインストリームへ、ドラマのような彼らのストーリーは時代の先駆け!? Novelbrightの成功は、まるでドラマストーリーのようである。 路上ライブから、メインストリームへ一気に駆け上がるだなんて、とても通常には考えられない非現実的な話のようである。まるで、作り話しのようだとも言える。 だが彼らは、現実にこれを成し遂げている。 彼らの成功は、新しい時代の先駆けとも言える。Novelbrightはある意味、路上ライブからでもメインストリームへたどり着けることを実績で証明した。たとえ最初から知名度がなくたって、業界の人に目をつけられる運を持っていなくたって、実力があれば上へ行けることを証明したのだ。 これはいつしか、メインストリームを目指すアーティストたちにとって、大きな希望となったことであろう。現代ならではの、SNSの影響を用いたアーティストの売れ方である。 現代においては、人が良いと思ったものはちゃんと拡散され、広まるようになっている。そういった意味では、誰もがセールスをしていることになるし、音楽業界とそれ以外との狭間もないようなものとなりつつある。 今後同じ形で、売れるアーティストは出てくるだろう。その登場をまた、楽しみに待ちたい。 -- 運営:Evening Music Records株式会社
音楽業界における新卒採用枠が少ないワケとは?人気企業の倍率高く、年々狭き門となる新卒での音楽業界入り
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音楽業界における新卒採用枠が少ないワケとは?人気企業の倍率高く、年々狭き門となる新卒での音楽業界入り

 

 

Quote source:https://unsplash.com/photos/7LNatQYMzm4

 

音楽業界における新卒採用枠が少ないワケとは?人気企業の倍率高く、年々狭き門となる新卒での音楽業界入り

 

近年の就職活動市場において、特に新卒採用においては音楽業界は人気である。

 

ソニー・ミュージック、エイベックスをはじめとした企業は特に就活生の間でも人気が高く、倍率はかなり高いものとなっている。特に音楽業界の企業においては大量採用というケースはほとんどなく、採用枠は各企業数十人あたりと、かなり狭い枠での争いという形になる。

 

一体なぜ音楽業界は就活生の間で人気があるのだろうか? また、なぜ音楽業界に新卒で就職する枠は少ないのだろうか?

 

本稿ではこういった問いに、迫っていきたい。

 

 

▼ 音楽業界に対する華やかなイメージ、"普通”のサラリーマンとは違う、特殊な世界。

 

音楽業界というものはやはり、華やかなイメージを持たれる。

 

日本においては特に音楽というカルチャーは人気で、多くの人がライブイベントやフェスなどにいった経験を持つ。地上波では年末の「紅白歌合戦」や、週末の夜お馴染みの「ミュージック・ステーション」などといった人気の音楽番組もあるため、国民の間で音楽というものは浸透している。

 

LINE MUSIC、Apple Musicなど…これからの音楽ビジネス参戦権は誰にでもある!? 音楽業界という枠組みの破壊、今後の行方は…
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LINE MUSIC、Apple Musicなど…これからの音楽ビジネス参戦権は誰にでもある!? 音楽業界という枠組みの破壊、今後の行方は…

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音楽を聴くにあたたって、今の世界では、サブスクリプションサービスが主流となっている。 いわゆるサブスクというものは、月額制で料金を払うことによって、ユーザーはあらゆる音楽を聴き放題になるというものである。このサブスクの普及は画期的であり、世界中であっという間に広まった。 それもそうである。これまではCD一枚に少なくとも1,000円は払う必要があり、そのCDで聴けるのは2~3曲程度。フルアルバムともなれば3,000円程度のものになる。そういったものを購入して、音楽を聴くという過程がスタンダードになってはいたものの、サブスクにおいては月額1,000円以下である。それでいて聴けるのは2~3曲ではない。何千万曲にもわたる。 それほどのサービスが存在するならば、利用する他に選択肢はない。 サブスクリプションサービスの世界的普及は、市民にとって音楽をより身近なものにさせたという意義があるだろう。 反面、サブスクの普及によって業界全体の成り立ちも大きく変わってしまった。これまでの音楽業界とはまるで様相を異にした、新しいビジネスの世界がこれから構築されていくだろう。 一体、今後音楽ビジネスはどうなるのだろうか...? ▼ 音楽事業専門外の企業の参入、今や音楽業界はその閉鎖性を捨て、開放しきっている? サブスクリプションサービスといえば、Apple MusicやSpotify、そして日本やアジア権においてはLINE MUSICなども主流なものとなっている。 特に、Apple Musicを提供するApple社、LINE MUSICを提供するLINE社などは、いわば音楽業界の会社ではない。Appleは世界的ツールであるiphoneをプロデュースした、世界的IT会社であるし、LINEはアジア圏を席巻するコミュニケーションツールを提供している会社である。 しかしそういった会社たちが今、音楽ビジネスに参戦し、主流的存在を勝ち取っているのだ。 音楽を聴くことにおいて、レコードやCDが主流であった時代は、いわゆるレコード会社の存在が最も大きなものとしてあった。フィジカル音源の物流にはレコード会社の息がかかっており、音楽ビジネスにおける稼ぎ頭でもあった。 しかし、今や音楽ビジネスにおいての障壁は撤去され、閉鎖性を完全に捨てたオープンなものとなっている。極端な話、レコード会社の存在がなくても音楽は聴けるようになっている。 これは業界全体の大きな変革と言って良いだろう。加えて、この事は今後も音楽ビジネスにおいて、参戦権は誰にでもあることを意味する。 音楽ビジネスはまさに今が転換期、音楽の聴き方の変化という点で業界にも構造の変化が起きた。今後もこういった変化が訪れる可能性は高く、同時に安易に予想をすることもできない。 だがここから数年、今よりもっと音楽ビジネスの世界はこれまでに想定し得ないものとなっていくであろう。 -- 運営:Evening Music Records株式会社
Mrs.GREEN APPLE ”フェーズ1完結”として活動休止を発表。彼らは次のフェーズへと舵を切り、さらに進化して帰ってくる。
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Mrs.GREEN APPLE ”フェーズ1完結”として活動休止を発表。彼らは次のフェーズへと舵を切り、さらに進化して帰ってくる。

Mrs.GREEN APPLEが先日、"フェーズ1完結”として、活動休止を発表した。 フェーズ1が完結したということは、彼らはフェーズ2に向かうということである。彼らにとって、フェーズ1は長い道のりであったことだろう。デビューから短い間でバンド規模はすごい勢いで拡大し、幕張メッセなど大規模会場でのワンマンライブも果たした。 メディアへの露出も多く、お茶の間でもその名前を浸透させるほどのバンドに成長した。すでに大人気バンドとなっている彼らだが、どうやらまだまだ成長を望んでいるようだ。 きらびやかなビジュアルとに加えて、アグレッシブさも備えたバンドは、メンバーも皆若い。 いわゆる活動再開のスケジュールについては知らされていないものの、ファンは彼らの帰りを楽しみに待っていることであろう。 ▼ 所属事務所からの独立、より自主的な活動が可能になる? Mrs.GREEN APPLEは今回の活動休止において、まず所属事務所からの独立を発表している。 事務所に属していれば、何かとスケジュール管理、案件の獲得などといった手配を事務所側に頼れるので、活動の保証はされることになる。だがデメリットとして、事務所の言いなりというか、事務所の意向に沿うこともやはり求められる。 いわば多少の制約もついてくるものだ。 ミセスが今回、事務所からの独立を決定した要因については明記されていないものの、より自由な活動を求めたのではないかと推測もできる。 彼らは新しいプロジェクトを立ち上げ、さらにクリエイターやプロジェクトスタッフを新たに募集するという。まさに、新体制での活動の準備に入るということである。 これは、フェーズ2に入るMrs.GREEN APPLEの活動をより楽しみにさせるものである。 一体、彼らはどんなバンドになっていくのだろうか? -- 運営:Evening Music Records株式会社
今秋大統領選挙に立候補するラッパー Kanye West。彼の目論見とは?どれだけの票を集めることができるのか?
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今秋大統領選挙に立候補するラッパー Kanye West。彼の目論見とは?どれだけの票を集めることができるのか?

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世界的なヒップホップアーティスト・Kanye West。 彼は今週のアメリカ大統領選挙候補である。そう、なんだか訳のわからないよう話である。だが、カニエは今週の大統領選挙に立候補しているのだ。 日本でも同じように、アメリカにおいても誰もが選挙に参戦することができる。冷戦期の大統領・レーガン氏だって元俳優で、端正な顔立ちで人気の会った人である。 それこそ今のトランプ大統領も、不動産王として有名な人物で、テレビなどメディアへの露出も多く人気な人物であった。そういった前例を考えるなら、今回のカニエの行動も決しておかしい話ではない。 むしろ、結果が楽しみなほどである。 カニエ・ウェストは世界でも随一の行動力をもった人物であると考える。思いついたアイデアを、実行して形にする。これを次々と行っていける人間は、そうそういない。人というのは大体失敗を恐れるものだし、なかなか足を踏み出すのが怖い。 それだけに、カニエ・ウェストが思うままに行動していく姿はかっこよく見えるのだ。その素質もまた、彼を世界的ラッパーに仕立てた要因であろう。 ▼ 自らが創設した党から出馬。これまでの動向の手のひらがえし、全く今後が読めない カニエ・ウェストは大統領選挙において、自らが創設したバースデー・パーティー党から出馬する。 なんとも派手な名前だが、それも彼らしい。これはカニエが大統領選に当選した時、民衆の誕生日のような日になることをイメージしているようだ。 大統領選挙に出馬するカニエは、早速これまでの動向の手のひら返しをした。以前まで、カニエ自身はトランプ氏を支持していた。2016年の大統領選挙の頃から、カニエはトランプ氏の元に足繁く通い、直接対話をする様子は世間でも写真で伝わっている。 しかし今や、大統領候補となったカニエ。これまでのトランプ氏の支持は撤回している。特に黒人にとって、白人至上主義の面を一部もつトランプ氏には投票しないほうが良いというキャンペーンを持ちかけている。 特にトランプ氏が属する共和党内において、共和党でのトランプ氏支持率は非常に高い。9割を超える程度である。だが、民主党からの支持率は1割程度とだいぶはっきりしている。  特にアメリカにおいて、黒人は民主党に投票する傾向はもともと強い。そこから、カニエ擁するバースデー・パーティー党への支持も高まるとするならば、カニエは各方面からのライバルともなり得る。 衝撃の番狂わせ、カニエが大統領になるというイメージは想定しづらいが、少なくとも、今秋の大統領選挙が注目を寄せるきっかけとはなりそうだ。 -- 運営:Evening Music Records株式会社
新型コロナ禍で文化支援へ積極的に踏み切ったドイツ政府。他国、そして日本政府との差は一体どこで?
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新型コロナ禍で文化支援へ積極的に踏み切ったドイツ政府。他国、そして日本政府との差は一体どこで?

新型コロナウイルスの影響で、世界各国の芸術分野は大打撃を受けている。 どの国においても、大規模なイベントを開催できないことはもちろん、それまでに予定されていたイベント・フェス等の開催は見送り。アーティストの新譜のリリースもスケジュールを先送り、などと多方面で活動を制限されている。 その中でも、特にライブハウスやライブホール等の施設の打撃は大きい。維持費、家賃もそれぞれ相当なものがあり、イベントを営業できない限りは収益を見込むことができない。コロナ禍ではもっともダメージを受けた業種といっても良いであろう。 そういった状況の中で、世界の国の中でもっとも文化支援を行なったのはドイツであろう。6/5時点で文化支援金を1200億円追加するというニュースが報じられているが、それまでにも文化支援は行なっていた。全てを総括すると相当な金額になるであろう。 メルケル政権は、芸術分野をもはや娯楽でない、生活に欠かせない分野であると捉えている。人々は、生活において全ての芸術と断ち切ることはできない。音楽を聴かない、絵を見ない、映画を見ない、本を読まないということは不可能であると考えているのだ。 それにしてもこの支援金は相当なものがある、なぜ日本政府はこのような支援を行うことができないのだろうか?それは財政状況に加えて、芸術分野に関する認識にやはり影響がありそうである。 ▼ まさしく芸術分野は”不要不急”!? 人命に関わる状況で、やはり芸術分野は優先順位で劣る。 極端な話、政府が国債をどんどん刷って、全て支援金に当てるということもできなくはない。 だがそれは将来、日本の、そして国民の借金であり負担となるために慎重にならざるを得ない。休業要請に伴って持続化給付金の支給や、貸与型の支援金など、どうしても限られた形での支援という形となってしまう。 そして、やはりコロナウイルスは人命に関わる問題であるということから。最優先はやはり医療分野、ワクチンの開発・導入といった方向になる。どうしても、芸術分野の優先順位は劣ってしまいがちである。 それはしょうがないといえばしょうがないものかもしれない。芸術分野が完全に廃れてしまえば、経済の一つのサイクルは混乱に陥ってしまうし、政府にとっても財政で逼迫を受けることにもなってしまう。芸術分野は”不要不急”のようで、そうではないのだ。 もちろん、ライブハウスの存在というのは世論的にもなかなか理解され難い部分もある。ライブハウスで遊ぶ人というのは全体ではほんの一部であるし、いったことのない人の方が圧倒的に多い。世論的にもライブハウスをはじめとした、芸術分野には関心が薄いものである。 そういった中で、より窮地に立たされている芸術分野だが、決して政府は見放してはいけない。安倍首相がSNSで自ら、星野源の「うちで踊ろう」とコラボしたように、どこかしらで芸術とは切り離せないものとなっている。 できるだけ多くの人が助けを受けられる、そういった希望を多くの人は求めている。 -- 運営:Evening Music Records株式会社
アーティストの真の実力をうかがえる? 一発撮りのパフォーマンス・THE FIRST TAKEが新たなプラットフォームとして話題
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アーティストの真の実力をうかがえる? 一発撮りのパフォーマンス・THE FIRST TAKEが新たなプラットフォームとして話題

今音楽好きの間で話題となっているのが、THE FIRST TAKEである。 これはYoutubeチャンネルの一つで、チャンネル登録者の数は実に142万人以上に上る、大人気のYotubeチャンネル。 そして、THE FIRST TAKEの公式Twitterのプロフィール欄にはこう記載されている。「白いスタジオに置かれた一本のマイク。ここでのルールはただ一つ。一発どりのパフォーマンスをすること。」とある。 まさに記載の通り。アーティストはここにおいて、一発撮りのパフォーマンスを求められるのである。 通常の世にリリースされている音源の場合。音源のレコーディングにおいて一発撮りというケースはほとんどない。コマに分けて、一つ一つの部分を別々にレコーディングしているのが通常のパターンである。 つまり、このTHE FIRST TAKEにおいては、通常のレコーディングにおいてより遥かにクオリティの高さを求められるのだ。 ▼ THE FIRST TAKEで実感できるアーティストの実力、凄さ、尋常ではない音楽センス。 それにしても、やはりアーティストというのはすごい。 THE FIRST TAKEの動画を実際に見てみると実感できるのが、やはり世間で人気を誇るアーティストというのは特別な存在であり、非凡なセンスをもっているということだ。 当たり前のことすぎて、比較するのは恐縮すぎるが、一般の人々が利用するカラオケボックスの様子とは比べ物にならない。 また、Youtubeでは一般人の”歌ってみた動画”などもよくみられるが、やはりそれらとも大きな差異を見出すことができる。実際、THE FIRST TAKEもある意味、プロのアーティストによる”歌ってみた”のような要素が見られる。 そして何より、通常ではライブ会場でしか聴けないアーティストの生歌声を聴けるというのは、かなり貴重な体験を提供してくれているように感じる。 今後さらにいろんなアーティストが参加して、THE FIRST TAKEは盛り上がっていくと思われる。 -- 運営:Evening Music Records株式会社
4都県に対し、再度休業要請の可能性も?収まらない新型コロナ。ライブハウスが生き残る術とは?
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4都県に対し、再度休業要請の可能性も?収まらない新型コロナ。ライブハウスが生き残る術とは?

一度は収束を思わせた新型コロナウイルス。 だが最近になっては、東京都内では1日あたり200人以上の感染者の増加が報告され、ほか神奈川や埼玉、大阪や札幌など主要都市においても感染者の増加が見られている。 やはり、日本において特に東京の状況が重要な要素となる。 一時は1日あたり数人程度の感染者増加にとどまっていたのに対し、今となってはピーク時の記録を超える数字が記録されている。もちろん最近になって、検査の数が増えたことによって、相対的に数が増加しているだけであって、割合としてはピーク時を下回るのも事実である。 とはいえやはり、感染者が出ていることも事実。この事態を受けて政府は、国内4都県に対して再度、休業要請を各企業に対して発出することを検討しているという。 もしこうなれば、もちろんライブハウスはさらに窮地に立たされることになる。 ▼ もう人には頼れない?独自のやり方で生き抜くすべを見出なければいけないのか。 緊急事態宣言が発出された時期、ライブハウスは完全に休業せざるを得ない状況になっていた。 そんな中でも、この事態を受けて多くのアーティストがライブハウスに対して支援をしたり、クラウドファンディングによって支援金を獲得できるという例があった。 しかし今となってまた、再度助けを求めるというのは現実的には難しい。何度も何度も周囲に頼り続けるというのは、ライブハウスにとっても不本意なものであろう。 あくまで現在は緊急事態宣言も発出されていなく、各ライブハウスは営業を始めている。やはり、要請に応じたソーシャルディスタンスの確保、フェイスシールドの着用などイレギュラーな対応をしつつ、なんとかやりくりしているという状況ではある。 お客さんの数も十分に入れることができないために、ライブハウスにとっては営業をするからといって収益になるわけではない。むしろ人件費のかさみなどによって、マイナスともなりかねない。 そんな中で、廃業を避け、生き残っていくためにはもう、各ライブハウスがそのためのすべを見出すしかない状況にある。国や政府、自治体というものを100%当てにすることもできない。 ひとまずは完全なコロナ収束を目指し、国全体としての経済回復も達成される必要があることはいうまでもない。 -- 運営:Evening Music Records株式会社
オンラインライブ配信という新しいマーケット。サザンオールスターズの成功は、これからの音楽業界に灯をともした?
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オンラインライブ配信という新しいマーケット。サザンオールスターズの成功は、これからの音楽業界に灯をともした?

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新型コロナウイルスの影響の中で、新しく誕生したマーケットがある。 それは”オンラインライブ配信”である。先日、サザンオールスターズが横浜アリーナで実施した配信ライブ、わざわざ横浜アリーナという大会場を貸し切って、お客さんのいない中でライブをするというのは、とても今まででは考えられないような挑戦であった。 仮にコロナウイルスの影響がなかったなら、こういった試みは現れなかったであろう。そして、サザンオールスターズの配信ライブは大成功。3,000円あまりという実際のライブよりは低い価格設定だが、視聴者数は20万人以上。もちろん、横浜アリーナのキャパをゆうに超える数の視聴者がいた。 3,000円あまりのチケットを20万枚以上さばいたというのは、いうまでもなくビジネス的にも大成功である。チケット売上で見ても、実際のライブよりはるかに高い。 このように、サザンオールスターズを先駆けとして日本の音楽市場には、新たなマーケットが生まれたのだ。 今後このマーケットが定着していくか、まだまだ未知数であることはもちろんのことである。今回の場合は新奇さも伴っていたからこそ、成功できたという考え方もできる。 だが少なくとも、ある程度の形は残していくのではないかと思われる。 ▼ 実際のライブに取って代わることはない、しかし確実に需要はある。 流石に、これまでのリアルライブに取って代わって、オンラインライブが主流となることはないであろう。 やはりライブというのは実際の目で見てこその魅力がある。体験型ビジネスであるライブというのは、会場からお客さんがいなくて成り立つものでは本来ない。 だが、オンラインライブへの需要は少なからずあるであろう。会場が遠方のため参加できない人、子育てのため外出ができない人など、直接会場には赴けないが、ライブを見たい人というのは必ずいる。 そういった人たちにとっては、オンラインライブは必要なマーケットである。たとえその数が少なかろうと、一人でもそれを必要とする人がいればマーケットは成り立つのである。 これからは、リアルライブとオンラインライブの併存がなされていくと考える。例えば、実際の会場でお客さんがいるライブにおいても、オンラインライブ配信用のスペースを設けて、同時中継としてライブ配信する形式である。 これはビジネスの可能性的にも拡大が見込まれ、会場のキャパを超えた数での動員を実質的に達成できるわけである。 今後、いかに新しいマーケットが機能していくのか、楽しみである。 -- 運営:Evening Music Records株式会社