2020年11月29日 Tempalay「TOUR 2020」! 新木場STUDIO COASTから届けるオフィシャルライブレポートとは…
11月29日、Tempalayが「TOUR 2020」のツアーファイナルとなる東京公演を新木場STUDIO COASTで開催した。この日はメンバーとの親交も深い、気鋭のクリエイティブクルーPERIMETRONにも所属する映像ユニットMargtが参加し、バンドとともにサイケデリックな空間を作り上げた。なお、本公演は2部制で行われたが、ここでは2部の模様をレポートしていきたい。
ノイジーなSEとともにステージ前方の幕が開き、メンバーが姿を現すと、ドープな雰囲気の「脱衣麻雀」でライブがスタートした。AAAMYYYはフードの上からヴェールを被って顔を隠し、John Natsukiは坊主頭にサングラスという風貌で、曲調も含めミステリアスな雰囲気を放っていた。しかし、後半から一転してファンキーなリズムに変わると、フロアの空気も変わり、小原綾斗の骨太なギターリフをフィーチャーした「SONIC WAVE」へとなだれ込んでいった。
〈期待してるよみんないかれたサウンド たまんないっしょ〉という「SONIC WAVE」の挑発的な歌詞そのままに、序盤から刺激的なサウンドが次々と展開され、メンバーのサーモグラフィが映し出された「のめりこめ、震えろ。」、緩急をつけた展開で聴き手を翻弄する「タイムマシーン」と、一気に駆け抜ける。彼らの音楽性とSFチックな映像、派手なライティングの相性は抜群で、それらが合わさったときの爆発力はかなりのものだった。
◆ メンバーには三者三様の個性が...
「こんにちは!」「Tempalayです!」というサンプリングのフレーズにディレイがかけられ、スクリーン上で揺れるバンドのロゴと同期するという演出に続いては、以前BTSのRMがSNSでピックアップしたことでも知られる「どうしよう」が披露された。中盤は初期の楽曲が続き、アトモスフェリックなシンセから始まるドリームポップ調の「Festival」では、ダブな展開で小原が逆回転ギターを弾き、轟音とサイケな映像の組み合わせが陶酔感を誘っていた。
また、フロアからクラップの起こった「革命前夜」に続くのは、サポートメンバーの亀山拳四郎によるシンセベースをフィーチャーしたイントロから始まるアンセミックなダンスナンバー「新世代」だ。〈東京シーン〉という歌詞の部分で小原が両手の中指を突き立て、時代のカウンターとしての態度を表明したのは非常に印象的だった。
MCでは映像チームとメンバーを紹介し、「今年初めからなんかいろいろあるらしいですけど、やっていきますんで。最後まで楽しんでください」と伝えると、シンセベースとパッドによるヴァースと、ポップなコーラスの対比で聴かせる「テレパシー」をプレイ。AAAMYYYはラップパートでステージ前方に出て、オーディエンスとのコール&レスポンスで盛り上げる。AAAMYYYもJohn Natsukiも活発にソロ活動を行っているように、メンバーには三者三様の個性があり、その集合体としてのTempalayのあり方は非常に現代的であった。
◆ アンコールでメンバーが再びステージに登場すると...
モノクロの映像とともに演奏された「深海より」から、宇宙人の声を模した声がモンドな雰囲気を作り出す「カンガルーは考えている」では、後半のシューゲイズなノイズパートでストロボがたかれ、恍惚とした状態に...。さらに、二胡の音色で始まった「大東京万博」は加工が施された東京の夜景をバックに演奏され、そこはまさにオリエンタルな異空間だった。「らっせーららっせーら」の大合唱から、小原が軽快なステップとともにノイズギターを奏でると、ラストは「そなちね」での絶叫とともに本編が終了。お決まりの「次で最後の曲です」というMCもなく、スパッと潔く終わるのも実に彼ららしい様子であった。
アンコールでメンバーが再びステージに登場すると、小原は「ライブハウス最高ですね」と語り、一日二公演を成功させたスタッフや映像チームへの拍手を求め、「美味い酒飲めそうやな!」と呼びかけていた。さらに「相思相愛でやっていけたらと思いますんで、これからもTempalayよろしくお願いします。最後に、こういう瞬間が終わらないといいなっていう曲をやって終わります。みなさんのこれからの人生に幸あれ!」と伝え、〈こんなビューティフルなデイ〉と歌う「New York City」をニューヨークの映像をバックに披露。沈みゆく太陽の映像とは反対に、メンバー全員でジワジワと上り詰めて行く演奏が高揚感たっぷりの「ラストダンス」まで、持ち味を存分に発揮したライブだったように思えた。
ステージを去り、スクリーンに楽屋へと向かうメンバーが映し出されると、乾杯の合図とともに、ワーナーミュージックからのリリースが発表され、フロアは大歓声に包まれた。メジャーという舞台でTempalayがどんな作品を生み出すのか、今から楽しみでならない。
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PARADISES、WAgg参加オーディション「PARADISESの素晴らしき未来」企画と連動したデジタルEPリリース決定!!
今最も話題の音楽事務所「WACK」に所属するアイドルグループPARADISES(読み:パラダイセズ)が、現在進行中である同事務所所属の育成ユニットWAgg(読み:ワッグ)より新メンバーを追加するオーディション「PARADISESの素晴らしき未来」に連動した企画デジタルEPを12月23日(水)にリリースすることを11月29日(日)のニコニコ生放送にて発表した。
EPは6曲入りとなり、11月29日(日)現在オーディション暫定順位で1位のWAggメンバーは3曲、2位は2曲、3位のメンバーは1曲レコーディングに参加することができる。尚、タイトルや楽曲名はリリース当日に判明するということなので、楽しみに待っていてほしい。
更に、12月5日(土)には追加オーディションとして新曲の作詞審査及びWAggメンバーによるソロパフォーマンスの実施が発表、こちらもニコニコ生放送での放映が予定されている。
めまぐるしく進んでいくオーディション審査の行方から目が離せない!!
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オーディション企画「PARADISESの素晴らしき未来」特設サイト
URL:https://paradises.jp/event
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【デジタルリリース詳細】
PARADISES
Digital EP「タイトル未定」
12月23日(水)配信開始予定
PARADISES
Digital Single
「PLEASE LISTEN TO MY」
配信URL: https://PARADISES.lnk.to/PLTM
「PLEASE LISTEN TO MY」+WAgg ver.
配信URL
+ サアヤイトver.
https://paradises.lnk.to/PLTM_SAAYA
+ ア・アンズピアver.
https://paradises.lnk.to/PLTM_ANZU
+ アイナスターver.
https://paradises.lnk.to/PLTM_AINASTAR
+ ウタウウタver.
https://paradises.lnk.to/PLTM_UTA
+ 愛ver.
https://paradises.lnk.to/PLTM_LOVE
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新世代バンド”Tempalay”、12月9日(水)にワーナーミュージックよりメジャー第一弾シングル「EDEN」配信リリース決定!
Tempalayが、本日開催されたワンマンツアー<TOUR 2020>のファイナルとなる東京・新木場STUDIO COAST公演にて、12月9日(水)にワーナーミュージック内レーベルunBORDEよりメジャー第一弾シングル「EDEN」を配信リリースすることを発表した。
unBORDEは「時代感」と「エッジ」というテーマのもと、あいみょん、ジェニーハイ、神聖かまってちゃん、chelmico、tofubeats、WANIMAなど、ジャンルや型にはまらないアーティストたちを発信しているレーベル。
Tempalayの個性と合わさってどんな化学反応が起こるのか、是非ご期待いただきたい。
今回リリースとなる新曲「EDEN」は、Tempalayが未知の領域へと踏み出した一面を感じさせる、トリッキーでダンサブルな一曲。何度も繰り返し聴きたい、病みつきになるサビのリフレインが印象的な楽曲に仕上がっている。
各所で高い評価を獲得した配信シングル「大東京万博」から、約10ヶ月ぶりとなる待望の新曲リリースとなる。TempalayのYouTubeおよび各SNSでは、「EDEN」の一部が聴けるティザー映像も公開されている。
◆ ティザー映像も同時解禁...
また、新しいアーティスト写真とジャケット写真、ティザー映像も同時に解禁となった。
今回のアートワークはYOSHIROTTENが担当。じっと見ていると、絵の中からそれまでまったく見えていなかった別の絵が浮かんできたり、絵そのものが立体的になって見えてくるマジカル・アイの手法を取り入れたアートワークとなっている点にも是非注目していただきたい。
本日開催されたワンマンツアー<TOUR 2020>のファイナルとなる東京・新木場STUDIO COAST公演はLIVEWIREにて12月6日(日)23:59までアーカイブ視聴可能。クリエイティブユニットのMargt(PERIMETRON)が手がけた舞台演出も見逃せない内容になっている。“Tempalayらしい”メジャーリリース発表の様子もご覧いただけるので、是非チェックいただきたい。
FUJI ROCK FESTIVALやSXSW、全米ツアーやアジアツアーの開催など、日本国内にとどまらず活動を続けてきたTempalay。昨年6月リリースの3rdアルバム「21世紀より愛をこめて」が多数のメディアや評論家からも年間ベストアルバム候補に選ばれるなど高い評価を得てきた中での彼らの新たなステージに、より一層ご注目いただきたい。
【ティザー映像URL】
https://youtu.be/2vS7yYefKGw
【リリース情報】
■配信シングル 「EDEN」
配信開始日:2020年12月9日(水)
レーベル:WARNER MUSIC JAPAN / unBORDE
【ライブ配信情報】
■Tempalay TOUR 2020<LIVEWIRE>
舞台演出&映像配信:Margt
チケット販売期間:〜12月6日(日)21:00
見逃し配信期間:〜12月6日(日)23:59
お問い合わせ先: livewire@linkst.jp
チケット購入/配信視聴:https://w.pia.jp/t/livewire-tempalay/
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ショーン・メンデス、ジャスティン・ビーバーとのコラボ曲「Monster」が、日本の芸能界に投げかける「問い」とは…
ショーン・メンデス(22)とジャスティン・ビーバー(26)。
誰しも1度は名前を聞いたことがある世界的ポップスターの2人が、コラボ曲「Monster(モンスター)」で初共演の楽曲をリリースし、そのMVがエモすぎて話題になっている。
2人はカナダを代表する世界的なアーティストであることは言うまでもないが、彼らが共演するのは今回が初と言うので音楽業界だけでなく、世界中のファンから注目が集まっている。ショーン・メンデスは、12月4日に新アルバム「ワンダー」のリリースを控えており、今作の「Monster」はそのアルバムからのセカンド・シングルという位置付けになる。
また、同曲は世界的なアーティストだからこそ感じ、悩む、特有の心情を綴った楽曲なのだが、現代の日本における芸能界にも重要なメッセージを投げかけている。
その内容とはどの様なものだろうか...?
※ YouTube動画:https://youtu.be/MPbUaIZAaeA
◆ 僕がこの胸の内を口に出し言葉にすれば、徹底的に僕を中傷しまくる
同曲の冒頭のリリックに登場する「僕がこの胸の内を口に出し言葉にすれば、徹底的に僕を中傷しまくる」という歌詞が、目を引く。
そう。この「Monster」は、彼らが幼少期の頃から有名になりすぎた為に感じてきた悩みや、その目に映る世界を表現しているのだ。具体的には、現代の日本でも多々問題になっている「誹謗中傷」に関連するトピックスだ。
考えてみて欲しいところだが、ショーン・メンデスのTwitterアカウント( https://twitter.com/shawnmendes )は、本日(2020年11月28日時点)でフォロワーが約2,600万いる。日本の人口の約6分の1に当たる数の人が、一言「おはよう」と呟く様な何気ないツイートでも見ることができる環境にあるのだ。ジャスティン・ビーバーのアカウント( https://twitter.com/justinbieber )においては、そのフォロワー数は約1.1億人であり、日本の人口とほぼ一緒というから、もう想像がつかないレベルだ。
この様な数字は、彼らの人気を物語る実績であり、誇らしい結果なのだが、アーティストである前に「人間」である彼らにも、誹謗中傷や心ないコメントは世界規模で届けられている様なのだ。同曲の歌詞にも、「世界が僕を理想化しはじめたのは、僕が15の時だった」「僕を持ち上げて、いい気にさせて、それからけなしまくって、引き摺り下ろす」「僕がしてきたことの全ての責任を、僕に突きつけるんだ」と綴られており、音楽アーティストが抱える赤裸々な心情を楽曲として発信している。
リリックに乗せられているのは、彼らのファンであったり、音楽業界の関係者であったり、TVやWebメディアだったりと、数えきれない程の「目」と「口」が向けられていることが分かる表現がされており、15歳程の幼少期にある少年にも、理想化と誹謗中傷の矛先が向けられはじめていた様に歌われている。人気になる代償と言えるだろうが、自分が15歳の時に「容姿がXXXだ」とか、「声がXXXだ」とか、「今回の歌詞がXXXだ」などと言った口コミで誹謗中傷される様なことを想像すると、流石に精神的な強さが必要だろうと想像できる...。
◆ 日本の芸能界でも「誹謗中傷」は問題に...
日本国内でも「誹謗中傷」による問題は数多く起こっている。
最近で大きく話題になったのは、三浦春馬さんの自死に関するニュースが記憶に新しいところだろう。彼の本業は俳優だったが、亡くなる直前には楽曲「Night Diver」をリリースに向け真摯に制作したりとアーティストとしての才能も備えていた。三浦春馬さんも類に漏れず、幼少期から芸能界において人気に火が付き、数々の名作ドラマや映画に出演し、華やかな世界を歩んできたのは間違いない。
ただ、その華やかな実績は、世の中に出す作品のクオリティを一歩間違えると「落ちぶれた」「彼はもうダメだ」という様なギャップを生みやすいというのも事実だ。また、ショーン・メンデスとジャスティン・ビーバーの「Monster」ではそのことを「僕がつまずいたらどうなるの、転んだらどうなるの?そうしたらモンスターになるの?ねえ教えてよ」と表現しており、如何に有名なアーティストがプレッシャーを抱えているかが分かるだろう。
作品を通じて、視聴者となるファンの心を満たしてくれる存在であるアーティスト。お互いにより良い音楽やクリエイティブな作品を残す為に、一方的な誹謗中傷ではなく、建設的なコメントが求められる段階にあるだろう。
アーティストも人間だ。一歩立ち止まり、あなたのSNSから送信するその一言を、感謝の言葉に変えてみてはどうだろうか?
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FIVE NEW OLD coldrain Masatoをゲストボーカルに迎えた新曲「Chemical Heart (feat.Masato from coldrain)」を12/18(金)に配信リリース!

FIVE NEW OLD coldrain Masatoをゲストボーカルに迎えた新曲「Chemical Heart (feat.Masato from coldrain)」を12/18(金)に配信リリース!
今年ワーナーミュージック内CENTROに移籍、年明けにビルボード公演も決定し、活動の幅を広げているFIVE NEW OLDが、coldrain Masatoをゲストボーカルに迎えた新曲「Chemical Heart (feat.Masato from coldrain)」を12/18(金)に配信リリースする。
この曲は「依存」をテーマに、現代社会に依存する心を、シックな90‘sトラックにのせて、ボーカル2人がそれぞれの表情でメロウに歌い上げている。あわせて制作オフショット写真とジャケット写真も公開されている。
また年明け1/17(日)横浜、1/31(日)大阪にて開催される、初のビルボード公演「Current Location Concert -"Billboard Live" Session 2021-」のチケット一般発売が12/1(火)~からスタートとなる。
洗練された極上の空間からのプレミアムなライブを是非チェックして欲しい。
現在入隊中のイ・ジェジン(from FTISLAND)より、12/23発売のLIVE DVD『Love Like The Films & Love, Joy and Journey』DISC1のティザー映像第2弾が到着!
現在入隊中のイ・ジェジン(from FTISLAND)より、12/23発売のLIVE DVD 『Love Like The Films & Love, Joy and Journey』DISC1のティザー映像第2弾が到着!本日公開された。
※ イ・ジェジン(from FTISLAND)- Love Like The Films & Love, Joy and Journey(DISC1) 【Official Teaser #2】
https://youtu.be/cWGwkR4cWqo
同LIVE DVDは、入隊前最後のソロライブの映像を一挙収録。2枚組となっており、DISC1には昨年10月に行われた『1st Solo Mini Live Tour “Love Like The Films”』より、中野サンプラザホール公演のライブ映像を10曲、さらに3会場全6公演のトーク映像からベストダイジェストが収録される。
そして、DISC2には今年1月に中野サンプラザホールにて行われた『Solo Fanmeeting 2020 in Japan “Love, Joy and Journey”』より、ライブ映像を5曲、さらに昼・夜公演のトーク映像からベストダイジェストが収録され、2枚組で合計200分に及ぶ豪華な内容となっている。
◆ ジェジンの新曲「Homies」も好評配信中
また、同じく12/23(水)には、入隊前最後のホンギソロライブの映像を一挙収録したLIVE DVD『Solo Fanmeeting 2019 in Japan ~Never Ending Story~』もリリース!さらに、ジェジンの新曲「Homies」も好評配信中ですので、こちらも是非チェックしよう!お楽しみに。
詳しくはFTISLANDオフィシャルサイトにてご覧ください。
FTISLAND Official Site
http://ftisland-official.jp/
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熊木杏里の世界観をたっぷりと味わえた2日間。新アルバム「なにが心にあればいい?」の発売記念ライブも12月に…
この週末の日本橋三井ホールは、私たちが知るいつもの姿とは違っていた。客席数は半分。フロアからは段差が取り除かれ、前後左右を一席ずつ空けた状態で椅子が整然と並べられている。入場口では靴底と手指の消毒、公演も二部制になっていて途中で会場内を換気する時間が設けられ、さらにロビーの混雑を抑制するための規制退場についても事前にアナウンスされていた。
聞けば、メンバーやスタッフもPCR検査の結果を確認した上で、ライブに臨んでいるという。コロナ禍にあって、ここまで徹底的に感染対策がなされていれば、逆に安心だ。
ファンはこのときを待ちわびていた。なにしろ、ほぼ1年ぶりのライブなのだ。それでいて2デイズとくれば、期待はおのずと高まる。<#An_semble〜再会〜>と題した1日目、同じく<#An_semble〜再開〜>と題した2日目。それぞれアコースティック編成、バンド編成と趣向を変え、熊木杏里の世界観をたっぷりと味わってもらうべく用意された2日間だ。
両日のセットリストは、11月11日にリリースされたニューアルバム『なにが心にあればいい?』からの楽曲を中心に、熊木の今の想いを吐露するかのようなラインアップ。
「曲をつくって、こうしてライブをやれることが、とても尊いことだと思えるよね」
そう言って、彼女は1曲1曲を、本当に大事そうに歌った。
◆ アコースティック編成のライブ1日目
1日目。アコースティック編成といっても、ギターとベース、そして熊木のピアノだけ。ごくシンプルなサウンドプロダクションが成立するのは、歌とメロディが確立されているからにほかならず、この日は熊木杏里の歌声をたっぷりと堪能できる一夜となった。
洗いざらしの木綿のような、風を運んでくるかのような、フォーキーでゆるやかな……等々、彼女の声質を形容する言葉ならいくらでも浮かんでくるのだけど、静寂のなかにゆっくりと響きわたるその歌声は、驚くほどダイレクトに聴き手に染み入ってくる。声にも浸透圧みたいなものがあるのかな、と、ふと思う。
なんにせよ、いい気分だ。1曲終わるごとに、拍手を躊躇してしまうほどの余韻がそこに残る。しかし、それをいとも簡単にぶち壊す人がひとり。
「キンチョーしたぁああああ!」
そう、自分が紡ぎ出した音楽の最高の余韻を、みずからの手でひっかき回す、それが熊木杏里。「私、今日なんかヘン?」としきりにメンバーに尋ねるも、いたって通常運転であることはファンにもわかる。
「今日は気持ちがハイなんだ!(スカートの)ウエストもハイなんだ!」
このクスッと感満載のトークに、オーディエンスは到底耐えられない。マスク越しの笑い声があちこちから上がって、会場全体が静かに沸く。彼女自身のキャラクターもまた、その歌声と同様に唯一無二なのだ。
◆ オーディエンスの想いを汲み取った2日目
さて、翌日。まず、開演前のアナウンスがおもしろかった。
「昨日はみなさまの大きなリアクションに熊木杏里が喜んでおりました。今日も負けないぐらいのリアクションをお願いします。と、本人よりリクエストがございました」
大きな声援は送れなくとも、熱のこもった拍手や動きで感動は伝わる。熊木はオーディエンスの想いをまるごと受け取って、2日目のステージに立った。この日は前日よりもニューアルバムからのセレクトが多く、序盤は楽曲の成り立ちを話しながらのゆったりとした流れ。奥行きのあるバンドサウンドに乗って、歌声もぐっと伸びやかだ。
「なにが心にあればいいかって自分に問いかけたとき、すぐに浮かんでくる人や場所、それがあるから頑張っていこうと思えるんだよね。春の自粛期間にも、ライブに行きたいって言ってくれる人がたくさんいて、すごく励みになりました。だから曲をつくって、いつか披露したいなと思っていたんです」
ありふれた日常の機微に触れ、その心象風景を切り取るようにして彼女は音楽をつくる。新作にある、ゆるやかな旋律のなかに刻まれた強い想いは、紛れもなく今年だからこそ表現できたものだろう。終盤に向かってはステージも客席も、みんなの気持ちが次第に高まっていく。新曲には明るくひらけた印象の楽曲も目立ち、サウンドのスケール感と相まってどこまでも広がっていくような感じを覚える。立ち上がって楽しめないのがもどかしいほどだ。
「届きましたかね? なにかしら届きましたか? みんなが元気になってくれるのがいちばん!」
最後の曲を歌う直前に、地震で会場が揺れるハプニングがあった。「思い出ひとつ増えたね!」と言う彼女に心揺さぶられ、癒され、笑わされ、どこか救われた気分になった夜。次のライブは来年の春を予定しているそうだ。日程も会場も未定なのに発表してしまう熊木杏里のその心意気、しかと受け止めた。
文:斉藤ユカ
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indigo la End 失恋に強がる女心を綴ったバラード「フラれてみたんだよ」配信開始!
indigo la Endの新曲「フラれてみたんだよ」のデジタル配信が、11月20日(金)より開始された。
この楽曲はタイトルの通り、男女の別れを歌った楽曲で叙情的でありながら聴き手の想像力を掻き立てる歌詞が胸に染みるバラードに仕上がっている。イントロで奏でられるアコースティックギターの音色で幕を明け、ドラム・ベース・ギターのアンサンブルが展開していく様はさながら物語を体験しているような感覚を覚える。
ジャケット写真はYOSHIROTTENによるアートディレクションのもと、モデルの林田岬優を起用。 フォトグラファーは八木咲が担当をしている。
indigo la Endは、今年精力的にデジタルリリースをしており、今冬リリースされるというニューアルバムへの期待が高まるバンドの真骨頂とも言える楽曲となっている。
◆ 川谷絵音コメント
「生々しさを濃くしていくことがindigo la Endのこれからだと思いながら作ったバラードです。血が通った音楽を感じてください。」
【リリース情報】
配信シングル「フラれてみたんだよ」
11月20日配信開始
各配信サイトリンク:https://indigolaend.lnk.to/furaretemitandayo
【関連リンク】
オフィシャルサイト:https://indigolaend.com/
オフィシャルtwitter : @indigo_la_End
オフィシャルinstagram : @indigolaend_official
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次世代ファッションアイコン・よしミチ姉弟がインスタライブに登場! イベント限定アイテムに「メイクって楽しい!」と大興奮
株式会社アイスタイル(以下 アイスタイル)は、12 月 1 日(火)より@cosme の公式通販サイト「@cosme SHOPPING」にて開催予定のスペシャルイベント「@cosme Beauty Day」の連動企画として、11 月 16 日(月)~30 日(月)、15 日間連続でインスタライブ配信「#サキドリ LIVE」を配信いたします。
4 日目のゲストとして、次世代ファッションアイコンとして注目を集めているよしミチ姉弟が登場し、「よしミチのみるみる魅力ひき出しメイク」をテーマに、よしあきさん・ミチさんそれぞれに自分をより魅力的にみせるセルフ・プロデュースメイクを披露しました。
◆ 今注目のファッショニスタ姉弟のインスタライブ
当日、お二人は 12 月 1 日(火)より開催するスペシャルイベント「@cosme Beauty Day」でも展開予定の限定アイテムである、イヴ・サンローランの『No.1 リップ「ルージュ ヴォリュプテシャイン」”IT”ブラウン キット』と、NARS の「アイコニックグロー チークデュオ」の 2 アイテムでメイクアップし登場。今注目のファッショニスタ姉弟のインスタライブとあって、視聴者から「こんな姉弟になりたい」というコメントも。
今日の紹介した 2 つのアイテムは事前予約も可能とMCが紹介したところ、二人とも「欲しいものは予約する派」と回答。ミチさんは「これがほしいと思ったらすぐ予約します。だって今を逃したら二度と会えないと思ってしまう」と目を輝かせました。
続いて、お二人にお互いの好きなメイクやファッションについてお話を伺いました。よしあきさんは「ミチはやっぱりオレンジメイクが似合う。今日のメイクもアイシャドウがオレンジですごい盛れてる!」、一方でミチさんは「よしあきくんはキレイめなコーディネートにあえてコンバースを合わせるとことが可愛い。あえてハズす感じ」と姉弟ならではの息のあったトークでそれぞれの魅力を分析。姉弟トークが更に盛り上がり、よしあきさんがミチさんにメイクして「かっこいいミチ」をプロデュースしたいと宣言しました。
注目アイテムを使ってみた感想を聞いたところ、「リップはブラウンレッドで、どんな人でも試しやすいカラーなのでおすすめ。NARS のチークは、オレンジなのにピンクにみえて、肌になじみやすい!」(ミチさん)、「シェーディングが使いやすい。神 2 色って感じで顔がシュッとして、メイクって楽しい!」(よしあきさん)と感激のコメント。ミチさんは「このリップにはゴールドラメのアイシャドウをあわせてみたい」と、大絶賛していました。
最後に、よしミチさんお二人に美容のマイルールを発表してもらうと、よしあきさんは「とにかくほしつ」、ミチさんは「水分」と発表。姉弟ともに「潤い」を大事にしているそうで、忙しい毎日でも半身浴や保湿などに気を使っているとお話いただきました。
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Spotifyが今年のクリスマスソング聴取動向を発表
Spotifyは、世界におけるSpotifyでのクリスマスソングの聴取動向をお知らせします。
2020年、12月を前にクリスマスソングの再生時間はすでに65億分以上を超えており、2008年のSpotifyサービス開始からの、クリスマスソング再生回数は370億回以上となりました。
世界で人気のホリデープレイリスト「Christmas Hits」は、前年と比較して、早くも9月、10月にすでによく聴かれています。Spotifyでの人気のクリスマスソング上位10曲は、前年の10月と比較して平均して25%も視聴のシェアを伸ばしており、クリスマスソングは週末に聴かれる傾向がありましたが、過去数年と比較し今年は、平日に聴かれる傾向が強まっています。
◆ Spotify クリスマスソングトップ5
Spotifyで人気のクリスマスソング上位5曲は以下の通りです。
Spotify クリスマスソングトップ5(世界)
1.All I Want for Christmas Is You / マライア・キャリー
2.Last Christmas / ワム!
3.Santa Tell Me / アリアナ・グランデ
4.It's Beginning to Look a Lot like Christmas / マイケル・ブーブレ
5.Mistletoe / ジャスティン・ビーバー
Spotify クリスマスソングトップ5(日本、2019年12月から現在まで)
1.クリスマスソング / back number
2.All I Want for Christmas Is You / マライア・キャリー
3.メリクリ / BoA
4.Last Christmas / ワム!
5.Santa Tell Me / アリアナ・グランデ
また、「Spotify Singles」のクリスマスシーズン版「Holiday Collection」に、新たに12曲を追加しました。「Spotify Singles」は、世界のトップアーティストによるSpotifyユーザーのための人気オリジナルプログラムで、様々な音楽ジャンルで活躍するアーティストが自身のオリジナル曲やカバー曲を新たにレコーティングし、Spotify限定で配信しています。
※ プレイリスト「Christmas Hits」:http://spoti.fi/ChristmasHits
※ プレイリスト 「Spotify Singles: Holiday Collection」:http://spoti.fi/HolidaySingles
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これで18歳!? 才能に溢れるビリー・アイリッシュの新曲「Therefore I Am」に聴き惚れる…
2020年の「第62回グラミー賞」で、最年少18歳にして最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞の主要4部門を含む5部門で受賞した世界的人気を博すアーティストであるビリー・アイリッシュ(billie eilish)が、11月13日から配信を開始した新曲「Therefore I Am(ゼアフォー・アイ・アム/ゆえに我あり)」が話題を呼んでいる。
同楽曲は、007シリーズの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌である「No Time To Die」や、「my future」に続く2020年3枚目のシングル楽曲となり、11月22日(米国 現地時間)に開催予定の「アメリカン・ミュージック・アワード2020」で初披露される予定だ。
彼女の公式YouTubeチャンネルでもその反響は確認でき、本日時点(2020年11月20日)で約4,200万回の再生がある等、世界的なアーティストの新曲にリスナーも釘付けの様だ。
なお、本作のMVは、ビリー・アイリッシュ本人が監督しており、彼女が10代前半に頻繁に訪れていた大型ショッピングモール「グレンデール・ギャラリア」が舞台となっている。YouTubeの公開初速としては、公開後6時間で400万回再生を超えた程だ。
※ 公式YouTube動画: https://youtu.be/RUQl6YcMalg
◆ 体型批判にも屈せず、アーティスト活動を貫く...
そんな世界的に注目を集めるビリー・アイリッシュだが、彼女も批判の矢面に立たされることもある様だ。
度々メディアで取り沙汰されているのが、彼女の "体系批判" だ。彼女のアイコニックファッションと言えば、オーバーサイズな服を選び、ボディラインを強調しないスタイルが目立つ「バギースタイル」だが、先日はキャミソール姿で外出したところを写真に撮られる等、その服装にも注目が集まっていた。
そんな中で "体系批判" を示すリスナーがいるのも事実で、彼女は強い心持ちで反論を展開していたりもする。実際にコメントでは、「私が着心地を優先したら、女性らしくないと言われる。重ね着をしなければ、ふしだらな女と言われる。私の身体を見てもいないのに、勝手にジャッジされ、私のためにジャッジを下す。それはなぜ? 私たちはサイズを基準に、人々について想像を巡らすからよね。」と言及しており、悩みを吐露する様にも取れるが、世界に向けた中立的な視点で自分を見て欲しいというメッセージの様にも取れる。
まだ、18歳という若さの彼女だが、世界の数億人規模の人からの視線を集める代償とも言えるだろうか、目に見えないプレッシャーも数多くあるだろう。
◆ 楽曲及びアーティスト情報はこちら
■ アルバム情報
◎ビリー・アイリッシュ『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』
Billie Eilish『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』
※ アルバムの試聴・購入はこちら
https://umj.lnk.to/BILLIEALBUM
■ ビリー・アイリッシュ プロフィール
2001年12月18日生まれの18歳、米国ロサンゼルスのシンガー・ソングライター。2019年3月に発売したデビュー・アルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』は英米を含め全世界18ヵ国で1位を獲得。2020年1月に開催された「第62回グラミー賞」で、史上最年少18歳で、年間最優秀レコード、年間最優秀アルバム、年間最優秀楽曲、最優秀新人賞の主要4部門に加えて合計5部門を受賞。主要4部門の獲得は39年ぶりの史上2人目、最年少、初の女性という偉業を達成した。2021年に公開予定の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌「No Time To Die」を歴代最年少の18歳で制作&歌唱を担当。同シリーズの主題歌としては史上初の全英チャート1位を獲得。
※ ビリー・アイリッシュ日本特設サイト
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