イベント制限

イベント制限も段階的緩和へ… ライブハウスなど50%の動員が可能に。しかし楽観視はできない現実とは…
0

イベント制限も段階的緩和へ… ライブハウスなど50%の動員が可能に。しかし楽観視はできない現実とは…

 | , , ,  | 
2020年、新型コロナウイルスの影響によって最もダメージを受けたと言っても良いのが、イベント業界である。 新型コロナの危険性が日本で騒がれはじめた2月頃から、イベント業界は、何よりも先に業務の停止を求められ、開催予定であったイベントの急遽延期や中止を迫られることになった。 そして、今日までいずれのイベントもコロナ以前のように万全な形で開催することはできず、イベント事業を手がける当事者は苦しんでいる。ただ、緊急事態宣言が発出され、それが解除されて以降は、徐々に感染状況にも変化が見られ、制限緩和も行われ始めている。 また、9月19日からは、政府の意向によってイベント制限のさらなる緩和が決定された。少なくともイベント会場の50%の動員は果たせる様になり、数多くのイベントにおいてリアルの会場への集客が可能になった。 さらに、イベント業界の中でも、ライブハウスという施設は特にダメージを受けた。新型コロナ感染が始まった初期の頃から、ライブハウス各地で感染者の続出が起きたために、世間からも厳しい目が注がれたのは記憶に新しい。 そもそもライブハウスという場所が、アンダーグラウンドで大衆的でない場所であるだけに、世間の厳しい目が当てられやすくもあったのは事実だ。 そして、今も尚ライブハウスが苦しんでいることは事実でもある。イベント制限緩和を受けて、今後ライブハウスは経営的にも持ち直していけるのだろうか...? ◆ 未だ万単位の規模のイベントは開催ができず、ライブハウスも”風評被害”から抜け出せず・・ イベント制限の緩和を受けても、勿論、突然イベント業界が以前のように立ち直れる訳ではない。 プロ野球では、1試合あたりに1万5千人程の観客が動員される様になっている。対して、音楽イベントは、まだ万単位の人を動員しての開催は見受けられない。そして、ライブハウスは、以前からある風評被害から抜け出せないでいる印象を拭えない。 勿論、国民それぞれの間で新型コロナの感染に対する危機意識はあって、まだライブハウスの様な場所に出掛けるのは少し怖いと感じる人が多くいることのも事実だろう。新型コロナウイルスの感染状況は、100%終息した訳では無いし、感染者の数は一向に減らないため、この様な心理が働くのは仕方のないことだろう。 然しながら、新型コロナウイルスの完全な終息まで人が戻ってこないとしても、その時まで全てのライブハウスが経営的に持ち堪えることができる訳ではない。彼らには彼らの、売上と言う経営を続けるために必要な数値があって、このコロナ禍による影響は今までにない被害をもたらしている。実際、ほとんどのライブハウスは経営が成り立たず、困窮している状況であるだろう。 音楽好きとしては、ライブハウスという場所を守りたい気持ちはあるが、無責任にイベントへの参加を促すこともできない。非常に難しいジレンマが、依然として続いている状況だ。 ※ COVID-19 MUSIC DONATION: https://evening-mashup.com/music_donation -- メディア運営:Evening Music Records株式会社
9月19日にも現在のイベント制限は緩和へ・・。政府が発表、収容制限5000人の撤廃、イベント産業に新たな光となる?
0

9月19日にも現在のイベント制限は緩和へ・・。政府が発表、収容制限5000人の撤廃、イベント産業に新たな光となる?

 | , , ,  | 
日本で新型コロナウイルス感染症が流行しはじめてから早くも約半年が経っている。 多数の感染者を発生させるなど、人のライフスタイルも変容させた新型コロナウイルスだが、今もなお首都圏を中心に日次でも数百人単位の感染者が出ているため、まだ油断のできない日々が続いている。 特に、新型コロナウイルスがダメージを与えたものとして、イベント産業が挙げられるだろう。 新型コロナウイルスの流行により、人が密集する様なイベントや空間はタブーとして公表されたいるため、言うまでもなくイベント産業は直接的なダメージを受けてきた。日本では、特に人気な夏フェスもどれもが軒並み中止を発表。多くのイベント会社にとって経営的な影響があったに違いない。 この様な事態を受け、リアルイベントの代替としてのオンラインイベントが一気に発展した。テクノロジーの進化の恩恵を受けて、新しいビジネスが創出されるきっかけにもなったとも言えるが、やはりリアル開催のイベントの完全な代替とはならないのが実情だ。 そんなイベント産業にとって、いよいよ希望の光が見えてきつつある。 ◆ イベント制限の緩和が発表、会場の50%が動員可能へ... とはいえ、まだまだ収益面は厳しい? これまで政府によるイベント開催に関する制限では、イベント単位での動員数は最大5,000人とされてきた。 それに準じて、現在では、例えばプロ野球などでも観覧チケットは試合単位で5,000人分しか捌かれていない。プロ野球で言えば、最大5万人以上も動員できる会場もあるために、それに対して5,000人しか入れられないというのは経営的な影響は大きい。 しかし、この制限基準は9/19付で撤廃され、それ以降は会場の収容可能人数の70〜80%までであれば動員が可能となる。これは大きな前進とみて良いかも知れない。無論、最大限の動員ができない時点で、本来のイベントとは程遠いものがあるが、本来的なキャパシティでのイベント開催が実現となる日が、少しずつ近づいていることが実感できる。 夏フェスのシーズンもすでに終わってしまっており、音楽イベントはこれからの時期はアーティストの単独公演などがメインとなる。今後、新型コロナウイルスが順調に収束に向かい、来年の夏には思いっきり夏フェスが楽しめるようになっていたいものである。 -- メディア運営:Evening Music Records株式会社
政府が発表、イベント制限は9月末までさらに延長へ… さらに続く我慢の日々、エンタメ業界に迫られる変化の時。
0

政府が発表、イベント制限は9月末までさらに延長へ… さらに続く我慢の日々、エンタメ業界に迫られる変化の時。

新型コロナウイルス感染の状況はおさまらず、東京を中心に日本ではまだまだ感染者の増加が止まらない状況にある。 そういった状況を受けて、政府はとある発表を行った。 それは、今日まで続いているイベント制限を引き続き9月末まで引き伸ばすという発表である。当初は8月頭までの予定が、8月末まで引き伸ばされ、さらには9月末までの引き伸ばしが決定したという過程にある。 これに関しては、ひとまずは仕方がないと捉えるしかないであろうか。第一波のピークは過ぎたとも言えるが、それでもまだまだ感染が相次いでいる状況にあっては、イベント制限の緩和をすることは当然ながらできない。 それにしても、今回の発表によってエンタメ業界はさらなる苦痛を強いられ、イベントを楽しみにまつファンの人にとっても辛い知らせとなってしまった。 ◆ エンタメ業界は今まさに転換点?配信事業の成功が相次ぐ中、パラダイムシフトは今起きている。 イベントが開催できない日々が続く今、まさにエンタメ業界は転換を強いられているとも言える。 コロナによる巣篭もり需要というもの高まってからは、お家で楽しめるスタイルの配信事業というものが大きく受け入れられた。これは今も多くのイベンターやアーティストが挑戦している事業で、大きなビジネスのプラットフォームも形成されつつあるほどだ。 コロナ以前においては、イベントはまさしく自分の目で見て、体感してこそのものという風潮があったが、今日までにそれは100%正解ではないということが立証された。 インターネット上で参加する形式のイベントは、確かに実体験型のリアルイベントはその形は異なれど、十分に満足感を得られることがわかってきており、こういった配信形式はアフターコロナの世の中においても一部取り入れられるだろう。 これはまさにパラダイムシフトとも言えるものであり、新型コロナウイルスは新しいビジネスの創出をもたらしたとも言える。 だがこういったポジティブな捉え方もできる反面で、もちろん新型コロナの存在は憎きものである。単純に考えても、多くの人の楽しみや生きがいを失わせているとも言える。 一刻も早い終息を願うと共に、これからのエンタメ業界の動向にも注目である。 -- メディア運営:Evening Music Records株式会社