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“あこがれ”はゴールじゃない!音楽業界で活躍するための“就職・転職”の成功に向けて
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“あこがれ”はゴールじゃない!音楽業界で活躍するための“就職・転職”の成功に向けて

「中学生のときから“あこがれ”ていた音楽業界に就職したい‥‥」とか、「就職はしてみたものの、やっぱり高校のときに“あこがれ”ていた音楽業界に転職したい‥‥」など、そんな悩みを抱える方が、このページにアクセスされていることかと思います。 この記事では、音楽業界に“就職・転職”することをゴールに掲げるだけでなく、その先、自身のスキルや強みを生かして、どのように活躍していくのか、というところまでお伝えできればと思います。 この記事を読んで音楽業界への“就職・転職”に向けた考え方を学べば、すぐに前向きな行動に移せるようになります。 【目次】  ① 音楽業界の現状・仕事をザックリと  ② 自分の適性を考えて行動しよう!学び続けて道を切り開こう! ▼ ① 音楽業界の現状・仕事をザックリと 音楽は、言語も国境も、たやすく越えることができます。この記事を読んでいるあなたも、そんな音楽の魅力を知っているからこそ、音楽の仕事にあこがれているのではないでしょうか。 そこで、知っている人も多いとは思うのですが、世界の音楽市場の状況をみてみましょう。「木を見て森を見ず」ということがないよう、自分の立ち位置といいますか、業界における位置づけを把握するのは重要なことです。 国際レコード産業連盟(IFPI : International Federation of the Phonographic Industry)によりますと、2020年の世界における原盤音楽市場は前年比で7.4%増加しており、216億ドル (約2兆3458億円)にプラス成長を達成したとのこと。新型コロナによる影響やメディアの報道から受ける音楽産業への印象はネガティブなように思えますが、音楽市場は6年連続で売上を伸ばしているのです。特に音楽ストリーミングの成長は目覚ましいものがあります。我が国・日本は世界売上2位の地位を誇っていますが、一方で伸び悩んでいることも事実。しかし、アジア地域のプラス成長を背景に、日本の音楽市場の動向が注目を集めています。(参照:https://www.ifpi.org/ifpi-issues-annual-global-music-report-2021/ ) 全体像を把握したところで、音楽業界の仕事についてみてみましょう。 やや哲学的になりますが、音楽は「作る人」と「聴く(聞く)人」を繋ぐものだと考えられます。音楽を「作る人」が「聴く(聞く)人」に音楽を届けるために‥‥その間には数多くの、さまざまな仕事が発生してきます。重なる点も多々あるので複数に表示している項目もあります。異論も承知の上で、この記事ではザックリと大きく3つに分類してみたいと思います。 【1.作る・売る】  ・アーティスト、バンドマン  ・スタジオミュージシャン  ・DJ  ・作詞家、作曲家  ・プロデューサー、ディレクター  ・アレンジャー  ・レコーディングエンジニア、ミキサー  ・レコード会社、レーベルのスタッフ  ・楽器メーカー  など 【2.伝える・守る】  ・レコード会社、レーベルのスタッフ  ・ライブハウス、ホールのスタッフ  ・PAエンジニア  ・舞台美術・照明  ・音楽雑誌の編集、ライター  ・音楽著作権管理  など 【3.育てる】  ・音楽教室の講師  ・インストラクター  など また、音楽業界にこだわらず「音楽に携わる仕事」というように視点を広く持つことで、幅広い職種に出合えるかもしれません。 ▼ ② 自分の適性を考えて行動しよう!学び続けて道を切り開こう! 音楽業界で“就職・転職”を考えている人は、意識的であれ無意識的であれ、裏方での活躍を望まれていることが多いのではないでしょうか。もっとも「フロントに出てバリバリと発信していきたい!」というような人は、発信の場を得るべく活動をスタートさせていたり、既に活躍されていることと思います。 ただ、フロントマンだけで音楽業界が成り立つわけではありません。先にも書いたように、多様な仕事から成り立っています。自己分析や自身の適性を模索することも大事でしょう。そのためのツールは充実しているのでここではふれませんが、転職サイトと同様、数多くあります。 ここで気を付けてほしいのが、「このサイトを選べば正解!」というのは無い、ということ。複数のサイトに登録するなどして使用感を比べながら、自分にマッチしたサイトを選ぶことをオススメします。 もっとも、募集が少ない業界ではありますので、大手のサイトに自ずと偏っていくようにも思えます。また、中にはインターンシップを募集している企業もあるでしょう。そういう企業には積極的に応募して、実際の業務にあたることで雰囲気を把握しつつ仕事へのイメージを具体化し、自身の理想と比べてみることで、深まる考えもあると思います。また、そのことによって、自己分析や自身の適性に関する考察に、深みを持たせることもできるでしょう。 駆け足ではありますが、音楽業界への“就職・転職”に向けた考え方を示してきました。筆者も、音楽業界の片隅で採用担当を務めていたことがありますが、 ・音楽に対する熱意 ・(これだけは譲れない)好きな音楽 ・コミュニケーション能力 といった点は、欠かせないところだと思います。また「これだけは譲れない好きな音楽」というのは、きっとあなたを支えてくれることでしょう。 さらに「運」の要素も欠かすことはできません。これはフロントであれ裏方であれ、同様のことだと思います。いずれにしても、しかるべきタイミングに、しかるべき場所にいて、チャンスをつかむ実力がある人にだけ、勝利の女神は微笑むと言えるでしょう。そのためには、積極的に行動し、学び続けることで道を切り開いていくことが重要だと思います。健闘を祈ります。 -- メディア運営:Evening Music Records Inc.
【転職・就職】音楽業界に就職したい!仕事と求められるスキルや資質を紹介
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【転職・就職】音楽業界に就職したい!仕事と求められるスキルや資質を紹介

 

 

©︎ Evening Music Records Inc.

 

【転職・就職】音楽業界に就職したい!仕事と求められるスキルや資質を紹介

 

「音楽に関わる仕事がしたいけど、どんな仕事があるの?」 「自分に合った音楽の仕事って何かな?」 音楽が好きだけど、仕事としての1歩が踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

 

音楽業界の市場は日々変化をしながら、年々上昇しています。音楽産業の市場規模は約3,000億円。ライブ産業は、コロナウィルスの感染拡大により6,300億円(2019年)から8割減少して1,160億円となっていますが、今後に期待が集まっています。 ※ 参考: 一般社団法人「日本レコード協会」生産実績・音楽配信売上実績 過去10年間 合計 / 2021年 ライブ・エンタテインメント白書

 

 

今回の記事では、これから音楽業界で働きたい方に向けて、「音楽業界の仕事の種類」「働くメリット・デメリット」「採用までの流れや選択肢」についてご紹介します。

 

ご自身のお仕事の進路に迷っている方は、ぜひご参考にしてみてください。

 

 

▼ 音楽業界の仕事8選

 

「音楽業界の仕事と言われも何があるんだろう?」 「仕事の内容って何をするの?」

 

そんな疑問にお答えすべく、代表的な音楽業界の仕事を8つご紹介します。