12年ぶりに紅白歌合戦に出演する「Mr.Children」。紅白とは縁遠いと思われていたロックバンドが、出演を決めたワケとは…?

12年ぶりに紅白歌合戦に出演する「Mr.Children」。紅白とは縁遠いと思われていたロックバンドが、出演を決めたワケとは...?
コロナ禍の影響もあって、2020年は無観客での開催となった「紅白歌合戦」。
「紅白歌合戦」といえば、多くの人の間で”紅白”という愛称で親しまれている大晦日にNHKで放送される音楽番組であり、その年の音楽シーンを彩ったアーティストたちが出演するお祭りのようなイベントでもある。
最近ではテレビを見ない人も増えてきており、実際のところ紅白への関心も徐々に薄くなっていると言う指摘はあるものの、なんだかんだで大晦日はやはり紅白歌合戦を見てしまうという方が多い事も事実だろう。
そんな大晦日の顔的存在である紅白歌合戦において、今年はサプライズ人事ならぬ、"サプライズブッキング” が発表された。
それは、Mr.Children(ミスター・チルドレン)の出演である。
Mr.Childrenといえば日本においては誰もが知るような国民的アーティストであり、これまで何回でも紅白に出演していてもおかしくない程の実力を持ったアーティストである。
しかし、Mr.Childrenが紅白に出演するのは今年で2回目だ。前回の出演は、12年前の北京オリンピックの年、NHKのオリンピックテーマソングとしてMr.Childrenの『GIFT』が起用された時であった。
悲しみを乗り越え、放送に踏み切ったTBS系ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』。ミスチル主題歌も注目を集める。
2020年夏、日本を襲った訃報。
人気俳優であった三浦春馬さんがある日、自室で亡くなっているとのニュースが報じられたのは多くの人にとって記憶が新しいことであろう。もちろんその事実は少しも風化されることなく、多くの人の心に残っている。
多くの人が悲しい思いをしたことに加えて、多くの人が驚いた。誰もが知るような、お茶の間に浸透する一人の人気俳優が亡くなったという事実は、それだけ受け入れがたいものがあった。
そして同じタイミングで、三浦春馬さんが主演を務めるドラマのスタートが予定されていた。それはTBS系の連続ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』である。
突然の主役・三浦春馬さんの死によって、このドラマは果たして放送を決行するのか、打ち切りになるのか、注目を集めていた。
しかし、結果として、TBSはこのドラマの放送の決行に踏み切った。この決断の過程には数々の葛藤、思いがあったに違いない。
◆ 全4話構成での放送、三浦春馬さんの演じる姿、目にできるのは最後の機会・・
残念ながら、今回の新ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』が、三浦春馬さんの遺作ということになる。
このドラマをもって、これからは三浦春馬さんが演じる姿を目にすることはできない。改めて、残念なことに思う。
しかし、このままネガティブなイメージを持たれたまま終わってしまうのは、本ドラマの制作に関わった人たちの本望ではないだろう。ドラマとはエンターテイメント作品であり、見てもらう人には楽しんで欲しいはずである。
本ドラマの主題歌を務めるMr.Childrenの『turn over?』も、各サブスリプションにてリリースされるなど、注目を集めている。
『おカネの切れ目が恋のはじまり』は最後に、ファンにとって良い意味で忘れられないような作品になるだろうか。要チェックだ。
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メディア運営:Evening Music Records株式会社
Mr.Childrenの新曲『turn over?』。ミスチルらしさ全開、心地良いアップテンポで心も自然と弾む。
